JPH0338050B2 - - Google Patents

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JPH0338050B2
JPH0338050B2 JP57500650A JP50065082A JPH0338050B2 JP H0338050 B2 JPH0338050 B2 JP H0338050B2 JP 57500650 A JP57500650 A JP 57500650A JP 50065082 A JP50065082 A JP 50065082A JP H0338050 B2 JPH0338050 B2 JP H0338050B2
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JP
Japan
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tool
cutting
flange
workpiece
machining
Prior art date
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JP57500650A
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JPS57502157A (ja
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Minyangu Rii
Uiriamu Rae Riido
Roorensu Edowaado Suzara
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Carboloy Inc
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Carboloy Inc
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Publication date
Application filed by Carboloy Inc filed Critical Carboloy Inc
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Publication of JPH0338050B2 publication Critical patent/JPH0338050B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/14Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
    • B23B27/16Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped
    • B23B27/1625Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with plate-like cutting inserts of special shape clamped by a clamping member acting almost perpendicularly on the chip-forming plane
    • B23B27/1629Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with plate-like cutting inserts of special shape clamped by a clamping member acting almost perpendicularly on the chip-forming plane in which the clamping member breaks the chips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2200/00Details of cutting inserts
    • B23B2200/08Rake or top surfaces
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2200/00Details of cutting inserts
    • B23B2200/12Side or flank surfaces
    • B23B2200/125Side or flank surfaces discontinuous
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T82/00Turning
    • Y10T82/10Process of turning

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

請求の範囲 1 超耐熱材料製の切削工具において、前記切削
工具は突縁の形状をした細長い刃部及び前記刃部
用の支持手段から成り、前記突縁は、前記支持手
段から0.5〜2.0mmの範囲内の実質的に一様な距離
だけ張出しており、しかも前記刃部は、少なくと
も6.4mmの長さ、0.5mm〜2.0mmの範囲内の最大厚
さ、および前記長さに沿つて実質的に一様な横断
面を有し、前記刃部における前記長さの方向にほ
ぼ垂直な面が該切削工具の逃げ面となることを特
徴とする切削工具。 2 前記支持手段が前記細長い刃部と一体に形成
された請求の範囲第1項記載の切削工具。 3 前記支持手段が平坦な側面を有し、かつ前記
刃部が少なくとも1つの前記側面の全長に沿つて
伸びる概して長方形の横断面を持つた突縁によつ
て構成される請求の範囲第2項記載の切削工具。 4 前記支持手段の各側面の上縁部および下縁部
に沿つて複数の突縁が配置されている請求の範囲
第3項記載の切削工具。 5 前記切削工具が概して六面体状を成し、かつ
前記突縁がそれの上縁部に沿つて伸びている請求
の範囲第3項記載の切削工具。 6 前記支持手段が概して円柱状を成し、かつ前
記刃部が前記支持手段の上縁部に沿つて伸びる概
して長方形の横断面を持つた突縁によつて構成さ
れる請求の範囲第2項記載の切削工具。 7 前記刃部が前記支持手段とは異なつた超耐熱
材料から成る請求の範囲第2項記載の切削工具。 8 前記刃部がコバルト結合炭化タングステンか
ら成り、かつ前記支持手段が鉄結合炭化タングス
テンから成る請求の範囲第7項記載の切削工具。 9 前記逃げ面の張出し距離が0.8〜1.3mmであ
り、かつ前記刃部の最大厚さが0.8〜1.3mmである
請求の範囲第2項記載の切削工具。 10 前記刃部が2種以上の超耐熱材料を含有す
る請求の範囲第2項記載の切削工具。 11 前記支持手段が前記細長い刃部と別個に形
成された請求の範囲第1項記載の切削工具。 12 前記支持手段が平坦な側面を有し、かつ前
記刃部が少なくとも1つの前記側面の全長に沿つ
て伸びる概して長方形の横断面を持つた突縁によ
つて構成される請求の範囲第11項記載の切削工
具。 13 前記支持手段の各側面の上縁部および下縁
部に沿つて複数の突縁が配置されている請求の範
囲第12項記載の切削工具。 14 前記切削工具が概して六面体状を成し、か
つ前記突縁がそれの上縁部に沿つて伸びている請
求の範囲第12項記載の切削工具。 15 前記刃部が前記支持手段とは異なつた超耐
熱材料から成る請求の範囲第11項記載の切削工
具。 16 前記刃部がコバルト結合炭化タングステン
から成り、かつ前記支持手段が鉄結合炭化タング
ステンから成る請求の範囲第15項記載の切削工
具。 17 前記逃げ面の張出し距離が0.8〜1.3mmであ
り、かつ前記刃部の最大厚さが0.8〜1.3mmである
請求の範囲第11項記載の切削工具。 18 前記刃部が2種以上の超耐熱材料を含有す
る請求の範囲第11項記載の切削工具。 19 (a)片持ち状態にある細長い部分によつて刃
部が構成され、前記刃部の逃げ面は前記刃部用の
支持手段から0.5〜2.0mmの範囲内の実質的に一様
な距離だけ離隔すると共に金属工作物に対して約
1度のすきま角を成し、かつ前記刃部は少なくと
も6.4mmの長さ、0.5〜2.0mmの範囲内の最大厚さ、
および前記長さに沿つて実質的に一様な横断面を
有するような切削工具を前記工作物に対して強固
に固定し、(b)前記刃部を前記工作物に接触させ、
次いで(c)前記工作物から金属が除去されかつ前記
刃部の長さ方向に沿つてそれの消耗が起こるのに
伴い前記切削工具を前進させて前記刃部と前記工
作物との接触を維持する諸工程から成ることを特
徴とする高速金属切削方法。 20 前記切削工具が超硬合金製の工具であり、
かつ前記工作物がチタン合金製の物体である請求
の範囲第19項記載の方法。 21 前記切削工具が約6%のコバルトを含有す
る炭化タングステンから成り、かつ前記切削工具
が前記刃部の長さの大部分に関し前記工作物に接
触しながら約55m/分の速度で運転される請求の
範囲第20項記載の方法。 22 前記切削作業が面フライス削りであり、か
つ前記工作物がチタン合金製のブロツクである請
求の範囲第19項記載の方法。 23 前記切削作業が丸削りであり、かつ前記工
作物がチタン合金製の棒材である請求の範囲第1
9項記載の方法。 24 前記刃部がそれの長さ方向に沿つて消耗す
ることによつて自己研磨作用がもたらされる結
果、前記刃部は同じ工作物領域に対して荒削りお
よび仕上削りを相次いで施す請求の範囲第19項
記載の方法。 明細書 本発明は1980年12月29日に提出された米国特許
出願第221078号の一部継続出願である。本明細書
中に開示請求される発明は、空軍契約第F33615
−79−C−5119号に基づくアメリカ合衆国政府か
らの援助を受けて実施した研究の過程において完
成されたものである。 本発明は一般的に言つて切削工具に関するもの
である。更に詳しく言えば本発明は、自己研摩性
を有しかつ特に硬質金属製品の機械加工において
有用な超耐熱材料(耐火材料ともいう)製工具の
新規な構造物および構成物に関し、またかかる新
規な工具構造物および構成物の使用に基づく新規
な高速切削方法にも関する。 本明細書および請求の範囲中において使用され
る「自己研摩性」という用語は、切削作業中の消
耗に際しても工具の刃部の切削能力が維持される
という特異な性質を意味する。従つて本発明の自
己研摩性工具構造物および構成物は従来のフライ
スやバイトの場合と異なり、工作物材料の除去が
進むに従つて切削抵抗が破壊的に増大しないよう
に研ぎ直しをする必要がない。 また、本明細書および請求の範囲中に開示され
る工具構造物の一部に関して使用される「一体」
および「一体形成」という用語は、切削および支
持機能を独立に果たすよう別個に形成された後、
機械加工作業を実施するため一時的もしくは永続
的に接合、接着またはその他の方法で固定された
部品の複合物とは異なり、切削および支持機能の
両方を果たす単一の物体を意味する。 発明の背景 航空機エンジンの高温段構成部品のごとき金属
材料製品の成形に際して一般に使用される方法と
しての高速機械加工は、極めて急速な工具の摩耗
を引起こす。その結果、大規模生産の場合に実施
されるフライス削りおよび丸削り作業は切削工具
の研ぎ直しや交換のためにしばしば中断せざるを
得ない。このような情況は長い間にわたり大きな
問題として広く認められてきたもので、その結果
として工具設計上の進歩および耐摩耗性のより大
きい工具製造材料の開発をもたらした。しかしな
がら、かかる工具をその刃部が完全に摩滅するま
で連続的に使用し得るという段階にはまだ至つて
いない。 発明の要約 下記のごとき本発明者等の発見および新規な着
想に基づく本発明に従えば、特別に規定された刃
部のいずれかが存続する限りは有効である自己研
摩性のために研ぎ直しも早期交換も必要としない
切削切具構造物および構成物の提供によつて上記
の問題は解決される。その上、かかる新規な結果
は新種または別種の材料に依存したり、あるいは
そのような材料を要求したりするものでもない。
たとえば、切削工具製造用として適する任意の超
硬合金(たとえばコバルト結合炭化タングステ
ン)を本発明に従つて容易に使用することがで
き、それにより本発明の新規な高速機械加工方法
において有利に使用し得る新規な工具構造物およ
び構成物が得られるのである。更にまた、本発明
の新規な結果および利点に対する代償として、熱
処理済みのいわゆる6−4チタン合金(6%のア
ルミニウムおよび4%のパハジウムを含有するチ
タン)や鍛造状態のいわゆる6−2−4−2チタ
ン合金(6%のアルミニウム、2%のスズ、4%
のジルコニウムおよび2%のモリブデンを含有す
るチタン)のごとき機械加工の難しい合金材料に
対して実施される高速材料除去作業を含んだ用途
をはじめとする切削工具用途の場合に経費の実質
的な増大あるいは製造方法や使用方法の実質的な
複雑化が生じることもない。 本発明の工具構造物および構成物の自己研摩性
は工具の摩耗過程を単に遅らせるのではなく管理
しようという基本的な着想から生み出されたもの
で、その結果として刃部がほぼ完全に消耗するま
で工具を連続的に使用し得ることにより機械加工
効率は著しい向上を示すのである。かかる摩耗の
管理は本発明者等の結果として従来の工具製造材
料を用いて達成される。かかる発見とは、工具本
体から張出した摩耗性部分(すなわち刃部)を成
す適当な寸法の突縁またはフランジを有する工具
を使用した場合、刃部の摩耗がそれの長さ方向に
沿つて起こるように工具を工作物に対して移動さ
せれば、刃部の寿命の終了時においても開始時と
全く同様に所望の切削機能または材料除去機能が
達成されるというものである。換言すれば、長さ
方向の大部分にわたつて一様な横断面寸法および
形状を有する突縁またはフランジを消耗性の張出
し刃部として使用した場合、切削作業中の摩耗過
程に際しかかる突縁が長さ方向に沿つて相次いで
破断しても工作物は常に同種の切刃に出会うため
に極めて長い高精度の切削を実施し得ることが見
出されたのである。 (少なくともチタンおよびチタン合金の機械加
工に際し)本発明の方法に従つて使用した場合に
見られる本発明の工具構造物および構成物の特異
な利点は、突縁のみに限定される破断が機械加工
中に起こつた場合でも、新しい鋭利な切刃が生じ
るだけで機械加工を継続し得ることである。従来
の工具では、軽度の破断が起こつただけでも、特
にフライス削りの場合や工具の刃先が工作物中に
突入するような機械加工作業の場合には破壊的な
結果をもたらすことがある。 予め寸法決定された消耗性の突縁またはフラン
ジは、それの逃げ面が支持面から20〜80ミル又は
0.5〜2.0mm(好ましくは30〜50ミル又は0.8〜1.3
mm)の範囲内の距離に位置するように張出し、か
つ20〜80ミル(好ましくは30〜50ミル)の範囲内
の最大逃げ面寸法を与えるような厚さを有する。
消耗性の張出し部分(すなわち刃部)の実際の寸
法の選定は、フランジを構成する材料の強度、施
すべき切削の種類などに依存する。とは言え、実
際問題としては、刃部の長さは少なくとも1/4イ
ンチ又は6.4mmとすべきである。 それに加えて、本発明者等はかかる自己研摩性
の切削作用が広範囲の硬さを持つた金属製品の高
速切削に際し一貫して得られることをも見出した
が、その場合に重要な条件は工作物に対する工具
の消耗性張出し部分の配置および工作物に対する
それの移動である。すなわち、最初に工具を工作
物に接触させる際には、丸削りまたはフライス削
りのいずれの場合であれ、工具の刃部(すなわち
消耗性の突縁またはフランジ)が機械加工を開始
すべき位置において工作物に接触し、かつ刃部の
縁端が完成後の切削面に対して約1度の角を成す
ようにすることが必要である。丸削り作業の場合
には、工作物が連続的に前進しかつ工具が工作物
に沿つて移動するに従い、突縁の一端が工作物中
に突入して切刃を提供することによつて切削が行
われる。その結果、工作物材料が所望の程度にま
で除去されるか、さもなければ消耗性の突縁が存
続する限りは突縁の長さ方向に沿つて摩耗が起こ
る。このような切削過程においては、工具が前進
しかつ長さ方向に沿つて突縁の消耗が起こるのに
伴い、工作物は先ず荒削りを受け、次いで仕上削
りを受けることになる。かかる仕上削りは刃部の
逃げ面の上端に沿つた工具固有の鋭利な切刃の極
めて短かい区域によつて行われる。このような短
かい区域は固定された区域ではなく、移動する区
域である。すなわち、刃部がその長さ方向に沿つ
て消耗するに従い、工具固有の鋭利な切刃の新た
な短かい区域が絶えず工作物に接触するわけであ
る。このような二段切削方式は2個の従来工具を
用いた作業と同等のものである。更に詳しく述べ
れば、機械加工の難しいある種のチタン合金物体
を切削する際、幅および厚さが0.030〜0.050イン
チの突縁を有する本発明の新規な工具構造物およ
び構成物を用いれば1回転当り0.009インチの送
りの下で約1100フイート/分もの切削速度を達成
し得ることが確認された。 本発明者等の別の新規な着想に従えば、本発明
の工具を一体形成する場合、刃部(すなわち突縁
またはフランジ)は良好な切削作用の接続のため
に必要な特性を有する一方、かかる一体工具の大
部分(すなわち支持部分)はより安価で多少軟質
だが十分に強固な材料から成るように物理的性質
に関して特注製造を行うことが可能である。たと
えば、焼結炭化タングステン製の一体工具の場
合、かかる特注製造工具の支持部分は主として鉄
結合炭化タングステンから成るのに対し、一体形
成された刃部は主としてコバルト結合炭化タング
ステンから成るようにすることができる。かかる
新規な特注製造工具を簡便に実現するには、2種
の炭化タングステン粉末組成物を適宜に配置し、
次いで焼結炭化タングステン製の一体切削工具を
成すようにそれらを合体させればよい。 本発明の自己研摩性かつ消耗性切削工具の一実
施態様について簡単に説明すれば、かかる工具構
造物はすくい面に対して実質的に垂直に配置され
た支持面を成す実質的に平面状の表面部分を持つ
た本体および支持面から実質的に張出しかつ支持
面の長さの少なくとも大部分に沿つて伸びる一体
形成された突縁またはフランジから成つていて、
後者は工具の実効逃げ面摩耗および突縁の消耗時
には切込み深さを決定するのに役立つ。また、か
かる工具の摩耗性刃部を構成する突縁またはフラ
ンジはその全長にわたつて実質的に一様な横断面
形状(たとえば長方形)および寸法を有する。更
にまた、一般的に言えば、いかなる超耐熱材料ま
たはその他の材料から成るにせよ、かかる新規な
自己研摩性の一体工具はたとえば圧縮成形および
それに続く焼結によつて直接に最終の形状で製造
し得ることは勿論、先ず過大な工具素材を製造し
てから切削やトリミングのごとき成形作業を行う
ことによつて支持面から張出した所要の消耗性刃
部を形成するという間接的な製造も可能であるこ
とが理解されよう。このような突縁またはフラン
ジの幅は、丸削りまたはフライス削り作用を含む
機械加工作業における工具の使用時に意図される
切込み深さより1000分の1または2インチだけ大
きいことが好ましい。また、突縁の最大厚さはか
かる機械加工時に許容し得る最終逃げ面摩耗寸法
に相当するものである。 本発明の自己研摩性かつ消耗性切削工具の第2
の実施態様に従えば、工具自体は互いに反対側に
位置する実質的に平行な主面を備えた実質的に一
様な厚さの平板(たとえば角柱または円柱)状を
成すことが好ましい。このような工具が支持ブロ
ツク上に配置され、そしてそれと共に工具ホルダ
内に固定される。その際に工具の一部を支持ブロ
ツクから張出させることにより、適当で一様な寸
法を有しかつ長さ方向に沿つて消耗し得る突縁ま
たはフランジ(すなわち刃部)が形成される。か
かる工具は、下方の支持ブロツクに対してそれを
適切に装着した場合に本明細書中の記載のごとき
所要形状の刃部が得られるのであれば、平板以外
の形状を有していてもよい。このような消耗性刃
部の逃げ面寸法は工具の厚さ(20〜80ミル又は
0.5〜2.0mm好ましくは30〜50ミル又は0.8〜1.3mm)
によつて決定され、また切込み深さは固定状態に
おける工具の張出し距離(すなわち逃げ面を支持
面から20〜80ミル又は0.5〜2.0mm好ましくは30〜
50ミル又は0.8〜1.3mmの距離に配置すること)に
よつて決定される。また、工具の下方に位置する
支持ブロツクに加えて、工具と工具クランプとの
間に保持板兼チツプブレーカを配置することが好
ましい。なお、工具、支持ブロツクおよびチツプ
ブレーカの各々は超耐熱材料(たとえば超硬合
金)から成ることを要する。 本発明の高速金属切削方法は、同じく一般的に
述べれば、意図される切込み深さに等しい(好ま
しくはそれより僅かに大きい)幅および許容し得
る最終逃げ面摩耗寸法に相当した最大厚さを持つ
た突縁またはフランジを刃部として有する超耐熱
材料製またはその他の適当な材料製の切削工具を
用意し、完成後の切削面に対して約1度の角を成
すようにして工具の突縁を工作物に接触させ、次
いでこのような接触状態を維持しながら目的の切
削の終了または刃部の完全な消耗に至るまで突縁
の長さ方向に沿つて工具を連続的に前進させる諸
工程から成る。前述の通り、工具の突縁がその長
さ方向に沿つて前進するのに伴い、荒削りおよび
仕上削りの両方が行われる。更にまた一般的に言
えば、前述の通り、本発明の機械加工作業は丸削
りまたはフライス削りを伴うものであつて、いず
れの場合にも材料除去作用または切削作用は同じ
である。なぜなら、切削工具の刃部(すなわち消
耗性の突縁またはフランジ)が基本的には同様に
作用し、従つて刃部が存続する限りは中断なしに
工具の使用が可能だからである。その上に本発明
の新規な方法は、本発明の第1の実施態様に基づ
く新規な一体形成工具構造物の使用によつて容易
に実施できかつ一貫して良好な結果を与え得るこ
とは勿論、本発明の第2の実施態様の場合のごと
く工作機械の工具ホルダ内に固定された別個の部
品から成る工具構造物または複合工具を用いても
有利に実施可能である。いずれの場合にせよ、重
要な点は(1)意図される切込み深さおよび許容し得
る逃げ面摩耗寸法に応じて決定された幅および厚
さを有する工具の張出し刃部を形成すること並び
に(2)上述のごとくに工具を工作物に対して移動さ
せることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は工具寿命の終了時において軽度の工具
摩耗を示す従来の切削工具植刃(インサート)の
部分斜視図、 第2図は本発明に基づく切削工具構造物の斜視
図、 第3図は第2図に示されたような外部形状を有
するが工具本体の支持部分と刃部との組成が違う
ために両者間に相異なる物理的特性が得られるよ
うな工具構造物の部分断面図、 第4図は多面体状ではなくほぼ円柱状を成すよ
うな本発明に基づく別の切削工具構造物の斜視
図、 第5図は本発明の好適な実施態様に従い工具の
上部および下部において4つの支持面の各々から
張出した突縁またはフランジを有する別の切削工
具構造物を示す第2図と同様な斜視図、 第6図は本発明に基づく工具構造物を用いて工
作物の丸削りを行つているところをす平面図、 第7図は本発明の方法に従つて2種の切込み深
さおよび3種の速度の下で実施される切削作業に
関し工具摩耗量(単位インチ)を工具使用時間
(単位分)に対してプロツトしたグラフ、 第8図は一例では従来の工具を使用しかつ残り
の例では本発明の工具を使用する機械加工作業に
関し4種の切削速度の下で切削時間(単位分)を
材料除去量(単位立方インチ)に対してプロツト
した別のグラフ、 そして、第9図は超耐熱材料製の薄い平板、超
耐熱材料製の支持ブロツク、およびチツプブレー
カを工具ホルダ内に固定することにより平板の一
部を支持ブロツクから張出させて消耗性の突縁を
形成したところを示す側面図である。
【発明の詳細な説明】
第1図に示されるごとく、従来の通り形状を持
つた工具植刃(インサート)の寿命の終了時にお
いて実際に消耗しているのは工具材料の小部分に
過ぎない。機械加工作業に際し、かかる工具植刃
10はその側面が(工具ホルダから張出すのでは
なく)工具ホルダと整列するようにして工具ホル
ダ(第1図には図示せず)の適当な受座またはポ
ケツト内に固定される。この場合、クレータ形成
に原因する逃げ面摩耗または切刃破損の大きさ
(すなわち面積)が有効な切削作用を妨げる程度
に達した時点においても工具植刃10の摩耗量は
比較的僅かに過ぎない。このような効果は図面中
に11として示されている。かかる摩耗段階にお
いて、工具の研ぎ直しまたは交換を行うことが必
要である。図示のごとく、許容し得る逃げ面摩耗
を表わす「一様逃げ面摩耗」として表示された垂
直方向の寸法は、市販の超硬合金工具類の場合に
は少なくとも125ミルに上る工具植刃(インサー
ト)10の厚さに比べると著しく小さい。もしこ
のように摩耗した工具を工作物に対して無理に押
し当てると、逃げ面摩耗ランドの寸法が大きいた
めに推力は急速に増大し、また工作物に接触する
鈍磨したかどが工作物の切削したばかりの表面を
傷つけることになる。逃げ面摩耗ランドは小さい
が切刃の摩耗後退(すなわち最初の位置よりも切
刃が後方に移動すること)が問題になるような場
合には、切刃を前進させれば工具は再び切れるよ
うになるはずである。それ故、この場合に制限因
子となるのは切刃を前進させた時に工作物の切削
したばかりの表面に接触する逃げ面摩耗ランドの
大きさである。なお、第1図に示される通り、切
刃は切削線の方向に沿つて後方へ移動して行く。 このような挙動から論理的に得られた結論は、
逃げ面摩耗の最大許容寸法より小さい厚さを持つ
た薄い切削工具を使用しかつ切刃の摩耗後退が工
具の長さ方向に沿つて進行するようにすれば、生
じる逃げ面摩耗ランドの面積および工作物の切削
したばかりの表面に対するそれの接触の度合が制
限されるために工具の切削作用は維持されるとい
うものであつた。しかしながら、一般的に言つ
て、薄板状の工具は機械加工時に加えられる通常
の切削力に耐え得るだけの強度を持つていない。 第2図(および後記に詳述されるような第3
図)中に示される本発明の切削工具構造物(すな
わち一体構造物)15は、一般的に言えば、六面
体の一部分を側面から突出させることによつて支
持面18から張出した突縁17を一体形成したも
のである。突縁17は支持面17から一様な距離
だけ張出して工具本体15の上縁を成すわけで、
実質的にはフランジである。突縁17の上面は実
質的には工具本体15の上面またはすくい面19
の延長部であつてそれと同一平面内にあり、また
(図示のごとくすくい面に垂直な)逃げ面17a
が備わつている。フランジ17はその全長にわた
つて一様な横断面寸法および形状を有している。
なお、フランジ17は工具の機械加工用途に際し
て意図される切込み深さよりも1000分の1または
2インチ大きい距離だけ張出しかつ切削作業時に
許容し得る逃げ面摩耗に相当した一様な厚さを有
することが好ましい。 次に、特異な組成特性および物理的特性を導入
し得る可能性が第3図に示されている。この場
合、フランジ17および工具本体15の上部は工
具本体15の主要部分とは異なつている。すなわ
ち、部分17bは6%のコバルト含有炭化タング
ステンから成り得るのに対し、部分15aはそれ
よりもやや軟質で安価な鉄結合炭化タングステン
から成り得る。とは言え、当業者には自明の通
り、実際に使用する組成はかかる新規な工具の使
用目的の要求条件に応じて変えることができる。
更に別の例を挙げれば、部分17は〔ジー・エ
フ・テイラー(G.F.Taylor)の論文「ダイヤモ
ンド混入カーボロイ」(ゼネラル・エレクトリツ
ク・レビユー、第37巻第2号、97頁、1934年2
月)中の一般的記述に従つて〕ダイヤモンドを混
入した超硬合金から成つていてもよいし、あるい
は超耐熱材料の混合物から成つていてもよい。上
記のコバルト含量はかかるコバルト結合工具の刃
部(すなわちフランジ)に対して所望される硬さ
に応じて3〜24%の範囲内で変わり得る一方、か
かる工具の鉄結合本体の鉄含量は工具の一体性を
損わない程度に一定でありさえすればよい。 第4図に示されるごとく、本発明の一体工具は
円柱状の形状を有することもできる。この場合の
工具構造物20は工具本体21およびそれの上縁
部の周囲に張出した環状の一体突縁またはフラン
ジ22から成つていて、後者の上面は前者の上面
と同一平面内にある延長部を成している。フラン
ジ22の幅(すなわち張出しの程度)および厚さ
は円周全体にわたつて一定である。その結果、本
発明の方法に従つて厚さ方向の突縁摩耗が生じる
のに応じ中心ピン23の回りで配置し直すように
してかかる工具を使用すれば、同じ切削作業が継
続されて工作物からは一定の速度で材料が除去さ
れることになる。 第5図の切削工具25は全体的な形状および組
成の点で第2図のものに類似しているが、本体の
4つの側面全部に沿つて上部フランジ26および
下部フランジ27が張出している。第2図の場合
と同様、フランジ26および27は工具の機械加
工用途に際して所望される切削方法および許容し
得る逃げ面摩耗に応じて形成される。従つて、
各々のフランジ部分(すなわち各々の支持面のフ
ランジ)はその支持面の全長にわたつて一様な寸
法および形状を有するが、他のフランジ部分との
間では寸法および形状が異なつてもよい。このよ
うにすれば、様々な材料除去条件を満足する多用
途の工具を得ることができる。 本発明の実施例を成す工具構造物を機械加工
(すなわち丸削りまたはフライス削り)作業にお
いて使用する際には、本発明方法の好適な実施態
様に従つて第6図のごとくに工具が配置される。
すなわち、工具の刃部またはフランジと実施すべ
き切削の作用面との間、換言すればフランジ17
の上部縁端と工作物の新たに切削された表面との
間に約1度のすきま角が設けられる。このような
高速切削作業(第6図)においては、工具15は
工作物28に接触しながら図示の方向に沿つて連
続的に前進し、また丸棒状の工作物28は工具に
対してその中心軸の回りに回転する結果、所望の
切削作用が達成される。この場合、切削の進行に
伴いフランジ17はその長さ方向に沿つて多かれ
少なかれ連続的に摩耗する。その結果、第6図に
示されるごとく、切削が完了するまであるいはフ
ランジ17がもはや存在しなくなるまで、フラン
ジ17の漸進的な消耗が起こることになる。機能
的には、切削の進行に伴つて張出しフランジがそ
の全長にわたつて荒削りを行うと共に、(図示の
ごとき1度の頂角をもつて工具が工作物に接触し
ている場合には)フランジの鋭利な上部縁端の絶
えず前進する短かい区域がその直後に仕上削りを
行う。このように、全く意外にも、かかる1個の
工具によつて2個の工具を通例必要とする作業が
達成されるのである。工具25のごとき複数フラ
ンジ工具を使用すれば、1つのフランジが消耗し
尽した場合、フランジ17と同じ幅および厚さを
持つた別の支持面のフランジが工作物28に接触
するように工具を工具ホルダに装着し直すことに
よつて材料除去作業は継続されることになる。 本発明の第2の実施態様に基づく消耗性の切削
工具構成物は、第9図に示された部品集合体によ
つて例示される。すなわち、工具ホルダ31のポ
ケツト30内には、支持ブロツク33、保持板兼
チツプブレーカ34およびそれらの間に配置され
た薄い平板32から成る部品集合体が収容されて
いる。明瞭に示されている通り、平板32がブロ
ツク33から一様な距離(すなわち20〜80ミル又
は0.5〜2.0mm)だけ張出している結果、薄板32
の厚さ(すなわち20〜80ミル)を配慮すれば第2
および第3図に示された工具構造物のフランジ1
7と同等な突縁または17が形成されることにな
る。詰め金36は張出し距離を設定するのに役立
ち、また張出し距離は切込み深さを決定する。こ
のような部品集合体はクランプ37によつて所定
の位置に保持される。平板32(従つてフランジ
17)の後すくい角および横すくい角は、通常の
ごとくにポケツト30の配置状態によつて予め決
定される。 第9図に示されるような工具構成物を用いた機
械加工試験について述べれば、1/2インチ×1/2イ
ンチの寸法および40ミルの厚さを持つた超硬合金
カーボロイ銘柄883−SNG432製の平板をクラン
プで固定した。その際、張出し距離(切込み深
さ)は30ミル、後すくい角は−5度、横すくい角
は−5度、かつ工作物とのすきま角は1度とし
た。6−4チタン合金(ロツクウエルC硬度
34.6)製の中実円柱から成る工作物は、ロツジ・
アンド・シプレー社製旋盤(モデル2013)におい
て600フイート/分の表面速度で回転させた。送
りは0.009インチであつた。このような工具は、
張出し刃部が部分的に消耗しながらも30秒間にわ
たつて機械加工を達成した。かかる機械加工は工
具の破断が起こつた時点で中断された。 次に、かかる工具を90度だけ回転させて第1の
切刃と同様に第2の切刃を配置し、それから同じ
工作物に対し同じ運転条件下で機械加工を継続し
た。この切刃は1.5分間にわたつて機械加工のた
めに使用したが、切刃の破断が起こつていたこと
が認められた。残り2つの切刃も以前の切刃と同
様にして相次いで使用した。これらの切刃の一方
は2回の切削において合計2.5分間にわたり使用
し、また他方は2回の切削においてそれぞれ1.5
分間ずつ使用した。超硬合金製平板の残りの2つ
の切刃のいずれを用いた機械加工においても突縁
の破断は起こらなかつた。 以上の説明および本明細書に添付された図面か
ら理解される通り、本発明の工具構造物および構
成物は切削作業中に消耗する特定の刃部を提供す
ると同時に、切削作業を達成しかつ機械加工用途
に際して加わる力に耐えるために必要なだけの強
度を保持する。かかる工具はいかなる形状の場合
でも本発明の主たる新規な結果および利点を与え
得る。その場合には、支持体の一部として一体形
成されているか否かにかかわらず、フランジまた
は突縁が重要な構成要素を成すのである。 当業者が本発明を一層詳細かつ明確に理解し得
るようにするため以下に追下の実施例を示す。こ
れらの実施例は本発明の実施を例示するものであ
つて、本発明の範囲を制限するものではない。こ
れらの実施例は、本発明の一体形成工具を製造
し、そしてそれらを機械加工作業に際して使用し
ながら従来の工具と比較する過程において実際に
行つたものである。 実施例 1 94%の炭化タングステンおよび6%のコバルト
から成る超硬合金で作られかつ市場において銘柄
883−SNG434として知られる標準的な1/2インチ
×1/2インチ×3/16インチの工具植刃(インサー
ト)の1つの側面を研削して0.030インチ×0.030
インチの突縁またはフランジを形成することによ
り、第2図の工具12と同様な形状を有する工具
を製造した。熱処理済みの6−4チタン合金製丸
棒(ロツクウエルC硬度35)の機械加工に際し、
この工具を丸棒に対して第6図に示されるように
配置して使用した。切削条件は、後すくい角が−
5度、横すくい角が−5度、かつ横切刃角が1度
未満であつた。切込み深さは0.030インチである
一方、送りは1回転当り0.009インチ、また切削
速度は表面速度として600フイート/分であつた。
8分間にわたつて切削を継続した後、丸棒の全長
にわたる機械加工が完了したので停止した。しか
るに、この時点における切削工具は完全には消耗
しておらず、それまでと同様に効果的な切削を行
うことができた。切削面を検査したところ、仕上
り状態は優秀であることが判明した。工具フラン
ジの切刃は粗雑な外観を呈していたが、フランジ
の最終接触部分(すなわちフランジの新たに形成
された鋭利な前端区域)によつて切削された工作
物の表面は優れた仕上削りを受けたのである。 比較のため、同じ組成および通常の形状(1/2
インチ×1/2インチ×3/16インチ)を有する工具
を通常の方法で実施される同様な機械加工作業に
おいて使用したところ、僅か30秒間の機械加工後
に0.070インチの逃げ面摩耗を生じた。この時点
において、工具はもはや使用できなかつた。 実施例 2 実施例1の場合と同様な標準的な1/2インチ×
1/2インチ×3/16インチの工具植刃(インサート)
から製造されたが、0.050インチ×0.050インチの
突縁またはフランジを有する点で異なる第2図の
ごとき工具を、実施例1の場合と同様な機械加工
作業において使用した。ただし、本実施例にける
切込み深さは0.050インチであつた。4分15秒後
においても切刃は極めて効果的な切削が可能であ
り、また工作物の仕上り状態は優秀であることが
判明した。 実施例 3 実施例1の場合と同様な別の実験において、実
施例1の場合と同じ工具を用いて熱処理済みの6
−4チタン合金製丸棒を切削した。ただし、切削
速度は表面速度として1100フイート/分であつ
た。結果は実施例1に記載した通りのものであつ
た。すなわち、本発明の工具は丸棒の全長にわた
つて連続的に使用可能であり、しかも一貫して優
秀な仕上り状態の切削面を与えることが判明し
た。 実施例 4 6−2−4−2チタン合金製の鍛造ブロツクの
面フライス削りに関する更に別の実験において本
発明の工具の評価を行つた。かかるフライス削り
実験に当つては、2種のフライスすなわちフユー
チヤミル(Futurmil)のモデルZN15L−0808(15
度の横切刃角を有する8つの交換植刃(インサー
ト)用溝穴を備えた直径8インチのヘツド)およ
びモデルZN15L−0306(15度の横切刃角を有する
6つの交換植刃用溝穴を備えた直径3インチのヘ
ツド)を使用した。また、本発明の工具用の基材
としては、カーボロイ銘柄883の3種の素材すな
わちSNG434(厚さ3/16インチかつ寸法1/2インチ
平方)、SNG533(厚さ3/16インチかつ寸法5/8イ
ンチ平方)およびSNG633(厚さ3/16インチかつ
寸法3/4インチ平方)を使用した。いずれのフラ
イスも横切刃角15度のポケツトを有しているか
ら、正方形素材の2つの隣接する側面の各々から
14度のくさび形部分を研削によつて除去した。こ
のようにすれば、残りの正方形側面をフライスの
ポケツト内に装着した場合、工作物に隣接する研
削済みの側面は工作物の加工済み表面に対して1
度のすきま角を成すことになる。所定のすきま角
を有する素材の研削済み側面に対し、幅0.030イ
ンチかつ厚さ0.040インチの突縁を研削によつて
形成した。 いずれの実験においても切込み深さは0.030イ
ンチであり、また送りは1刃当り0.0034インチで
あつた。このようなフライス削り実験に際して
は、極めて高速(1320フイート/分)の場合を除
けば突縁の破断は全く起こらなかつた。1000フイ
ート/分を越える速度下では、切刃が過熱するた
めに突縁の破断が時折生じた。しかしながら、か
かる工具の特異な構造のために破断は工具の突縁
部分のみに限定され、従つて工作物に有害な影響
が及ぶことはなかつた。 実施した全ての機械加工試験において使用され
た工具の摩耗した切刃を検査したところ、微視的
レベルで見ると、本発明の工具の摩耗状態は丸削
りおよびフライス削りのいずれにおいても同じで
あることが判明した。 第7および8図のグラフは、本発明の新規な工
具および本発明の新規な高速金属切削方法を評価
しかつ試験する過程において実施された上記の実
験およびその他の実験研究から得られた結果を示
すものである。先ず第7図に関して述べれば、本
発明の新規な方法に従つて様々な速度下で使用さ
れた新規な工具の切刃の摩耗後退量は実際の切削
速度に極めて顕著に依存することがわかる。な
お、曲線A,BおよびCは600、800および1000フ
イート/分の表面速度下で得られた実験データを
それぞれ表わしている。これらの実験において使
用した工具は実施例1に記載した通りのものであ
つた。切込み深さは(最も高速の切削において
0.030インチであつた以外は)0.050インチであ
り、また送り、後すくい角、横すくい角および横
切刃角は実施例1の場合と同じであつた。同様に
第8図からは、機械加工時間と除去材料体積との
関係が本発明の工具を使用する場合と従来の工具
を使用する場合とで実質的に異なることがわか
る。曲線Dによつて表わされた本発明の工具に関
する機械加工時間は、曲線Eによつて表わされた
従来の工具に関する機械加工時間の約1/3に過ぎ
ない。その上、曲線Eの工具はそれの有効寿命を
終了したのに対し、曲線Dの工具はそれの予測有
効寿命の約1/3しか消費しなかつた。 曲線FおよびGは曲線DおよびEの場合と同じ
方針に沿つた追加実験において得られたデータを
表わすものであるが、前者の場合にはそれぞれ
800および1000フイート/分の表面速度下で切削
を行つた。すなわち、曲線D,FおよびGはいず
れも本発明の方法に従つて(熱処理済みの)6−
4チタン合金に対し本発明の工具を使用した結果
を表わしている。なお第7図の実験と同様に、こ
れら3つの場合のいずれにおいても、切込み深さ
は0.050インチ、送り速度は0.009インチ/分、ま
た後すくい角および横すくい角はそれぞれ−5度
であつた。 以上の説明から理解される通り、使用する工作
機械が十分な剛性を有するのであれば、本発明の
工具の刃部を成す突縁またはフランジはフランク
摩耗の通常の終点よりかなり厚くすることもでき
る。このような幾何学的構成の場合、摩耗ランド
は完成後の表面に接触せずに工作物の除去すべき
部分のみを切削し、そして荒削りおよび仕上削り
を相次いで達成する。このように、従来の切削工
具とは異なり、突縁の厚さを大きくすれば送り分
力および推力は増大することになろうが、工作物
表面の完全性に著しく有害な影響が及ぶことはな
い。とは言え、かかる工具の使用に際しては、第
6図に示されるごとくフランジの全幅を工作物中
に突入させることなしに突縁の刃先のみを工作物
に接触させることは避けるべきである。なぜな
ら、フランジの摩耗後退をそれの長さ方向に沿つ
て起こさせるという要点が機械加工作業から失わ
れてしまうからである。更にまた、本発明の新規
な工具構造物および構成物を随意に使用するに当
つては、工作物に対して適切な配置を成すように
刃部を強固に固定することが前提条件であること
も認識すべきである。
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