JPH0335786A - l―β―ヒドロキシパラコン酸の製造法 - Google Patents

l―β―ヒドロキシパラコン酸の製造法

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JPH0335786A
JPH0335786A JP1171063A JP17106389A JPH0335786A JP H0335786 A JPH0335786 A JP H0335786A JP 1171063 A JP1171063 A JP 1171063A JP 17106389 A JP17106389 A JP 17106389A JP H0335786 A JPH0335786 A JP H0335786A
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hydroxyparaconic
ustilago
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Takeshi Tabuchi
田渕 武士
Deii Gibuara Erubira
エルビラ ディー.ギヴアラ
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IWATA KAGAKU KOGYO KK
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IWATA KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は発酵法によるβ−ヒドロキシパラコン酸の製造
法に係る0本発明の方法により製造されるβ−ヒドロキ
シパラコン酸は光学活性を有するため、いわゆるキラル
・シントンとして各種の光学活性化合物を合成する際の
原料として重要なものである。なおβ−ヒドロキシパラ
コン酸は水溶液中ではラクトン環が開いてイタ酒石酸C
一部変化し、平衡状態を形成することが公知であり、以
下本明細書では特に断らない限り、両物質を総称してβ
−ヒドロキシパラコン酸と称する。
[従来の技術] 従来、β−ヒドロキシパラコン酸の製造に関しては5t
olodaらの報告[J、Biol、 chem、、 
161.739(1945)]、小林らの報告[農化誌
35.541 (1961)]。
Jakubovskaらの報告[(:hem、Abst
r、、 ?4.13H21(1971)]が知られてい
る。このうち5tolodaらの方法とJakubow
skaらの方法はアスペルギルス テレウス(Aspe
rgillus terreus)に属する菌株を用い
るものであり、小林らの方法はアスペルギルスイタコニ
クス(Aspergillus 1taconicus
)を用いるものである。
しかしながら、前二者の方法では生成蓄積される当該酸
の量は発酵液中1%以下と少なく、また、小林らの方法
では2.5%と更に多量ではあるが、培養期間が20日
と長期である。また各方法とも、主生成物のイタコン酸
が圧倒的多量に生成蓄積されており、精製が極めて困難
であることも含め、いずれも必ずしも工業的に有利な方
法ではなかった。
[発明が解決しようとする課題] したがって本発明の目的は、β−ヒドロキシパラコン酸
の蓄積濃度、併産されるイタコン酸濃度、培養期間など
従来法がかかえていた問題点を解決した、工業的規模で
十分に実施可能な程度に生産性に優れたβ−ヒドロキシ
パラコン酸の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の如き目的のもとに本発明者らは、工業的に有利な
β−ヒドロキシパラコン酸の製造法を開発すべく鋭意研
究を進めた。殊に使用菌株について重点的に検討を加え
たところ、驚くべきことにウスティラゴR(Genus
 tlstilago)に属する各種の菌株が培地中に
著量の当該酸を生成蓄積し、培養期間、イタコン酸との
生成比率においても従来法に較べ格段に優れていること
を知り本発明を完成するに至った。
[発明の構成] 本発明で用いられるウスティラゴ属の微生物はウスティ
ラゴ シノドンテイス(U、 cynodontis)
ウスティラゴ ラベンホルステイナ([1,raben
ho−rstina) 、ウスティラゴ マイディス(
U、 maydis)などであり、これらに属する菌株
としては例えばウスティラゴ シノドンティス(U、 
cynodontis)IFO9727,IFO753
0,IFo 9758.ウステイラゴラベンホルスティ
ナ(U、 rabenhorstina) IFO89
95、ウスティラゴ マイディス(U、 maydis
)IFO5346,IFo 6907などを挙げること
ができる。
なおIFOは財団法人発酵研究所の保存株であることを
示す。
次に本発明で使用する培地としては特に限定されず、こ
の分野で微生物の培養に用いられるもので、微生物が同
化できる炭素源、窒素源および無機塩、有機性の微量栄
養素、発育促進物質などを含んだものが使用される。
すなわち、炭素源としてはグルコース、シュークロース
、ラクトース、デンプン、糖蜜、ホエー、グリセリン、
ソルビットなどが用いられまた、窒素源としてはアンモ
ニウム塩、硝酸塩などの無機塩や尿素が用いられさらに
、β−ヒドロキシパラコン酸の生成を促進するために酵
母エキス、肉エキス、ペプトン、大豆粉、コーン・ステ
イープ・リカー カゼイン氷解物などの有機窒素源を加
えることもある。また生成した酸を中和し、pH低下に
よる障害を緩和する目的で炭酸カルシウム、炭酸ソーダ
、アルカリ液を加えることもある。
本発明に用いられる微生物を培養する方法としては通常
、深部通気攪拌培養の方法が用いられ、培地の液性は中
性ないし微酸性が好ましく、また培養の温度は23℃〜
35℃、とりわけ25℃〜30℃に保つのが望ましい0
通常このような条件下で5日〜10日間培養を行なえば
β−ヒドロキシパラコン酸は培地中に著量生成蓄積され
る。
発酵液からβ−ヒドロキシパラコン酸を採取する方法と
しては、有機酸を微生物の培養物中から採取するのに通
常用いられる分離採取の手段が適宜組合せて使用される
。たとえば遠心分離またはtPAなとの方法により発酵
液から菌体を除き、得られた上清液を濃縮後、硫酸や塩
酸を加えてpHを2前後まで下げ、ジエチルエーテル、
酢酸エチル、メチルエチルケトン、n−ブタノールなど
の溶媒で当該酸を抽出し、抽出液を濃縮し、再結晶を行
なう、また、菌体を除去した上清液をそのままもしくは
イオン交換樹脂でカチオンを除いた後、vAliiを行
ない乾固し、酢酸エチル、イソプロピルアルコール、メ
チルエチルケトンなどの溶媒で当該酸の抽出を行なった
後に濃縮し、再結晶を行なっても良好な結果を得ること
が出来る。
[作 用] 本発明の方法によればβ−ヒドロキシパラコン酸が短期
間の培養で著量培地中に生成蓄積されるために、当該酸
の分at精製が容易で、したがって高純度の製品が充分
量容易に入手できる。すなわち工業的に有利な方法であ
る。
[実施例] 以下に実施例をあげて本発明の内容をさらに詳細に説明
するが、本例は本発明の実施態様の一部にすぎないこと
はいうまでもない。
叉11艷上 グルコース 120g 、 NH4C21,8g 、に
H2PO40,5g 、 Mg5Oa・7N*00.2
g 、 Fe5Oa”7Ht80.01g 、酵母エキ
ス1gを水道水に溶かしIJZとし、その30ml1づ
つを30011I11容三角フラスコに分注し、120
℃で10分間殺菌を行ない、冷却後別に殺菌したCaC
O5を1g添加し培地とした0次いで、予めポテト デ
キストローズ アガー斜面培地で25℃、3〜7日間培
養したウスティラゴ シノドンティス(Ustllag
o cynodontls) IFO9727の菌体1
白金耳分を培地に接種し、ロータリー シェーカー上、
回転数毎分220回転、培養温度25℃で7日間培養を
行なった。培養終了後、塩酸を加えて残っているCaC
O3を溶かし、遠心分離を行なって菌体を除き、得られ
た上清液について下記の条件で高速液体クロマトグラフ
ィーを行ない、生成物の分析を行なった。
高速液体クロマトグラフィーの条件 カラム: HPX−87H,カラム温度:30℃移動相
: 0.OINI酸、移動相の流量:0.5mJ/l1
lin検出器:UvおよびIll 内部標準に0.25%アジピン酸を使用その結果、β−
ヒドロキシパラコン酸が22.5mg/rnRの濃度で
生成蓄積されており、その他の生産物としてはイタコン
酸26.8mg/alf!の存在が認められた。リンゴ
酸、コハク酸などの有機酸は検出されなかった。
実jU生l 実施例1におけるウスティラゴ シノドンティスIFO
9727の代りにウスティラゴ シノドンティスIFO
7530を用いた以外は同例と同様に培養を行ない、生
成物の分析も同様に行なったところ、β−ヒドロキシパ
ラコン酸18.2ff1g/mj)が発酵液中に生成蓄
積されており他に、イタコン酸31、On+g/mRが
認められ、リンゴ酸やコハク酸などその他の有機酸の生
成は見られなかった。
及直里ユ 実施例1におけるウスティラゴ シノドンテイスIFO
9727の代りにウスティラゴ シノドンテイスIF0
9758を用いた以外は同例と同様に実施し、β−ヒド
ロキシパラコン酸24.6B/+j 、イタコン酸20
.3gg/mjが発酵液中に蓄積されており、その他の
有機酸は分析限界以下であった。
及旌朝ユ 実施例1におけるウスティラゴ シノドンテイスIFO
9727の代りにウスティラゴ ラベンホルスティナ(
U、 rabenhorstina) IFo 899
5を用いた以外は同例と同様に実施し分析を行なった結
果、β−ヒドロキシパラコン酸15.0mg/mj 、
イタコン酸16.1B/mjlが発酵液中に蓄積されて
おり、その他の有機酸は分析限界以下であった。
及歳亘ユ 実施例1におけるウスティラゴ シノドンテイスIFO
9727の代りにウスティラゴ マイディス(U、 m
aydls) IFO5346を用いた他は同例と同様
に実施し、β−ヒドロキシパラコン酸10.7a+g/
mR。
イタコン酸25.711g/mj 、リンゴ酸a、sm
g/mjが発酵液中に蓄積されていることがわかった。
なおその他の有機酸は検出出来なかった。
え族里1 実施例1におけるウスティラゴ シノドンテイスIFO
9727の代りにウスティラゴ マイディスIFOf+
907を用いた他は同例と同様に実施し、β−ヒドロキ
シパラコン酸8.6mg/ll1f、イタコン酸10.
7mg/mi) 、 リンゴ酸19.3mg/m4が蓄
積されており、その他の有機酸は検出出来なかった。
及凰里ニ ゲルコース 12,0%、 NaNOs 0.21%、
にH2P O40,05%、 MgSO44N20 0
.02%、 FeSO4・7)1200.001%、酵
母エキス0.1%からなる培地2700mj)を5℃容
のジャーファーメンタ−に張込み、殺菌冷却後、ウステ
ィラゴ シノドンティスIF09758の種母培養液3
000を植菌し通気量I Il/min 、攪拌機の回
転数毎分600回転、培養温度25℃で10日間培養を
行なった0発酵液の高速液体クロマトグラフィー分析で
はβ−ヒドロキシパラコン酸23.2mg/mj 、イ
タ酒石酸7.4mg/mjが蓄積されており他に、エリ
スリトール4.8mg7mAも検出された。
発酵液iIlを毎分9,000回転でi5分間遠心分離
を行ない菌体を除き得られた上清液をロータリー工バボ
レーターを用いて減圧下に30ml1まで濃縮し、ジエ
チルエーテルで連続的に抽出し、エーテル層からエーテ
ルを留去し、生じたシロップを五酸化リン上減圧下に乾
燥し、得られた固形物io、s gについて、酢酸エチ
ル−シクロヘキサンの系で再結晶を行ない、β−ヒドロ
キシパラコン酸5.2gをプリズム状の結晶として得た
その分析値は次の如くであった。
融  点   84〜87℃ 元素分析 実測値C: 41.26%、H:4.37%
計算値(C5HaOsとして) C: 41.10%、H:4.14% [α]”  −44,9(c = 2.0. H2O)
−51,7(c = 2.0.アセトン)[発明の効果
] 本発明によればβ−ヒドロキシパラコン酸がクスティラ
ゴ属の微生物の培養物中に短期間に著量生成蓄積され、
併産されるイタコン酸等の濃度は従来法に較べて顕著に
低下しており、したがって容易かつ経済的に当該酸を充
分量採取することが出来、 産業上の利用価値は極めて高いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウスティラゴ属(GenusUstilago)
    に属するβ−ヒドロキシパラコン酸生産菌を培地に培養
    し、培養物中にβ−ヒドロキシパラコン酸を生成蓄積せ
    しめ、これを採取することを特徴とするβ−ヒドロキシ
    パラコン酸の製造法。
JP1171063A 1989-07-04 1989-07-04 ▲l▼―β―ヒドロキシパラコン酸の製造法 Expired - Lifetime JPH0630598B2 (ja)

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