JPH0334483B2 - - Google Patents

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JPH0334483B2
JPH0334483B2 JP3422782A JP3422782A JPH0334483B2 JP H0334483 B2 JPH0334483 B2 JP H0334483B2 JP 3422782 A JP3422782 A JP 3422782A JP 3422782 A JP3422782 A JP 3422782A JP H0334483 B2 JPH0334483 B2 JP H0334483B2
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JP
Japan
Prior art keywords
fraction
styrene
diene
weight
polystyrene
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Expired
Application number
JP3422782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152007A (ja
Inventor
Akira Yamada
Tadashi Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP3422782A priority Critical patent/JPS58152007A/ja
Publication of JPS58152007A publication Critical patent/JPS58152007A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、炭化水素を熱分解して得られるガソ
リン留分を出発原料として用いるポリスチレンの
製造方法に関するものである。 オレフイン製造プラントにおいては、ナフサ
や、灯油、軽油などの炭化水素を熱分解する際
に、熱分解ガソリンが生成する。この熱分解ガソ
リンは、通常、ベンゼン、トルエン、キシレンの
製造原料として利用されているが、この中には、
一般に、付加価値の高いスチレンが4〜5重量%
含有されている。従つて、このようなガソリン留
分から、スチレンを分離し、ポリスチレンとして
利用することは経済上望ましいことである。従
来、熱分解ガソリンからスチレンを分離する方法
としては、抽出溶剤としてジメチルアセトアミド
やN−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトンな
どを用いる抽出法が試みられているが、この場合
には十分な経済性が得られず、工業化されるまで
には到つていない。 本発明者らは、熱分解ガソリンからスチレンを
分離し、その重合によりポリスチレンを製造する
方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、先ず、
熱分解ガソリンから、蒸留により、スチレン60〜
80重量%を含有するスチレン留分を分離し、次い
で、該留分に対してジエノフイル化合物を添加し
て、該留分に含まれるジエン成分との間でジエン
反応を行わせた後、ジエン反応物を該留分から除
去し、次いで、このジエン成分の除去されたスチ
レン留分をそのまま溶液重合すれば、実用性が高
く品質の良好なポリスチレンが得られることを見
出し、本発明を完成するに到つた。 本発明において出発原料として用いる熱分解ガ
ソリンは、ナフサや、灯油、軽油、エタン、天然
ガス等の炭化水素を750〜900℃で熱分解する際に
生成し、その沸点がおよそ65〜190℃の範囲にあ
る留分で、通常、スチレンを4〜5重量%の割合
で含む。本発明においては、この熱分解ガソリン
からスチレンを分離回収するために、先ず、この
熱分解ガソリンを蒸留することにより、スチレン
60〜80重量%を含む留分を得る。このスチレン留
分は、スチレン以外にキシレン20〜40重量%を含
み、またポリスチレンの品質低下を招くジエン成
分を少量(通常0.1〜1.0重量%)含む。 次に、本発明においては、このスチレン留分に
対し、その中に含まれるジエン成分を除去するた
めに、ジエノフイル化合物を添加して、ジエン成
分とジエノフイル化合物との間でジエン反応(デ
イールスアルダー反応)を行わせる。このジエン
反応は従来公知の反応であり、ジエノフイル化合
物をスチレン留分に添加し、常圧ないし10Kg/cm2
程度の加圧下、40〜90℃、好ましくは約60℃程度
に加熱することによつて実施される。この場合、
ジエノフイル化合物としては、無水マレイン酸、
P−ベンゾキノン等が実用的であり、不飽和結合
とこれに隣接するカルボニル、ニトリル、ニト
ロ、ハロゲン、アセトキシ、フエニル、スルホ
ン、オキシメチル、アミノメチル、シアンメチル
等の極性基とを有する化合物が任意に適用され
る。ジエノフイル化合物としては、ジエン反応
後、未反応物の分離を容易にする意味で、スチレ
ン留分の沸点範囲よりも高沸点のもの、通常、沸
点190℃以上のものの使用が有利である。ジエノ
フイル化合物の添加量は、スチレン留分中に含ま
れるジエン成分と等モル以上であればよく、通
常、スチレン留分に対し0.1〜10重量%、好まし
くは0.5〜5重量%の範囲である。このジエン反
応により、スチレン留分中に含まれるジエン成分
は高沸点のジエン反応物に転換される。そして、
スチレン留分からこのジエン反応物を除去するこ
とにより、無色透明な良品質のポリスチレンを得
ることができる。スチレン留分からのジエン反応
物の除去は、蒸留又は蒸発処理によつて行うこと
ができ、この場合には、ジエン反応物を含む重質
油成分が残渣を形成し、スチレン留分は留出油と
して回収される。 このようにして得られたスチレン留分は、スチ
レンとキシレンとの混合物からなるものである
が、このものは、そのまま重合槽に導入し、キシ
レンを溶媒として溶液重合させ、ポリスチレンに
変換される。この場合の溶液重合法は周知であつ
て、熱重合あるいはジターシヤリブチルパーオキ
サイド等の過酸化物触媒を用い、温度100〜200℃
で撹拌を行いながら、前記スチレン留分を5〜10
時間重合反応させることによつて実施される。 本発明を実施する場合、ジエン反応物の除去さ
れたスチレン留分は、必要に応じて、その中に含
まれる微量のイオウ化合物や、窒素化合物、金属
化合物などの不純物を除去するために、アルカリ
洗浄処理及び水洗処理を施す。この場合のアルカ
リ処理は、水酸化ナトリウム等のアルカリ性物質
を含む1〜10%水溶液をアルカリ洗浄剤として用
いて行うことができる。 次に、本発明を図面によりさらに詳細に説明す
る。 第1図は熱分解ガソリンからポリスチレンを得
るまでの工程図を示し、第2図は第1図に示した
熱分解ガソリンからスチレン留分を得るための蒸
留工程の詳細図を示す。 第1図において、熱分解ガソリンは、ライン6
から蒸留系1に導入され、ここでスチレンを主成
分とするスチレン留分と、それより低沸点の留分
とそれより高沸点の留分とに分離される。この蒸
留分離系1は、第2図に示すように、通常、3つ
の蒸留塔a,b,cから構成され、第1の蒸留塔
aにおいて、分解ガソリンから、先ず、常圧蒸留
により、C7留分(トルエンが主成分)が塔頂留
分として分離される。C8以上の留分は第2蒸留
塔bに導入され、ここで、減圧蒸留により、C8
留分の中のエチルベンゼンとp−及びm−キシレ
ンを主成分とするC8留分が塔頂留分として分離
される。蒸留塔bの塔底から抜出されたC8留分
の中のスチレン及びo−キシレンを含む留分と
C9留分からなる塔底成分はラインb−2を通つ
て蒸留塔cに導入され、ここで、減圧蒸留によ
り、スチレン60〜80重量%とo−キシレン20〜40
重量%とからなるスチレン留分とそれより重質の
C9留分とに分離され、スチレン留分は塔頂物と
してライン9から抜出される。なお、蒸留塔b及
びcにおける蒸留は、通常の重合防止剤の存在下
で行われる。前記のような蒸留処理により、例え
ば、スチレン4.5重量%含む熱分解ガソリンから、
スチレン70重量%、o−キシレン22.7重量%、エ
チルベンゼン、p−キシレン及びm−キシレン混
合物6.6重量%、及びC9留分0.7重量%からなるス
チレン留分を分離することができる。 前記のようにして分離されたスチレン留分は、
第1図に示すように、反応槽2に導入され、ここ
において、ライン10から導入されるジエノフイ
ル化合物と混合され、40〜90℃に加熱される。ス
チレン留分中には、ジエン化合物が少量含まれる
が、このジエン反応処理により、ジエン化合物は
ジエノフイル化合物と付加反応し、高沸点のジエ
ン反応物となる。このスチレン留分のジエン反応
処理生成物は、ライン11を通つてフラツシヤー
3に導入され、ここでジエン成分の除去されたス
チレン留分は留出物として回収され、アルカリ洗
浄塔4に導入される。一方、フラツシヤー3にお
けるジエン反応物を含む重質残渣はライン13か
ら回収される。 アルカリ洗浄塔4に導入されたスチレン留分
は、ライン14から導入されるアルカリ洗浄剤、
例えば水酸化ナトリウム水溶液と接触され、これ
によつて、スチレン留分中に含まれる微量のイオ
ウ化合物、窒素化合物、金属化合物などがアルカ
リ洗浄剤中に抽出される。スチレン留分のアルカ
リ洗浄処理生成物はライン15を通つて水洗塔5
に導入され、ここで水洗処理され、水洗処理物
は、ライン17から抜出され、重合槽18へ送ら
れて、通常の溶液重合法によりスチレンを重合し
てポリスチレンとする。 本発明により得られるポリスチレンは、実質上
着色のないものであり、通常のエチルベンゼンの
脱水素によるスチレンを出発原料とするポリスチ
レンと同等の物性を有しており、その主な物性を
示すと、引張強度400〜500Kg/cm2、、粘度平均分
子量25万〜35万、メルトインデツクス3〜30g/
10分、熱変形温度75〜93℃である。 次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 ナフサの熱分解によつて得たガソリン留分(初
留点65℃〜終点190℃)を第2図に示すようにし
て3塔からなる蒸留装置を用いて次の条件で精留
した。
【表】 この結果、スチレン含量70wt%のスチレン−
キシレン留分が得られた。このスチレン−キシレ
ン留分を反応槽に張込み、この留分に対し1wt%
の無水マレイン酸を添加し、60℃において3時間
加熱して、無水マレイン酸と当該留分中のジエン
系化合物を反応させ、ついで反応物を蒸発器に導
入して蒸発成分を回収し、苛性ソーダの8%水溶
液で洗浄したのち水洗して、精製されたスチレン
−キシレン留分を得た。 次に、この精製スチレン−キシレン留分0.8
を容量1のオートクレーブに張込み、重合触媒
としてジ・ターシヤリーブチルパーオキサイドを
用いて、温度120℃、圧力4Kg/cm2・Gにおいて
約8時間撹拌重合した。この結果、475gのポリ
スチレンが得られた。 得られたポリスチレンは、減圧下に溶媒のキシ
レンを除去し、押出機に供給して溶解混練し押出
してペレツト化した。このポリスチレンの各種物
性を測定した結果は下記の通りであつた。 引張り強度 ……470Kg/cm2 粘度平均分子量 ……270000 メルトフローインデツクス ……4.0g/10分 熱変形温度 ……90℃ イエローインデツクス ……5.1 (ジエン除去処理を施こさない場合のイエローイ
ンデツクス……15.5)
【図面の簡単な説明】
第1図は、熱分解ガソリンからポリスチレンを
製造するまでの工程図、第2図は第1図において
示した熱分解ガソリンからスチレン留分を得るた
めの蒸留工程の詳細図を各示す。 1……蒸留塔、2……反応槽、3……フラツシ
ヤー、4……アルカリ洗浄塔、5……水洗塔、1
8……重合槽、a……常圧蒸留塔、b,c……減
圧蒸留塔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炭化水素を熱分解して得られるガソリン留分
    から、蒸留により、スチレン60〜80重量%を含む
    スチレン留分を分離し、該留分に対し、ジエノフ
    イル化合物を添加して、該留分中に含まれるジエ
    ン成分との間でジエン反応を行わせた後、ジエン
    反応物を該留分から除去し、このジエン成分の除
    去されたスチレン留分を重合槽に導入して溶液重
    合させることを特徴とするポリスチレンの製造方
    法。
JP3422782A 1982-03-04 1982-03-04 ポリスチレンの製造方法 Granted JPS58152007A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3422782A JPS58152007A (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ポリスチレンの製造方法

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JP3422782A JPS58152007A (ja) 1982-03-04 1982-03-04 ポリスチレンの製造方法

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JPS58152007A JPS58152007A (ja) 1983-09-09
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