JPH0337771Y2 - - Google Patents

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JPH0337771Y2
JPH0337771Y2 JP5290182U JP5290182U JPH0337771Y2 JP H0337771 Y2 JPH0337771 Y2 JP H0337771Y2 JP 5290182 U JP5290182 U JP 5290182U JP 5290182 U JP5290182 U JP 5290182U JP H0337771 Y2 JPH0337771 Y2 JP H0337771Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は回転ダイスホルダーに係り、ダイス
を回転させて引抜き加工等を行なう際のダイスホ
ルダーにおいて、ダイス押えにベアリング用スラ
スト形保持具を組み込んで、ダイス押え自体にス
ラストベアリングと同じ動きをさせ、且つ本来の
ダイス押えの役目をも果させることにより、ホル
ダーを安価にすると共に、被加工材料の無駄を少
なくし、切粉等による加工時のトラブルを無く
し、作業能率を向上させる回転ダイスホルダーに
関するものである。
(従来の技術) 従来から、ヘリカルセレーシヨン等の引抜き加
工を行なう際にはダイスを回転させて行なつてい
るが、その場合、ダイスをダイスホルダーに装着
し回転させて引抜くので、ダイスには引抜き方向
に荷重がかかると共に、引抜き方向と直交する回
転方向にも荷重をかけなければならない。
そこで、実公昭37−21536号公報にて回転式ダ
イスが提案された。
このダイスは、ダイス両端面にスラストベアリ
ングとしてボール受環を介接した回転ボール体を
当接させ、ダイス、ボール受環、回転ボール体を
共に外殻体内に挿入し蓋体によつて押えて挿着し
て形成されている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、この回転式ダイスの場合、ダイスを
外殻体内に挿着すると、ボール受環と回転ボール
体とをダイス両端面に配した分だけ外殻体が大き
くなる。
そのため、外殻体をセツトする引抜き機の工具
装着部は更に大きくなつてしまうという欠点があ
り、又、引抜き時の切粉が被加工材圧入入口側の
回転ボール体と蓋体或いはダイス台との間に入り
ダイス台が回転し難くなつてしまう等のトラブル
も生じるので、切粉には細心の注意を払つて作業
を行なわなければならなかつた。
しかも、ダイス台およびダイス刃環は少なくと
も回転ボール体の径の分外殻体内の奥に位置する
ので、被加工材の口付け部分を挿入する際に非常
に入れずらい問題点があり、又、ダイスを二連以
上にする場合には、ダイス間の回転ボール体の分
被加工材の口付け部分を長くしなくてはならない
から材料の無駄が多くなる問題点もあつた。
そこで、この考案は、上述した問題点等に鑑
み、ダイスを回転させて引抜き加工等を行なう際
のダイスホルダーにおいて、ホルダーを安価にす
ると共に、被加工材料の無駄を少なくし、切粉等
による加工時のトラブルを無くし、作業能率を向
上させる回転ダイスホルダーの提供を課題として
案出されたものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、有底円筒状で、開口端から内底面
まで内周に細目ネジを刻設し、内底面中心には所
定の貫通孔を穿設すると共に、この内底面に、円
柱状のダイスをその被加工材入口側端面が前記貫
通孔側に向くようにして同心にて回転可能に保持
する円形凹状のダイス保持部を有したホルダー本
体と、ダイスの被加工材出口側端面に当接する回
転体を保持した環状のベアリング用スラスト形保
持具と、ホルダー本体内に螺入可能とすべくネジ
を外周に刻設した円柱状で、その一方の端面に
は、円柱状の軸心と同心にて前記保持具を円周方
向へ回転自在とし且つ回転体が前記一方の端面か
ら若干突出するように嵌装するガイド溝を刻設
し、しかも前記軸心には所定の貫通孔を開穿した
ダイス押えとからなり、ダイスの被加工材入口側
端面に面したホルダー本体の内底面におけるダイ
ス保持部の外側には、ダイス保持部内にダイスを
保持した状態でダイス押えを螺入して締め付けた
際に、ダイスの被加工材出口側端面と前記回転体
とを当接させて、ダイスを、ガタが無い程度に維
持しながら回転可能となる様にダイス押えの螺入
状態を調節するすき間調節ネジを突出させたこと
により、上述した課題を解決するものである。
(作用) この考案に係る回転ダイスホルダーは、ホルダ
ー本体のダイス保持部にダイスを装着し、ダイス
押えのガイド溝には回転体を保持しているベアリ
ング用スラスト形保持具を嵌装させると共に、ホ
ルダー本体にダイス押えを螺入し、前記ダイス押
えの一方の端面から若干突出している回転体をダ
イスの被加工材出口側端面に当接させる。
その時、前記した締付け調節部におけるすき間
調節ネジを前記内底面から若干突出するように調
節し、このすき間調節ネジにダイス押えの一方の
端面を当接させることでダイス押えのダイスへの
接近度合を調節し、それにより、ダイス保持部の
内底面とダイス押えから若干突出している回転体
との間のすき間が、前記ダイスがホルダー本体内
でガタが無く且つ回転自在となる様に調節して締
付けるものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
すると次の通りである。
図中の符号1は有底円筒状のホルダー本体であ
り、開口端3から内底面4までの内周に細目の雄
ネジ5を螺刻し、内底面4には、円柱状のダイス
2をその被加工材入口側端面20が有底円筒状の
ホルダー本体1内の底部側へ向くようにして前記
ホルダー本体1の中心に同心にて回転可能に装着
する円形凹状のダイス保持部6を設ける。
そして、この円形凹状のダイス保持部6の底面
中心には前記ダイス2によつて加工される材料を
貫挿可能にする貫通孔7を穿設する。
又、前記ホルダー本体1の内底面4におけるダ
イス保持部6の外側に位置する箇所には、ホルダ
ー本体1の底部外側から内底面4まで貫通ネジ孔
8を周方向で略均等配分にて2箇所螺刻し、そし
て、この貫通ネジ孔8には、すき間調節ネジ9を
螺入させて前記内底面4からホルダー本体1の開
口端3方向へ突出させるように配し、全体で締付
け調節部10とするものである。
一方、符号11は円柱状のダイス押えであり、
外周には前記ホルダー本体1の細目雄ネジ5に螺
合する雄ネジ12を螺刻して細目雄ネジ5にダイ
ス押え11を螺入する。
そして、この螺入状態で前記ダイス保持部6に
装着されたダイス2側に向いているダイス押え1
1の一方の端面には、このダイス押え11の軸心
と同心で、且つ深さを、前記ダイス2における被
加工材入口側端面20に対して反対側の端面であ
る被加工材出口側端面19に当接させる回転体1
4に径より若干浅くしたガイド溝15を刻設す
る。
しかも、このガイド溝15には、前記回転体1
4を適数個円周上に均等に保持している環状のベ
アリング用スラスト形保持具13を円周方向へ回
転自在に嵌装させて配し、ガイド溝15内におい
て回転体14を前記ベアリング用スラスト形保持
具13により回転自在に保持して前記ダイス押え
11の一方の端面から若干突出させるように形成
されている。 又、ダイス押え11の他方の端面
には、ダイス押え11の締付け用穴17を外周近
辺に設けてあつて、ダイス押え11の軸心には、
ダイス2によつて加工される材料を貫挿可能にす
る貫通孔16が穿設してある。
そして、ホルダー本体1のダイス保持部6にダ
イス2を装着し、ダイス押え11のガイド溝15
には回転体14を保持しているベアリング用スラ
スト形保持具13を嵌装させると共に、ホルダー
本体1にダイス押え11を螺入し、前記ダイス押
え11の一方の端面から若干突出している回転体
14をダイス2の被加工材出口側端面19に当接
させる。
その時、前記した締付け調節部10におけるす
き間調節ネジ9を前記内底面4から若干突出する
ように調節し、このすき間調節ネジ9にダイス押
え11の一方の端面周縁部分を当接させるべく螺
入度合を調節することでダイス押え11のダイス
2への接近度合を調節し、それにより、ダイス保
持部6の内底面とダイス押え11から若干突出し
ている回転体14との間のすき間が、前記ダイス
2がホルダー本体1内でガタが無く且つ回転自在
となる様に調節して締付けられるのである。
すなわち、被加工材をダイス2の被加工材入口
側端面20側から挿入して引抜き加工を行なうよ
うにすれば、ダイス2は加工時には常にその被加
工材出口側端面19がダイス押え11の回転体1
4に当接していて、ホルダー本体1内のダイス2
の位置はダイス押え11の位置によつて決定す
る。そこで、内底面4へのすき間調節ネジ9の突
出度合を調節することでダイス押え11の位置を
調節し、ダイス2の被加工材入口側端面20と前
記内底面4とのすき間をガタが無い程度でダイス
2が回転自在となるように設定すれば、切粉等が
侵入しないように維持できるまで、ダイス2は、
内部に切粉等が侵入しない状態で回転可能となる
ものである。
しかして、これらの組立てられた回転ダイスホ
ルダーは、第2図及び第3図に示すように引抜き
機の工具装着部18にホルダー本体1側を加工材
料挿入側として装着し、引抜き加工を行なうもの
である。
この場合に、ホルダー本体側から被加工材をダ
イス2に挿入するように引抜き加工をすると、前
述の如く、ダイス2はダイス押え方向に押圧され
て引抜き荷重は前記回転体14にのみかかるか
ら、ホルダー本体1とダイス2との接触摩擦はほ
とんど無くダイス2は容易に回転して被加工材外
周にヘリカル溝等を加工することができる。
又、ダイス2の形状も、例えば、第2図に示す
如く、被加工材入口側端面20中央部分をもりあ
がつた状態の形状にしておけば、リグラインドし
てもその中央のもりあがつた部分を研磨すること
になるので、ダイス2の取付幅(ダイス2の周縁
の厚み)は何等変化しないが、第3図に示す如き
ダイス2の被加工材入口側端面20全面が一つの
平面である場合には、リグラインド毎に端面を全
面研磨するからそのリグラインド毎に取付幅が小
さくなつてゆくので、すき間調節ネジ9を有する
締付け調節部10がないとダイス押え11の螺入
深さの調節加減調節が難しく前記被加工材入口側
端面20と前記内底面とのすき間が大となつたり
して切粉等がホルダー本体1内部に侵入してしま
い、その切粉等により引抜き加工に大きな支障を
きたすものである。
(考案の効果) 上述の如く構成したこの考案は、有底円筒状
で、開口端3から内底面4まで内周に細目ネジを
刻設し、内底面4中心には所定の貫通孔7を穿設
すると共に、この内底面4に、円柱状のダイス2
をその被加工材入口側端面20が前記貫通孔7側
に向くようにして同心にて回転可能に保持する円
形凹状のダイス保持部6を有したホルダー本体1
と、ダイス2の被加工材出口側端面19に当接す
る回転体14を保持した環状のベアリング用スラ
スト形保持具13と、ホルダー本体1内に螺入可
能とすべくネジを外周に刻設した円柱状で、その
一方の端面には、円柱状の軸心と同心にて前記保
持具13を円周方向へ回転自在とし且つ回転体1
4が前記一方の端面から若干突出するように嵌装
するガイド溝15を刻設し、しかも前記軸心には
所定の貫通孔16を開穿したダイス押え11とか
らなつているので、部品数も少なく、ダイス押え
11自体がベアリングのケースの役目を果してい
るから他にスラストベアリングは必要なくホルダ
ー自体を非常に小さくすることができる。そし
て、ホルダー自体を小さくすることができれば当
然材料の口付け部分の長さも短かくてすむので材
料の節約につながるものである。又、ホルダー自
体が小さくなれば取扱いも非常に簡単となり、直
線加工用のダイスと同様の取扱いで加工すること
ができるから、ヘリカルセレーシヨン等の加工工
程の短縮につながりコストダウンをも図ることが
できる。
しかも、前記ホルダー本体1とダイス押え11
とをその外径又は内径に螺刻した細目ネジ5,1
2にて螺合させているので、微調節が可能である
と共に、非常に強度的に強く、又、ダイスの被加
工材入口側端面20に面したホルダー本体1の内
底面4におけるダイス保持部6の外側には、ダイ
ス保持部6内にダイス2を保持した状態でダイス
押え11を螺入して締め付けた際に、ダイス2の
被加工材出口側端面19と前記回転体14とを当
接させて、ダイス2を、ガタが無い程度に維持し
ながら回転可能となる様にダイス押え11の螺入
状態を調節するすき間調節ネジ9を突出させたこ
とにより、前記したガイド溝15をダイス押え1
1に設け前記スラスト形保持具13を嵌装させた
ことと相俟つて、内底面4へのすき間調節ネジ9
の突出度合を調節することでダイス押え11の端
面周縁を突出したすき間調節ネジ9に当接させる
べく螺入度合を調節し、ダイス2の被加工材入口
側端面20と前記内底面4とのすき間をガタが無
い程度でダイス2が回転自在となるように設定す
れば、切粉等が侵入しないように維持できるま
で、ダイス2は、内部に切粉等が侵入しない状態
で回転可能となるものである。
そして、引抜き加工時にダイス押え11方向に
のみ加圧して加工すれば、ダイス2は回転体14
にのみ当接押圧されるからホルダー本体1とダイ
ス2との摩擦がほとんど無い状態で回転させるこ
とができるため、ホルダー本体1とダイス2との
間に回転体14を介さなくとも引抜き加工時のダ
イス2の回転には全く悪影響を及ぼすことがな
い。
以上、説明したように、この考案によれば、従
来の部品数が多くて、大型であつたダイスホルダ
ー本体を小型にすることができると共に、切粉が
回り込まないので切粉によるトラブルは減少し、
しかも、口付け長さも最小限に抑えることができ
るので加工材料の無駄をもはぶくことができ、そ
して、加工時間の短縮につながりコストダウンを
図ることができる等の実用上有益な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は分解斜視図、第2図は引抜き加工時の正面図、
第3図は他の実施例における引抜き加工時の正面
図で白抜き矢印は引抜き方向を示すものである。 1……ホルダー本体、2……ダイス、3……開
口端、4……内底面、5……雌ネジ、6……ダイ
ス保持部、7……貫通孔、8……ネジ孔、9……
すき間調節ネジ、10……締付け調節部、11…
…ダイス押え、12……雄ネジ、13……スラス
ト形保持具、14……回転体、15……ガイド
溝、16……貫通孔、17……締付け用穴、18
……工具装着部、19……被加工材出口側端面、
20……被加工材入口側端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底円筒状で、開口端から内底面まで内周に細
    目ネジを刻設し、内底面中心には所定の貫通孔を
    穿設すると共に、この内底面に、円柱状のダイス
    をその被加工材入口側端面が前記貫通孔側に向く
    ようにして同心にて回転可能に保持する円形凹状
    のダイス保持部を有したホルダー本体と、ダイス
    の被加工材出口側端面に当接する回転体を保持し
    た環状のベアリング用スラスト形保持具と、ホル
    ダー本体内に螺入可能とすべくネジを外周に刻設
    した円柱状で、その一方の端面には、円柱状の軸
    心と同心にて前記保持具を円周方向へ回転自在と
    し且つ回転体が前記一方の端面から若干突出する
    ように嵌装するガイド溝を刻設し、しかも前記軸
    心には所定の貫通孔を開穿したダイス押えとから
    なり、ダイスの被加工材入口側端面に面したホル
    ダー本体の内底面におけるダイス保持部の外側に
    は、ダイス保持部内にダイスを保持した状態でダ
    イス押えを螺入して締め付けた際に、ダイスの被
    加工材出口側端面と前記回転体とを当接させて、
    ダイスを、ガタが無い程度に維持しながら回転可
    能となる様にダイス押えの螺入状態を調節するす
    き間調節ネジを突出させたことを特徴とする回転
    ダイスホルダー。
JP5290182U 1982-04-12 1982-04-12 回転ダイスホルダ− Granted JPS58157209U (ja)

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JPS58157209U JPS58157209U (ja) 1983-10-20
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