JPH0336568Y2 - - Google Patents

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JPH0336568Y2
JPH0336568Y2 JP9401686U JP9401686U JPH0336568Y2 JP H0336568 Y2 JPH0336568 Y2 JP H0336568Y2 JP 9401686 U JP9401686 U JP 9401686U JP 9401686 U JP9401686 U JP 9401686U JP H0336568 Y2 JPH0336568 Y2 JP H0336568Y2
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mortar layer
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water
cutter
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、セメントアスフアルトモルタル層補
修用カツターに関する。 〔従来の技術〕 近年、交通機関の発達にともない、軌道交通機
関もスピードの上昇、騒音の縮減等の見地からい
わゆる高架軌道を採用するところが多くなつてき
た。 かかる高架軌道の一つである新幹線の軌道のな
かに、第14図及び第15図に示すようなものが
ある。 これは、鉄骨鉄筋コンクリート造り等で構築さ
れた高架橋100の路盤コンクリート101の上
に、プレキヤストの軌道スラブ102を据付け
る。そして、その軌道スラブ102と路盤コンク
リート101との間にセメントアスフアルトモル
タル(以下CAモルタルという)を充填してセメ
ントアスフアルトモルタル層(以下CAモルタル
層という)103を形成する。そして、軌道スラ
ブ102に軌道用のレール104を固定させるも
のである。 かかる新幹線の工事については、日本国有鉄道
が新幹線軌道工事標準示方書(新設線)におい
て、遵守すべき工事標準を細部にわたつて詳細に
定めている。 そして、CAモルタル層103の形成について
も、そのCAモルタル層103の形成に用いられ
るCAモルタルの材料及びその配合割合等につい
て、前記新幹線軌道工事標準示方書(新設線)の
4−1.以下に詳細に定められている。 前記新幹線軌道工事標準示方書(新設線)4−
2.「モルタルの配合及び練混ぜ」に定められてい
るCAモルタルの標準配合は次の通りである。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の考案者は、従来のかかるたがねとハン
マとによるはつりについて鋭意検討した結果、次
のような数々の問題点があることを見出した。 すなわち、 撤去すべきCAモルタル層103の側端面の
上下幅が約30〜70mmと非常に狭くて作業がし難
い。 そのため、正確に一定の深さで撤去すること
が困難であり、撤去された深さが浅すぎたり深
すぎたりする。 このように、正確に一定の深さで撤去するこ
とが困難であるため、一般的な傾向として、浅
く撤去した後に検査等で不合格となるのを避け
る気持ちから、深く撤去しすぎる場合が多い。 そのため、後工程で撤去後の空所内に充填す
べき樹脂の量が大となり、材料費が嵩む。 軌道の補修作業は一日のうち、車両の運行さ
れない夜の11時過ぎから翌朝の4時前までの正
味5時間弱の間しか行えない。そして、その5
時間弱の極めて短い時間内に当夜の作業分を完
了して、翌日の鉄道の運行に支障を来さないよ
うにしなければならない。 一方、CAモルタル層103のはつり後には、
はつりした部分の清掃、型枠取付、樹脂混合、
樹脂注入、養生、型枠撤去等の一連の後工程が
連続している。そして、それらの各後工程には
それぞれの所要時間が必要とされる。 そのため、当日分のはつりは、作業開始後約
2時間以内で完了している必要がある。 そのため、はつりに多数の作業員を充当しな
ければならず、人件費が嵩む。 等々の問題があることを見出した。 そこで、本考案の考案者はかかる数々の問題点
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、第1図乃至
第8図に一例として示すような、従来存在したこ
とが全然ない全く新規なセメントアスフアルトモ
ルタル層補修用カツターAを考案した。 このセメントアスフアルトモルタル層補修用カ
ツターAは、軌道スラブ上を運行用の車体1と、
その車体1上に取付けられた駆動機構2及び水槽
3と、駆動機構2により水平方向に回転させられ
てCAモルタル層103の側部を切断するカツタ
ー刃4と、水槽3中の水をカツター刃4に掛ける
給水機構5とを備えている。 更に、本考案の考案者は鋭意研究を重ねた結
果、第16図に示すようなセグメントタイプのダ
イヤモンドホイルのカツター刃105を用いて
CAモルタル層103を切断すると、次のような
問題点があることを見出した。 すなわち、 第17図に示すように、切断中のカツター刃
105近傍のCAモルタル層103の温度は、
カツター刃105の回転速度に略正比例して上
昇する。 そして、CAモルタルは略55℃で熔融する。
熔融したCAモルタルはカツター刃105の歯
106と歯106との間に目詰まりする。 そのため、カツター刃105の切断能力が低
下する。 この目詰まりを防止するためには、カツター
刃105に大量の水を掛けて冷却し、CAモル
タルのカツター刃105への付着を防止すれば
よい。 しかし、カツター刃105に大量の水を掛け
ることは後工程で注入される樹脂との関係で好
ましくない。 等の問題があることを見出した。 カツター刃105の歯106と歯106との間
にCAモルタルが詰まるのは、次のような理由に
よるものと思われる。 すなわち、カツター刃105の厚さは比較的薄
い。この厚さの薄いカツター刃105によつて
CAモルタル層103に形成される切欠溝の切り
口の幅は極めて狭い。そのため、CAモルタル層
103の切断過程で発生するCAモルタル層10
3の切断粉末は、殆ど切欠溝の外へ飛散すること
ができない。 そのため、CAモルタル層103の切断過程で
発生するエネルギーの殆どがCAモルタル層10
3内に残留して、CAモルタル層103の温度を
高める。 そのため、CAモルタル層103中のアスフア
ルト等が粘性を帯び、カツター刃105の歯10
6と歯106との間に付着するものと思われる。 また、カツター刃105に大量の水を掛けるこ
とが好ましくないのは、CAモルタル層103の
掘削後に充填される樹脂としては、価格及び硬化
時間等との関係から、一般にウレタン系の樹脂が
用いられるが、このウレタン系の樹脂は水により
コンクリートとの接着性が悪くなるからである。 〔課題を解決するための手段〕 上記のような問題点を解決するため本考案はセ
メントアスフアルトモルタル層補修用カツター
を、セメントアスフアルトモルタル層を介して路
盤コンクリート上に据付けられた軌道スラブ上を
運行用の車体と、その車体上に取付けられた駆動
機構及び水槽と、前記車体の一側部に上下及び前
後左右に位置調節可能に取付けられ且つ前記駆動
機構により水平方向に回転可能なカツター刃と、
前記水槽に連結され且つ該水槽中の水を前記カツ
ター刃の刃先に微量ずつ均一に掛ける給水機構と
を備え、前記車体の車輪に前記車体を前記一側部
の反対側に付勢する付勢手段を設けるとともに、
前記車体に該車体と前記軌道スラブの側面との間
の距離を一定幅以上に保持する保持手段を設け、
且つ前記カツター刃の隣接する歯と歯との間の少
なくとも先端部近傍間に広幅の切欠部を設けてな
るものとして構成した。 〔作用〕 この考案のセメントアスフアルトモルタル層補
修用カツターは、CAモルタル層の側部を正確に
一定の深さで、しかも高速度に切断する。 また、カツター刃の歯と歯との間が離れてお
り、且つそのカツター刃の刃先に水が微量ずつ均
一に掛けられるため、CAモルタルがカツター刃
の歯と歯との間に目詰まりしない。 〔実施例〕 図により本考案の一実施例を説明すると、第1
図乃至第3図は、本考案に係わるセメントアスフ
アルトモルタル層補修用カツターAのそれぞれ平
面図、右側面図、背面図である。 図中、1は車体である。この車体1上に駆動機
構2と水槽3とが取付けられている。そして、駆
動機構2にカツター刃4が繋がれており、水槽3
に給水機構5が繋がれている。 車体1は、第4図に示すように、進行方向Pに
対し、左側に小さな車輪10を3個直列に備える
とともに、右側に稍大きな車輪11を2個直列に
備えている。そして、2個の車輪11,11は、
それぞれその前方部を進行方向Pに対し若干左側
に傾けて取付けられている。 この車輪11はスプロケツトホイール(図示せ
ず)、チエーン12、クラツチ13、ウオーム及
びウオーム歯車14、たわみ軸15等を経てハン
ドル16に繋がれている。 また、車体1の左側部には、第5図及び第6図
に示すように、蝶番17により折起し折倒し可能
なカツター刃保持板18が取付けられている。 そして、このカツター刃保持板18の先端部の
両端に滑車取付片19が設られ、各滑車取付片1
9に滑車20が取付けられている。各滑車20
は、カツター刃保持板18に折倒して垂直にした
際に、車輪11より下方で水平に回転するように
取付けられている。 また、カツター刃保持板18の中央部には、2
個のちようねじ21,21により出入調節可能な
昇降板22が外方に向けて取付けられている。そ
して、この昇降板22に回動軸23と円弧状のガ
イド板24とが取付けられている。ガイド板24
はその端縁に沿つて円弧状のガイド溝25を有し
ており、且つ昇降板22に対し垂直に設けられて
いる。 尚、26はカツター刃保持板板18の折倒し時
にカツター刃保持板18を車体1の右側板27に
密着させるための固定金具である。また、28,
29はカツター刃保持板8を折起し状態に保持す
るための固定金具である。 駆動機構2は電動機であり、たわみ軸6を経て
カツター刃4に回転力を伝える。 たわみ軸6には、第5図及び第6図に示すよう
に、その先端にカツター刃4が取付けられるとと
もに、その先端部近傍にカバー板40が取付けら
れている。 カバー板40は略半円形状をなし、その半円形
状の直径部分を一方に伸ばして回動腕41が形成
されるとともに、その回動腕41と反対側の直径
部分にちようねじ42が取付けられている。 そして、回動腕41の先端部を前記回動軸23
に回動可能に枢着するとともに、ちようねじ42
を前記ガイド溝25内に差し込んでからカバー板
40に緊密に螺合したり螺合を緩めたりするよう
になつている。これにより、カバー板40及びカ
ツター刃4をちようねじ42によりガイド溝25
に沿つて案内したり所望位置に固定したりするこ
とができるとともに、カツター刃保持板18を折
倒して垂直にした時には常にカツター刃4の右側
上面はカバー板40によつて覆われる。 カツター刃4は、第7図に示すように、隣接す
る歯43と43との間に広幅の切欠部44を有し
ている。 ここに、広幅とは、切欠部44の長さaが歯4
3の長さbの略2分の1以上である場合をいう。 本実施例においては、歯先円の径cすなわち外
径cを356mm、歯43の長さbを28mm、刃の厚さ
を5.5mmとし、切欠部44の長さaを20mmとして
いる。 本考案におけるカツター刃4は、隣接する歯4
3と43との間のうち少なくとも歯43の先端部
と歯43の先端部との間に切欠部44が広幅に設
けられていれば、歯43及び切欠部44の形状、
大きさ等は任意に定めてよい。例えば、第9図乃
至第11図に示すようなものであつてもよい。 第9図に示すものは、第16図に示すようなセ
グメントタイプのダイヤモンドホイルのカツター
刃105の各歯106の両側部のうち先端部のみ
切欠いて、隣接する歯43,43の先端部と先端
部との間にのみ切欠部44を広幅に設けたもので
ある。 水槽3は、給水機構5に連結されている。 給水機構5は、可撓性を有する給水管50と、
水をカツター刃4の刃先に微量ずつ均一に掛ける
調節機構51とを備えている。 ここに、微量とは、カツター刃4がCAモルタ
ル層103を切断する際に発生する熱によつて、
給水された水が完全に蒸発しうる最大水量をい
う。 また、均一とは、刃先の全面に略同一水量の水
が掛かることをいう。 本実施例においては、水をカツター刃4の刃先
に微量ずつ均一に掛ける調節機構51として、バ
ルブ52と注出管53とが用いられている。 バルブ52は、第1図に示すように、水槽3の
近傍に設けられており、水をカツター刃4の刃先
に微量ずつ掛けるための水量調節に用いられる。 注出管53は、第8図に示すように、銅管の先
端を押し潰して閉鎖し、その閉鎖された部分の上
方に小さな注出口54を設けたものである。 この注出管53は、カバー板40に取付けられ
ている。その取付位置は、ちようねじ42の外側
で且つカツター刃4の歯43の付け根よりも若干
内側である。そして、第12図に示すように、注
出管54をカツター刃4の回転方向Qの下手に向
けている。 注出口54から注出された水は、カツター刃4
の回転にともないカツター刃4の上面を第12図
に矢印Rで示すように走りつつカツター刃4を冷
却する。 本考案者は鋭意研究を重ねた結果、次のことが
分かつた。 すなわち、 前記第7図に示すカツター刃4と、第1図に示
すバルブ52と、第8図に示す注出管53とを用
いてCAモルタル層103を切断する場合には、 削整速度0.46m/分 水の使用量0.33/分 とすれば、給水された水はCAモルタル層103
内から全て完全に蒸発し去る。 また、蒸発時の気化熱によりCAモルタル層1
03内の温度はCAモルタルの熔融点である55℃
以下に押さえられる。 そのため、カツター刃4の切欠部44にCAモ
ルタルが目詰まりすることは全くないということ
が分かつた。 使用にあたつては、先ず、セメントアスフアル
トモルタル層補修用カツターAをCAモルタル層
103を補修すべき軌道スラブ102上に配置す
る。 次に、固定金具29を固定金具28から外して
蝶番17によりカツター刃保持板18を折倒し、
固定金具26によりカツター刃保持板18を車体
1の右側板27に密着させる。これにより、カツ
ター刃4は一応水平状態に保持される。すなわ
ち、固定金具26、カツター刃保持板18、右側
板27、蝶番17等はカツター刃4を水平方向に
回転可能ならしめる手段の一部を構成している。 次いで、ちようねじ21,21を用いて昇降板
22の高さを調節し、カツター刃4の高さをCA
モルタル層103を切断すべき高さに合致させ
る。つまり、ちようねじ21、昇降板22、カツ
ター刃保持板18等はカツター刃4を上下方向に
位置調節する調節手段を構成している。 続いて、ちようねじ42を緩めてカツター刃4
を回動軸23を中心として回動自在とする。 次に、バルブ52により注出口54から注出す
る水量を調節する。この調節により、注出口54
からは略継続的に水カツター刃4の上面に滴下さ
れる。 次いで、駆動機構2を電源に繋いでカツター刃
4を回転させつつカバー板40の右側を手で押圧
して、CAモルタル層103を切断しつつカツタ
ー刃4を正確に所定の深さ(通常は深さ10cm)ま
でCAモルタル層103内に押し込む。 カツター刃4を正確に所定の深さまで押し込ん
だところで、ちようねじ42を締めてカツター刃
4を固定する。これにより、カツター刃4は、前
後左右の位置調節が行われて固定されるととも
に、しつかりと水平に保持された状態で回転可能
となる。すなわち、前述のちようねじ21、昇降
板22、カツター刃保持板18、固定金具26、
右側板27、蝶番17等と、ちようねじ42、た
わみ軸6、カバー板40、回動軸23、ガイド板
24等とにより、カツター刃4は上下及び前後左
右に位置調節可能に取付けられるとともに、水平
方向に回転可能とされている。 次に、クラツチ13により車輪11側とハンド
ル16側とを接続させ、ハンドル16を操作しつ
つ車体1を前進させてカツター刃4によりCAモ
ルタル層103を切断する。 その際、第4図に示すように車体1の進行方向
Pに対し、右側の車輪11の前方部を若干左側に
傾けてあるため、車体1全体は左側に曲がろうと
しつつ前進する。そのため、カツター刃4には
CAモルタル層103の側面に押さえつけられる
ような力が絶えず働く。そのため、カツター刃4
が所定の深さよりも浅くCAモルタル層103を
切断するということは完全に防止される。つま
り、右側の車輪11の前方部を進行方向Pに対し
若干左側に傾けることにより、車体1全体を左側
に付勢してカツター刃4が所定の深さよりも浅く
CAモルタル層103を切断するのを防止してい
る。すなわち、右側の車輪11の前方部を進行方
向Pに対し若干左側に傾けることは、車体1をカ
ツター刃4の取付けられている側の反対側(本実
施例では左側部側)に付勢する付勢手段を構成し
ている。 また、滑車20が軌道スラブ102の側面に当
接しつつ進行するため、車体1は軌道スラブ10
2の側面から一定の幅以上進行方向Pに対し左側
に行くことはできない。そのため、カツター刃4
が所定の深さよりも深くCAモルタル層103を
切断するということも完全に防止される。すなわ
ち、滑車20は、車体1と軌道スラブ102の側
面との間の距離を一定幅以上に保持する保持手段
を構成している。 以上の手順によるCAモルタル層103の切断
は、ちようねじ21,22によりカツター刃4の
高さを変えて2回以上行つてもよい。 以上のようにしてカツター刃4によりCAモル
タル層103を切断した後はハンマ等でCAモル
タル層103の側面を叩けば、カツター刃4によ
つて切断された部分のCAモルタル層103を簡
単に折つて取り去ることができる。 作業終了後等においては、第5図に示すよう
に、カツター刃保持板18を折起す。これによ
り、カツター刃4を取付けたままで本考案に係る
セメントアスフアルトモルタル層補修用カツター
Aを容易に保管、搬送することができる。 本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、次のようにして行つてもよい。 車体1をカツター刃4の取付けられている側
の反対側に付勢する付勢手段は上述の実施例の
ものに限定されず、例えば第13図に示すよう
に、車体1の前面側から見た場合に右側の径が
左側の径より若干小さい車輪30を用いて左側
に付勢する等であつてもよい。 たわみ軸6にカツター刃4を間隔を隔てて2
枚以上取付けて、CAモルタル層103を一度
に2以上の箇所で切断してもよい。その際に
は、各カツター刃4の上方に注出口54が1個
ずつ配置されるように、カツター刃4の枚数と
同数の注出口54を注出管53に設ける必要が
ある。 たわみ軸6を用いずにVベルトとVベルト車
を用いてもよい。また、駆動機構2はガソリン
エンジン等であつてもよい。 〔考案の効果〕 本考案は上述のように構成され、軌道スラブ上
を運行用の車体と、その車体上に取付けられた駆
動機構と、前記車体の一側部に上下及び前後左右
に位置調節可能に取付けられ且つ前記駆動機構に
より水平方向に回転可能なカツター刃とを設け、
前記車体の車輪に前記車体を前記一側部の反対側
に付勢する付勢手段を設けるとともに、前記車体
に該車体と前記軌道スラブの側面との間の距離を
一定幅以上に保持する保持手段を設けたことによ
り、CAモルタル層を正確に一定の深さで撤去す
ることができるとともに、極めて容易に能率よく
撤去することができる。 そのため、CAモルタル層103を所定の深さ
よりも浅く撤去して工事をし直さなければならな
いという事態の発生を完全に防止することができ
る。 また、CAモルタル層を深く撤去しすぎて、撤
去後の空所内に充填すべき樹脂の量が大となり、
材料費が嵩むという事態の発生も完全に防止する
ことができる。 また、作業員の人数を減じて、人件費を節減す
ることもできる。 また、水槽と、その水槽中の水をカツター刃の
刃先に微量ずつ均一に掛ける給水機構とを設け、
且つ前記カツター刃の隣接する歯と歯との間の少
なくとも先端部近傍間に広幅の切欠部を設けたこ
とにより、カツター刃の歯と歯との間にの目詰ま
りを生ぜず、またCAモルタル層切断後に水が残
ることもない。 そのため、カツター刃の切断能力が低下するこ
とはなく、またCAモルタル層撤去後に充填され
る樹脂とコンクリートとの接着性が悪くなるとい
うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図、及び第12図は本考案の一
実施例を表し、第1図は平面図、第2図は右側面
図、第3図は背面図、第4図は車輪の配置状態を
示す平面図、第5図及び第6図は一部切欠斜視
図、第7図はカツター刃の平面図、第8図は一部
切欠側面図、第9図乃至第11図はそれぞれカツ
ター刃の他の実施例を示す平面図、第12図はカ
ツター刃と注出口との関係等を示す一部切欠平面
図、第13図は車輪の他の実施例を示す正面図、
第14図及び第15図は新幹線の軌道のそれぞれ
端面図及び平面図、第16図は本考案完成以前に
本考案者が実験使用したカツター刃の平面図、第
17図はカツター刃の回転速度とCAモルタル層
内の温度との関係を示すグラフである。 A…セメントアスフアルトモルタル層補修用カ
ツター、1…車体、2…駆動機構、3…水槽、4
…カツター刃、5…給水機構、6…たわみ軸、1
0,11…車輪、16…ハンドル、20…滑車、
21…ちようねじ、22…昇降板、23…回動
軸、24…ガイド板、25…ガイド溝、40…カ
バー板、41…回動腕、42…ちようねじ、43
…歯、44…切欠部、50…給水管、51…調節
機構、52…バルブ、53…注出管、54…注出
口、101…路盤コンクリート、102…軌道ス
ラブ、103…セメントアスフアルトモルタル層
(CAモルタル層)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セメントアスフアルトモルタル層を介して路盤
    コンクリート上に据付けられた軌道スラブ上を運
    行用の車体と、その車体上に取付けられた駆動機
    構及び水槽と、前記車体の一側部に上下及び前後
    左右に位置調節可能に取付けられ且つ前記駆動機
    構により水平方向に回転可能なカツター刃と、前
    記水槽に連結され且つ該水槽中の水を前記カツタ
    ー刃の刃先に微量ずつ均一に掛ける給水機構とを
    備え、前記車体の車輪に前記車体を前記一側部の
    反対側に付勢する付勢手段を設けるとともに、前
    記車体に該車体と前記軌道スラブの側面との間の
    距離を一定幅以上に保持する保持手段を設け、且
    つ前記カツター刃の隣接する歯と歯との間の少な
    くとも先端部近傍間に広幅の切欠部を設けてなる
    ことを特徴とするセメントアスフアルトモルタル
    層補修用カツター。
JP9401686U 1986-06-21 1986-06-21 Expired JPH0336568Y2 (ja)

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