JPH0334278Y2 - - Google Patents
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- JPH0334278Y2 JPH0334278Y2 JP7910585U JP7910585U JPH0334278Y2 JP H0334278 Y2 JPH0334278 Y2 JP H0334278Y2 JP 7910585 U JP7910585 U JP 7910585U JP 7910585 U JP7910585 U JP 7910585U JP H0334278 Y2 JPH0334278 Y2 JP H0334278Y2
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- hammer
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- metal
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は石炭・岩石等を破砕するクラツシヤの
ハンマに関する。 〔従来の技術〕 COM(coal oil mixture)やCWM(coal
water mixture)などの燃料を製造する過程にお
いて、原料石炭を破砕し数mm以下の細かい粒子に
する必要があり、ここで破砕機(クラツシヤ)が
使われる。 第2図は従来クラツシヤの構造を示すものであ
る。 01はハンマであり、ハンマ01はロータデイ
スク02に取り付けられる。03はブレーカプレ
ート、04はグレート、05は給炭口である。原
料炭は、給炭口05から供給され、約1000rpmで
回転しているロータデイスク02に取り付けられ
たハンマ01に衝突し、破砕される。またハンマ
01に衝突し破砕され飛散する石炭はさらにブレ
ーカプレート03にも衝突し破砕される。破砕さ
れた石炭は、さらにハンマ01とグレート04の
間で粉砕され、グレート04の間隙を通過してク
ラツシヤの外へ送り出される。 第3図は約100H運転した後のハンマの状況を
示す。01aはハンマ本体であり、Ni−Cr−Mo
鋳鋼を熱処理によりビツカース硬さで約Hv550と
したものであり、05は約100H運転後摩耗した
部分である。 〔考案が解決しようとする問題点〕 従来のNi−Cr−Mo鋳鋼を熱処理によつて硬化
したハンマでは短時間の運転でハンマの破砕面の
摩耗が進み石炭の破砕性能が低下し、新製のハン
マと交換する必要があり、その交換に要する時間
及び経済的負担が大であつた。 従つて、長時間の運転に耐える高耐摩性ハンマ
の開発が望まれている。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は石炭や岩石を破砕するクラツシヤのハ
ンマにおいて、上記ハンマ破砕面にオーステナイ
ト系ステンレス鋼の溶接金属を形成した上に化学
成分が、重量パーセントでC:5.0〜6.0%、Cr:
20〜30%、Nb:2.0〜8.0%、Mo:0.3〜6.0%、
W:2.0〜5.0%、V:0.2〜3.0%、残部を鉄及び
不可避的不純物となる溶接金属を厚さが5mm以
上、20mm以下の範囲で形成させたことを特徴とす
る。 〔作用〕 鋼製ハンマの破砕面に高炭素・高クロム系の硬
化肉盛溶接金属を形成させ、その溶接金属中の高
硬度の晶出炭化物によつて耐摩耗性を向上させ
る。また、ハンマ母材と硬化肉盛溶接金属との間
にオーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属を形
成させることによつて硬化肉盛溶接金属の剥離割
れを防止する。 〔実施例〕 第1図に本考案の一実施例を示す。 1はハンマ本体であり、Ni−Cr−Mo鋳鋼を焼
入、焼戻し熱処理を施し、硬さをビツカース硬さ
でHv260に調整したものである。1aはオーステ
ナイト系ステンレス鋼SUS309の溶接金属であ
り、ハンマの破砕面に被覆アーク溶接法にて2mm
厚さの溶接金属を形成したものである。1bはオ
ーステナイト系ステンレス鋼SUS309の溶接金属
1aの上に形成された約7mm厚さの硬化肉盛溶接
金属であり、その化学成分は重量パーセントで
C:5.5%、Cr:28.5%、Nb:4.0%、Mo:1.0
%、W:4.0%、V:0.7%であり、表面の硬さは
シヨア硬さで約Hs90であつた。なお、硬化肉盛
溶接金属は被覆アーク溶接法によつて形成したも
のである。 本考案であるハンマと従来のハンマを実機のク
ラツシヤに取り付け100Hの石炭破砕試験を行つ
た結果、従来のハンマの最大摩耗深さは15mmであ
つたのに対し、本考案のハンマの最大摩耗深さは
3mmであり、硬化肉盛金属の剥離等の損傷もなく
本考案ハンマの耐摩耗性が従来のハンマと比較し
て非常に優れることが確認された。 第1表は本考案の実験結果を示すものである。
石炭破砕能力3ton/Hの試験用クラツシヤのハン
マ1に種々のハンマを取り付け100Hの破砕試験
を行い、その結果を示したものである。 試験番号1〜4は硬化肉盛金属のCの影響を示
したものであり、Cが5.0%未満では摩耗量が大
きく、6.0%を超えると硬化肉盛金属に剥離割れ
が発生する。 試験番号5〜8は同じくCrの影響を示したも
のであり、Cr量が20%以上から耐摩耗性が向上
し、30%を超えるとその効果は低減する。 試験番号9〜12はNbの添加量の影響を示した
ものであり、Nb量が2.0%未満では耐摩耗性が悪
く、8%を超えるとその添加の効果が少なくな
り、高価なNbを8%を超して添加することは実
用的ではない。 試験番号13〜16はMoの添加量の影響を示した
ものであり、Mo量0.3%未満では耐摩耗性が悪
く、6%を超えるとその添加の効果は薄くなる。 試験番号17〜20はWの添加量の影響を示したも
のであり、W量が2.0%未満では耐摩耗性が悪く、
5%を超すと硬化肉盛金属に剥離割れが発生す
る。 試験番号21〜24はVの添加量の影響を示したも
のであり、V量が0.2%未満では耐摩耗性が不足
し、3%を超えるとV添加の効果が薄れるため、
高価なVの添加量を3%超すことは実用的ではな
い。 以上試験番号1〜24はハンマ破砕面にSUS309
の溶接金属を約2mm形成し、その上に種々の化学
成分の硬化肉盛金属を10mm厚さ形成したものであ
る。なお溶接金属は全て被覆アーク溶接法によつ
て形成した。 試験番号1〜24の結果より、ハンマの耐摩耗性
を向上させるための硬化肉盛金属の成分は、重量
パーセントでC:5.0〜6.0%、Cr:20〜30%、
Nb:2.0〜8.0%、Mo:0.3〜6.0%、W:2.0〜5.0
%、V:0.2〜3.0%、残部を鉄及び不可避的不純
物よりなる化学成分が適している。 試験番号25〜27はハンマの破砕面に直接硬化肉
盛金属を形成させたものであるが、何れも剥離割
れが発生しており、オーステナイト系ステンレス
鋼SUS309の下盛が必要であることが示される。 試験番号28〜29は硬化肉盛金属の厚さをそれぞ
れ15mm、20mm、23mmと変化させたものであるが、
硬化肉盛金属の厚さが20mmを超えると剥離割れが
発生する。 また硬化肉盛金属の厚さは5mm以上形成させな
いと、母材の影響で硬さが不足するため、硬化肉
盛金属の厚さは5〜20mmが適正である。 〔考案の効果〕 本考案は鋼製ハンマの破砕面に形成させた高炭
素・高クロム系の硬化肉盛溶接金属の高硬度の晶
出炭化物によつて耐摩耗性を向上させる。また、
ハンマ母材と硬化肉盛溶接金属との間に形成させ
たオーステナイト系ステンレス鋼によつて硬化肉
盛溶接金属の剥離割れを防止する。
ハンマに関する。 〔従来の技術〕 COM(coal oil mixture)やCWM(coal
water mixture)などの燃料を製造する過程にお
いて、原料石炭を破砕し数mm以下の細かい粒子に
する必要があり、ここで破砕機(クラツシヤ)が
使われる。 第2図は従来クラツシヤの構造を示すものであ
る。 01はハンマであり、ハンマ01はロータデイ
スク02に取り付けられる。03はブレーカプレ
ート、04はグレート、05は給炭口である。原
料炭は、給炭口05から供給され、約1000rpmで
回転しているロータデイスク02に取り付けられ
たハンマ01に衝突し、破砕される。またハンマ
01に衝突し破砕され飛散する石炭はさらにブレ
ーカプレート03にも衝突し破砕される。破砕さ
れた石炭は、さらにハンマ01とグレート04の
間で粉砕され、グレート04の間隙を通過してク
ラツシヤの外へ送り出される。 第3図は約100H運転した後のハンマの状況を
示す。01aはハンマ本体であり、Ni−Cr−Mo
鋳鋼を熱処理によりビツカース硬さで約Hv550と
したものであり、05は約100H運転後摩耗した
部分である。 〔考案が解決しようとする問題点〕 従来のNi−Cr−Mo鋳鋼を熱処理によつて硬化
したハンマでは短時間の運転でハンマの破砕面の
摩耗が進み石炭の破砕性能が低下し、新製のハン
マと交換する必要があり、その交換に要する時間
及び経済的負担が大であつた。 従つて、長時間の運転に耐える高耐摩性ハンマ
の開発が望まれている。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は石炭や岩石を破砕するクラツシヤのハ
ンマにおいて、上記ハンマ破砕面にオーステナイ
ト系ステンレス鋼の溶接金属を形成した上に化学
成分が、重量パーセントでC:5.0〜6.0%、Cr:
20〜30%、Nb:2.0〜8.0%、Mo:0.3〜6.0%、
W:2.0〜5.0%、V:0.2〜3.0%、残部を鉄及び
不可避的不純物となる溶接金属を厚さが5mm以
上、20mm以下の範囲で形成させたことを特徴とす
る。 〔作用〕 鋼製ハンマの破砕面に高炭素・高クロム系の硬
化肉盛溶接金属を形成させ、その溶接金属中の高
硬度の晶出炭化物によつて耐摩耗性を向上させ
る。また、ハンマ母材と硬化肉盛溶接金属との間
にオーステナイト系ステンレス鋼の溶接金属を形
成させることによつて硬化肉盛溶接金属の剥離割
れを防止する。 〔実施例〕 第1図に本考案の一実施例を示す。 1はハンマ本体であり、Ni−Cr−Mo鋳鋼を焼
入、焼戻し熱処理を施し、硬さをビツカース硬さ
でHv260に調整したものである。1aはオーステ
ナイト系ステンレス鋼SUS309の溶接金属であ
り、ハンマの破砕面に被覆アーク溶接法にて2mm
厚さの溶接金属を形成したものである。1bはオ
ーステナイト系ステンレス鋼SUS309の溶接金属
1aの上に形成された約7mm厚さの硬化肉盛溶接
金属であり、その化学成分は重量パーセントで
C:5.5%、Cr:28.5%、Nb:4.0%、Mo:1.0
%、W:4.0%、V:0.7%であり、表面の硬さは
シヨア硬さで約Hs90であつた。なお、硬化肉盛
溶接金属は被覆アーク溶接法によつて形成したも
のである。 本考案であるハンマと従来のハンマを実機のク
ラツシヤに取り付け100Hの石炭破砕試験を行つ
た結果、従来のハンマの最大摩耗深さは15mmであ
つたのに対し、本考案のハンマの最大摩耗深さは
3mmであり、硬化肉盛金属の剥離等の損傷もなく
本考案ハンマの耐摩耗性が従来のハンマと比較し
て非常に優れることが確認された。 第1表は本考案の実験結果を示すものである。
石炭破砕能力3ton/Hの試験用クラツシヤのハン
マ1に種々のハンマを取り付け100Hの破砕試験
を行い、その結果を示したものである。 試験番号1〜4は硬化肉盛金属のCの影響を示
したものであり、Cが5.0%未満では摩耗量が大
きく、6.0%を超えると硬化肉盛金属に剥離割れ
が発生する。 試験番号5〜8は同じくCrの影響を示したも
のであり、Cr量が20%以上から耐摩耗性が向上
し、30%を超えるとその効果は低減する。 試験番号9〜12はNbの添加量の影響を示した
ものであり、Nb量が2.0%未満では耐摩耗性が悪
く、8%を超えるとその添加の効果が少なくな
り、高価なNbを8%を超して添加することは実
用的ではない。 試験番号13〜16はMoの添加量の影響を示した
ものであり、Mo量0.3%未満では耐摩耗性が悪
く、6%を超えるとその添加の効果は薄くなる。 試験番号17〜20はWの添加量の影響を示したも
のであり、W量が2.0%未満では耐摩耗性が悪く、
5%を超すと硬化肉盛金属に剥離割れが発生す
る。 試験番号21〜24はVの添加量の影響を示したも
のであり、V量が0.2%未満では耐摩耗性が不足
し、3%を超えるとV添加の効果が薄れるため、
高価なVの添加量を3%超すことは実用的ではな
い。 以上試験番号1〜24はハンマ破砕面にSUS309
の溶接金属を約2mm形成し、その上に種々の化学
成分の硬化肉盛金属を10mm厚さ形成したものであ
る。なお溶接金属は全て被覆アーク溶接法によつ
て形成した。 試験番号1〜24の結果より、ハンマの耐摩耗性
を向上させるための硬化肉盛金属の成分は、重量
パーセントでC:5.0〜6.0%、Cr:20〜30%、
Nb:2.0〜8.0%、Mo:0.3〜6.0%、W:2.0〜5.0
%、V:0.2〜3.0%、残部を鉄及び不可避的不純
物よりなる化学成分が適している。 試験番号25〜27はハンマの破砕面に直接硬化肉
盛金属を形成させたものであるが、何れも剥離割
れが発生しており、オーステナイト系ステンレス
鋼SUS309の下盛が必要であることが示される。 試験番号28〜29は硬化肉盛金属の厚さをそれぞ
れ15mm、20mm、23mmと変化させたものであるが、
硬化肉盛金属の厚さが20mmを超えると剥離割れが
発生する。 また硬化肉盛金属の厚さは5mm以上形成させな
いと、母材の影響で硬さが不足するため、硬化肉
盛金属の厚さは5〜20mmが適正である。 〔考案の効果〕 本考案は鋼製ハンマの破砕面に形成させた高炭
素・高クロム系の硬化肉盛溶接金属の高硬度の晶
出炭化物によつて耐摩耗性を向上させる。また、
ハンマ母材と硬化肉盛溶接金属との間に形成させ
たオーステナイト系ステンレス鋼によつて硬化肉
盛溶接金属の剥離割れを防止する。
【表】
【表】
【表】
(注)上記化学成分は標記した化学成分値の他
はFe及び不可避的不純物よりなる。
はFe及び不可避的不純物よりなる。
第1図は本考案に係る一実施例の側断面図、第
2図は従来のクラツシヤの側面図、第3図は従来
のハンマの使用後の状況を示す側断面図である。 1:ハンマ本体、1a:SUS309溶接金属、1
b:硬化肉盛金属。
2図は従来のクラツシヤの側面図、第3図は従来
のハンマの使用後の状況を示す側断面図である。 1:ハンマ本体、1a:SUS309溶接金属、1
b:硬化肉盛金属。
Claims (1)
- 石炭や岩石を破砕するクラツシヤのハンマにお
いて、上記ハンマ破砕面にオーステナイト系ステ
ンレス鋼の溶接金属を形成した上に化学成分が、
重量パーセントでc:5.0〜6.0%、Cr:20〜30
%、Nb:2.0〜8.0%、Mo:0.3〜6.0%、W:2.0
〜5.0%、V:0.2〜3.0%、残部を鉄及び不可避的
不純物となる溶接金属を厚さが5mm以上、20mm以
下の範囲で形成させたことを特徴とするクラツシ
ヤハンマ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7910585U JPH0334278Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7910585U JPH0334278Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61195348U JPS61195348U (ja) | 1986-12-05 |
| JPH0334278Y2 true JPH0334278Y2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=30623703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7910585U Expired JPH0334278Y2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0334278Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5048965B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2012-10-17 | 新日本製鐵株式会社 | ハンマーヘッド |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP7910585U patent/JPH0334278Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61195348U (ja) | 1986-12-05 |
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