JPH0338466Y2 - - Google Patents
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- JPH0338466Y2 JPH0338466Y2 JP1987000008U JP887U JPH0338466Y2 JP H0338466 Y2 JPH0338466 Y2 JP H0338466Y2 JP 1987000008 U JP1987000008 U JP 1987000008U JP 887 U JP887 U JP 887U JP H0338466 Y2 JPH0338466 Y2 JP H0338466Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- chamber
- cylinder chamber
- compression
- compression chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、たとえば自動車用冷房装置に用いら
れる電子駆動コンプレツサに関する。
れる電子駆動コンプレツサに関する。
(従来の技術)
従来のこの種のコンプレツサを第6図に示す。
コンプレツサ本体100には大径シリンダ室10
2と小径シリンダ室103とを有するシリンダ1
04を設けてある。シリンダ104内には大径部
105と小径部106とを有するピストン107
を配置してある。このようにして第一圧縮室10
8と第二圧縮室109とを形成している。
コンプレツサ本体100には大径シリンダ室10
2と小径シリンダ室103とを有するシリンダ1
04を設けてある。シリンダ104内には大径部
105と小径部106とを有するピストン107
を配置してある。このようにして第一圧縮室10
8と第二圧縮室109とを形成している。
第一圧縮室108と第二圧縮室109とは通路
112により連通してある。
112により連通してある。
一方、ピストン107の一端側にはアーマチユ
ア119を設けてあり、その周囲に電磁往復動機
121を設けてある。更に、アーマチユア119
の端面にはピストン107を押圧する弾性体12
0を押圧する弾性体120を当接させてある。
ア119を設けてあり、その周囲に電磁往復動機
121を設けてある。更に、アーマチユア119
の端面にはピストン107を押圧する弾性体12
0を押圧する弾性体120を当接させてある。
このように構成された従来例において、電磁往
復動機121に通電されると磁気回路が形成さ
れ、ピストン107は弾性体120の押圧力に抗
して矢印A方向へと作動し、吸込口117内の気
体が第一圧縮室108内へと吸入される。そし
て、電磁往復動機121へと通電を停止すると、
ピストン107は弾性体120により押圧されて
矢印B方向へと作動し、第一圧縮室108内の気
体が圧縮されるとともに、気体圧力でバルブ11
5が開いて気体は通路112を介してバツフアチ
ヤンバ130へと送られ、バルブ115は閉じ
る。
復動機121に通電されると磁気回路が形成さ
れ、ピストン107は弾性体120の押圧力に抗
して矢印A方向へと作動し、吸込口117内の気
体が第一圧縮室108内へと吸入される。そし
て、電磁往復動機121へと通電を停止すると、
ピストン107は弾性体120により押圧されて
矢印B方向へと作動し、第一圧縮室108内の気
体が圧縮されるとともに、気体圧力でバルブ11
5が開いて気体は通路112を介してバツフアチ
ヤンバ130へと送られ、バルブ115は閉じ
る。
そして、再度電磁往復動機121に通電して上
記動作(ピストン107の往復)が行なわれる
と、第一圧縮室108からバツフアチヤンバ13
0へ加わる圧力によりバルブ118が開き、バツ
フアチヤンバ130内の気体は第二圧縮室109
内へと送り込まれるとともにピストン107の小
径部106と第二圧縮室109で圧縮されてバル
ブ131が開き、吐出口132へと吐出される。
以後は同様の動作を繰り返すこととなる。
記動作(ピストン107の往復)が行なわれる
と、第一圧縮室108からバツフアチヤンバ13
0へ加わる圧力によりバルブ118が開き、バツ
フアチヤンバ130内の気体は第二圧縮室109
内へと送り込まれるとともにピストン107の小
径部106と第二圧縮室109で圧縮されてバル
ブ131が開き、吐出口132へと吐出される。
以後は同様の動作を繰り返すこととなる。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来例においては次のよう
な問題点があつた。
な問題点があつた。
電磁往復動機121によりピストン107を駆
動しているためストロークが大きくなり、振動や
騒音が発生し易い。また、第一、第二圧縮室10
8,109を同時に圧縮するには大きな駆動力が
必要であり、消費電力も大きくなる。
動しているためストロークが大きくなり、振動や
騒音が発生し易い。また、第一、第二圧縮室10
8,109を同時に圧縮するには大きな駆動力が
必要であり、消費電力も大きくなる。
この考案は上記課題を解決するためのもので、
第一圧縮室と第二圧縮室での気体圧縮を交互に行
うことができるとともに、ピストンの小さなスト
ロークで流体を圧縮できる電子駆動コンプレツサ
を提供することにある。
第一圧縮室と第二圧縮室での気体圧縮を交互に行
うことができるとともに、ピストンの小さなスト
ロークで流体を圧縮できる電子駆動コンプレツサ
を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本考案は、ケーシン
グにそれぞれ吐出バルブを有する吸入口と吐出口
とを有し、吸入口と吐出口との連通中間に少なく
とも1つの圧縮装置を備えた電子駆動コンプレツ
サであつて、前記圧縮装置は吸入口側に大径シリ
ンダ室が形成され、吐出口側に小径シリンダ室が
形成されたシリンダ室と、シリンダ室に配置され
て大径シリンダ室との間に第一圧縮室を形成する
大径部と、小径シリンダ室との間に第二圧縮室を
形成する小径部とを有するピストンと、ピストン
を第一圧縮室側へ押圧するばね状弾性体と、ピス
トンを第二圧縮室側へ押圧するため、ケーシング
側に設けたホルダにより支持される積層型の圧電
素子と、第一圧縮室と第二圧縮室とに連通する通
路に吐出バルブを有することを特徴とする。
グにそれぞれ吐出バルブを有する吸入口と吐出口
とを有し、吸入口と吐出口との連通中間に少なく
とも1つの圧縮装置を備えた電子駆動コンプレツ
サであつて、前記圧縮装置は吸入口側に大径シリ
ンダ室が形成され、吐出口側に小径シリンダ室が
形成されたシリンダ室と、シリンダ室に配置され
て大径シリンダ室との間に第一圧縮室を形成する
大径部と、小径シリンダ室との間に第二圧縮室を
形成する小径部とを有するピストンと、ピストン
を第一圧縮室側へ押圧するばね状弾性体と、ピス
トンを第二圧縮室側へ押圧するため、ケーシング
側に設けたホルダにより支持される積層型の圧電
素子と、第一圧縮室と第二圧縮室とに連通する通
路に吐出バルブを有することを特徴とする。
(作用)
上記構成に基づくこの考案の作用は、圧電素子
に電圧を印加すると、圧電素子が変位して、ピス
トンがばね状弾性体の弾性力に抗して移動して大
径シリンダ室の容積が拡大して気体が吸入口から
第一圧縮室内に流入する。
に電圧を印加すると、圧電素子が変位して、ピス
トンがばね状弾性体の弾性力に抗して移動して大
径シリンダ室の容積が拡大して気体が吸入口から
第一圧縮室内に流入する。
つぎに圧電素子への電圧印加が解かれるとばね
状弾性体の反発力がピストンを押圧し、第一圧縮
室内の気体がピストンの大径部によつて圧縮さ
れ、この圧力によつて通路を通つて圧縮気体が第
二圧縮室へと圧送される。
状弾性体の反発力がピストンを押圧し、第一圧縮
室内の気体がピストンの大径部によつて圧縮さ
れ、この圧力によつて通路を通つて圧縮気体が第
二圧縮室へと圧送される。
そして、再度圧電素子に電圧を印加するとピス
トンの小径部により第二圧縮室内に導入された圧
縮気体が再圧縮されることとなる。この第二圧縮
室での気体圧縮時においては、第一圧縮室へは前
述と同様に気体が流入している。このようにして
ピストンが往復動し、第一圧縮室と第二圧縮室と
で交互に気体の圧縮が行なわれるし、圧電素子の
変位で押圧されるピストンのストロークは微少で
ある。
トンの小径部により第二圧縮室内に導入された圧
縮気体が再圧縮されることとなる。この第二圧縮
室での気体圧縮時においては、第一圧縮室へは前
述と同様に気体が流入している。このようにして
ピストンが往復動し、第一圧縮室と第二圧縮室と
で交互に気体の圧縮が行なわれるし、圧電素子の
変位で押圧されるピストンのストロークは微少で
ある。
(実施例)
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。本考案の一実施例に係る電子駆動コンプレツ
サを示す第1図において、1はコンプレツサ全体
を示しており、概略大径と小径の段付き構成に形
成される第1、第2シリンダ室2,3と、上記第
1,第2シリンダ室2,3に往復動自在に収容さ
れ、ストローク方向に薄形の第1、第2ピストン
4,5と、この第1、第2ピストン4,5を往復
動させる第1、第2圧電素子6,7とから成つて
いる。而して第1ピストン4と第2ピストン5が
それぞれ同軸上に対向配置されていて、第1、第
2ピストン4,5を挟んで両側に上記第1、第2
圧電素子6,7が両ピストン4,5と同軸的に配
置されている。
る。本考案の一実施例に係る電子駆動コンプレツ
サを示す第1図において、1はコンプレツサ全体
を示しており、概略大径と小径の段付き構成に形
成される第1、第2シリンダ室2,3と、上記第
1,第2シリンダ室2,3に往復動自在に収容さ
れ、ストローク方向に薄形の第1、第2ピストン
4,5と、この第1、第2ピストン4,5を往復
動させる第1、第2圧電素子6,7とから成つて
いる。而して第1ピストン4と第2ピストン5が
それぞれ同軸上に対向配置されていて、第1、第
2ピストン4,5を挟んで両側に上記第1、第2
圧電素子6,7が両ピストン4,5と同軸的に配
置されている。
上記第1、第2シリンダ室2,3は第1、第2
ピストン4,5間に配置されるボデイ8と、ボデ
イ8の両側に取付けられるサイドプレート9とバ
ツクプレート10との間にそれぞれ形成されてい
る。ボデイ8とサイドプレート9によりケーシン
グが形成されている。
ピストン4,5間に配置されるボデイ8と、ボデ
イ8の両側に取付けられるサイドプレート9とバ
ツクプレート10との間にそれぞれ形成されてい
る。ボデイ8とサイドプレート9によりケーシン
グが形成されている。
第1シリンダ室2はサイドプレート9側が大径
でボデイ8側が小径の段付形状で、大径シリンダ
室21と小径シリンダ室22とは同心状に形成さ
れている。一方第1ピストン4は上記大径シリン
ダ室21に収容される大径部41と小径シリンダ
室22に収容される小径部42とから成る段付形
状で、大径部41および小径部42の外周がそれ
ぞれ大径、小径シリンダ室21,22内周に摺接
していてその中心軸方向に往復動可能となつてい
る。
でボデイ8側が小径の段付形状で、大径シリンダ
室21と小径シリンダ室22とは同心状に形成さ
れている。一方第1ピストン4は上記大径シリン
ダ室21に収容される大径部41と小径シリンダ
室22に収容される小径部42とから成る段付形
状で、大径部41および小径部42の外周がそれ
ぞれ大径、小径シリンダ室21,22内周に摺接
していてその中心軸方向に往復動可能となつてい
る。
一方上記第1ピストン4の小径部42端面42
aには第1凹部42bが設けられ、この凹部42
bにリング状のばねプレート(弾性体)43を介
してピストン端面42aからボデイ8側に突出す
る環状突起44aを備えたキツクプレート44が
嵌合されている。キツクプレート44の内周は第
1ピストン4の中央部に嵌着されたピストンポス
ト45の外周に嵌合されている。第1ピストン4
の端面42aとボデイ8の第二圧縮面8aとによ
り第二圧縮室Dを形成している。而してキツクプ
レート44が上記ばねプレート43のばね力によ
つてボデイ8に押付けられその反力によつて大径
部41の端面41aがサイドプレート9の第一圧
縮面9cへと常時押圧されて、第一圧縮室Bを閉
塞している。
aには第1凹部42bが設けられ、この凹部42
bにリング状のばねプレート(弾性体)43を介
してピストン端面42aからボデイ8側に突出す
る環状突起44aを備えたキツクプレート44が
嵌合されている。キツクプレート44の内周は第
1ピストン4の中央部に嵌着されたピストンポス
ト45の外周に嵌合されている。第1ピストン4
の端面42aとボデイ8の第二圧縮面8aとによ
り第二圧縮室Dを形成している。而してキツクプ
レート44が上記ばねプレート43のばね力によ
つてボデイ8に押付けられその反力によつて大径
部41の端面41aがサイドプレート9の第一圧
縮面9cへと常時押圧されて、第一圧縮室Bを閉
塞している。
またサイドプレート9の上記第1シリンダ室2
の反対側には、サイドプレート9の中心軸線に沿
つて穿設された貫通孔9aに挿通されるプツシユ
ピン46を介して上記第1ピストン4を往復動さ
せる第1圧電素子6が配設されている。
の反対側には、サイドプレート9の中心軸線に沿
つて穿設された貫通孔9aに挿通されるプツシユ
ピン46を介して上記第1ピストン4を往復動さ
せる第1圧電素子6が配設されている。
第1圧電素子6は積層型のものを用い、サイド
プレート9に一端が固着された筒状のケース11
の開口端に螺着されるホルダ12によつて坦持さ
れている。尚、図中13は緩み止めのナツトであ
る。
プレート9に一端が固着された筒状のケース11
の開口端に螺着されるホルダ12によつて坦持さ
れている。尚、図中13は緩み止めのナツトであ
る。
一方サイドプレート9には上記大径シリンダ室
21に気体を吸入する吸気用通路14が設けられ
ていて、吸気用通路14には吸気バルブ15が配
設されている。この吸気バルブ15は弁室15a
内にスプリング15b、弁体15cを収納してな
る。吸気バルブ15には各種パイプに接続するた
めのニツプル16が接続されている。ニツプル1
6には流体の吸入口16aを設けてある。さらに
ボデイ8には大径シリンダ室21と小径シリンダ
室22とを連通する通路17が設けられていて、
この通路17に吐出バルブ18が設けられてい
る。この吐出バルブ18は弁室18aにスプリン
グ18bと球状の弁体18cとを収納してなる。
吐出バルブ18はボデイ8にバルブサポート18
aによつて支持されている。
21に気体を吸入する吸気用通路14が設けられ
ていて、吸気用通路14には吸気バルブ15が配
設されている。この吸気バルブ15は弁室15a
内にスプリング15b、弁体15cを収納してな
る。吸気バルブ15には各種パイプに接続するた
めのニツプル16が接続されている。ニツプル1
6には流体の吸入口16aを設けてある。さらに
ボデイ8には大径シリンダ室21と小径シリンダ
室22とを連通する通路17が設けられていて、
この通路17に吐出バルブ18が設けられてい
る。この吐出バルブ18は弁室18aにスプリン
グ18bと球状の弁体18cとを収納してなる。
吐出バルブ18はボデイ8にバルブサポート18
aによつて支持されている。
一方ボデイ8には上記第1シリンダ室2の小径
シリンダ室22と第2シリンダ室3の大径シリン
ダ室31とを連通して気体を小径シリンダ室22
から第2シリンダ室3の大径シリンダ室31に吐
出する通路19が設けられ、この通路19に吐出
バルブ20が設けられている。吐出バルブ20は
弁室20a内にスプリング20bと弁体20cと
を収納してなる。
シリンダ室22と第2シリンダ室3の大径シリン
ダ室31とを連通して気体を小径シリンダ室22
から第2シリンダ室3の大径シリンダ室31に吐
出する通路19が設けられ、この通路19に吐出
バルブ20が設けられている。吐出バルブ20は
弁室20a内にスプリング20bと弁体20cと
を収納してなる。
第2シリンダ室3の大径シリンダ室31は、第
1シリンダ室2の小径シリンダ室22よりも小径
で、第1シリンダ室2の大径、小径シリンダ室2
1,22および第2シリンダ室3の大径、小径シ
リンダ室31,32の容積が順次小さく構成され
ている。第2シリンダ室3に収容される第2ピス
トン5も、第1ピストン4と同様に大径部51と
小径部52とから成つている。そして第2ピスト
ン5の大径部51のボデイ側の端面51aに設け
た凹部51bにばねプレート(弾性体)53を介
してキツクプレート54が取付けられていて、こ
のキツクプレート54を介して第2ピストン5を
常時ボデイ8から離れる方向、すなわち端面51
aとボデイ8の第一圧縮面8bとにより形成した
第三圧縮室71を閉塞する方向に常時付勢するよ
うになつている。また、バツクプレート10の第
二圧縮面70と小径部52とにより第四圧縮室E
を形成している。
1シリンダ室2の小径シリンダ室22よりも小径
で、第1シリンダ室2の大径、小径シリンダ室2
1,22および第2シリンダ室3の大径、小径シ
リンダ室31,32の容積が順次小さく構成され
ている。第2シリンダ室3に収容される第2ピス
トン5も、第1ピストン4と同様に大径部51と
小径部52とから成つている。そして第2ピスト
ン5の大径部51のボデイ側の端面51aに設け
た凹部51bにばねプレート(弾性体)53を介
してキツクプレート54が取付けられていて、こ
のキツクプレート54を介して第2ピストン5を
常時ボデイ8から離れる方向、すなわち端面51
aとボデイ8の第一圧縮面8bとにより形成した
第三圧縮室71を閉塞する方向に常時付勢するよ
うになつている。また、バツクプレート10の第
二圧縮面70と小径部52とにより第四圧縮室E
を形成している。
第2圧電素子7は第1圧電素子6と同様に積層
型であり、バツクプレート10に一端が固着され
るケース11に螺着されるホルダ12に坦持され
ていて、バツクプレート10の中心軸に沿つて穿
設された貫通孔10aに摺動自在に挿通されるプ
ツシユピン56を介して上記第2ピストン5の小
径部52の端面52aのピストンポスト55を押
圧して第2ピストン5を往復動させるようになつ
ている。
型であり、バツクプレート10に一端が固着され
るケース11に螺着されるホルダ12に坦持され
ていて、バツクプレート10の中心軸に沿つて穿
設された貫通孔10aに摺動自在に挿通されるプ
ツシユピン56を介して上記第2ピストン5の小
径部52の端面52aのピストンポスト55を押
圧して第2ピストン5を往復動させるようになつ
ている。
またバツクプレート10には上記第2シリンダ
室3の大径シリンダ室31と小径シリンダ室32
とを連通して大径シリンダ室31内で圧縮された
気体を小径シリンダ室32に送る通路21が設け
られていて、この通路21に吐出バルブ22が設
けられている。この吐出バルブ22は弁室22a
内にスプリング22b、弁体22cを収納してな
る。さらにバツクプレート10には上記小径シリ
ンダ室32と外部とを連通して小径シリンダ室3
2内で圧縮された気体を吐出する通路23が設け
られていて、この通路23に吐出バルブ24が設
けられている。吐出バルブ24は弁室24a内に
弁体24b、スプリング24cを収納してなる。
また24aは吐出バルブ24を支持するバルブサ
ポートであり、25はバツクプレート10に取付
けられパイプ等と接続するための吐出用ニツプル
であり吐出口25aを有する。
室3の大径シリンダ室31と小径シリンダ室32
とを連通して大径シリンダ室31内で圧縮された
気体を小径シリンダ室32に送る通路21が設け
られていて、この通路21に吐出バルブ22が設
けられている。この吐出バルブ22は弁室22a
内にスプリング22b、弁体22cを収納してな
る。さらにバツクプレート10には上記小径シリ
ンダ室32と外部とを連通して小径シリンダ室3
2内で圧縮された気体を吐出する通路23が設け
られていて、この通路23に吐出バルブ24が設
けられている。吐出バルブ24は弁室24a内に
弁体24b、スプリング24cを収納してなる。
また24aは吐出バルブ24を支持するバルブサ
ポートであり、25はバツクプレート10に取付
けられパイプ等と接続するための吐出用ニツプル
であり吐出口25aを有する。
上記した第1、第2圧電素子6,7を坦持する
ホルダ12,12は亜鉛、アルミニウム、黄銅等
の高熱膨張部材よりなり、他のサイドプレート
9、ボデイ8、バツクプレート10、プツシユピ
ン46,56、第1、第2ピストン5,6、ピス
トンポスト45,55はアンバー、クローム鋼等
の低熱膨張係数の部材、好ましくはセラミツク等
で構成されている。
ホルダ12,12は亜鉛、アルミニウム、黄銅等
の高熱膨張部材よりなり、他のサイドプレート
9、ボデイ8、バツクプレート10、プツシユピ
ン46,56、第1、第2ピストン5,6、ピス
トンポスト45,55はアンバー、クローム鋼等
の低熱膨張係数の部材、好ましくはセラミツク等
で構成されている。
上記構成の電子駆動コンプレツサにあつては、
まず第1圧電素子6に電圧を印加すると、第1圧
電素子6が軸方向に変位して、第2図に示すよう
に第1ピストン4が上記ばねプレート43の付勢
力に抗して移動し第一圧縮室Bの容積が拡大して
吸気バルブ15が開く。而して吸気バルブ15を
通つて気体が第一圧縮室Bに流入する。
まず第1圧電素子6に電圧を印加すると、第1圧
電素子6が軸方向に変位して、第2図に示すよう
に第1ピストン4が上記ばねプレート43の付勢
力に抗して移動し第一圧縮室Bの容積が拡大して
吸気バルブ15が開く。而して吸気バルブ15を
通つて気体が第一圧縮室Bに流入する。
つぎに第1圧電素子6への電圧印加が解かれる
と上記ばねプレート43の反発力によつて第1ピ
ストン4は第3図に示すように原位置に復帰す
る。この時第1一圧縮室B内の気体が圧縮され、
この圧力によつて吐出バルブ18が開き、通路1
7および吐出バルブ18を通つて圧縮気体が第二
圧縮室Dへ圧送される。
と上記ばねプレート43の反発力によつて第1ピ
ストン4は第3図に示すように原位置に復帰す
る。この時第1一圧縮室B内の気体が圧縮され、
この圧力によつて吐出バルブ18が開き、通路1
7および吐出バルブ18を通つて圧縮気体が第二
圧縮室Dへ圧送される。
つぎに第4図に示すように第一圧電素子6に再
度電圧を印加すると第二圧縮室Dに導入された圧
縮気体が再圧縮されて吐出バルブ20が開き、圧
縮気体が第2シリンダ室3の第一圧縮室71に導
入される。この時、第2圧電素子7の電圧印加が
解かれ、第2ピストン5のばねプレート53の弾
発力によつて第2ピストン5を移動させて第一圧
縮室71の容積を拡大しておく。
度電圧を印加すると第二圧縮室Dに導入された圧
縮気体が再圧縮されて吐出バルブ20が開き、圧
縮気体が第2シリンダ室3の第一圧縮室71に導
入される。この時、第2圧電素子7の電圧印加が
解かれ、第2ピストン5のばねプレート53の弾
発力によつて第2ピストン5を移動させて第一圧
縮室71の容積を拡大しておく。
さらに第2圧電素子7に電圧を印加し、第5図
に示すように第2ピストン5を第一圧縮室71を
閉じる方向に変位されて圧縮気体が再再加圧され
る。而してこの圧力によつて吐出バルブ22が開
き、圧縮気体が通路21および吐出バルブ22を
通つて第四圧縮室Eに圧送される。
に示すように第2ピストン5を第一圧縮室71を
閉じる方向に変位されて圧縮気体が再再加圧され
る。而してこの圧力によつて吐出バルブ22が開
き、圧縮気体が通路21および吐出バルブ22を
通つて第四圧縮室Eに圧送される。
つぎに第2圧電素子7の電圧印加を解き、第2
ピストン5のばねプレート53の弾発力によつて
第2ピストン5を第2圧電素子7側に変位させて
気体を再々々圧縮して吐出バルブ24を開き、吐
出側のニツプル25側に4段階に圧縮された気体
を吐出する。
ピストン5のばねプレート53の弾発力によつて
第2ピストン5を第2圧電素子7側に変位させて
気体を再々々圧縮して吐出バルブ24を開き、吐
出側のニツプル25側に4段階に圧縮された気体
を吐出する。
このように、本考案においては第一圧縮室B、
71及び第二圧縮室D,Eで交互に気体の圧縮を
行うとともに、圧電素子6,7の変位により、第
1、第2ピストン4,5を駆動しているからその
ストロークも微少で多回数となる。従つて、振動
や騒音が発生しない。また大きな駆動が得られ、
消費電力も少ない。
71及び第二圧縮室D,Eで交互に気体の圧縮を
行うとともに、圧電素子6,7の変位により、第
1、第2ピストン4,5を駆動しているからその
ストロークも微少で多回数となる。従つて、振動
や騒音が発生しない。また大きな駆動が得られ、
消費電力も少ない。
一方、本実施例の第1、第2圧電素子6,7の
たとえば熱膨張係数は29×10[1/℃]で、その
軸方向の変位を規制する部材を同等の熱膨張係数
のセラミツクス等にすることが望ましいが、高価
であり、クローム鋼材、鉄系部材が実用的であ
る。したがつて本実施例では上記したようにホル
ダ12,12を高熱膨張部材とすることにより、
各部材間の熱膨張誤差を吸収している。
たとえば熱膨張係数は29×10[1/℃]で、その
軸方向の変位を規制する部材を同等の熱膨張係数
のセラミツクス等にすることが望ましいが、高価
であり、クローム鋼材、鉄系部材が実用的であ
る。したがつて本実施例では上記したようにホル
ダ12,12を高熱膨張部材とすることにより、
各部材間の熱膨張誤差を吸収している。
実験による温度補正効果では、ケース11,1
1をSUM23、ホルダ12,12をZnとし、第
1、第2圧電素子6,7の長さを18[mm]とする
と、ホルダ12の長さを8[mm]にすれば略補償
された。したがつて第1、第2圧電素子6,7へ
の電圧印加による微小変位は、周囲温度の変化お
よび気体圧送による温度上昇等によりその機能低
下は補償され初期特性を維持することができる。
1をSUM23、ホルダ12,12をZnとし、第
1、第2圧電素子6,7の長さを18[mm]とする
と、ホルダ12の長さを8[mm]にすれば略補償
された。したがつて第1、第2圧電素子6,7へ
の電圧印加による微小変位は、周囲温度の変化お
よび気体圧送による温度上昇等によりその機能低
下は補償され初期特性を維持することができる。
尚、各ピストン4,5の振動により各シール部
の摩耗については、回転あるいは軸方向の摺動は
排除され、単にシール部材の微小な変位によるも
のであり、摺動摩耗のおそれはなく、維持管理が
容易となる。
の摩耗については、回転あるいは軸方向の摺動は
排除され、単にシール部材の微小な変位によるも
のであり、摺動摩耗のおそれはなく、維持管理が
容易となる。
本実施例においては、2つのピストンを用いて
気体を4段階に圧縮する例を示したが、原理的に
は1つのピストンで圧縮可能である。さらにピス
トンを並列に並べるようにすれば、多段に圧縮す
ることもできる。また、このように第1および第
2シリンダ室2,3の2つのシリンダ室によつて
多段に圧縮するようにすれば、1つのシリンダ室
によつて圧送する場合に比べて圧送効果を高くす
ることができる。即ち、1つのシリンダ室で圧送
する場合には、ピストンの高速振動が必要で振動
摩擦による温度上昇が大きくなり、また、吸気お
よび吐出バルブの同期作動性が遅れがちとなるた
めに圧送効果をそれ程高めることができない。
気体を4段階に圧縮する例を示したが、原理的に
は1つのピストンで圧縮可能である。さらにピス
トンを並列に並べるようにすれば、多段に圧縮す
ることもできる。また、このように第1および第
2シリンダ室2,3の2つのシリンダ室によつて
多段に圧縮するようにすれば、1つのシリンダ室
によつて圧送する場合に比べて圧送効果を高くす
ることができる。即ち、1つのシリンダ室で圧送
する場合には、ピストンの高速振動が必要で振動
摩擦による温度上昇が大きくなり、また、吸気お
よび吐出バルブの同期作動性が遅れがちとなるた
めに圧送効果をそれ程高めることができない。
(考案の効果)
この考案は以上のように構成したから、圧電素
子に電圧を印加して変位させると、ピストンが往
動して第一圧縮室内に流体が吸込まれる。その
後、電圧印加を解除するとばね状弾性体によりピ
ストンが復動し、第一圧縮室内の流体が圧縮され
るとともに、通路を介して第二圧縮室へと圧送さ
れる。再度圧電素子に電圧を印加するとピストン
が往動して第二圧縮室内の流体が再圧縮されて吐
出口から吐出される一方、前述と同様にして第一
圧縮室内に流体が吸込まれる。以後、同様の動作
を繰り返す。
子に電圧を印加して変位させると、ピストンが往
動して第一圧縮室内に流体が吸込まれる。その
後、電圧印加を解除するとばね状弾性体によりピ
ストンが復動し、第一圧縮室内の流体が圧縮され
るとともに、通路を介して第二圧縮室へと圧送さ
れる。再度圧電素子に電圧を印加するとピストン
が往動して第二圧縮室内の流体が再圧縮されて吐
出口から吐出される一方、前述と同様にして第一
圧縮室内に流体が吸込まれる。以後、同様の動作
を繰り返す。
このように、圧電素子の変位及び弾性体の弾性
力によりピストンを微小振幅で多回数往復させて
圧縮動作を行うとともに、第一、第二圧縮室を交
互に圧縮するため、振動や騒音が発生しない。ま
た大きな駆動力が得られることとなり、消費電力
も少なくて済む。
力によりピストンを微小振幅で多回数往復させて
圧縮動作を行うとともに、第一、第二圧縮室を交
互に圧縮するため、振動や騒音が発生しない。ま
た大きな駆動力が得られることとなり、消費電力
も少なくて済む。
また、環境の温度変化はホルダによつて吸収さ
れることとなるから、圧電素子の駆動力が低下す
ることもない。
れることとなるから、圧電素子の駆動力が低下す
ることもない。
更にまた、ピストンを薄形にすれば、軽量、小
型となるし、シリンダとの摺動面積が減少するか
ら一層低騒音化、低振動化を実現できる。
型となるし、シリンダとの摺動面積が減少するか
ら一層低騒音化、低振動化を実現できる。
第1図は本考案の一実施例に係る電子駆動コン
プレツサの縦断面図、第2図乃至第5図は第1図
の装置の作動状態を示す縦断面図、第6図は従来
のコンプレツサを示す縦断面図である。 符号の説明、1……コンプレツサ、2,3……
第1、第2シリンダ室、21,31……大径シリ
ンダ室、22,32……小径シリンダ室、4,5
……第1、第2ピストン、41,51……大径
部、42,52……小径部、6,7……第1、第
2圧電素子。
プレツサの縦断面図、第2図乃至第5図は第1図
の装置の作動状態を示す縦断面図、第6図は従来
のコンプレツサを示す縦断面図である。 符号の説明、1……コンプレツサ、2,3……
第1、第2シリンダ室、21,31……大径シリ
ンダ室、22,32……小径シリンダ室、4,5
……第1、第2ピストン、41,51……大径
部、42,52……小径部、6,7……第1、第
2圧電素子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケーシングにそれぞれ吸気バルブと吐出バル
ブを有する吸入口と吐出口とを有し、吸入口と
吐出口との連通中間に少なくとも1つの圧縮装
置を備えた電子駆動コンプレツサであつて、前
記圧縮装置は吸入口側に大径シリンダ室が形成
され、吐出口側に小径シリンダ室が形成された
シリンダ室と、シリンダ室に配置されて大径シ
リンダ室との間に第一圧縮室を形成する大径部
と、小径シリンダ室との間に第二圧縮室を形成
する小径部とを有するピストンと、ピストンを
第一圧縮室側へ押圧するばね状弾性体と、ピス
トンを第二圧縮室側へ押圧するため、ケーシン
グ側に設けたホルダにより支持される積層型の
圧電素子と、第一圧縮室と第二圧縮室とに連通
する通路に吐出バルブを有する電子駆動コンプ
レツサ。 (2) ホルダは圧電素子より熱膨張係数が大きい部
材で構成されている実用新案登録請求の範囲第
1項記載の電子駆動コンプレツサ。 (3) ピストンはストローク方向に薄形である実用
新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の
電子駆動コンプレツサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987000008U JPH0338466Y2 (ja) | 1987-01-05 | 1987-01-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987000008U JPH0338466Y2 (ja) | 1987-01-05 | 1987-01-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63108574U JPS63108574U (ja) | 1988-07-13 |
| JPH0338466Y2 true JPH0338466Y2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=30776618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987000008U Expired JPH0338466Y2 (ja) | 1987-01-05 | 1987-01-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0338466Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158672A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | オムロン株式会社 | 高周波温熱治療装置 |
-
1987
- 1987-01-05 JP JP1987000008U patent/JPH0338466Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63108574U (ja) | 1988-07-13 |
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