JPH033729B2 - - Google Patents

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JPH033729B2
JPH033729B2 JP4790585A JP4790585A JPH033729B2 JP H033729 B2 JPH033729 B2 JP H033729B2 JP 4790585 A JP4790585 A JP 4790585A JP 4790585 A JP4790585 A JP 4790585A JP H033729 B2 JPH033729 B2 JP H033729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torch
sliding surface
camshaft
cam
point
Prior art date
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Expired
Application number
JP4790585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61207519A (ja
Inventor
Shohei Hayakawa
Fusao Nakajima
Akitaka Inao
Norihiko Saga
Masatoshi Kawaguchi
Kunio Kishino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4790585A priority Critical patent/JPS61207519A/ja
Publication of JPS61207519A publication Critical patent/JPS61207519A/ja
Publication of JPH033729B2 publication Critical patent/JPH033729B2/ja
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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカムシヤフトのカム摺動面に再溶融硬
化処理によつて高硬度のチル層を形成する方法に
関する。
(従来の技術) 鋳鉄製カムシヤフトの摺動面はタペツト等に常
に摺接する部分であり、高硬度で耐摩耗性に優れ
ることが要求される。
このため特公昭57−6494号或いは第4図及び第
5図に示すように、カムシヤフト100の摺動面
101に対向してトーチ102を配置し、カムシ
ヤフト100を回転せしめるとともにトーチ10
2をカムシヤフト100の幅方向(紙面垂直方
向)に往復動せしめ、トーチ012から噴出する
アーク103がカム摺動面101を蛇行軌跡を描
くように走査することで、カム摺動面101を加
熱溶融せしめ、この溶融部104を冷却すること
で高硬度のチル層105を形成するようにしてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来にあつてはカムシヤフト1
00を回転させつつトーチ102を幅方向に往復
動させることで、カム摺動面101全面を再溶融
硬化処理するようにしているのであるが、第3図
に示す如くカム摺動面101のうち、例えばカム
リフト部101aを加熱溶融するとき、アーク1
03による溶融部104が、直前に溶融していた
部分よりも高い位置となる。
その結果、該溶融部104が重力及びアークの
噴出圧力によつて後方に押し出され、カムプロフ
イルの一部に局部変形が生じる。そして、この局
部変形は後の研摩工程により取除かなければなら
ず、そのため研摩取り代を大としなければらず、
研摩作業も面倒となる。
また、カムシヤフトを再溶融硬化処理するにあ
たり、一般には予熱処理を施し、溶融を速やかに
行えるようにしているが、従来方法によつてはア
ークによる走査開始点から終了点に至るまでに時
間がかかり、このため同一の温度条件によつてカ
ム摺動面全面を再溶融硬化処理するのが困難であ
つた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、プラズマト
ーチ或いは溶接トーチから噴出するアークでカム
摺動面を走査して再溶融硬化処理する方法におい
て、該トーチの軸線と、この軸線とカム摺動面の
交点における接線とがなす角が、トーチの相対的
な前進方向において常に鈍角となるようにした。
(作用) トーチの軸線とカム摺動面との交点における接
線と、トーチ軸線とのなす角が、トーチの前進方
向において常に鈍角となることで、アークによつ
て溶融している部分が既にチル層となつた部分に
向つて垂れることがなく、また、未だ溶融してい
ない部分は溶融する直前にアークによつて予熱さ
れるため、カム摺動面全面が同一の温度条件によ
つて再溶融硬化処理される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。
第1図は本発明方法を時間の経過とともに表わ
した図、第2図は第1図の一部を代表例として示
した拡大図であり、第1図にあつては左側から右
側に向つて処理が進行する。
カムシヤフト1のカム摺動面2はベース円部2
a、カムリフト部2b、カムトツプ部2c及びカ
ムリフト部2dが連続しており、またカムシヤフ
ト1の上方でカム摺動面2に対向する位置にはプ
ラズマトーチ3が設けられ、このプラズマトーチ
3は支点4を中心としてカム摺動面2の長さ方向
に摺動可能に支持されている。
そして、カム摺動面2を再溶融硬化するには第
1図の左端の図に示す如く、ベース円部2aとカ
ムリフト部2bとの境界部付近にはプラズマトー
チ3を対向せしめた状態で、トーチ3からアーク
5を噴出するとともにカムシヤフト11を矢印方
向に回転させ、順次右側の図に示すようにアーク
5によつて、カムリフト部2bからカムトツプ部
2c、カムリフト部2d更にはベース円部2aを
走査し、カム摺動面2全周を再溶融硬化処理し、
カム摺動面2表面に高硬度のチル層6を形成す
る。
ここで、プラズマトーチ3は1点に固定され
ず、第1図の紙面垂直方向に往復動をなすように
し、アーク5がカム摺動面2に対し相対的に蛇行
軌跡を描くようにすることでカム摺動面2の全幅
に亘つて再溶融硬化処理をなし、更に第1図の左
右方向(カム摺動面の長さ方向)にプラズマトー
チ3が揺動するようにしている。
この揺動の条件は第2図に示すように、プラズ
マトーチ3の軸線l1とカム摺動面2との交点、つ
まり溶融部7におけるカム摺動面2の接線l2と軸
線l1とのトーチ3の前進方向においてなす角θが
常に鈍角(>90゜)となるようにする。
また、鈍角の大きさは溶融部7がその直後のチ
ル層6aと水平か、又は溶融部7が若干低い位置
となるものが好ましい。
次に溶融部におけるカム摺動面2の接線l2とト
ーチ軸線l1とがなす前進方向の角の具体例を第3
図に基いて説明する。
第3図中l3はカムトツプ部の中心とカムシヤフ
ト中心を結ぶ線であり、この線l3を基準として軸
廻りに左右8゜づつ離れたカム摺動面2上の点を
E,Fとし、点Eから溶融開始点Aに対し7゜近づ
いた点をD、点Fから溶融開始点Aに対し7゜離れ
た点をG、点Dから溶融開始点Aに対し33゜近づ
いた点をC、点Gから溶融開始点Aに対し33゜離
れた点をH、点Cから溶融開始点Aに対し20゜近
づいた点をB、点Hから溶融開始点Aに対し20゜
離れた点をIとする。
そして、溶融開始点Aから点Bに至るまではト
ーチの軸線l1と接線l2との角θ1は100゜、点Bから
点Cに至るまでの軸線l1と接線l2との角θ2は105゜、
点Cから点Dに至るまでの軸線l1と接続l2との角
θ3は110゜、点Dから点Eに至るまでの軸線l1と接
線l2との角θ4は105゜、点Eから点Fに至るまでの
軸線l1との角θ5は100゜、点Fから点Gに至るまで
は点Dから点Eに至るまでと同一角θ4、点Gから
点Hに至るまでは点Cから点Dに至るまでと同一
角θ3、点Hから点Iに至るまでは点Bから点Cに
至るまでと同一角θ2とし、点Iから溶融開始点A
に至るまでは点Aから点Bに至るまでと同一角θ1
とする。
また、トーチ3の揺動はカムシヤフト1の回転
角に連動して行うものとする。更に第3図にあつ
ては、カム摺動面2の部分毎にトーチ3の軸線l1
と接線l2とのなす角θを異ならせるようにした
が、カムシヤフト1の回転角に応じて連続的に角
θを変化させるようにしてもよい。
また、実施例にあつてはプラズマトーチを用い
たがTIGトーチを用いてもよい。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、溶融部に
おけるカム摺動面の接線と、トーチ軸線との前進
方向における角度が常に鈍角をなすようにして、
カム摺動面を走査するようにしたので、トーチか
ら噴出するアーク圧によつて溶融部がその直前に
溶融部であつた箇所に押し出されることがなく、
また溶融部がその直前に溶融部であつた箇所に対
して水平若しくは若干下つた位置となるようにす
れば、溶融部が重力によつて直前に溶融していた
箇所に垂れることがなく、カム摺動面に局部変形
が生じることがない。したがつて後工程である研
摩における取り代も少なくて済み、研摩作業が極
めて簡単となる。
また、トーチから噴出するアークはトーチの前
進方向に向けて噴出するため、未溶融の部分を予
熱することとなり、従来の如く溶融開始点付近と
溶融終了点付近における温度条件が異なる不利が
なくなり、均一な再溶融硬化処理をなすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を時間の経過とともに説明
した図、第2図は第1図の一部を代表例として示
した拡大図、第3図はトーチの軸線と溶融部にお
けるカム摺動面の接線とのなす角を示したカムシ
ヤフトの側面図、第4図は従来方法を示したカム
シヤフトの側面図、第5図は第4図の一部拡大図
である。 尚、図面中11はカムシヤフト、2はカム摺動
面、2aはベース内部、2b,2dはカムリフト
部、2cはカムトツプ部、3はプラズマトーチ、
5はアーク、6はチル層、7は溶融部、l1はトー
チ軸線、l2はカム摺動面の接線、θはトーチ軸線
とカム摺動面の接線とのなす角である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カムシヤフトのカム摺動面にプラズマトーチ
    或いは溶接トーチ等のトーチを対向して配置し、
    トーチをカム摺動面に対し相対的に移動せしめる
    ことで、トーチから噴出するアークによつてカム
    摺動面を加熱溶融するようにした再溶融硬化処理
    法において、前記トーチはその軸線が、カム摺動
    面との交点における接線に対し常にトーチ前進方
    向において鈍角をなすように相対移動することを
    特徴とするカムシヤフトの再溶融硬化処理法。 2 前記トーチからのアークによつて溶融してい
    る部分はその直前に溶融していた部分に対して水
    平又は若干下つた位置となるようにされているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカム
    シヤフトの再溶融硬化処理法。 3 前記相対移動はカムシヤフトが軸廻りに回転
    するとともにトーチが揺動するようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカムシヤ
    フトの再溶融硬化処理法。 4 前記トーチ軸線とカム摺動面の交点における
    接線とがなす角は、カムシヤフトのベース内部、
    カムリフト部及びカムトツプ部の各部毎に異なる
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載のカムシヤフトの再溶融硬化
    処理法。 5 前記トーチ軸線とカム摺動面の交点における
    接線とがなす角は、トーチの相対移動につれ連続
    的に変化するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載のカムシヤフト
    の再溶融硬化処理法。
JP4790585A 1985-03-11 1985-03-11 カムシヤフトの再溶融硬化処理法 Granted JPS61207519A (ja)

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JP4790585A JPS61207519A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 カムシヤフトの再溶融硬化処理法

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JP4790585A JPS61207519A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 カムシヤフトの再溶融硬化処理法

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JPS61207519A JPS61207519A (ja) 1986-09-13
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JP4790585A Granted JPS61207519A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 カムシヤフトの再溶融硬化処理法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01190907A (ja) * 1988-01-25 1989-08-01 Nissan Motor Co Ltd 再溶融チルカムシャフト
JP3028901B2 (ja) * 1993-07-30 2000-04-04 株式会社東芝 インターナルポンプの逆転防止装置

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JPS61207519A (ja) 1986-09-13

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