JPH0337210Y2 - - Google Patents

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JPH0337210Y2
JPH0337210Y2 JP1986023086U JP2308686U JPH0337210Y2 JP H0337210 Y2 JPH0337210 Y2 JP H0337210Y2 JP 1986023086 U JP1986023086 U JP 1986023086U JP 2308686 U JP2308686 U JP 2308686U JP H0337210 Y2 JPH0337210 Y2 JP H0337210Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスライド形可変抗器等の電子部品に用
いられるLED等の発光素子を具備する電子部品
の摺動子に関するものである。
〔従来技術〕
スライド形可変抵抗器等の電子部品に用いる発
光素子を具備する電子部品の摺動子の従来例とし
ては、例えば実公昭60−41695号に記載されたス
ライド形可変抵抗器の摺動子がある。
第9図は上記スライド形可変抵抗器の構造を示
す斜視図である。同図において、71は金属製の
ケース、72は上面に導電体パターン及び抵抗体
パターン(図示せず)が形成されている絶縁基
板、73は絶縁性の合成樹脂よりなる摺動基部で
ある。絶縁基板72は前記ケース71の取付脚7
1a……によつて該ケース71の開放面側に取付
けられ、摺動基部73は前記ケース71と絶縁基
板72の間にあつて、該摺動基部73とー体のつ
まみ部74をケース71の長孔71bから外方に
突出させ、該つまみ部74をスライドさせること
により摺動基部73の下面に設けられた摺動片
(図示せず)が前記絶縁基板72上の抵抗体パタ
ーンを摺動し、抵抗値を可変し得るようになつて
いる。第10図aは上記構造のスライド形可変抵
抗器の摺動子を構成するつまみ部74の縦断面図
である。図示するように、つまみ部74の中央部
には空洞部76が摺動基部73下面から形成され
ており、上部には発光ダイオード80を装着する
収容部75が形成され、更に中央部には仕切壁7
7が形成され、前記空洞部76を発光ダイオード
80のリード80a,80bが貫通する挿通孔7
6c,76d及び前記摺動基部73の下面に固定
された摺動片とー体的に形成され前記発光ダイオ
ード80のリード80a,80bに弾接される接
続部78,79が挿入される細室76a,76b
とに区切られている。
上記構成のつまみ部74の収容部75に発光ダ
イオード80を装着すると、第10図bに示すよ
うに発光ダイオード80のリード80a及び80
bが前記摺動片の接続部78及び79により細室
76a及び76bの内壁に弾発され、接続部78
及び79と発光ダイオード80のリード80a,
80bとは電気的に接続される。即ち、上記構成
のスライド形可変抵抗器の摺動子は、発光ダイオ
ード80のリード80a及び80bが接続部78
及び79とコネクター形式に接続される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の構造の発光ダイオー
ド80を装着する摺動子は下記のような問題点が
あった。
現在上記のようにスライド形可変抵抗器等の電
子部品に使用する発光ダイオードは、通常第11
図aに示すように、多数の発光ダイオードのリー
ド80a,80bを金属板を打ち抜くことにより
連結部材80cでー体的に形成したリード部を形
成し、その後リード80a,80bの先端部に発
光ダイオード部80dを装着し、しかる後該発光
ダイオード部80dを含むリード先端部に合成樹
脂材をモールドして保護部80eを形成し、最後
に連結部材80cとリード80a,80bの結合
部Xを切断して、発光ダイオード80を製造して
いる。このような製造方法は発光ダイオードを安
価に大量生産するのに適している。ところが連結
部材80cとリード80a,80bの結合部Xを
切断した場合、第11図bに示すようにリード8
0a,80bの面Eと切断面Fの間に段差が発生
したり、切断面Fが滑らかにならないということ
が発生する。上記のような工程で製造された発光
ダイオード80を上記のような構成の摺動子のつ
まみ部74の収容部75に装着した場合リード8
0a,80bの面Eと切断面Fの間に段差があっ
たり、切断面Fが滑らかでないため発光ダイオー
ド80のリード80a,80bをつまみ部74の
挿通孔76c,76dに挿入した場合、接続部7
8,79が押圧されて変形したり、変形によりリ
ード80a,80bの進入が妨害されたり、さら
には接続部78,79との接触が不良になったり
する等の問題があつた。また、接続部78,79
がリード80a,80bの切断面Fに接触するの
を避けるために、接続部78,79を複数個もう
けたり、接続部78,79の位置を変えたりこと
も考えられるが、設計上の制約があつたり小型化
の障害になるという問題点があつた。また、通常
リード80a,80bの表面にはメツキ処理を施
すが前記切断面Fは地金が露出するためその面に
絶縁性の酸化被膜が形成され、それが接触不良を
起こすという問題もあつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上
記の如く製造工程で製造された発光ダイオードで
も接触不良を起こすことなく、確実にリードが摺
動片に電気的に接続され、しかも小型化に支障の
ない構造の電子部品の摺動子を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、摺動基部
と該揩動基部上にー体的に立設し上部に発光素子
収容部が形成されたつまみ部とからなる摺動子本
体と、該摺動基部の下面に固定され発光素子のリ
ード部と電気的に接続される接触部を有する摺動
片等を具備する電子部品の摺動子において、摺動
子本体には摺動基部下面からつまみ部の発光素子
収容部の底部に達し、つまみ部中央で仕切壁によ
り左右に2分割する挿入孔を形成し、摺動片の接
触部は前記仕切壁により左右に2分割する挿入孔
内に位置し、ー対の舌片を対向させて断面コ字状
に折曲すると共に、該ー対の舌片が互いに接近す
るように少なくともー方の舌片を折曲げた形状と
し、前記発光素子として、金属板を打ち抜いて連
結部材とー体に形成されたリード部の端部に発光
部を形成した後、該連結部を切断してなるリード
部を有する発光素子を用い、該発光素子を発光素
子収容部に装着した場合そのリード部の厚み方向
の面を前記接触部の舌片間で挟持するように構成
したことを特徴とする。
〔作用〕
電子部品の摺動子を上記の如く構成することに
より、発光素子をつまみ部の収容部に装着した場
合、発光素子のリード部が摺動片の接触部の対向
するー対の舌片間に進入し、該舌片でリード部を
挟持するから、上記第10図に示す従来の摺動子
のように、発光ダイオード80のリード80a及
び80bが前記摺動片の接続部78及び79によ
り細室76a及び76bの内壁に弾発されて接続
部78及び79と発光ダイオード80のリード8
0a,80bとが電気的に接続される構造とは異
なり、第11図に示すような方法で製造した発光
ダイオードを使用しても接続部78,79、リー
ド80a,80b等が変形したり、接触不良等の
不具合いもなく、摺動片の接触部と発光素子リー
ド部との接触が確実となる。また、摺動片の接触
部の位置と発光素子リードの位置関係にも格別な
制約がないから摺動子の小型化にも適する構造と
なる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る電子部品の摺動子の分解
図で、揩動子本体は縦断面で示す。図示するよう
に摺動子は発光ダイオード10、摺動子本体20
と摺動片40,50,60とから構成される。以
下、上記各構成部材の詳細を説明する。
発光ダイオード10は、前記第10図aに示す
ような方法で製造されたものであり、下面両端部
には発光ダイオードに電圧を供給するリード部1
1,12が設けられている。
第2図は摺動子本体の構造を示す図で、同図a
平面図、同図bはaの矢印F1方向からみた正面
図、同図cは矢印F2方向からみた右側面図、同
図dは縦断面図、同図eは底面図である。図示す
るように、摺動子本体20は摺動基部21の上略
中央につまみ部22がー体に立設した構造であ
る。摺動基部21の上部四隅には電子部品のケー
ス(図示せず)の上部内壁に摺接する突起部23
が設けられており、下部四隅には基板(図示せ
ず)の上面を摺接する突起部24が設けられ、更
に前記摺動片40,50,60を熱カシメして固
定するためのカシメ突起部25,26,27が設
けられている。つまみ部22の上部には、前記発
光ダイオード10を収容する凹状の収容部28が
形成されている。また、摺動子本体20には、前
記摺動基部21の下面からつまみ部22の収容部
28の底面に通ずる挿入孔29が形成され、該挿
入孔29の上部中央部は仕切壁30で左右分割さ
れている。該仕切壁30の外側面には段差部30
aが形成されており、仕切壁30の外面と挿入孔
29の内面とが形成する間隙寸法は上部llが下部
l3より小さくなつている。上部間隙は前記発光ダ
イオード10のリード部11及び12が挿入され
る挿入孔29aを形成し、下部間隙は後述する摺
動片40,50のソケット部が挿入される挿入孔
29bを形成する。
第3図は前記摺動片40を示す図であり、摺動
片40は、先ず第3図aに示す形状に金属板を打
抜き接触片41の部分、コンセント42の部分、
取付部43の部分をー体的に形成し、しかる後各
部を所定の形状に折曲げて摺動片40を形成す
る。
第3図b,c,dは折曲げ成形後の摺動片40
を示す図で、同図bは側面図、同図cは正面図、
同図dは平面図を示す。図示するように摺動片4
0は、接触片41及びコンセント部42が取付部
43とー体的に形成された形状であり、接触片4
1は取付部43に対し斜め下方に折曲げると共に
その先端部を円弧状に折曲げて形成し、コンセン
ト部42は取付部43に対し直角に上方に折曲げ
ると共に先端の舌片42a及び42bを直角に折
曲げ対向させ、更に舌片42bの下部を内側に折
曲げて形成している。また、取付部43には前記
摺動基部21のカシメ突起部25が挿入される孔
43a,43bが形成されている。なお、42c
はコンセント部42の曲げ強度を増加させるため
のリブである。
第4図は前記摺動片50を示す図であり、摺動
片50は、先ず第4図aに示す形状に金属板を打
抜き接触片51の部分、コンセント52の部分、
取付部53の部分をー体的に形成し、しかる後各
部を所定の形状に折曲げて摺動片50を形成す
る。
第4図b,c,dは折曲げ成形後の摺動片50
を示す図で、同図bは側面図、同図cは正面図、
同図dは平面図を示す。図示するように摺動片5
0は、接触片51及びコンセント部52が取付部
53とー体的に形成された形状であり、接触片5
1は取付部53に対し斜め下方に折曲げると共に
その先端部を円弧状に折曲げて形成し、コンセン
ト部52は取付部53に対し直角に上方に折曲げ
ると共に先端の舌片52a及び52bを直角に折
曲げ対向させ、更に舌片52bの下部を内側に折
曲げて形成している。また、取付部53には前記
摺動基部21のカシメ突起部26が挿入される孔
53a,53bが形成されている。なお、52c
はコンセント部52の曲げ強度を増すためのリブ
である。
第5図は摺動片60を示す図であり、摺動片6
0は、先ず第5図aに示す形状に金属板を打抜き
接触片61,62の部分、取付部63の部分をー
体的に形成し、しかる後各部を所定の形状に折曲
げて摺動片60を形成する。第5図bは折曲げ成
形した後の摺動片60の側面を示す図である。
摺動子を組み立てるには、摺動片40及び50
のコンセント部42及び52を前記挿入孔29に
挿入し、そのそれぞれの取付部に形成された孔4
3a,43b及び53a,53bに摺動基部21
のカシメ突起部25及び26を挿入し、その後該
カシメ突起部25,26の先端部を熱カシメして
摺動片40,50を摺動基部21の下面に固定す
る。摺動片60も同様にその取付部63に設けら
れた孔63a,63bに摺動基部21にカシメ突
起部27を挿入し、その後該カシメ突起部27の
先端を熱カシメして摺動片60を摺動基部21の
下面に固定する。第6図は上記の如く組み立てた
摺動子の底面図である。
上記の如く組み立てた摺動子において、摺動片
40,50のコンセント部42,52の先端部は
第7図bに示すように仕切壁30の外面と挿入孔
29の内面とが形成する挿入孔29bまで達す
る。
第7図a,bはそれぞれ発光ダイオード10と
上記摺動子のつまみ部22のー部縦断面示す図で
あり、第8図は発光ダイオード10をつまみ部に
装着した状態を示す図で、同図bはー部縦断面
図、同図aはbのA−A′線上断面図、同図cは
bのB−B′線上断面図、同図dはbのC−C′線上
断面図である。図示するように、発光ダイオード
10をそのリード部11,12の先端がつまみ部
28の底部の挿入孔29a,29b上部に位置す
るように配置し、リード部11,12を挿入孔2
9a,29bに挿入すると、それぞれのリード部
11,12は摺動片40,50のコンセント部4
2,52の舌片42a,42bとの間及び舌片5
2aと52bとの間を通って進入する。この場合
発光ダイオード10は、そのリード部11,12
の厚み方向の面が舌片42a,42b及び舌片5
2a,52bと対向するように配置されているか
ら、上記第11図に示すようなリード幅方向の切
断面Fが舌片42a,42b及び舌片52a,5
2bに接触することはない。リード部11,12
はそれぞれ舌片42b,52bの弾発力により舌
片42aと42b及び舌片52aと52bの間に
挾持されることになる。また、このとき舌片42
aと42bとで挟持されるリード部11の面は、
厚み方法のメッキ処理が施された滑らかな面であ
るから、リード部11の進入はスムーズで舌片4
2a,42bが変形したり、リード部11が変形
することもなく、またリード部11と舌片42
a,42bの電気的接触も良好となる。同様のこ
とが舌片52a,52bとこれで挟持されるリー
ド部12との間でも言える。
上記のような構造の摺動子を、例えば第9図に
示すように、その摺動基部21が前記ケース71
と絶縁基板72の間に位置し、該摺動基部21と
ー体に形成されたつまみ部22をケース71の長
孔71bから突出させ、該つまみ部22をスライ
ドさせることにより摺動基部21の下面に固定さ
れた摺動片40,50の接触片41,51は絶縁
基板72上の電極パターンに接触して発光ダイオ
ード10に電圧を供給し、発光ダイオード10が
点灯する。また、摺動片60の接触片61,62
は絶縁基板72上の抵抗体パターンを摺動し、抵
抗値を変化させる。
なお、上記構成の摺動子はスライド形可変抵抗
器のみではなく、スライド形スイッチ等の各種電
子部品使用することが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る電子部品の摺
動子は、発光素子として、金属板を打ち抜いて連
結部材とー体に形成されたリード部の端部に発光
部を形成した後、該連結部を切断してなるリード
部を有する発光素子を用い、該発光素子を発光素
子収容部に装着した場合そのリード部の金属板の
厚み方向の面を前記接触部の舌片間で挟持するよ
うに構成したので、発光素子のリード部の挿入に
より摺動片が変形する等の不都合がなく、且つ発
光素子のリード部と接触部の接触が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子部品の摺動子の分解
図、第2図は摺動子本体の構造を示す図で、同図
aは平面図、同図bはaの矢印F1方向からみた
図、同図cは矢印F2方向からみた図、同図dは
縦断側面図、同図eは底面図、第3図は摺動片4
0の構造を示す図で、同図aは金属板を打抜成形
した状態を示す図、同図bは側面図、同図cは正
面図、同図dは平面図、第4図は摺動片50の構
造を示す図で、同図aは金属板を打抜成形した状
態を示す図、同図bは側面図、同図cは正面図、
同図dは平面図、第5図は摺動片60の構造を示
す図で、同図aは金属板を打抜成形した状態を示
す図、同図bは側面図、第6図は摺動子の底面
図、第7図a,bはそれぞれ発光ダイオードと摺
動子のつまみ部のー部縦断面を示す図、第8図は
発光ダイオードをつまみ部に装着しを状態を示す
図で、同図bはー部縦断面図、同図aはbのA−
A′線上断面図、同図cはbのB−B′線上断面図、
同図dはbのC−C′線上断面図、第9図は従来の
スライド形可変抵抗器の構造を示す斜視図、第1
0図aはその発光ダイオードとつまみ部のー部縦
断面を示す図、同図bは発光ダイオードをつまみ
部へ装着した状態を示すー部縦断面を示す図で、
第11図aは発光ダイオードの製造状態を示す
図、同図bはaのD部分の拡大図である。 図中、10……発光ダイオード、20……つま
み部、40,50,60……摺動片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 摺動基部と該摺動基部上にー体的に立設し上部
    に発光素子収容部が形成されたつまみ部とからな
    る摺動子本体と、該摺動基部の下面に固定され発
    光素子のリード部と電気的に接続される接触部を
    有する摺動片等を具備する電子部品の摺動子にお
    いて、 前記摺動子本体には摺動基部下面から前記つま
    み部の発光素子収容部の底部に達し、つまみ部中
    央部で仕切壁により左右に2分割する挿入孔を形
    成し、前記摺動片の接触部は前記仕切壁により左
    右に2分割する挿入孔内に位置し、ー対の舌片を
    対向させて断面コ字状に折曲すると共に、該ー対
    の舌片が互いに接近するように少なくともー方の
    舌片を折曲げた形状とし、 前記発光素子として、金属板を打ち抜いて連結
    部材とー体に形成されたリード部の端部に発光部
    を形成した後、該連結部を切断してなるリード部
    を有する発光素子を用い、 該発光素子を前記発光素子収容部に装着した場
    合そのリード部の厚み方向の面を前記接触部の舌
    片間で挟持するように構成したことを特徴とする
    電子部品の摺動子。
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