JPH0333541B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0333541B2 JPH0333541B2 JP57069714A JP6971482A JPH0333541B2 JP H0333541 B2 JPH0333541 B2 JP H0333541B2 JP 57069714 A JP57069714 A JP 57069714A JP 6971482 A JP6971482 A JP 6971482A JP H0333541 B2 JPH0333541 B2 JP H0333541B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- valve
- spring
- drive
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/28—Valves specially adapted therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/20—Tandem, side-by-side, or other multiple master cylinder units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両のブレーキ装置に用いられるデ
ユアルマスターシリンダの改良、特に、マスター
シリンダの可変容積圧力室とブレーキ流体のリザ
ーバとの間の流体連通を制御するばね負荷された
傾動弁を有する種類のデユアルマスターシリンダ
の改良に関するものである。
ユアルマスターシリンダの改良、特に、マスター
シリンダの可変容積圧力室とブレーキ流体のリザ
ーバとの間の流体連通を制御するばね負荷された
傾動弁を有する種類のデユアルマスターシリンダ
の改良に関するものである。
ハウジング内に端壁を有する盲孔を具えたこの
種のマスターシリンダは周知である。第1のピス
トンが上記盲孔内に摺動自在に嵌装され、上記端
壁と協働して第1の可変容積の圧力室を形成す
る。また、第2のピストンが上記孔内に摺動自在
に嵌装され、上記ハウジング及び第1ピストンと
協働して第2の可変容積の圧力室を形成する。一
対の入口が上記リザーバからのブレーキ液を上記
一対の圧力室に連通させる。同様に、一対の出口
が一対の圧力室から一対のブレーキ装置にブレー
キ液を連通させる。また、一対のばね負荷された
自己閉鎖式弁装置が上記一対の入口内に収蔵さ
れ、同入口を通るブレーキ液の流れを制御する。
各弁装置はハウジングの孔内に突出した作動ステ
ムを具えている。各ピストンは対応する弁装置の
作動ステムと協働して、ピストンが非制動位置に
あるとき、各弁装置を開状態に保持する弁駆動装
置を支持している。各弁駆動装置は、対応するピ
ストンに支持されて軸線方向に延びた軸部材と、
軸部材上に摺動自在に支持された駆動カラーと、
同駆動カラーをピストンに関して第1の位置に付
勢する駆動スプリングとを包含している。この第
1位置において、各駆動カラーが作動ステムに係
合し、ピストンが非制動位置にあるとき弁装置を
開状態に保持するのである。第1のリターンスプ
リングがハウジングの端壁と第1ピストンに支持
された駆動カラーとの間に介装され、同第1ピス
トンを組み合わされた駆動スプリングを介して非
制動位置に付勢する。第2のリターンスプリング
が第2のピストンを組み合わされた駆動スプリン
グを介して非制動位置に付勢する。
種のマスターシリンダは周知である。第1のピス
トンが上記盲孔内に摺動自在に嵌装され、上記端
壁と協働して第1の可変容積の圧力室を形成す
る。また、第2のピストンが上記孔内に摺動自在
に嵌装され、上記ハウジング及び第1ピストンと
協働して第2の可変容積の圧力室を形成する。一
対の入口が上記リザーバからのブレーキ液を上記
一対の圧力室に連通させる。同様に、一対の出口
が一対の圧力室から一対のブレーキ装置にブレー
キ液を連通させる。また、一対のばね負荷された
自己閉鎖式弁装置が上記一対の入口内に収蔵さ
れ、同入口を通るブレーキ液の流れを制御する。
各弁装置はハウジングの孔内に突出した作動ステ
ムを具えている。各ピストンは対応する弁装置の
作動ステムと協働して、ピストンが非制動位置に
あるとき、各弁装置を開状態に保持する弁駆動装
置を支持している。各弁駆動装置は、対応するピ
ストンに支持されて軸線方向に延びた軸部材と、
軸部材上に摺動自在に支持された駆動カラーと、
同駆動カラーをピストンに関して第1の位置に付
勢する駆動スプリングとを包含している。この第
1位置において、各駆動カラーが作動ステムに係
合し、ピストンが非制動位置にあるとき弁装置を
開状態に保持するのである。第1のリターンスプ
リングがハウジングの端壁と第1ピストンに支持
された駆動カラーとの間に介装され、同第1ピス
トンを組み合わされた駆動スプリングを介して非
制動位置に付勢する。第2のリターンスプリング
が第2のピストンを組み合わされた駆動スプリン
グを介して非制動位置に付勢する。
上述した種類のマスターシリンダにおいて、第
2のリターンスプリングは、第2ピストンのシー
ル部の摩擦にうち勝ち、また組み合わされた自己
閉鎖式弁装置のばね負荷を克服して、第2ピスト
ンを非制動位置に移動させると共に、組み合わさ
れた弁装置を開口させるために、充分なばね力
(ばね定数及び設置時の予負荷の関数である)を
有していなければならない。同様に、第1のリタ
ーンスプリングも、両ピストンのシール部の摩擦
を克服し、第2のリターンスプリングを圧縮し
(何故なら、第2のリターンスプリングは第1ピ
ストンに作用すると同時に第2ピストンにも作用
しているから)、更に両方の自己閉鎖式弁装置の
ばね負荷を克服して、第1ピストンを非制動位置
に移動させると共に、組み合わされた弁装置を開
口させるために、充分なばね力を有している必要
がある。更に、駆動カラーをピストンに確実に従
動させ、またブレーキ適用中に自己閉鎖式弁装置
を閉止させるために、駆動スプリングは、何れ
も、最も強いリターンスプリング即ち第1リター
ンスプリングよりも強いばね力を有していなけれ
ばならない。上述したばね力の積み重ねのため
に、マスターシリンダを作動させる運転者の入力
は、両方のブレーキ装置に加圧されたブレーキ液
を供給するまでに、第1リターンスプリングの予
負荷を超えるものでなくてはならない。更に、運
転者の入力は、両方のブレーキ装置に充分な量の
加圧ブレーキ液を供給するためには、最も強い駆
動スプリングの予負荷を超えねばならない。なお
又、ブレーキ適用中を通じて、運転者の入力は最
も弱い駆動スプリングのばね力によつて抵抗され
る。この結果、運転者の入力の相当部分がばね力
にうち勝つために浪費され、ブレーキ装置に供給
されるブレーキ液の加圧に利用されない不都合が
ある。
2のリターンスプリングは、第2ピストンのシー
ル部の摩擦にうち勝ち、また組み合わされた自己
閉鎖式弁装置のばね負荷を克服して、第2ピスト
ンを非制動位置に移動させると共に、組み合わさ
れた弁装置を開口させるために、充分なばね力
(ばね定数及び設置時の予負荷の関数である)を
有していなければならない。同様に、第1のリタ
ーンスプリングも、両ピストンのシール部の摩擦
を克服し、第2のリターンスプリングを圧縮し
(何故なら、第2のリターンスプリングは第1ピ
ストンに作用すると同時に第2ピストンにも作用
しているから)、更に両方の自己閉鎖式弁装置の
ばね負荷を克服して、第1ピストンを非制動位置
に移動させると共に、組み合わされた弁装置を開
口させるために、充分なばね力を有している必要
がある。更に、駆動カラーをピストンに確実に従
動させ、またブレーキ適用中に自己閉鎖式弁装置
を閉止させるために、駆動スプリングは、何れ
も、最も強いリターンスプリング即ち第1リター
ンスプリングよりも強いばね力を有していなけれ
ばならない。上述したばね力の積み重ねのため
に、マスターシリンダを作動させる運転者の入力
は、両方のブレーキ装置に加圧されたブレーキ液
を供給するまでに、第1リターンスプリングの予
負荷を超えるものでなくてはならない。更に、運
転者の入力は、両方のブレーキ装置に充分な量の
加圧ブレーキ液を供給するためには、最も強い駆
動スプリングの予負荷を超えねばならない。なお
又、ブレーキ適用中を通じて、運転者の入力は最
も弱い駆動スプリングのばね力によつて抵抗され
る。この結果、運転者の入力の相当部分がばね力
にうち勝つために浪費され、ブレーキ装置に供給
されるブレーキ液の加圧に利用されない不都合が
ある。
上述したマスターシリンダにおけるもう一つの
問題は、各種のばね負荷が累積された結果とし
て、ブレーキ適用時に、自己閉鎖式弁装置が時間
間隔を置いて作動することである。運転者の入力
によつて、先づ第2リターンスプリングが圧縮さ
れて第2圧力室に組み合わされた弁装置が閉鎖さ
れる。次に、運転者の入力によつて第1リターン
スプリングが圧縮され、第1圧力室に組み合わさ
れた弁装置が閉鎖される。このような時間間隔を
存した弁装置の閉鎖のために、2つの別個の補償
ロスが発生する。即ち、ピストンは、弁装置が閉
鎖するまで、ある限度のブレーキ液を両方の圧力
室からリザーバに押し込むのである。リザーバに
押し込まれたある限度量のブレーキ液は効率的に
損失となり、ブレーキ適用中ブレーキ装置に供給
され得ないのである。
問題は、各種のばね負荷が累積された結果とし
て、ブレーキ適用時に、自己閉鎖式弁装置が時間
間隔を置いて作動することである。運転者の入力
によつて、先づ第2リターンスプリングが圧縮さ
れて第2圧力室に組み合わされた弁装置が閉鎖さ
れる。次に、運転者の入力によつて第1リターン
スプリングが圧縮され、第1圧力室に組み合わさ
れた弁装置が閉鎖される。このような時間間隔を
存した弁装置の閉鎖のために、2つの別個の補償
ロスが発生する。即ち、ピストンは、弁装置が閉
鎖するまで、ある限度のブレーキ液を両方の圧力
室からリザーバに押し込むのである。リザーバに
押し込まれたある限度量のブレーキ液は効率的に
損失となり、ブレーキ適用中ブレーキ装置に供給
され得ないのである。
従つて、本発明の重要な目的は、ばね力を克服
するために浪費される運転者の入力を少なくする
と共に、補償ロスの発生を小さくし、マスターシ
リンダの総合的効率を向上させることによつて、
前述した従来公知のマスターシリンダの欠点を解
消することである。
するために浪費される運転者の入力を少なくする
と共に、補償ロスの発生を小さくし、マスターシ
リンダの総合的効率を向上させることによつて、
前述した従来公知のマスターシリンダの欠点を解
消することである。
上記本発明の目的は、ハウジング内に形成され
た孔内に摺動自在に収容され、同ハウジング及び
相互に協働して第1及び第2の可変容積の圧力室
を形成する第1及び第2のピストンを具え、上記
圧力室の各々が、上記孔内に突出した作動ステム
を有する弁装置を収蔵した入口を経てリザーバに
連通すると共に、出口を経てブレーキ装置に連通
し、更に、上記第1及び第2ピストンを夫々非制
動位置に付勢する第1の弾性部材と、上記第1及
び第2ピストン上に夫々支持された第1及び第2
の弁駆動装置とを有し、上記弁駆動装置の各々が
対応するピストンに突設された軸部材上に摺動自
在に支持された駆動カラーを有し、同駆動カラー
が、対応する弾性部材により停止部材に当接せし
められ、この位置で上記ピストンが非制動位置に
ある限り上記対応する弁装置の作動ステムと係合
して同弁装置を開位置に傾動させるように構成さ
れたものにおいて、上記弁駆動装置の各々が対応
する駆動カラー上に摺動自在に装架された環状の
ばね座を有し、同ばね座が、上記対応するピスト
ンとばね座との間に介装された上記対応する第1
の弾性部材によつて上記圧力室を画成する表面に
当接係合せしめられ、上記ばね座と対応する駆動
カラーとの間に介装されて駆動カラーをばね座か
ら離隔させるように働く第2の弾性部材が、対応
する第1弾性部材に対抗して働きかつそれより弱
いばね力を有し、上記駆動カラーが円周方向に配
設された孔を有し、上記環状のばね座が、上記孔
を貫通して上記表面と係合する軸線方向に延びた
脚を具えるように構成することによつて、達成さ
れるものである。
た孔内に摺動自在に収容され、同ハウジング及び
相互に協働して第1及び第2の可変容積の圧力室
を形成する第1及び第2のピストンを具え、上記
圧力室の各々が、上記孔内に突出した作動ステム
を有する弁装置を収蔵した入口を経てリザーバに
連通すると共に、出口を経てブレーキ装置に連通
し、更に、上記第1及び第2ピストンを夫々非制
動位置に付勢する第1の弾性部材と、上記第1及
び第2ピストン上に夫々支持された第1及び第2
の弁駆動装置とを有し、上記弁駆動装置の各々が
対応するピストンに突設された軸部材上に摺動自
在に支持された駆動カラーを有し、同駆動カラー
が、対応する弾性部材により停止部材に当接せし
められ、この位置で上記ピストンが非制動位置に
ある限り上記対応する弁装置の作動ステムと係合
して同弁装置を開位置に傾動させるように構成さ
れたものにおいて、上記弁駆動装置の各々が対応
する駆動カラー上に摺動自在に装架された環状の
ばね座を有し、同ばね座が、上記対応するピスト
ンとばね座との間に介装された上記対応する第1
の弾性部材によつて上記圧力室を画成する表面に
当接係合せしめられ、上記ばね座と対応する駆動
カラーとの間に介装されて駆動カラーをばね座か
ら離隔させるように働く第2の弾性部材が、対応
する第1弾性部材に対抗して働きかつそれより弱
いばね力を有し、上記駆動カラーが円周方向に配
設された孔を有し、上記環状のばね座が、上記孔
を貫通して上記表面と係合する軸線方向に延びた
脚を具えるように構成することによつて、達成さ
れるものである。
本発明によつて斉らされる利益の主たるもの
は、第1の弾性部材がピストンに対するリターン
スプリングとして働くと共に、ブレーキ適用中組
み合わされた傾動弁に対して駆動スプリングとし
て働くことである。かくして、傾動弁駆動装置を
具えた一対のピストンを有するマスターシリンダ
内のばね予負荷の集積が実質的に回避される。こ
の結果、運転者の入力が、第1の弾性部材の予負
荷を超えるだけで両方の傾動弁を閉止することが
でき、従つて相当多量の加圧されたブレーキ液が
ブレーキ装置に供給される。又、ばね予負荷の集
積が実質的に回避されるので、他方のピストンに
対するリターンスプリングの予負荷は、傾動弁の
同時閉鎖を確保するために、第1の弾性部材の予
負荷を第1ピストンのシール部の摩擦にうち勝つ
に充分な量だけ超えたもので足るのである。結果
として、補償ロスは唯一つだけとなり、より多量
のブレーキ液がブレーキ装置に供給されるため圧
力室内に保留されることとなる。
は、第1の弾性部材がピストンに対するリターン
スプリングとして働くと共に、ブレーキ適用中組
み合わされた傾動弁に対して駆動スプリングとし
て働くことである。かくして、傾動弁駆動装置を
具えた一対のピストンを有するマスターシリンダ
内のばね予負荷の集積が実質的に回避される。こ
の結果、運転者の入力が、第1の弾性部材の予負
荷を超えるだけで両方の傾動弁を閉止することが
でき、従つて相当多量の加圧されたブレーキ液が
ブレーキ装置に供給される。又、ばね予負荷の集
積が実質的に回避されるので、他方のピストンに
対するリターンスプリングの予負荷は、傾動弁の
同時閉鎖を確保するために、第1の弾性部材の予
負荷を第1ピストンのシール部の摩擦にうち勝つ
に充分な量だけ超えたもので足るのである。結果
として、補償ロスは唯一つだけとなり、より多量
のブレーキ液がブレーキ装置に供給されるため圧
力室内に保留されることとなる。
本発明の上記及び他の特徴は添付図面を参照し
て行なう好ましい実施例の下記説明から明白とな
るであろう。
て行なう好ましい実施例の下記説明から明白とな
るであろう。
第1図はハウジング12を有する公知のマスタ
ーシリンダを示している。ハウジング12は端壁
16を有する孔14を内部に具えている。リザー
バ18が図示しないボルトによつてハウジング1
2に固着され、内部にブレーキ液を保留する空所
20を具えている。空所20はキヤツプ22及び
可撓性のダイヤフラム24によつて閉塞されてい
る。キヤツプ20は大気をダイヤフラム24の上
面に導く小孔(図示せず)を具えているので、空
所20内のブレーキ液は実質的に大気圧に維持さ
れる。ハウジング12は、リザーバ18の底部に
形成された一対の通路30,32を介して、空所
20内のブレーキ液を孔14に連通させる一対の
入口26,28を具えている。
ーシリンダを示している。ハウジング12は端壁
16を有する孔14を内部に具えている。リザー
バ18が図示しないボルトによつてハウジング1
2に固着され、内部にブレーキ液を保留する空所
20を具えている。空所20はキヤツプ22及び
可撓性のダイヤフラム24によつて閉塞されてい
る。キヤツプ20は大気をダイヤフラム24の上
面に導く小孔(図示せず)を具えているので、空
所20内のブレーキ液は実質的に大気圧に維持さ
れる。ハウジング12は、リザーバ18の底部に
形成された一対の通路30,32を介して、空所
20内のブレーキ液を孔14に連通させる一対の
入口26,28を具えている。
一対のばね負荷された自己閉鎖式の傾動弁34
及び36が入口26,28内に夫々介装されてい
る。各傾動弁34,36は、環状のシール部材3
8、弁部材40及びコイルスプリング42を含ん
でいる。弁部材40がシール部材38の内周辺部
に密封的に係合することによつて、空所20と孔
14との間の流体連通が遮断される。コイルスプ
リング42が弁部材40をシール部材38に係合
させるように付勢する。各弁部材40は孔14内
に延在した作動ステム44を具えており、同ステ
ムによつて弁部材はシール部材38との密封係合
位置から傾動せしめられる。シール部材38の外
周辺部は、リザーバ18とハウジング12との接
触面において入口26,28及び通路30,32
の外周を液体密にシールする。
及び36が入口26,28内に夫々介装されてい
る。各傾動弁34,36は、環状のシール部材3
8、弁部材40及びコイルスプリング42を含ん
でいる。弁部材40がシール部材38の内周辺部
に密封的に係合することによつて、空所20と孔
14との間の流体連通が遮断される。コイルスプ
リング42が弁部材40をシール部材38に係合
させるように付勢する。各弁部材40は孔14内
に延在した作動ステム44を具えており、同ステ
ムによつて弁部材はシール部材38との密封係合
位置から傾動せしめられる。シール部材38の外
周辺部は、リザーバ18とハウジング12との接
触面において入口26,28及び通路30,32
の外周を液体密にシールする。
ハウジング12は又、導管54及び56を介し
て一対のブレーキ装置50及び52に孔14内の
ブレーキ液を連通させる一対の出口46及び48
を具えている。一対の圧力保持弁58及び60が
夫々出口46及び48内に受容され、孔14から
ブレーキ装置50,52へのブレーキ液の連通を
制御する。第1のピストン62が孔14内に往復
動可能に収蔵され、ハウジング12の端壁16と
協働して第1の可変容積の圧力室64を形成して
いる。入口26及び出口46が上記圧力室64に
連通し、又ピストン62はハウジング12と密封
的に協働する一対の環状のシール部材66及び6
8を支持している。ピストン62の環状の凹部7
0がハウジング12と協働して、シール部材66
と68との間に環状室72を形成している。ハウ
ジング12の孔76内に嵌装された管状のピン7
4が通路78を介して室72を空所20に連通さ
せている。又、同ピン74はリセス70の半径方
向の壁面79と係合して、ピストン62の非制動
位置を限定する。環状のシール部材80が、ハウ
ジング12及びリザーバ18の接触面においてピ
ン74及び通路78の周辺を液体密にシールす
る。
て一対のブレーキ装置50及び52に孔14内の
ブレーキ液を連通させる一対の出口46及び48
を具えている。一対の圧力保持弁58及び60が
夫々出口46及び48内に受容され、孔14から
ブレーキ装置50,52へのブレーキ液の連通を
制御する。第1のピストン62が孔14内に往復
動可能に収蔵され、ハウジング12の端壁16と
協働して第1の可変容積の圧力室64を形成して
いる。入口26及び出口46が上記圧力室64に
連通し、又ピストン62はハウジング12と密封
的に協働する一対の環状のシール部材66及び6
8を支持している。ピストン62の環状の凹部7
0がハウジング12と協働して、シール部材66
と68との間に環状室72を形成している。ハウ
ジング12の孔76内に嵌装された管状のピン7
4が通路78を介して室72を空所20に連通さ
せている。又、同ピン74はリセス70の半径方
向の壁面79と係合して、ピストン62の非制動
位置を限定する。環状のシール部材80が、ハウ
ジング12及びリザーバ18の接触面においてピ
ン74及び通路78の周辺を液体密にシールす
る。
第1の弁駆動装置82が第1ピストン62上に
支持されている。第1弁駆動装置82は、ピスト
ン62に支持されたシヨルダボルト84と、同ボ
ルト84に摺動自在に支持された環状の駆動カラ
ー86と、ピストン62の凹部90の端面と上記
駆動カラー86との間に介装された駆動スプリン
グ88とを包含している。上記シヨルダボルト8
4は、ピストン62の孔94に螺合された小径部
分92と、軸線方向に延在した中間直径の軸部分
96と、大径の頭部98とから構成されている。
軸部分96と頭部98とが協働してボルト84に
停止部材となる肩部100を形成している。駆動
カラー86はシヨルダボルト84の軸部分96上
に摺動自在に支承されている。駆動スプリング8
8が駆動カラー86を付勢して上記肩部100に
係合させ、ピストン62に対するカラー86の第
1の関係位置を限定している。駆動カラー86に
形成され半径方向外方に延びた環状のフランジ1
02が傾動弁34の作動ステム44に係合し、ピ
ストン62が図示の非制動位置にあるとき、同弁
34を開状態に保持する。第1のリターンスプリ
ング104がハウジング12の端壁16と駆動カ
ラー86との間に介装され、弁駆動装置82を介
してピストン62を非制動位置に付勢している。
スプリング88と104は互に反対方向に作用す
るが、スプリング88のばね常数及び(又は)予
負荷がスプリング104のそれより大きいので、
ピストン62が非制動位置にあるとき、駆動カラ
ー86は肩部100に係合している。
支持されている。第1弁駆動装置82は、ピスト
ン62に支持されたシヨルダボルト84と、同ボ
ルト84に摺動自在に支持された環状の駆動カラ
ー86と、ピストン62の凹部90の端面と上記
駆動カラー86との間に介装された駆動スプリン
グ88とを包含している。上記シヨルダボルト8
4は、ピストン62の孔94に螺合された小径部
分92と、軸線方向に延在した中間直径の軸部分
96と、大径の頭部98とから構成されている。
軸部分96と頭部98とが協働してボルト84に
停止部材となる肩部100を形成している。駆動
カラー86はシヨルダボルト84の軸部分96上
に摺動自在に支承されている。駆動スプリング8
8が駆動カラー86を付勢して上記肩部100に
係合させ、ピストン62に対するカラー86の第
1の関係位置を限定している。駆動カラー86に
形成され半径方向外方に延びた環状のフランジ1
02が傾動弁34の作動ステム44に係合し、ピ
ストン62が図示の非制動位置にあるとき、同弁
34を開状態に保持する。第1のリターンスプリ
ング104がハウジング12の端壁16と駆動カ
ラー86との間に介装され、弁駆動装置82を介
してピストン62を非制動位置に付勢している。
スプリング88と104は互に反対方向に作用す
るが、スプリング88のばね常数及び(又は)予
負荷がスプリング104のそれより大きいので、
ピストン62が非制動位置にあるとき、駆動カラ
ー86は肩部100に係合している。
第2のピストン106が往復動可能に孔14内
に収蔵されている。同ピストン106は上記第1
ピストン62及びハウジング12と協働して、第
2の可変容積の圧力室108を形成している。同
圧力室108には、入口28と出口48が連通し
ている。
に収蔵されている。同ピストン106は上記第1
ピストン62及びハウジング12と協働して、第
2の可変容積の圧力室108を形成している。同
圧力室108には、入口28と出口48が連通し
ている。
第2の弁駆動装置110が第2のピストン10
6上に支持されている。弁駆動装置110は、ピ
ストン106と一体をなし軸線方向に延びた軸1
12と、軸112に摺動自在に支持された駆動カ
ラー114と、ピストン106の肩部118と上
記駆動カラー114との間に介装された駆動スプ
リング116とを包含している。軸112は、ワ
イヤリング式のリテーナ122即ち停止部材を受
容する環状の溝120を具えている。駆動カラー
114の孔に設けられた段部124が上記ワイヤ
リング式のリテーナ122に係合することによつ
て、駆動カラー114は軸112上に係止され
る。駆動スプリング116が駆動カラー114を
付勢してワイヤリング式のリテーナ122に係合
させることにより、ピストン106に対するカラ
ー114の第1の関係位置が限定される。駆動カ
ラー114に形成され半径方向外方に延びた環状
のフランジ128が傾動弁36の作動ステム44
と係合し、ピストン106が図示の非制動位置に
あるとき、上記傾動弁36を開状態に保持する。
第2のリターンスプリング130が第1ピストン
62と駆動カラー114との間に介装されてい
る。第2のリターンスプリング130が弁駆動装
置110を介しピストン106を付勢してハウジ
ング12に支持されたスナツプリング132と係
合させ、ピストン106の非制動位置を限定す
る。スプリング130と116は反対方向に作用
するが、スプリング116のばね常数及び(又
は)予負荷がスプリング130のそれより大きい
ので、ピストン106が非制動位置にあるとき、
駆動カラー114はワイヤリング式のリテーナ1
22と係合する。第2のリターンスプリング13
0は又、第1のリターンスプリング104に対し
て反対方向に作用する。即ち、第2のリターンス
プリング130は、第1ピストン62を第1図に
おいて左方にその非制動位置から離隔する方向に
付勢する。しかしながら、リターンスプリング1
04のばね常数及び(又は)予負荷がスプリング
130のそれより大きいので、第1ピストン62
は、第2ピストン106が非制動位置にあると
き、自らも又非制動位置にある。
6上に支持されている。弁駆動装置110は、ピ
ストン106と一体をなし軸線方向に延びた軸1
12と、軸112に摺動自在に支持された駆動カ
ラー114と、ピストン106の肩部118と上
記駆動カラー114との間に介装された駆動スプ
リング116とを包含している。軸112は、ワ
イヤリング式のリテーナ122即ち停止部材を受
容する環状の溝120を具えている。駆動カラー
114の孔に設けられた段部124が上記ワイヤ
リング式のリテーナ122に係合することによつ
て、駆動カラー114は軸112上に係止され
る。駆動スプリング116が駆動カラー114を
付勢してワイヤリング式のリテーナ122に係合
させることにより、ピストン106に対するカラ
ー114の第1の関係位置が限定される。駆動カ
ラー114に形成され半径方向外方に延びた環状
のフランジ128が傾動弁36の作動ステム44
と係合し、ピストン106が図示の非制動位置に
あるとき、上記傾動弁36を開状態に保持する。
第2のリターンスプリング130が第1ピストン
62と駆動カラー114との間に介装されてい
る。第2のリターンスプリング130が弁駆動装
置110を介しピストン106を付勢してハウジ
ング12に支持されたスナツプリング132と係
合させ、ピストン106の非制動位置を限定す
る。スプリング130と116は反対方向に作用
するが、スプリング116のばね常数及び(又
は)予負荷がスプリング130のそれより大きい
ので、ピストン106が非制動位置にあるとき、
駆動カラー114はワイヤリング式のリテーナ1
22と係合する。第2のリターンスプリング13
0は又、第1のリターンスプリング104に対し
て反対方向に作用する。即ち、第2のリターンス
プリング130は、第1ピストン62を第1図に
おいて左方にその非制動位置から離隔する方向に
付勢する。しかしながら、リターンスプリング1
04のばね常数及び(又は)予負荷がスプリング
130のそれより大きいので、第1ピストン62
は、第2ピストン106が非制動位置にあると
き、自らも又非制動位置にある。
第1図において、第1弁駆動装置82と第2弁
駆動装置110とを比較すると、これら2個の弁
駆動装置が実質的に同じ構造を有し、かつ夫々対
向する傾動弁に対し実質的に同様の機能的協作動
をなすことが明らかである。2個の弁駆動装置間
に存在する構造上の差異は、ピストン62と10
6の長さが相違する点である。例えば、ピストン
106が比較的短いので、同ピストンは孔内で傾
きやすい。したがつて、駆動カラー114はピス
トン軸112を摺動自在に収容する案内スリーブ
115を具えている。さらに、駆動カラー114
のフランジ128は軸線方向に延びてハウジング
12と摺動自在に係合する案内リング117を具
えている。この結果、弁駆動装置110は、ピス
トン106が孔14内で傾くことを防止してい
る。
駆動装置110とを比較すると、これら2個の弁
駆動装置が実質的に同じ構造を有し、かつ夫々対
向する傾動弁に対し実質的に同様の機能的協作動
をなすことが明らかである。2個の弁駆動装置間
に存在する構造上の差異は、ピストン62と10
6の長さが相違する点である。例えば、ピストン
106が比較的短いので、同ピストンは孔内で傾
きやすい。したがつて、駆動カラー114はピス
トン軸112を摺動自在に収容する案内スリーブ
115を具えている。さらに、駆動カラー114
のフランジ128は軸線方向に延びてハウジング
12と摺動自在に係合する案内リング117を具
えている。この結果、弁駆動装置110は、ピス
トン106が孔14内で傾くことを防止してい
る。
第2ピストン106は凹部134を具えてい
る。プツシユロツド136はその一端を枢動可能
に上記リセス134内に受容され、その他端をブ
レーキペダル138に枢着されている。又、ブレ
ーキペダル138は、運転者の入力がピストン1
06に適用されるように、点140で枢着されて
いる。
る。プツシユロツド136はその一端を枢動可能
に上記リセス134内に受容され、その他端をブ
レーキペダル138に枢着されている。又、ブレ
ーキペダル138は、運転者の入力がピストン1
06に適用されるように、点140で枢着されて
いる。
上述したようにして、運転者の入力がピストン
106に適用されると、傾動弁36が閉止され
る。圧力室108内に閉じこめられたブレーキ液
がスプリング130を収縮させてピストン62に
入力を伝達する。ピストン62の左方移動により
傾動弁34が閉止される。このように、傾動弁3
4及び36が時間を置いて作動するために、各圧
力室毎に夫夫補償ロスが発生する。
106に適用されると、傾動弁36が閉止され
る。圧力室108内に閉じこめられたブレーキ液
がスプリング130を収縮させてピストン62に
入力を伝達する。ピストン62の左方移動により
傾動弁34が閉止される。このように、傾動弁3
4及び36が時間を置いて作動するために、各圧
力室毎に夫夫補償ロスが発生する。
第2図は本発明によるマスターシリンダ10の
一実施例を示している。このマスターシリンダ1
0は、以下に説明する諸特徴を除き、第1図に示
したマスターシリンダと実質的に同一である。し
たがつて、機能的に同一又は類似の部材及び部分
には、同一の符号を付して説明することとする。
第2図において、第1ピストン62及び第2ピス
トン106が各々弁駆動装置182及び210を
具えている。
一実施例を示している。このマスターシリンダ1
0は、以下に説明する諸特徴を除き、第1図に示
したマスターシリンダと実質的に同一である。し
たがつて、機能的に同一又は類似の部材及び部分
には、同一の符号を付して説明することとする。
第2図において、第1ピストン62及び第2ピス
トン106が各々弁駆動装置182及び210を
具えている。
弁駆動装置182はピストン62に支持された
シヨルダボルト84上に摺動自在に装架された駆
動カラー86を包含している。駆動カラー86は
傾動弁34の作動ステム44と係合し、ピストン
62が図示の非制動位置にあるとき、同傾動弁を
開状態に保持している。環状のばね座142が駆
動カラー86上に摺動自在に支持されており、同
座142は、第3図に示されているように、3個
の脚144(そのうちの2個のみを第2図では視
ることができる)を有し、これらの脚は駆動カラ
ーの対応する孔146を軸線方向に貫通してハウ
ジング12の端壁16の表面に係合している。第
1の駆動スプリング88がばね座142とリセス
90の底面との間に介装され、同スプリングはピ
ストン62をその非制動位置に付勢すると共に、
ばね座142を付勢してその3個の脚144を端
壁16に対して係合させる。この結果、3個の脚
144が駆動スプリング88に対する3脚台とな
る。3個の脚144は、第3図に示すように、
夫々一対の肩部148を具えており、これら肩部
は駆動カラー86の半径方向に延びたフランジ1
02と係合して、同フランジ102をばね座14
2の半径方向のフランジ150から離隔せしめ
る。第1の環状の波形スプリング152が上記フ
ランジ102と150との間に介装され、同スプ
リングは駆動カラー86を左方に付勢してシヨル
ダボルト84の肩部100即ち停止部材に係合さ
せ、同駆動カラー86のピストン62に対する第
1の関係位置を限定する。ピストン62が非制動
位置にあるとき、駆動スプリング88はシヨルダ
ボルト84及び駆動カラー86を介して波形スプ
リング152を圧縮し、脚144の肩部148を
フランジ102に当接させると共に、傾動弁34
を保持する位置に同フランジ102を移動させ
る。
シヨルダボルト84上に摺動自在に装架された駆
動カラー86を包含している。駆動カラー86は
傾動弁34の作動ステム44と係合し、ピストン
62が図示の非制動位置にあるとき、同傾動弁を
開状態に保持している。環状のばね座142が駆
動カラー86上に摺動自在に支持されており、同
座142は、第3図に示されているように、3個
の脚144(そのうちの2個のみを第2図では視
ることができる)を有し、これらの脚は駆動カラ
ーの対応する孔146を軸線方向に貫通してハウ
ジング12の端壁16の表面に係合している。第
1の駆動スプリング88がばね座142とリセス
90の底面との間に介装され、同スプリングはピ
ストン62をその非制動位置に付勢すると共に、
ばね座142を付勢してその3個の脚144を端
壁16に対して係合させる。この結果、3個の脚
144が駆動スプリング88に対する3脚台とな
る。3個の脚144は、第3図に示すように、
夫々一対の肩部148を具えており、これら肩部
は駆動カラー86の半径方向に延びたフランジ1
02と係合して、同フランジ102をばね座14
2の半径方向のフランジ150から離隔せしめ
る。第1の環状の波形スプリング152が上記フ
ランジ102と150との間に介装され、同スプ
リングは駆動カラー86を左方に付勢してシヨル
ダボルト84の肩部100即ち停止部材に係合さ
せ、同駆動カラー86のピストン62に対する第
1の関係位置を限定する。ピストン62が非制動
位置にあるとき、駆動スプリング88はシヨルダ
ボルト84及び駆動カラー86を介して波形スプ
リング152を圧縮し、脚144の肩部148を
フランジ102に当接させると共に、傾動弁34
を保持する位置に同フランジ102を移動させ
る。
ピストン106に支持された弁駆動装置210
は、前記弁駆動装置82と110との間の構造上
の差異と同様な差異はあるが、実質的に弁駆動装
置182と同一である。勿論、弁駆動装置210
の環状のばね座156に設けられた3個の脚15
4は駆動スプリング116に対向する第1ピスト
ン62の表面158に係合する。脚154の肩部
160が駆動カラー114のフランジ128に係
合し、同カラー114をピストン軸112上のワ
イヤリング式のリテーナ122即ち停止部材に係
合させると共に、波形スプリング162をフラン
ジ128とばね座156のフランジ164との間
で圧縮する。弁駆動装置210の波形スプリング
162は実質的に前記スプリング152と同一で
ある。
は、前記弁駆動装置82と110との間の構造上
の差異と同様な差異はあるが、実質的に弁駆動装
置182と同一である。勿論、弁駆動装置210
の環状のばね座156に設けられた3個の脚15
4は駆動スプリング116に対向する第1ピスト
ン62の表面158に係合する。脚154の肩部
160が駆動カラー114のフランジ128に係
合し、同カラー114をピストン軸112上のワ
イヤリング式のリテーナ122即ち停止部材に係
合させると共に、波形スプリング162をフラン
ジ128とばね座156のフランジ164との間
で圧縮する。弁駆動装置210の波形スプリング
162は実質的に前記スプリング152と同一で
ある。
第2図に示した本発明の好ましい実施例におい
て、駆動スプリング88及び116は夫々約16.4
Kg及び27.3Kgに予負荷されている。2個の波形ス
プリング152及び162は、脚144及び15
4の肩部148及び160が夫々協働する駆動カ
ラーのフランジ102及び128に係合すると
き、約2.7Kgに予負荷されている。
て、駆動スプリング88及び116は夫々約16.4
Kg及び27.3Kgに予負荷されている。2個の波形ス
プリング152及び162は、脚144及び15
4の肩部148及び160が夫々協働する駆動カ
ラーのフランジ102及び128に係合すると
き、約2.7Kgに予負荷されている。
第2図に示すマスターシリンダにおいて、運転
者の制動入力がプツシユロツド136を介してピ
ストン106に適用されたとき、入力が駆動スプ
リング88の予負荷(16.4Kg)を超えさえすれ
ば、ピストン62及び106が同時に孔14内を
左方に移動し、傾動弁34及び36が同時に閉止
される。ピストン62及び106が同時に左方に
移動するので、圧力室64に対する補償ロスだけ
が起る。運転者の入力はピストン106から駆動
スプリング116、ばね座156及び脚154を
経てピストン62に伝達される。スプリング11
6の27.3Kgの予負荷は、ピストン62及び106
が同時に左方に移動することを保証するものであ
る。ピストン62と106が一緒に左方に移動す
るとき、波形スプリング152及び162は左方
に向う力を駆動カラー86及び114に加える。
波形スプリング152及び162によつてカラー
86及び114に加えられる力は実質的に孔14
の軸線に向うので、カラー86及び114はピス
トン62及び106に従動し、孔14内で噛み込
むことなく傾動弁34及び36を閉止する。勿
論、運転車の入力がスプリング116の予負荷
27.3Kgを超えなければ、充分な量の加圧流体が両
方のブレーキ装置に供給されないことは云うまで
もない。
者の制動入力がプツシユロツド136を介してピ
ストン106に適用されたとき、入力が駆動スプ
リング88の予負荷(16.4Kg)を超えさえすれ
ば、ピストン62及び106が同時に孔14内を
左方に移動し、傾動弁34及び36が同時に閉止
される。ピストン62及び106が同時に左方に
移動するので、圧力室64に対する補償ロスだけ
が起る。運転者の入力はピストン106から駆動
スプリング116、ばね座156及び脚154を
経てピストン62に伝達される。スプリング11
6の27.3Kgの予負荷は、ピストン62及び106
が同時に左方に移動することを保証するものであ
る。ピストン62と106が一緒に左方に移動す
るとき、波形スプリング152及び162は左方
に向う力を駆動カラー86及び114に加える。
波形スプリング152及び162によつてカラー
86及び114に加えられる力は実質的に孔14
の軸線に向うので、カラー86及び114はピス
トン62及び106に従動し、孔14内で噛み込
むことなく傾動弁34及び36を閉止する。勿
論、運転車の入力がスプリング116の予負荷
27.3Kgを超えなければ、充分な量の加圧流体が両
方のブレーキ装置に供給されないことは云うまで
もない。
もしピストン62が孔14内に膠着して、スプ
リング116を経て27.3Kgの力が加えられても左
方に移動しないときは、運転者の入力によつてス
プリング116が圧縮され、ピストン106がピ
ストン62に対して孔14内で左方に移動する。
波形スプリング162が駆動カラー114に対し
て左向きの力を及ぼすので、同カラーは孔14内
で噛みつきを生起することなくピストン106に
従動して傾動弁36を閉止する。スプリング11
6の圧縮と共に、圧力室108内の加圧流体がピ
ストン62を左方に移動させて傾動弁34を閉止
し、圧力室64内のブレーキ流体を加圧する。勿
論、この場合には、ピストン62と106が夫々
の非制動位置から同時に左方に移動しないので、
2つの補償ロスが生起することとなる。
リング116を経て27.3Kgの力が加えられても左
方に移動しないときは、運転者の入力によつてス
プリング116が圧縮され、ピストン106がピ
ストン62に対して孔14内で左方に移動する。
波形スプリング162が駆動カラー114に対し
て左向きの力を及ぼすので、同カラーは孔14内
で噛みつきを生起することなくピストン106に
従動して傾動弁36を閉止する。スプリング11
6の圧縮と共に、圧力室108内の加圧流体がピ
ストン62を左方に移動させて傾動弁34を閉止
し、圧力室64内のブレーキ流体を加圧する。勿
論、この場合には、ピストン62と106が夫々
の非制動位置から同時に左方に移動しないので、
2つの補償ロスが生起することとなる。
第1図は従来公知のデユアルマスターシリンダ
の断面図、第2図は本発明によるデユアルマスタ
ーシリンダの一実施例を示す断面図、第3図は第
2図におけるばね座の斜視図である。 10……デユアルマスターシリンダ、12……
ハウジング、14……孔、18……ブレーキ液リ
ザーバ、34,36……傾動弁、62,106…
…第1及び第2ピストン、64,108……第1
及び第2圧力室、86,114……駆動カラー、
88,116…第1弾性部材、142,156…
…ばね座、152,162……第2弾性部材、1
82,210……弁駆動装置。
の断面図、第2図は本発明によるデユアルマスタ
ーシリンダの一実施例を示す断面図、第3図は第
2図におけるばね座の斜視図である。 10……デユアルマスターシリンダ、12……
ハウジング、14……孔、18……ブレーキ液リ
ザーバ、34,36……傾動弁、62,106…
…第1及び第2ピストン、64,108……第1
及び第2圧力室、86,114……駆動カラー、
88,116…第1弾性部材、142,156…
…ばね座、152,162……第2弾性部材、1
82,210……弁駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハウジング12に形成された孔14内に摺動
自在に収容され、同ハウジングおよび相互に協働
して第1及び第2の可変容積の圧力室64,10
8を形成する第1及び第2のピストン62,10
6を具え、上記圧力室の各々が、上記孔内に突出
した作動ステム44を有する弁装置34,36を
収蔵した入口26,28を経てリザーバ18に連
通すると共に、出口46,48を経てブレーキ装
置50,52に連通し、更に、上記第1及び第2
ピストンを夫々非制動位置に付勢する第1の弾性
部材88,116と、上記第1及び第2ピストン
上に夫々支持された第1及び第2の弁駆動装置1
82,210とを有し、上記弁駆動装置の各々が
対応するピストンに突設された軸部材84,11
2上に摺動自在に支持された駆動カラー86,1
14を有し、同駆動カラーが、対応する弾性部材
88,116により停止部材98,122に当接
せしめられ、この位置で上記ピストンが非制動位
置にある限り上記対応する弁装置34,36の作
動ステム44と係合して同弁装置を開位置に傾動
させるように構成されたものにおいて、上記弁駆
動装置182,210の各々が対応する駆動カラ
ー86,114上に摺動自在に装架された環状の
ばね座142,156を有し、同ばね座が、上記
対応するピストン62,106とばね座との間に
介装された上記対応する第1の弾性部材88,1
16によつて上記圧力室64,108を画成する
表面16,158に当接係合せしめられ、上記ば
ね座142,156と対応する駆動カラー86,
114との間に介装されて駆動カラーをばね座か
ら離隔させるように働く第2の弾性部材152,
162が、対応する第1弾性部材に対抗して働き
かつそれより弱いばね力を有し、上記駆動カラー
86,114が円周方向に配設された孔146を
有し、上記環状のばね座142,156が、上記
孔146を貫通して上記表面16,158と係合
する軸線方向に延びた脚144,154を具えて
いることを特徴とするデユアルマスターシリン
ダ。 2 上記軸線方向に延びた脚144,154が上
記孔146付近で駆動カラー86,114に係合
する肩部148,160を具え、同肩部が、上記
ばね座と駆動カラーとの間に、上記ピストンが非
制動位置にあるとき最小の離隔距離を保持するよ
うな当接装置を構成していることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のデユアルマスターシリ
ンダ。 3 上記第2弾性部材152,162が環状の波
形スプリングであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項記載のデユアルマスターシ
リンダ。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/258,827 US4407121A (en) | 1981-04-29 | 1981-04-29 | Master cylinder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57182556A JPS57182556A (en) | 1982-11-10 |
| JPH0333541B2 true JPH0333541B2 (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=22982300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6971482A Granted JPS57182556A (en) | 1981-04-29 | 1982-04-27 | Dual master cylinder |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4407121A (ja) |
| EP (1) | EP0063998B1 (ja) |
| JP (1) | JPS57182556A (ja) |
| AU (1) | AU546455B2 (ja) |
| BR (1) | BR8202544A (ja) |
| CA (1) | CA1172297A (ja) |
| DE (1) | DE3265028D1 (ja) |
| MX (1) | MX155431A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4553395A (en) * | 1982-06-11 | 1985-11-19 | Lucas Industries Public Limited Company | Master cylinder assembly for a vehicle braking system |
| GB8425106D0 (en) * | 1984-10-04 | 1984-11-07 | Lucas Ind Plc | Hydraulic master cylinder |
| DE3446005A1 (de) * | 1984-12-17 | 1986-06-19 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Druckzylinder |
| DE3501659A1 (de) * | 1985-01-19 | 1986-07-24 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Hydraulischer druckzylinder |
| GB2176552A (en) * | 1985-06-14 | 1986-12-31 | Automotive Products Plc | A hydraulic master cylinder |
| US4773224A (en) * | 1985-10-18 | 1988-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Portless type master cylinder device with non return valve and restricted passage in parallel between pressure chamber and fluid reservoir |
| US4753075A (en) * | 1985-10-18 | 1988-06-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Portless type master cylinder device with intake valve and flow resisting means between pressure chamber and reservoir chamber |
| US8261546B1 (en) * | 2008-12-14 | 2012-09-11 | Robert Bosch Gmbh | Dead stroke reduction valve |
| FR3030420B1 (fr) | 2014-12-19 | 2018-08-17 | Robert Bosch Gmbh | Clapet de reservoir de liquide de frein pour un maitre-cylindre |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3232059A (en) * | 1965-02-26 | 1966-02-01 | Bendix Corp | Tilt valve |
| US3357183A (en) * | 1966-10-10 | 1967-12-12 | Bendix Corp | Master cylinder |
| GB1252623A (ja) * | 1968-02-17 | 1971-11-10 | ||
| IL29816A (en) * | 1968-04-12 | 1971-01-28 | Wideslawski J | Improvements in mastercylinders for oil brakes of motor vehicles |
| JPS4940593B1 (ja) * | 1968-06-14 | 1974-11-02 | ||
| US3537325A (en) * | 1969-01-24 | 1970-11-03 | Gen Motors Corp | Valve rotator |
| CA942355A (en) * | 1971-04-12 | 1974-02-19 | Bendix Corporation (The) | Hydraulic master cylinder |
| US3818706A (en) * | 1971-12-03 | 1974-06-25 | Bendix Corp | Master cylinder with resiliently separated primary and secondary pistons |
| US3981146A (en) * | 1972-09-13 | 1976-09-21 | Borg-Warner Corporation | Variable ratio master cylinder |
| CA1066329A (en) * | 1976-03-16 | 1979-11-13 | Edward J. Falk | Tandem brake master cylinder |
| JPS561266A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Underwater dry type mig welding method |
-
1981
- 1981-04-29 US US06/258,827 patent/US4407121A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-11-26 CA CA000391019A patent/CA1172297A/en not_active Expired
-
1982
- 1982-04-08 AU AU82497/82A patent/AU546455B2/en not_active Ceased
- 1982-04-16 EP EP82400687A patent/EP0063998B1/en not_active Expired
- 1982-04-16 DE DE8282400687T patent/DE3265028D1/de not_active Expired
- 1982-04-27 MX MX192453A patent/MX155431A/es unknown
- 1982-04-27 JP JP6971482A patent/JPS57182556A/ja active Granted
- 1982-04-29 BR BR8202544A patent/BR8202544A/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3265028D1 (en) | 1985-09-05 |
| MX155431A (es) | 1988-03-04 |
| JPS57182556A (en) | 1982-11-10 |
| CA1172297A (en) | 1984-08-07 |
| AU8249782A (en) | 1983-04-21 |
| AU546455B2 (en) | 1985-09-05 |
| US4407121A (en) | 1983-10-04 |
| EP0063998B1 (en) | 1985-07-31 |
| BR8202544A (pt) | 1983-04-19 |
| EP0063998A1 (en) | 1982-11-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3701257A (en) | Hydraulic master cylinder | |
| JPH0536267B2 (ja) | ||
| US5943863A (en) | Center port compensation valving for a master cylinder | |
| US4132073A (en) | Master cylinder assembly | |
| JPH0333541B2 (ja) | ||
| JPS6227288B2 (ja) | ||
| US4707989A (en) | Master cylinder | |
| US5214917A (en) | Center valve master cylinder with self-adjusting compensation center valve | |
| US4557110A (en) | Master cylinder assembly for a vehicle braking system | |
| CA1078431A (en) | Master cylinder assembly | |
| EP0197803B1 (en) | Hydraulic assistance device | |
| US4609230A (en) | Dual brake valves | |
| US4534172A (en) | Master cylinder assembly for a vehicle hydraulic braking system | |
| AU674907B2 (en) | Spring caging means | |
| US4893473A (en) | Reservoir-formed shoulder stop for makeup fluid valve actuation in pull-type master cylinder | |
| US4408805A (en) | Control valve assemblies for hydraulic braking systems | |
| US4553395A (en) | Master cylinder assembly for a vehicle braking system | |
| EP0049969B1 (en) | A master cylinder assembly for a vehicle hydraulic braking system | |
| US4008925A (en) | Valve devices for use in liquid pressure braking systems of vehicles | |
| US4569271A (en) | Hydraulic boosters for vehicle hydraulic systems | |
| US4539892A (en) | Hydraulic brake booster | |
| US6386648B1 (en) | Master cylinder and brake booster for a brake system | |
| EP0918674B1 (en) | Brake booster with an integrated master cylinder | |
| US4445335A (en) | Master cylinder assembly | |
| JPS598928Y2 (ja) | 自動車ブレ−キ用油圧マスタ−・シリンダ |