JPH0334711B2 - - Google Patents
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- JPH0334711B2 JPH0334711B2 JP16676383A JP16676383A JPH0334711B2 JP H0334711 B2 JPH0334711 B2 JP H0334711B2 JP 16676383 A JP16676383 A JP 16676383A JP 16676383 A JP16676383 A JP 16676383A JP H0334711 B2 JPH0334711 B2 JP H0334711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- circuit
- current
- load side
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/001—Current supply source at the exchanger providing current to substations
- H04M19/008—Using DC/DC converters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、浮動形DC−DCコンバータ方式直流
供給回路の長所である高い対地平衝度特性と高効
率給電特性を損うことなく、当該DC−DCコンバ
ータから出るスイツチング雑音、特に同相成分雑
音を除去できる直流供給回路の構成に関するもの
である。
供給回路の長所である高い対地平衝度特性と高効
率給電特性を損うことなく、当該DC−DCコンバ
ータから出るスイツチング雑音、特に同相成分雑
音を除去できる直流供給回路の構成に関するもの
である。
直流供給回路は交換機から加入者線路を介して
電話機等の端末に直流の通話電流を供給する回路
である。
電話機等の端末に直流の通話電流を供給する回路
である。
現在、交換機に一般に使用されている直流供給
回路は、リレースイツチの巻線によつて実現して
いる。直流供給回路に要求される性能としては、
(1)直流を供給する給電機能、(2)直流が流れたこと
を検知するループ監視機能、(3)通話音声とのイン
タフエース機能、(4)同相成分雑音である交流誘導
雑音に対する高い平衡度特性と吸収能力、等が挙
げられる。リレースイツチの巻線の場合には該巻
線が大きなインダクタンスをもち、2分割された
巻線は両巻線の特性が一致するようにバイフアー
ラ巻になつている。また2分割された巻線の巻き
方向が指定されており、同相成分雑音に対しては
巻線のインピーダンスが低くなつてこの雑音を局
電源に吸収し、通話音声等平衡成分信号に対して
は巻線が高インピーダンスとなつて巻線の存在が
無視できるようになつている。これら列挙したリ
レースイツチの巻線の性能により、前記の直流供
給回路への要求性能が満たされている。このよう
に優れた性能を有する直流供給用リレースイツチ
ではあるが、リレースイツチは電磁部品であり、
低周波まで高いインピーダンスとなるインダクタ
ンスを実現するために、小型化には限界がある。
また、2分割の巻線同志の特性をそろえる必要が
あるので製造コストの低減にも限界がある。
回路は、リレースイツチの巻線によつて実現して
いる。直流供給回路に要求される性能としては、
(1)直流を供給する給電機能、(2)直流が流れたこと
を検知するループ監視機能、(3)通話音声とのイン
タフエース機能、(4)同相成分雑音である交流誘導
雑音に対する高い平衡度特性と吸収能力、等が挙
げられる。リレースイツチの巻線の場合には該巻
線が大きなインダクタンスをもち、2分割された
巻線は両巻線の特性が一致するようにバイフアー
ラ巻になつている。また2分割された巻線の巻き
方向が指定されており、同相成分雑音に対しては
巻線のインピーダンスが低くなつてこの雑音を局
電源に吸収し、通話音声等平衡成分信号に対して
は巻線が高インピーダンスとなつて巻線の存在が
無視できるようになつている。これら列挙したリ
レースイツチの巻線の性能により、前記の直流供
給回路への要求性能が満たされている。このよう
に優れた性能を有する直流供給用リレースイツチ
ではあるが、リレースイツチは電磁部品であり、
低周波まで高いインピーダンスとなるインダクタ
ンスを実現するために、小型化には限界がある。
また、2分割の巻線同志の特性をそろえる必要が
あるので製造コストの低減にも限界がある。
また、直流−48Vの局電源を用いて端末へ供給
する通話電流は20mAから100mA以上の幅をも
つている。従来のリレースイツチやそれを電子回
路でシユミレートした型の直流供給回路は供給回
路の内部直流抵抗を440Ωにしているので100mA
以上の電流が流れると内部消費電力は4.4W以上
となり、集積回路内にとり込むには発熱が大き過
ぎる。また、直流供給回路は加入者対応の回路で
あり、交換機の中に多数の回路数が実装されるの
で、回路内での大消費電力は実装面の熱設計上
も、交換機の低消費電力化の観点からも検討を要
する項目がいくつか見られる。
する通話電流は20mAから100mA以上の幅をも
つている。従来のリレースイツチやそれを電子回
路でシユミレートした型の直流供給回路は供給回
路の内部直流抵抗を440Ωにしているので100mA
以上の電流が流れると内部消費電力は4.4W以上
となり、集積回路内にとり込むには発熱が大き過
ぎる。また、直流供給回路は加入者対応の回路で
あり、交換機の中に多数の回路数が実装されるの
で、回路内での大消費電力は実装面の熱設計上
も、交換機の低消費電力化の観点からも検討を要
する項目がいくつか見られる。
近年、直流供給回路の電子化による小型化と、
集積回路化して量産による低コスト化をはかる検
討がなされている。検討の方向の1つにDC−DC
コンバータ方式を用いた高効率直流供給回路があ
る。従来のリレースイツチやそれを電子回路でシ
ユミレートした型の直流供給回路は前述した不利
があるが、DC−DCコンバータ方式直流供給回路
は同じ供給電流特性にするのには、440Ωの抵抗
の電圧降下を用いず、トランス等のコイルのイン
ダクタンスを用いて所望の特性を得るので、原理
的には供給回路での発熱がない高効率供給方式の
回路である。
集積回路化して量産による低コスト化をはかる検
討がなされている。検討の方向の1つにDC−DC
コンバータ方式を用いた高効率直流供給回路があ
る。従来のリレースイツチやそれを電子回路でシ
ユミレートした型の直流供給回路は前述した不利
があるが、DC−DCコンバータ方式直流供給回路
は同じ供給電流特性にするのには、440Ωの抵抗
の電圧降下を用いず、トランス等のコイルのイン
ダクタンスを用いて所望の特性を得るので、原理
的には供給回路での発熱がない高効率供給方式の
回路である。
DC−DCコンバータ方式には、いくつかの形式
があるが、いずれの形式でも共通していること
は、インダクタンス素子にパルス的に開閉するス
イツチを通して一次電源からパルス状の電流を流
し、インダクタンス素子の反対側の整流回路にあ
らわれる電流を整流して加入者線路へ供給する直
流電源にするということである。インダクタンス
素子としてパルストランスの巻線を用いると、ス
イツチング素子と局電源が接続される巻線と整流
回路や加入者線路が接続される巻線をトランスの
別々の巻線で実現でき、これにより後者の巻線を
大地から電気的に浮動状態にすることができる。
前者の巻線を一次側の巻線、後者の巻線を負荷側
の巻線と称することにする。負荷側の巻線と負荷
回路を浮動形にすると対地インピーダンス(縦イ
ンピーダンスまたは同相成分インピーダンスとも
呼ばれる。)が極めて高くなるので、大きな対地
不平衡減衰量特性を実現しやすい。このことは前
述の直流供給回路に要求される性能のうちの(4)同
相成分雑音である交流誘導雑音に対する高い平衡
度特性と吸収能力、の性能が容易に実現されるこ
とを示している。このため、この浮動形DC−DC
コンバータ方式直流供給回路の実用化の研究がな
されてきたが、浮動形にすると、これまではスイ
ツチング雑音、特に同相成分雑音が抑圧しきれな
いという欠点があつた。この様子を図面を用いて
説明する。
があるが、いずれの形式でも共通していること
は、インダクタンス素子にパルス的に開閉するス
イツチを通して一次電源からパルス状の電流を流
し、インダクタンス素子の反対側の整流回路にあ
らわれる電流を整流して加入者線路へ供給する直
流電源にするということである。インダクタンス
素子としてパルストランスの巻線を用いると、ス
イツチング素子と局電源が接続される巻線と整流
回路や加入者線路が接続される巻線をトランスの
別々の巻線で実現でき、これにより後者の巻線を
大地から電気的に浮動状態にすることができる。
前者の巻線を一次側の巻線、後者の巻線を負荷側
の巻線と称することにする。負荷側の巻線と負荷
回路を浮動形にすると対地インピーダンス(縦イ
ンピーダンスまたは同相成分インピーダンスとも
呼ばれる。)が極めて高くなるので、大きな対地
不平衡減衰量特性を実現しやすい。このことは前
述の直流供給回路に要求される性能のうちの(4)同
相成分雑音である交流誘導雑音に対する高い平衡
度特性と吸収能力、の性能が容易に実現されるこ
とを示している。このため、この浮動形DC−DC
コンバータ方式直流供給回路の実用化の研究がな
されてきたが、浮動形にすると、これまではスイ
ツチング雑音、特に同相成分雑音が抑圧しきれな
いという欠点があつた。この様子を図面を用いて
説明する。
第1図は、従来の浮動形DC−DCコンバータ方
式直流供給回路の構成を示している。また、第2
図は第1図の各部の代表的な波形を示している。
第1図において、100はクロツク発生回路、1
01はパルス幅変調(PWM)回路、102は整
流回路、103はフイルタ回路SW100はスイ
ツチ素子、T100はパルストランス、D100
は整流用ダイオード、C100は整流用コンデン
サ、A,Bは端子である。第1図及び第2図にし
たがつて、回路の動作を説明する。
式直流供給回路の構成を示している。また、第2
図は第1図の各部の代表的な波形を示している。
第1図において、100はクロツク発生回路、1
01はパルス幅変調(PWM)回路、102は整
流回路、103はフイルタ回路SW100はスイ
ツチ素子、T100はパルストランス、D100
は整流用ダイオード、C100は整流用コンデン
サ、A,Bは端子である。第1図及び第2図にし
たがつて、回路の動作を説明する。
クロツク発生回路100は、DC−DCコンバー
タの一次側スイツチング周波数を決定するクロツ
クを発生し、このクロツクはパルス幅変調
(PWM)回路101に入力してPWMのタイミン
グとなる。このPWM信号は第2図の電圧bの波
形例に示すとおりであり、第2図では電圧aなる
クロツクの立上りをPWMのタイミングにしてい
る。PWM信号を駆動信号としてスイツチ素子
SW100に印加する。第2図の電圧bの波形で
高レベルのときスイツチ素子SW100は導通
し、電圧bが低レベルのときにはスイツチ素子
SW100が非導通になるようにすると、スイツ
チ素子SW100を介してパルストランスT10
0の一次側の巻線(端子1−2間)に、大地電位
から局電源電位−VBに向けて第2図の電流Iで
示すような電流が流れる。一次側の巻線に電流I
が流れるとパルストランスT100の他の巻線に
も電流が流れようとするが、負荷側の巻線(端子
3−4間)の場合、巻線の巻き方向から誘起電流
の方向は巻線の端子4から負荷へ流れ出す方向で
ある。この電流方向は整流用ダイオードD100
を逆バイアスにするので、結果として一次側巻線
に電流Iが流れている間は負荷側の巻線の負荷イ
ンピーダンスは極めて大きくなり、電流は流れな
い。一方、スイツチ素子SW100が非導通とな
り一次巻線の電流がゼロになると、負荷側の巻線
には逆方向の電流が流れようとする。この方向は
端子3から負荷側へ流れ出す方向である。このと
き、ダイオードD100は順方向バイアスになる
ので導通し、第1図のiなる矢印で示した電流が
整流用コンデンサC100を介して流れる。電流
iの波形例は第2図に示してある。電流iにより
コンデンサC100は第1図に示した極性で充電
される。コンデンサC100は電流iが流れてい
る間は充電され、電流iが流れていない間は負荷
に向けてその電荷を放電する動作をクロツクの周
期毎に繰り返す。この放電により電流が負荷に流
れて、端末に対する供給電流となる。
タの一次側スイツチング周波数を決定するクロツ
クを発生し、このクロツクはパルス幅変調
(PWM)回路101に入力してPWMのタイミン
グとなる。このPWM信号は第2図の電圧bの波
形例に示すとおりであり、第2図では電圧aなる
クロツクの立上りをPWMのタイミングにしてい
る。PWM信号を駆動信号としてスイツチ素子
SW100に印加する。第2図の電圧bの波形で
高レベルのときスイツチ素子SW100は導通
し、電圧bが低レベルのときにはスイツチ素子
SW100が非導通になるようにすると、スイツ
チ素子SW100を介してパルストランスT10
0の一次側の巻線(端子1−2間)に、大地電位
から局電源電位−VBに向けて第2図の電流Iで
示すような電流が流れる。一次側の巻線に電流I
が流れるとパルストランスT100の他の巻線に
も電流が流れようとするが、負荷側の巻線(端子
3−4間)の場合、巻線の巻き方向から誘起電流
の方向は巻線の端子4から負荷へ流れ出す方向で
ある。この電流方向は整流用ダイオードD100
を逆バイアスにするので、結果として一次側巻線
に電流Iが流れている間は負荷側の巻線の負荷イ
ンピーダンスは極めて大きくなり、電流は流れな
い。一方、スイツチ素子SW100が非導通とな
り一次巻線の電流がゼロになると、負荷側の巻線
には逆方向の電流が流れようとする。この方向は
端子3から負荷側へ流れ出す方向である。このと
き、ダイオードD100は順方向バイアスになる
ので導通し、第1図のiなる矢印で示した電流が
整流用コンデンサC100を介して流れる。電流
iの波形例は第2図に示してある。電流iにより
コンデンサC100は第1図に示した極性で充電
される。コンデンサC100は電流iが流れてい
る間は充電され、電流iが流れていない間は負荷
に向けてその電荷を放電する動作をクロツクの周
期毎に繰り返す。この放電により電流が負荷に流
れて、端末に対する供給電流となる。
パルストランスT100のもう1つの巻線(端
子5−6間)と整流回路102により、PWM変
調用信号eが作成されてパルス幅変調回路101
に送られる。端子5−6間の巻線の巻き方向と整
流回路102の中の電流スイツチング極性との関
係は負荷側の巻線の巻き方向と整流用ダイオード
D100の電流スイツチング極性と同じにしてあ
る。スイツチング素子SW100の制御信号であ
る電圧bで示す信号のパルス占有率が一定のと
き、パルストランスT100を介して転送される
電力の総和は負荷の大小によらず一定である。こ
のため整流用コンデンサC100の両端間の電圧
は負荷の直流抵抗の平方根に比例して変化する。
この電圧は負荷側の巻線と端子5−6間の巻線の
巻線数比に比例して端子5−6間に現われるの
で、端子5−6間の電圧情報を整流回路102に
通して得られる電圧eは負荷側の巻線の負荷の直
流抵抗値の情報をもつている。さらに電圧eに対
し適当な閾値電圧で比較すれば直流ループ検出機
能を行わせることも可能である。
子5−6間)と整流回路102により、PWM変
調用信号eが作成されてパルス幅変調回路101
に送られる。端子5−6間の巻線の巻き方向と整
流回路102の中の電流スイツチング極性との関
係は負荷側の巻線の巻き方向と整流用ダイオード
D100の電流スイツチング極性と同じにしてあ
る。スイツチング素子SW100の制御信号であ
る電圧bで示す信号のパルス占有率が一定のと
き、パルストランスT100を介して転送される
電力の総和は負荷の大小によらず一定である。こ
のため整流用コンデンサC100の両端間の電圧
は負荷の直流抵抗の平方根に比例して変化する。
この電圧は負荷側の巻線と端子5−6間の巻線の
巻線数比に比例して端子5−6間に現われるの
で、端子5−6間の電圧情報を整流回路102に
通して得られる電圧eは負荷側の巻線の負荷の直
流抵抗値の情報をもつている。さらに電圧eに対
し適当な閾値電圧で比較すれば直流ループ検出機
能を行わせることも可能である。
フイルタ回路103は、直流は通過させるが交
流はしや断する特性なので、加入者線路が接続さ
れる端子A,Bから見ると、直流では電池である
整流用コンデンサC100が見えて低インピーダ
ンスとなり、交流ではフイルタ回路103が高イ
ンピーダンスになるので直流供給回路が見えなく
なる。第1図では省略してあるが、交流である音
声信号は音声信号処理回路で終端され処理され
る。
流はしや断する特性なので、加入者線路が接続さ
れる端子A,Bから見ると、直流では電池である
整流用コンデンサC100が見えて低インピーダ
ンスとなり、交流ではフイルタ回路103が高イ
ンピーダンスになるので直流供給回路が見えなく
なる。第1図では省略してあるが、交流である音
声信号は音声信号処理回路で終端され処理され
る。
同相成分雑音は次のようにして発生する。今ま
で述べた動作原理の中では一次側巻線に電流Iが
流れている間は整流用ダイオードD100が逆バ
イアスになり、負荷側の巻線には電流が流れない
と記したが、実際には浮遊容量が端子3,4その
他部品のリード線部分に存在するので、パルス状
の電流であればその浮遊容量を介して流れる。原
理的には負荷側の巻線に誘起した電圧はすべて整
流用ダイオードD100の両端にかかり負荷側の
系が浮動形であればこの電圧は加入者線路に出て
ゆかないが、浮遊容量があると端子3,4各々の
浮遊容量の逆数の比で分割されて大地と各端子の
間に電圧波形が生じる。この様子を説明する図が
第3図である。
で述べた動作原理の中では一次側巻線に電流Iが
流れている間は整流用ダイオードD100が逆バ
イアスになり、負荷側の巻線には電流が流れない
と記したが、実際には浮遊容量が端子3,4その
他部品のリード線部分に存在するので、パルス状
の電流であればその浮遊容量を介して流れる。原
理的には負荷側の巻線に誘起した電圧はすべて整
流用ダイオードD100の両端にかかり負荷側の
系が浮動形であればこの電圧は加入者線路に出て
ゆかないが、浮遊容量があると端子3,4各々の
浮遊容量の逆数の比で分割されて大地と各端子の
間に電圧波形が生じる。この様子を説明する図が
第3図である。
第3図は、第1図の負荷側の巻線から整流用コ
ンデンサC100までを抜き出し、浮遊容量を書
き加えた図である。図中一点鎖線で示した矢印
は、一次側のスイツチング素子が導通し、負荷側
の整流用ダイオードD100が非導通になつた状
態での浮遊容量C300〜C302を介して洩れ
電流が流れる経路を示している。第3図の回路の
交叉点3、4は第1図のパルストランスT100
の端子3,4と一致している。ダイオード100
が逆バイアスされてしや断状態であつても、第3
図の一点鎖線の経路があれば浮遊容量C300〜
C302および整流用コンデンサC100のパル
スに対するインピーダンス比に応じて端子3,4
および端子fに対地の電圧波形が生じる。ここで
浮遊容量C300〜C302に比べて整流用コン
デンサC100の容量は一般に極めて大きいため
に端子3の電圧波形と端子fの電圧波形は十分一
致している。第1図で示したとおり、この端子3
は加入者線路の対線の一方に直結されており、端
子fもフイルタ回路103を介して加入者線路の
対線の他方に接続されており、フイルタ回路10
3の交流インピーダンスに比して加入者線路およ
び端末機器の対地インピーダンスは大きいので端
子3とfのほぼ同一の電圧波形は同相成分雑音と
して加入者線路に出力されてしまう。
ンデンサC100までを抜き出し、浮遊容量を書
き加えた図である。図中一点鎖線で示した矢印
は、一次側のスイツチング素子が導通し、負荷側
の整流用ダイオードD100が非導通になつた状
態での浮遊容量C300〜C302を介して洩れ
電流が流れる経路を示している。第3図の回路の
交叉点3、4は第1図のパルストランスT100
の端子3,4と一致している。ダイオード100
が逆バイアスされてしや断状態であつても、第3
図の一点鎖線の経路があれば浮遊容量C300〜
C302および整流用コンデンサC100のパル
スに対するインピーダンス比に応じて端子3,4
および端子fに対地の電圧波形が生じる。ここで
浮遊容量C300〜C302に比べて整流用コン
デンサC100の容量は一般に極めて大きいため
に端子3の電圧波形と端子fの電圧波形は十分一
致している。第1図で示したとおり、この端子3
は加入者線路の対線の一方に直結されており、端
子fもフイルタ回路103を介して加入者線路の
対線の他方に接続されており、フイルタ回路10
3の交流インピーダンスに比して加入者線路およ
び端末機器の対地インピーダンスは大きいので端
子3とfのほぼ同一の電圧波形は同相成分雑音と
して加入者線路に出力されてしまう。
同相成分雑音のレベルはパルストランスT10
0負荷側の巻線に誘起する電圧と浮遊容量C30
0〜C302の容量比に依存しており、数十Vに
達する場合もある。この同相成分雑音が有限の対
地平衡度の対線に印加されるとその不平衡度に応
じて同相成分が平衡成分に変換されて除去しがた
い雑音となつたり同相成分の故に他の回路や路線
に誘導雑音として混入して品質を劣化させるとい
つた欠点があつた。
0負荷側の巻線に誘起する電圧と浮遊容量C30
0〜C302の容量比に依存しており、数十Vに
達する場合もある。この同相成分雑音が有限の対
地平衡度の対線に印加されるとその不平衡度に応
じて同相成分が平衡成分に変換されて除去しがた
い雑音となつたり同相成分の故に他の回路や路線
に誘導雑音として混入して品質を劣化させるとい
つた欠点があつた。
本発明はこのような欠点を解決することを目的
とし、パルストランスの負荷側の巻線の両端と整
流用コンデンサの両端との間を一方向にのみ電流
を流し得る半導体素子を介して接続することによ
り、パルストランスの負荷側の巻線に誘起された
大振幅信号が、浮遊容量が存在しても、整流用コ
ンデンサの両端のいずれの端子にも伝わらないよ
うにしたものである。以下、図面を参照して、実
施例について説明する。
とし、パルストランスの負荷側の巻線の両端と整
流用コンデンサの両端との間を一方向にのみ電流
を流し得る半導体素子を介して接続することによ
り、パルストランスの負荷側の巻線に誘起された
大振幅信号が、浮遊容量が存在しても、整流用コ
ンデンサの両端のいずれの端子にも伝わらないよ
うにしたものである。以下、図面を参照して、実
施例について説明する。
第4図は本発明の一実施例である。従来の回路
構成を示す第1図と対応しているが、異なる点は
パルストランスT100の負荷側の巻線(端子3
−4間)の端子3と整流用コンデンサC100の
端子gとの間に第2の整流用ダイオードD400
を接続し、端子3−第2の整流用ダイオード
D400−整流用コンデンサC100−第1の整流
用ダイオードD100−端子4の経路で電流が流
れる点である。DC−DCコンバータ回路における
第2の整流用ダイオードD400の動作は、第1
の整流用ダイオードD100と同様の整流動作を
行う。
構成を示す第1図と対応しているが、異なる点は
パルストランスT100の負荷側の巻線(端子3
−4間)の端子3と整流用コンデンサC100の
端子gとの間に第2の整流用ダイオードD400
を接続し、端子3−第2の整流用ダイオード
D400−整流用コンデンサC100−第1の整流
用ダイオードD100−端子4の経路で電流が流
れる点である。DC−DCコンバータ回路における
第2の整流用ダイオードD400の動作は、第1
の整流用ダイオードD100と同様の整流動作を
行う。
また、第2の整流用ダイオードD400のイン
ピーダンスは第1の整流用ダイオードD100と
同じ変化を示すので、この第2のダイオードD4
00が浮遊容量によるパルス性信号の側流経路の
形成に与える影響は極めて大きい。
ピーダンスは第1の整流用ダイオードD100と
同じ変化を示すので、この第2のダイオードD4
00が浮遊容量によるパルス性信号の側流経路の
形成に与える影響は極めて大きい。
第5図に、本発明による回路構成での負荷側の
巻線から整流用コンデンサまでの回路を抜き出し
た回路図と浮遊容量の影響を示す図を示す。
巻線から整流用コンデンサまでの回路を抜き出し
た回路図と浮遊容量の影響を示す図を示す。
第5図の構成では、負荷側の巻線から整流用コ
ンデンサC100までの各素子のインピーダンス
が平衡している点が、第3図と異なつている。負
荷側の巻線および該巻線に直結される整流回路を
直流から高周波にいたるまで平衡回路網構成と
し、かつ前記周波数全域において該回路網を大地
から疎にすることを特徴としている。
ンデンサC100までの各素子のインピーダンス
が平衡している点が、第3図と異なつている。負
荷側の巻線および該巻線に直結される整流回路を
直流から高周波にいたるまで平衡回路網構成と
し、かつ前記周波数全域において該回路網を大地
から疎にすることを特徴としている。
整流用ダイオードD100とD400が有るた
めにこれらの整流用ダイオードD100,D40
0がしや断状態の時には浮遊容量を考慮しても整
流用コンデンサC100と負荷側の巻線のつなが
りは極めて疎になつており、端子f,gを通つて
端子3に電流を流す側経路がなくなつている。こ
のために負荷側の巻線に誘起した電圧はすべて整
流用ダイオードD100とD400に平等にかか
り、端子f,gには対地の信号が生じない。そし
て、加入者線路に同相成分雑音が出力されること
をなくすことができる。
めにこれらの整流用ダイオードD100,D40
0がしや断状態の時には浮遊容量を考慮しても整
流用コンデンサC100と負荷側の巻線のつなが
りは極めて疎になつており、端子f,gを通つて
端子3に電流を流す側経路がなくなつている。こ
のために負荷側の巻線に誘起した電圧はすべて整
流用ダイオードD100とD400に平等にかか
り、端子f,gには対地の信号が生じない。そし
て、加入者線路に同相成分雑音が出力されること
をなくすことができる。
実施例では、第2の整流用ダイオードD400
を用いているが、これに限らず、一次巻線側のス
イツチング素子SW100が導通している時には
極めて大きなインピーダンスとなり、前記スイツ
チング素子SW100がしや断状態のときには極
めて小さなインピーダンスとなるように動作する
素子であればよい。例えば、トランジスタをスイ
ツチングさせることにより目的を達することがで
きる。
を用いているが、これに限らず、一次巻線側のス
イツチング素子SW100が導通している時には
極めて大きなインピーダンスとなり、前記スイツ
チング素子SW100がしや断状態のときには極
めて小さなインピーダンスとなるように動作する
素子であればよい。例えば、トランジスタをスイ
ツチングさせることにより目的を達することがで
きる。
直流供給回路は加入者対応に置かれる回路なの
で、極めて高密度な実装となる一方、雑音に対し
ては−70dBm以下が要求される。本発明により、
雑音増加原因の同相成分雑音を抑圧することがで
きることは、本来多くの長所を有する浮動形DC
−DCコンバータ方式直流供給回路の実用化と、
それによる直流供給回路の小型化、低消費電力化
の実現に対して大きな効果を有するものである。
で、極めて高密度な実装となる一方、雑音に対し
ては−70dBm以下が要求される。本発明により、
雑音増加原因の同相成分雑音を抑圧することがで
きることは、本来多くの長所を有する浮動形DC
−DCコンバータ方式直流供給回路の実用化と、
それによる直流供給回路の小型化、低消費電力化
の実現に対して大きな効果を有するものである。
第1図は従来の浮動形DC−DCコンバータ方式
直流供給回路の図、第2図は第1図中の各点の波
形例、第3図は第1図の従来の構成における同相
成分雑音発生の説明のための回路図、第4図は本
発明の一実施例を示す回路図、第5図は第4図の
構成における洩れ電流の状態を示す図である。 100……クロツク発生回路、101……パル
ス幅変調(PWM)回路、102……整流回路、
103……フイルタ回路、SW100……スイツ
チング素子、T100……パルストランス、D1
00,D400……整流用ダイオード。
直流供給回路の図、第2図は第1図中の各点の波
形例、第3図は第1図の従来の構成における同相
成分雑音発生の説明のための回路図、第4図は本
発明の一実施例を示す回路図、第5図は第4図の
構成における洩れ電流の状態を示す図である。 100……クロツク発生回路、101……パル
ス幅変調(PWM)回路、102……整流回路、
103……フイルタ回路、SW100……スイツ
チング素子、T100……パルストランス、D1
00,D400……整流用ダイオード。
Claims (1)
- 1 交換機と端末機器とを接続する加入者線路を
介して直流の通話電流を供給する浮動形DC−DC
コンバータ方式の直流供給回路において、パルス
トランスの負荷側の巻線の両端と整流用コンデン
サの両端との間を一方向にのみ電流を流し得る半
導体素子を介して接続したことを特徴とする直流
供給回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58166763A JPS6059856A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 直流供給回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58166763A JPS6059856A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 直流供給回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6059856A JPS6059856A (ja) | 1985-04-06 |
| JPH0334711B2 true JPH0334711B2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=15837252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58166763A Granted JPS6059856A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 直流供給回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059856A (ja) |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP58166763A patent/JPS6059856A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6059856A (ja) | 1985-04-06 |
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