JPH0337077Y2 - - Google Patents

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JPH0337077Y2
JPH0337077Y2 JP5290290U JP5290290U JPH0337077Y2 JP H0337077 Y2 JPH0337077 Y2 JP H0337077Y2 JP 5290290 U JP5290290 U JP 5290290U JP 5290290 U JP5290290 U JP 5290290U JP H0337077 Y2 JPH0337077 Y2 JP H0337077Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フアクシミリ、複写機等に用いられ
る反射読取り型の光学式読取り装置に関するもの
である。
第1図及び第2図は、この様な反射読取り型の
光学式読取り装置の従来例を示している。これら
の第1図及び第2図に示す様に、光学式読取り装
置は集束性光伝送体アレイ1を有している。
なおこの伝送体アレイ1は、ガラス或いはプラ
スチツク等の透明な材料で円柱状に形成された屈
折率分布型レンズ2を最密状態で例えば2列に多
数配列し、それらの隙間に不透明な樹脂を充填し
たものであり、個々のレンズ2の作る正立等倍実
像を順次部分的に重ねることによつて、二次元的
な広がりを有する像を一度に伝送できる様にした
光学素子である。
また屈折率分布型レンズ2は、その屈折率が軸
心位置で最大であり半径方向へ距離の二乗に略比
例して減少しているので、光の入出射端面が平面
であつてもレンズ作用を有しており、光が軸心を
中心として蛇行しながら進むレンズである。
伝送体アレイ1は一方の端面1aが透明な原稿
台8と対向する様に配設されており、この原稿台
8上に載置され且つ端面1aと対向している原稿
3の帯状の部分がLEDアレイ等の光源4によつ
て下方から照射される様になつている。また、伝
送体アレイ1の他方の端面1bに対向する様に
CCDアレイ等のイメージセンサ5が配設されて
いる。
以上の様な構成においては、電源4から射出さ
れ原稿3によつて反射される光は、端面1aから
伝送体アレイ1中へ入射する。伝送体アレイ1中
を進行し端面1bから射出される光は、イメージ
センサ5によつてセンスされる。
この様な光の伝送及びセンシングが原稿3の幅
方向において同時に行われるので、原稿3を矢印
A方向へ除々に移動させるか、或いは逆に原稿3
を静止させておいて伝送体アレイ1、光源4及び
イメージセンサ5等を矢印B方向へ除々に移動さ
せれば、原稿3の全面を読取ることができる。つ
まりこの場合は、原稿3が被読取り体になつてい
る。
ところで、屈折率分布型レンズ2を用いた伝送
体アレイ1は、理想的には正立等倍実像を結ぶの
で、イメージセンサ5には原稿3のイメージセン
サ5に対応する部分、つまり読取るべき部分から
の反射光のみが伝送体アレイ1を経由して入射す
るはずである。
しかし実際には、レンズ2の外周に近い部分に
理想的屈折率分布からの収差があり、この収差に
起因して、原稿3のイメージセンサ5に対応しな
い部分、つまり読取るべきでない部分からの反射
光も伝送体アレイ1を経由してイメージセンサ5
へ入射し、このために読取り機構の解像力が低下
するという問題点がある。
本考案は、上述の問題点に鑑み、極めて簡単な
構成であるにも拘らず高い解像力を有する光学式
読取り装置を提供することを目的としている。
以下、本考案による光学式読取り装置の一実施
例を、第3図を参照しながら説明する。
この第3図から明らかな様に、本実施例は、反
射防止マスク6を原稿台8の下面に当接させ、且
つこのマスク6に形成されている一本のスリツト
7を原稿3の読取るべき部分に対向させて配設し
ていることを除いて、第1図及び第2図に示した
従来例と実質的に同様の構成であつてよい。
マスク6は、金属板或いはガラス板等に艷消し
黒色の被膜を付着させ光の反射を防止する様にし
たものであり、伝送体アレイ1が移動するときは
このマスク6も伝送体アレイ1と一体になつて動
く様に構成されている。
第3図に示す様な実施例においては、光源4か
らの光のうち、伝送体アレイ1の端面1aで受光
される光は、スリツト7からの反射光、つまり原
稿3の読取るべき部分からの反射光のみである。
従つて、これ以外の部分が光源4からの光を反射
し、この反射光が伝送体アレイ1を経由してイメ
ージセンサ5によつてセンスされるということが
ないので、この読取りヘツドは高い解像力を有す
ることになる。
第1図及び第2図に示した様な従来例において
は、光源4によつて照射される原稿3の帯状の部
分の幅は5〜10mmであり、伝送体アレイ1によつ
て形成される帯状の像の幅は約4mmであるが、イ
メージセンサ5の幅は約0.1mmであるので、これ
より少し大きい幅の像があれば十分であり、それ
以外の光は解像力低下の原因になる。しかし、ス
リツト7の幅W1があまり小さ過ぎると、今度は
イメージセンサ5に形成される像が必要以上に小
さくなり、光量の減少によつて解像力が低下す
る。
従つてスリツト7の幅W1は、0.05〜1mm程度
(即ち、イメージセンサ5の幅の1/2〜10倍程度)
が好ましく、0.1〜0.6mm程度(即ち、イメージセ
ンサ5の幅の1〜数倍程度)が更に好ましい。ま
たマスク6の幅W2は、少なくとも伝送体アレイ
1の視野幅以上であればよい。
第4図は光学式読取り装置の解像力を測定する
方法を示すものであつて、第4図Aは反射防止マ
スクの無い従来の読取りヘツドの解像力を測定す
る方法を示している。
この第4図Aに示す様に、原稿3上には、互い
に等しい幅を有する黒線と白線との対が並んだテ
ストパターン11が印刷されており、このテスト
パターン11からの反射光を伝送体アレイ1が受
光し、画像12を形成している。
第4図Bは、第4図Aにおける直線X1及びX2
上の光量レベルを示している。即ち、Inax=100、
Inio=0の値を有する光量レベルの矩形波は、伝
送体アレイ1によつてinax,inioの値を有するやや
ダレた波形に変換されている。
この様な状態を、次式で示されるMTF
(Modulation Transfer Function)によつて表
わされる解像力について測定した。
MTF=inax−inio/Inax+Inio×100(%) 第4図Aにおいて、テストパターン11が
4LP/mm(Line Pair/mm;1mm当りの黒線と白
線との対の数)の場合、黒線と白線との対の多数
について測定したMTFの最大値=68.6%、最小
値=63.7%、平均値=66.1%であつた。
第4図Cは、反射防止マスクを有する本実施例
の光学式読取り装置の解像力を測定する方法を示
している。マスク6としては、幅が0.5mmのスリ
ツト7を有するものを使用した。この場合、黒線
と白線との対の多数について測定したMTFは、
最大値=82.6%、最小値=75.0%、平均値=79.2
%となり、本実施例の光学式読取り装置が従来例
よりも高い解像力を有していることが確かめられ
た。
以上、本考案を一実施例に基いて説明したが、
本考案はこの実施例に限定されるものではなく。
各種の変更が可能である。例えば、この実施例に
おいては透明な原稿台8の上面に原稿3を載置
し、マスク6を原稿台8の下面に当接させて、下
方から原稿3を照射する様にしたが、原稿3を上
方から照射する様にすれば、透明な原稿台8を使
用する必要はなく、従つてマスク6を原稿3に接
触或いは近接させることができる。
上述の述く、本考案は、スリツトを有する反射
防止マスクを被読取り体と対向させて配設し、こ
の被読取り体のうちの前記スリツトに対向する部
分からの反射光を集束性光伝送体アレイで受光す
る様にしたものであるから、極めて簡単な構成で
あるにも拘らず高い解像力を有する読取りヘツド
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部分を切欠いた概略的
な斜視図、第2図は第1図に示した従来例の概略
的な側面図、第3図は本考案の実施例を示す概略
的な側面図、第4図は解像力を測定する方法を示
しており、Aは第1図に示した従来例の測定方法
を示す概略的な斜視図、Bは測定結果を示す概略
的なグラフ、Cは第3図に示した実施例の測定方
法を示す概略的な斜視図である。 なお図面に用いられている符号において、1…
…集束性光伝送体アレイ、3……原稿、4……光
源、6……反射防止マスク、7……スリツトであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被読取り体を照射するための光源と、 円柱状を成しており前記被読取り体によつて反
    射された前記光源からの光を一方の端面で受光し
    他方の端面から射出して前記被読取り体上の画像
    を結像させる集束性光伝送体の前記一方及び他方
    の夫々の端面同士が帯状に並ぶ様に複数の前記集
    束性光伝送体が互いに平行に配列されている集束
    性光伝送体アレイと、 この集束性光伝送体アレイの結像面に配設され
    ている光センサと、 前記被読取り体と前記光源及び前記集束性光伝
    送体アレイとの間に配設されており、この集束性
    光伝送体アレイの前記被読取り体に対向する面に
    沿つて延びるスリツトを有すると共に、前記被読
    取り体に対向する方向における前記集束性光伝送
    体アレイの視野以上の大きさを有している反射防
    止マスクとを夫々具備し、 前記光源、前記集束性光伝送体アレイ、前記光
    センサ及び前記反射防止マスクを前記スリツトの
    幅方向へ前記被読取り体に対して相対的に移動さ
    せる光学式読取り装置。
JP5290290U 1990-05-21 1990-05-21 Expired JPH0337077Y2 (ja)

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JP5290290U JPH0337077Y2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21

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JPH02143666U JPH02143666U (ja) 1990-12-05
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