JPH0339634Y2 - - Google Patents

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JPH0339634Y2
JPH0339634Y2 JP9121787U JP9121787U JPH0339634Y2 JP H0339634 Y2 JPH0339634 Y2 JP H0339634Y2 JP 9121787 U JP9121787 U JP 9121787U JP 9121787 U JP9121787 U JP 9121787U JP H0339634 Y2 JPH0339634 Y2 JP H0339634Y2
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JP
Japan
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ring member
rotating shaft
aluminum material
torsional damper
torsional
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JP9121787U
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JPS63198850U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、例えば内燃機関の出力軸の如き、捩
り振動を含む回転軸に取り付け、その捩り振動を
吸収して回転を伝達するために使用されるもの
で、中心に回転軸取り付け用のボス部を有した内
筒部材と、その外周に嵌着されるリング部材と、
更にその外周にゴム弾性部材を介在させて同心円
状に組み合わされる外筒部材とを一体的に結合し
て成るトーシヨナルダンパに関する。
ロ 従来の技術 上記トーシヨナルダンパは、従来鋳鉄製の内筒
部材及び外筒部材、それにゴム弾性部材と鋼管製
リングとにより構成されていた。又捩り振動の吸
収能力を損なわずして軽量化を図るべく、内筒部
材にアルミニウム材を使用することも試みられて
いた。
ここでアルミニウム材とは、アルミニウム単体
のみならずアルミニウム合金をも包含する。
ハ 考案が解決しようとする問題点 内外両筒部材が鋳鉄製のものは重くなつてしま
う欠点がある。一方軽量化を図るべく内筒部材を
アルミニウム材で形成したものは、軽量化の達成
とともに捩り振動の吸収によつて生ずる熱を発散
させる放熱効果の向上に対しても有益である。し
かしアルミニウム材は鉄材に比べて耐摩耗性に乏
しく、回転軸の高周波振動による細かい衝撃の繰
り返しにより回転軸との接触面が摩耗して結合部
分の嵌め合い公差が大きくなり、両者間にぐらつ
きが生じやすい。又鋼管製リング部材とアルミニ
ウム製内筒部材とが、異種金属の組み合わせとな
つて両者間に局部電池が形成され、その局部電池
に起因する電界腐食現象が少なからずゴム弾性部
材にも影響する。
ニ 問題を解決するための手段 本考案は、内筒部材のアルミニウム化により、
その軽さと高い熱伝導率の特性を有効に生かしつ
つ、耐摩耗性に優れたトーシヨナルダンパを提供
するもので、その構成は、内筒部材とリング部材
をアルミニウム材で形成すると共に、ボス部の中
心に設けられた回転軸挿通孔内に、高Si含有アル
ミニウム材製の筒状ライナを圧入したことにあ
る。
ホ 作用 内筒部材及びリング部材とをアルミニウム製と
することによつて、アルミニウム化による重量の
軽減と優れた放熱効果はそのまま受け継がれると
共に、内筒部材とリング部材が同種金属の組み合
わせとなつて電界腐食の原因が排除される。それ
に加えてボス部の中心に設けられた回転軸挿通孔
内に、高Si含有アルミニウム材製の筒状ライナが
圧入されているため、回転軸に対しそのライナ中
に晶出した硬いSi粒子によつて高い硬度が確保さ
れ、回転軸との接触面の耐摩耗性が向上する。
ヘ 実施例 第1図は本考案に係るトーシヨナルダンパの実
施例を示したもので、1は内筒部材、2は外筒部
材、3はゴム弾性部材、4はリング部材である。
内筒部材1は、中心の貫通孔5に回転軸を挿通
してその回転軸に取り付け固定されるボス部1a
を有し、その外周方向には、アーム部1bを介し
てリム部1cが同心円状に形成されている。そし
てこの内筒部材1は、アルミニウム材にて製造さ
れており、貫通孔5内には、高Si含有アルミニウ
ム材(Si元素11〜24wt%含有)製の円筒ライナ
6が圧入されている。外筒部材2はアルミニウム
材に比べて硬度の高い鋳鉄製で、外周面に沿つて
Vベルト掛け用のV型溝2aが二条形成されてい
る。リング部材4もアルミニウム製で、全面は1
〜5μ厚のアルマイト被膜が形成されている。
これら内筒部材1、外筒部材2及びリング部材
4は、外筒部材2とリング部材4とを同心円状に
配置して、リング部材4の外周面と外筒部材2の
内周面との間隙に未加硫ゴムを充填して加熱、加
硫を行なうことにより、リング部材4の外周面と
外筒部材2の内周面との間隙にゴム弾性部材4を
一体加硫接着成型し、更にそのリング部材4内に
内筒部材1を圧入することによつて一体化されて
いる。
このように形成されたトーシヨナルダンパは軽
量化及び優れた放熱性に加え、リング部材4の表
面にアルマイト被膜を形成したことにより、ゴム
弾性部材との接触面は粗い酸化アルミニウムの電
気的絶縁被膜で覆われる。よつてアルマイト処理
されていない状態で結合させたリング部材とゴム
弾性部材との接着強度は、第3図示の如く塩水噴
霧下において時間の経過とともに接着強度が低下
するのに対し、本実施例においては、ゴム弾性部
材が粗い酸化アルミニウム被膜と強固に結合し、
長期に亘り接着強度の低下を起こさない(JIS−
6301による)。又リング部材も弾性ゴム中に含ま
れるClの影響を受けることがなくなる。更に貫通
孔5内には、高Si含有アルミニウム材製の円筒ラ
イナ6が圧入されているため、鉄製の回転軸は高
い硬度を有する円筒ライナと接触し、そのライナ
中に晶出した硬いSi粒子によつて高い強度が確保
され、回転軸の高周波振動による細かい衝撃で結
合部分の嵌め合い公差が拡大されにくくなる。
尚内筒部材とリング部材の両部材は、その全面
にアルマイト被膜を形成してもよく、アルマイト
被膜の厚さは実施例に限定されるものではない。
又本考案のトーシヨナルダンパは、プーリ以外フ
ライホイールにも採用される。
ト 効果 本考案のトーシヨナルダンパは、内筒部材及び
リング部材とをアルミニウム製とし、その内筒部
材におけるボス部中心に設けられた回転軸挿通孔
内に、高Si含有アルミニウム材製の筒状ライナを
圧入することにより、ゴム弾性部材の耐久性と、
軽量化されたトーシヨナルダンパの耐摩耗性の向
上が図られる。そしてそれらが製品の信頼性を高
めることにもなり、本考案によつてもたらされる
実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトーシヨナルダンパの断
面図、第2図は従来例を示すトーシヨナルダンパ
の断面図、第3図は、塩水噴霧状態下におけるア
ルマイト被膜の有無によりリング部材とゴム弾性
部材との接着強度の変化を示すグラフである。 1……内筒部材、1a……ボス部、1b……ア
ーム部、1c……リム部、2……外筒部材、2a
……V型溝、3……ゴム弾性部材、4……リング
部材、5……貫通孔、6……円筒ライナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中心に回転軸取り付け用のボス部を有した内
    筒部材と、その外周に嵌着されるリング部材
    と、更にその外周にゴム弾性部材を介在させて
    同心円状に組み合わされる外筒部材とを一体的
    に結合して成るトーシヨナルダンパにおいて、
    内筒部材とリング部材とをアルミニウム材で形
    成すると共に、ボス部の中心に設けられた回転
    軸挿通孔内に、高Si含有アルミニウム材製の筒
    状ライナを圧入したことを特徴とするトーシヨ
    ナルダンパ。 2 前記リング部材が、少なくとも外周面にアル
    マイト被膜を形成したものである実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のトーシヨナルダン
    パ。 3 前記高Si含有アルミニウム材が、Si元素を11
    〜24wt%含有したものである実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項に記載のトーシヨナ
    ルダンパ。
JP9121787U 1987-06-12 1987-06-12 Expired JPH0339634Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9121787U JPH0339634Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JP9121787U JPH0339634Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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Publication Number Publication Date
JPS63198850U JPS63198850U (ja) 1988-12-21
JPH0339634Y2 true JPH0339634Y2 (ja) 1991-08-21

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JPS63198850U (ja) 1988-12-21

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