JPH033726Y2 - - Google Patents

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JPH033726Y2
JPH033726Y2 JP7283385U JP7283385U JPH033726Y2 JP H033726 Y2 JPH033726 Y2 JP H033726Y2 JP 7283385 U JP7283385 U JP 7283385U JP 7283385 U JP7283385 U JP 7283385U JP H033726 Y2 JPH033726 Y2 JP H033726Y2
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JP
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seismic isolation
pressure receiving
plate
building
cylinder
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JP7283385U
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JPS61187860U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、免震防振建物におけるロツキング
を防止する免震構造物用減衰装置に関するもので
ある。
(従来の技術および問題点) 従来、公害として発生する地盤の常時微動に対
処する防振構法、または地震時の水平方向の震動
に対処するための免震構法では、上部建物と下部
基礎との間にゴム支承を介在してなる構法が開発
されている。
ところで、建物の免震防振構法にゴム支承を用
いる場合は、地盤の鉛直常時微動から建物を防振
するため、一般の免震構法にゴム支承を用いる場
合に比べ、英国などの例では建物の鉛直方向の固
有振動数(以下f0という)を非常に低く設定して
いる。すなわち一般の免震構法ではf0を20Hz程度
としているのに対し、免震防振構法では4〜7Hz
程度としている。
このため、地震時には建物周辺のゴム支承が伸
縮し、建物全体に大きなロツキング振動(倒れる
方向の振動)が生じてしまう。
(問題点を解決するための手段) この考案は、以上の問題点を解決するためにな
されたもので、免震防振構法においてロツキング
振動を抑制すると共に、水平方向の免震効果を妨
げることのない免震構造物用減衰装置を提供する
ことを目的とする。
この考案の免震構造物用減衰装置は、上部建物
(建物基礎)と下部基礎(地盤側基礎)との間に
設置されるもので、シリンダ内に密封したオイル
をピストンにより区劃しオリフイスにより連通さ
せ、シリンダの一端をベースプレートとし、シリ
ンダの他端の挿通孔より突出したピストンロツド
の端部に受圧板を取付け、シリンダの他端と受圧
板との間にピストンロツドに挿通した圧縮スプリ
ングを介在させた緩衝装置を有する免震構造物用
減衰装置であつて、地盤基礎上端面または建物基
礎下端面のいずれか一方に前記緩衝装置のベース
プレートを設置し、前記緩衝装置の受圧板より面
積の広いすべり板を他方の基礎面に設け、受圧板
とすべり板とを水平方向に摺動自在に配置してあ
ることを特徴とする。
(実施例) 以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説
明する。
第1図、第2図はこの考案の免震構造物用減衰
装置1を示すものである。
免震減衰装置1は、シリンダ内に密封したオイ
ル6をピストン9により区劃しオリフイス7によ
り連通させ、シリンダの一端をベースプレート1
4とし、シリンダの他端の挿通孔より突出したピ
ストンロツド10の端部に受圧板11を取付け、
シリンダの他端と受圧板11との間にピストンロ
ツド10に挿通した圧縮スプリング12を介在さ
せた緩衝装置(以下、バツフアという)2、ピス
トンロツド10に取付けた受圧板11の上方に載
置されるすべり板12とからなつている。
前記シリンダは垂直に設置され、シリンダ内は
隔壁3により内シリンダ内部4と内、外シリンダ
内部5とに仕切られ内シリンダ内部4と内、外シ
リンダ内部5にはオイル6が充填されている。隔
壁3の下方にはオリフイス7が設けられており、
隔壁3の上端部には、開口8が穿設されていて、
オリフイス7と開口8により内シリンダ内部4と
内、外シリンダ内部5とは連通している。内シリ
ンダ内にはピストン9が嵌合されており該ピスト
ン9は上方の開口8と下方のオリフイス7との間
に位置している。受圧板11に当接されたすべり
板13は、受圧板11より面積が広くされ、この
すべり板13はステンレス鋼板等からなり、また
受圧板11の上面にはPTFE(四フツ化エチレン
樹脂)等の固体潤滑材が貼付されているので、受
圧板11とすべり板13とは水平方向に摺動自在
である。
なお、バツフア2下端にはベースプレート14
が形成されており、該ベースプレート14はアン
カーボルト15により地盤側基礎Aの上端面に固
定されている。またすべり板13はその側端部を
アンカーボルト15により建物基礎Bの下端面に
固定されている。
ところで、第2図の実施例ではピストンロツド
10先端と受圧板11とを連結固定してあるが、
第5図に示すように受圧板11の中心にルーズホ
ール16を穿設し、受圧板11とピストンロツド
10先端とを球座17を介して面接触させ、ボル
ト18、ワツシヤ19等で連結すれば、受圧板1
1は建物Cのわずかな傾きにも対応でき(第3図
参照)受圧板11とピストンロツド10との連結
部に曲げモーメントがかかることもない。このほ
か、受圧板11とピストンロツド10とは球継手
を用いて連結してもよい。
また、第2図の実施例においてバツフア2は複
数のシリンダ内部4,5を有しているが、第6図
に示すようにピストン9にオリフイス7を形成し
て単筒のものに簡略化してもよい。
第3図、第4図はこの考案の免震構造物用減衰
装置1を使用した建物Cの免震防振構法を示すも
のである。
地盤側基礎Aと建物基礎Bとの間には、所定位
置に積層ゴム支承20が取付けられており、建物
Cはこれらの積層ゴム支承20で支持されてい
る。免震防振建物においては、積層ゴム支承20
の水平バネは0.5Hz程度、同じく鉛直バネは4〜
7Hz程度のものを用いる。
また、地震時に地盤側基礎Aと建物基礎Bとの
間に生じる水平変位を抑制するために、この両基
礎A,B間に、水平ダンパ21を取付けておく。
さらに、前記両基礎A,B間の建物周辺位置に
免震構造物用減衰装置1を設置する。
次に第2図〜第4図に示す実施例における免震
構造物用減衰装置1の作用につき説明する。
建物Cを支持している積層ゴム支承20は、温
度の日変化、年変化により鉛直方向に若干伸縮を
繰り返すほか、クリープ変形のため長時間経過す
ると鉛直方向に少し縮む。このため地盤側基礎A
と建物基礎Bとの間に、鉛直方向に若干のゆつく
りした相対変位が生じる。このようなゆつくりし
た相対変位には免震構造物用減衰装置1が追随し
て作動し、前記両基礎A,B間にすき間のない状
態で常にぴつたり収まる作用を有する。すなわち
建物Cがゆつくり下降する場合は、バツフア2内
のピストン9が押されて内シリンダ内部4のピス
トン9下部のオイル6が、オリフイス7を通つて
内、外シリンダ内部5にゆつくり流れ、ピストン
ロツド10がゆつくり下降し、その分圧縮スプリ
ング12が縮まる。また建物Cがゆつくり上昇す
る場合は、圧縮スプリング12が受圧板11を押
し上げるから、ピストン9が上方に引張られ、
内、外シリンダ内部5のオイル6がオリフイス7
を通つて内シリンダ4内に流れ、ピストンロツド
10がゆつくり上昇する。従つて、免震構造物用
減衰装置1の受圧板11とすべり板13とは常に
圧接された状態にある。
ところで、公害として発生する地盤の微振動は
振動数は10数Hz〜数10Hz、振幅が0.5〜40ミクロ
ン程度の微細なものである。このような微振動に
対しては、隔壁3下方に設けられたオリフイス7
が十分な開口面積を有しているので、シリンダ内
部4,5のオイル6にほとんど流速が生じず、免
震構造物用減衰装置1は作用しない。従つて地盤
の常時微動に対しては、積層ゴム支承20の柔か
い鉛直バネにより、建物Cは効果的に防振され
る。
また、地震時に建物Cにロツキング振動が生じ
て、地盤側基礎Aと建物基礎Bとの間に大きな相
対鉛直変化が発生すると、免震構造物用減衰装置
1が作用し、建物Cのロツキング振動を抑える。
すなわち、ロツキング振動により建物基礎Bが鉛
直下方に変位すると、免震構造物用減衰装置1の
ピストン9が圧迫され、内シリンダ内部4のオイ
ル6が内、外シリンダ内部5に急激に流れようと
するが、オリフイス7が大きな抵抗となつてこの
流出は阻止されるので、ピストンロツド10が急
激に上下動することがないからである。
また、地震時における前記両基礎A,B間の相
対水平変位に対しては、受圧板11とすべり板1
3とは水平方向に摺動自在に接しているため、免
震構造物用減衰装置1には水平方向の力は作用し
ない。従つて地震時の相対水平変位は、積層ゴム
支承20の柔かい水平バネにより有効に免震さ
れ、免震構造物用減衰装置1が免震効果を妨げる
ことがない。
(考案の効果) この考案は以上の構成からなり、ピストンロツ
ドに急激な圧縮変位が生じないように緩衝装置を
設けてあるので、免震防振建物における地震時の
ロツキング振動を極小に抑えることができる。
また、受圧板とすべり板とを水平方向に摺動自
在に当接しているので、水平方向の免震効果を妨
げることがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は免震構造物用減衰装置の斜視図、第2図は同じ
く縦断面図、第3図は免震構造物用減衰装置を使
用した免震防振建物の縦断面図、第4図はその
−線断面図、第5図は受圧板と摺動ロツドとの
取付状態を示す要部拡大図、第6図は緩衝装置の
他の実施例を示す縦断面図である。 1……免震構造物用減衰装置、2……緩衝装
置、3……隔壁、4……内シリンダ内部、5……
内、外シリンダ内部、6……オイル、7……オリ
フイス、8……開口、9……ピストン、10……
ピストンロツド、11……受圧板、12……圧縮
スプリング、13……すべり板、14……ベース
プレート、15……アンカーボルト、16……ル
ーズホール、17……球座、18……ボルト、1
9……ワツシヤ、20……積層ゴム支承、21…
…水平ダンパ、A……地盤側基礎、B……建物基
礎、C……建物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ内に密封したオイルをピストンにより
    区劃しオリフイスにより連通させ、シリンダの一
    端をベースプレートとし、シリンダの他端の挿通
    孔より突出したピストンロツドの端部に受圧板を
    取付け、シリンダの他端と受圧板との間にピスト
    ンロツドに挿通した圧縮スプリングを介在させた
    緩衝装置を有する免震構造物用減衰装置であつ
    て、 地盤基礎上端面または建物基礎下端面のいずれ
    か一方に前記緩衝装置のベースプレートを設置
    し、前記緩衝装置の受圧板より面積の広いすべり
    板を他方の基礎面に設け、受圧板とすべり板とを
    水平方向に摺動自在に配置してあることを特徴と
    する免震構造物用減衰装置。
JP7283385U 1985-05-16 1985-05-16 Expired JPH033726Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283385U JPH033726Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JP7283385U JPH033726Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JPS61187860U JPS61187860U (ja) 1986-11-22
JPH033726Y2 true JPH033726Y2 (ja) 1991-01-30

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JP7283385U Expired JPH033726Y2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16

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JP2544812B2 (ja) * 1989-07-31 1996-10-16 株式会社大林組 免震装置
JP2713096B2 (ja) * 1993-05-18 1998-02-16 鹿島建設株式会社 高層建築物の免震構造

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JPS61187860U (ja) 1986-11-22

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