JPH0337941B2 - - Google Patents
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- JPH0337941B2 JPH0337941B2 JP56150824A JP15082481A JPH0337941B2 JP H0337941 B2 JPH0337941 B2 JP H0337941B2 JP 56150824 A JP56150824 A JP 56150824A JP 15082481 A JP15082481 A JP 15082481A JP H0337941 B2 JPH0337941 B2 JP H0337941B2
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- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2006—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
- G05D16/2066—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using controlling means acting on the pressure source
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- A61B17/12—Surgical instruments, devices or methods for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels or umbilical cord
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- A61B17/135—Tourniquets inflatable
- A61B17/1355—Automated control means therefor
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61H—PHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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Description
本発明は手足に対し外科処理(手術)を行なう
際手足に血液が流入することをふせぐ気圧式絞圧
器、特に手足の周囲に巻かれ膨張可能なカフ帯内
の圧力を自動的に検出し制御する装置を備えた気
圧式止血用絞圧器に関する。 従来の止血用絞圧器には通常、患者の手足の周
囲に巻く膨張可能なカフ帯と、カフ帯を膨張させ
る圧縮ガス供給源と、カフ帯の圧力を測定する圧
力計と、圧力調整機構とが具備されている。通常
カフ帯は患者の手足の周囲に巻き圧縮ガスで最高
650mmHg程度の圧力まで膨張させて手足への血液
の流入を阻止する。このため外科医が手足に外科
処理を行なう際「血液が流動しない領域」を作り
得る。外科医は圧力調整計の目盛からカフ帯の圧
力を知ることができる。一方圧力調整機構がカフ
帯の圧力を比較的一定に維持するために使用され
る。 北アメリカでは毎年約1000000回行なわれる外
科手術に従来の止血帯用絞圧器が約10000台使用
されていると推定されている。一方従来の絞圧器
が気圧式、非気圧式をとわず外科手術に広く使用
されているが、この絞圧器の使用が原因と考えら
れる手足の麻ひ、神経異常等の障害が毎年報告さ
れている。文献によれば、これら併発症の原因と
して次の4点が考えられる。 1 カフ帯の圧力が高すぎこのため神経等が圧迫
されたり損傷される。 2 カフ帯の圧力が不充分なため充血を生じた
り、血液が不必要に流動する。 3 絞圧器を手足に付ける時間が長すぎる。 4 局部の手足切開に関する知識なく絞圧器を用
いる。 報告された場合の多くの手足の麻ひ、神経異常
等の障害は以上の理由、特にカフ帯の圧力を高く
し過ぎることによるものと考えられる。詳しくは
1964年ジエー・ボーン・ジヨイント・サージ(J.
Bone Joint Surg)の45A:870に掲載されたデ
ー・ケイ・ホイーラ(D.K.Wheeler)およびピ
ー・アール・リツプスカム)P.R.Lipscomb)に
よる「気圧式止血用絞圧器の安全装置」、1967年
ジヤーナル・オブ・アメリカン・メデイカル・ア
ソシエーシヨン(Journal of the American
Medical Association)の199:37に掲載された
ダブル・ケイ・ハミルトン(W.K.Hamilton)お
よびエム・デイー・ソコール(M.D.Sokoll)に
よる「止血用絞圧器による麻ひ」、1970年麻酔学
の32:177に掲載されたエス・ジエー・プレボズ
ニク(S.J.Prevoznik)による「気圧式止血用絞
圧器の使用による障害」、1970年ハンド(hand)
の2:39−42に掲載されたジエー・エム・ブルー
ナ(J.M.Bruner)による「止血用絞圧器の安全
使用における時間、気力および圧力」、1972年ブ
ル・メデイ・ジエー(Br.Med.J.)の1:511に
掲載されたデー・フライ(D.Fry)による「精度
の悪い止血用絞圧器の圧力計」、1972年アーク・
サージ(Arch.Surg.)の104:190−192に掲載さ
れたエー・イー・フラツト(A.E.Flatt)による
「手術における止血用絞圧器の時間」、および1973
年ハンド(Hand)の5:124−126に掲載された
ジー・バーシユル(G.Burchell)およびジー・ス
タツク(G.Stack)による「腕と手の出血」を参
照されたい。しかしながら、止血用絞圧器の使用
により誘発される手術の併発症は実際上確実には
推定できない。ジエー.モルダパ(J.Moldavor)
氏の、1954年アーチ・サージ(Arch.Surg.)の
68:136−144に掲載された「止血用絞圧器による
麻ひ症候群」の言葉を借りれば発見が困難で、又
通常一時的かつ可逆性の症候を呈することもあり
又法的責任の範囲を越えていて実態はつかめてい
ない。最近ある病院は患者の腕に使用した止血用
絞圧器の圧力が高すぎたことによる神経障害に対
し責任を問われた(1978年10月15日付のサイテー
シヨン(Citation)の38:5に掲載された「患者
の止血用絞圧器による麻ひに対し責任を問われた
病院」参照) カフ帯の圧力が高すぎることにより神経に麻ひ
等の障害を与えた従来の止血用絞圧器を検討した
結果、カフ帯の圧力(通常200乃至650mmHgの範
囲)が約150乃至400mmHgの範囲外にあるとき圧
力調整機構が正常に働かなくなることが判明し
た。また他の止血用絞圧器には約200mmHgの範囲
で不正確な読み値を持つアネロイド圧力計が使用
されていることが判明した。 一方これまで気圧式止血用絞圧器に安全装置を
組み込むことによりカフ帯の圧力が高すぎないよ
うに調整して患者の神経障害等を防止する努力が
続けられた。例えば圧力調整に圧力逃がし弁が使
用された(上述したホイーラ、リツプスカム、ハ
ミルトンおよびソコールの記事参照)。しかしな
がら従来の気圧式止血用絞圧器には実質的に有効
な安全装置を取り付けることが至難である。即
ち、周知の止血用絞圧器では使用の際、カフ帯の
圧力の変動を確実に最小限に抑えかつ装置の故障
を確実に検出すべく操作プログラム、検査プログ
ラムおよび保守プログラムを使用する程度に止ま
つていた。このようなプログラムを採用する場合
操作が頻雑になり、手術室の看護婦あるいは技術
者に余分の労働を課すことになつていた。 本発明の一目的はカフ帯の圧力を自動的に検出
し所定の圧力値近傍(範囲200乃至400mmHg内か
つ約6mmHgの変動幅)に維持可能な気圧式止血
用絞圧器を提供することにある。 本発明の他の目的はカフ帯の超過圧力を検出し
て好適な警報を発する自動装置を備えた気圧式止
血用絞圧器を提供することにある。(例えばカフ
帯の実際の圧力が所定のカフ帯圧力より約15mm
Hg以上超過する時警報が発せられる)。本発明の
更に他の目的は(例えばカフ帯の実際の圧力が所
定の圧力より更に約15mmHg以下に低下する時)
自動的に第2の警報を発し圧力が低すぎることを
報知可能な止血用絞圧器を提供することにある。 一方従来の止血用絞圧器には、通常、患者の手
足に取り付けておく時間を測定する装置は具備さ
れていない。このため操作者が他の作業に因り時
間の測定を忘れるだけで、患者の手足を危険な状
態に置くおそれがあつた。従つて本発明の別の目
的はカフ帯に対し通常0乃至180分の間において、
所定の時間以上、圧力が加えられる場合、警報を
発する止血用絞圧器を提供するにある。 本発明によれば膨張可能なカフ帯10と、前記
カフ帯10を加圧する加圧装置14と、前記カフ
帯10の加圧を減少させる圧力逃し装置16と、
前記カフ帯10の圧力を表すカフ帯圧力出力信号
を発生する圧力検出装置18と、カフ帯10に加
えられる所定の圧力を表す圧力信号を発生可能な
圧力信号発生装置と、前記の所定のカフ帯圧力出
力信号に応答して前記加圧装置14並びに前記圧
力逃し装置16を調整可能に設けられた圧力調整
装置と、前記カフ帯圧力出力信号が入力され、且
つカフ帯出力信号と所定の圧力を表す圧力信号と
の差の圧力が、予め設定されたたカフ帯圧力の上
限限界値を越えるときカフ帯圧力過大警報を発生
可能な警報装置とを備え、前記圧力調整装置は予
め設定された許容される作動圧力の範囲内にカフ
帯圧力を維持するように動作し、且つ前記の所定
の圧力の変更に応じて前記の許容される作動圧力
の範囲内にカフ帯圧力を維持すべく、前記の許容
される作動圧力の範囲を変えるように設けられて
なる止血用絞圧器によつて、上記の目的が実現さ
れる。 圧力調整装置は電子式の検出・制御装置であり
第1の出力信号を所定の圧力を示す信号と比較し
て第2の出力信号を作り、カフ帯の圧力が第1の
圧力限界値より高い時圧力逃し装置を作動させて
カフ帯の圧力を低下させ、カフ帯の圧力が第2の
圧力限界値より低い時には第3の出力信号を発生
して加圧装置を作動させカフ帯の圧力を上昇させ
る。この場合圧力逃し装置は電子的に操作される
常閉圧力逃し弁である。又加圧装置はエヤポンプ
である。本加圧装置はカフ帯の圧力を約500mmHg
まで(500mmHgを含む)昇圧しうることが好まし
い。次に圧力検出装置は電子式圧力変換装置であ
る。 カフ帯には、カフ帯に空気を導入するための入
口部とカフ帯から空気を導出する出口部とが具備
されていることが望ましい。加圧装置および圧力
逃し装置はカフ帯の入口部に連通され、一方圧力
検出装置はカフ帯の出口部に連通されている。 本発明の止血用絞圧器には更に、カフ帯の圧力
が第3の圧力限界値より大きくなると第1の警報
信号を発生する第1の警報装置が具備されること
が好ましい。第3の圧力限界値は所定の圧力より
約15mmHg大きい。好ましくは、カフ帯が第4の
圧力限界値より低下する時第2の警報信号を発生
する第2の警報装置が設けられる。第4の圧力限
界値は所定の圧力より約15mmHg低い。又カフ帯
の圧力が所定の時間あるいはそれ以上維持される
時第3の警報信号を発生する第3の警報装置が設
けられる。更に、加圧装置、圧力逃し装置、圧力
検出装置又は圧力調整装置に供給される外部から
の給電が中断されると第4の警報信号を発生する
第4の警報装置が設けられている。外部からの給
電が中断されても少なくとも圧力検出装置には電
力を供給しうる電池が具備されることが好まし
い。加えて、電池の出力電圧が所定の限界値より
低下すると第5の警報信号を発生する第5の警報
装置が具備されている。 以下本発明を好ましい実施例に沿つて説明する
が、本発明の上記の目的は特に膨張可能なカフ帯
と、前記カフ帯を加圧する加圧装置と、前記カフ
帯の圧力を減少させる圧力逃し装置と、前記カフ
帯の圧力を表わすカフ帯圧力出力信号を発生する
圧力検出装置と、カフ帯に加えられる所定の圧力
を表わす基準圧力信号を発生可能な基準圧力信号
発生装置と、前記カフ帯圧力出力信号に応答して
前記加圧装置並びに前記圧力逃し装置を調整可能
に設けられた圧力調整装置装置と、前記カフ帯圧
力出力信号が入力され、且つカフ帯圧力出力信号
と基準圧力信号との差の圧力が予め設定されたカ
フ帯圧力の上限界値を越えるときカフ帯圧力過大
警報を発生可能な警報装置とを備え、前記圧力調
整装置は第1の基準圧力を含む予め設定された許
容される圧力の範囲内にカフ帯圧力を維持し、且
つ第2の基準圧力を含む予め設定された作動圧力
の範囲内にカフ帯圧力を維持するように、第2の
基準圧力への変化に応じて、許容される作動圧力
を変えるように動作可能に設けられてなる止血用
絞圧器によつて有効に実現され得る。 第1図に本発明による好適な実施例の止血用絞
圧器のブロツク図を示す。絞圧器の膨張加能なカ
フ帯10は患者の手足に巻装可能に設けられ、又
前記カフ帯10はホーース12を介し電気エヤポ
ンプのような加圧装置14に連結されている。且
カフ帯10はホース12を介し常閉弁のような圧
力逃し装置16に連結されており、圧力逃し装置
16自体は電子的に開放されてカフ帯10の圧力
を低下させ得る。更に電子式圧力変換装置のよう
な圧力検出装置18がホース20を介しカフ帯1
0の出口部に連結される。 加圧装置14、圧力逃し装置16および圧力検
出装置18は記憶装置24と連係されるマイクロ
プロセツサ22に電気的に接続されている。一方
操作者用の操作パネル26を用いて各種の操作パ
ラメータを選択できる。例えば、操作者は操作パ
ネル26を操作して、カフ帯10の圧力を所定の
圧力に又カフ帯10の所定の圧力近傍に維持する
時間を決めることができる。 一方圧力検出装置18はカフ帯10の圧力を表
わす第1の出力信号を発生する。以下詳述するよ
うにマイクロプロセツサ22は、第1の出力信号
をカフ帯の所定の圧力を表わす信号と比較し、カ
フ帯10の圧力が第1の圧力限界値より高い時圧
力逃し装置16を作動させ又カフ帯10の圧力が
第2の圧力限界値より低い時には加圧装置14を
作動させて、カフ帯10の圧力を所定値又はその
近傍に維持すべく機能する。好適な実施例によれ
ば、第1の圧力限界値は所定の圧力より約6mm
Hgだけ高く第2の圧力限界値は所定の圧力より
約6mmHgだけ低い値である。マイクロプロセツ
サ22は又カフ帯の所定の圧力が加えられている
時間を監視するように機能する。 一方多様に状態を示し警報を発生する表示ラン
プ回路28により、操作者は絞圧器の動作状態に
関する情報およびカフ帯の圧力が高すぎたり低す
ぎたりする危険状態を光および音により報知する
ことができる。カフ帯10の圧力が所定の期間あ
るいはそれ以上の間維持されても、音又は光によ
る警報が発せられ得る。操作者はカフ帯の圧力表
示装置38でその時の圧力を、およびカフ帯に圧
力の加わつている時間を表示する時間表示装置4
0でその経過時間を、デイジタル値をもつて読取
ることができる。 まず本発明の絞圧器の詳細な構成、並びに例え
ば手術室における看護婦あるいは技術士による本
絞圧器の操作、延いては本装置に使用するマイク
ロプロセツサのソフトウエア・プログラミングに
ついて説明する。 第2図は本発明の絞圧器を制御可能で且動作状
態を表示するパネルを示す。本パネルの交流電源
プラグ(図示せず)を交流電源のコンセントに挿
入し電源スイツチ34をオンにすると、絞圧器が
作動される。即ち電源スイツチ34をオンにする
と同時に、気圧式絞圧器は自動的に「テスト」モ
ードに置かれ、ランプ36が点灯される。テスト
モードにおいて操作者は本絞圧器が正常に作動し
ていることを確認できる。 (1) テストモードの場合 このモード状態では、圧力表示装置38およ
び時間表示装置40(夫々3桁で7セグメント
から成る発光ダイオードで構成されている)上
には夫々数字「888」が表示され各表示装置の
ゼグメントがすべて動作していることが確認で
きる。又本器が正常に動作していることを確認
するのに音による警報手段(第2図には図示せ
ず)を用いることもできる。 次に操作者は交流電源コンセントから交流電
源プラグを外し停電ランプ58が点灯されるこ
とを確かめる。再び交流電源プラグをコンセン
トにさし込むと正常であれば停電ランプ58は
消灯する。 以上の確認手順を経て操作者は一度、圧力、
時間表示装置38,40、停電ランプ58およ
び音による警報手段の正常動作を確認した後、
スイツチ42を一度「リセツト」位置に位置さ
せるとテストモードが解除されて「正常」モー
ド状態となる(スイツチ42自体は通常第2図
のように「オン」位置に維持されている)。正
常モードになると、ランプ36が消灯しランプ
44が点灯される。 (2) 正常モードの場合 操作者はまずカフ帯10の圧力およびその圧
力持続時間を選択する。 カフ帯の圧力を決めるには操作者はスイツチ
46を押し下げて「セツト」位置にす。これに
より予め決められた200mmHgの圧力表示装置3
8に表示される。操作者はスイツチ46を押し
続けながら、圧力を200mmHgより高くしたい場
合スイツチ48を「増」位置にし又圧力を200
mmHgより低くしたい場合にはスイツチ48を
「減」位置にすることにより、カフ帯の絞圧力
を増減しうる。スイツチ48を「増」位置にし
た時、圧力表示装置38に表示される圧力値を
次第に増大させ最大400mmHgまで増加できる。
一方スイツチ48を「減」位置にした時には圧
力表示装置38に表示される圧力値を次第に減
少させて最低0mmHgまで減少できる。カフ帯
の所望の圧力が圧力表示装置38に表示された
時、スイツチ46を離す。この場合、カフ帯の
圧力を選定するときには独立した2スイツチ4
6,48の双方を同時に操作することに留意す
る必要がある。これにより得れる安全機能によ
つて、カフ帯の圧力が不用意に変更されること
が防止され得る。スイツチ46を離せば、スイ
ツチ46は「検出」位置へ戻り、圧力表示装置
38にはカフ帯10の圧力が零値から連続的に
デイジタル表示される。 同様にカフ帯の圧力維続時間も選定され得
る。スイツチ50を「セツト」位置に押すと、
予め決められた時間60分が時間表示装置40に
表示される。操作者はスイツチ50を押し下げ
続けながら、60分より長い時間カフ帯において
所望の圧力を維持させたい場合スイツチ52を
「増」位置にし又60分より短かい時間カフ帯に
おいて所望の圧力を維持させたい場合にはスイ
ツチ52を「減」位置にすることにより、カフ
帯の圧力維持時間を増減できる。スイツチ52
を増位置にしたとき、時間表示装置40に分単
位で表示される時間を次第に増加させ最高180
分まで増加させ得、又はスイツチ52を減位置
にしたときその表示時間を次第に減少し最低0
分まで減少させ得る。所望の圧力維持時間が時
間表示装置40に表示された時、操作者はスイ
ツチ50,52を離す。スイツチ46,48と
同様に、圧力維持時間を選択する際独立した2
スイツチ50,52を同時に操作する必要があ
るから、不用意に圧力維持時間が変更されるこ
とを防止できる。スイツチ50を離すと、スイ
ツチ50は「経過」位置へ戻り時間表示装置4
0上にはカフ帯10が所望の圧力あるいはその
近傍の圧力に維持される時間が連続的にデイジ
タル表示される。 カフ帯10は患者の手足に当業者に周知な方
法で巻かれる。 一方第2図に示す如くカフ帯10の入口部は
穴54から延出されるホース12を介し加圧装
置14および圧力逃し装置16に連結されてい
る。又穴56を貫通するホース20を介しカフ
帯10の出口部を圧力検出装置18に連結され
る(カフ帯10に対し圧縮空気を円滑に供給・
放出するためには別個の供給ホース並びに放出
ホースを用ることが好ましい)。このように供
給用と放出用との2ホースを用いることにより
ホースのねじれあるいは閉塞の発見も容易とな
る。これに対し、従来品のように単一の出入口
部を有するカフ帯を用いる場合には、適切なY
形アダプタを用い且カフ帯と出入口部54,5
6との間を単一のホースで連結する必要があ
る。 カフ帯に与える圧力および圧力維持時間を定
めた後、スイツチ60を瞬時に押し下げて「開
始」位置にし、加圧装置14およびカフ帯10
を作動させる。これによりカフ帯の圧力のその
時の値が圧力表示装置38に水銀柱のmmで単位
で表示される。カフ帯10が加圧されて所望の
圧力に対し6mmHg以内、即ち予め設定された
許容され得得る圧力の範囲内に収まると、経過
時間をカウントするクロツク装置が自動的に始
動され、経過時間のその時の値が時間表示装置
40に分単位で表示される。本器はカフ帯の圧
力を自動的に調整しカフ帯の所望の圧力を6mm
Hg以内に維持する。 手術完了後カフ帯10の圧力を下げたい場
合、スイツチ46,48を用いて圧力を零まで
下げればよい。スイツチ46を離れたときカフ
帯10の圧力が零にされる。カフ帯10の圧力
を零にした後スイツチ34を「オフ」位置にし
てカフ帯10を患者から取り外すことができ
る。 (3) 警報 本器には5つの別個の警報装置が設けられ
夫々本器が正常モード状態になく危険状態を報
知する時に作動される。 カフ帯の圧力が第3の圧力限界値、即ち例え
ば選定された圧力より15mmHg高い圧力値を越
えると、第1の警報装置が作動される。又カフ
帯の圧力が第4の圧力限界値、例えば選定され
た圧力より15mmHg低い圧力値以下に低下する
と、第2の警報装置が作動される。いずれの場
合にも、可聴音による警報が発せられ圧力表示
装置38が点滅して操作者が圧力表示装置に表
示されている圧力を直ちに監視するように設け
られている。可聴音による警報装置はスイツチ
42を「リセツト」位置にすることにより、一
時的に30秒間消勢され得るが、圧力表示装置3
8は点滅し続ける。 第1および第2の警報装置の一方が作動され
た場合、操作者は物質12,20にねじれや閉
塞がないか点検する必要がある。又カフ帯1
0、ホース12,20、および他の各種のコネ
クタに故障がないか点検する。第1および第2
の警報装置が作動するような危険状態が解除さ
れると、両警報装置は自動的に消勢される。 カフ帯10の所望の圧力を維持する所望の時
間に達したとき又は所望の時間を越えると第3
の警報装置が作動される。第3の警報装置が作
動されると、可聴音による警報が発せられ、時
間表示装置40が点滅してカフ帯の圧力維持時
間が経過したことを操作者に報知する。この場
合カフ帯の圧力は低下されない。時間警報装置
自体を消勢するには、操作者は「カウント」零
から最大180分までの新たな値にカフ帯の圧力
維持時間を増加する。またスイツチ42を「リ
セツト」位置へ押すことにより時間警報装置を
一時的に消勢できる。これにより可聴音による
警報装置は30秒時間消勢されるが時間表示装置
40は点滅し続ける。 第4の停電警報装置は、本器に対し外部から
送られる交流電力の給電が中断されたとき作動
される。交流電力の給電が中断された場合、可
聴音による警報が発せられランプ58が点灯す
る。一方停電の場合、内蔵したバツテリによ
り、電力が少なくとも圧力検出装置18および
電子回路へ自動的に供給されるので、操作者は
ひき続きカフ帯の圧力および経過時間を監視し
うる。本器へ交流電力が再び給電されると、停
電警報装置は自動的に消勢される。停電を報知
する可聴音による警報装置は又、スイツチ42
を「リセツト」位置へ押すことにより、30秒間
一時的に消勢される。 内蔵したバツテリの電圧が所定のしきい値
(本実施例の場合10.2V)より低下すると、第
5の「バツテリ低圧」警報装置が作動されて、
可聴音による警報が発せられ且ランプ62が点
灯される。この警報により、操作者は内蔵バツ
テリの電圧が低くなり充電の必要があることを
認知する。バツテリ低圧警報装置が作動された
とき、電池を交流電源に接続してバツテリを充
電する。バツテリの充電が完了すると、バツテ
リ低圧警報装置は自動的に消勢される。 次に本絞圧器の各部の構成および動作について
説明する。 (1) 電源回路およびバツテリ 第3図は電源回路、バツテリおよびバツテリ
用の充電装置のブロツク図を示している。電源
回路により110Vの交流入力電圧が、+13.8V、
(又はバツテリを用いる場合は+12V)、+5V、
+15V、および−15Vの直流出力電圧に変換さ
れる。 一方バツテリ74は定格が12V、耐用が5時
間で密封型の鉛電池である。バツテリ充電回路
76は、本器が110Vの交流電源に接続された
時バツテリ74の端子間電圧が約+13.8Vに維
持されるよう機能する。 第4図は電源回路、バツテリ、およびバツテ
リ充電回路の回路図である。 変圧器T1により交流110Vの電圧が交流
16Vに下げられ、更にダイオードブリツジ整流
器D1を介し整流される。整流された電圧は更
に電圧調整器U1およびトランジスタQ1を介
し、+13.8Vに調整されバツテリ74の端子間
に印加される。トランジスタQ2はバツテリ7
4に流れる電流を約3Aに押えバツテリ74を
過充電させないよう機能している。一方ダイオ
ードD2によりバツテリ電流が電圧調整器U1
に逆流することを防止している。可変抵抗器R
1により、交流電源110Vが変圧器T1の入力
端子に印加された時バツテリ74の端子間に
13.8Vの電圧が印加されるように調整できる。
バツテリ充電電圧が+13.8Vの場合バツテリ7
4の各セルは2.3Vの定電圧で充電される。一
方変圧器T1の入力端子に交流110Vが印加さ
れる時、コネクタP2のピン1から+13.8Vの
電圧が得られる。交流電圧が印加されてない場
合には、バツテリ74からの電圧+12Vがコネ
クタP2のピン1に与えられる。コネクタP2
のピン1とピン4とは接続されており、電力を
電源回路64の他部へ供給する。 電圧調整器U2は+13.8V(又は+12V)を高
効率に+5Vの電圧に降圧する。この+5Vの電
圧により以下に詳述するようなマイクロプロセ
ツサおよび記憶装置、A/Dコンバータ、タイ
マ、表示装置のドライバ、半導体から成るリレ
ー、表示ランプ群、および可聴音による警報装
置が駆動される。 オシレータU3およびトランジスタQ4,Q
5,Q6を介し環状の逓昇変圧器T2は20KHz
で駆動される。変圧器T2の二次出力は整流さ
れ、夫々電圧調整器U4,U5を介し+15V,
−15Vの電圧に調整される。この+15Vおよび
−15Vの電圧により圧力検出装置18および後
述する信号処理回路が駆動される。 一方演算増幅器U6は電圧を比較して「バツ
テリ低圧」信号、「停電」信号、および「バツ
テリ出力停止」信号を出力する。温度補償の行
なわれた高精度のダイオードD3により電圧比
較回路の基準電圧が与えられる。 尚詳述するに、バツテリ74の出力端子間の
電圧が限界値電圧10.2Vより低下すると、電圧
比較回路U6Aからダーリントン接続されたス
イツチングトランジスタQ3への駆動信号がし
や断される。従つてトランジスタQ3によりバ
ツテリ74に接続される回路が遮断され、バツ
テリ74の放電が阻止される。即ち抵抗器R4
により僅かにヒステリシス現象が生じこれによ
りトランジスタQ3の作動が阻止される。 バツテリ74の端子間電圧がしきい値電圧
11.4Vより低下した時、電圧比較回路U6Bか
ら「バツテリ低圧」出力信号が発生するよう、
可変抵抗器R3は調整される。「バツテリ低圧」
出力信号により、第2図に示すランプ62が駆
動される。 一方電圧比較回路U6C,U6Dは、外部か
らの110Vの交流入力電圧が存在しないことを
検出し第2図の「停電」ランプ58を点灯し
て、TTL論理信号〔マイクロプロセツサ(以
下に詳述する)へ入力される〕を発生する。 第4図の電源回路を構成する素子の好適な一
例としてリストを次の表に示す。表に示されて
いない抵抗器およびコンデンサはすべて第4図
に示した値の標準型のものが使用される。
際手足に血液が流入することをふせぐ気圧式絞圧
器、特に手足の周囲に巻かれ膨張可能なカフ帯内
の圧力を自動的に検出し制御する装置を備えた気
圧式止血用絞圧器に関する。 従来の止血用絞圧器には通常、患者の手足の周
囲に巻く膨張可能なカフ帯と、カフ帯を膨張させ
る圧縮ガス供給源と、カフ帯の圧力を測定する圧
力計と、圧力調整機構とが具備されている。通常
カフ帯は患者の手足の周囲に巻き圧縮ガスで最高
650mmHg程度の圧力まで膨張させて手足への血液
の流入を阻止する。このため外科医が手足に外科
処理を行なう際「血液が流動しない領域」を作り
得る。外科医は圧力調整計の目盛からカフ帯の圧
力を知ることができる。一方圧力調整機構がカフ
帯の圧力を比較的一定に維持するために使用され
る。 北アメリカでは毎年約1000000回行なわれる外
科手術に従来の止血帯用絞圧器が約10000台使用
されていると推定されている。一方従来の絞圧器
が気圧式、非気圧式をとわず外科手術に広く使用
されているが、この絞圧器の使用が原因と考えら
れる手足の麻ひ、神経異常等の障害が毎年報告さ
れている。文献によれば、これら併発症の原因と
して次の4点が考えられる。 1 カフ帯の圧力が高すぎこのため神経等が圧迫
されたり損傷される。 2 カフ帯の圧力が不充分なため充血を生じた
り、血液が不必要に流動する。 3 絞圧器を手足に付ける時間が長すぎる。 4 局部の手足切開に関する知識なく絞圧器を用
いる。 報告された場合の多くの手足の麻ひ、神経異常
等の障害は以上の理由、特にカフ帯の圧力を高く
し過ぎることによるものと考えられる。詳しくは
1964年ジエー・ボーン・ジヨイント・サージ(J.
Bone Joint Surg)の45A:870に掲載されたデ
ー・ケイ・ホイーラ(D.K.Wheeler)およびピ
ー・アール・リツプスカム)P.R.Lipscomb)に
よる「気圧式止血用絞圧器の安全装置」、1967年
ジヤーナル・オブ・アメリカン・メデイカル・ア
ソシエーシヨン(Journal of the American
Medical Association)の199:37に掲載された
ダブル・ケイ・ハミルトン(W.K.Hamilton)お
よびエム・デイー・ソコール(M.D.Sokoll)に
よる「止血用絞圧器による麻ひ」、1970年麻酔学
の32:177に掲載されたエス・ジエー・プレボズ
ニク(S.J.Prevoznik)による「気圧式止血用絞
圧器の使用による障害」、1970年ハンド(hand)
の2:39−42に掲載されたジエー・エム・ブルー
ナ(J.M.Bruner)による「止血用絞圧器の安全
使用における時間、気力および圧力」、1972年ブ
ル・メデイ・ジエー(Br.Med.J.)の1:511に
掲載されたデー・フライ(D.Fry)による「精度
の悪い止血用絞圧器の圧力計」、1972年アーク・
サージ(Arch.Surg.)の104:190−192に掲載さ
れたエー・イー・フラツト(A.E.Flatt)による
「手術における止血用絞圧器の時間」、および1973
年ハンド(Hand)の5:124−126に掲載された
ジー・バーシユル(G.Burchell)およびジー・ス
タツク(G.Stack)による「腕と手の出血」を参
照されたい。しかしながら、止血用絞圧器の使用
により誘発される手術の併発症は実際上確実には
推定できない。ジエー.モルダパ(J.Moldavor)
氏の、1954年アーチ・サージ(Arch.Surg.)の
68:136−144に掲載された「止血用絞圧器による
麻ひ症候群」の言葉を借りれば発見が困難で、又
通常一時的かつ可逆性の症候を呈することもあり
又法的責任の範囲を越えていて実態はつかめてい
ない。最近ある病院は患者の腕に使用した止血用
絞圧器の圧力が高すぎたことによる神経障害に対
し責任を問われた(1978年10月15日付のサイテー
シヨン(Citation)の38:5に掲載された「患者
の止血用絞圧器による麻ひに対し責任を問われた
病院」参照) カフ帯の圧力が高すぎることにより神経に麻ひ
等の障害を与えた従来の止血用絞圧器を検討した
結果、カフ帯の圧力(通常200乃至650mmHgの範
囲)が約150乃至400mmHgの範囲外にあるとき圧
力調整機構が正常に働かなくなることが判明し
た。また他の止血用絞圧器には約200mmHgの範囲
で不正確な読み値を持つアネロイド圧力計が使用
されていることが判明した。 一方これまで気圧式止血用絞圧器に安全装置を
組み込むことによりカフ帯の圧力が高すぎないよ
うに調整して患者の神経障害等を防止する努力が
続けられた。例えば圧力調整に圧力逃がし弁が使
用された(上述したホイーラ、リツプスカム、ハ
ミルトンおよびソコールの記事参照)。しかしな
がら従来の気圧式止血用絞圧器には実質的に有効
な安全装置を取り付けることが至難である。即
ち、周知の止血用絞圧器では使用の際、カフ帯の
圧力の変動を確実に最小限に抑えかつ装置の故障
を確実に検出すべく操作プログラム、検査プログ
ラムおよび保守プログラムを使用する程度に止ま
つていた。このようなプログラムを採用する場合
操作が頻雑になり、手術室の看護婦あるいは技術
者に余分の労働を課すことになつていた。 本発明の一目的はカフ帯の圧力を自動的に検出
し所定の圧力値近傍(範囲200乃至400mmHg内か
つ約6mmHgの変動幅)に維持可能な気圧式止血
用絞圧器を提供することにある。 本発明の他の目的はカフ帯の超過圧力を検出し
て好適な警報を発する自動装置を備えた気圧式止
血用絞圧器を提供することにある。(例えばカフ
帯の実際の圧力が所定のカフ帯圧力より約15mm
Hg以上超過する時警報が発せられる)。本発明の
更に他の目的は(例えばカフ帯の実際の圧力が所
定の圧力より更に約15mmHg以下に低下する時)
自動的に第2の警報を発し圧力が低すぎることを
報知可能な止血用絞圧器を提供することにある。 一方従来の止血用絞圧器には、通常、患者の手
足に取り付けておく時間を測定する装置は具備さ
れていない。このため操作者が他の作業に因り時
間の測定を忘れるだけで、患者の手足を危険な状
態に置くおそれがあつた。従つて本発明の別の目
的はカフ帯に対し通常0乃至180分の間において、
所定の時間以上、圧力が加えられる場合、警報を
発する止血用絞圧器を提供するにある。 本発明によれば膨張可能なカフ帯10と、前記
カフ帯10を加圧する加圧装置14と、前記カフ
帯10の加圧を減少させる圧力逃し装置16と、
前記カフ帯10の圧力を表すカフ帯圧力出力信号
を発生する圧力検出装置18と、カフ帯10に加
えられる所定の圧力を表す圧力信号を発生可能な
圧力信号発生装置と、前記の所定のカフ帯圧力出
力信号に応答して前記加圧装置14並びに前記圧
力逃し装置16を調整可能に設けられた圧力調整
装置と、前記カフ帯圧力出力信号が入力され、且
つカフ帯出力信号と所定の圧力を表す圧力信号と
の差の圧力が、予め設定されたたカフ帯圧力の上
限限界値を越えるときカフ帯圧力過大警報を発生
可能な警報装置とを備え、前記圧力調整装置は予
め設定された許容される作動圧力の範囲内にカフ
帯圧力を維持するように動作し、且つ前記の所定
の圧力の変更に応じて前記の許容される作動圧力
の範囲内にカフ帯圧力を維持すべく、前記の許容
される作動圧力の範囲を変えるように設けられて
なる止血用絞圧器によつて、上記の目的が実現さ
れる。 圧力調整装置は電子式の検出・制御装置であり
第1の出力信号を所定の圧力を示す信号と比較し
て第2の出力信号を作り、カフ帯の圧力が第1の
圧力限界値より高い時圧力逃し装置を作動させて
カフ帯の圧力を低下させ、カフ帯の圧力が第2の
圧力限界値より低い時には第3の出力信号を発生
して加圧装置を作動させカフ帯の圧力を上昇させ
る。この場合圧力逃し装置は電子的に操作される
常閉圧力逃し弁である。又加圧装置はエヤポンプ
である。本加圧装置はカフ帯の圧力を約500mmHg
まで(500mmHgを含む)昇圧しうることが好まし
い。次に圧力検出装置は電子式圧力変換装置であ
る。 カフ帯には、カフ帯に空気を導入するための入
口部とカフ帯から空気を導出する出口部とが具備
されていることが望ましい。加圧装置および圧力
逃し装置はカフ帯の入口部に連通され、一方圧力
検出装置はカフ帯の出口部に連通されている。 本発明の止血用絞圧器には更に、カフ帯の圧力
が第3の圧力限界値より大きくなると第1の警報
信号を発生する第1の警報装置が具備されること
が好ましい。第3の圧力限界値は所定の圧力より
約15mmHg大きい。好ましくは、カフ帯が第4の
圧力限界値より低下する時第2の警報信号を発生
する第2の警報装置が設けられる。第4の圧力限
界値は所定の圧力より約15mmHg低い。又カフ帯
の圧力が所定の時間あるいはそれ以上維持される
時第3の警報信号を発生する第3の警報装置が設
けられる。更に、加圧装置、圧力逃し装置、圧力
検出装置又は圧力調整装置に供給される外部から
の給電が中断されると第4の警報信号を発生する
第4の警報装置が設けられている。外部からの給
電が中断されても少なくとも圧力検出装置には電
力を供給しうる電池が具備されることが好まし
い。加えて、電池の出力電圧が所定の限界値より
低下すると第5の警報信号を発生する第5の警報
装置が具備されている。 以下本発明を好ましい実施例に沿つて説明する
が、本発明の上記の目的は特に膨張可能なカフ帯
と、前記カフ帯を加圧する加圧装置と、前記カフ
帯の圧力を減少させる圧力逃し装置と、前記カフ
帯の圧力を表わすカフ帯圧力出力信号を発生する
圧力検出装置と、カフ帯に加えられる所定の圧力
を表わす基準圧力信号を発生可能な基準圧力信号
発生装置と、前記カフ帯圧力出力信号に応答して
前記加圧装置並びに前記圧力逃し装置を調整可能
に設けられた圧力調整装置装置と、前記カフ帯圧
力出力信号が入力され、且つカフ帯圧力出力信号
と基準圧力信号との差の圧力が予め設定されたカ
フ帯圧力の上限界値を越えるときカフ帯圧力過大
警報を発生可能な警報装置とを備え、前記圧力調
整装置は第1の基準圧力を含む予め設定された許
容される圧力の範囲内にカフ帯圧力を維持し、且
つ第2の基準圧力を含む予め設定された作動圧力
の範囲内にカフ帯圧力を維持するように、第2の
基準圧力への変化に応じて、許容される作動圧力
を変えるように動作可能に設けられてなる止血用
絞圧器によつて有効に実現され得る。 第1図に本発明による好適な実施例の止血用絞
圧器のブロツク図を示す。絞圧器の膨張加能なカ
フ帯10は患者の手足に巻装可能に設けられ、又
前記カフ帯10はホーース12を介し電気エヤポ
ンプのような加圧装置14に連結されている。且
カフ帯10はホース12を介し常閉弁のような圧
力逃し装置16に連結されており、圧力逃し装置
16自体は電子的に開放されてカフ帯10の圧力
を低下させ得る。更に電子式圧力変換装置のよう
な圧力検出装置18がホース20を介しカフ帯1
0の出口部に連結される。 加圧装置14、圧力逃し装置16および圧力検
出装置18は記憶装置24と連係されるマイクロ
プロセツサ22に電気的に接続されている。一方
操作者用の操作パネル26を用いて各種の操作パ
ラメータを選択できる。例えば、操作者は操作パ
ネル26を操作して、カフ帯10の圧力を所定の
圧力に又カフ帯10の所定の圧力近傍に維持する
時間を決めることができる。 一方圧力検出装置18はカフ帯10の圧力を表
わす第1の出力信号を発生する。以下詳述するよ
うにマイクロプロセツサ22は、第1の出力信号
をカフ帯の所定の圧力を表わす信号と比較し、カ
フ帯10の圧力が第1の圧力限界値より高い時圧
力逃し装置16を作動させ又カフ帯10の圧力が
第2の圧力限界値より低い時には加圧装置14を
作動させて、カフ帯10の圧力を所定値又はその
近傍に維持すべく機能する。好適な実施例によれ
ば、第1の圧力限界値は所定の圧力より約6mm
Hgだけ高く第2の圧力限界値は所定の圧力より
約6mmHgだけ低い値である。マイクロプロセツ
サ22は又カフ帯の所定の圧力が加えられている
時間を監視するように機能する。 一方多様に状態を示し警報を発生する表示ラン
プ回路28により、操作者は絞圧器の動作状態に
関する情報およびカフ帯の圧力が高すぎたり低す
ぎたりする危険状態を光および音により報知する
ことができる。カフ帯10の圧力が所定の期間あ
るいはそれ以上の間維持されても、音又は光によ
る警報が発せられ得る。操作者はカフ帯の圧力表
示装置38でその時の圧力を、およびカフ帯に圧
力の加わつている時間を表示する時間表示装置4
0でその経過時間を、デイジタル値をもつて読取
ることができる。 まず本発明の絞圧器の詳細な構成、並びに例え
ば手術室における看護婦あるいは技術士による本
絞圧器の操作、延いては本装置に使用するマイク
ロプロセツサのソフトウエア・プログラミングに
ついて説明する。 第2図は本発明の絞圧器を制御可能で且動作状
態を表示するパネルを示す。本パネルの交流電源
プラグ(図示せず)を交流電源のコンセントに挿
入し電源スイツチ34をオンにすると、絞圧器が
作動される。即ち電源スイツチ34をオンにする
と同時に、気圧式絞圧器は自動的に「テスト」モ
ードに置かれ、ランプ36が点灯される。テスト
モードにおいて操作者は本絞圧器が正常に作動し
ていることを確認できる。 (1) テストモードの場合 このモード状態では、圧力表示装置38およ
び時間表示装置40(夫々3桁で7セグメント
から成る発光ダイオードで構成されている)上
には夫々数字「888」が表示され各表示装置の
ゼグメントがすべて動作していることが確認で
きる。又本器が正常に動作していることを確認
するのに音による警報手段(第2図には図示せ
ず)を用いることもできる。 次に操作者は交流電源コンセントから交流電
源プラグを外し停電ランプ58が点灯されるこ
とを確かめる。再び交流電源プラグをコンセン
トにさし込むと正常であれば停電ランプ58は
消灯する。 以上の確認手順を経て操作者は一度、圧力、
時間表示装置38,40、停電ランプ58およ
び音による警報手段の正常動作を確認した後、
スイツチ42を一度「リセツト」位置に位置さ
せるとテストモードが解除されて「正常」モー
ド状態となる(スイツチ42自体は通常第2図
のように「オン」位置に維持されている)。正
常モードになると、ランプ36が消灯しランプ
44が点灯される。 (2) 正常モードの場合 操作者はまずカフ帯10の圧力およびその圧
力持続時間を選択する。 カフ帯の圧力を決めるには操作者はスイツチ
46を押し下げて「セツト」位置にす。これに
より予め決められた200mmHgの圧力表示装置3
8に表示される。操作者はスイツチ46を押し
続けながら、圧力を200mmHgより高くしたい場
合スイツチ48を「増」位置にし又圧力を200
mmHgより低くしたい場合にはスイツチ48を
「減」位置にすることにより、カフ帯の絞圧力
を増減しうる。スイツチ48を「増」位置にし
た時、圧力表示装置38に表示される圧力値を
次第に増大させ最大400mmHgまで増加できる。
一方スイツチ48を「減」位置にした時には圧
力表示装置38に表示される圧力値を次第に減
少させて最低0mmHgまで減少できる。カフ帯
の所望の圧力が圧力表示装置38に表示された
時、スイツチ46を離す。この場合、カフ帯の
圧力を選定するときには独立した2スイツチ4
6,48の双方を同時に操作することに留意す
る必要がある。これにより得れる安全機能によ
つて、カフ帯の圧力が不用意に変更されること
が防止され得る。スイツチ46を離せば、スイ
ツチ46は「検出」位置へ戻り、圧力表示装置
38にはカフ帯10の圧力が零値から連続的に
デイジタル表示される。 同様にカフ帯の圧力維続時間も選定され得
る。スイツチ50を「セツト」位置に押すと、
予め決められた時間60分が時間表示装置40に
表示される。操作者はスイツチ50を押し下げ
続けながら、60分より長い時間カフ帯において
所望の圧力を維持させたい場合スイツチ52を
「増」位置にし又60分より短かい時間カフ帯に
おいて所望の圧力を維持させたい場合にはスイ
ツチ52を「減」位置にすることにより、カフ
帯の圧力維持時間を増減できる。スイツチ52
を増位置にしたとき、時間表示装置40に分単
位で表示される時間を次第に増加させ最高180
分まで増加させ得、又はスイツチ52を減位置
にしたときその表示時間を次第に減少し最低0
分まで減少させ得る。所望の圧力維持時間が時
間表示装置40に表示された時、操作者はスイ
ツチ50,52を離す。スイツチ46,48と
同様に、圧力維持時間を選択する際独立した2
スイツチ50,52を同時に操作する必要があ
るから、不用意に圧力維持時間が変更されるこ
とを防止できる。スイツチ50を離すと、スイ
ツチ50は「経過」位置へ戻り時間表示装置4
0上にはカフ帯10が所望の圧力あるいはその
近傍の圧力に維持される時間が連続的にデイジ
タル表示される。 カフ帯10は患者の手足に当業者に周知な方
法で巻かれる。 一方第2図に示す如くカフ帯10の入口部は
穴54から延出されるホース12を介し加圧装
置14および圧力逃し装置16に連結されてい
る。又穴56を貫通するホース20を介しカフ
帯10の出口部を圧力検出装置18に連結され
る(カフ帯10に対し圧縮空気を円滑に供給・
放出するためには別個の供給ホース並びに放出
ホースを用ることが好ましい)。このように供
給用と放出用との2ホースを用いることにより
ホースのねじれあるいは閉塞の発見も容易とな
る。これに対し、従来品のように単一の出入口
部を有するカフ帯を用いる場合には、適切なY
形アダプタを用い且カフ帯と出入口部54,5
6との間を単一のホースで連結する必要があ
る。 カフ帯に与える圧力および圧力維持時間を定
めた後、スイツチ60を瞬時に押し下げて「開
始」位置にし、加圧装置14およびカフ帯10
を作動させる。これによりカフ帯の圧力のその
時の値が圧力表示装置38に水銀柱のmmで単位
で表示される。カフ帯10が加圧されて所望の
圧力に対し6mmHg以内、即ち予め設定された
許容され得得る圧力の範囲内に収まると、経過
時間をカウントするクロツク装置が自動的に始
動され、経過時間のその時の値が時間表示装置
40に分単位で表示される。本器はカフ帯の圧
力を自動的に調整しカフ帯の所望の圧力を6mm
Hg以内に維持する。 手術完了後カフ帯10の圧力を下げたい場
合、スイツチ46,48を用いて圧力を零まで
下げればよい。スイツチ46を離れたときカフ
帯10の圧力が零にされる。カフ帯10の圧力
を零にした後スイツチ34を「オフ」位置にし
てカフ帯10を患者から取り外すことができ
る。 (3) 警報 本器には5つの別個の警報装置が設けられ
夫々本器が正常モード状態になく危険状態を報
知する時に作動される。 カフ帯の圧力が第3の圧力限界値、即ち例え
ば選定された圧力より15mmHg高い圧力値を越
えると、第1の警報装置が作動される。又カフ
帯の圧力が第4の圧力限界値、例えば選定され
た圧力より15mmHg低い圧力値以下に低下する
と、第2の警報装置が作動される。いずれの場
合にも、可聴音による警報が発せられ圧力表示
装置38が点滅して操作者が圧力表示装置に表
示されている圧力を直ちに監視するように設け
られている。可聴音による警報装置はスイツチ
42を「リセツト」位置にすることにより、一
時的に30秒間消勢され得るが、圧力表示装置3
8は点滅し続ける。 第1および第2の警報装置の一方が作動され
た場合、操作者は物質12,20にねじれや閉
塞がないか点検する必要がある。又カフ帯1
0、ホース12,20、および他の各種のコネ
クタに故障がないか点検する。第1および第2
の警報装置が作動するような危険状態が解除さ
れると、両警報装置は自動的に消勢される。 カフ帯10の所望の圧力を維持する所望の時
間に達したとき又は所望の時間を越えると第3
の警報装置が作動される。第3の警報装置が作
動されると、可聴音による警報が発せられ、時
間表示装置40が点滅してカフ帯の圧力維持時
間が経過したことを操作者に報知する。この場
合カフ帯の圧力は低下されない。時間警報装置
自体を消勢するには、操作者は「カウント」零
から最大180分までの新たな値にカフ帯の圧力
維持時間を増加する。またスイツチ42を「リ
セツト」位置へ押すことにより時間警報装置を
一時的に消勢できる。これにより可聴音による
警報装置は30秒時間消勢されるが時間表示装置
40は点滅し続ける。 第4の停電警報装置は、本器に対し外部から
送られる交流電力の給電が中断されたとき作動
される。交流電力の給電が中断された場合、可
聴音による警報が発せられランプ58が点灯す
る。一方停電の場合、内蔵したバツテリによ
り、電力が少なくとも圧力検出装置18および
電子回路へ自動的に供給されるので、操作者は
ひき続きカフ帯の圧力および経過時間を監視し
うる。本器へ交流電力が再び給電されると、停
電警報装置は自動的に消勢される。停電を報知
する可聴音による警報装置は又、スイツチ42
を「リセツト」位置へ押すことにより、30秒間
一時的に消勢される。 内蔵したバツテリの電圧が所定のしきい値
(本実施例の場合10.2V)より低下すると、第
5の「バツテリ低圧」警報装置が作動されて、
可聴音による警報が発せられ且ランプ62が点
灯される。この警報により、操作者は内蔵バツ
テリの電圧が低くなり充電の必要があることを
認知する。バツテリ低圧警報装置が作動された
とき、電池を交流電源に接続してバツテリを充
電する。バツテリの充電が完了すると、バツテ
リ低圧警報装置は自動的に消勢される。 次に本絞圧器の各部の構成および動作について
説明する。 (1) 電源回路およびバツテリ 第3図は電源回路、バツテリおよびバツテリ
用の充電装置のブロツク図を示している。電源
回路により110Vの交流入力電圧が、+13.8V、
(又はバツテリを用いる場合は+12V)、+5V、
+15V、および−15Vの直流出力電圧に変換さ
れる。 一方バツテリ74は定格が12V、耐用が5時
間で密封型の鉛電池である。バツテリ充電回路
76は、本器が110Vの交流電源に接続された
時バツテリ74の端子間電圧が約+13.8Vに維
持されるよう機能する。 第4図は電源回路、バツテリ、およびバツテ
リ充電回路の回路図である。 変圧器T1により交流110Vの電圧が交流
16Vに下げられ、更にダイオードブリツジ整流
器D1を介し整流される。整流された電圧は更
に電圧調整器U1およびトランジスタQ1を介
し、+13.8Vに調整されバツテリ74の端子間
に印加される。トランジスタQ2はバツテリ7
4に流れる電流を約3Aに押えバツテリ74を
過充電させないよう機能している。一方ダイオ
ードD2によりバツテリ電流が電圧調整器U1
に逆流することを防止している。可変抵抗器R
1により、交流電源110Vが変圧器T1の入力
端子に印加された時バツテリ74の端子間に
13.8Vの電圧が印加されるように調整できる。
バツテリ充電電圧が+13.8Vの場合バツテリ7
4の各セルは2.3Vの定電圧で充電される。一
方変圧器T1の入力端子に交流110Vが印加さ
れる時、コネクタP2のピン1から+13.8Vの
電圧が得られる。交流電圧が印加されてない場
合には、バツテリ74からの電圧+12Vがコネ
クタP2のピン1に与えられる。コネクタP2
のピン1とピン4とは接続されており、電力を
電源回路64の他部へ供給する。 電圧調整器U2は+13.8V(又は+12V)を高
効率に+5Vの電圧に降圧する。この+5Vの電
圧により以下に詳述するようなマイクロプロセ
ツサおよび記憶装置、A/Dコンバータ、タイ
マ、表示装置のドライバ、半導体から成るリレ
ー、表示ランプ群、および可聴音による警報装
置が駆動される。 オシレータU3およびトランジスタQ4,Q
5,Q6を介し環状の逓昇変圧器T2は20KHz
で駆動される。変圧器T2の二次出力は整流さ
れ、夫々電圧調整器U4,U5を介し+15V,
−15Vの電圧に調整される。この+15Vおよび
−15Vの電圧により圧力検出装置18および後
述する信号処理回路が駆動される。 一方演算増幅器U6は電圧を比較して「バツ
テリ低圧」信号、「停電」信号、および「バツ
テリ出力停止」信号を出力する。温度補償の行
なわれた高精度のダイオードD3により電圧比
較回路の基準電圧が与えられる。 尚詳述するに、バツテリ74の出力端子間の
電圧が限界値電圧10.2Vより低下すると、電圧
比較回路U6Aからダーリントン接続されたス
イツチングトランジスタQ3への駆動信号がし
や断される。従つてトランジスタQ3によりバ
ツテリ74に接続される回路が遮断され、バツ
テリ74の放電が阻止される。即ち抵抗器R4
により僅かにヒステリシス現象が生じこれによ
りトランジスタQ3の作動が阻止される。 バツテリ74の端子間電圧がしきい値電圧
11.4Vより低下した時、電圧比較回路U6Bか
ら「バツテリ低圧」出力信号が発生するよう、
可変抵抗器R3は調整される。「バツテリ低圧」
出力信号により、第2図に示すランプ62が駆
動される。 一方電圧比較回路U6C,U6Dは、外部か
らの110Vの交流入力電圧が存在しないことを
検出し第2図の「停電」ランプ58を点灯し
て、TTL論理信号〔マイクロプロセツサ(以
下に詳述する)へ入力される〕を発生する。 第4図の電源回路を構成する素子の好適な一
例としてリストを次の表に示す。表に示されて
いない抵抗器およびコンデンサはすべて第4図
に示した値の標準型のものが使用される。
【表】
【表】
(2) 加圧装置
本発明の好ましい実施例によれば、加圧装置
14はWISA300型の電気エヤポンプであり、
ソレノイドとダイヤフラムを具備した圧力発生
装置で動作電源は交流110V60Hzかつ消費電力
は約5Wである。本加圧装置14はカフ帯の圧
力を最高約500mmHgにすることができる。手術
個所に確実に血液を流出させないためにはカフ
帯の圧力を約400mmHg以下の圧力でよいから、
本加圧装置は充分な作動力を有することになる
〔1979年ジエー・ボーン・ジヨイント・サージ
(J.Bone Joint Surg.)61B:124でエル・クレ
ネルマン(L.Klenerman)およびジー・エイ
チ・ハランス(G.H.Hulans)による「手足の
下部に対する止血用絞圧器の圧力」、1973年ハ
ンド(Hand)の5:119−123でアール・サン
ダース(R.Sanders)による「止血用絞圧器は
医療機器か武器か?」を参照〕。マイクロプロ
セツサを介し加圧装置14を作動する方法につ
いては、後の(5)項で説明する。 一方例えばクリツパード(Clippard)EW−
3の常閉3方ポペツト弁(図示せず)を加圧装
置14とカフ帯10との間のホース12に取り
付けて、ホース2内の空気圧による加圧装置の
ダイヤフラムの損傷を防止するように構成す
る。加圧装置14が駆動されると、ポペツト弁
が電子的に作動されて加圧装置14とカフ帯1
0とが連通され、圧縮空気がカフ帯10に導入
される。加圧装置が消勢されると、ポペツト弁
を介しホース12が閉塞され(換言すればカフ
帯10からの圧縮空気の流出が阻止され)加圧
装置の出口部が大気と連通される(すなわち加
圧装置をなすポンプのダイヤフラムにかかる背
圧が除去される)。 (3) 圧力逃し装置 本実施例の場合、圧力逃し装置16は例えば
クリツパード(Clippard)EVO−3−12型の
電子常開3方ポペツト弁であり、ポペツトの移
動距離が0.010インチ(約0.025cm)、圧力範囲
が0乃至105psi(0乃至7350g/cm2)、流量が
100psi(約700g/cm2)の時0.5cfm(約1350cm2/
分)、応答時間が100psi(約7000g/cm2)の時で
例えば1マイクロ秒である。又定格電圧は+
12Vの直流電圧で消費電力は約0.65Wである。
マイクロプロセツサにより圧力逃し装置16を
作動させる構成については後述の(5)項で説明す
る。 (4) 圧力検出装置 本実施例の場合、圧力検出装置18は例えば
第6図に符号88で示すナシヨナル・セミコン
ダクタ(National Semiconductor)
LX1702GNの電子圧力変換器である(上記の
第6図とは添付図面の第6A図と第6B図を第
6C図の状態に組合わせたものをいう)。カフ
帯10は穴56(第2図参照)に挿入されるホ
ース20を介し圧力変換器88の入口部に連通
されている。前記圧力変換器88は0乃至760
mmHgの圧力に相応する電圧2.5V乃至12.5Vの
範囲内の出力電圧を出力する。演算増幅器9
0,92,94は例えばナシヨナル・セミコン
ダクタ(National Semiconductor)LM324A
であり、これら増幅器を介し圧力変換器88か
らの出力電圧が調整されて0乃至5Vの範囲に
収められ第5図のA/Dコンバータ84へ送ら
れる。 上記の第5図とは添付図面の第5A図乃至第
5D図を第5E図の状態で組み合せたものをい
い、マイクロプロセツサおよびデイジタル回路
を構成する。 本器が約5分間正常モードで作動した後、圧
力変換器88でなる圧力検出装置18の出力電
圧を校正することが好適である。例えばカフ帯
10からホース12,20を外しカフ帯10の
圧力が0mmHgの場合、可変抵抗器R5(第6
図参照)を調整して、演算増幅器92の出力電
圧を0.000Vを基準にして0.010Vの範囲内に収
める。次にT形アダプタを用いて圧力変換器8
8を外部圧力供給源および誤差が1%以下の圧
力計に接続してカフ帯の圧力を300mmHgにまで
上昇し、又可変抵抗器R6を調整し演算増幅器
92の出力を1.850Vを基準にして0.010Vの範
囲内に収める。 (5) マイクロプロセツサおよびデイジタル回路 カフ帯の圧力調整、表示装置の駆動等を行な
うマイクロプロセツサ78は例えばインテル
(Intel)8085Aのマイクロプロセツサ78でな
る(第5図参照)。2K×8ビツトを電子的にプ
ログラム可能な2つのIC化されたTMS2516の
読取専用記憶装置(以下単にEPROMという)
82A,82Bにはマイクロプロセツサ78に
より止血用絞圧器を制御するための動作シーケ
ンスを決める論理プログラムが記憶されてい
る。又2つの例えばIC化されたインテル
(Intel)8155の等速呼出記憶装置(以下単に
RAMという)80A,80Bが8ビツトから
成るバイトを256個有するスクラツチパツドメ
モリであり内部に非持久性データを記憶する。
EPROM82A,82Bは夫々記憶するアドレ
ス0000乃至07FF(16進数)および0800乃至
0FFFを持つよう構成されている。一方ROM
80A,80Bは夫々記憶するアドレス2700乃
至27FFおよび2800乃至28FFを有するよう構成
されている。 ラインAD0乃至AD7を介し、マイクロプ
ロセツサ78、RAM80A,80B、
EPROM82A,82B、表示装置のインター
フエース回路96(後述するように表示装置3
8,40に表示される圧力情報および経過時間
情報の表示態様を制御する)およびタイマ86
(経過時間を測定する)間において8ビツト形
式のデータが移動される。 マイクロプロセツサ78に対するデータの出
入を簡略化するため、表示装置のインターフエ
ース回路96およびタイマ86自体は周知の
「記憶装置」と異なるがアドレス3000乃至
3FFFを記憶するものとする。 マイクロプロセツサ78により与えられる情
報をアドレスラインA11乃至A15にアドレ
ス指定する(記憶場所を指定する)ことによ
り、EPROM82A,82B、RAM80A,
80B、表示装置用のインターフエース96又
はタイマ86の一により表わされるアドレスの
範囲内に1つのアドレスを明示できる。例えば
インテル(Intel)8205のIC化されたチツプ選
択回路100にはアドレスラインA11乃至A
15が接続されている。またチツプ選択回路1
00はアドレスラインA11乃至A15上の情
報をデコードすることによりRAM80A,8
0B、EPROM82A,82B、表示装置用の
インターフエース回路96又はタイマ86のい
ずれがマイクロプロセツサ78によりアドレス
指定されているかを識別できる。チツプ選択回
路100の出力ラインCS0乃至CS7を用い
て、EPROM82A,EPROM82B、RAM
80A、RAM80B、表示装置用のインター
フエース回路96又はタイマ86の内の一が
「割込み解禁」状態にされる。 例えばナシヨナル・セミコンダクタ
(National Semiconductor)74LS139の1:4
のデコーダ102は更にタイミング指令を発生
しEPROM82A又は82Bの一方をアドレス
指定する。デイマルチプレクサ98(例えばイ
ンテル(Intel)8212のIC化された8ビツトラ
ツチ回路)により、ラインAD0乃至AD7上
のデータが多重分離されEPROM82A又は
EPROM82Bの一方へ与えられる。 圧力変換器88の基準化された0乃至5Vの
出力電圧はA/Dコンバータ84のIN0入力
端子に与えられる。後述するように、マイクロ
プロセツサ78のプログラミング動作により好
適な信号がA/Dコンバータ84の
「START」および「ALE」端子に与えられ
て、圧力変換器の出力信号がアナログ値からデ
イジタル値へと変換される。A/Dコンバータ
84からの8ビツトデイジタル値はRAM80
Aの一群の入力端子Aへ与えられ記憶される。 操作パネル上のスイツチ46,48,50,
52,60からの信号はコネクタJ5,J6
(第6図および第7図参照)を介しRAM80
Aの一群の入力端子Bへ送られ記憶される。
RAM80Aの入力端子群Bの入力する信号お
よびその端子番号は以下の通りである。 入力端子番号 入力信号 PB0 スイツチ50による経過時間信号
又は設定時間信号 PB1 スイツチ52による PB2 増/減時間(2ビツト)信号 PB3 スイツチ46による検出圧力信号
又はセツト圧力信号 PB4 スイツチ48による PB5 増/減圧力(2ビツト)信号 PB6 使用せず PB7 スイツチ60による加圧開始信号 RAM80Aの端子PC0を介し電源回路から
「停電」を表わすTTL論理信号がマイクロプロセ
ツサ78へ送られる。 一方RAM80Bには各警報装置、加圧装置1
4および圧力逃し装置16を作動させる情報が記
憶されている。RAM80Bの一群の出力端子A
の端子番号およびその出力信号の内容は以下の通
りである。 出力端子番号 出力信号 PA0 可聴音による警報装置を作動させ
る信号 PA1 時間警報装置を作動させる信号 PA2 圧力が所定値より大きいか小さい
かを警報する圧力警報装置を作動
させる信号 PA3 使用せず PA4 加圧装置14を作動させる信号 PA5 圧力逃し装置16を作動させる信
号 PA6 タイマを開始させる信号 PA7 使用せず 又RAM80Bの一群の出力端子Bの端子番号
およびその出力信号は以下の通りである。 出力端子番号 出力信号 PBB0 正常モード状態を示す信号 PBB1 テストモード状態を示す信号 PBB2−PBB7 使用せず 表示装置のインターフエース回路96は例えば
インテル(Intel)8279のIC化された表示/キー
ボードインターフエース制御回路であり、表示装
置38,40に表示される情報の形式化を行な
う。マイクロプロセツサ78のラインA11乃至
A15にそのアドレスが現われチツプ選択回路1
00によりインターフエース96が割込み解禁状
態にされると、マイクロプロセツサ78を介し表
示すべき圧力および時間に関する情報がBCD形
式の信号に変換されてインターフエース回路96
へ送られる。「圧力」を表わすBCDの桁信号はイ
ンターフエース回路96の端子OA0乃至OA3
およびコネクタJ5,J6を介しデコーダ/ドラ
イバ回路104(第6図参照)へ送られる。デコ
ーダ/ドライバ回路104は例えばナシヨナル・
セミコンダクタ(National Semiconductor)
DS8858のICチツプでなり、BCD信号の復号した
7セグメント情報を表示装置38へ送る。同様に
「時間」を表わすBCD信号の各桁を表わす信号が
インターフエース回路96の端子OB0乃至OB
3を通り別のデコーダ/ドライバ回路105を介
して表示装置40へ送られる。インターフエース
回路96はラインS0乃至S2上に1つの好適な
3ビツト信号を発生し、圧力、時間表示装置3
8,40の6個の各表示桁信号のいずれを送るか
を決める。ラインS0乃至S2上の信号はバツフ
ア回路106(第6図参照)へ送られ表示装置か
らの電流を受容する。バツフア回路106は例え
ばナシヨナル・セミコンダクタ(National
Semiconductor)DS8863の16反転回路である。 上述したように、時間表示装置および圧力表示
装置は時間あるいは圧力警報装置が作動される時
点滅される。第6図に示すように、例えばナシヨ
ナル・セミコンダクタ(National
Semiconductor)74LS32から成るゲート回路1
08は、夫々RAM80Bの端子PA1およびPA
2に現われる時間警報装置および圧力警報装置を
作動させる信号を3ヘルツのクロツク信号により
選択的に通過させてデコーダ/ドライバ回路10
4,105のブランキング端子へ送り、所定の警
報装置が作動される時これと協働する表示装置を
点滅させるように構成されている。 RAM80Bの夫々端子PBB0又はPBB1に現
われる正常モード信号又はテスト信号は、第6図
に示すようにコネクタJ5,J6およびインタフ
エース回路を駆動するインターフエースドライバ
回路110を経て夫々表示ランプ44,36へ送
られる。インタフエースドライバ回路110は例
えばナシヨナル・セミコンダクタ(National
Semiconductor)75451の周辺ドライバ回路であ
る。 RAM80Bの端子PA0に現われる可聴音に
よる警報装置を作動させる信号はコネクタJ5,
J6およびインタフエースドライバ回路110と
同様な別のインタフエースドライバ回路112を
経て可聴音警報装置70へ送られる。可聴音警報
装置70は例えばソナラート(SONALERT)
単一トーン音警報装置である。スイツチ42はマ
イクロプロセツサ78の「割込」ラインの一に直
結されている。スイツチ42を押すと、割込機能
が生じマイクロプロセツサ78は後述の如く制御
プログラムへ移り可聴音警報装置70を一時的に
消勢する。 RAM80Bの端子PA4およびPA5に現われ
る加圧装置14および圧力逃し装置16の各作動
信号はコネクタJ5,J6を介し第3のインター
フエースドライバ回路114へ送られる(第6図
参照)。端子PA4上の作動信号により半導体から
成るリレー回路115が付勢され、この時リレレ
ー回路115を介し交流110Vの駆動電圧が加圧
装置14へ印加される。 6.144MHzの水晶発振器116(第5図参照)
がマイクロプロセツサ78のマスタクロツク装置
として使用され、マイクロプロセツサ78はクロ
ツク周波数を半分の3.072MHzの信号にしてマイ
クロプロセツサ78の「CLK」出力端子に与え、
又同時にこのCLK信号はRAM80BのCLK端子
に送られる。RAM80Bに取り付けられたタイ
マにより、CLK信号周波数が1/5に除算されて
614.4KHzの信号が作られ、この信号はA/Dコ
ンバータ84およびタイマ86へ送られる(本実
施例に使用されるIC化されたタイマは2MHz以下
の周波数信号のみを処理できるので、このCLK
周波数は分割されうる)。タイマ86は600Hzの出
力信号を発生しRAM80Aへ送る。RAM80
Aに設けられたタイマにより、600Hz信号が3Hz
信号に変換され、この3Hz信号は上述したように
時間警報装置又は圧力警報装置が作動される時表
示装置38又は40を点滅させるために使用され
る。 次にマイクロプロセツサによる本絞圧器の動作
シーケンスを制御するソフトウエアについて詳述
する。 第7A図乃至第7G図はマイクロプロセツサ7
8による動作シーケンスを示すフローチヤートで
ある。説明の簡単化を図るため、上述したハード
ウエアを作動させるための制御信号については詳
しい説明を省くものとする。しかしながら、例え
ばテスト用のランプ36を点灯させるにはマイク
ロプロセツサ78により好適な指令を発生させて
RAM80Bの端子PBB1上に信号を作り、イン
ターフエースドライバ回路110を経て表示ラン
プ36へ送る必要があることは当業者には理解さ
れよう。 第7A図に主制御プログラムのフローチヤート
が示されている。データ転送用のRAM80A,
80B、インターフエース回路96およびタイマ
86を初期設定した後、制御はテストサブルーチ
ンへ移される(第7B図参照)。 テストサブルーチンでは好適な指令を発生して
自己テスト用のランプ36を点灯させ、圧力、時
間表示装置36,40を点滅させ可聴音警報装置
70を作動させ、スイツチ42を押すことにより
テストシーケンスが終了する。この時可聴音警報
装置70が消勢され、各圧力、時間表示装置3
8,40に夫々「000」が表示されて制御は主制
御プログラムへ戻る。 次に主制御プログラムにより制御が第7B図の
正常サブルーチンへ移される。正常サブルーチン
は、スイツチ60を押しカフ帯10の圧力が上昇
するまで、夫々第7C図および第7D図に示す圧
力設定サブルーチンおよび時間設定サブルーチン
を繰り返し呼び出し、これが終了すると制御は再
び主制御プログラムへ戻される。 スイツチ46を押して「設定」位置にされない
限り圧力設定サブルーチンは単に制御を正常サブ
ルーチンへ戻すのみである。スイツチ46を押す
と、カフ帯10の圧力が表示装置38に表示され
る。圧力警報装置の作動信号ALPが消勢される
と、所定圧力より高すぎるか又は低すぎるかの警
報を出す警報装置は作動されずかつカフ帯の圧力
が選択される。次に圧力を増減するためのスイツ
チ48の状態が点検される。スイツチ48が中立
位置にある場合にはプログラムは圧力設定サブル
ーチンの始めまで戻される。スイツチ48がその
他の位置にある場合は、所望の圧力の記憶値がス
イツチ48の位置に従つて0乃至400mmHgの範囲
内で増減される。400mmHg以上の圧力が選定され
ると、可聴音警報装置70の警報が発せられ、選
択可能な最大圧力400mmHgが圧力表示装置38に
点滅表示される。ソフトウエアタイマを用いて、
スイツチ46,48を押す最初の2.5秒間圧力設
定サブルーチンの開始位置へ制御を戻す時間が
0.5秒だけ遅らせられる。その後の制御は30ミリ
秒毎に圧力設定サブルーチンの開始位置へ戻され
る。従つて所望の圧力値は最初の2.5秒間は比較
的ゆつくり(0.5秒間隔で)変化するがその後比
較的迅速に変化して、所望の圧力に増減するよう
に「スロー」モード又は「フアースト」モードに
される。 一方時間設定サブルーチンによつて、スイツチ
50,52が点検され所望の時間が表示装置40
に表示される点を除き圧力設定サブルーチンと全
く同一に働く。カフ帯の圧力の経過時間は0乃至
180分の範囲内で選定されうる。 スイツチ46,50の一方が離されると、圧力
設定サブルーチン又は時間設定サブルーチンは制
御を正常にサブルーチンへ戻し、上述したように
正常サブルーチンはスイツチ60を押してカフ帯
10の圧力を上昇させるまで圧力設定サブルーチ
ンおよび時間設定サブルーチンを繰り返し呼び出
す。スイツチ60を押すと、正常サブルーチンは
制御を主制御プログラムへ戻し、主プログラムは
内部の変数を初期設定し経過時間用のカウンタを
零にリセツトする。 次に主制御プログラムにより圧力更新サブルー
チン(第7E図参照)が呼び出され、経過時間を
示すカウンタの表示値が偶数でなければ圧力変換
器88の出力をサンプリングして制御を主プログ
ラムへ戻す。これにより、圧力表示装置38に表
示される圧力が確実に2秒以内の時間間隔で変化
されるので、操作者は比較的安定に読み取ること
ができる。一方、圧力更新サブルーチンが導入さ
れる毎に圧力変換器88により検出される圧力は
依然サンプリングされる。圧力表示装置38に表
示される値は表示装置の最小2秒で変化する時間
期間中圧力変換器88からの2読取値の平均値で
ある。一度新しく検出された値が表示されると、
制御は主制御プログラムへ戻される。 次に主制御プログラムにより、更新圧力サブル
ーチンで圧力変換器88から得られたカフ帯の実
際の圧力とカフ帯の選択された所望の圧力とが比
較される。カフ帯の実際の圧力が所望の圧力より
小さい時には、制御はカフ帯圧力上昇サブルーチ
ン(第7F図参照)へ移り、加圧帯14が約2秒
間作動される(本実施例の場合加圧帯によりカフ
帯10の圧力が2秒間で約9mmHgだけ上昇され
る)。次に制御は再び主制御プログラムへ移され
そこから時間更新サブルーチン(第7E図参照)
へ移され、タイマ96からの経過時間が単に読み
取られ時間表示装置40に表示される。次に時間
更新サブルーチンは制御を主制御プログラムへ戻
し、カフ帯10が所望の圧力まで上昇されるまで
反復される。 一方カフ帯の実際の圧力が所望の圧力より大き
い場合、制御は停電点検サブルーチン(第7F図
参照)へ移り、停電信号が電源回路から発生され
ると可聴音警報装置70が作動される(スイツチ
42を押すとハードウエア割込機能が発生され、
マイクロプロセツサは制御を警報リセツトサブル
ーチン(第7E図参照)へ移し、その時の時間が
変数ADAとして記憶される。停電点検サブルー
チンにより可聴音警報装置70が作動され警報音
が発せられる前に、この時の時間が変数ADAと
して記憶された値と比較される。比較差が30秒以
上の場合可聴音警報装置が作動される警報音が発
せられ、一方比較差が30秒以上でない場合には可
聴音警報装置を作動させる作動信号AUDが消勢
される。従つてスイツチ42を介して可聴音警報
装置が最高30秒間一時的に消勢される)。 次に主制御プログラムは時間設定サブルーチン
および圧力設定サブルーチンを呼び出し、医学的
処置を行なうためカフ帯の圧力および経過時間を
新しい値に変更したい場合操作者は新しい所望値
を選定しうる。時間更新サブルーチンにより時間
表示装置40に表示される経過時間が更新され
る。次に時間点検サブルーチン(第7F図参照)
が呼び出されカフ帯10の圧力が所望の時間又は
それ以上の時間上昇されたか否かを判別され、所
望の時間以上の間上昇された場合には可聴音警報
装置70を作動して警報音を発し時間警報信号
ALHを付勢して時間表示装置40の時間を点滅
させる。再び変数ADAがその時の時間と比較さ
れ可聴音警報装置70が一時的に消勢されたか否
かを判別される。 次に圧力更新サブルーチンが呼び出され、圧力
点検サブルーチン(第7G図参照)によりカフ帯
10の実際の圧力値が更新される。カフ帯の実際
の圧力が所望の圧力より6mmHg以上高い場合に
は、圧力点検サブルーチンは過大の圧力サブルー
チン(第7G図参照)を呼び出し(可聴音警報装
置70がスイツチ42により一時的に消勢されて
いなければ)、カフ帯の実際の圧力が所望の圧力
より15mmHg以上大きい場合可聴音警報装置70
を作動して警報音を発し圧力表示装置38の圧力
値を点滅させる。過大の圧力サブルーチンは又カ
フ帯の圧力を減少させるカフ圧減少サブルーチン
(第7G図参照)を呼び出して、圧力逃し装置1
6を作動させカフ帯の圧力を約3mmだけ減小させ
る。 一方カフ帯の実際の圧力がサブルーチンの所望
の圧力より6mmHg以上低い場合、圧力点検サブ
ルーチンは過小圧力サブルーチン(第7G図参
照)を呼び出し、差が15mmHgより大きいか否か
を判別する。15mmHgより大きい場合は(可聴音
警報装置70がスイツチ42により一時的に消勢
されていなければ)可聴音警報装置70が作動さ
れ警報音が発せられる。過小圧力サブルーチンは
又カフ帯圧力上昇サブルーチンを呼び出し、圧力
装置14を2秒間作動させてカフ帯の圧力を僅か
に上昇させる。 主制御プログラムはカフ帯の実際の圧力と所望
値とを比較しそれに従つて上述したような処置を
繰り返し行なう。
14はWISA300型の電気エヤポンプであり、
ソレノイドとダイヤフラムを具備した圧力発生
装置で動作電源は交流110V60Hzかつ消費電力
は約5Wである。本加圧装置14はカフ帯の圧
力を最高約500mmHgにすることができる。手術
個所に確実に血液を流出させないためにはカフ
帯の圧力を約400mmHg以下の圧力でよいから、
本加圧装置は充分な作動力を有することになる
〔1979年ジエー・ボーン・ジヨイント・サージ
(J.Bone Joint Surg.)61B:124でエル・クレ
ネルマン(L.Klenerman)およびジー・エイ
チ・ハランス(G.H.Hulans)による「手足の
下部に対する止血用絞圧器の圧力」、1973年ハ
ンド(Hand)の5:119−123でアール・サン
ダース(R.Sanders)による「止血用絞圧器は
医療機器か武器か?」を参照〕。マイクロプロ
セツサを介し加圧装置14を作動する方法につ
いては、後の(5)項で説明する。 一方例えばクリツパード(Clippard)EW−
3の常閉3方ポペツト弁(図示せず)を加圧装
置14とカフ帯10との間のホース12に取り
付けて、ホース2内の空気圧による加圧装置の
ダイヤフラムの損傷を防止するように構成す
る。加圧装置14が駆動されると、ポペツト弁
が電子的に作動されて加圧装置14とカフ帯1
0とが連通され、圧縮空気がカフ帯10に導入
される。加圧装置が消勢されると、ポペツト弁
を介しホース12が閉塞され(換言すればカフ
帯10からの圧縮空気の流出が阻止され)加圧
装置の出口部が大気と連通される(すなわち加
圧装置をなすポンプのダイヤフラムにかかる背
圧が除去される)。 (3) 圧力逃し装置 本実施例の場合、圧力逃し装置16は例えば
クリツパード(Clippard)EVO−3−12型の
電子常開3方ポペツト弁であり、ポペツトの移
動距離が0.010インチ(約0.025cm)、圧力範囲
が0乃至105psi(0乃至7350g/cm2)、流量が
100psi(約700g/cm2)の時0.5cfm(約1350cm2/
分)、応答時間が100psi(約7000g/cm2)の時で
例えば1マイクロ秒である。又定格電圧は+
12Vの直流電圧で消費電力は約0.65Wである。
マイクロプロセツサにより圧力逃し装置16を
作動させる構成については後述の(5)項で説明す
る。 (4) 圧力検出装置 本実施例の場合、圧力検出装置18は例えば
第6図に符号88で示すナシヨナル・セミコン
ダクタ(National Semiconductor)
LX1702GNの電子圧力変換器である(上記の
第6図とは添付図面の第6A図と第6B図を第
6C図の状態に組合わせたものをいう)。カフ
帯10は穴56(第2図参照)に挿入されるホ
ース20を介し圧力変換器88の入口部に連通
されている。前記圧力変換器88は0乃至760
mmHgの圧力に相応する電圧2.5V乃至12.5Vの
範囲内の出力電圧を出力する。演算増幅器9
0,92,94は例えばナシヨナル・セミコン
ダクタ(National Semiconductor)LM324A
であり、これら増幅器を介し圧力変換器88か
らの出力電圧が調整されて0乃至5Vの範囲に
収められ第5図のA/Dコンバータ84へ送ら
れる。 上記の第5図とは添付図面の第5A図乃至第
5D図を第5E図の状態で組み合せたものをい
い、マイクロプロセツサおよびデイジタル回路
を構成する。 本器が約5分間正常モードで作動した後、圧
力変換器88でなる圧力検出装置18の出力電
圧を校正することが好適である。例えばカフ帯
10からホース12,20を外しカフ帯10の
圧力が0mmHgの場合、可変抵抗器R5(第6
図参照)を調整して、演算増幅器92の出力電
圧を0.000Vを基準にして0.010Vの範囲内に収
める。次にT形アダプタを用いて圧力変換器8
8を外部圧力供給源および誤差が1%以下の圧
力計に接続してカフ帯の圧力を300mmHgにまで
上昇し、又可変抵抗器R6を調整し演算増幅器
92の出力を1.850Vを基準にして0.010Vの範
囲内に収める。 (5) マイクロプロセツサおよびデイジタル回路 カフ帯の圧力調整、表示装置の駆動等を行な
うマイクロプロセツサ78は例えばインテル
(Intel)8085Aのマイクロプロセツサ78でな
る(第5図参照)。2K×8ビツトを電子的にプ
ログラム可能な2つのIC化されたTMS2516の
読取専用記憶装置(以下単にEPROMという)
82A,82Bにはマイクロプロセツサ78に
より止血用絞圧器を制御するための動作シーケ
ンスを決める論理プログラムが記憶されてい
る。又2つの例えばIC化されたインテル
(Intel)8155の等速呼出記憶装置(以下単に
RAMという)80A,80Bが8ビツトから
成るバイトを256個有するスクラツチパツドメ
モリであり内部に非持久性データを記憶する。
EPROM82A,82Bは夫々記憶するアドレ
ス0000乃至07FF(16進数)および0800乃至
0FFFを持つよう構成されている。一方ROM
80A,80Bは夫々記憶するアドレス2700乃
至27FFおよび2800乃至28FFを有するよう構成
されている。 ラインAD0乃至AD7を介し、マイクロプ
ロセツサ78、RAM80A,80B、
EPROM82A,82B、表示装置のインター
フエース回路96(後述するように表示装置3
8,40に表示される圧力情報および経過時間
情報の表示態様を制御する)およびタイマ86
(経過時間を測定する)間において8ビツト形
式のデータが移動される。 マイクロプロセツサ78に対するデータの出
入を簡略化するため、表示装置のインターフエ
ース回路96およびタイマ86自体は周知の
「記憶装置」と異なるがアドレス3000乃至
3FFFを記憶するものとする。 マイクロプロセツサ78により与えられる情
報をアドレスラインA11乃至A15にアドレ
ス指定する(記憶場所を指定する)ことによ
り、EPROM82A,82B、RAM80A,
80B、表示装置用のインターフエース96又
はタイマ86の一により表わされるアドレスの
範囲内に1つのアドレスを明示できる。例えば
インテル(Intel)8205のIC化されたチツプ選
択回路100にはアドレスラインA11乃至A
15が接続されている。またチツプ選択回路1
00はアドレスラインA11乃至A15上の情
報をデコードすることによりRAM80A,8
0B、EPROM82A,82B、表示装置用の
インターフエース回路96又はタイマ86のい
ずれがマイクロプロセツサ78によりアドレス
指定されているかを識別できる。チツプ選択回
路100の出力ラインCS0乃至CS7を用い
て、EPROM82A,EPROM82B、RAM
80A、RAM80B、表示装置用のインター
フエース回路96又はタイマ86の内の一が
「割込み解禁」状態にされる。 例えばナシヨナル・セミコンダクタ
(National Semiconductor)74LS139の1:4
のデコーダ102は更にタイミング指令を発生
しEPROM82A又は82Bの一方をアドレス
指定する。デイマルチプレクサ98(例えばイ
ンテル(Intel)8212のIC化された8ビツトラ
ツチ回路)により、ラインAD0乃至AD7上
のデータが多重分離されEPROM82A又は
EPROM82Bの一方へ与えられる。 圧力変換器88の基準化された0乃至5Vの
出力電圧はA/Dコンバータ84のIN0入力
端子に与えられる。後述するように、マイクロ
プロセツサ78のプログラミング動作により好
適な信号がA/Dコンバータ84の
「START」および「ALE」端子に与えられ
て、圧力変換器の出力信号がアナログ値からデ
イジタル値へと変換される。A/Dコンバータ
84からの8ビツトデイジタル値はRAM80
Aの一群の入力端子Aへ与えられ記憶される。 操作パネル上のスイツチ46,48,50,
52,60からの信号はコネクタJ5,J6
(第6図および第7図参照)を介しRAM80
Aの一群の入力端子Bへ送られ記憶される。
RAM80Aの入力端子群Bの入力する信号お
よびその端子番号は以下の通りである。 入力端子番号 入力信号 PB0 スイツチ50による経過時間信号
又は設定時間信号 PB1 スイツチ52による PB2 増/減時間(2ビツト)信号 PB3 スイツチ46による検出圧力信号
又はセツト圧力信号 PB4 スイツチ48による PB5 増/減圧力(2ビツト)信号 PB6 使用せず PB7 スイツチ60による加圧開始信号 RAM80Aの端子PC0を介し電源回路から
「停電」を表わすTTL論理信号がマイクロプロセ
ツサ78へ送られる。 一方RAM80Bには各警報装置、加圧装置1
4および圧力逃し装置16を作動させる情報が記
憶されている。RAM80Bの一群の出力端子A
の端子番号およびその出力信号の内容は以下の通
りである。 出力端子番号 出力信号 PA0 可聴音による警報装置を作動させ
る信号 PA1 時間警報装置を作動させる信号 PA2 圧力が所定値より大きいか小さい
かを警報する圧力警報装置を作動
させる信号 PA3 使用せず PA4 加圧装置14を作動させる信号 PA5 圧力逃し装置16を作動させる信
号 PA6 タイマを開始させる信号 PA7 使用せず 又RAM80Bの一群の出力端子Bの端子番号
およびその出力信号は以下の通りである。 出力端子番号 出力信号 PBB0 正常モード状態を示す信号 PBB1 テストモード状態を示す信号 PBB2−PBB7 使用せず 表示装置のインターフエース回路96は例えば
インテル(Intel)8279のIC化された表示/キー
ボードインターフエース制御回路であり、表示装
置38,40に表示される情報の形式化を行な
う。マイクロプロセツサ78のラインA11乃至
A15にそのアドレスが現われチツプ選択回路1
00によりインターフエース96が割込み解禁状
態にされると、マイクロプロセツサ78を介し表
示すべき圧力および時間に関する情報がBCD形
式の信号に変換されてインターフエース回路96
へ送られる。「圧力」を表わすBCDの桁信号はイ
ンターフエース回路96の端子OA0乃至OA3
およびコネクタJ5,J6を介しデコーダ/ドラ
イバ回路104(第6図参照)へ送られる。デコ
ーダ/ドライバ回路104は例えばナシヨナル・
セミコンダクタ(National Semiconductor)
DS8858のICチツプでなり、BCD信号の復号した
7セグメント情報を表示装置38へ送る。同様に
「時間」を表わすBCD信号の各桁を表わす信号が
インターフエース回路96の端子OB0乃至OB
3を通り別のデコーダ/ドライバ回路105を介
して表示装置40へ送られる。インターフエース
回路96はラインS0乃至S2上に1つの好適な
3ビツト信号を発生し、圧力、時間表示装置3
8,40の6個の各表示桁信号のいずれを送るか
を決める。ラインS0乃至S2上の信号はバツフ
ア回路106(第6図参照)へ送られ表示装置か
らの電流を受容する。バツフア回路106は例え
ばナシヨナル・セミコンダクタ(National
Semiconductor)DS8863の16反転回路である。 上述したように、時間表示装置および圧力表示
装置は時間あるいは圧力警報装置が作動される時
点滅される。第6図に示すように、例えばナシヨ
ナル・セミコンダクタ(National
Semiconductor)74LS32から成るゲート回路1
08は、夫々RAM80Bの端子PA1およびPA
2に現われる時間警報装置および圧力警報装置を
作動させる信号を3ヘルツのクロツク信号により
選択的に通過させてデコーダ/ドライバ回路10
4,105のブランキング端子へ送り、所定の警
報装置が作動される時これと協働する表示装置を
点滅させるように構成されている。 RAM80Bの夫々端子PBB0又はPBB1に現
われる正常モード信号又はテスト信号は、第6図
に示すようにコネクタJ5,J6およびインタフ
エース回路を駆動するインターフエースドライバ
回路110を経て夫々表示ランプ44,36へ送
られる。インタフエースドライバ回路110は例
えばナシヨナル・セミコンダクタ(National
Semiconductor)75451の周辺ドライバ回路であ
る。 RAM80Bの端子PA0に現われる可聴音に
よる警報装置を作動させる信号はコネクタJ5,
J6およびインタフエースドライバ回路110と
同様な別のインタフエースドライバ回路112を
経て可聴音警報装置70へ送られる。可聴音警報
装置70は例えばソナラート(SONALERT)
単一トーン音警報装置である。スイツチ42はマ
イクロプロセツサ78の「割込」ラインの一に直
結されている。スイツチ42を押すと、割込機能
が生じマイクロプロセツサ78は後述の如く制御
プログラムへ移り可聴音警報装置70を一時的に
消勢する。 RAM80Bの端子PA4およびPA5に現われ
る加圧装置14および圧力逃し装置16の各作動
信号はコネクタJ5,J6を介し第3のインター
フエースドライバ回路114へ送られる(第6図
参照)。端子PA4上の作動信号により半導体から
成るリレー回路115が付勢され、この時リレレ
ー回路115を介し交流110Vの駆動電圧が加圧
装置14へ印加される。 6.144MHzの水晶発振器116(第5図参照)
がマイクロプロセツサ78のマスタクロツク装置
として使用され、マイクロプロセツサ78はクロ
ツク周波数を半分の3.072MHzの信号にしてマイ
クロプロセツサ78の「CLK」出力端子に与え、
又同時にこのCLK信号はRAM80BのCLK端子
に送られる。RAM80Bに取り付けられたタイ
マにより、CLK信号周波数が1/5に除算されて
614.4KHzの信号が作られ、この信号はA/Dコ
ンバータ84およびタイマ86へ送られる(本実
施例に使用されるIC化されたタイマは2MHz以下
の周波数信号のみを処理できるので、このCLK
周波数は分割されうる)。タイマ86は600Hzの出
力信号を発生しRAM80Aへ送る。RAM80
Aに設けられたタイマにより、600Hz信号が3Hz
信号に変換され、この3Hz信号は上述したように
時間警報装置又は圧力警報装置が作動される時表
示装置38又は40を点滅させるために使用され
る。 次にマイクロプロセツサによる本絞圧器の動作
シーケンスを制御するソフトウエアについて詳述
する。 第7A図乃至第7G図はマイクロプロセツサ7
8による動作シーケンスを示すフローチヤートで
ある。説明の簡単化を図るため、上述したハード
ウエアを作動させるための制御信号については詳
しい説明を省くものとする。しかしながら、例え
ばテスト用のランプ36を点灯させるにはマイク
ロプロセツサ78により好適な指令を発生させて
RAM80Bの端子PBB1上に信号を作り、イン
ターフエースドライバ回路110を経て表示ラン
プ36へ送る必要があることは当業者には理解さ
れよう。 第7A図に主制御プログラムのフローチヤート
が示されている。データ転送用のRAM80A,
80B、インターフエース回路96およびタイマ
86を初期設定した後、制御はテストサブルーチ
ンへ移される(第7B図参照)。 テストサブルーチンでは好適な指令を発生して
自己テスト用のランプ36を点灯させ、圧力、時
間表示装置36,40を点滅させ可聴音警報装置
70を作動させ、スイツチ42を押すことにより
テストシーケンスが終了する。この時可聴音警報
装置70が消勢され、各圧力、時間表示装置3
8,40に夫々「000」が表示されて制御は主制
御プログラムへ戻る。 次に主制御プログラムにより制御が第7B図の
正常サブルーチンへ移される。正常サブルーチン
は、スイツチ60を押しカフ帯10の圧力が上昇
するまで、夫々第7C図および第7D図に示す圧
力設定サブルーチンおよび時間設定サブルーチン
を繰り返し呼び出し、これが終了すると制御は再
び主制御プログラムへ戻される。 スイツチ46を押して「設定」位置にされない
限り圧力設定サブルーチンは単に制御を正常サブ
ルーチンへ戻すのみである。スイツチ46を押す
と、カフ帯10の圧力が表示装置38に表示され
る。圧力警報装置の作動信号ALPが消勢される
と、所定圧力より高すぎるか又は低すぎるかの警
報を出す警報装置は作動されずかつカフ帯の圧力
が選択される。次に圧力を増減するためのスイツ
チ48の状態が点検される。スイツチ48が中立
位置にある場合にはプログラムは圧力設定サブル
ーチンの始めまで戻される。スイツチ48がその
他の位置にある場合は、所望の圧力の記憶値がス
イツチ48の位置に従つて0乃至400mmHgの範囲
内で増減される。400mmHg以上の圧力が選定され
ると、可聴音警報装置70の警報が発せられ、選
択可能な最大圧力400mmHgが圧力表示装置38に
点滅表示される。ソフトウエアタイマを用いて、
スイツチ46,48を押す最初の2.5秒間圧力設
定サブルーチンの開始位置へ制御を戻す時間が
0.5秒だけ遅らせられる。その後の制御は30ミリ
秒毎に圧力設定サブルーチンの開始位置へ戻され
る。従つて所望の圧力値は最初の2.5秒間は比較
的ゆつくり(0.5秒間隔で)変化するがその後比
較的迅速に変化して、所望の圧力に増減するよう
に「スロー」モード又は「フアースト」モードに
される。 一方時間設定サブルーチンによつて、スイツチ
50,52が点検され所望の時間が表示装置40
に表示される点を除き圧力設定サブルーチンと全
く同一に働く。カフ帯の圧力の経過時間は0乃至
180分の範囲内で選定されうる。 スイツチ46,50の一方が離されると、圧力
設定サブルーチン又は時間設定サブルーチンは制
御を正常にサブルーチンへ戻し、上述したように
正常サブルーチンはスイツチ60を押してカフ帯
10の圧力を上昇させるまで圧力設定サブルーチ
ンおよび時間設定サブルーチンを繰り返し呼び出
す。スイツチ60を押すと、正常サブルーチンは
制御を主制御プログラムへ戻し、主プログラムは
内部の変数を初期設定し経過時間用のカウンタを
零にリセツトする。 次に主制御プログラムにより圧力更新サブルー
チン(第7E図参照)が呼び出され、経過時間を
示すカウンタの表示値が偶数でなければ圧力変換
器88の出力をサンプリングして制御を主プログ
ラムへ戻す。これにより、圧力表示装置38に表
示される圧力が確実に2秒以内の時間間隔で変化
されるので、操作者は比較的安定に読み取ること
ができる。一方、圧力更新サブルーチンが導入さ
れる毎に圧力変換器88により検出される圧力は
依然サンプリングされる。圧力表示装置38に表
示される値は表示装置の最小2秒で変化する時間
期間中圧力変換器88からの2読取値の平均値で
ある。一度新しく検出された値が表示されると、
制御は主制御プログラムへ戻される。 次に主制御プログラムにより、更新圧力サブル
ーチンで圧力変換器88から得られたカフ帯の実
際の圧力とカフ帯の選択された所望の圧力とが比
較される。カフ帯の実際の圧力が所望の圧力より
小さい時には、制御はカフ帯圧力上昇サブルーチ
ン(第7F図参照)へ移り、加圧帯14が約2秒
間作動される(本実施例の場合加圧帯によりカフ
帯10の圧力が2秒間で約9mmHgだけ上昇され
る)。次に制御は再び主制御プログラムへ移され
そこから時間更新サブルーチン(第7E図参照)
へ移され、タイマ96からの経過時間が単に読み
取られ時間表示装置40に表示される。次に時間
更新サブルーチンは制御を主制御プログラムへ戻
し、カフ帯10が所望の圧力まで上昇されるまで
反復される。 一方カフ帯の実際の圧力が所望の圧力より大き
い場合、制御は停電点検サブルーチン(第7F図
参照)へ移り、停電信号が電源回路から発生され
ると可聴音警報装置70が作動される(スイツチ
42を押すとハードウエア割込機能が発生され、
マイクロプロセツサは制御を警報リセツトサブル
ーチン(第7E図参照)へ移し、その時の時間が
変数ADAとして記憶される。停電点検サブルー
チンにより可聴音警報装置70が作動され警報音
が発せられる前に、この時の時間が変数ADAと
して記憶された値と比較される。比較差が30秒以
上の場合可聴音警報装置が作動される警報音が発
せられ、一方比較差が30秒以上でない場合には可
聴音警報装置を作動させる作動信号AUDが消勢
される。従つてスイツチ42を介して可聴音警報
装置が最高30秒間一時的に消勢される)。 次に主制御プログラムは時間設定サブルーチン
および圧力設定サブルーチンを呼び出し、医学的
処置を行なうためカフ帯の圧力および経過時間を
新しい値に変更したい場合操作者は新しい所望値
を選定しうる。時間更新サブルーチンにより時間
表示装置40に表示される経過時間が更新され
る。次に時間点検サブルーチン(第7F図参照)
が呼び出されカフ帯10の圧力が所望の時間又は
それ以上の時間上昇されたか否かを判別され、所
望の時間以上の間上昇された場合には可聴音警報
装置70を作動して警報音を発し時間警報信号
ALHを付勢して時間表示装置40の時間を点滅
させる。再び変数ADAがその時の時間と比較さ
れ可聴音警報装置70が一時的に消勢されたか否
かを判別される。 次に圧力更新サブルーチンが呼び出され、圧力
点検サブルーチン(第7G図参照)によりカフ帯
10の実際の圧力値が更新される。カフ帯の実際
の圧力が所望の圧力より6mmHg以上高い場合に
は、圧力点検サブルーチンは過大の圧力サブルー
チン(第7G図参照)を呼び出し(可聴音警報装
置70がスイツチ42により一時的に消勢されて
いなければ)、カフ帯の実際の圧力が所望の圧力
より15mmHg以上大きい場合可聴音警報装置70
を作動して警報音を発し圧力表示装置38の圧力
値を点滅させる。過大の圧力サブルーチンは又カ
フ帯の圧力を減少させるカフ圧減少サブルーチン
(第7G図参照)を呼び出して、圧力逃し装置1
6を作動させカフ帯の圧力を約3mmだけ減小させ
る。 一方カフ帯の実際の圧力がサブルーチンの所望
の圧力より6mmHg以上低い場合、圧力点検サブ
ルーチンは過小圧力サブルーチン(第7G図参
照)を呼び出し、差が15mmHgより大きいか否か
を判別する。15mmHgより大きい場合は(可聴音
警報装置70がスイツチ42により一時的に消勢
されていなければ)可聴音警報装置70が作動さ
れ警報音が発せられる。過小圧力サブルーチンは
又カフ帯圧力上昇サブルーチンを呼び出し、圧力
装置14を2秒間作動させてカフ帯の圧力を僅か
に上昇させる。 主制御プログラムはカフ帯の実際の圧力と所望
値とを比較しそれに従つて上述したような処置を
繰り返し行なう。
第1図は本発明の止血用絞圧器の実施例のブロ
ツク図、第2図は同実施例に使用する操作・表示
パネルの正面図、第3図は同電源回路のブロツク
図、第4図は同電源回路,バツテリおよびバツテ
リ充電回路の回路図、第5A図乃至第5D図は同
マイクロプロセツサおよびこれと協働する回路を
制御する電子回路の回路図、第5E図は第5A図
乃至第5D図の相関関係を示す図、第6A図およ
び第6B図は同制御回路および表示回路の電子回
路の回路図、第6C図は第6A図と第6B図の相
関関係を示す図、第7A図乃至第7G図は同マイ
クロプロセツサによる動作シーケンスを示すフロ
ーチヤートである。 10…カフ帯、12…ホース、14…加圧装
置、16…圧力逃し装置、18…圧力検出装置、
20…ホース、22…マイクロプロセツサ、24
…記憶装置、26…操作パネル、28…表示ラン
プ回路、34…電源スイツチ、36…ランプ、3
8…圧力表示装置、40…時間表示装置、42…
スイツチ、44…ランプ、46,48,50,5
2…スイツチ、54,56…穴、58…停電ラン
プ、60…スイツチ、62…ランプ、64…電源
回路、70…可聴音警報装置、74…バツテリ、
76…バツテリ充電回路、78…マイクロプロセ
ツサ、80A,80B…RAM、82A,82B
…EPROM、84…A/Dコンバータ、86…タ
イマ、88…圧力変換器、90,92,94…演
算増幅器、96…インターフエース回路、98…
デイマルチプレクサ、100…チツプ選択回路、
102…デコーダ、104,105…デコーダ・
ドライバ回路、106…バツフア回路、108…
ゲート回路、110,112,114…インター
フエースドライバ回路、115…リレー回路、1
16…水晶発振器、D1,D2…ブリツジ整流
器、D3…ダイオード、Q1乃至Q6…トランジ
スタ、R1,R4,R5…抵抗器、T1,T2…
変圧器、U1,U2,U4,U5…電圧調整器、
U3…オシレータ、U6…演算増幅器、U6A…
電圧比較回路、AD0乃至AD7…ライン、A1
1乃至A15…アドレスライン、CS0乃至CS7
…出力ライン、J5,J6…コネクタ。
ツク図、第2図は同実施例に使用する操作・表示
パネルの正面図、第3図は同電源回路のブロツク
図、第4図は同電源回路,バツテリおよびバツテ
リ充電回路の回路図、第5A図乃至第5D図は同
マイクロプロセツサおよびこれと協働する回路を
制御する電子回路の回路図、第5E図は第5A図
乃至第5D図の相関関係を示す図、第6A図およ
び第6B図は同制御回路および表示回路の電子回
路の回路図、第6C図は第6A図と第6B図の相
関関係を示す図、第7A図乃至第7G図は同マイ
クロプロセツサによる動作シーケンスを示すフロ
ーチヤートである。 10…カフ帯、12…ホース、14…加圧装
置、16…圧力逃し装置、18…圧力検出装置、
20…ホース、22…マイクロプロセツサ、24
…記憶装置、26…操作パネル、28…表示ラン
プ回路、34…電源スイツチ、36…ランプ、3
8…圧力表示装置、40…時間表示装置、42…
スイツチ、44…ランプ、46,48,50,5
2…スイツチ、54,56…穴、58…停電ラン
プ、60…スイツチ、62…ランプ、64…電源
回路、70…可聴音警報装置、74…バツテリ、
76…バツテリ充電回路、78…マイクロプロセ
ツサ、80A,80B…RAM、82A,82B
…EPROM、84…A/Dコンバータ、86…タ
イマ、88…圧力変換器、90,92,94…演
算増幅器、96…インターフエース回路、98…
デイマルチプレクサ、100…チツプ選択回路、
102…デコーダ、104,105…デコーダ・
ドライバ回路、106…バツフア回路、108…
ゲート回路、110,112,114…インター
フエースドライバ回路、115…リレー回路、1
16…水晶発振器、D1,D2…ブリツジ整流
器、D3…ダイオード、Q1乃至Q6…トランジ
スタ、R1,R4,R5…抵抗器、T1,T2…
変圧器、U1,U2,U4,U5…電圧調整器、
U3…オシレータ、U6…演算増幅器、U6A…
電圧比較回路、AD0乃至AD7…ライン、A1
1乃至A15…アドレスライン、CS0乃至CS7
…出力ライン、J5,J6…コネクタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 膨張可能なカフ帯10と、前記カフ帯10を
加圧する加圧装置14と、前記カフ帯10の加圧
を減少させる圧力逃し装置16と、前記カフ帯1
0の圧力を表すカフ帯圧力出力信号を発生する圧
力検出装置18と、カフ帯10に加えられる所定
の圧力を表す圧力信号を発生可能な圧力信号発生
装置と、前記の所定のカフ帯圧力出力信号に応答
して前記加圧装置14並びに前記圧力逃し装置1
6を調整可能に設けられた圧力調整装置と、前記
カフ帯圧力出力信号が入力され、且つカフ帯出力
信号と所定の圧力を表す圧力信号との差の圧力
が、予め設定されたカフ帯圧力の上限限界値を越
えるときカフ帯圧力過大警報を発生可能な警報装
置とを備え、前記圧力調整装置は予め設定された
許容される作動圧力の範囲内にカフ帯圧力を維持
するように動作し、且つ前記の所定の圧力の変更
に応じて前記の許容される作動圧力の範囲内にカ
フ帯圧力を維持すべく、前記の許容される作動圧
力の範囲を変えるように設けられてなる止血用絞
圧器。 2 圧力検出装置18にはデジタル出力信号を発
生する装置38が具備され、圧力調整装置22に
はデジタル出力信号に応答するデジタル圧力調整
装置が具備されてなる特許請求の範囲第1項記載
の止血用絞圧器。 3 加圧装置14には電気エアポンプが具備され
てなる特許請求の範囲第2項記載の止血用絞圧
器。 4 警報装置28にはカフ帯圧力出力信号と所定
の圧力を表す圧力信号との差の圧力がカフ帯圧力
の下限限界値が越えるときカフ帯圧力過小警報を
発生する警報装置が具備されてなる特許請求の範
囲第1項記載の止血用絞圧器。 5 カフ帯には空気導入用の第1の開口部と、空
気導出用の第2の開口部とが具備されてなる特許
請求の範囲第1項記載の止血用絞圧器。 6 加圧装置並びに圧力逃し装置が第1の開口部
に連結されてなる特許請求の範囲第5項記載の止
血用絞圧器。 7 圧力検出装置が第2の開口部に連結されてな
る特許請求の範囲第5項または第6項記載の止血
用絞圧器。 8 警報装置には加圧装置、圧力逃し装置、圧力
調整装置の少なくとも一へ加えられる圧力の中断
を警報する装置が包有されてなる特許請求の範囲
第1項記載の止血用絞圧器。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US19314580A | 1980-10-02 | 1980-10-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57117842A JPS57117842A (en) | 1982-07-22 |
| JPH0337941B2 true JPH0337941B2 (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=22712429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56150824A Granted JPS57117842A (en) | 1980-10-02 | 1981-09-25 | Hemostatic pressure throttling device |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57117842A (ja) |
| AU (1) | AU546839B2 (ja) |
| CA (1) | CA1166110A (ja) |
| CH (1) | CH656523A5 (ja) |
| DE (1) | DE3133259A1 (ja) |
| FR (1) | FR2491324B1 (ja) |
| GB (1) | GB2085198B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US4548198A (en) * | 1983-04-15 | 1985-10-22 | Aspen Laboratories, Inc. | Automatic tourniquet |
| AT381392B (de) * | 1984-03-29 | 1986-10-10 | Sprecher & Schuh Ag | Elektronischer druckschreiber |
| GB2260622A (en) * | 1991-10-19 | 1993-04-21 | John Gutridge | Control of fluid pressure in clinical procedures |
| SE9202573L (sv) * | 1992-09-08 | 1994-03-09 | Lumetech As | Anläggning för vätskestrålskärning av livsmedelsprodukter |
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| US7771453B2 (en) * | 2005-03-31 | 2010-08-10 | Mcewen James A | Occlusion detector for dual-port surgical tourniquet systems |
| JP4770799B2 (ja) * | 2007-06-19 | 2011-09-14 | 日本ビクター株式会社 | ワイヤレス送受信子機 |
| US7938846B2 (en) | 2007-06-22 | 2011-05-10 | Radi Medical Systems Ab | Femoral compression device |
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| CN105726083A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-07-06 | 深圳市前海康启源科技有限公司 | 气压式自动止血设备及方法 |
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| CN110559040A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-12-13 | 慈溪市人民医院 | 一种止血封堵压迫装置 |
| CN110559041A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-12-13 | 慈溪市人民医院 | 一种气压式自动止血装置 |
| CN110559042A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-12-13 | 慈溪市人民医院 | 一种止血压迫装置 |
| CN110823700A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-02-21 | 姜传威 | 一种监测抗压强度的警报方法及装置 |
| US11723670B2 (en) * | 2021-03-16 | 2023-08-15 | Western Clinical Engineering Ltd. | Automatic tourniquet apparatus having patient hazard shield |
| DE102023110756A1 (de) | 2023-04-26 | 2024-10-31 | Ahmad Awat Ahmad | Abbindevorrichtung mit einem Gurt |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE929020C (de) * | 1952-06-07 | 1955-07-25 | John K Packer | Vorrichtung zur periodischen Regulierung des Blutkreislaufes eines Patienten |
| US3085599A (en) * | 1961-09-12 | 1963-04-16 | Kidde Mfg Co Inc | Apparatus for handling fluid under pressure |
| US3552383A (en) * | 1969-01-08 | 1971-01-05 | Ibm | Method and system for estimation of arterial pressure |
| JPS52474B2 (ja) * | 1972-07-31 | 1977-01-07 | ||
| DE2441265C2 (de) * | 1974-08-28 | 1983-01-05 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Vorrichtung zum Abbremsen eines Gegengewichtes bei einem Röntgenuntersuchungsgerät |
| US4106002A (en) * | 1976-12-06 | 1978-08-08 | Hogue Jr Robert J | Tourniquet pressure monitor |
-
1981
- 1981-08-05 GB GB8123960A patent/GB2085198B/en not_active Expired
- 1981-08-22 DE DE19813133259 patent/DE3133259A1/de active Granted
- 1981-09-04 FR FR8116889A patent/FR2491324B1/fr not_active Expired
- 1981-09-11 CA CA000385746A patent/CA1166110A/en not_active Expired
- 1981-09-15 AU AU75232/81A patent/AU546839B2/en not_active Expired
- 1981-09-21 CH CH607581A patent/CH656523A5/de not_active IP Right Cessation
- 1981-09-25 JP JP56150824A patent/JPS57117842A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU7523281A (en) | 1982-04-08 |
| AU546839B2 (en) | 1985-09-26 |
| FR2491324B1 (fr) | 1986-10-31 |
| CA1166110A (en) | 1984-04-24 |
| GB2085198B (en) | 1985-08-07 |
| CH656523A5 (de) | 1986-07-15 |
| DE3133259A1 (de) | 1982-06-24 |
| FR2491324A1 (fr) | 1982-04-09 |
| JPS57117842A (en) | 1982-07-22 |
| DE3133259C2 (ja) | 1989-06-15 |
| GB2085198A (en) | 1982-04-21 |
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