JPH0334968B2 - - Google Patents
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- JPH0334968B2 JPH0334968B2 JP59187932A JP18793284A JPH0334968B2 JP H0334968 B2 JPH0334968 B2 JP H0334968B2 JP 59187932 A JP59187932 A JP 59187932A JP 18793284 A JP18793284 A JP 18793284A JP H0334968 B2 JPH0334968 B2 JP H0334968B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorbent
- iodine
- adsorption
- impregnated
- metal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、原子力施設から放出される排ガス中
の放射性ヨウ素を除去するようにしたフイルタを
有する金属添着吸着材によるヨウ素除去方法に係
り、特に再処理プラントなど高濃度のヨウ素除去
に好適なヨウ素除去フイルタの運転条件に関する
ものである。
の放射性ヨウ素を除去するようにしたフイルタを
有する金属添着吸着材によるヨウ素除去方法に係
り、特に再処理プラントなど高濃度のヨウ素除去
に好適なヨウ素除去フイルタの運転条件に関する
ものである。
原子力施設では、周辺住民の放射能被曝を防止
するため、周辺環境へ放出される放射能量を低減
するための種々の対策が講じられている。このう
ち、放射性ヨウ素に対しては、これが人体の甲状
腺に選択的に吸収され放射能被曝を増大させるた
め、特に厳格な放出放射能量の低減対策が施され
ている。排ガスの低減対策としては、1〜2mmφ
程度の吸着材を充填したフイルタの設置が一般的
に行なわれている。原子力施設の代表的なものと
して原子力発電所と核燃料再処理プラントがあげ
られる。前者では古くから吸着材を充填したフイ
ルタが用いられており、線速度、粒径、層厚さな
ど諸条件について、Regulatory Guide1.140や
RDT Standerdなどに明確に規定されている。
すなわち、線速度20cm/s、層厚5cm、吸着材粒
径4〜16mesh(4.76〜1.19mmφ、平均粒径4〜1.7
mmφ)などの条件が規定されている。一方、後者
の核燃料再処理プラントでは、前者の条件をその
まま適用しているのが現状である。しかし、それ
ら両者には大きな相違点がある。すなわち、原子
力発電所では、対象とする放射性ヨウ素が短半減
期 131I(半減期8日)で、ヨウ素の濃度が0.1ppb
と極めて低い。一方、再処理プラントでは対象と
する放射性ヨウ素が長半減期の 129I(半減期1.7×
107年)で、ヨウ素濃度が前者の50000倍の50ppm
と高い。これらの相違から、再処理プラントの排
ガス処理用の吸着材に対して次の3つの事が要求
される。すなわち、 129Iを化学的に安定な化合
物として半永久的に貯蔵できること、プラントか
らの放射能放出量を低減するため 129Iの高い除
去効率が得られること、吸着材のヨウ素吸着容量
が大きく廃棄物としての使用済吸着材量が少ない
ことの3点である。また 129Iの安定な化合物と
してはヨウ化銀があり、銀を添着した吸着材が広
範囲に用いられようとしている。この場合、吸着
材の使用量が大きくなることは、高価な銀を多量
に使用することとなり、運転コストを増大させる
こととなる。
するため、周辺環境へ放出される放射能量を低減
するための種々の対策が講じられている。このう
ち、放射性ヨウ素に対しては、これが人体の甲状
腺に選択的に吸収され放射能被曝を増大させるた
め、特に厳格な放出放射能量の低減対策が施され
ている。排ガスの低減対策としては、1〜2mmφ
程度の吸着材を充填したフイルタの設置が一般的
に行なわれている。原子力施設の代表的なものと
して原子力発電所と核燃料再処理プラントがあげ
られる。前者では古くから吸着材を充填したフイ
ルタが用いられており、線速度、粒径、層厚さな
ど諸条件について、Regulatory Guide1.140や
RDT Standerdなどに明確に規定されている。
すなわち、線速度20cm/s、層厚5cm、吸着材粒
径4〜16mesh(4.76〜1.19mmφ、平均粒径4〜1.7
mmφ)などの条件が規定されている。一方、後者
の核燃料再処理プラントでは、前者の条件をその
まま適用しているのが現状である。しかし、それ
ら両者には大きな相違点がある。すなわち、原子
力発電所では、対象とする放射性ヨウ素が短半減
期 131I(半減期8日)で、ヨウ素の濃度が0.1ppb
と極めて低い。一方、再処理プラントでは対象と
する放射性ヨウ素が長半減期の 129I(半減期1.7×
107年)で、ヨウ素濃度が前者の50000倍の50ppm
と高い。これらの相違から、再処理プラントの排
ガス処理用の吸着材に対して次の3つの事が要求
される。すなわち、 129Iを化学的に安定な化合
物として半永久的に貯蔵できること、プラントか
らの放射能放出量を低減するため 129Iの高い除
去効率が得られること、吸着材のヨウ素吸着容量
が大きく廃棄物としての使用済吸着材量が少ない
ことの3点である。また 129Iの安定な化合物と
してはヨウ化銀があり、銀を添着した吸着材が広
範囲に用いられようとしている。この場合、吸着
材の使用量が大きくなることは、高価な銀を多量
に使用することとなり、運転コストを増大させる
こととなる。
以上の点から、再処理プラントのヨウ素除去フ
イルタに対して除去効率が高く、ヨウ素の吸着量
が大きくなるようにすることが必要である。
イルタに対して除去効率が高く、ヨウ素の吸着量
が大きくなるようにすることが必要である。
本発明は、再処理プラント排ガス系に設置され
るヨウ素フイルタの好適な運転条件を提供するこ
とにより、上記従来方法における欠点をなくする
ことにある。
るヨウ素フイルタの好適な運転条件を提供するこ
とにより、上記従来方法における欠点をなくする
ことにある。
本発明の特徴は、ヨウ素と反応する金属または
金属化合物を添着した吸着材の充填フイルタにお
いて、充填フイルタ内にヨウ素の飽和吸着帯の現
われるような高濃度のヨウ素を処理する場合、吸
着材平均粒径dP(mm)と線速度u(cm/s)が次の
3つの条件を同時に満足する条件で当該フイルタ
を運転することにある。
金属化合物を添着した吸着材の充填フイルタにお
いて、充填フイルタ内にヨウ素の飽和吸着帯の現
われるような高濃度のヨウ素を処理する場合、吸
着材平均粒径dP(mm)と線速度u(cm/s)が次の
3つの条件を同時に満足する条件で当該フイルタ
を運転することにある。
u≦24/dP 2 ……(1)
u≦105×dP 2 ……(2)
u≧0.2 ……(3)
〔発明の実施例〕
前述した(1)〜(3)式の条件を満足する範囲を第1
図に示す。図中の直線A,B,Cは、それぞれ上
記の(1)、(2)、(3)式の境界条件を表わす。
図に示す。図中の直線A,B,Cは、それぞれ上
記の(1)、(2)、(3)式の境界条件を表わす。
本発明の従属する特徴は、上記特徴に加え、ヨ
ウ素と反応する金属または金属化合物を添着した
吸着材が、銀または銀化合物を添着した吸着材で
あることにある。
ウ素と反応する金属または金属化合物を添着した
吸着材が、銀または銀化合物を添着した吸着材で
あることにある。
本発明は以下の実験結果に基づきなされたもの
である。第2図に吸着材の吸着塔内のヨウ素吸着
分布を示す。再処理プラントではヨウ素の濃度が
高いため、運転をつづけると、飽和吸着帯と吸着
帯とが現われる。飽和吸着帯は吸着材のヨウ素を
吸着する最大の能力に達した部分で、もはやヨウ
素の吸着ができなくなつた部分である。一方吸着
帯は、吸着材にヨウ素の吸着能力が残つている部
分で、ここで、ヨウ素の吸着が進行している。発
明者らは、銀添着吸着材など種々のヨウ素と反応
する金属または金属化合物について実験を行な
い、第2図に示す吸着分布が得られることを確認
すると同時に、吸着帯の形が維持されながら進行
する定形吸着帯型の吸着が起こることを見い出し
た。ここで吸着帯が現われるのは、公知の事実で
あるが、吸着帯が定形で進行するかどうかについ
ては、反応系によつて異なるため、発明者らがヨ
ウ素の吸着反応について実験的に確認したもので
ある。
である。第2図に吸着材の吸着塔内のヨウ素吸着
分布を示す。再処理プラントではヨウ素の濃度が
高いため、運転をつづけると、飽和吸着帯と吸着
帯とが現われる。飽和吸着帯は吸着材のヨウ素を
吸着する最大の能力に達した部分で、もはやヨウ
素の吸着ができなくなつた部分である。一方吸着
帯は、吸着材にヨウ素の吸着能力が残つている部
分で、ここで、ヨウ素の吸着が進行している。発
明者らは、銀添着吸着材など種々のヨウ素と反応
する金属または金属化合物について実験を行な
い、第2図に示す吸着分布が得られることを確認
すると同時に、吸着帯の形が維持されながら進行
する定形吸着帯型の吸着が起こることを見い出し
た。ここで吸着帯が現われるのは、公知の事実で
あるが、吸着帯が定形で進行するかどうかについ
ては、反応系によつて異なるため、発明者らがヨ
ウ素の吸着反応について実験的に確認したもので
ある。
上記実験事実に基づき、吸着塔中に飽和吸着帯
と吸着帯が得られるようなヨウ素の吸着実験を行
ない、吸着帯が短かくなる条件を選定した。吸着
帯が短かくなることは、吸着材の有効利用率が高
くなり、吸着材の使用量が少なくなると同時に、
吸着材の交換頻度を少なくできることにつなが
る。
と吸着帯が得られるようなヨウ素の吸着実験を行
ない、吸着帯が短かくなる条件を選定した。吸着
帯が短かくなることは、吸着材の有効利用率が高
くなり、吸着材の使用量が少なくなると同時に、
吸着材の交換頻度を少なくできることにつなが
る。
まず、線速度条件をパラメータとし、吸着材と
して吸着材平均粒径1.5mmの銀ゼオライトを用い
て実験を行なつた。第3図にその結果を示す。こ
の図から、線速度15cm/s以上では、吸着量の小
さい部分で尾を引く現象であるテイリンクがみら
れる。これは、吸着帯の長さを著しく長くする主
因になる。したがつて、10cm/s以下の線速度条
件で使用することが好適であることがわかつた。
して吸着材平均粒径1.5mmの銀ゼオライトを用い
て実験を行なつた。第3図にその結果を示す。こ
の図から、線速度15cm/s以上では、吸着量の小
さい部分で尾を引く現象であるテイリンクがみら
れる。これは、吸着帯の長さを著しく長くする主
因になる。したがつて、10cm/s以下の線速度条
件で使用することが好適であることがわかつた。
次に、吸着材平均粒径をパラメータとして、実
験を行なつた結果を第4図に示す。この図から、
線速度条件だけでなく、吸着材の平均粒径によつ
ても、テイリングの発生の有無が変化することが
わかつた。すなわち、吸着材平均粒径が1.5mmで
はテイリングが発生するが、0.7mmではテイリン
グが発生していない。
験を行なつた結果を第4図に示す。この図から、
線速度条件だけでなく、吸着材の平均粒径によつ
ても、テイリングの発生の有無が変化することが
わかつた。すなわち、吸着材平均粒径が1.5mmで
はテイリングが発生するが、0.7mmではテイリン
グが発生していない。
以上の2つの実験事実に基づき、テイリングの
発生しない吸着材平均粒径と線速度条件を求め
た。その条件を示したのが第1図で、テイリング
の生じない条件の限界は、図中の直線Aである。
また図中の他の直線は、それぞれ、次の条件から
求められたものである。まず、直線Bは、吸着材
が吸着塔内で流動化する限界で、粒径が小さくな
るほど、また線速度が大きくなるほど流動化しや
すいことがわかる。また、直線Cは、ヨウ素分子
の拡散速度で、これ以上線速度を小さくしても、
熱運動によつてヨウ素分子が吸着塔の下流側に進
行してしまうため、吸着帯は短かくならない。し
たがつて、これらの直線A,B,Cによつて囲ま
れる条件が、吸着塔で、高濃度のヨウ素を除去す
るために好適な条件となる。
発生しない吸着材平均粒径と線速度条件を求め
た。その条件を示したのが第1図で、テイリング
の生じない条件の限界は、図中の直線Aである。
また図中の他の直線は、それぞれ、次の条件から
求められたものである。まず、直線Bは、吸着材
が吸着塔内で流動化する限界で、粒径が小さくな
るほど、また線速度が大きくなるほど流動化しや
すいことがわかる。また、直線Cは、ヨウ素分子
の拡散速度で、これ以上線速度を小さくしても、
熱運動によつてヨウ素分子が吸着塔の下流側に進
行してしまうため、吸着帯は短かくならない。し
たがつて、これらの直線A,B,Cによつて囲ま
れる条件が、吸着塔で、高濃度のヨウ素を除去す
るために好適な条件となる。
吸着塔または吸着材充填フイルタにおいて、ヨ
ウ素の飽和吸着帯が存在しない場合、吸着帯の長
さは一定とならず、時間の経過とともに変化す
る。したがつて、吸着帯の長さを線速度と吸着材
粒径との関係で明確に得ることはできない。
ウ素の飽和吸着帯が存在しない場合、吸着帯の長
さは一定とならず、時間の経過とともに変化す
る。したがつて、吸着帯の長さを線速度と吸着材
粒径との関係で明確に得ることはできない。
また、反応系が異なる場合、すなわち、ヨウ素
とヨウ素と反応する金属を添着した吸着材との吸
着反応以外の実験結果は、本発明とは異なる。こ
のことを、吸着材による吸着反応機構の点から詳
細に述べる。第5図は一例として銀添着吸着材を
とり上げ吸着材の断面を模式的に示した図であ
る。ヨウ素(I2:分子状ヨウ素、CH3I:ヨウ化
メチル)は境膜拡散、細孔内拡散、化学反応の3
つの段階を経てヨウ化銀(AgI)などとして、化
学的に安定な化合物として吸着材中に取り込まれ
る。ここで境膜拡散とは、吸着材粒子の表面に形
成される気体の静上層である境膜中のヨウ素の拡
散である。境膜の外側は、気体(処理ガス)の流
れが生じている部分である。細孔内拡散とは、吸
着材内に存在する数10〜数100Åの直径をもつ無
数の小さな孔があり、この孔内を添着された銀に
達するまでヨウ素が進んでゆく拡散である。化学
反応とは、ヨウ素が銀との化学反応によつてヨウ
化銀となることを意味している。ここで通常の吸
着反応では、境膜、細孔内拡散などが律速となつ
ている。一方、本発明の場合、ヨウ素を化学的に
吸着すること、ヨウ素の吸着量が多く、残留する
未反応の銀が少ないことから、化学反応が吸着の
律速となつている。したがつて、ヨウ素と銀、ヨ
ウ素とヨウ素と反応する金属との反応以外の反応
系は本発明とは全く異なるものである。
とヨウ素と反応する金属を添着した吸着材との吸
着反応以外の実験結果は、本発明とは異なる。こ
のことを、吸着材による吸着反応機構の点から詳
細に述べる。第5図は一例として銀添着吸着材を
とり上げ吸着材の断面を模式的に示した図であ
る。ヨウ素(I2:分子状ヨウ素、CH3I:ヨウ化
メチル)は境膜拡散、細孔内拡散、化学反応の3
つの段階を経てヨウ化銀(AgI)などとして、化
学的に安定な化合物として吸着材中に取り込まれ
る。ここで境膜拡散とは、吸着材粒子の表面に形
成される気体の静上層である境膜中のヨウ素の拡
散である。境膜の外側は、気体(処理ガス)の流
れが生じている部分である。細孔内拡散とは、吸
着材内に存在する数10〜数100Åの直径をもつ無
数の小さな孔があり、この孔内を添着された銀に
達するまでヨウ素が進んでゆく拡散である。化学
反応とは、ヨウ素が銀との化学反応によつてヨウ
化銀となることを意味している。ここで通常の吸
着反応では、境膜、細孔内拡散などが律速となつ
ている。一方、本発明の場合、ヨウ素を化学的に
吸着すること、ヨウ素の吸着量が多く、残留する
未反応の銀が少ないことから、化学反応が吸着の
律速となつている。したがつて、ヨウ素と銀、ヨ
ウ素とヨウ素と反応する金属との反応以外の反応
系は本発明とは全く異なるものである。
したがつて、本発明は、ヨウ素を化学吸着する
場合で、かつ吸着塔内にヨウ素の飽和吸着帯が現
われる場合にのみ該当するものである。
場合で、かつ吸着塔内にヨウ素の飽和吸着帯が現
われる場合にのみ該当するものである。
なお、ここに記載した例は銀ゼオライトについ
てのみであるが、これは一例でしかなく、本発明
ではこれに限定されることはない。銀ゼオライト
以外の銀モルデナイト、銀アルミナ、銀シリカゲ
ル等の他の銀添着吸着材についても同様の結果が
得られる。またヨウ素と化学的に吸着する金属ま
たは金属化合物としては、鉛、銅、パラジウムお
よびその化合物などがあるが、前者2つ(鉛、
銅)についてはヨウ素との化学反応速度が小さ
く、本発明の第1図のAの直線よりも、小さくな
るが、本発明の概念に含まれるものである。後者
(パラジウム)については、銀または銀化合物と
同等の反応性を有するが、銀よりも高価である欠
点がある。
てのみであるが、これは一例でしかなく、本発明
ではこれに限定されることはない。銀ゼオライト
以外の銀モルデナイト、銀アルミナ、銀シリカゲ
ル等の他の銀添着吸着材についても同様の結果が
得られる。またヨウ素と化学的に吸着する金属ま
たは金属化合物としては、鉛、銅、パラジウムお
よびその化合物などがあるが、前者2つ(鉛、
銅)についてはヨウ素との化学反応速度が小さ
く、本発明の第1図のAの直線よりも、小さくな
るが、本発明の概念に含まれるものである。後者
(パラジウム)については、銀または銀化合物と
同等の反応性を有するが、銀よりも高価である欠
点がある。
また、吸着材の平均粒径については、本発明の
第1図に図示する範囲において十分な効果を奏す
ることができる。本発明をより効果的に運用する
ためには、吸着材が外部からの衝激や振動などの
力によつて長期間使用しても粉末化などが生じ
ず、しかも高いヨウ素の吸着性能を維持できるよ
うに吸着材の平均粒径は1〜3mmの範囲にあるこ
とが望ましい。
第1図に図示する範囲において十分な効果を奏す
ることができる。本発明をより効果的に運用する
ためには、吸着材が外部からの衝激や振動などの
力によつて長期間使用しても粉末化などが生じ
ず、しかも高いヨウ素の吸着性能を維持できるよ
うに吸着材の平均粒径は1〜3mmの範囲にあるこ
とが望ましい。
本発明の具体的実施例を図面により以下詳細に
述べる。
述べる。
本発明では、通常の吸着塔を用いても、吸着塔
に充填された吸着材粒径と、吸着塔で処理するガ
スの線速度の条件が、第1図の範囲を満足してい
れば、十分な効果を奏することができる。さらに
本発明の効果的に運用するために、吸着塔の形状
の点からいくつかの実施例を述べる。
に充填された吸着材粒径と、吸着塔で処理するガ
スの線速度の条件が、第1図の範囲を満足してい
れば、十分な効果を奏することができる。さらに
本発明の効果的に運用するために、吸着塔の形状
の点からいくつかの実施例を述べる。
第6図は本発明を実施しうるのに効果的な例で
ある。本実施例は二層構造としたものである。す
なわち、吸着材粒径の大きな吸着材層を処理ガス
の入口側に、吸着材粒径の小さな吸着材層を処理
ガスの出口側に設けた二層構造である。吸着材粒
径の小さな吸着材層は、第1図の範囲を満足して
いることが必要である。また、吸着材粒径の小さ
な吸着材層の高さは、少なくとも吸着帯長さ以上
であることが必要である。第4図から、吸着材平
均粒径が0.7mmで、線速度が25cm/sの場合、吸
着材層の高さは2.5cm以上にすれば良いことにな
る。
ある。本実施例は二層構造としたものである。す
なわち、吸着材粒径の大きな吸着材層を処理ガス
の入口側に、吸着材粒径の小さな吸着材層を処理
ガスの出口側に設けた二層構造である。吸着材粒
径の小さな吸着材層は、第1図の範囲を満足して
いることが必要である。また、吸着材粒径の小さ
な吸着材層の高さは、少なくとも吸着帯長さ以上
であることが必要である。第4図から、吸着材平
均粒径が0.7mmで、線速度が25cm/sの場合、吸
着材層の高さは2.5cm以上にすれば良いことにな
る。
本発明例によれば、圧力損失の生じやすい吸着
材粒径の小さな層が短かくなるため、圧力損失が
少なく、処理ガスを流すのに用いるブロワーの容
量を低減できるなどの効果をもたらす。
材粒径の小さな層が短かくなるため、圧力損失が
少なく、処理ガスを流すのに用いるブロワーの容
量を低減できるなどの効果をもたらす。
第7図に本発明を実施しうるのに効果的な他の
実施例を示す。この実施例は、円柱状の吸着材充
填層である。処理ガスは、円柱状の吸着材充填層
の中央部に設けられた同心円状の孔から流入し、
円柱の外周方向へ流れる。この方式では、処理ガ
スの線速度が、中心部の入口側では大きいが、外
周側では小さくなる。この方式の場合、外周から
円柱中心に向かつての吸着帯長さ位置での、線速
度と吸着材平均粒径とが第1図の条件を満足する
ようにする必要がある。すなわち、第3図から、
吸着材平均粒径が1.5mmの場合、線速度を10cm/
s以下としなければならない点は、吸着材充填層
外周側から3cm以上中心に向かつた点である。
実施例を示す。この実施例は、円柱状の吸着材充
填層である。処理ガスは、円柱状の吸着材充填層
の中央部に設けられた同心円状の孔から流入し、
円柱の外周方向へ流れる。この方式では、処理ガ
スの線速度が、中心部の入口側では大きいが、外
周側では小さくなる。この方式の場合、外周から
円柱中心に向かつての吸着帯長さ位置での、線速
度と吸着材平均粒径とが第1図の条件を満足する
ようにする必要がある。すなわち、第3図から、
吸着材平均粒径が1.5mmの場合、線速度を10cm/
s以下としなければならない点は、吸着材充填層
外周側から3cm以上中心に向かつた点である。
本実施例によれば、円柱状の特徴を生かし、処
理ガスの出口側で、線速度を低下させることがで
きる。
理ガスの出口側で、線速度を低下させることがで
きる。
また、吸着層をバツケージ化し、その形状を、
放射性廃棄物の廃棄物容器(通常200容積のド
ラム缶)に直接収められる構造とすることによつ
て、使用済の吸着層を直接前記廃棄物容器に収め
ることができる。
放射性廃棄物の廃棄物容器(通常200容積のド
ラム缶)に直接収められる構造とすることによつ
て、使用済の吸着層を直接前記廃棄物容器に収め
ることができる。
本発明によれば、高濃度のヨウ素を除去するた
めの吸着材フイルタの最適運転条件を提供できる
ので、以下の効果が得られる。
めの吸着材フイルタの最適運転条件を提供できる
ので、以下の効果が得られる。
(1) 吸着材の使用量を最小限度にとどめ、高い除
去性能を維持できる。
去性能を維持できる。
(2) 廃棄物としての使用済吸着材量を最小限度に
とどめることができる。
とどめることができる。
第1図は、本発明によるヨウ素除去方法に好適
な条件範囲を示した線図、第2図は、吸着塔内の
ヨウ素吸着分布の説明図、第3図は、線速度をパ
ラメータとしたときのヨウ素の吸着分布の実験結
果を示した線図、第4図は、吸着材粒径の異なる
吸着材のヨウ素の吸着分布の実験結果を示した線
図、第5図は、ヨウ素の吸着メカニズムを模式的
に示した図、第6図および第7図はそれぞれ本発
明を実施しうるのに好適な吸着材充填塔の例を示
した図である。
な条件範囲を示した線図、第2図は、吸着塔内の
ヨウ素吸着分布の説明図、第3図は、線速度をパ
ラメータとしたときのヨウ素の吸着分布の実験結
果を示した線図、第4図は、吸着材粒径の異なる
吸着材のヨウ素の吸着分布の実験結果を示した線
図、第5図は、ヨウ素の吸着メカニズムを模式的
に示した図、第6図および第7図はそれぞれ本発
明を実施しうるのに好適な吸着材充填塔の例を示
した図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヨウ素と反応する金属または金属化合物を添
着した吸着材の充填フイルタにおいて、吸着材平
均粒径dP(mm)と線速度u(cm/s)が次の3つの
条件を同時に満足することを特徴とする金属添着
吸着材によるヨウ素除去方法。 u≦24/dP 2 u≦105×dP 2 u≧0.2 2 特許請求の範囲第1項において、ヨウ素と反
応する金属または金属化合物を添着した吸着材が
銀または銀化合物添着吸着材であることを特徴と
する金属添着吸着材によるヨウ素除去方法。 3 特許請求の範囲第1項において、金属または
金属化合物を添着した吸着材の充填フイルタを有
し、この充填フイルタ内にヨウ素の飽和吸着帯が
あることを特徴とする金属添着吸着材によるヨウ
素除去方法。 4 特許請求の範囲第3項において、金属または
金属化合物を添着した吸着材が、銀または銀化合
物添着吸着材であることを特徴とする金属添着吸
着材によるヨウ素除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59187932A JPS6168127A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 金属添着吸着材によるヨウ素除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59187932A JPS6168127A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 金属添着吸着材によるヨウ素除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6168127A JPS6168127A (ja) | 1986-04-08 |
| JPH0334968B2 true JPH0334968B2 (ja) | 1991-05-24 |
Family
ID=16214705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59187932A Granted JPS6168127A (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 金属添着吸着材によるヨウ素除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6168127A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5395879A (en) * | 1977-02-02 | 1978-08-22 | Hitachi Ltd | Operating method for silver-adsorbent filter |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP59187932A patent/JPS6168127A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6168127A (ja) | 1986-04-08 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |