JPH0338080Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0338080Y2 JPH0338080Y2 JP13358584U JP13358584U JPH0338080Y2 JP H0338080 Y2 JPH0338080 Y2 JP H0338080Y2 JP 13358584 U JP13358584 U JP 13358584U JP 13358584 U JP13358584 U JP 13358584U JP H0338080 Y2 JPH0338080 Y2 JP H0338080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trailing edge
- edge flap
- flap
- rail
- steering angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 101001017827 Mus musculus Leucine-rich repeat flightless-interacting protein 1 Proteins 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Toys (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、飛行機の主翼の高揚力装置として後
縁に揺動可能に設けられるフアウラー型の後縁フ
ラツプのトラツク式作動機構に関し、特に後縁フ
ラツプ全体の作動形態と舵角を制御する二本のレ
ールを翼型内に納めて配設し、作動機構を覆うフ
エアリングをほとんど不要とする後縁フラツプの
トラツク式作動機構に関する。
縁に揺動可能に設けられるフアウラー型の後縁フ
ラツプのトラツク式作動機構に関し、特に後縁フ
ラツプ全体の作動形態と舵角を制御する二本のレ
ールを翼型内に納めて配設し、作動機構を覆うフ
エアリングをほとんど不要とする後縁フラツプの
トラツク式作動機構に関する。
従来の技術
従来のフアウラー型後縁フラツプのトラツク式
作動機構は、第8図及び第9図に示すように、飛
行機の主翼Wの後縁に揺動可能に設けられるフラ
ツプ1を下方からキヤリツジ2で支え、このキヤ
リツジ2に取り付けられた支持ローラ3を主翼W
の後縁下面に設けたフエアリング4に形成された
作動レール5に嵌合し、上記キヤリツジ2に連結
されたスクリユージヤツキ6を駆動することによ
り上記支持ローラ3が上記作動レール5内を前後
方向に転動して、フラツプ1を該作動レール5の
案内で所定の舵角まで下げるようになつていた。
ここで、第8図は、スクリユージヤツキ6をフラ
ツプ1と作動レール5との間に配置したものを示
し、第9図は、スクリユージヤツキ6を作動レー
ル5の下方に配置したものを示す。
作動機構は、第8図及び第9図に示すように、飛
行機の主翼Wの後縁に揺動可能に設けられるフラ
ツプ1を下方からキヤリツジ2で支え、このキヤ
リツジ2に取り付けられた支持ローラ3を主翼W
の後縁下面に設けたフエアリング4に形成された
作動レール5に嵌合し、上記キヤリツジ2に連結
されたスクリユージヤツキ6を駆動することによ
り上記支持ローラ3が上記作動レール5内を前後
方向に転動して、フラツプ1を該作動レール5の
案内で所定の舵角まで下げるようになつていた。
ここで、第8図は、スクリユージヤツキ6をフラ
ツプ1と作動レール5との間に配置したものを示
し、第9図は、スクリユージヤツキ6を作動レー
ル5の下方に配置したものを示す。
考案が解決しようとする問題点
しかし、上記の従来技術においては、一本の作
動レール5のみでフラツプ1の離陸時の舵角から
着陸時の舵角まで全作動形態を決定するので、上
記作動レール5の軌跡は、第8図及び第9図に示
すように、最大舵角を与えるためにその後半部に
おいて下方に大きく折れ曲がつた形状となつてお
り、その分だけフエアリング4が後縁下面に大き
く張り出した形となつていた。したがつて、この
大きなフエアリング4の存在によつて空気抵抗が
増大するものであつた。特に、フラツプ1を翼型
内に引き込めた巡航時においてはできるだけ機体
全体の空気抵抗は小さくしたいが、上記のような
大形のフエアリング4のために空気抵抗を減少で
きず、巡航速度の向上も制限されるものであつ
た。また、主翼Wの後縁下面に大きく張り出した
フエアリング4のために、機体全体の重量が増加
すると共にコストも増大するものであつた。そこ
で、本考案はこのような問題点を解決することを
目的とする。
動レール5のみでフラツプ1の離陸時の舵角から
着陸時の舵角まで全作動形態を決定するので、上
記作動レール5の軌跡は、第8図及び第9図に示
すように、最大舵角を与えるためにその後半部に
おいて下方に大きく折れ曲がつた形状となつてお
り、その分だけフエアリング4が後縁下面に大き
く張り出した形となつていた。したがつて、この
大きなフエアリング4の存在によつて空気抵抗が
増大するものであつた。特に、フラツプ1を翼型
内に引き込めた巡航時においてはできるだけ機体
全体の空気抵抗は小さくしたいが、上記のような
大形のフエアリング4のために空気抵抗を減少で
きず、巡航速度の向上も制限されるものであつ
た。また、主翼Wの後縁下面に大きく張り出した
フエアリング4のために、機体全体の重量が増加
すると共にコストも増大するものであつた。そこ
で、本考案はこのような問題点を解決することを
目的とする。
問題点を解決するための手段
そして、上記の問題点は本考案によれば、飛行
機の主翼の後縁リブの間に揺動可能に設けられる
該後縁フラツプの前部を支持する支持ローラを回
転自在に設けると共に、上記後縁フラツプの中間
部を支持する所定の長さの円弧状棒材のスライダ
を該スライダの後端部で回動自在に後縁フラツプ
の中間部に軸着して設け、上記後縁リブの側面に
は後縁フラツプ全体の作動形態を規制する円弧状
軌跡の主作動レール及び後縁フラツプの舵角を制
御するゆるい円弧状軌跡の舵角制御レールを主翼
翼桁より後方の翼型の領域内に納めて配設し、上
記舵角制御レールに後縁フラツプ前部の支持ロー
ラを嵌合すると共に主作動レールには後縁フラツ
プの中間部に軸着されたスライダを嵌合し、これ
ら舵角制御レールと主作動レールとの案内により
後縁フラツプ全体の作動形態及び舵角を制御する
と共に、後縁フラツプの最大舵角時は上記スライ
ダの後端部が上記主作動レールから下方外部に張
り出した状態で該後縁フラツプの中間部を支持す
るようにしたことを特徴とする飛行機翼後縁フラ
ツプのトラツク式作動機構を提供することによつ
て解決される。
機の主翼の後縁リブの間に揺動可能に設けられる
該後縁フラツプの前部を支持する支持ローラを回
転自在に設けると共に、上記後縁フラツプの中間
部を支持する所定の長さの円弧状棒材のスライダ
を該スライダの後端部で回動自在に後縁フラツプ
の中間部に軸着して設け、上記後縁リブの側面に
は後縁フラツプ全体の作動形態を規制する円弧状
軌跡の主作動レール及び後縁フラツプの舵角を制
御するゆるい円弧状軌跡の舵角制御レールを主翼
翼桁より後方の翼型の領域内に納めて配設し、上
記舵角制御レールに後縁フラツプ前部の支持ロー
ラを嵌合すると共に主作動レールには後縁フラツ
プの中間部に軸着されたスライダを嵌合し、これ
ら舵角制御レールと主作動レールとの案内により
後縁フラツプ全体の作動形態及び舵角を制御する
と共に、後縁フラツプの最大舵角時は上記スライ
ダの後端部が上記主作動レールから下方外部に張
り出した状態で該後縁フラツプの中間部を支持す
るようにしたことを特徴とする飛行機翼後縁フラ
ツプのトラツク式作動機構を提供することによつ
て解決される。
作 用
本考案による飛行機翼後縁フラツプのトラツク
式作動機構は、上記のように後縁フラツプ全体の
作動形態を規制する主作動レールと後縁フラツプ
の舵角を制御する舵角制御レールの二本のレール
に分け、この二本のレールを主翼翼桁より後方の
翼型の領域内に納めて配設し、上記舵角制御レー
ルに後縁フラツプ前部の支持ローラを嵌合すると
共に主作動レールに中間部のスライダを嵌合する
ことにより、後縁フラツプの最大舵角時は上記ス
ライダの後端部が上記主作動レールから下方外部
に張り出して該後縁フラツプの中間部を支持し、
主翼の後縁下面に大きなフエアリングを張り出さ
なくてもよいようにするものである。
式作動機構は、上記のように後縁フラツプ全体の
作動形態を規制する主作動レールと後縁フラツプ
の舵角を制御する舵角制御レールの二本のレール
に分け、この二本のレールを主翼翼桁より後方の
翼型の領域内に納めて配設し、上記舵角制御レー
ルに後縁フラツプ前部の支持ローラを嵌合すると
共に主作動レールに中間部のスライダを嵌合する
ことにより、後縁フラツプの最大舵角時は上記ス
ライダの後端部が上記主作動レールから下方外部
に張り出して該後縁フラツプの中間部を支持し、
主翼の後縁下面に大きなフエアリングを張り出さ
なくてもよいようにするものである。
実施例
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案に係る後縁フラツプ11の取付
け状態を示す平面図であり、上記後縁フラツプ1
1は、飛行機の主翼Wの後縁リブ12,12の間
に所定の角度まで揺動可能に設けられている。な
お、第1図では、内側後縁フラツプが二枚、外側
後縁フラツプが二枚図示されている。
け状態を示す平面図であり、上記後縁フラツプ1
1は、飛行機の主翼Wの後縁リブ12,12の間
に所定の角度まで揺動可能に設けられている。な
お、第1図では、内側後縁フラツプが二枚、外側
後縁フラツプが二枚図示されている。
上記後縁フラツプ11の両側端面には、第2図
及び第3図に示すように、支持ローラ13及びス
ライダ14が設けられている。上記支持ローラ1
3は、後縁フラツプ11の前部11aを後述の舵
角制御レール20を案内として支持するもので、
第3図に示すように、前部11aの側端面から側
方に突出した軸15に回転自在に取り付けられて
いる。なお、第2図においては、後縁フラツプ1
1としてダブルスロツテツド・フラツプ型式のも
のを図示しており、フラツプ本体11bの前方に
位置するベーンを前部11aとしている。上記ス
ライダ14は、後縁フラツプ11の中間部を後述
の主作動レール19を案内として支持するもの
で、上記主作動レール19の軌跡に沿つて摺動し
うる所定の長さの円弧状棒材に形成され、その後
端部は第3図に示すように後縁フラツプ11の中
間部11bの側端面から側方に突出した軸16に
よつて上記中間部に回動自在に軸着されている。
なお、上述のように、第2図の後縁フラツプ11
はダブルスロツテツド・フラツプ型式のものであ
り、支持点としての中間部はフラツプ本体11b
の翼桁17(第7図参照)とされている。また、
前部11aとしてのベーンと上記フラツプ本体1
1bとは、連結金具18(第7図参照)で相互に
連結されており、一体的に作動するようになつて
いる。
及び第3図に示すように、支持ローラ13及びス
ライダ14が設けられている。上記支持ローラ1
3は、後縁フラツプ11の前部11aを後述の舵
角制御レール20を案内として支持するもので、
第3図に示すように、前部11aの側端面から側
方に突出した軸15に回転自在に取り付けられて
いる。なお、第2図においては、後縁フラツプ1
1としてダブルスロツテツド・フラツプ型式のも
のを図示しており、フラツプ本体11bの前方に
位置するベーンを前部11aとしている。上記ス
ライダ14は、後縁フラツプ11の中間部を後述
の主作動レール19を案内として支持するもの
で、上記主作動レール19の軌跡に沿つて摺動し
うる所定の長さの円弧状棒材に形成され、その後
端部は第3図に示すように後縁フラツプ11の中
間部11bの側端面から側方に突出した軸16に
よつて上記中間部に回動自在に軸着されている。
なお、上述のように、第2図の後縁フラツプ11
はダブルスロツテツド・フラツプ型式のものであ
り、支持点としての中間部はフラツプ本体11b
の翼桁17(第7図参照)とされている。また、
前部11aとしてのベーンと上記フラツプ本体1
1bとは、連結金具18(第7図参照)で相互に
連結されており、一体的に作動するようになつて
いる。
上記後縁リブ12の側面には、第3図及び第4
図に示すように、主作動レール19及び舵角制御
レール20が設けられている。上記主作動レール
19は、前記のスライダ14と嵌合して後縁フラ
ツプ11全体の引込み状態から最大舵角状態に至
るまでのフアウラー形式の作動形態を規制するも
ので、第3図に示すように後縁リブ12のウエブ
21の一方の側面に取り付けられ、その側面形状
は第2図に示すように円弧状に形成されている。
この円弧状の形状は、第5図に示すように、フラ
ツプ本体11bの引込み状態から離陸位置11
b′及び着陸位置11b″に至るまでの翼桁17上の
基準点の時々刻々の移動軌跡を描くと矢印A,
B,Cのようになるので、この矢印A,B,Cで
描かれる円弧状軌跡が後縁フラツプ11の作動形
態を規制するものとして、上記矢印A,B,Cの
円弧状軌跡と全く同一とされている。そして、上
記後縁リブ12のウエブ21には、第2図に示す
ように、上記主作動レール19の中心線に沿つて
上記A,B,Cの円弧状軌跡と同一形状の円弧状
切欠き22が穿設されており、第3図に示すよう
にこの円弧状切欠き22を貫通してフラツプ本体
11bから側方に突出した軸16が前記のスライ
ダ14に軸着されている。上記舵角制御レール2
0は、前記の支持ローラ13と嵌合して後縁フラ
ツプ11の離陸位置及び着陸位置等の舵角を制御
するもので、第3図に示すように、後縁リブ12
のウエブ21の主作動レール19とは反対側の側
面に取る付けられ、その側面形状は第2図に示す
ようにゆるい円弧状に形成されている。このゆる
い円弧状の形状は、第5図に示すように、前部1
1aの引込み位置から離陸位置11a′及び着陸位
置11a″に至るまでの基準点の時々刻々の移動軌
跡を描くと矢印A′,B′,C′のように翼弦線23
に略平行なゆるい曲線になるので、この矢印A′,
B′,C′で描かれるゆるい円弧状軌跡が後縁フラツ
プ11の舵角を制御するものとして、上記矢印
A′,B′,C′のゆるい円弧状軌跡と全く同一とさ
れている。
図に示すように、主作動レール19及び舵角制御
レール20が設けられている。上記主作動レール
19は、前記のスライダ14と嵌合して後縁フラ
ツプ11全体の引込み状態から最大舵角状態に至
るまでのフアウラー形式の作動形態を規制するも
ので、第3図に示すように後縁リブ12のウエブ
21の一方の側面に取り付けられ、その側面形状
は第2図に示すように円弧状に形成されている。
この円弧状の形状は、第5図に示すように、フラ
ツプ本体11bの引込み状態から離陸位置11
b′及び着陸位置11b″に至るまでの翼桁17上の
基準点の時々刻々の移動軌跡を描くと矢印A,
B,Cのようになるので、この矢印A,B,Cで
描かれる円弧状軌跡が後縁フラツプ11の作動形
態を規制するものとして、上記矢印A,B,Cの
円弧状軌跡と全く同一とされている。そして、上
記後縁リブ12のウエブ21には、第2図に示す
ように、上記主作動レール19の中心線に沿つて
上記A,B,Cの円弧状軌跡と同一形状の円弧状
切欠き22が穿設されており、第3図に示すよう
にこの円弧状切欠き22を貫通してフラツプ本体
11bから側方に突出した軸16が前記のスライ
ダ14に軸着されている。上記舵角制御レール2
0は、前記の支持ローラ13と嵌合して後縁フラ
ツプ11の離陸位置及び着陸位置等の舵角を制御
するもので、第3図に示すように、後縁リブ12
のウエブ21の主作動レール19とは反対側の側
面に取る付けられ、その側面形状は第2図に示す
ようにゆるい円弧状に形成されている。このゆる
い円弧状の形状は、第5図に示すように、前部1
1aの引込み位置から離陸位置11a′及び着陸位
置11a″に至るまでの基準点の時々刻々の移動軌
跡を描くと矢印A′,B′,C′のように翼弦線23
に略平行なゆるい曲線になるので、この矢印A′,
B′,C′で描かれるゆるい円弧状軌跡が後縁フラツ
プ11の舵角を制御するものとして、上記矢印
A′,B′,C′のゆるい円弧状軌跡と全く同一とさ
れている。
そして、上記主作動レール19と舵角制御レー
ル20とは、第2図に示すように、側面視におい
て主作動レール19の前端部で互いに交差して配
置されており、主翼翼桁24より後方の翼型の領
域内に上記両レール19,20が納まるように設
けられている。このように、主作動レール19と
舵角制御レール20とが交差した場合は、第2図
から明らかなように、フラツプの引込み状態にお
いてフラツプ本体11bから側方に突出した軸1
6(第3図参照)が両レール19,20の交差点
付近で舵角制御レール20のフランジ部と衝突す
るおそれがあるので、その軸16の突設位置は上
記交差点より後方に配置されている。なお、後縁
フラツプ11の最大舵角があまり大きくない場合
は、主作動レール19と舵角制御レール20とを
交差しなくても、該両レール19,20を翼型内
に納めることができる。
ル20とは、第2図に示すように、側面視におい
て主作動レール19の前端部で互いに交差して配
置されており、主翼翼桁24より後方の翼型の領
域内に上記両レール19,20が納まるように設
けられている。このように、主作動レール19と
舵角制御レール20とが交差した場合は、第2図
から明らかなように、フラツプの引込み状態にお
いてフラツプ本体11bから側方に突出した軸1
6(第3図参照)が両レール19,20の交差点
付近で舵角制御レール20のフランジ部と衝突す
るおそれがあるので、その軸16の突設位置は上
記交差点より後方に配置されている。なお、後縁
フラツプ11の最大舵角があまり大きくない場合
は、主作動レール19と舵角制御レール20とを
交差しなくても、該両レール19,20を翼型内
に納めることができる。
このような状態で、上記主作動レール19に中
間部11bのスライダ14を嵌合すると共に、舵
角制御レール20に前部11aの支持ローラ13
を嵌合することにより、上記二本のレール19,
20の案内によつて所定のフアウラー形式の作動
形態に従つて後縁フラツプ11が作動しうるよう
になる。その駆動源は第2図に示すトルクアクチ
ユエータ25であり、このトルクアクチユエータ
25から伸びるアーム26の先端にトランスレー
デイングリンク27が連結され、このトランスレ
ーデイングリンク27の先端が上記支持ローラ1
3の軸15に連結されて動力が伝達される。
間部11bのスライダ14を嵌合すると共に、舵
角制御レール20に前部11aの支持ローラ13
を嵌合することにより、上記二本のレール19,
20の案内によつて所定のフアウラー形式の作動
形態に従つて後縁フラツプ11が作動しうるよう
になる。その駆動源は第2図に示すトルクアクチ
ユエータ25であり、このトルクアクチユエータ
25から伸びるアーム26の先端にトランスレー
デイングリンク27が連結され、このトランスレ
ーデイングリンク27の先端が上記支持ローラ1
3の軸15に連結されて動力が伝達される。
次に、このように構成された後縁フラツプのト
ラツク式作動機構の動作について説明する。ま
ず、第2図に示すフラツプ11を引込めた状態、
すなわち巡航位置においては、トルクアクチユエ
ータ25は駆動せず初期状態にある。このとき
は、アーム26もトランスレーデイングリンク2
7も最も前進した位置にあり、したがつて、フラ
ツプ11の前部11aを支持する支持ローラ13
及び中間部11bを支持するスライダ14は、そ
れぞれ舵角制御レール20又は主作動レール19
内の最も前進した位置にある。この位置からフラ
ツプ11を離陸位置まで下げるには、トルクアク
チユエータ25を駆動し、そのアーム26を第2
図において矢印D方向へ回動する。すると、トラ
ンスレーデイングリンク27が下方へ下がりなが
ら矢印E方向へ押され、その先端に連結された支
持ローラ13の軸15を押す。このとき、支持ロ
ーラ13は舵角制御レール20の案内で矢印F方
向へスライドして前部11aを所定の軌跡に沿つ
て後退させ、これと同時に連結金具18(第7図
参照)で連結されたフラツプ本体11bも後退方
向の力を受ける。この力の作用によりフラツプ本
体11bも後退するが、軸16に回動自在に軸着
されたスライダ14が主作動レール19の案内で
矢印G方向へスライドして該フラツプ本体11b
を所定の円弧状軌跡に沿つて後退させる。このよ
うにして、フラツプ11の前部11a及び中間部
11bがそれぞれ舵角制御レール20及び主作動
レール19の案内によつて所定の軌跡をたどつ
て、第6図に示すように離陸位置の舵角まで下が
つたら、上記トルクアクチユエータ25が停止し
てフラツプ11はその角度に保持される。そし
て、飛行機が離陸したらフラツプ11は巡航位置
に引込まれる。次に、最大舵角である着陸位置ま
で下げるには、第6図に示す離陸位置の舵角を経
過した後もトルクアクチユエータ25を引き続い
て駆動し、そのアーム26を矢印H方向へ回動す
る。すると、トランスレーデイングリンク27が
矢印I方向へ押されながらやや上昇して行き、そ
の先端に連結された支持ローラ13の軸15を押
す。これにより、上記と同様にして、支持ローラ
13は舵角制御レール20の案内で矢印J方向に
後退し、スライダ14は主作動レール19の案内
で矢印K方向に後退する。この結果、フラツプ1
1の前部11a及び中間部11bがそれぞれ所定
の軌跡をたどつて、第7図に示すように着陸位置
の最大舵角まで下がつたら、上記トルクアクチユ
エータ25が停止してフラツプ11はその角度に
保持される。このとき、第7図に示すように、フ
ラツプ本体11bに軸着された円弧状棒材からな
るスライダ14の後端部は上記主作動レール19
の終端から下方外部へ張り出すが、その前端部は
適宜の長さだけ該主作動レール19の後端部内に
残つて嵌合しているので、この部分でフラツプ本
体11bに作用する荷重を受け、該フラツプ本体
11bを保持することができる。そして、飛行機
が着陸したらフラツプ11は巡航位置に引込まれ
る。なお、第7図において、符号28は、後縁下
面に突出した主作動レール19の終端部分を覆う
フエアリングである。このフエアリング28の大
きさは、スライダ14の嵌合長さ及び最大舵角の
大小によつて変化するが、フラツプ11の最大舵
角があまり大きくない場合は、全然設けなくとも
よい。
ラツク式作動機構の動作について説明する。ま
ず、第2図に示すフラツプ11を引込めた状態、
すなわち巡航位置においては、トルクアクチユエ
ータ25は駆動せず初期状態にある。このとき
は、アーム26もトランスレーデイングリンク2
7も最も前進した位置にあり、したがつて、フラ
ツプ11の前部11aを支持する支持ローラ13
及び中間部11bを支持するスライダ14は、そ
れぞれ舵角制御レール20又は主作動レール19
内の最も前進した位置にある。この位置からフラ
ツプ11を離陸位置まで下げるには、トルクアク
チユエータ25を駆動し、そのアーム26を第2
図において矢印D方向へ回動する。すると、トラ
ンスレーデイングリンク27が下方へ下がりなが
ら矢印E方向へ押され、その先端に連結された支
持ローラ13の軸15を押す。このとき、支持ロ
ーラ13は舵角制御レール20の案内で矢印F方
向へスライドして前部11aを所定の軌跡に沿つ
て後退させ、これと同時に連結金具18(第7図
参照)で連結されたフラツプ本体11bも後退方
向の力を受ける。この力の作用によりフラツプ本
体11bも後退するが、軸16に回動自在に軸着
されたスライダ14が主作動レール19の案内で
矢印G方向へスライドして該フラツプ本体11b
を所定の円弧状軌跡に沿つて後退させる。このよ
うにして、フラツプ11の前部11a及び中間部
11bがそれぞれ舵角制御レール20及び主作動
レール19の案内によつて所定の軌跡をたどつ
て、第6図に示すように離陸位置の舵角まで下が
つたら、上記トルクアクチユエータ25が停止し
てフラツプ11はその角度に保持される。そし
て、飛行機が離陸したらフラツプ11は巡航位置
に引込まれる。次に、最大舵角である着陸位置ま
で下げるには、第6図に示す離陸位置の舵角を経
過した後もトルクアクチユエータ25を引き続い
て駆動し、そのアーム26を矢印H方向へ回動す
る。すると、トランスレーデイングリンク27が
矢印I方向へ押されながらやや上昇して行き、そ
の先端に連結された支持ローラ13の軸15を押
す。これにより、上記と同様にして、支持ローラ
13は舵角制御レール20の案内で矢印J方向に
後退し、スライダ14は主作動レール19の案内
で矢印K方向に後退する。この結果、フラツプ1
1の前部11a及び中間部11bがそれぞれ所定
の軌跡をたどつて、第7図に示すように着陸位置
の最大舵角まで下がつたら、上記トルクアクチユ
エータ25が停止してフラツプ11はその角度に
保持される。このとき、第7図に示すように、フ
ラツプ本体11bに軸着された円弧状棒材からな
るスライダ14の後端部は上記主作動レール19
の終端から下方外部へ張り出すが、その前端部は
適宜の長さだけ該主作動レール19の後端部内に
残つて嵌合しているので、この部分でフラツプ本
体11bに作用する荷重を受け、該フラツプ本体
11bを保持することができる。そして、飛行機
が着陸したらフラツプ11は巡航位置に引込まれ
る。なお、第7図において、符号28は、後縁下
面に突出した主作動レール19の終端部分を覆う
フエアリングである。このフエアリング28の大
きさは、スライダ14の嵌合長さ及び最大舵角の
大小によつて変化するが、フラツプ11の最大舵
角があまり大きくない場合は、全然設けなくとも
よい。
なお、以上の説明では、後縁フラツプ11とし
てダブルスロツテツド・フラツプ型式のものを図
示して説明したが、本考案はこれに限られず、例
えば第8図に示すように、ベーンを有さない通常
のフアウラーフラツプ11′であつても同様に適
用できる。
てダブルスロツテツド・フラツプ型式のものを図
示して説明したが、本考案はこれに限られず、例
えば第8図に示すように、ベーンを有さない通常
のフアウラーフラツプ11′であつても同様に適
用できる。
考案の効果
本考案は以上説明したように、後縁フラツプ1
1の作動を案内するレールを、後縁フラツプ11
全体の作動形態を規制する主作動レール19と後
縁フラツプ11の舵角を制御する舵角制御レール
20の二本のレールに分け、この二本のレール1
9,20を主翼翼桁24より後方の翼型の領域内
に納まるように配置して設けたので、従来のよう
に主翼Wの後縁下面に大きなフエアリングを張り
出さなくてもよい。また、上記舵角制御レール2
0には後縁フラツプ11の前部11aの支持ロー
ラ13を嵌合すると共に、主作動レール19には
中間部11bに設けられた適宜の長さの円弧状棒
材からなるスライダ14を嵌合したので、後縁フ
ラツプ11の最大舵角時において、上記スライダ
14の後端部が上記主作動レール19から下方外
部へ張り出した状態でもその前端部が主作動レー
ル19の後端部内に残つて嵌合し、後縁フラツプ
11に作用する荷重を受けて支持することができ
る。したがつて、本考案は、主翼Wの後縁下面に
従来のような大きなフエアリングを張り出すこと
を要さず、機体全体の空気抵抗を減少することが
できる。特に、後縁フラツプ11を引込めた巡航
時においてその効果は顕著であり、巡航速度の向
上を図ることができる。また、機体全体の重量を
軽減することができると共に、コスト低下も図る
ことができる。
1の作動を案内するレールを、後縁フラツプ11
全体の作動形態を規制する主作動レール19と後
縁フラツプ11の舵角を制御する舵角制御レール
20の二本のレールに分け、この二本のレール1
9,20を主翼翼桁24より後方の翼型の領域内
に納まるように配置して設けたので、従来のよう
に主翼Wの後縁下面に大きなフエアリングを張り
出さなくてもよい。また、上記舵角制御レール2
0には後縁フラツプ11の前部11aの支持ロー
ラ13を嵌合すると共に、主作動レール19には
中間部11bに設けられた適宜の長さの円弧状棒
材からなるスライダ14を嵌合したので、後縁フ
ラツプ11の最大舵角時において、上記スライダ
14の後端部が上記主作動レール19から下方外
部へ張り出した状態でもその前端部が主作動レー
ル19の後端部内に残つて嵌合し、後縁フラツプ
11に作用する荷重を受けて支持することができ
る。したがつて、本考案は、主翼Wの後縁下面に
従来のような大きなフエアリングを張り出すこと
を要さず、機体全体の空気抵抗を減少することが
できる。特に、後縁フラツプ11を引込めた巡航
時においてその効果は顕著であり、巡航速度の向
上を図ることができる。また、機体全体の重量を
軽減することができると共に、コスト低下も図る
ことができる。
第1図は本考案に係る後縁フラツプの取付け状
態を示す平面図、第2図は本考案による後縁フラ
ツプのトラツク式作動機構を示す第1図の−
線拡大断面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は二本のレールを示す第2図の底面
図、第5図は主作動レール及び舵角制御レールの
軌跡を決定するための説明図、第6図は離陸位置
の舵角を示す動作説明図、第7図は着陸位置の舵
角を示す動作説明図、第8図は本発明の他の適用
例を示す説明図、第9図及び第10図は従来の後
縁フラツプのトラツク式作動機構を示す説明図で
ある。 11……後縁フラツプ、11a……前部(ベー
ン)、11b……フラツプ本体(中間部)、12…
…後縁リブ、13……支持ローラ、14……スラ
イダ、15……支持ローラの軸、16……スライ
ダの軸、18……連結金具、19……主作動レー
ル、20……舵角制御レール、21……後縁リブ
のウエブ、22……円弧状切欠き、24……主翼
翼桁、25……トルクアクチユエータ、26……
アーム、27……トランスレーデイングリンク。
態を示す平面図、第2図は本考案による後縁フラ
ツプのトラツク式作動機構を示す第1図の−
線拡大断面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は二本のレールを示す第2図の底面
図、第5図は主作動レール及び舵角制御レールの
軌跡を決定するための説明図、第6図は離陸位置
の舵角を示す動作説明図、第7図は着陸位置の舵
角を示す動作説明図、第8図は本発明の他の適用
例を示す説明図、第9図及び第10図は従来の後
縁フラツプのトラツク式作動機構を示す説明図で
ある。 11……後縁フラツプ、11a……前部(ベー
ン)、11b……フラツプ本体(中間部)、12…
…後縁リブ、13……支持ローラ、14……スラ
イダ、15……支持ローラの軸、16……スライ
ダの軸、18……連結金具、19……主作動レー
ル、20……舵角制御レール、21……後縁リブ
のウエブ、22……円弧状切欠き、24……主翼
翼桁、25……トルクアクチユエータ、26……
アーム、27……トランスレーデイングリンク。
Claims (1)
- 飛行機の主翼の後縁リブの間に揺動可能に設け
られる後縁フラツプの両側端面に、該後縁フラツ
プの前部を支持する支持ローラを回転自在に設け
ると共に、上記後縁フラツプの中間部を支持する
所定の長さの円弧状棒材のスライダを該スライダ
の後端部で回動自在に後縁フラツプの中間部に軸
着して設け、上記後縁リブの側面には後縁フラツ
プのフアウラー形式の作動形態を規制する円弧状
軌跡の主作動レール及び後縁フラツプの舵角を制
御するゆるい円弧状軌跡の舵角制御レールを主翼
翼桁より後方の翼型の領域内に納めて配設し、上
記舵角制御レールに後縁フラツプ前部の支持ロー
ラを嵌合すると共に主作動レールには後縁フラツ
プの中間部に軸着されたスライダを嵌合し、これ
ら舵角制御レールと主作動レールとの案内により
後縁フラツプ全体の作動形態及び舵角を制御する
と共に、後縁フラツプの最大舵角時は上記スライ
ダの後端部が上記主作動レールから下方外部に張
り出した状態で該後縁フラツプの中間部を支持す
るようにしたことを特徴とする飛行機翼後縁フラ
ツプのトラツク式作動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13358584U JPS6147799U (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 飛行機翼後縁フラツプのトラツク式作動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13358584U JPS6147799U (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 飛行機翼後縁フラツプのトラツク式作動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6147799U JPS6147799U (ja) | 1986-03-31 |
| JPH0338080Y2 true JPH0338080Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=30692126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13358584U Granted JPS6147799U (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 飛行機翼後縁フラツプのトラツク式作動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6147799U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7475854B2 (en) * | 2005-11-21 | 2009-01-13 | The Boeing Company | Aircraft trailing edge devices, including devices with non-parallel motion paths, and associated methods |
| GB0810460D0 (en) * | 2008-06-09 | 2008-07-09 | Airbus Uk Ltd | Support assembly |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP13358584U patent/JPS6147799U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6147799U (ja) | 1986-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4995575A (en) | Wing trailing edge flap mechanism | |
| JP3213752B2 (ja) | ティルト回転翼用フラッペロン・システム | |
| US4444368A (en) | Slotted variable camber flap | |
| US4471927A (en) | Trailing edge flap assembly | |
| EP0230060B1 (en) | Wing edge movable airfoil having variable camber | |
| US3486720A (en) | Continuous slot forming leading edge slats for cranked wings | |
| US4262868A (en) | Three-position variable camber flap | |
| US2938680A (en) | Multiple position airfoil slat | |
| US3767140A (en) | Airplane flaps | |
| US4448375A (en) | Folding truss mechanism for trailing edge flaps | |
| US3659810A (en) | Inherently stable tapered wing flaperon airplane | |
| RU2429163C2 (ru) | Авиационная система | |
| US4365774A (en) | Convertible delta wing aircraft | |
| US3539133A (en) | Inherently stable tapered wing flaperon airplane | |
| US4854528A (en) | Cover for flap guide rails in aircraft wings | |
| EP0239138A2 (en) | Aircraft wings with aileron-supported ground speed spoilers and trailing edge flaps | |
| JPH04503495A (ja) | ティルト回転翼用フラッペロン・システム | |
| US4358077A (en) | Transverse wing actuation system | |
| CN104512546A (zh) | 用于飞行器机翼单元的高升力后缘襟翼系统 | |
| US20100096497A1 (en) | Bi-directional flight control surface mechanism | |
| US4915327A (en) | Slat actuation and steering | |
| US20200198768A1 (en) | Aircraft flap deployment system | |
| US11214354B2 (en) | Control surface actuation mechanism | |
| JP2021020670A (ja) | 航空機のためのフラップ作動システム | |
| CN117465658A (zh) | 用于飞行器的机翼、后缘高升力组件及飞行器 |