JPH033539B2 - - Google Patents

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JPH033539B2
JPH033539B2 JP62189670A JP18967087A JPH033539B2 JP H033539 B2 JPH033539 B2 JP H033539B2 JP 62189670 A JP62189670 A JP 62189670A JP 18967087 A JP18967087 A JP 18967087A JP H033539 B2 JPH033539 B2 JP H033539B2
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JP
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pressure
fiber
molten metal
molded body
metal
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JP62189670A
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Masayoshi Sasaki
Fumio Saeki
Harumichi Hino
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
Nissan Motor Co Ltd
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Priority to EP88112252A priority patent/EP0301550B1/en
Priority to DE3851593T priority patent/DE3851593T2/de
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Publication of JPH033539B2 publication Critical patent/JPH033539B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/14Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、無機繊維で強化された金属複合材の
製造法に関し、更に詳しくは、強化繊維成形体の
変形、損傷を防止し、強度低下がなく、鋳造巣の
発生が防止された優れた無機繊維強化金属複合材
を、成形体繊維及びマトリツクス金属の種類、繊
維成形体の嵩密度によつて制限されることなく製
造する方法に関する。 (従来の技術) 無機強化用繊維を、実質的に共面繊維の少なく
とも1つのシートから形成される多数の繊維の層
として配置し、これに溶融マトリツクス金属を複
合させる方法が、特公昭54−36138号公報に記載
されており、その際、約500ポンド/平方インチ
(35.2Kg/cm2)で約0.2秒間加圧の後、1平方イン
チ(6.45cm2)当たり2000ポンド(0.9トン)から
3トンまで増加するエンカプセル化加圧プログラ
ムを適用することも該公報に記載されている。 一方、無機質繊維を任意形状に成形し、その繊
維成形体に金属マトリツクスを高圧凝固鋳造法に
より充填複合させる際、負荷圧力を初期は緩やか
に上昇させ、次いで急速に上昇させて最大値に到
達させて、その加圧状態を一定時間保持する方法
も、特公昭53−12446号公報で知られている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、特公昭54−36138号公報に記載
されている方法では、シート状繊維を複数枚積層
するため、複雑な断面形状を持つピストンのよう
な複合体を一体的に強化するには、繊維成形体の
製造が困難となり、更には、シート間の不連続性
に基づく強度低下が生じ、全く不適当である。ま
た、加圧方法も、当初極めて短時間、低圧で加圧
し、その後1平方インチ当たり0.9トンから3ト
ンまで徐々に昇圧すると、鋳造巣が発生し易く、
均一な複合材を得るのが困難になる。 一方、特公昭53−12446号公報に記載されてい
る方法では、溶湯圧力を緩やかに連続的に上昇さ
せるため、次のような問題が生じる。 1) 繊維成形体の嵩密度が低い場合は、初期寸
法が圧縮され、複合化後、繊維の嵩密度が初期
設定値からはずれてしまう。 2) 繊維成形体の嵩密度が約0.6g/cm3を超え
ると、繊維成形体内への溶湯浸入抵抗が増大
し、溶湯の圧力が上昇しはじめ、良好な繊維強
化金属複合体が得られない。 かかる従来法における問題点は、繊維強化金属
複合体の設計の自由度を制限するものであり、成
形体繊維及びマトリツクス金属の種類、繊維成形
体の嵩密度に依存せず、広範囲な繊維及び金属の
種類、嵩密度にわたつて所定の嵩密度を維持する
ことのできる繊維強化複合材料の製造法が切望さ
れていた。 本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解
消し、強化繊維成形体の変形、損傷を防止して、
強度低下がなく、鋳造巣の発生が防止された無機
繊維強化金属複合材を、成形体繊維及びマトリツ
クス金属の種類、繊維成形体の嵩密度によつて制
限されることなく製造する方法を提供することに
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討
を重ねた結果、無機繊維を強化部分の形状に合わ
せて予め一体的に成形しておき、マトリツクス金
属溶湯を注入後、最初は一定の低圧で繊維成形体
内にマトリツクスの充填が完了するまで加圧し、
次いで直ちに最高圧にまで加圧すればよいことを
見出し、本発明に到達した。 即ち、本発明は、任意の形状に一体的に成形し
た無機繊維成形体を鋳造金型内に入れ、次いで該
金型内にマトリツクス金属溶湯を注入して繊維強
化金属複合材を製造するに際し、該金型内に該金
属溶湯を注入した後、溶湯加圧パンチを備えた加
圧シリンダにより最初は低圧P0で加圧し、次い
で直ちに最高圧にまで加圧して該金属溶湯を繊維
内に浸透、凝固させることを特徴とする繊維強化
複合材の製造法である。尚、P0は、繊維成形体
の繊維体積率(成形体の容積に占める繊維の体積
率でVf値と称す)と溶湯の浸透速度に依存する
一定の浸透圧である。 以下、図面により本発明を説明する。 第1図は、本発明方法を実施するのに使用する
鋳造金型装置の一例を示す縦断面図であり、1は
溶湯加圧パンチ2を備えた加圧シリンダ、3は所
定の形状に一体的に成形した無機繊維成形体4を
支持するコア5とキヤビテイ6とによつて構成さ
れる鋳造金型であり、マトリツクス金属溶湯7を
受け入れる金型空間を形成している。 本発明方法を実施するには、まず、無機繊維を
真空成形法等により任意の形状、例えばピストン
の形状に一体的に成形する。特公昭54−36138号
公報に記載されているように、無機繊維シートを
積層した成形体では、鋳造物補強部所の所要形状
に切り抜いたり必要厚さになるまで積み重ねると
いう煩雑さがあり、更に、シート間の不連続性に
基づく繊維強化複合体の強度低下が生ずるので不
適当である。無機繊維としては、カーボン繊維、
ガラス繊維、金属繊維、セラミツク繊維などを用
いることができるが、特にセラミツク繊維を用い
た場合に好結果が得られる。かくして、得られた
無機繊維成形体4を、300〜650℃程度に予熱す
る。一方、コア5及びキヤビテイ6を250〜600℃
程度に予熱しておき、前記の予熱した無機繊維成
形体4を金型内に挿入し、直ちに700〜800℃程度
に温度調節したマトリツクス金属溶湯7の一定量
を計量して、金型空間内に注入する。この際、用
いられるマトリツクス金属溶湯7としては、鉄、
銅、アルミニウム、マグネシウム又はそれらの合
金などを挙げることができるが、特にアルミニウ
ム合金、マグネシウム合金が好適に用いられる。
尚、上記の各温度は、使用する無機繊維の種類、
成形体の体積%、形状、鋳造物の形状、金属溶湯
の種類などによつて変わるものであることは言う
までもない。 マトリツクス金属溶湯7注入後直ちに、加圧シ
リンダ1に油圧装置から高圧作動油を供給して、
溶湯加圧パンチ2により金型空間内のマトリツク
ス金属溶湯7を加圧する。この際、第2図にグラ
フで示すように、最初は低圧で加圧し、次いで、
直ちに最高圧にまで昇圧して加圧を行う。この場
合の各段階における圧力、加圧時間は使用する無
機繊維の種類、成形体の体積%、形状、鋳造物の
形状、金属溶湯の種類等によつて異なるが、最初
の一定の低圧加圧においては、溶湯加圧パンチ2
の先端が金属溶湯7の液面に接触した時点から短
時間、30〜100Kg/cm2の加圧を行うのが好ましい。
この一定の低圧加圧によつて無機繊維成形体4の
変形、損傷を防止しながら該成形体4内へ均一に
金属溶湯7を含浸させるのであつて、加圧圧力が
高すぎたり、加圧時間が長すぎたりすると、成形
体4の変形、損傷及び鋳造巣の発生が起こるので
不適当である。また、加圧圧力があまりにも低い
場合、あるいは加圧時間が短すぎる場合には、金
属溶湯7が成形体4内へ均一に浸透しなくなるの
で注意を要する。更に、最高圧での加圧は450〜
750Kg/cm2で約1分間行うのが好ましい。かかる
高圧での加圧によつて金属溶湯の凝固に伴う収縮
によつて発生する鋳造巣の発生を防止することが
でき、均一な構造の複合材を得ることができる。 また、本発明において、特に重要なことは、第
2図に示すように、一定の低圧での短時間加圧の
後、直ちに最高圧にまで昇圧することである。特
公昭54−36138号公報や、特公昭53−12446号公報
に記載されているように(例えば、第3図に示す
ように)、徐々に昇圧するのでは、鋳造巣が発生
し易く、均一な複合材を得るのが困難になるので
不適当である。 本発明における加圧圧力、加圧時間の制御は、
油圧装置による加圧シリンダ1への高圧作動油の
供給を制御することによつて、容易に行うことが
できる。 尚、低圧で加圧する時間は、金属溶湯7が無機
繊維成形体4に接してから、金属溶湯7が繊維成
形体4内に充填するまでの時間である。すなわ
ち、繊維成形体4の繊維体積率Vf(成形体の容積
に占める繊維の体積率)と、溶湯7の浸透速度に
依存する一定の浸透圧P0が溶湯に加わるよう低
圧で加圧して、繊維成形体4内に溶湯7を浸透さ
せ、溶湯が繊維成形体4内に充填し終わると溶湯
圧がP0よりも上昇するので、この溶湯圧の上昇
を、例えば金型内に配した圧力センサで検出する
ことで、低圧加圧時間の終了とすることができ
る。同じ形状のものを多数製造する場合には、最
初の数個について、圧力センサで低圧加圧に要す
る時間を測定しておけば、その時間によつても繊
維成形体4への溶湯7の充填完了を知ることがで
きる。この場合は圧力センサは不要となる。 第4図は、このような圧力センサを用いて低圧
加圧時間を制御するようにした装置の例を示す概
略図であり、11は油圧シリンダ、12は加圧パ
ンチ、13はキヤビテイ、14は圧力伝達棒、1
5は圧力センサ、16はアンプ、17は溶湯、1
8は繊維成形体、19は電磁比例式流量制御弁、
20はコントローラ、21は比較回路、22は基
準値入力端子、23は比例電磁式リリーフ弁であ
る。繊維成形体18をキヤビテイ13内にセツト
し、溶湯17を注湯してパンチ12により加圧
し、圧力伝達棒14の動作により、圧力センサ1
5で一定低圧P0を検知する。次いで、P0+1
Kg/cm2(P1)を基準値として基準値入力端子2
2にインプツトしておき、低圧溶湯圧の上昇を前
記圧力センサ15で検知し、アンプ16を通して
比較回路21で前記基準値と比較し、電磁比例流
量制御弁19のコントローラ20に信号を送り、
前記制御弁19及び比例電磁式リリーフ弁を作動
させ、パンチ12の加圧速度を上げて最高圧に昇
圧する。 (実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 アルミナ系セラミツク繊維(ICI社製、商品
名:サフイルRF)を、9体積%となるように予
めピストン形状に一体的に成形焼成した。 一方、第1図に示した装置を使用し、その鋳造
金型を300℃に予熱して、その中へ650℃に予熱し
た上記繊維成形体を挿入した。次いで、720℃に
加熱したMg合金AS21の溶湯を該金型内に注入し
た。その後、油圧装置から油圧シリンダへ高圧作
動油を供給して、加圧パンチ先端が溶湯に接触し
た時点から0.5秒間、50Kg/cm2の圧力で加圧し、
次いで、第2図に示すように、直ちに最高圧であ
る450Kg/cm2にまで圧力を上昇させて、約1分間
加圧しながら溶湯を凝固させ、セラミツク繊維強
化Mg合金ピストンを鋳造した。 また、初期加圧時間を0.3〜0.8秒間、加圧力を
30〜100Kg/cm2と変化させて鋳造を行つた。 得られた鋳造物を切断して複合状態を検査した
ところ、繊維成形体の変形、損傷及び鋳造巣は認
められず、強度が向上し均一な繊維強化金属複合
材であつた。 実施例 2 実施例1において、アルミナ系セラミツク繊維
を8体積%になるように一体的に成形、焼成し、
これを450℃に予熱して、金型内に挿入し、800℃
に加熱したAl合金AC8Aの溶湯を注入し、最初の
低圧加圧は50Kg/cm2で0.5秒間行い、また、最高
圧での加圧は、700Kg/cm2で約1分間行い、その
他の条件は、実施例1と同じにしてセラミツク繊
維強化Al合金ピストンを鋳造した。 得られた鋳造物の複合状態は、実施例1と同じ
く良好であつた。 実施例 3 実施例1において、炭化硅素ウイスカーとアル
ミナ系セラミツク繊維を6体積%になるように一
体的に成形、焼成し、これを650℃に予熱して金
型内に挿入し、720℃に加熱したMg合金AZ92の
溶湯を注入し、最初の低圧加圧は40Kg/cm2で0.7
秒間、最高圧での加圧は、950Kg/cm2で約1分間
行い、その他の条件は、実施例1と同じにしてセ
ラミツク繊維強化Mg合金ピストンを鋳造した。 得られた鋳造物の複合状態は実施例1と同じく
良好であつた。 比較例 1 実施例1において、溶湯注入後、圧力を第3図
に示すように徐々に上昇させて450Kg/cm2の最高
圧に約1分間保持しながら溶湯を凝固させ、その
他の条件は実施例1と同じにして、セラミツク繊
維強化Mg合金ピストンを鋳造した。 得られた鋳造物の複合状態を検査したところ、
繊維成形体の変形、損傷は認められなかつたが、
鋳造巣が発生しており、均一な複合材が得られな
かつた。 実施例 4 第4図に示した装置を用い、繊維径5〜10μm、
繊維長200〜300μm、密度2.57g/cm3の結晶化ガ
ラス繊維からなる直径70mm、厚さ10mmの繊維成形
体18(嵩密度0.3g/cm3、Vf値11.6%)をN2ガス中
で500℃に予熱後450℃に加熱したピストンの形状
をしたキヤビテイ13(内径80mm)内にセツト
し、JIS AC8B合金溶湯17(780℃)を注湯し、
パンチ12により加圧を行つた。パンチ加圧速度
を第1表に示す6通りに変化させ、圧力伝達棒1
4の動作を、圧力センサ15により検知した溶湯
圧力−加圧時間線図を第5図に示す。その結果、
条件A,B,Cでは、パンチ加圧速度に依存する
明瞭な一定圧P0の領域が現れた(第1表及び第
5図a,b,c参照)。
【表】 次いで、一定圧P0が確認できた条件A,B,
CについてP0+1Kg/cm2(P1)を基準値として
基準値入力端子22にインプツトした。前記P0
域終了後、溶湯圧の上昇は前記圧力センサ15で
検知し、アンプ16を通して比較回路21で前記
基準値と比較し、電磁比例流量制御弁19のコン
トローラ20及び比例電磁式リリーフ弁23のソ
レノイド部に信号を送り、前記制御弁19及び比
例電磁式リリーフ弁23を作動させ、パンチ12
の加圧速度を80mm/secに増加させ約4秒で2000
Kg/cm2に昇圧し、その後、従来法と同様スクイズ
凝固させるように第4図の装置の条件を設定し
た。 このようにして溶湯加圧条件を設定し、各溶湯
加圧条件で繊維強化複合材を3種類作成した。繊
維成形体の形状、嵩密度、溶湯組成、温度、鋳込
み条件が条件設定時と同じであることは勿論であ
る。得られた3種類の繊維強化複合体を切断し
て、成形体の初期厚さt0に対する複合後の成形体
厚さtの比率(%)を測定したところ、100%で
あつた。すなわち、一定圧P0域で加圧したA,
B,Cの条件では、成形体4の変形は無かつた。
又、得られた繊維強化複合材には鋳造巣の発生は
認められなかつた。 比較例 2 第1表に示すパンチ加圧速度を10mm/sec、20
mm/sec、30mm/sec(条件D,E,F)に設定し
た以外は実施例4と同様な条件で繊維強化複合材
を製造した。その時の加圧時間と溶湯圧力との関
係は第5図dに示す通りであつた。条件Dでは70
Kg/cm2で一瞬溶湯圧力の上昇速度が極めて緩やか
になつたが、すぐに溶湯圧が緩やかに上昇した。
他の条件E,FではP0は表れず、連続して溶湯
圧が上昇した。 得られた繊維強化複合材を切断して成形体の
t/t0(%)を求めた。その結果、条件Dでは、
92%、条件Eでは83%、条件Fでは77%であり、
いずれも成形体が収縮変形していた。 尚、実施例4の条件Aと比較例2の条件Dを代
表例とし、第5図において加圧開始から4秒で加
圧を終了し、後は、無加圧で凝固させた粗材を切
断して調査した結果、条件Aでは大部分溶湯が成
形体に浸透し、変形はなかつた。一方、条件Dで
は、成形体が変形しながら溶湯が浸透しているこ
とがわかつた。従つて、溶湯の充填域においてす
でに成形体の変形が起きるため、一定圧P0域で
充填する必要があることがわかつた。 尚、第5図aの条件Aで6秒で加圧を終了させ
た粗材では、成形体の変形が無く完全に溶湯が充
填していた。 実施例 5 成形体18のVf値を5%(嵩密度0.13g/cm3
と27%(嵩密度0.7g/cm3)とに変えると共に、
低圧加圧時の加圧圧力を前者は12Kg/cm2、23Kg/
cm2、45Kg/cm2、後者は49Kg/cm2、67Kg/cm2とした
(条件G,H,I,K,L)以外は実施例4と同
様の条件で同じ形状の繊維強化複合材を作成し
た。製造条件は第2表に示す。得られた繊維強化
複合材を切断して調査した結果、第2表に示すと
おり、鋳造巣の発生もなく、成形体の変形もなか
つた。 比較例 3 成形体18のVf値5%の場合にパンチ加圧速
度を20mm/sec(条件J)、Vf値27%の場合にパン
チ加圧速度を8mm/sec(条件M)、20mm/sec(条
件N)として、低圧加圧をせずに連続的に加圧圧
力を変化させた以外は実施例5とは同じ条件にし
て繊維強化複合材を作成した。得られた繊維強化
複合材を切断して調べたところ鋳造巣の発生はな
いものの成形体は変形していた(第2表)。 実施例 6 繊維成形体として、アルミナ質短繊維(繊維径
3μm、繊維長220μm)からなるVf値6%、12%、
25%の3種を作成した。嵩密度は各々0.2g/cm3
0.4/cm3、0.83g/cm3であつた。形状は実施例4
と同様である。 各成形体を450℃に予熱し、500℃に予熱した実
施例4で用いた金型のキヤビテイ13内にセツト
し、730℃のマグネシウム合金(AZ92)を注入し
た。加圧条件は、実施例4と同様の加圧パターン
で制御したが低圧加圧時圧力P0は、成形体Vf
%の場合は16Kg/cm2(条件O)、30Kg/cm2(条件
P)、Vf12%の場合は、27.5Kg/cm2(条件Q)と
50Kg/cm2(条件R)、Vf25%の場合は73.5Kg/cm2
(条件S)と81Kg/cm2(条件T)とした。得られ
た繊維強化複合材を切断して調べたところ、第2
表に示すように成形体の変形は条件O,P,Q,
R,Sにおいて認められず、条件Tにおいては、
わずかに変形していた(t/t。%=98%)が、
実用上全く問題がなかつた。また、鋳造巣も全く
認められなかつた。 実施例 7 SiCウイスカ(繊維径0.3μm、繊維長100μm)
を用いた、Vf値30%(嵩密度0.96g/cm3)の繊維
成形体を作成した。実施例4で用いた装置を用
い、成形体を窒素雰囲気中で600℃に予熱したも
のを、600℃に予熱したキヤビテイ13にセツト
し、1250℃の純銅溶湯を注湯し加圧した。加圧パ
ターンは実施例4と同様であるが、低圧加圧時圧
力P0は85Kg/cm2(条件U)と、93Kg/cm2(条件
V)の2種とした。 得られた繊維強化複合材中の成形体の変形率と
鋳造巣の発生状況を調べた結果を第2表に示す。 比較例 4 加圧時のパンチ加圧速度を10mm/secとして、
連続的に加圧圧力を上昇させた以外は、実施例7
と同じにして(条件W)繊維強化複合材を作成し
た。その結果は第2表に示す通り、成形体変形率
t/t0が88%と大きく変形していた。 実施例 8 繊維成形体として、γAl2O385%、SiO215%の
γアルミナ系長繊維クロス成形体(繊維径9μm、
Vf60%、嵩密度1.92g/cm3)を作成した。実施例
4の装置を用い、まず成形体を1000℃に予熱して
から600℃に予熱したキヤビテイ13内にセツト
し、直ちに1800℃のTi−6Al−4V合金を注湯し
て加圧した。加圧パターンは実施例4と同様であ
るが、低圧加圧時の圧力P0は、68Kg/cm2(条件
X)、78Kg/cm2(条件Y)、91Kg/cm2(条件Z)の
3種類とした。得られた繊維強化複合材を調べた
結果を第2表に示す。条件Zではやや成形体に変
形が認められたものの実用上問題のない範囲の変
形であつた。
【表】 (発明の効果) 本発明によれば、強化繊維成形体の変形、損傷
を防止して強度低下がなく、鋳造巣の発生がない
均一な無機繊維強化金属複合材を成形体繊維及び
マトリツクス金属の種類、繊維成形体の嵩密度に
よつて制限されることなく製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するのに使用する装置の
一例を示す概略縦断面図、第2図は本発明による
加圧時間と溶湯加圧圧力との関係を示すグラフ、
第3図は従来法による加圧時間と溶湯加圧圧力と
の関係を示すグラフ、第4図は本発明を実施する
のに使用する装置の他の例を示す概略図、第5図
は実施例4及び比較例2における加圧時間と溶湯
加圧圧力との関係を示すグラフである。 1,11…加圧シリンダ、2,12…溶湯加圧
パンチ、3,13…鋳造金型、4,18…無機繊
維成形体、7,17…マトリツクス金属溶湯、1
5…加圧センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 任意の形状に一体的に成形した無機繊維成形
    体を鋳造金型内に入れ、次いで該金型内にマトリ
    ツクス金属溶湯を注入して繊維強化金属複合材を
    製造するに際し、該金型内に該金属溶湯を注入し
    た後、溶湯加圧パンチを備えた加圧シリンダによ
    り、最初は一定の低圧で加圧して該金属溶湯を繊
    維成形体内に浸透させ、充填完了後直ちに最高圧
    にまで加圧して凝固させることを特徴とする繊維
    強化複合材の製造法。 2 最初の一定に加圧する低圧が、繊維成形体の
    繊維体積率とマトリツクス金属溶湯の充填速度に
    依存する圧力である特許請求の範囲第1項記載の
    繊維強化複合材の製造法。 3 最初の低圧加圧を、マトリツクス金属溶湯が
    繊維成形体内に充填完了した後に上昇する溶湯圧
    力を圧力センサで検出するまで継続する特許請求
    の範囲第1項記載の繊維強化複合材の製造法。 4 最初の低圧加圧を、その圧力が30〜100Kg/
    cm2で、その加圧時間をマトリツクス金属溶湯が繊
    維成形体内に充填完了して溶湯圧力が上昇するま
    での時間、とする特許請求の範囲第1項記載の繊
    維強化複合材の製造法。
JP62189670A 1987-07-28 1987-07-28 Production of fiber reinforced composite material Granted JPS6431565A (en)

Priority Applications (4)

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