JPH0337938B2 - - Google Patents

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JPH0337938B2
JPH0337938B2 JP16658682A JP16658682A JPH0337938B2 JP H0337938 B2 JPH0337938 B2 JP H0337938B2 JP 16658682 A JP16658682 A JP 16658682A JP 16658682 A JP16658682 A JP 16658682A JP H0337938 B2 JPH0337938 B2 JP H0337938B2
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doppler
echo signal
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JP16658682A
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Hironobu Hongo
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、超音波パルスを送受波してドプラ効
果により例えば被検体の血流を非観血的に観測す
る超音波パルスドプラ装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
従来の超音波パルスドプラ装置による被検体の
断層像とその断層面における特定の部位(以下、
血流観測点と称することもある。)の血流速度の
パターン像とは、たとえば、第1図のように表示
されている。すなわち、第1図において、ブラウ
ン管1面では、セクタ走査型超音波プローブによ
り検知された被検体の断層像が扇状に広がる走査
線をもつて表示(このような表示を、以下におい
てBモードと称することがある。)されると同時
に血流観測点2と血流観測点2を含む走査線であ
ることを示すドプラ用ビームマーク(以下、Mマ
ークと称する。)3とが表示されており、ブラウ
ン管1による表示と同時にブラウン管4では、前
記Mマーク3における被検体組織の経時変化を示
すパターン像5(以下、Mモード像と称すること
もある。)と血流観測点2における血流速度のパ
ターン像6(以下、ドプラパターン像と称するこ
ともある。)と平均血流速度の時間変化(図示し
ない。)とが示される。そして、このようにBモ
ード像とMモード像及びドプラパターン像とを同
時に表示する状態をB/Dモードと称する。
なおここで、血流速度のパターン像6はセクタ
走査型超音波プローブから発せられる送信超音波
の周波数と受信超音波(以下、エコー信号と称す
ることもある。)の周波数とが流動する血流によ
り生じるドプラ効果により式(1)を満足することに
基づき、受信超音波の周波数を検出することによ
り得られる。
d=2νccosθ/c ……(1) 〔ただし、cは送信超音波の周波数、νは血流
の流動速度、cは媒質中の音速、θは超音波ビー
ムと血流とのなす角度、及びdは受信超音波に
含まれるドプラ効果によつて生じる偏移周波数
(以下、ドプラ偏移周波数と称することがある。)
を示す。〕 この検出方法は例えば受信信号と超音波送波周
波数とほぼ同じ周波数の参照信号とを乗算し、ハ
イカツトフイルタで送波周波数の周波数帯域を除
去し、ドプラ偏移信号を含む信号を含む信号を抽
出する。そして、観測点付近のドプラ偏移信号の
みを取り出して周波数分析するために、前記抽出
した信号を観測点でサンプリングする。なお、血
流観測の場合、血管等の血流以外の運動によるド
プラ偏移信号を除去するためにバンドパスフイル
タを用いることがある。
さらに詳述すると、超音波プローブから照射さ
れる超音波は、たとえば第2図aに示すような周
波数スペクトルを有する。すなわち、送波周波数
の中心周波数をc、送波パルスの繰り返し周波数
をrateとすると、周波数c±nrateの線スペク
トルが、包絡線W()に従つて存在している。
なお、包絡線W()は、使用する超音波プロー
ブの周波数特性等により決定される。この超音波
パルスが媒質中を伝播するとき、媒質中における
減衰が小さいと、受信超音波エコー信号も同様な
周波数スペクトルW()を有するのであるが、
ドプラ偏移を受けた場合はたとえば第2図bに示
すような周波数スペクトルになる。すなわち、ド
プラ効果によりrateがα・rateゆらいだ超音波
エコー信号が含まれ、これにより、周波数(c±
n・rate)/(1−α)の周波数スペクトルが
生ずるのである。各々のドプラ偏移周波数を計算
すると次のとおりになる。
d={c±n・rate)/(1−α)} −(c±n・rate)=α/1−α(c±n・ra
te) すなわち、各々の線スペクトルの周波数のα/
(1−α)倍だけ偏移したものが、ドプラ偏移信
号の周波数スペクトルとして生じる。これからわ
かるように、周波数が高い線スペクトルほど、そ
れに付随するドプラ偏移信号の偏移周波数が高
い。
第2図bに示すようなドプラ偏移信号を含む受
信超音波エコー信号(以下、エコー信号とも称す
る。)に参照信号r(r=c)を乗じて位相検波を
行なうと、第2図cに示すような周波数スペクト
ルが得られ、これをサンプルホールドすると第2
図dに示すようなドプラ偏移信号が検出される。
このドプラ偏移信号の周波数スペクトルは、第2
図bに示す受信超音波エコー信号の周波数スペク
トルの周波数軸を圧縮したものと相似になつてい
る。
〔背景技術の問題点〕
超音波は周波数が高いほど減衰が大きいので、
観測点の位置が深いほどエコー信号の周波数スペ
クトルは第2図eに示す様に高周波成分のエネル
ギーが弱くなる。
しかしながら従来の超音波パルスドプラ装置に
おいては、たとえば位相検波器の参照周波数の値
を、送信超音波の中心周波数と同じにして、一定
とし高周波成分のエネルギーが減衰した受信超音
波エコー信号から、そのままドプラ偏移信号を検
出している。したがつて、前記のように、ドプラ
偏移信号の周波数スペクトルは、受信超音波エコ
ー信号の周波数スペクトルの周波数軸を圧縮した
ものと相似になるので、第2図eに示す信号から
ドプラ偏移信号を検出すると、その周波数スペク
トルは第2図fに示すように高域のエネルギーが
弱くなつたものとなり、減衰がない場合に比べ
て、ドプラ偏移信号のピーク周波数は低下してし
まう。また、第2図fに示す周波数スペクトルか
ら平均周波数を演算したとしても、得られる平均
周波数は、減衰がない場合に比べて低下してしま
つている。このように、深い観測点では、ドプラ
偏移信号の情報量が低周波数成分に片寄つてい
て、正確な観測データが得られないとの問題点が
ある。
たとえば、第3図aに示すように、中心周波数
5MHz、−3dB帯域幅、4MHzのドプラ偏移信号を
有する超音波エコー信号の周波数スペククトル
は、減衰がないときは図中のAで示すような包絡
線となるが、観測点が深くなるに従つて生体の減
衰係数0.7dB/cm・Hzによる減衰を受ける結果、
図中のB1,B2……B5で示すように変形する。そ
の変形した周波数スペクトルから検出されたドプ
ラ偏移信号は、そのピーク周波数Cおよび平均周
波数Dについてみると、第3図bに示すように、
減衰のない場合に比べて大きく偏移しているのが
わかる。
〔発明の目的〕
この発明は、前記事情に鑑みてなされたもので
あり、受信超音波エコー信号中の高周波数成分の
減衰による誤差を補正して、正確な周波数スペク
トルおよび正確な平均周波数を有するドプラ偏移
信号を出力することのできる超音波パルスドプラ
装置を提供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するためのこの発明の概要は、
受信超音波エコー信号を参照信号で位相検波する
ことによるドプラ信号の検出可能な超音波パルス
ドプラ装置において、超音波エコー信号の周波数
帯域の変化により生ずるドプラ信号の周波数歪を
補正する第1の補正手段および第1の補正手段に
より生ずるピーク周波数のずれを補正する第2の
補正手段を具備し、補正したピーク周波数を中心
に対称な超音波エコー信号の周波数スペクトルを
得ることを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。本実施例は第4図のブロツク図に示す。
基本信号発生部7は装置の動作に必要な周波数
のクロツクパルスを発生する主発振器7aと、主
発振器7aから出力されるクロツクパルスを被検
体の組織や血流の観測に必要な周波数(パルスレ
ート周波数)rateたとえば4KHzにまで分周する
第1分周回路7bと、Bモード像及びMモード
像・ドプラパターン像を交互に得るための走査の
比率を決定する第2分周回路7cと、Mマーク3
及び観測点2の移動を確実に観測することができ
るようにMマーク位置設定回路11a及び観測点
位置設定回路11bに数Hzのクロツクパルスを供
給する第3分周回路7dと、第1分周回路7bよ
り出力されるレートパルスを第2分周回路7cよ
りの出力信号に応じてMモード・ドプラパターン
を得るためのレートパルスに変換し、これを出力
する第1ゲート回路7eと、第1分周回路7bよ
り出力されるレートパルスを第2分周回路7cよ
りの出力信号に応じてBモードを得るためのレー
トパルスに変換し、これを出力する第2ゲート回
路7fとから構成されている。そして、たとえば
BモードとMモード・ドプラパターンとを1:1
で交互に走査しようとする場合、第2分周回路7
cを1/2分周回路となるように構成する。
走査制御部8は、各種表示モードの走査を制御
するものであつて、たとえば、観測点位置設定部
11内のMマーク位置設定回路11aによりスイ
ツチSWAを用いて設定されたMマーク3の走査
線位置をコード化(例えば7bitのバイナリコード
に変換)すると共に前記第1ゲート回路7eより
の出力パルスに同期してこのコード化信号を出力
するMマーク走査制御回路8aと、前記第2ゲー
ト回路7fよりの出力パルスをクロツクとしてB
モードを得るための、走査線あるいはトランスジ
ユーサ14を構成する振動子素子にそれぞれ対応
するコード化信号を順次出力するBモード走査制
御回路8bと、Mマーク走査制御回路8a及びB
モード走査制御回路8bよりの出力コード化信号
を加算してトランスジユーサ制御部9及び表示モ
ード制御部10のBモード表示回路10aに出力
する第1加算回路8cとから構成されている。
トランスジユーサ制御部9は前記第1加算回路
8cより出力されるコード化信号に応じて、トラ
ンスジユーサ14を構成する振動子素子を駆動す
る。そして、トランスジユーサ14から超音波パ
ルスを発射し、また被検体内より反射してくるエ
コー信号を受信するものである。たとえば、超音
波ビームのフオーカス合せを行なうために遅延時
間及びセクタ走査を制御するトランスジユーサ走
査回路9aと、トランスジユーサ走査回路9aよ
りの出力に応じて超音波振動子を駆動するパルス
を発生してこれをトランスジユーサ14に印加
し、また、超音波振動子で受波したエコー信号を
増幅する送受波回路9bとから構成されている。
表示モード制御部10は、表示部12a,12
b上にBモード像、Mモード像・ドプラモード像
及びドプラ信号の平均周波数パターン像を表示す
ることができるようにするものであり、たとえ
ば、Bモード表示を行なう回路としては、主発振
器7aよりの基本信号を入力すると共にMマーク
上での血流観測点をスイツチSWBにより設定し、
設定した血流観測点をMマークを走査する周期の
任意の点にパルスとして出現させる位置設定部1
1内の観測点位置設定回路11bより出力される
パルス信号及び前記送受波回路9bより出力され
るエコー信号を第2加算回路10bで加算し、第
2加算回路10bより出力されるデータ信号を輝
度変調用信号として、また第1加算回路8cより
出力されるコード化信号を走査用信号としてBモ
ード表示回路10aから表示部12aに出力する
ように構成されており、また、Mモード・ドプラ
モードの表示を行なう回路としては、ドプラ検出
部13で、送受波回路9bより出力されるエコー
信号から検出した血流信号とMモード表示回路1
0cで形成したMモード信号とを第3加算回路1
0dで加算すると共にMモード及びドプラモード
の表示信号を表示部12bに出力するようにして
構成されている。
ドプラ検出部13は、送受波回路9bより出力
されるエコー信号を取り込み、参照信号と乗算を
行なつてドプラ偏移信号を検出する位相検波回路
13aと、主発振器7aからのクロツクパルスを
入力し、参照信号を作り出す参照信号回路13b
と、位相検波回路13aで検出されたドプラ偏移
信号の帯域よりも高い不要の周波数成分を除去す
ると共に、受信したエコー信号の周波数スペクト
ルをそのピークを中心にほぼ対称に整形するハイ
カツトフイルタ13cと、ある一つの超音波パル
スによつて得られたエコー信号から、ドプラ偏移
を伴なうエコー信号を観測点位置設定部11で設
定される位置(深さ)において検出し、且つ次の
超音波パルスによるエコーが出現するまで保持す
るサンプルホールド回路13dと、サンプルホー
ルド回路13dの出力に含まれる不要信号(例え
ば血管壁の動きによるドプラ偏移信号)を除去す
るバンドパスフイルタ13eと、その出力である
ドプラ信号を実時間で周波数分析し、ドプラ信号
の周波数スペクトルを出力する実時間周波数分析
器13f(以後、周波数分析器と記す)と、その
出力である周波数スペクトルの大きさと周波数か
ら平均周波数を演算する平均周波数回路13g
と、参照信号回路13bから出力され、スイツチ
SWEで設定された参照信号周波数可変情報に基
いて、ハイカツトフイルタ13cの特性を設定す
ると共に、エコー信号の高周波成分の減衰により
生ずるエコー信号のピーク周波数の移動に追従し
て検出されたドプラ偏移信号の周波数スペクトル
のピーク中心を、参照周波数を変化させた分に相
当するドプラ偏移周波数だけ移動する補正を実時
間周波数分析器13fに行なわせる補正回路13
hと、ドプラ偏移信号のスペクトル及びその平均
周波数をそれぞれ選択するスイツチSWC及び
SWDとドプラ偏移信号のスペクトとその平均周
波数とを加算し、第3加算回路10dに出力する
第4加算回路13iとで構成されている。
さらに、参照信号回路13bは、例えばPLL
周波数シンセサイザを用いた場合は第5図のブロ
ツク図に示すように、主発振器7aからのクロツ
クパルスを、参照周波数rを可変する際の最小ス
テツプ周波数にまで分周する分周回路13b1と、
制御電圧が加わらない時は例えば送信超音波の周
波数と同じ周波数で発振し、制御電圧が加わると
発振周波数が変化すると電圧制御発振器13b2
と、電圧制御発振器が所望の参照周波数を発振し
ていることを前提にその出力をΔにまで分周す
るプログラマブル分周回路13b3と、スイツチ
SWEを押すことでカウンタを動作させ、所望の
分周数を得るプログラムコードをプログラマブル
分周回路13b3に出力する参照周波数設定回路1
3b4と、分周回路13b1とプログラマブル分周回
路13b3の出力を比較し、その差が打ち消される
方向になる制御電圧を電圧制御発振器13b2に出
力する位相比較器13b5とで構成される。
また、ハイカツトフイルタ13cは、たとえば
第6図に示すように、遮断周波数Bの可変可能な
フイルタであり、第7図cに示すように、深い観
測点によりエコー信号の高周波成分が減衰した場
合に、位相検波回路13aでのエコー信号と参照
信号との乗算の結果として、第7図eに示すよう
に直流で折り返えされた周波数スペクトルを、第
6図aからbまたはcのような遮断周波数Bの切
り換えにより、波形整形して、第7図gに示すよ
うに、ピーク周波数r′を中心にほぼ左右対称に
なるようにエコー信号の周波数スペクトルを整形
した場合と同様の効果をエコー信号に与えるよう
に構成されている。
補正回路13hは、参照信号回路13bのスイ
ツチSWEにより参照周波数rを変化させた場合
に、その変化分に対応する遮断周波数Bの変化に
関する情報をハイカツトフイルタ13cに出力す
ると共に、ドプラ偏移信号についての周波数スペ
クトルの中心を、参照周波数rを変化させた分に
相当するドプラ偏移周波数だけ移動させるための
補正情報を実時間周波数分析器13fに出力し、
実時間周波数分析器13fで参照周波数rの可変
に伴なう補正を自動的に行なわせるように構成さ
れている。補正回路13hによる情報に基づきハ
イカツトフイルタ13cで遮断周波数Bを切り換
える方法として、たとえば、ハイカツトフイルタ
13cを構成する素子を電子的に切り換えること
により行なう方法が挙げられる。また、補正回路
13hによる補正情報に基づき実時間周波数分析
器13fで参照周波数を変化させた分に相当する
ドプラ偏移周波数だけ得られたドプラ信号のスペ
クトル中心を移動させる方法として、たとえば、
周波数分析器13fにFFT方式を採用する場合、
FFTの演算結果が記憶される出力RAMのアドレ
スの初期値および読み出しクロツク周波数を設定
することにより、ドプラ偏移信号の周波数スペク
トル中心の変動分だけFFTの演算結果であるス
ペクトルを補正する方法が挙げられる。
以上、この発明の一実施例である血流観測装置
の構成について詳述したが、次に、前記一実施例
を用いて、この発明の主要部の動作について詳述
する。
先ず、図示しない電源を入力して基本信号発生
部7を動作させて、走査制御部8、表示モード制
御部10、及び観測点位置設定部11に必要なパ
ルス信号を出力する。走査制御部8よりのコード
化信号によりトランスジユーサ制御部9を介して
超音波プローブ14を駆動して、超音波パルスを
発射させ、反射してくるエコー信号をトランスジ
ユーサ制御部9で増幅後、これをデータ信号とし
て表示モード制御部10に出力する。表示モード
制御部10は、走査制御部8よりのコード化信号
及びデータ信号を入力して、表示部12aにおい
て扇形に走査線を走査させることにより断層像を
現出させる。
次いで、表示部12aに現出する断層像におけ
る特定の部位のMモード像及びドプラモード像を
表示部12bに同時に表示する場合、表示部12
aにおけるMマーク3及び観測点2を以下のよう
にして移動させる。
すなわち、Mマーク位置設定回路11aのスイ
ツチSWAを操作してMマーク走査制御回路8a
に出力されるMマーク位置信号を変化させ、Mマ
ーク3を移動する。次に観測点位置設定回路11
bのスイツチSWBを操作すると観測点位置設定
回路11bの主発振器7aからのクロツクパルス
を計数する数が変化し、Mマーク3の開始点から
主発振器7aよりのクロツクパルスを適宜計数し
た点として現出する観測点2の位置を移動させ
る。
次に、送受波回路9bからのエコー信号は、ド
プラ検出部13に入力され、先ず、位相検波回路
13aで参照信号回路13bからの参照信号と乗
算されドプラ偏移信号が取り出される。この際、
浅い部位を観測している時は受信超音波エコー信
号の周波数スペクトルは高周波部の減衰は小さ
く、送信超音波パルスの周波数スペクトルの中心
周波数例えば2.4MHzを中心に対称であると考え
られるので、参照周波数rを2.4MHzにする。深
い部位を観測している時は、受信超音波エコー信
号の周波数スペクトルは高周波部の減衰が大き
く、そのピークは送信超音波パルスの周波数スペ
ククトルの中心周波数例えば2.4MHzよりも低い
側に移動しているので、第7図dに示すようにr
をそのピークの周波数にまで下げてドプラ偏移信
号の検出効率を上げる。これらの操作はプログラ
マプル分周器13b3の分周数をr/rateとする
ことにより行なうことができる。その分周数の設
定はスイツチSWEを操作して参図照周波数設定
回路13b4から適切なプログラムコードをプログ
ラマブル分周器13b3に出力することにより行な
う。
位相検波回路で検出されたドプラ偏移信号は、
ハイカツトフイルタ13cで不要な高周波成分が
除去されると共に、参照周波数rの変化に追従し
て補正回路13hで遮断周波数Bが適切な値に設
定されることにより、観測部位の深さ等に起因す
る高周波成分の減衰によるエコー信号の補正が行
なわれる。その後、サンプルホールド回路13d
で設定された観測点の位置におけるドプラ偏移信
号が取り出され、バンドパスフイルタ13eに入
る。
バンドパスフイルタ13eの出力は周波数分析
回路13fに入力され、ドプラ偏移信号の周波数
スペクトルが時々刻々と出力される。平均周波数
回路は式(2)によつて平均周波数m m= 〓i i・Pi/ 〓i Pi ……(2) m:ドプラ偏移信号の周波数スペクトルの平
均周波数 i:ドプラ偏移信号の周波数スペクトルの周波
数 Pi:ドプラ偏移信号の周波数スペクトルの大き
さ を演算する。それらの結果はSWC及びSWDによ
つて選択され、第4加算回路13i、第3加算回
路10dを経てMモード像と共に表示部12bに
出力される。さらに、補正回路13hより出力さ
れる補正情報により深部観測時のエコー信号の周
波数スペクトルのピーク周波数が低周波側に移動
することから生ずるドプラ偏移信号の周波数スペ
クトルが参照周波数rの変位に追従して補正され
る。
以上この発明の一実施例について詳述したが、
この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を変更しない範囲内で種々の
変形例を包含することは言うまでもない。例え
ば、前記実施例においては参照周波数rを参照信
号回路13bのスイツチSWEで手動により変化
させていたが、観測点の深さに連動して自動的に
参照周波数rを変化させるように参照信号回路1
3bを構成し、この参照信号回路13bより出力
される参照信号の参照周波数rに応じてハイカツ
トフイルタ13cの特性を変化させると共に補正
情報により周波数分析器13fでの補正を行なわ
せるようにしてもよい。また、参照周波数rは、
受信超音波エコー信号の周波数スペクトルのピー
クを検出するピーク検出回路を設けることにより
自動的に変化させるようにしてもよい。
また、前記実施例においては、参照周波数rに
連動するハイカツトフイルタ13cを位相検波回
路13aの後段に備えているが、前記位相検波回
路13aの前段に参照周波数rに連動して中心周
波数の変わるバンドパスフイルタを有する、たと
えば第8図に示すような回路構成の第1の補正手
段を採用してもよい。第8図においては、送受波
回路19bより出力される受信エコー信号中から
所望の観測点におけるエコー信号を抽出するゲー
ト回路15と、ゲート回路15より出力される所
望観測点のエコー信号を入力し、エコー信号の位
相の相違による誤差を除去するために所定の容積
内で加算平均をしながら、エコー信号の周波数ス
ペクトルを計測する周波数スペクトル検出回路1
6と、計測した周波数スペクトルと参照信号回路
13bのスイツチSWEで設定した参照周波数r
とを2入力として、参照周波数rを中心にして左
右対称の周波数スペクトルに整形するために最適
のフイルタ特性を算出するフイルタ特性決定回路
17と、前記フイルタ特性によりエコー信号のう
ち高周波成分および低周波成分をカツトするエコ
ーフイルタ18とを有して第1の補正手段が構成
される。このように構成すると、ドプラ検出部1
3により、高周波成分の減衰したエコー信号の周
波数スペクトルを、参照周波数rを中心に正確に
左右対称に整形することができる。なお、この場
合、遅延回路19は、フイルタ特性を算出するま
で要する時間を補償するるために用いられる。ま
た、ハイカツトフイルタ13cは、位相検波され
たエコー信号中の高周波遮断するために用いられ
る。さらに、周波数スペクトル検出回路16を周
波数分析器で構成し、また、フイルタ特性決定回
路17をマイクロコンピユータ等の演算装置で構
成してもよい。
また、第1の補正手段を第9図に示すように構
成してもよい。この場合においても第1の補正手
段は位相検波回路13aの前段に設けられてお
り、超音波媒質たとえば生体の減衰係数を基に算
出したところの、任意深さの観測点におけるエコ
ー信号の減衰による歪を相殺するフイルタ特性を
記憶すると共に、観測点の位置に応じてフイルタ
特性を読み出すフイルタ特性決定回路17と、前
記エコーフイルタ18とを有する。
〔発明の効果〕
この発明によると、次のような効果を奏するこ
とができる。すなわち、深い部位の観測を行なう
場合に避けられない受信超音波エコー信号の高周
波部分の減衰に伴なつて生じる受信感度の低下を
補償し、さらに、やはりそれに伴なつて生じるド
プラ信号の周波数スペクトルの低周波部への片寄
りを補正して、ドプラ信号を周波数分析して出力
する際に適正な周波数スペクトルを得ることがで
きると共に平均周波数が低周波部へずれるのを防
ぐことができる。以上により血流観測装置の精度
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はB/Dモードの表示を示す模式図、第
2図a〜fはエコー信号の周波数スペクトル及び
ドプラ信号の周波数スペクトルの関係を示す説明
図、第3図a〜bはエコー信号の減衰によるドプ
ラ信号の偏移を示す説明図、第4図は本発明の一
実施例を示すブロツク図、第5図は前記実施例に
おける参照信号回路を示すブロツク図、第6図a
〜cは前記実施例の補正回路により制御されるハ
イカツトフイルタの特性を示す説明図、第7図a
〜gはエコー信号の周波数スペクトルの補正を示
す説明図、並びに、第8図および第9図はこの発
明の他の実施例におけるドプラ検出部を示すブロ
ツク図である。 7……基本信号発生回路、7a……主発振器、
7b……第1分周回路、7c……第2分周回路、
7d……第3分周回路、7e……第1ゲート回
路、7f……第2ゲート回路、8……走査制御
部、8a……Mマーク走査制御回路、8b……B
モード走査制御回路、8c……第1加算回路、9
……トランスジユーサ制御部、9a……トランス
ジユーサ走査回路、9b……送受波回路、10…
…表示モード制御部、10a……Bモード表示回
路、10b……第2加算回路、10c……Mモー
ド表示回路、10d……第3加算回路、11……
観測点位置設定部、11a……Mマーク位置設定
回路、11b……観測点設定回路、12a……表
示部、12b……表示部、13……ドプラ検出
部、13a……位相検波回路、13b……参照信
号回路、13c……ハイカツトフイルタ、13d
……サンプルホールド回路、13e……バンドパ
スフイルタ、13f……実時間周波数分析器、1
3g……平均周波数回路、13h……補正回路、
13i……第4加算回路、14……超音波プロー
ブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信超音波エコー信号を参照信号で位相検波
    することによるドプラ信号の検出可能な超音波パ
    ルスドプラ装置において、超音波エコー信号の周
    波数帯域の変化により生ずるドプラ信号の周波数
    歪を補正する第1の補正手段および第1の補正手
    段により生ずるピーク周波数のずれを補正する第
    2の補正手段を具備し、補正したピーク周波数を
    中心に対称な超音波エコー信号の周波数スペクト
    ルを得ることを特徴とする超音波パルスドプラ装
    置。 2 前記第1の補正手段が、参照信号の周波数に
    より周波数特性を可変とするフイルタを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の超
    音波パルスドプラ装置。 3 前記第2の補正手段が、周波数分析器である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    超音波パルスドプラ装置。
JP16658682A 1982-09-27 1982-09-27 超音波パルスドプラ装置 Granted JPS5957641A (ja)

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