JPH0336519B2 - - Google Patents
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- JPH0336519B2 JPH0336519B2 JP56061114A JP6111481A JPH0336519B2 JP H0336519 B2 JPH0336519 B2 JP H0336519B2 JP 56061114 A JP56061114 A JP 56061114A JP 6111481 A JP6111481 A JP 6111481A JP H0336519 B2 JPH0336519 B2 JP H0336519B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、イミダゾ(4,5−c)ピリジン誘
導体に関する。より具体的には、本発明は、4−
置換−1−β−D−リボシルイミダゾ−(4,5
−c)ピリジンに関している。 式() を有する4−置換−1−β−D−リボシルイミダ
ゾ−(4,5−c)ピリジン()は、薬剤とし
ての活性を有する化合物および(または)それら
を製造するための中間体として興味ある物質であ
る。たとえば、3−デアザアデノシン、つまり、
4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−1H
−イミダゾ(4,5−c)ピリジン(()、R=
NH2)は、生物活性化合物としての顕著な関心
を呼んだ(たとえば、P.K.Chiang等、Molec.
Pharm.1977、13、939−947参照)。特に、3−デ
アザアデノシンは、抗病巣剤および抗ウイルス剤
(アメリカ合衆国特許4148888)および免疫抑制剤
〔ヨーロツパ特許公開公報No.0010668(ヨーロツパ
特許願No.79103947.2)〕であることが示された。 4−クロル−β−D−リボフラノシル−1H−
イミダゾ−(4,5−c)ピリジン(()R=
Cl)は、上記した4−アミノ誘導体を含めて、式
()の化合物の製造の際のかなめとなる中間体
である。 たとえば、 Mizuno等、Chem.Pharm.Bull.(Tokyo)
1968、16、2011; Montgomery & Townsend、J.Med. Chem.
1966、9、105;および Rosseau等;Biochemistry 1966、5、756。 をみよ。 しかし、これら4−置換−1−β−D−リボフ
ラノシル−1H−イミダゾ−(4,5−c)ピリ
ジンに対する実用的可能性は、それらの製造が容
易でないという理由で限定されていた。ふつうの
合成経路は、従来からの有機化学的手段で選択さ
れた中間体、特に4−クロル誘導体(()、R=
Cl)をリボシル化し、ついで、必要ならば4−位
における置換基を変型することである。 しかし、リボシル化の段階の収率は比較的低く
(30から40%)で、用いる反応は立体化学的に非
特異的で、立体化学的に明確でない生成物を与
え、手のかかる精製操作を必要とする。さらに、
これらの化学反応の本質として、大規模製造に適
用が困難である。 これらの4−置換化合物、特にたとえば、
MayおよびTownsendがJ.C.S.Chem.
Commun.、1973、64に記載したような化合物の
改良合成法を提供しようとする試みがあつた。こ
の報告では、4,6−ジクロル−1H−イミダゾ
(4,5−c)ピリジンをリボシル化している。
その結果、リボシル化の収率は約46%まで改良さ
れたが、欠点として、中間体()の調製は容易
でなく、そして、リボシル化の段階で得られた生
成物を式()の化合物に変換するにはさらに追
加の段階が必要である。この方法は、化学的な方
法であつて、さらに、そのような方法に本来から
存する、上記したような欠点を有する。 化学的手段によるプリンニユクレオシド製造に
まつわる問題点は一般的に認められており、ある
種のプリン塩基については、プリンニユクレオシ
ドホスホリラーゼを本質的な触媒に使用する、酵
素的ペントシル化〔たとえば、ヨーロツパ特許公
開公報No.0002192(ヨーロツパ特許願No.
78101295.0)参照〕により克服された。 よく知られているように、酵素は高度の特異性
を有しており、基質におけるわづかの変化が、反
応を触媒する酵素の能力に著しく影響することが
知られている。ヘテロ環系から窒素原子を除くか
または添加することによるプリン塩基の変型は、
その塩基がプリンニユクレオシドホスホリラーゼ
の基質として作用する能力に影響すると報告され
ている。つまり、いくらかの3−デアザプリン
は、哺乳動物のプリンニユクレオシドホスホリラ
ーゼの基質にならぬことが示された(Townsend
等、Lectures in Heterocyclic Chemistry
Vol.4、J.Hetero.Chem.1978、15、のサツプ
ルメントs−19からs−95)。また、7−デアザ
アデノシン、7−デアザイノシンおよび8−アザ
グアノシンは、微生物プリンニユクレオシドホス
ホリラーゼの基質とならぬことが示された
(DoskocillおよびHoly、Coll.Czeck.Chem.
Commun.、1977、42、370−383)。さらに、3
−デアザプリンニユクレオシドは、それらの対応
するプリンとは異なるコンホメーシヨンを有する
ことが示され(Ludemann等、A.Naturforsch、
1978、33c、305−316;May等、J.Amer.
Chem.Soc.、1976、98、825−830)、プリンお
よび3−デアザプリンは、関連する酵素系で別様
に拳動することが示唆された。 驚くべきことに、我々は、今や、4−置換−1
H−イミダゾ−(4,5−c)ピリジンが、酵素
的方法により容易にリボシル化されうることを発
見した。この方法は、立体特異的で大規模生産に
応用でき、リボシル化反応において改良された収
量を与えるので、従来の化学法に比して有利であ
る。 つまり、本発明は、4−置換−1H−イミダゾ
(4,5−c)ピリジンと、リボース−1−ホス
フエートおよびホスホリラーゼ型酵素を含有する
リボース供与系とを反応さすことを包含する、4
−置換−1−β−D−リボフラノシル−1H−イ
ミダゾ(4,5−c)ピリジンの製造方法を提供
する。 4−置換基は最終生成物に必要とされる置換基
のいずれでもよく、4−置換基の性質がリボシル
化反応の経過に不可欠の要件でありうる従来法の
化学的方法とは対照的に、置換基の性質は、リボ
シル化の容易さにはほとんど影響しない。特に興
味のあるのは、ハロゲン、アミノ基、チオール
基、アルキルチオ基、置換アミノ(低級(c1-6)
アルキルアミノ基を含む)および保護されたアミ
ノ基たとえばベンジルアミノ基およびベンズヒド
リルアミノ基が置換基である場合である。 式()の化合物のうちで、4−アミノ−1−
β−D−リボフラノシル−1H−イミダゾ(4,
5−c)ピリジン(R=NH2)が特に興味ある
化合物で、従来の化学的手段では実施し得なかつ
た方法である、4−アミノ−1H−イミダゾ−
(4,5−c)ピリジンのリボシル化で直接に製
造しうる。 別様には、4−アミノ化合物を、4−アミノ基
がベンジル基またはベンズヒドリル基のような保
護基で保護されている化合物のリボシル化、それ
につづき、ラネ−ニツケル、液アン中金属ナトリ
ウムまたは水素ガスおよび適当な触媒を用いる還
元を含めた従来法で保護基をはづす方法で製造し
うる。 さらに別法として、従来法のリボシル化段階の
変型により4−アミノ化合物を製造しうる。この
方法では、4−クロル−1H−イミダゾ(4,5
−c)ピリジンをリボシル化し、つづいて塩素を
アミノ基に変える。この変換は、従来法による直
接的アミノ化、または、4−ヒドラジノ誘導体に
変えついて水素添加し4−アミノ化合物とする方
法で実施しうる。別様には、塩素化合物を保護さ
れたアミノ基たとえばベンジルアミノ基またはベ
ンズヒドリルアミノ基に変えそして保護基を、従
来法たとえば上記の方法で除去しうる。 それで、本発明は、さらに別に特徴として、R
がハロゲンまたは保護されたアミノ基である式
()の化合物を酵素的にリボシル化し、ついで
4−置換基をアミノ基に変えることを包含する、
4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−1H
−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの製造方法を
提供する。 本明細書に記載の本発明に必要なリボース−1
−ホスフエートは、文献(Wright、R.S.および
Khorana、H.G.、J.Am.Chem.Soc.、78、
811(1956))記載の方法で製造しうるけれども、
リボシル供与体および無機リン酸塩よりその場で
酵素的に必要なリボース−1−ホスフエートが得
られるならば便宜であり有利でもあろう。反応を
別々に実施し、酵素反応または化学的合成により
リボース−1−ホスフエートを分離し、それを出
発材料に使用することができるが、リボース−1
−ホスフエート中間体をその場で生成させ、“1
−ポツト”の方法で両方の反応を実施するのが有
利であることが分つた。そして、組合わせた反応
の正味の反応結果として、供与体であるリボニユ
クレオシドのリボシル基が遊離の3−デアザプリ
ン塩基に移り、それにより望むリボニユクレオシ
ドが生成することになる。 リボシル結合の供与体は、プリンリボニユクレ
オシドたとえばアデノシン、ピリミジンリボニユ
クレオシドたとえばウラシルリボニユクレオシ
ド、または種々のリボニユクレオシドおよび非ニ
ユクレオシド材料との混合物でありうる。しか
し、本発明の目的では、リボシル結合供与体が非
ニユクレオシド材料を実質的に含有せず、そして
またピリミジンニユクレオシドであるのが有利で
ある。 ピリミジンリボニユクレオシドを供与体に使用
するのが有利なのは2つの理由による。第1に、
供与体リボニユクレオシドの性質が、望む生成物
より十分に異なつていて、精製が容易なことであ
る。第2に、反応中に遊離される供与体塩基がプ
リンよりピリミジンであつて、その結果、生成物
の合成に直接関与する酵素(プリンニユクレオシ
ドホスホリラーゼ)上の触媒部位に対して、供与
体塩基と受容体塩基とのあいだの拮抗が実質的に
減少するからである。 ピリミジンリボニユクレオシド供与体およびプ
リンニユクレオシド供与体は、既知のいずれかの
方法で製造しうる。たとえば、Hotchiss、R.D.
J.Biol.Chem.175、315(1948)に記載の方
法がある。 上記反応は両方共に、多くの種々の微生物およ
び哺乳動物の組織に存在する種々の酵素により触
媒されることが分つた。供与体リボニユクレオシ
ドのホスホロリシスは、たとえば、供与体がプリ
ンリボニユクレオシドならばプリンニユクレオシ
ドホスホリラーゼにより、または、供与体がピリ
ミジンリボニユクレオシドならばピリミジンニユ
クレオシドホスホリラーゼ、チミジンホスホリラ
ーゼ、またはウリジンホスホリラーゼにより触媒
される。3−デアザプリンおよびリボース−1−
ホスフエートより望む3−デアザプリンリボニユ
クレオシドを合成する第2の反応は、プリンニユ
クレオシドホスホリラーゼにより触媒される。 それゆえに、必要なリボシル転移酵素系は、後
者のホスホリラーゼのみより成立ちうるか、また
は、リボシル供与体がピリミジンまたはピリミジ
ン類縁体であるならば、前者の型のいずれかと組
合わせて成立ちうる。 前述したように、本発明の方法に使用する反応
の触媒に必要な酵素は、多くの種々の微生物なら
びに哺乳動物の組織に存在することが分つた。し
かし、本発明の目的では、American type
culture collectionよりNo.ATCC11303の登録番号
で入手自由な、B.stearothermophilusそして特に
E.coli Bのような好気的細菌を用いるのが、酵
素のすぐれた原料として有利なことが分つた。酵
素を提供する細菌は種々の條件下で培養しうる。
しかし、細菌壁中のニユクレオシドホスホリラー
ゼ酵素のレベルは、グルコースの存在で低下する
ので、大量のグルコースを含有する培地は望まし
くないことが分つた。 粗酵素調製物は、精製調製物より適当でないこ
とが分つた。その理由は、粗調製物が、妨害にな
る核酸ならびに本発明の目的に必要とされる以外
の酵素を含有するからである。粗調製物の余計な
酵素は、基質および生成物を望ましからぬ具合に
変える反応を触媒し、望む酵素自体の蛋白分解を
もおこしてしまうからである。これらの要因は、
望む生成物の収量を減少さすばかりでなく、反応
混合物よりのそれらの分離を困難とする。 それゆえ、大部分の例で、反応混合物に添加す
るより前に酵素調製物を精製するのが有利であ
る。それには、この方面で知られているいくつか
の方法を用いうる。たとえば、リン酸カルシウム
ゲル処理およびイオン交換クロマトグラフイーを
組合わせて、細胞の抽出物より望む酵素を分離す
るかまたは濃縮しうる。別様には、細胞抽出物
を、リン酸カルシウムゲル処理の前にストレプト
マイシンまたはニユクレアーゼ(DNAアーゼ+
RNAアーゼ)で処理しうるし、または、イオン
交換クロマトグラフイーの前に、ニユクレアーゼ
(DNAアーゼおよびRNAアーゼ)で処理しうる。
ニユクレアーゼ処理は、4から40℃、有利には25
℃での透析條件で実施すれば特に有利である。ほ
んの比較的小容量の液体を扱う場合、ゲル過
は、精製の後期または最終の段階において特に有
用である。 十分に効果的な状態および濃度で提供される酵
素は、上記の反応を触媒するのに用いうる。代表
的反応混合物は、リボシル供与体、3−デアザプ
リン塩基、無機リン酸塩たとえばリン酸水素二カ
リウム(K2HPO4)、および適当な酵素(単また
は複数)を、水性媒体または50%までの有機溶媒
たとえばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、アセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸エチル、トルエン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメチルスルホキサイド、トリ
クロルメタンまたはセロソルブを含有する媒体中
に含有する。有利な濃度は0.001ミリモルから
2000ミリモル、なるべくは、1から200ミリモル
でありうる。 反応は中性PH、つまり、約5から9まで、なる
べくは6.0から8.5までのPHで3から70℃の温度で
実施する。プリンリボニユクレオシドのグリコシ
ド結合は、酸性條件、特に高温で切れやすいの
で、温和な條件が有利である。酵素は、極端な温
度およびPHでは不安定である。酵素の有利な濃度
は、用いる特定のリボシル供与体および受容体の
基質としての効率および反応を進行させようとす
る時間の関数として変化する。場合により、生成
物のあるものは水溶性中で不安定なので、反応時
間を減少さすために、より大量の酵素を用いるの
が有利である。酵素の純度は便宜さに応じて定め
る。粗抽出物でも望む反応を触媒するが、生成物
の収量はふつう低い。上記した理由により精製酵
素を使用した時よりも分離はより困難である。用
いる酵素を硫酸アンモニウム懸濁液として貯蔵す
るならば、それらは、懸濁液全体として添加する
よりも、懸濁液の遠心で得られた粒状物を添加す
るのが有利である。 反応が満足な段階に到達したあと、DEAE−セ
ルローズへのバツチ吸着のような方法で反応混合
物より酵素を除去しうる。ついで、それは、遠心
により可溶性成分より分けうる。または、反応混
合物のゲル過により分けうる。場合により、生
成物は大部分反応混合物より沈殿し、それを除去
したあと反応液にさらに出発材料を添加し、生成
物の生成を開始させうるということを利用して、
酵素を再循環させうる。 ふつう、懸濁液または溶液中に全成分を含有さ
せうる。しかし、高度に可溶性の基質を用いる時
に、適当な酵素を固定した静止相を含有するカラ
ム(たとえば、DEAE−セルローズに酵素を吸着
さす場合)に、酵素以外の反応混合物成分の溶液
をゆつくりとポンプで輸送する別法も有利であり
うる。 望むならば、長い期間、たとえば30日またはそ
れ以上反応を進行さすように、酵素を保存しうる
ことも分つた。しかし、1日を超えて反応混合物
をインキユベートする場合、反応混合物を過ま
たはこの方面の技術で知られている他の技術で滅
菌しないならば、殺微生物剤、たとえばナトリウ
ムまたはカリウムのアジドまたはトルエンを添加
するのが望ましい。 望むプリンリボニユクレオシドは、化合物の混
合物をそれぞれの化合物に分離するための既知の
方法のいずれかにより採取または分離しうる。た
とえば、望む最終生成物と不純物とのあいだの種
種に溶媒中への溶解度の差、2つの溶媒層間の分
配係数の差、イオン交換樹脂のような吸着剤への
吸着性の差、ポリアクリルアミドゲルのような架
橋された樹脂中の通過速度の差、溶媒よりの結晶
化の差を用いて分離を行いうる。反応混合物より
生成物が晶出するならば、遠心、または、過助
剤を使用するかまたは使用しない過により集め
うる。実際には、生成物に望む純度および状態に
応じて、分離または単離のためのこれらの手段
は、組合わせるかまたは反復して実施する。 つぎに実施例を用いて本発明を説明するが、限
定的な意味を有すると考えられるべきでない。 例 1 4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの製造 4−アミノ−1H−イミダゾ(4,5−c)ピ
リジン(2.4ミリモル)、ウリジン(7.2ミリモ
ル)、K2HPO4(2.8ミリモル)、カリウムアジド
(0.14ミリモル)、プリンニユクレオシドホスホリ
ラーゼ((1120国際単位)(ヨーロツパ特許願No.
78101295.0記載のように調製)およびウリジンホ
スホリラーゼ(156国際単位)(Escherichia coli
より調製、Krenitsky、T.A.Biochem.Biophys.
Acta、1976、429、352−358)を含有する水性懸
濁液(30ml)の反応混合物を調製した。反応混合
物のPHは、酵素添加の前に、水酸化カリウムで
7.0に調製した。37℃で15日後、反応混合物は、
3℃、48000×gで10分間遠心して澄明とした。
上清は、Sephadex G−10カラム(2×90cm)に
注加した。カラムは水で溶出した。生成物を含有
する分画(TLC/H2Oでモニターした)を合併
し、減圧で40mlとした。n−プロパノール(20
ml)を溶液に添加した。過澄明化したあと、溶
液は、ポリアクリルアミド(P−2、Bio Rad
Laboratories)を詰めたカラム(5×90cm)に注
加し、30%n−プロパノールで溶出した。3リツ
トルの30%n−プロパノールで溶出したあと、30
%n−プロパノール中重炭酸アンモニウム飽和溶
液50mlをカラムに注加し、30%n−プロパノール
溶出を再開した。溶出生成物は減圧乾燥した。乾
燥物は水(5ml)に溶解し、Sephadex G−10カ
ラム(2×90cm)に注加し、水で溶出した。生成
物を含有する分画をプールし凍結乾燥し、1/2水
和物の形で、4−アミノ−1−β−D−リボフラ
ノシル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン
を得た。 分析値、C11H14N4O41/2H2Oとして、 理論値:C、48.00;H、5.49;N、20.35% 実験値:C、48.05;H、5.51;N、20.40% 紫外部スペクトル(nm) 極 大 極 小 肩 0.1NHCl 262 230 275 0.1NNaOH 265.5 232 薄層クロマトグラフイー(TLC):水を溶媒と
しセルロース上でクロマトグラフし、単一スポツ
トを与えた。 例 2 4−クロル−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン 4−クロル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピ
リジン(23ミリモル)、ウリジン(27.2ミリモ
ル)、リン酸カリウム(11ミリモル)、水(123
ml)、n−プロパノール(20ml)、プリンニユクレ
オシドホスホリラーゼ(例1記載、13000国際単
位)およびウリジンホスホリラーゼ(例1記載、
1100国際単位)を含有する反応混合物を調製し
た。酵素を添加するより前に、反応混合物のPHを
6.7に調整した。懸濁液は37℃で11日インキユベ
ートし、ついで精製プリンニユクレオシドホスホ
リラーゼ(1000国際単位)およびウリジンホスホ
リラーゼ(100国際単位)を添加した。37℃でさ
らに2日放置してから、反応混合物を過し、
液はロータリーエバポレーター中で、半分に濃縮
し、Sephadexカラム(G−10)(5×90cm)上に
おいた。水で溶出した。生成物を含有する分画
は、合併し、減圧で蒸発させて10mlとした。溶液
はポリアクリルアミド(P−2、Bio Rad
Laboratories)(2.5×90cm)上に加え、30%n−
プロパノールで溶出した。黄色を帯びない、生成
物含有分画を合併し減圧で蒸発させて、プロパノ
ールの大部分を留去した。残留する水は凍結乾燥
で除去し、4−クロル−1−β−D−リボフラノ
シル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン
(2.9g)を得た。 分析値、C11H12ClN3O3として 理論値:C、46.24;H、4.23;N、14.70;
Cl、2.41% 実験値:C、46.32;H、4.26;N、14.66;
Cl、12.38% 紫外部スペクトル(nm): 溶 媒 極 大 極 小 肩 0.1NHCl 257、266 236 273 0.1NNaOH 274 235 260、269 薄層クロマトグラフイー:n−プロパノール/
硫酸アンモニウム飽和水溶液/N酢酸ナトリウム
(2:79:19)を溶媒に用いるセルロースクロマ
トグラフで単一スポツトを与えた。 例 3 4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの、4
−クロル類縁体よりの製造 (a) 4−ヒドララジノ中間体経由 4−クロル−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン(1g、
3.5ミリモル)(例2)を40mlのヒドラジン水和
物に含有する溶液を、窒素気流中で1時間還流
させた。溶液を減圧で乾こし、残留物を脱酸素
水(80ml)に溶解した。ラネーニツケル(3.8
g湿重量)を添加したあと、混合物は1時間還
流させ、セライト床を通して過し、触媒は沸
騰水中で十分に洗つた。液および洗液は減圧
で乾燥し、水(30ml)に溶解し、硫化アンモニ
ウム溶液(1ml)を加えた。一夜放置すると沈
殿を生じた。沈殿は減圧で過し、溶液は凍結
乾燥した。着色物を水に溶解し、水を溶出剤と
し、セルローズクロマトグラフした。生成物を
含有する分画を集め減圧で乾燥した。残留物
は、クロロホルム/メタノール混合物中シリカ
ゲルでクロマトグラフした。相当する分画を合
併し、乾こし、残留物にメタノールを添加し
た。生じた固型物(0.51g)を水に溶解し、硫
化水素ガスで処理した。放置して生成した沈殿
は去し、液を凍結乾燥した。残留物は水に
溶解し、Dowex−50−H+を含有するカラムに
添加した。水で十分に洗つてから、物質は、
0.5N水酸化アンモニウム溶液で溶出した。分
画は合併し、減圧で乾燥し、残留物は水より結
晶化して、4−アミノ−1−β−D−リボフラ
ノシル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジ
ン(0.23g、0.86ミリモル、25%)を得た。 分析値、C11H14N4O4として、 理論値:C、49.62%;H、5.30%;
N、21.04% 実験値:C、49.36%;H、5.12%;
N、21.01% (b) 4−ベンジル中間体経由 4−クロル−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン
(28.57g)およびベンジルアミン(26.75g)
を、窒素気流中で2−エトキシエタノール
(142ml)中で18時間還流させた。反応混合物は
蒸発乾こし残留物はSD3A−水(1:1V/V)
より2度再結し、4−ベンジルアミノ−1−β
−D−リボフラノシル−1H−イミダゾ(4,
5−c)ピリジン(28.23g)を得た。 得られた4−ベンジルアミノ中間体(28.1
g)を温2−メトキシエタノール(350ml)に
溶解し、20%水酸化パラジウム−炭素触媒
(Pd(OH)2/C5g)の2−メトキシエタノール
中懸濁液を溶液に添加した。反応混合物は、約
55℃で3日間、大気圧よりやや高い圧力で加水
素分解した。反応混合物は過し、濃縮乾こ
し、残留物は熱水(600ml)中でかくはんし、
20℃に冷却し、過した。液は、酢酸エチル
で反復抽出し、抽出物をすて、液を約100ml
に濃縮し、冷却し、望む生成物とし、取し
た。第2の生成物分を、PHを10とし、溶液を濃
縮することにより得た。第2の分を水より再結
し、第1の分と合併し、SD3A−水(2:
1V/V;200ml)より再結し、4−アミノ−1
−β−D−リボフラノシル−1H−イミダゾ
(4,5−c)ピリジン(12.5g)を得た。 例 4 4−ベンジルアミノ−1−β−D−リボフラノ
シル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン (a) 4−ベンジルアミノ−1H−イミダゾ(4,
5−c)ピリジンの製造 クロル−1H−イミダ(4,5−c)ピリジ
ン(2.0g、13ミリモル)とベンジルアミン
(5ml)と、数滴の水との混合物を4時間、加
熱還流させた。反応混合物は氷水にあけ、冷混
合物は、ジエチルエーテルで2度抽出した。エ
ーテルは減圧で留去し、残留油は、ヘキサンで
2度こねた。油は水に懸濁させ、水相を氷酢酸
で中和した。水相は減圧で乾こし、水(15ml)
に再懸濁させ、Dowex50(H+)樹脂(10g)
のカラムに加えた。カラムは水で洗つて、溶出
液の紫外部吸収が消失するに至らせた。カラム
の充填物を取り出し、濃水酸化アンモニヤ溶液
(400ml)と数回加熱した。この塩基性溶液を減
圧で過し、冷却し、氷酢酸で中和した。黄色
固型物を集め、40℃の減圧で乾燥し、4−ベン
ジルアミノ−1H−イミダゾ(4,5−c)ピ
リジンの0.94gを得た。融点は60から64℃。
31.5%。 分析値:C13H12N40.3H2O 理論値:C、67.88;H、5.53;N、24.40% 実験値:C、68.05;H、5.26;N、24.23% 紫外部吸収 溶 媒 極大(nm) E 肩 0.1NHCl 277 13000 263 0.1NNaOH 278 11900 (b)4−ベンジルアミノ−1β−D−リボフラノシ
ル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの
製造 ウリジン(4.1g)、4−ベンジルアミノ−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン(0.68
g)(例4aのように製造)、0.2モルのKxHyPO4
(PH7.4)(6ml)、0.13ミリモルのNa2EDTA(6
ml)、水(200ml)、n−プロパノール(10ml)、
プリンニユクレオシドホスホリラーゼ(例1記
載、2800国際単位)およびウリジンホスホリラ
ーゼ(例1記載、390国際単位)を含有する反
応混合物を調製した。得られた懸濁液は37℃で
4日間インキユベートした。懸濁液は過し、
塊は水洗し減圧で乾燥して、4−ベンジルア
ミノ−1β−D−リボフラノシル−1H−イミダ
ゾ(4,5−c)ピリジン(0.39g)を一水和
物として得た。 液を3℃に冷却して得られた結晶の第2の
分は、洗い減圧で乾燥して、全体で0.43gの収
量で生成物を得た。 分析値、C18H20N4O4・H2Oとして、 理論値 :C、57.74;H、5.92;N、14.96% 第1の分:C、57.54;H、5.94;N、14.98% 第2の分:C、57.45;H、5.96;N、14.95% 紫外部スペクトル(nm) 溶 媒 極 大 極 小 0.1NHCl 268 236 0.1NNaOH 273.5 238
導体に関する。より具体的には、本発明は、4−
置換−1−β−D−リボシルイミダゾ−(4,5
−c)ピリジンに関している。 式() を有する4−置換−1−β−D−リボシルイミダ
ゾ−(4,5−c)ピリジン()は、薬剤とし
ての活性を有する化合物および(または)それら
を製造するための中間体として興味ある物質であ
る。たとえば、3−デアザアデノシン、つまり、
4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−1H
−イミダゾ(4,5−c)ピリジン(()、R=
NH2)は、生物活性化合物としての顕著な関心
を呼んだ(たとえば、P.K.Chiang等、Molec.
Pharm.1977、13、939−947参照)。特に、3−デ
アザアデノシンは、抗病巣剤および抗ウイルス剤
(アメリカ合衆国特許4148888)および免疫抑制剤
〔ヨーロツパ特許公開公報No.0010668(ヨーロツパ
特許願No.79103947.2)〕であることが示された。 4−クロル−β−D−リボフラノシル−1H−
イミダゾ−(4,5−c)ピリジン(()R=
Cl)は、上記した4−アミノ誘導体を含めて、式
()の化合物の製造の際のかなめとなる中間体
である。 たとえば、 Mizuno等、Chem.Pharm.Bull.(Tokyo)
1968、16、2011; Montgomery & Townsend、J.Med. Chem.
1966、9、105;および Rosseau等;Biochemistry 1966、5、756。 をみよ。 しかし、これら4−置換−1−β−D−リボフ
ラノシル−1H−イミダゾ−(4,5−c)ピリ
ジンに対する実用的可能性は、それらの製造が容
易でないという理由で限定されていた。ふつうの
合成経路は、従来からの有機化学的手段で選択さ
れた中間体、特に4−クロル誘導体(()、R=
Cl)をリボシル化し、ついで、必要ならば4−位
における置換基を変型することである。 しかし、リボシル化の段階の収率は比較的低く
(30から40%)で、用いる反応は立体化学的に非
特異的で、立体化学的に明確でない生成物を与
え、手のかかる精製操作を必要とする。さらに、
これらの化学反応の本質として、大規模製造に適
用が困難である。 これらの4−置換化合物、特にたとえば、
MayおよびTownsendがJ.C.S.Chem.
Commun.、1973、64に記載したような化合物の
改良合成法を提供しようとする試みがあつた。こ
の報告では、4,6−ジクロル−1H−イミダゾ
(4,5−c)ピリジンをリボシル化している。
その結果、リボシル化の収率は約46%まで改良さ
れたが、欠点として、中間体()の調製は容易
でなく、そして、リボシル化の段階で得られた生
成物を式()の化合物に変換するにはさらに追
加の段階が必要である。この方法は、化学的な方
法であつて、さらに、そのような方法に本来から
存する、上記したような欠点を有する。 化学的手段によるプリンニユクレオシド製造に
まつわる問題点は一般的に認められており、ある
種のプリン塩基については、プリンニユクレオシ
ドホスホリラーゼを本質的な触媒に使用する、酵
素的ペントシル化〔たとえば、ヨーロツパ特許公
開公報No.0002192(ヨーロツパ特許願No.
78101295.0)参照〕により克服された。 よく知られているように、酵素は高度の特異性
を有しており、基質におけるわづかの変化が、反
応を触媒する酵素の能力に著しく影響することが
知られている。ヘテロ環系から窒素原子を除くか
または添加することによるプリン塩基の変型は、
その塩基がプリンニユクレオシドホスホリラーゼ
の基質として作用する能力に影響すると報告され
ている。つまり、いくらかの3−デアザプリン
は、哺乳動物のプリンニユクレオシドホスホリラ
ーゼの基質にならぬことが示された(Townsend
等、Lectures in Heterocyclic Chemistry
Vol.4、J.Hetero.Chem.1978、15、のサツプ
ルメントs−19からs−95)。また、7−デアザ
アデノシン、7−デアザイノシンおよび8−アザ
グアノシンは、微生物プリンニユクレオシドホス
ホリラーゼの基質とならぬことが示された
(DoskocillおよびHoly、Coll.Czeck.Chem.
Commun.、1977、42、370−383)。さらに、3
−デアザプリンニユクレオシドは、それらの対応
するプリンとは異なるコンホメーシヨンを有する
ことが示され(Ludemann等、A.Naturforsch、
1978、33c、305−316;May等、J.Amer.
Chem.Soc.、1976、98、825−830)、プリンお
よび3−デアザプリンは、関連する酵素系で別様
に拳動することが示唆された。 驚くべきことに、我々は、今や、4−置換−1
H−イミダゾ−(4,5−c)ピリジンが、酵素
的方法により容易にリボシル化されうることを発
見した。この方法は、立体特異的で大規模生産に
応用でき、リボシル化反応において改良された収
量を与えるので、従来の化学法に比して有利であ
る。 つまり、本発明は、4−置換−1H−イミダゾ
(4,5−c)ピリジンと、リボース−1−ホス
フエートおよびホスホリラーゼ型酵素を含有する
リボース供与系とを反応さすことを包含する、4
−置換−1−β−D−リボフラノシル−1H−イ
ミダゾ(4,5−c)ピリジンの製造方法を提供
する。 4−置換基は最終生成物に必要とされる置換基
のいずれでもよく、4−置換基の性質がリボシル
化反応の経過に不可欠の要件でありうる従来法の
化学的方法とは対照的に、置換基の性質は、リボ
シル化の容易さにはほとんど影響しない。特に興
味のあるのは、ハロゲン、アミノ基、チオール
基、アルキルチオ基、置換アミノ(低級(c1-6)
アルキルアミノ基を含む)および保護されたアミ
ノ基たとえばベンジルアミノ基およびベンズヒド
リルアミノ基が置換基である場合である。 式()の化合物のうちで、4−アミノ−1−
β−D−リボフラノシル−1H−イミダゾ(4,
5−c)ピリジン(R=NH2)が特に興味ある
化合物で、従来の化学的手段では実施し得なかつ
た方法である、4−アミノ−1H−イミダゾ−
(4,5−c)ピリジンのリボシル化で直接に製
造しうる。 別様には、4−アミノ化合物を、4−アミノ基
がベンジル基またはベンズヒドリル基のような保
護基で保護されている化合物のリボシル化、それ
につづき、ラネ−ニツケル、液アン中金属ナトリ
ウムまたは水素ガスおよび適当な触媒を用いる還
元を含めた従来法で保護基をはづす方法で製造し
うる。 さらに別法として、従来法のリボシル化段階の
変型により4−アミノ化合物を製造しうる。この
方法では、4−クロル−1H−イミダゾ(4,5
−c)ピリジンをリボシル化し、つづいて塩素を
アミノ基に変える。この変換は、従来法による直
接的アミノ化、または、4−ヒドラジノ誘導体に
変えついて水素添加し4−アミノ化合物とする方
法で実施しうる。別様には、塩素化合物を保護さ
れたアミノ基たとえばベンジルアミノ基またはベ
ンズヒドリルアミノ基に変えそして保護基を、従
来法たとえば上記の方法で除去しうる。 それで、本発明は、さらに別に特徴として、R
がハロゲンまたは保護されたアミノ基である式
()の化合物を酵素的にリボシル化し、ついで
4−置換基をアミノ基に変えることを包含する、
4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−1H
−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの製造方法を
提供する。 本明細書に記載の本発明に必要なリボース−1
−ホスフエートは、文献(Wright、R.S.および
Khorana、H.G.、J.Am.Chem.Soc.、78、
811(1956))記載の方法で製造しうるけれども、
リボシル供与体および無機リン酸塩よりその場で
酵素的に必要なリボース−1−ホスフエートが得
られるならば便宜であり有利でもあろう。反応を
別々に実施し、酵素反応または化学的合成により
リボース−1−ホスフエートを分離し、それを出
発材料に使用することができるが、リボース−1
−ホスフエート中間体をその場で生成させ、“1
−ポツト”の方法で両方の反応を実施するのが有
利であることが分つた。そして、組合わせた反応
の正味の反応結果として、供与体であるリボニユ
クレオシドのリボシル基が遊離の3−デアザプリ
ン塩基に移り、それにより望むリボニユクレオシ
ドが生成することになる。 リボシル結合の供与体は、プリンリボニユクレ
オシドたとえばアデノシン、ピリミジンリボニユ
クレオシドたとえばウラシルリボニユクレオシ
ド、または種々のリボニユクレオシドおよび非ニ
ユクレオシド材料との混合物でありうる。しか
し、本発明の目的では、リボシル結合供与体が非
ニユクレオシド材料を実質的に含有せず、そして
またピリミジンニユクレオシドであるのが有利で
ある。 ピリミジンリボニユクレオシドを供与体に使用
するのが有利なのは2つの理由による。第1に、
供与体リボニユクレオシドの性質が、望む生成物
より十分に異なつていて、精製が容易なことであ
る。第2に、反応中に遊離される供与体塩基がプ
リンよりピリミジンであつて、その結果、生成物
の合成に直接関与する酵素(プリンニユクレオシ
ドホスホリラーゼ)上の触媒部位に対して、供与
体塩基と受容体塩基とのあいだの拮抗が実質的に
減少するからである。 ピリミジンリボニユクレオシド供与体およびプ
リンニユクレオシド供与体は、既知のいずれかの
方法で製造しうる。たとえば、Hotchiss、R.D.
J.Biol.Chem.175、315(1948)に記載の方
法がある。 上記反応は両方共に、多くの種々の微生物およ
び哺乳動物の組織に存在する種々の酵素により触
媒されることが分つた。供与体リボニユクレオシ
ドのホスホロリシスは、たとえば、供与体がプリ
ンリボニユクレオシドならばプリンニユクレオシ
ドホスホリラーゼにより、または、供与体がピリ
ミジンリボニユクレオシドならばピリミジンニユ
クレオシドホスホリラーゼ、チミジンホスホリラ
ーゼ、またはウリジンホスホリラーゼにより触媒
される。3−デアザプリンおよびリボース−1−
ホスフエートより望む3−デアザプリンリボニユ
クレオシドを合成する第2の反応は、プリンニユ
クレオシドホスホリラーゼにより触媒される。 それゆえに、必要なリボシル転移酵素系は、後
者のホスホリラーゼのみより成立ちうるか、また
は、リボシル供与体がピリミジンまたはピリミジ
ン類縁体であるならば、前者の型のいずれかと組
合わせて成立ちうる。 前述したように、本発明の方法に使用する反応
の触媒に必要な酵素は、多くの種々の微生物なら
びに哺乳動物の組織に存在することが分つた。し
かし、本発明の目的では、American type
culture collectionよりNo.ATCC11303の登録番号
で入手自由な、B.stearothermophilusそして特に
E.coli Bのような好気的細菌を用いるのが、酵
素のすぐれた原料として有利なことが分つた。酵
素を提供する細菌は種々の條件下で培養しうる。
しかし、細菌壁中のニユクレオシドホスホリラー
ゼ酵素のレベルは、グルコースの存在で低下する
ので、大量のグルコースを含有する培地は望まし
くないことが分つた。 粗酵素調製物は、精製調製物より適当でないこ
とが分つた。その理由は、粗調製物が、妨害にな
る核酸ならびに本発明の目的に必要とされる以外
の酵素を含有するからである。粗調製物の余計な
酵素は、基質および生成物を望ましからぬ具合に
変える反応を触媒し、望む酵素自体の蛋白分解を
もおこしてしまうからである。これらの要因は、
望む生成物の収量を減少さすばかりでなく、反応
混合物よりのそれらの分離を困難とする。 それゆえ、大部分の例で、反応混合物に添加す
るより前に酵素調製物を精製するのが有利であ
る。それには、この方面で知られているいくつか
の方法を用いうる。たとえば、リン酸カルシウム
ゲル処理およびイオン交換クロマトグラフイーを
組合わせて、細胞の抽出物より望む酵素を分離す
るかまたは濃縮しうる。別様には、細胞抽出物
を、リン酸カルシウムゲル処理の前にストレプト
マイシンまたはニユクレアーゼ(DNAアーゼ+
RNAアーゼ)で処理しうるし、または、イオン
交換クロマトグラフイーの前に、ニユクレアーゼ
(DNAアーゼおよびRNAアーゼ)で処理しうる。
ニユクレアーゼ処理は、4から40℃、有利には25
℃での透析條件で実施すれば特に有利である。ほ
んの比較的小容量の液体を扱う場合、ゲル過
は、精製の後期または最終の段階において特に有
用である。 十分に効果的な状態および濃度で提供される酵
素は、上記の反応を触媒するのに用いうる。代表
的反応混合物は、リボシル供与体、3−デアザプ
リン塩基、無機リン酸塩たとえばリン酸水素二カ
リウム(K2HPO4)、および適当な酵素(単また
は複数)を、水性媒体または50%までの有機溶媒
たとえばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、アセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸エチル、トルエン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメチルスルホキサイド、トリ
クロルメタンまたはセロソルブを含有する媒体中
に含有する。有利な濃度は0.001ミリモルから
2000ミリモル、なるべくは、1から200ミリモル
でありうる。 反応は中性PH、つまり、約5から9まで、なる
べくは6.0から8.5までのPHで3から70℃の温度で
実施する。プリンリボニユクレオシドのグリコシ
ド結合は、酸性條件、特に高温で切れやすいの
で、温和な條件が有利である。酵素は、極端な温
度およびPHでは不安定である。酵素の有利な濃度
は、用いる特定のリボシル供与体および受容体の
基質としての効率および反応を進行させようとす
る時間の関数として変化する。場合により、生成
物のあるものは水溶性中で不安定なので、反応時
間を減少さすために、より大量の酵素を用いるの
が有利である。酵素の純度は便宜さに応じて定め
る。粗抽出物でも望む反応を触媒するが、生成物
の収量はふつう低い。上記した理由により精製酵
素を使用した時よりも分離はより困難である。用
いる酵素を硫酸アンモニウム懸濁液として貯蔵す
るならば、それらは、懸濁液全体として添加する
よりも、懸濁液の遠心で得られた粒状物を添加す
るのが有利である。 反応が満足な段階に到達したあと、DEAE−セ
ルローズへのバツチ吸着のような方法で反応混合
物より酵素を除去しうる。ついで、それは、遠心
により可溶性成分より分けうる。または、反応混
合物のゲル過により分けうる。場合により、生
成物は大部分反応混合物より沈殿し、それを除去
したあと反応液にさらに出発材料を添加し、生成
物の生成を開始させうるということを利用して、
酵素を再循環させうる。 ふつう、懸濁液または溶液中に全成分を含有さ
せうる。しかし、高度に可溶性の基質を用いる時
に、適当な酵素を固定した静止相を含有するカラ
ム(たとえば、DEAE−セルローズに酵素を吸着
さす場合)に、酵素以外の反応混合物成分の溶液
をゆつくりとポンプで輸送する別法も有利であり
うる。 望むならば、長い期間、たとえば30日またはそ
れ以上反応を進行さすように、酵素を保存しうる
ことも分つた。しかし、1日を超えて反応混合物
をインキユベートする場合、反応混合物を過ま
たはこの方面の技術で知られている他の技術で滅
菌しないならば、殺微生物剤、たとえばナトリウ
ムまたはカリウムのアジドまたはトルエンを添加
するのが望ましい。 望むプリンリボニユクレオシドは、化合物の混
合物をそれぞれの化合物に分離するための既知の
方法のいずれかにより採取または分離しうる。た
とえば、望む最終生成物と不純物とのあいだの種
種に溶媒中への溶解度の差、2つの溶媒層間の分
配係数の差、イオン交換樹脂のような吸着剤への
吸着性の差、ポリアクリルアミドゲルのような架
橋された樹脂中の通過速度の差、溶媒よりの結晶
化の差を用いて分離を行いうる。反応混合物より
生成物が晶出するならば、遠心、または、過助
剤を使用するかまたは使用しない過により集め
うる。実際には、生成物に望む純度および状態に
応じて、分離または単離のためのこれらの手段
は、組合わせるかまたは反復して実施する。 つぎに実施例を用いて本発明を説明するが、限
定的な意味を有すると考えられるべきでない。 例 1 4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの製造 4−アミノ−1H−イミダゾ(4,5−c)ピ
リジン(2.4ミリモル)、ウリジン(7.2ミリモ
ル)、K2HPO4(2.8ミリモル)、カリウムアジド
(0.14ミリモル)、プリンニユクレオシドホスホリ
ラーゼ((1120国際単位)(ヨーロツパ特許願No.
78101295.0記載のように調製)およびウリジンホ
スホリラーゼ(156国際単位)(Escherichia coli
より調製、Krenitsky、T.A.Biochem.Biophys.
Acta、1976、429、352−358)を含有する水性懸
濁液(30ml)の反応混合物を調製した。反応混合
物のPHは、酵素添加の前に、水酸化カリウムで
7.0に調製した。37℃で15日後、反応混合物は、
3℃、48000×gで10分間遠心して澄明とした。
上清は、Sephadex G−10カラム(2×90cm)に
注加した。カラムは水で溶出した。生成物を含有
する分画(TLC/H2Oでモニターした)を合併
し、減圧で40mlとした。n−プロパノール(20
ml)を溶液に添加した。過澄明化したあと、溶
液は、ポリアクリルアミド(P−2、Bio Rad
Laboratories)を詰めたカラム(5×90cm)に注
加し、30%n−プロパノールで溶出した。3リツ
トルの30%n−プロパノールで溶出したあと、30
%n−プロパノール中重炭酸アンモニウム飽和溶
液50mlをカラムに注加し、30%n−プロパノール
溶出を再開した。溶出生成物は減圧乾燥した。乾
燥物は水(5ml)に溶解し、Sephadex G−10カ
ラム(2×90cm)に注加し、水で溶出した。生成
物を含有する分画をプールし凍結乾燥し、1/2水
和物の形で、4−アミノ−1−β−D−リボフラ
ノシル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン
を得た。 分析値、C11H14N4O41/2H2Oとして、 理論値:C、48.00;H、5.49;N、20.35% 実験値:C、48.05;H、5.51;N、20.40% 紫外部スペクトル(nm) 極 大 極 小 肩 0.1NHCl 262 230 275 0.1NNaOH 265.5 232 薄層クロマトグラフイー(TLC):水を溶媒と
しセルロース上でクロマトグラフし、単一スポツ
トを与えた。 例 2 4−クロル−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン 4−クロル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピ
リジン(23ミリモル)、ウリジン(27.2ミリモ
ル)、リン酸カリウム(11ミリモル)、水(123
ml)、n−プロパノール(20ml)、プリンニユクレ
オシドホスホリラーゼ(例1記載、13000国際単
位)およびウリジンホスホリラーゼ(例1記載、
1100国際単位)を含有する反応混合物を調製し
た。酵素を添加するより前に、反応混合物のPHを
6.7に調整した。懸濁液は37℃で11日インキユベ
ートし、ついで精製プリンニユクレオシドホスホ
リラーゼ(1000国際単位)およびウリジンホスホ
リラーゼ(100国際単位)を添加した。37℃でさ
らに2日放置してから、反応混合物を過し、
液はロータリーエバポレーター中で、半分に濃縮
し、Sephadexカラム(G−10)(5×90cm)上に
おいた。水で溶出した。生成物を含有する分画
は、合併し、減圧で蒸発させて10mlとした。溶液
はポリアクリルアミド(P−2、Bio Rad
Laboratories)(2.5×90cm)上に加え、30%n−
プロパノールで溶出した。黄色を帯びない、生成
物含有分画を合併し減圧で蒸発させて、プロパノ
ールの大部分を留去した。残留する水は凍結乾燥
で除去し、4−クロル−1−β−D−リボフラノ
シル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン
(2.9g)を得た。 分析値、C11H12ClN3O3として 理論値:C、46.24;H、4.23;N、14.70;
Cl、2.41% 実験値:C、46.32;H、4.26;N、14.66;
Cl、12.38% 紫外部スペクトル(nm): 溶 媒 極 大 極 小 肩 0.1NHCl 257、266 236 273 0.1NNaOH 274 235 260、269 薄層クロマトグラフイー:n−プロパノール/
硫酸アンモニウム飽和水溶液/N酢酸ナトリウム
(2:79:19)を溶媒に用いるセルロースクロマ
トグラフで単一スポツトを与えた。 例 3 4−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの、4
−クロル類縁体よりの製造 (a) 4−ヒドララジノ中間体経由 4−クロル−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン(1g、
3.5ミリモル)(例2)を40mlのヒドラジン水和
物に含有する溶液を、窒素気流中で1時間還流
させた。溶液を減圧で乾こし、残留物を脱酸素
水(80ml)に溶解した。ラネーニツケル(3.8
g湿重量)を添加したあと、混合物は1時間還
流させ、セライト床を通して過し、触媒は沸
騰水中で十分に洗つた。液および洗液は減圧
で乾燥し、水(30ml)に溶解し、硫化アンモニ
ウム溶液(1ml)を加えた。一夜放置すると沈
殿を生じた。沈殿は減圧で過し、溶液は凍結
乾燥した。着色物を水に溶解し、水を溶出剤と
し、セルローズクロマトグラフした。生成物を
含有する分画を集め減圧で乾燥した。残留物
は、クロロホルム/メタノール混合物中シリカ
ゲルでクロマトグラフした。相当する分画を合
併し、乾こし、残留物にメタノールを添加し
た。生じた固型物(0.51g)を水に溶解し、硫
化水素ガスで処理した。放置して生成した沈殿
は去し、液を凍結乾燥した。残留物は水に
溶解し、Dowex−50−H+を含有するカラムに
添加した。水で十分に洗つてから、物質は、
0.5N水酸化アンモニウム溶液で溶出した。分
画は合併し、減圧で乾燥し、残留物は水より結
晶化して、4−アミノ−1−β−D−リボフラ
ノシル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジ
ン(0.23g、0.86ミリモル、25%)を得た。 分析値、C11H14N4O4として、 理論値:C、49.62%;H、5.30%;
N、21.04% 実験値:C、49.36%;H、5.12%;
N、21.01% (b) 4−ベンジル中間体経由 4−クロル−1−β−D−リボフラノシル−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン
(28.57g)およびベンジルアミン(26.75g)
を、窒素気流中で2−エトキシエタノール
(142ml)中で18時間還流させた。反応混合物は
蒸発乾こし残留物はSD3A−水(1:1V/V)
より2度再結し、4−ベンジルアミノ−1−β
−D−リボフラノシル−1H−イミダゾ(4,
5−c)ピリジン(28.23g)を得た。 得られた4−ベンジルアミノ中間体(28.1
g)を温2−メトキシエタノール(350ml)に
溶解し、20%水酸化パラジウム−炭素触媒
(Pd(OH)2/C5g)の2−メトキシエタノール
中懸濁液を溶液に添加した。反応混合物は、約
55℃で3日間、大気圧よりやや高い圧力で加水
素分解した。反応混合物は過し、濃縮乾こ
し、残留物は熱水(600ml)中でかくはんし、
20℃に冷却し、過した。液は、酢酸エチル
で反復抽出し、抽出物をすて、液を約100ml
に濃縮し、冷却し、望む生成物とし、取し
た。第2の生成物分を、PHを10とし、溶液を濃
縮することにより得た。第2の分を水より再結
し、第1の分と合併し、SD3A−水(2:
1V/V;200ml)より再結し、4−アミノ−1
−β−D−リボフラノシル−1H−イミダゾ
(4,5−c)ピリジン(12.5g)を得た。 例 4 4−ベンジルアミノ−1−β−D−リボフラノ
シル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン (a) 4−ベンジルアミノ−1H−イミダゾ(4,
5−c)ピリジンの製造 クロル−1H−イミダ(4,5−c)ピリジ
ン(2.0g、13ミリモル)とベンジルアミン
(5ml)と、数滴の水との混合物を4時間、加
熱還流させた。反応混合物は氷水にあけ、冷混
合物は、ジエチルエーテルで2度抽出した。エ
ーテルは減圧で留去し、残留油は、ヘキサンで
2度こねた。油は水に懸濁させ、水相を氷酢酸
で中和した。水相は減圧で乾こし、水(15ml)
に再懸濁させ、Dowex50(H+)樹脂(10g)
のカラムに加えた。カラムは水で洗つて、溶出
液の紫外部吸収が消失するに至らせた。カラム
の充填物を取り出し、濃水酸化アンモニヤ溶液
(400ml)と数回加熱した。この塩基性溶液を減
圧で過し、冷却し、氷酢酸で中和した。黄色
固型物を集め、40℃の減圧で乾燥し、4−ベン
ジルアミノ−1H−イミダゾ(4,5−c)ピ
リジンの0.94gを得た。融点は60から64℃。
31.5%。 分析値:C13H12N40.3H2O 理論値:C、67.88;H、5.53;N、24.40% 実験値:C、68.05;H、5.26;N、24.23% 紫外部吸収 溶 媒 極大(nm) E 肩 0.1NHCl 277 13000 263 0.1NNaOH 278 11900 (b)4−ベンジルアミノ−1β−D−リボフラノシ
ル−1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジンの
製造 ウリジン(4.1g)、4−ベンジルアミノ−
1H−イミダゾ(4,5−c)ピリジン(0.68
g)(例4aのように製造)、0.2モルのKxHyPO4
(PH7.4)(6ml)、0.13ミリモルのNa2EDTA(6
ml)、水(200ml)、n−プロパノール(10ml)、
プリンニユクレオシドホスホリラーゼ(例1記
載、2800国際単位)およびウリジンホスホリラ
ーゼ(例1記載、390国際単位)を含有する反
応混合物を調製した。得られた懸濁液は37℃で
4日間インキユベートした。懸濁液は過し、
塊は水洗し減圧で乾燥して、4−ベンジルア
ミノ−1β−D−リボフラノシル−1H−イミダ
ゾ(4,5−c)ピリジン(0.39g)を一水和
物として得た。 液を3℃に冷却して得られた結晶の第2の
分は、洗い減圧で乾燥して、全体で0.43gの収
量で生成物を得た。 分析値、C18H20N4O4・H2Oとして、 理論値 :C、57.74;H、5.92;N、14.96% 第1の分:C、57.54;H、5.94;N、14.98% 第2の分:C、57.45;H、5.96;N、14.95% 紫外部スペクトル(nm) 溶 媒 極 大 極 小 0.1NHCl 268 236 0.1NNaOH 273.5 238
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式() (式中、Rは、ハロゲン、アミノ基、チオ基、
C1〜6アルキルチオ基、C1〜6アルキルアミノ基、ベ
ンジルアミノ基またはベンズヒドリルアミノ基で
ある) で示される化合物の製造方法であつて、式() (式中、Rは上記定義のとおりである) で示される化合物を、リボース−1−ホスフエー
トおよびホスホリラーゼ型酵素によりリボシル化
することからなる製造方法。 2 式()の化合物が4−アミノ−1−β−D
−リボフラノシル−1H−イミダゾ〔4,5−c〕
ピリジンである、特許請求の範囲第1項に記載の
方法。 3 リボース−1−ホスフエ−トを、リボシル供
与体および無機リン酸塩より、その場で酵素的に
生成させる、特許請求の範囲第1項または第2項
のいずれか一つに記載の方法。 4 リボシル供与体が、プリンまたはピリミジン
ヌクレオシドまたはそれらの混合物である、特許
請求の範囲第3項に記載の方法。 5 無機リン酸塩がリン酸水素二カリウムであ
る、特許請求の範囲第3項または第4項のいずれ
か一つに記載の方法。 6 ホスホリラーゼ型酵素が、プリンヌクレオシ
ドホスホリラーゼ、ピリミジンヌクレオシドホス
ホリラーゼ、チミジンホスホリラーゼまたはウリ
ジンホスホリラーゼである、特許請求の範囲第1
項〜第5項のいずれか一つに記載の方法。 7 リボシル化を、水性媒体中で、または50%ま
での有機溶媒を含有する媒体中で行う、特許請求
の範囲第1項〜第6項のいずれか一つに記載の方
法。 8 反応をPH5〜9で、そして、3〜37℃の温度
で反応を行う、特許請求の範囲第1項〜第7項の
いずれか一つに記載の方法。 9 式() (式中、Rはアミノ基である) で示される化合物の製造方法であつて、式() (式中、Rはハロゲンである) で示される化合物をリボース−1−ホスフエート
およびホスホリラーゼ型酵素によりリボシル化
し、次いでこのようにして得られたRがハロゲン
である式()の化合物を、Rがアミノ基である
化合物に変換することからなる製造方法。 10 式()の化合物が4−アミノ−1−β−
D−リボフラノシル−1H−イミダゾ〔4,5−
c〕ピリジンである、特許請求の範囲第9項に記
載の方法。 11 リボース−1−ホスフエートを、リボシル
供与体および無機リン酸塩より、その場で酵素的
に生成させる、特許請求の範囲第9項または第1
0項のいずれか一つに記載の方法。 12 リボシル供与体が、プリンまたはピリミジ
ンヌクレオシドまたはそれらの混合物である、特
許請求の範囲第11項に記載の方法。 13 無機リン酸塩がリン酸水素二カリウムであ
る、特許請求の範囲第11項または第12項のい
ずれか一つに記載の方法。 14 ホスホリラーゼ型酵素が、プリンヌクレオ
シドホスホリラーゼ、ピリミジンヌクレオシドホ
スホリラーゼ、チミジンホスホリラーゼまたはウ
リジンホスホリラーゼである、特許請求の範囲第
9項〜第13項のいずれか一つに記載の方法。 15 リボシル化を、水性媒体中で、または50%
までの有機溶媒を含有する媒体中で行う、特許請
求の範囲第9項〜第14項のいずれか一つに記載
の方法。 16 反応をPH5〜9で、そして、3〜37℃の温
度で反応を行う、特許請求の範囲第9項〜第15
項のいずれか一つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
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