JPH0336542Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336542Y2 JPH0336542Y2 JP15547987U JP15547987U JPH0336542Y2 JP H0336542 Y2 JPH0336542 Y2 JP H0336542Y2 JP 15547987 U JP15547987 U JP 15547987U JP 15547987 U JP15547987 U JP 15547987U JP H0336542 Y2 JPH0336542 Y2 JP H0336542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative material
- silk
- woven
- decorative
- weft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、室内装飾、照明器具の装飾ルーバー
など各種の装飾用途に適した金属細線の羅織物よ
りなる装飾材に関する。
など各種の装飾用途に適した金属細線の羅織物よ
りなる装飾材に関する。
羅織物は大陸より伝来した綟組織の織物で、細
かい網目状の網羅、粗い籠目状の籠羅、両者を組
み合わせた文羅など種々あるが、いずれも綟組織
が精妙にして巧緻であり、且つ清涼感あふれる独
特の外観を呈するため、稀少価値ある夏物高級和
装材として需要が増大する傾向にある。しかしな
がら、現在までのところ羅織物は室内装飾その他
の装飾用途には全く利用されていない。
かい網目状の網羅、粗い籠目状の籠羅、両者を組
み合わせた文羅など種々あるが、いずれも綟組織
が精妙にして巧緻であり、且つ清涼感あふれる独
特の外観を呈するため、稀少価値ある夏物高級和
装材として需要が増大する傾向にある。しかしな
がら、現在までのところ羅織物は室内装飾その他
の装飾用途には全く利用されていない。
そこで、本考案者は羅織物を装飾材として利用
することを企図したが、絹糸で織成した羅織物
は、装飾材としての重厚感や力感が不足してお
り、しかも難燃性の要求される壁面装飾材等の用
途には使用することができず、またプレス加工等
によつて凹凸を付けることもできないなど、装飾
材としては不満足なものであつた。
することを企図したが、絹糸で織成した羅織物
は、装飾材としての重厚感や力感が不足してお
り、しかも難燃性の要求される壁面装飾材等の用
途には使用することができず、またプレス加工等
によつて凹凸を付けることもできないなど、装飾
材としては不満足なものであつた。
本考案の装飾材は上記事情に鑑みてなされたも
ので、金属細線を羅の綟組織で織成したことを要
旨とするものである。即ち、本考案は、絹糸でも
織成が容易でない複雑な羅の綟組織を金属細線を
用いて織成しようという当業者常識を破つた着想
の下に種々研究を重ね、金属細線でも羅の綟組織
を織成することが技術的に可能であるという事実
を得て完成されたものである。
ので、金属細線を羅の綟組織で織成したことを要
旨とするものである。即ち、本考案は、絹糸でも
織成が容易でない複雑な羅の綟組織を金属細線を
用いて織成しようという当業者常識を破つた着想
の下に種々研究を重ね、金属細線でも羅の綟組織
を織成することが技術的に可能であるという事実
を得て完成されたものである。
本考案のように金属細線で織成すると、絹糸で
織成した従来の羅織物には見られない重厚感や力
感が得られ、羅の綟組織による網目状ないし籠目
状の外観と相まつて、味わい深い独特の雰囲気を
持つた装飾材となる。また、金属細線は不燃性で
あり且つ塑性変形自在なものであるから、本考案
の装飾材は難燃性の要求される壁面装飾等の用途
にも好ましく使用することができ、後からプレス
加工等で凹凸を付けたり、曲げ加工するなど、二
次加工も容易に行うことができる。
織成した従来の羅織物には見られない重厚感や力
感が得られ、羅の綟組織による網目状ないし籠目
状の外観と相まつて、味わい深い独特の雰囲気を
持つた装飾材となる。また、金属細線は不燃性で
あり且つ塑性変形自在なものであるから、本考案
の装飾材は難燃性の要求される壁面装飾等の用途
にも好ましく使用することができ、後からプレス
加工等で凹凸を付けたり、曲げ加工するなど、二
次加工も容易に行うことができる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を詳
述する。
述する。
第1図は本考案装飾材の一実施例を示す拡大部
分平面図で、金属細線を籠羅の綟組織で織成した
装飾材を表している。
分平面図で、金属細線を籠羅の綟組織で織成した
装飾材を表している。
即ち、この実施例の装飾材は、金属細線よりな
る四本の経1a,1b,1c,1dと金属細線よ
りなる四越の緯2a,2b,2c,2dをもつて
粗い籠目状の綟組織単位を構成したもので、図示
のように4n+1本目(但しnは零又は正数、以
下同じ)の綟経1aと4n+4本目の地経1dを
4n+1越目の緯2aを楔として互いに絡み合わ
せ、4n+3本目の綟経1cと4n+6本目の地経
1bを4n+3越目の緯2cを楔として互いに絡
み合わせて織成したものである。
る四本の経1a,1b,1c,1dと金属細線よ
りなる四越の緯2a,2b,2c,2dをもつて
粗い籠目状の綟組織単位を構成したもので、図示
のように4n+1本目(但しnは零又は正数、以
下同じ)の綟経1aと4n+4本目の地経1dを
4n+1越目の緯2aを楔として互いに絡み合わ
せ、4n+3本目の綟経1cと4n+6本目の地経
1bを4n+3越目の緯2cを楔として互いに絡
み合わせて織成したものである。
上記の経及び緯として用いる金属細線は比較的
軟質の銅−亜鉛合金の細線で、銅85重量%、亜鉛
15重量%の織成を有するものが適しており、特に
表面をベンゾクレアゾール等で変色防止処理した
ものや、金メツキ又は銀メツキしたものが好適に
使用される。また、その太さは、0.05〜0.2mm程
度、なかんずく0.1mm前後であることが好ましい。
もし0.05mmよりも細ければ、織成時に経に加わる
大きなテンシヨンによつて頻繁に切断する不都合
を生じ、逆に0.2mmよりも太ければ、経が十分に
開かず織成が困難となるからである。
軟質の銅−亜鉛合金の細線で、銅85重量%、亜鉛
15重量%の織成を有するものが適しており、特に
表面をベンゾクレアゾール等で変色防止処理した
ものや、金メツキ又は銀メツキしたものが好適に
使用される。また、その太さは、0.05〜0.2mm程
度、なかんずく0.1mm前後であることが好ましい。
もし0.05mmよりも細ければ、織成時に経に加わる
大きなテンシヨンによつて頻繁に切断する不都合
を生じ、逆に0.2mmよりも太ければ、経が十分に
開かず織成が困難となるからである。
曲一寸(3.03cm)当たり経及び緯の本数につい
ては、経を50〜200本程度、緯を10〜25本程度と
することが好ましい。これよりも本数が増えると
織成が困難になり、逆に本数が少なくなると、籠
目状の綟組織単位が大きくなりすぎ、腰が弱くな
つて強度不足を招いたり、重厚感や力感が低下す
るといつた不都合を生じるからである。
ては、経を50〜200本程度、緯を10〜25本程度と
することが好ましい。これよりも本数が増えると
織成が困難になり、逆に本数が少なくなると、籠
目状の綟組織単位が大きくなりすぎ、腰が弱くな
つて強度不足を招いたり、重厚感や力感が低下す
るといつた不都合を生じるからである。
上記構成の装飾材は、経及び緯がいずれも金属
細線であるため、絹糸で織成した従来の羅織物に
は見られない重厚感や力感を持ち、籠羅の綟組織
による籠目状の外観と相まつて、味わい深い独特
の雰囲気を有する。従つて、この装飾材を使用し
て、例えば第2図に示すような電気スタンドのル
ーバー3を製作したり、他の室内照明器具のルー
バーを作製すれば、その装飾効果と籠目からこぼ
れる和らかな光によつて、上品で洒落た照明雰囲
気が釀し出されることになる。また、上記の装飾
材は室内装飾材として使用され、室内の壁面等に
貼付けられて優れた装飾効果を発揮するが、この
装飾材は不燃性の金属細線を織成したものである
から、難燃性や不燃性が要求される箇所にも好ま
しく貼付けることができ、火災が発生しても、最
近の難燃性ボートのように有毒ガスを多量に発生
する心配はない。更に、この装飾材は塑性変形自
在であり、プレス加工等によつて簡単に凹凸を付
けることができるので、壁面等の平面的な装飾の
みならず、凹凸のある立体的な装飾も可能とな
る。
細線であるため、絹糸で織成した従来の羅織物に
は見られない重厚感や力感を持ち、籠羅の綟組織
による籠目状の外観と相まつて、味わい深い独特
の雰囲気を有する。従つて、この装飾材を使用し
て、例えば第2図に示すような電気スタンドのル
ーバー3を製作したり、他の室内照明器具のルー
バーを作製すれば、その装飾効果と籠目からこぼ
れる和らかな光によつて、上品で洒落た照明雰囲
気が釀し出されることになる。また、上記の装飾
材は室内装飾材として使用され、室内の壁面等に
貼付けられて優れた装飾効果を発揮するが、この
装飾材は不燃性の金属細線を織成したものである
から、難燃性や不燃性が要求される箇所にも好ま
しく貼付けることができ、火災が発生しても、最
近の難燃性ボートのように有毒ガスを多量に発生
する心配はない。更に、この装飾材は塑性変形自
在であり、プレス加工等によつて簡単に凹凸を付
けることができるので、壁面等の平面的な装飾の
みならず、凹凸のある立体的な装飾も可能とな
る。
以上の実施例では籠羅の綟組織とした装飾材を
挙げたが、本考案はこれのみに限定されるもので
はなく、例えば金属細線の経二本、緯二越をもつ
て形成される細かい網目状の綟組織単位を有する
網羅や、この網目状の綟組織単位と前述の籠目状
の綟組織単位を組み合わせた文羅等、種々の羅の
綟組織とすることができることは言うまでもな
い。また、以上の実施例では図柄や模様を全く織
込んでいないが、必要に応じて図柄は模様を箔で
織込むことも望ましい。この織込みは、第1図に
示す籠羅の綟組織の場合、各々の緯2aに沿つて
二越分の幅広の箔を8n+3本目の経1cに通し、
各々の緯2cに沿つて幅広の箔を8n+1本目の
経1aに通すことにより比較的容易に行うことが
でき、これによつて力感あふれる図柄入りの豪華
な装飾材を得ることができる。
挙げたが、本考案はこれのみに限定されるもので
はなく、例えば金属細線の経二本、緯二越をもつ
て形成される細かい網目状の綟組織単位を有する
網羅や、この網目状の綟組織単位と前述の籠目状
の綟組織単位を組み合わせた文羅等、種々の羅の
綟組織とすることができることは言うまでもな
い。また、以上の実施例では図柄や模様を全く織
込んでいないが、必要に応じて図柄は模様を箔で
織込むことも望ましい。この織込みは、第1図に
示す籠羅の綟組織の場合、各々の緯2aに沿つて
二越分の幅広の箔を8n+3本目の経1cに通し、
各々の緯2cに沿つて幅広の箔を8n+1本目の
経1aに通すことにより比較的容易に行うことが
でき、これによつて力感あふれる図柄入りの豪華
な装飾材を得ることができる。
尚、本考案の装飾材は金属細線を羅の綟組織で
織成するものであるが、類似品として金属細線を
紗や絽の綟組織で織成したものを挙げることがで
きる。紗の綟組織とする場合は、前述と同様の組
成及び太さを有する銅−亜鉛合金の細線を使用
し、曲一寸当たり経を50〜200本程度、緯を10〜
30本程度とするのが好ましく、また絽の綟組織と
する場合は、同様の金属細線を使用して曲一寸当
たり経を100〜300本程度、緯を20〜40本程度とす
るのが好ましい。
織成するものであるが、類似品として金属細線を
紗や絽の綟組織で織成したものを挙げることがで
きる。紗の綟組織とする場合は、前述と同様の組
成及び太さを有する銅−亜鉛合金の細線を使用
し、曲一寸当たり経を50〜200本程度、緯を10〜
30本程度とするのが好ましく、また絽の綟組織と
する場合は、同様の金属細線を使用して曲一寸当
たり経を100〜300本程度、緯を20〜40本程度とす
るのが好ましい。
以上の説明から明らかなように、本考案の装飾
材は金属細線を羅の綟組織で織成してあるため、
絹糸で織成した従来の羅織物には見られない重厚
感、力感、味わい深い独特の雰囲気を備え、優れ
た装飾効果を発揮し得るものであり、難燃性や不
燃性が要求される箇所の装飾にも好ましく使用で
き、火災になつても有毒ガスの多量発生の心配が
なく、またプレス加工等で凹凸を付けて立体的な
装飾も行える等、多くの顕著な効果を奏する。
材は金属細線を羅の綟組織で織成してあるため、
絹糸で織成した従来の羅織物には見られない重厚
感、力感、味わい深い独特の雰囲気を備え、優れ
た装飾効果を発揮し得るものであり、難燃性や不
燃性が要求される箇所の装飾にも好ましく使用で
き、火災になつても有毒ガスの多量発生の心配が
なく、またプレス加工等で凹凸を付けて立体的な
装飾も行える等、多くの顕著な効果を奏する。
従つて、本考案の装飾材は、従来類例のないニ
ユータイプの素材として今後の需要を期待でき、
斜陽織物業界の一つの活路を開く有意義な考案と
言える。
ユータイプの素材として今後の需要を期待でき、
斜陽織物業界の一つの活路を開く有意義な考案と
言える。
第1図は本考案の一実施例に係る装飾材の拡大
部分平面図、第2図は銅装飾材でルーバーを作製
した電気スタンドの正面図である。 符号の説明、1a,1b,1c,1d…経(金属
細線)、2a,2b,2c,2d…緯(金属細
線)、3…ルーバー。
部分平面図、第2図は銅装飾材でルーバーを作製
した電気スタンドの正面図である。 符号の説明、1a,1b,1c,1d…経(金属
細線)、2a,2b,2c,2d…緯(金属細
線)、3…ルーバー。
Claims (1)
- 金属細線を羅の綟組織で織成したことを特徴と
する装飾材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15547987U JPH0336542Y2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15547987U JPH0336542Y2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0158677U JPH0158677U (ja) | 1989-04-12 |
| JPH0336542Y2 true JPH0336542Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=31433145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15547987U Expired JPH0336542Y2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0336542Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-08 JP JP15547987U patent/JPH0336542Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0158677U (ja) | 1989-04-12 |
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