JPH0336960B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336960B2 JPH0336960B2 JP60164405A JP16440585A JPH0336960B2 JP H0336960 B2 JPH0336960 B2 JP H0336960B2 JP 60164405 A JP60164405 A JP 60164405A JP 16440585 A JP16440585 A JP 16440585A JP H0336960 B2 JPH0336960 B2 JP H0336960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- mica
- conductive
- fibers
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
〔技術分野〕
本発明は、静電気発生防止性や電磁波シールド
性の高い導電紙及びその積層体に関するものであ
る。 〔従来技術〕 従来、静電気発生防止用の紙として、炭素繊維
や金属繊維をパルプと抄紙したものが知られてい
るが、いずれもコスト高であるという欠点をす
る。 近年、電子機器の小型化、精密化が進み、それ
らのパツケージや筺体材料はプラスチツクが殆ん
どである為、電磁波を透過する。このために、電
子機器から発生する電磁波による誤動作、ノイズ
が大きな問題となつている。また、ICやLSI等の
半導体素子は静電気放電による破損が生じ易い。
さらに磁気テープやカード、フロツピーデイスク
等の磁気記録では、静電気放電や電磁波によつて
記録が消失する事故が起きている。それらの対策
として、導電性を有する紙をパツケージ材料とし
て用いたり、あるいはこれを電子機器の筺体内面
に貼り付けて用いることが考えられるが、従来、
このような目的に適合し得る安価な導電紙は未だ
提供されていない。 〔目 的〕 本発明は、前記のような事情に鑑み、静電気発
生防止性にすぐれ、また電磁波シールド性の高い
導電紙を提供することを目的とする。 〔構 成〕 本発明によれば、パルプ繊維と、導電性金属で
被覆したマイカを主成分とする紙料を抄紙して形
成した紙層を有し、該紙層は導電性金属で被覆し
たマイカを60〜85重量%含有することを特徴とす
る導電紙が提供される。 本発明で用いる導電性金属で被覆したマイカに
おいて、そのマイカとしては従来公知のもの、例
えば、フロゴパイト(金雲母)、マスコバイト
(白雲母)、バイオタイト(黒雲母)、セリサイト
(絹雲母)等の天然産の鱗片状マイカ鉱物の他、
合成雲母等が挙げられ、また、その導電性金属と
しては、ニツケル、銀、銅、コバルト等の各種の
金属及びそれらの合金が挙げられる。マイカに被
覆される導電性金属量は、導電性金属で被覆され
たマイカに対し、20〜80重量%程度である。ま
た、この導電性金属で被覆したマイカは、その分
散性や密着性を改良するために、界面活性剤や、
カツプリング剤等の表面改質剤を用いて表面処理
を施すことができ、また、金属の防錆や防酸化の
ため、防錆剤や酸化防止剤による表面処理を施す
こともできる。マイカに対する導電性金属の被覆
方法としては、無電解めつき法、スパツタリング
法、真空蒸着法、イオンプレーテイング法等の各
種の方法を採用することができる。 本発明の導電紙における紙層繊維原料として
は、木材パルプ、靭皮繊維、種毛繊維、葉繊維等
の各種の植物繊維の他、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリエチレン等の合成繊維、ガラス繊
維、アスベスト繊維、アルミナ繊維等の無機繊
維、炭素繊維及びそれらの繊維の混合物等が挙げ
られる。 本発明の導電紙を製造するには、通常の抄紙法
に従つて、パルプ繊維及び導電性金属で被覆した
マイカ(以下、単にマイカともいう)を主成分と
する紙料を、水中に分散させ、抄紙すればよい。
この場合、導電性金属で被覆したマイカの粒径
は、抄紙上、40μm〜250μm範囲に規定するのが
好ましく、その粒径が40μmより小さくなると、
抄紙に際して、抄き網を通過するマイカ粉の量が
多くなり、一方、250μm超えるようになると、
パイプ繊維(以下、単に繊維とも言う)とマイカ
の混合状態に不均一性が生じるようになる。繊維
に対するマイカの添加割合は、乾燥重量基準で、
得られる繊維とマイカからなる紙層のマイカ含有
量が少なくとも50重量%、好ましくは60〜85重量
%の割合である。マイカの添加量が60重量%より
少なくなると、得られる紙層の導電性が悪くな
る。一方、マイカ含有量85重量%を超えるように
なると、得られる紙層は、紙質の著しく劣つたも
のになるので、そのマイカ含有量の上限は85重量
%以下にするのがよい。 本発明において、繊維とマイカを含む紙料を抄
紙する場合、マイカと繊維との結合性を高めるた
めに、変性デンプン、植物ガム、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、
メラミン樹脂等のバインダーを添加することがで
き、また、必要に応じ、その他の慣用の補助成
分、例えば、硫酸アルミニウム、炭酸カルシウ
ム、クレー等の填料、その他を添加することがで
きる。 本発明の導電紙は、繊維中にマイカが均一分散
された構造の紙層を有するが、このような導電紙
を、繊維のみによる紙と比べて引張強さ等に劣
る。本発明においては、このような導電紙の強度
を向上させるために、マイカ含有紙層の少なくと
も一方の面、即ち、その片面又は両面に対して、
シート状部材を積層接着させるのが好ましい。こ
の場合、シート状部材としては、例えば、パルプ
紙、合成紙、プラスチツクフイルム、不織布等が
挙げられる。積層方法としては、種々の方法を用
いることができ、例えば、2層構造又は3層構造
の積層紙の場合には、抄紙法や接着法を用いるこ
とができ、また、マイカ含有紙層を市販のパルプ
紙、合成紙、プラスチツクフイルム、不織布等に
対して積層する場合には、接着法等が使用され
る。このような積層体は、導電紙からのマイカの
剥離が防止され、しかも強度も大きいので、実用
上極めて好都合である。本発明の導電紙にポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリアミド等のピラスチツクフイルム
をラミネートしたものは、そのプラスチツクフイ
ルムの熱融着性を利用したヒートシール性の導電
紙として用いることができる。 〔効 果〕 本発明の導電紙は、繊維中に導電性金属で被覆
したマイカを分散含有させた紙層を有するため、
良好な導電性を有するものであり、すぐれた静電
気発生防止性と電磁波シールド性を示す。従つ
て、本発明の導電紙は、フロツピーデイスク用の
袋や収納箱、各種電子機器用筺体の表面素材及び
ICやLSI等の半導体素子用包装材料として有利に
用いることができ、しかもそのコストは安い。 〔実施例〕 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 平均粒子径50μmのフロゴパイトマイカ(密度
2.89g/cm3)に通常の方法で無電解ニツケルめつ
きし、密度約4.60g/cm3のニツケル被覆マイカを
得た。 このようにして得たニツケル被覆マイカと針葉
樹晒クラフトパルプ(NBKP)を紙料成分とし
て用い、これを一枚紙を抄く毎に、手抄き機の円
筒容器に入れ、JIS規格(JISP−8209)に従つて
抄紙した。この場合、パルプ(NBKP)として
は、PFIミルを用いて700回叩解したもの(カナ
デイアン−フリーネステスト370ml)を用いた。
また、密度、厚さ、(JISP8118)、裂断長
(JISP8113)の紙質試験もJIS規格に従つた。 抄紙された単層構造の紙について、表面抵抗
(Ω/□)と、4GHzにおける管内法で電磁波透過
損失(dB)をそれぞれ測定し、その導電性と電
磁波シールド性をそれぞれ評価した。その測定結
果を、各抄紙サンプルについて第1表に示す。 また抄紙サンプルNo.7については、さらに
ASTMES7−83による近接界における電界シー
ルド測定治具(エレクトロメトリツク社製、
NFC−1000)を用いて周波数特製を測定し、そ
の結果を第2表に示す。 なお、第1表において、サンプルNo.8及び9は
抄紙法により得た2層構造の積層紙であり、抄紙
した紙の片面に、坪量25g/m2のNBKPのみか
らなる紙層を積層した構造のものである。 また、表−1において、サンプルNo.8及び9に
ついて示した表面抵抗は、そのマイカ含有紙層の
表面抵抗を示す。 また、第1表に示したマイカ含有量及びマイカ
保持量は次のようにして算出したものである。 (1) マイカ含有量(%)=A/B×100 A:紙中に含まれる導電性マイカの重さ
(g) B:紙の重さ(g) (2) マイカ保持量(%)=C/D×100 C:紙中に残存した導電性マイカの重さ
(g) D:抄紙時に使用した導電性のマイカの重さ
(g) 第1表及び第2表に示した結果から、マイカ含
有量が少なくとも60%のものは、導電性及び電磁
波シールド性のいずれにおいてもすぐれた特性を
示すことがわかる。
性の高い導電紙及びその積層体に関するものであ
る。 〔従来技術〕 従来、静電気発生防止用の紙として、炭素繊維
や金属繊維をパルプと抄紙したものが知られてい
るが、いずれもコスト高であるという欠点をす
る。 近年、電子機器の小型化、精密化が進み、それ
らのパツケージや筺体材料はプラスチツクが殆ん
どである為、電磁波を透過する。このために、電
子機器から発生する電磁波による誤動作、ノイズ
が大きな問題となつている。また、ICやLSI等の
半導体素子は静電気放電による破損が生じ易い。
さらに磁気テープやカード、フロツピーデイスク
等の磁気記録では、静電気放電や電磁波によつて
記録が消失する事故が起きている。それらの対策
として、導電性を有する紙をパツケージ材料とし
て用いたり、あるいはこれを電子機器の筺体内面
に貼り付けて用いることが考えられるが、従来、
このような目的に適合し得る安価な導電紙は未だ
提供されていない。 〔目 的〕 本発明は、前記のような事情に鑑み、静電気発
生防止性にすぐれ、また電磁波シールド性の高い
導電紙を提供することを目的とする。 〔構 成〕 本発明によれば、パルプ繊維と、導電性金属で
被覆したマイカを主成分とする紙料を抄紙して形
成した紙層を有し、該紙層は導電性金属で被覆し
たマイカを60〜85重量%含有することを特徴とす
る導電紙が提供される。 本発明で用いる導電性金属で被覆したマイカに
おいて、そのマイカとしては従来公知のもの、例
えば、フロゴパイト(金雲母)、マスコバイト
(白雲母)、バイオタイト(黒雲母)、セリサイト
(絹雲母)等の天然産の鱗片状マイカ鉱物の他、
合成雲母等が挙げられ、また、その導電性金属と
しては、ニツケル、銀、銅、コバルト等の各種の
金属及びそれらの合金が挙げられる。マイカに被
覆される導電性金属量は、導電性金属で被覆され
たマイカに対し、20〜80重量%程度である。ま
た、この導電性金属で被覆したマイカは、その分
散性や密着性を改良するために、界面活性剤や、
カツプリング剤等の表面改質剤を用いて表面処理
を施すことができ、また、金属の防錆や防酸化の
ため、防錆剤や酸化防止剤による表面処理を施す
こともできる。マイカに対する導電性金属の被覆
方法としては、無電解めつき法、スパツタリング
法、真空蒸着法、イオンプレーテイング法等の各
種の方法を採用することができる。 本発明の導電紙における紙層繊維原料として
は、木材パルプ、靭皮繊維、種毛繊維、葉繊維等
の各種の植物繊維の他、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリエチレン等の合成繊維、ガラス繊
維、アスベスト繊維、アルミナ繊維等の無機繊
維、炭素繊維及びそれらの繊維の混合物等が挙げ
られる。 本発明の導電紙を製造するには、通常の抄紙法
に従つて、パルプ繊維及び導電性金属で被覆した
マイカ(以下、単にマイカともいう)を主成分と
する紙料を、水中に分散させ、抄紙すればよい。
この場合、導電性金属で被覆したマイカの粒径
は、抄紙上、40μm〜250μm範囲に規定するのが
好ましく、その粒径が40μmより小さくなると、
抄紙に際して、抄き網を通過するマイカ粉の量が
多くなり、一方、250μm超えるようになると、
パイプ繊維(以下、単に繊維とも言う)とマイカ
の混合状態に不均一性が生じるようになる。繊維
に対するマイカの添加割合は、乾燥重量基準で、
得られる繊維とマイカからなる紙層のマイカ含有
量が少なくとも50重量%、好ましくは60〜85重量
%の割合である。マイカの添加量が60重量%より
少なくなると、得られる紙層の導電性が悪くな
る。一方、マイカ含有量85重量%を超えるように
なると、得られる紙層は、紙質の著しく劣つたも
のになるので、そのマイカ含有量の上限は85重量
%以下にするのがよい。 本発明において、繊維とマイカを含む紙料を抄
紙する場合、マイカと繊維との結合性を高めるた
めに、変性デンプン、植物ガム、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリルアミド、尿素樹脂、
メラミン樹脂等のバインダーを添加することがで
き、また、必要に応じ、その他の慣用の補助成
分、例えば、硫酸アルミニウム、炭酸カルシウ
ム、クレー等の填料、その他を添加することがで
きる。 本発明の導電紙は、繊維中にマイカが均一分散
された構造の紙層を有するが、このような導電紙
を、繊維のみによる紙と比べて引張強さ等に劣
る。本発明においては、このような導電紙の強度
を向上させるために、マイカ含有紙層の少なくと
も一方の面、即ち、その片面又は両面に対して、
シート状部材を積層接着させるのが好ましい。こ
の場合、シート状部材としては、例えば、パルプ
紙、合成紙、プラスチツクフイルム、不織布等が
挙げられる。積層方法としては、種々の方法を用
いることができ、例えば、2層構造又は3層構造
の積層紙の場合には、抄紙法や接着法を用いるこ
とができ、また、マイカ含有紙層を市販のパルプ
紙、合成紙、プラスチツクフイルム、不織布等に
対して積層する場合には、接着法等が使用され
る。このような積層体は、導電紙からのマイカの
剥離が防止され、しかも強度も大きいので、実用
上極めて好都合である。本発明の導電紙にポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリアミド等のピラスチツクフイルム
をラミネートしたものは、そのプラスチツクフイ
ルムの熱融着性を利用したヒートシール性の導電
紙として用いることができる。 〔効 果〕 本発明の導電紙は、繊維中に導電性金属で被覆
したマイカを分散含有させた紙層を有するため、
良好な導電性を有するものであり、すぐれた静電
気発生防止性と電磁波シールド性を示す。従つ
て、本発明の導電紙は、フロツピーデイスク用の
袋や収納箱、各種電子機器用筺体の表面素材及び
ICやLSI等の半導体素子用包装材料として有利に
用いることができ、しかもそのコストは安い。 〔実施例〕 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明す
る。 実施例 1 平均粒子径50μmのフロゴパイトマイカ(密度
2.89g/cm3)に通常の方法で無電解ニツケルめつ
きし、密度約4.60g/cm3のニツケル被覆マイカを
得た。 このようにして得たニツケル被覆マイカと針葉
樹晒クラフトパルプ(NBKP)を紙料成分とし
て用い、これを一枚紙を抄く毎に、手抄き機の円
筒容器に入れ、JIS規格(JISP−8209)に従つて
抄紙した。この場合、パルプ(NBKP)として
は、PFIミルを用いて700回叩解したもの(カナ
デイアン−フリーネステスト370ml)を用いた。
また、密度、厚さ、(JISP8118)、裂断長
(JISP8113)の紙質試験もJIS規格に従つた。 抄紙された単層構造の紙について、表面抵抗
(Ω/□)と、4GHzにおける管内法で電磁波透過
損失(dB)をそれぞれ測定し、その導電性と電
磁波シールド性をそれぞれ評価した。その測定結
果を、各抄紙サンプルについて第1表に示す。 また抄紙サンプルNo.7については、さらに
ASTMES7−83による近接界における電界シー
ルド測定治具(エレクトロメトリツク社製、
NFC−1000)を用いて周波数特製を測定し、そ
の結果を第2表に示す。 なお、第1表において、サンプルNo.8及び9は
抄紙法により得た2層構造の積層紙であり、抄紙
した紙の片面に、坪量25g/m2のNBKPのみか
らなる紙層を積層した構造のものである。 また、表−1において、サンプルNo.8及び9に
ついて示した表面抵抗は、そのマイカ含有紙層の
表面抵抗を示す。 また、第1表に示したマイカ含有量及びマイカ
保持量は次のようにして算出したものである。 (1) マイカ含有量(%)=A/B×100 A:紙中に含まれる導電性マイカの重さ
(g) B:紙の重さ(g) (2) マイカ保持量(%)=C/D×100 C:紙中に残存した導電性マイカの重さ
(g) D:抄紙時に使用した導電性のマイカの重さ
(g) 第1表及び第2表に示した結果から、マイカ含
有量が少なくとも60%のものは、導電性及び電磁
波シールド性のいずれにおいてもすぐれた特性を
示すことがわかる。
【表】
【表】
【表】
実施例 2
実施例1に示したマイカより粒子径の大きなマ
イカ(平均粒子径200μmのマスコバイト)を、
通常の方法で無電解ニツケルめつきし、実施例1
と同様の方法で抄紙した。用いたニツケル被覆マ
イカの密度は約3.5g/cm3である。得られた単層
構造の紙について、実施例1と同様の方法で導電
性と電磁波シールド性を評価し、その結果を第3
表に示す。第3表から、アスペクト比の大きな導
電性マイカの使用で効果的に、導電性及びシール
ド性が得られることがわかる。
イカ(平均粒子径200μmのマスコバイト)を、
通常の方法で無電解ニツケルめつきし、実施例1
と同様の方法で抄紙した。用いたニツケル被覆マ
イカの密度は約3.5g/cm3である。得られた単層
構造の紙について、実施例1と同様の方法で導電
性と電磁波シールド性を評価し、その結果を第3
表に示す。第3表から、アスペクト比の大きな導
電性マイカの使用で効果的に、導電性及びシール
ド性が得られることがわかる。
【表】
実施例 3
実施例1及び実施例2で用いたニツケル被覆マ
イカを用いて、3層構造の紙を抄いた。この3層
構造紙は、両面に坪量25g/m2の薄い紙層を有
し、中層にマイカを71%含有するものである。こ
の3層構造については、実施例1と同様にしてそ
の特性を調べた。その結果を第4表に示す。 この3層構造紙は、表面絶縁性及び内部導電性
で、さらにマイカ含有量を同じとする単層構造の
ものに較べ、その裂断長は約3倍である。また、
このものは、マイカ粒子の剥離が見られず、表面
は109Ω/□以上の表面抵抗を示し、内部が導電
性で、電磁波シールド性を示すものであつた。
イカを用いて、3層構造の紙を抄いた。この3層
構造紙は、両面に坪量25g/m2の薄い紙層を有
し、中層にマイカを71%含有するものである。こ
の3層構造については、実施例1と同様にしてそ
の特性を調べた。その結果を第4表に示す。 この3層構造紙は、表面絶縁性及び内部導電性
で、さらにマイカ含有量を同じとする単層構造の
ものに較べ、その裂断長は約3倍である。また、
このものは、マイカ粒子の剥離が見られず、表面
は109Ω/□以上の表面抵抗を示し、内部が導電
性で、電磁波シールド性を示すものであつた。
【表】
実施例 4
平均粒子径55μmのマスコバイトマイカ(密度
2.75g/cm3)に通常の方法で無電解銅めつきし、
さらに、酸化防止のために、電気メツキによりニ
ツケルを被覆した。マイカ、銅、ニツケルの重量
組成は、それぞれ55%、20%、25%で、密度3.51
g/cm3である。この導電性マイカを用いて、実施
例1と同じ方法により単層構造の紙を作製した。
得られた紙の諸特性値を第5表ち示す。抄紙後、
一昼夜放置し、風乾して得られた紙は、ニツケル
を被覆したことにより、銅の酸化が防止され優れ
た導電性とシールド性を示した。
2.75g/cm3)に通常の方法で無電解銅めつきし、
さらに、酸化防止のために、電気メツキによりニ
ツケルを被覆した。マイカ、銅、ニツケルの重量
組成は、それぞれ55%、20%、25%で、密度3.51
g/cm3である。この導電性マイカを用いて、実施
例1と同じ方法により単層構造の紙を作製した。
得られた紙の諸特性値を第5表ち示す。抄紙後、
一昼夜放置し、風乾して得られた紙は、ニツケル
を被覆したことにより、銅の酸化が防止され優れ
た導電性とシールド性を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パルプ繊維と、導電性金属で被覆したマイカ
を主成分とする紙料を抄紙して形成した紙層を有
し、該紙層は該導電性金属で被用したマイカを60
〜85重量%含有することを特徴とする導電紙。 2 パルプ繊維と、導電性金属で被覆したマイカ
を主成分とする紙料を抄紙して形成したもので、
該導電性金属で被覆したマイカを60〜85重量%含
有する紙層の少なくとも一方の面に、シート状部
材を積層させたことを特徴とする導電紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16440585A JPS6228497A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 導電紙及びその積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16440585A JPS6228497A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 導電紙及びその積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228497A JPS6228497A (ja) | 1987-02-06 |
| JPH0336960B2 true JPH0336960B2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=15792511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16440585A Granted JPS6228497A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 導電紙及びその積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228497A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63199499A (ja) * | 1987-02-16 | 1988-08-17 | 株式会社 巴川製紙所 | 電磁波シ−ルド用内装材 |
| DE4124458A1 (de) * | 1991-07-24 | 1993-01-28 | Degussa | Emi-abschirmpigmente, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5982497A (ja) * | 1982-11-01 | 1984-05-12 | 株式会社 興人 | 導電紙 |
| JPS6060168A (ja) * | 1983-09-14 | 1985-04-06 | Toppan Printing Co Ltd | 導電性塗料 |
| JPS61225398A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-07 | 愛媛県 | 導電繊維含有シ−ト状組成物 |
| JPS61239098A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-24 | 株式会社 興人 | 金属一無機繊維複合シ−ト状物及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP16440585A patent/JPS6228497A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228497A (ja) | 1987-02-06 |
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