JPH0338637Y2 - - Google Patents

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JPH0338637Y2
JPH0338637Y2 JP1986061366U JP6136686U JPH0338637Y2 JP H0338637 Y2 JPH0338637 Y2 JP H0338637Y2 JP 1986061366 U JP1986061366 U JP 1986061366U JP 6136686 U JP6136686 U JP 6136686U JP H0338637 Y2 JPH0338637 Y2 JP H0338637Y2
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drying cylinder
drying
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partition plate
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Description

【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本考案は、無機原材料・製品,有機物質等をロ
ータリー式に回転しながら熱風により乾燥する流
動式乾燥機に関する。 <従来の技術> 従来、流動式乾燥装置の例として、例えば実開
昭55−57697号公報「産業廃棄物の乾燥処理機」
が開示されている。 従来技術の一例として例えば、第11図に示し
たように、熱風発生炉1よりの熱風吐出管2を乾
燥筒3の一端部に連結し、乾燥筒3内に原料を送
り込むための原料送込筒4を設け、乾燥筒3内に
は複数の撹拌用羽根5を有する回転軸6を横装
し、且つ、乾燥筒3の他端部にサイクロン筒7を
連結管10を介して連結し、このサイクロン筒7
の上部は排気口8としたものである。 そして又、乾燥筒3の直径は大きく、回転軸6
の回転は低速で行なわれていた。 上記例のような乾燥機は、被乾燥物質(原料)
が原料送込筒4より乾燥筒3へ送り込まれ、一
方、原料送込筒4の近くに設けられた熱風吐出管
2より熱風が同じく乾燥筒3へ吹き込まれる。原
料は、乾燥筒3内で未乾燥の水分の多い比重の大
きい物質が下の方へ溜るが、スクレーパ5aのつ
いた撹拌用羽根5によつて掻き上げられて上方へ
持ち上げられる。この際、水分が多くどろどろし
た物質では低速でゆつくりと上方へ持ち上げられ
る。すると上部の熱風吐出管2から吐出されてい
る熱風が、掻き上げられた原料に当たり混合して
若干乾燥し、再び下方へ落下し、又、掻き上げら
れて同様のことを繰り返し、原料は次第に乾燥さ
れる。そして、原料は、次々と吹き込まれる熱風
の背圧と、乾燥筒3の前方に設けられた排風機1
1による吸引力によつて前方へ進み、進む間にも
撹拌用羽根5により撹拌され更に乾燥され、最後
に乾燥処理を終えた原料は乾燥筒3から連結管1
0を介してサイクロン筒7へ入り、ここで気体と
固形物とに分離され、乾燥した固形物は下方へ、
気体は排風機11を介して大気中へ放出される。 <考案が解決しようとする問題点> しかしながら、この種の乾燥機では、乾燥筒3
の径が大きくて撹拌用羽根5の回転数は低速で行
なわれ、構造上必然的に熱風と原料の混合は乾燥
筒3の上部で行なわれるのみであり、乾燥筒内は
一つの空間であるため、乾燥時間が多く、乾燥効
率は高いとはいえなかつた。 <問題点を解決するための手段> 本考案は、上述の問題点にかんがみなされたも
ので、無機原材料・製品及び有機物質等の乾燥を
目的とし、併せて、使用目的に応じて他の装置と
組合わせて省エネルギーと多目的な使用を可能に
しようとするもので、従来の乾燥効率を向上さ
せ、熱効率を有効にするためになされたもので以
下のように構成される。 乾燥筒3は、横形円筒ドラム状であり、内部は
縦方向に複数個の部屋に区分され、この区分は回
転軸6に取り付けられた多数の孔9aがあけてあ
る間仕切板9によつてなされ、部屋内には回転軸
3に取り付けられた撹拌用羽根5が設けられてい
る。回転軸6は高速で回転される。また、排出口
8には風力選別スクリーンを取り付けて粗粒子と
微粒子又は異物(金属,粗大固形物)等を分類す
ることもできる。 連結装置としては、湿原料供給フイーダとして
の原料送込筒4,乾燥筒3入口側には熱風発生炉
1,乾燥筒3出口側には気体と固形物を分離する
サイクロン分離を備えたサイクロン筒7,製品を
貯めておく製品バンカー15,製品を排出する製
品排出装置16,排風機11等がある。 <作用> 次に作用について説明する。 先ず、原料が定量フイーダとしての原料送込筒
4によつて乾燥筒3内へ供給され、熱風発生炉1
で発生した熱風を上記原料に当てて乾燥筒3の軸
方向に流す。そして、撹拌用羽根5が高速に回転
することにより入口近くの第1室Aに入つた熱風
と原料は、第1室A内で旋回流となり分散され
て、原料のうち未だ乾燥が十分でなく重量のある
ものは下方へ集まり、軽量のものは上方へ集まつ
て次から次へと送られてくる熱風に押し出される
と共に、排風機11による吸気作用により第1間
仕切板9の孔9aを通つて第2室Bへ入る。下方
に集まつた重量のある原料は、撹拌用羽根5によ
つて第1室A内で撹拌され、次々と送り込まれる
熱風により次第に乾燥度が進み、軽量になつたも
のは上記同様第1間仕切板9の孔9aを通つて第
2室Bへ送り込まれる。第2室Bでは、第1室A
と同様のことが繰り返されて次第に乾燥度が進
み、第1室Aのときよりも更に軽くなり、今度は
第3室Cへ第2間仕切板の孔9aを通つて送り込
まれる。 このように次々と次段の部屋へ乾燥された原料
が送り込まれ、且つ、撹拌用羽根5と間仕切板9
とが同時に高速回転する結果、原料は分散されて
均一に浮遊し、旋回流動層となり、熱風と効率よ
り接触して瞬時に乾燥が促進して終了する。 ここで間仕切板9は、60〜500rpmで高速回転
するため、熱風を抱き込み、且つ、原料が孔を通
過しようとするのをカツテイングすると共に、乾
燥筒3内上部に滞溜しているある程度乾燥度の進
んだ原料をかきまぜ、原料と熱風との混和を一層
促進させ、緻密に接触させて乾燥度を十分あげ、
流動式乾燥方式の特徴点を遺憾なく発揮すること
ができる。 また、間仕切板9のピツチは、軸方向からみれ
ば最初の第1室Aは狭く、乾燥度が進むにつれて
次第に拡げる。間仕切板9の孔径は、例えば魚粕
のような油性の粘度の高いねばねばした原料に対
しては大き目に、又、おからのようにサラサラし
た原料は小さ目にする。 <実施例> 乾燥機の仕様の例
【表】 寸法諸元の例 (1) 間仕切板9のピツチ 300〜1500mm程度 ベストは600〜1200mm ・ ピツチを必要以上に大きくすると原料送出の
抵抗が大きくなると共に、熱風の撹拌が悪くな
る。また、あまり短かくしても流動撹拌率が不
均一になり効率が落ちる。 (2) 間仕切板9の孔径 10〜30mm程度 ・ 原料の粘性の大きいものは径を大きくし、粘
性の小さいものは径を小さくする。 (3) 回転軸6の回転数 通常100〜500r.p.m. 多目的な仕様の例 (1) 廃棄物焼却ボイラーと組合わせて、湿可燃廃
棄物の乾燥。(ボイラー排熱を利用した省エネ
ルギーの例)(第7図参照) 例:製紙粕,醤油粕,味噌粕,果汁粕,バー
ク,紙屑,オガ屑,雑芥等の可燃物 (2) 触媒脱臭機の排熱を利用して、食品,飼料,
有機汚泥等の有臭物質の乾燥。(第8図参照) (3) 流動式焼却炉の排熱を利用して、有機汚泥,
し尿汚泥等の乾燥。(第9図参照) (4) 省エネルギー,高温ガス再循環系統を利用し
て、飼料,肥料,魚類粕,有機物質の乾燥。
(第10図参照) 熱風・原料混合室の他の実施例 (1) 第4図 間仕切板9の部分はそのままで、撹拌用羽根5
の部分の乾燥筒3上部に軸線に対して左右対象に
外部へ膨出した室12を設けたものである。 熱風と原料との混合が効果的に行なわれるのは
乾燥筒3の上部のみだから、この膨出室12を設
けたことにより、熱風と原料とが効果的に混合さ
れ滞溜する容積が増大するので、膨出室12のな
いものに比べ混合度は向上する。 (2) 第5図 膨出室13を回転方向に対し傾斜させたもの
で、滞溜部分の混合が一層効果的に行なわれる。 実験例 (1) 実験装置は第1図〜第6図に示したもの (2) 実験装置の仕様 (i) 熱風発生炉 700mm〓×1200mmL (ii) 乾燥筒 外形寸法 600mm〓×2400mmL 回転数 360r.p.m. 馬力 3.7kw 間仕切板 3枚 (3) 試験結果 (i) 原料 おから 含水率 80.1% 処理量 130Kg 時間 64分 (ii) 乾燥後 含水率 10.3% 形状 粉末 ※1時間当りの処理量 122Kg ※乾燥筒内の滞流時陥が60秒以内であるためお
からの酸化率はほぼ零である。 (iii) 愛知県食品工業試験所での乾燥品(おから)
の成分分析結果 水分 6.7% 灰分 5.2% たんぱく質 23.6% 脂質 13.0% 繊維 13.4% 糖質 38.1% カロリー 414cal 以上、本考案を図示の実施例について述べた
が、本考案は実施例に示されたもののみに限定さ
れるものでなく、本考案を逸脱しらい範囲での設
計的変更は、技術的範囲に含まれるものである。 <考案の効果> 本考案は、乾燥筒内に間仕切板を設け、且つ、
撹拌用羽根と同期して高速回転させるようにした
から、水分の多い比重の大きな原料で各撹拌室の
下方に滞溜する原料を孔明き水車のように動的に
強制的に撹拌して、同時に撹拌用羽根によつて上
方へ掻き上げ、上方では熱風の中へ切り込んで行
つて掻き上げられた原料及びストレートに原料送
込筒から来た原料を熱風と共に、緻密に撹拌混合
することができる結果、乾燥度は従来と比較して
飛躍的に向上し、乾燥時間は1/2に減少した。 従つて、それだけ単位時間当り投入される熱風
を節減でき、乾燥熱効率の向上をもたらした。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の流動式乾燥機の実施
例を示し、第1図は乾燥筒の上部に膨出室を設け
たものの例の第3図の−線主要部断面図,第
2図は間仕切板の正面図,第3図は第1図の装置
の左側面図,第4図は膨出室を設けた第1例図
(第1図の−端面図),第5図は同じく第2例
図,第6図は乾燥筒と連結装置を組合わせた実施
例図,第7図〜第10図は多目的な仕様の例を示
し、第7図は廃棄物焼却ボイラーと組合わせて湿
可燃廃棄物の乾燥をするもの,第8図は触媒脱臭
機の排熱を利用して食品・飼料・肥料・有機汚泥
等の有機物質の乾燥をするもの,第9図は流動式
焼却炉の排熱を利用して有機汚泥・し尿汚泥等の
乾燥をするもの,第10図は省エネルギー・高温
ガス再循環系統を使用しての飼料・肥料・魚類
粕・有機物質の乾燥をするもの,第11図は従来
の流動式乾燥機の例を示す図である。 1……熱風発生炉、2……熱風吐出管、3……
乾燥筒、4……原料送込筒、5……撹拌用羽根、
6……回転軸、9……間仕切板、9a……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱風発生炉よりの熱風吐出管を乾燥筒の一端部
    に連結し、原料送込筒を前記熱風吐出管近傍に設
    けるとともに、前記乾燥筒の他端部には、サイク
    ロン分離器を経て排風機により吸引される吸引排
    出口を形成し、該乾燥筒内に複数の撹拌用羽根を
    備えた回転軸を横設した、おからなどの粒子が細
    かく含水率の高い原料の乾燥機において、 前記乾燥筒内を軸方向に複数の攪拌室に間仕切
    つて該乾燥筒の内周面との間隙を原料が通過する
    のを実質的に阻止するようにした間仕切板を前記
    撹拌用羽根の間に介在させて該間仕切板に孔径10
    〜30mm程度の孔を多数個形成し、且つ、該間仕切
    板を前記回転軸に固定して回転可能とし、更に、
    前記回転軸の回転数を60〜500rpmとしたことを
    特徴とする流動式乾燥機。
JP1986061366U 1986-04-23 1986-04-23 Expired JPH0338637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986061366U JPH0338637Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

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JP1986061366U JPH0338637Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

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JPS62173696U JPS62173696U (ja) 1987-11-04
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JPS5432272Y2 (ja) * 1976-08-05 1979-10-06

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JPS62173696U (ja) 1987-11-04

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