JPH0341188B2 - - Google Patents
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- JPH0341188B2 JPH0341188B2 JP56501191A JP50119181A JPH0341188B2 JP H0341188 B2 JPH0341188 B2 JP H0341188B2 JP 56501191 A JP56501191 A JP 56501191A JP 50119181 A JP50119181 A JP 50119181A JP H0341188 B2 JPH0341188 B2 JP H0341188B2
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- cartridge
- wall
- plunger head
- plunger
- body member
- Prior art date
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/24—Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic
- A61M5/2422—Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic using emptying means to expel or eject media, e.g. pistons, deformation of the ampoule, or telescoping of the ampoule
- A61M5/2425—Ampoule syringes, i.e. syringes with needle for use in combination with replaceable ampoules or carpules, e.g. automatic using emptying means to expel or eject media, e.g. pistons, deformation of the ampoule, or telescoping of the ampoule by compression of deformable ampoule or carpule wall
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
- A61M5/31511—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
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- A61M5/31—Details
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- A61M5/31511—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
- A61M2005/31516—Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod reducing dead-space in the syringe barrel after delivery
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Description
請求の範囲
1 放出端を有する胴部材10とこの胴部材に取
外し可能に取付けられて放出端の端壁を構成する
カートリツジ29とから構成され、 このカートリツジが端壁の外側を形成する非可
撓性の第1の壁30と端壁の内側を形成する可撓
性の第2の壁35とを有しており、 第1の壁上には注射針用のノズル31が形成さ
れており、 胴部材中にはプランジヤー11の軸39が長手
方向に往復動可能に収容されており、 カートリツジの充填および空状態に対応するプ
ランジヤーの位置間の行程容量が実質的にカート
リツジの容量と同一であり、かつ 胴部材内で軸に取付けられた可撓性の中空プラ
ンジヤーヘツド44が軸の端部を離間囲繞してい
る ことを特徴とする注射器。
外し可能に取付けられて放出端の端壁を構成する
カートリツジ29とから構成され、 このカートリツジが端壁の外側を形成する非可
撓性の第1の壁30と端壁の内側を形成する可撓
性の第2の壁35とを有しており、 第1の壁上には注射針用のノズル31が形成さ
れており、 胴部材中にはプランジヤー11の軸39が長手
方向に往復動可能に収容されており、 カートリツジの充填および空状態に対応するプ
ランジヤーの位置間の行程容量が実質的にカート
リツジの容量と同一であり、かつ 胴部材内で軸に取付けられた可撓性の中空プラ
ンジヤーヘツド44が軸の端部を離間囲繞してい
る ことを特徴とする注射器。
2 前記カートリツジが実質的に球状で、胴部材
が円筒形で内部に筒状の空房を有しており、 この筒状の空房の直径がカートリツジの内径よ
りわずかに小さい ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の注射
器。
が円筒形で内部に筒状の空房を有しており、 この筒状の空房の直径がカートリツジの内径よ
りわずかに小さい ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の注射
器。
3 前記カートリツジの内径と筒状の空房の直径
との比がほぼ1:(2/3)1 2である ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の注射
器。
との比がほぼ1:(2/3)1 2である ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の注射
器。
4 前記プランジヤーヘツドの端壁の少くとも一
部が球状である ことを特徴とする請求の範囲第2項記載の注射
器。
部が球状である ことを特徴とする請求の範囲第2項記載の注射
器。
5 プランジヤーヘツドの球状部分の曲率半径が
前記第1の壁に沿つたときの第2の壁の曲率半径
と実質的に同一である ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
前記第1の壁に沿つたときの第2の壁の曲率半径
と実質的に同一である ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
6 プランジヤーヘツドの球状部分が中央端壁と
これを囲繞する環状端壁とからなる ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
これを囲繞する環状端壁とからなる ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
7 前記プランジヤーヘツドの中央端壁が操作端
側に向かうドーム状である ことを特徴とする請求の範囲第6項記載の注射
器。
側に向かうドーム状である ことを特徴とする請求の範囲第6項記載の注射
器。
8 前記プランジヤーヘツドのドーム状の中央端
壁がカートリツジの第1の壁に沿つたときの第2
の壁と実質的に等しい曲率半径の凹面である ことを特徴とする請求の範囲第第7項記載の注射
器。
壁がカートリツジの第1の壁に沿つたときの第2
の壁と実質的に等しい曲率半径の凹面である ことを特徴とする請求の範囲第第7項記載の注射
器。
9 前記軸の放出端側端面が凸端面である
ことを特徴とする請求の範囲第8項記載の注射
器。
器。
10 前記凸端面がプランジヤーヘツドの中央端
壁の曲率半径と実質的に等しい曲率半径のドーム
状である ことを特徴とする請求の範囲第9項記載の注射
器。
壁の曲率半径と実質的に等しい曲率半径のドーム
状である ことを特徴とする請求の範囲第9項記載の注射
器。
11 前記第1の壁に沿つたときの第2の壁の曲
率半径と軸の凸端面の曲率半径との差がプランジ
ヤーヘツドの中央端壁の厚さに等しい ことを特徴とする請求の範囲第10項記載の注射
器。
率半径と軸の凸端面の曲率半径との差がプランジ
ヤーヘツドの中央端壁の厚さに等しい ことを特徴とする請求の範囲第10項記載の注射
器。
12 前記プランジヤーヘツドの端壁が軸の端面
を離間囲繞する側壁に連結されており、 この側壁が軸の端面から離れた位置で軸に取り
付けられている ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
を離間囲繞する側壁に連結されており、 この側壁が軸の端面から離れた位置で軸に取り
付けられている ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
13 プランジヤーヘツドの前記側壁が端壁に向
けて円錐状に傾斜して軸を囲繞している ことを特徴とする請求項12に記載の注射器。
けて円錐状に傾斜して軸を囲繞している ことを特徴とする請求項12に記載の注射器。
14 前記プランジヤーヘツドに内フランジが形
成されており、 軸に形成された環状溝にこの内フランジが係合
することによりプランジヤーヘツドが軸に連結さ
れている ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
成されており、 軸に形成された環状溝にこの内フランジが係合
することによりプランジヤーヘツドが軸に連結さ
れている ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
15 前記プランジヤーヘツドの操作端側端部に
外向きの円錐状フレア部が形成されており、 該フレア部が胴部材の内周壁と係合しており、 プランジヤーヘツドが放出端側に移動するとき
該フレア部と胴部材内周壁との間を空気が流通
し、 プランジヤーヘツドが操作端側に移動するとき
該フレア部と胴部材内周壁とが密閉状態になる ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
外向きの円錐状フレア部が形成されており、 該フレア部が胴部材の内周壁と係合しており、 プランジヤーヘツドが放出端側に移動するとき
該フレア部と胴部材内周壁との間を空気が流通
し、 プランジヤーヘツドが操作端側に移動するとき
該フレア部と胴部材内周壁とが密閉状態になる ことを特徴とする請求の範囲第4項記載の注射
器。
16 前記フレア部が内フランジから操作端側に
突出している ことを特徴とする請求の範囲第14または15項
記載の注射器。
突出している ことを特徴とする請求の範囲第14または15項
記載の注射器。
17 前記胴部材にカートリツジを取外し可能に
取付ける手段がカートリツジ上に外フランジを有
しており、 胴部材の放出端側端部にはこのフランジを支持
するための円筒状のソケツトが形成されており、 このソケツトの内側にはフランジと係合関係を
保つための環状突出部が形成されている ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の注射
器。
取付ける手段がカートリツジ上に外フランジを有
しており、 胴部材の放出端側端部にはこのフランジを支持
するための円筒状のソケツトが形成されており、 このソケツトの内側にはフランジと係合関係を
保つための環状突出部が形成されている ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の注射
器。
(産業上の利用分野)
この発明は注射器に関するものであり、さらに
詳しくは人体または動物に対する薬剤などの投与
または血液の採取などに用いる使捨て式注射器の
改良に関するものである。
詳しくは人体または動物に対する薬剤などの投与
または血液の採取などに用いる使捨て式注射器の
改良に関するものである。
(従来技術)
今日病院などの医療機関で一般に用いられてい
る注射器は使用毎に廃棄処分にするいわゆる使捨
て式のものである。この形式の注射器は通常円筒
状の胴部材とこの胴部材内に長手方向に往復動可
能に取付けられたプランジヤーの2主要部品から
構成されており、両者とも一般に合成樹脂を材料
としている。
る注射器は使用毎に廃棄処分にするいわゆる使捨
て式のものである。この形式の注射器は通常円筒
状の胴部材とこの胴部材内に長手方向に往復動可
能に取付けられたプランジヤーの2主要部品から
構成されており、両者とも一般に合成樹脂を材料
としている。
この種使捨て式注射器は射出成型などにより大
量生産されるものであるが、材料および精度の点
などから費用が掛り、かなり単価の高いものとな
つてしまう。
量生産されるものであるが、材料および精度の点
などから費用が掛り、かなり単価の高いものとな
つてしまう。
そこで胴部材の放出端側の端部に位置させた取
換え可能なカートリツジにより胴部材とプランジ
ヤーとを連結することが行われている。使用時に
はプランジヤーを作動させることによりカートリ
ツジを圧潰しまたは内側に陥入させることにより
内部に封入された薬剤を放出または投与するよう
になつている。
換え可能なカートリツジにより胴部材とプランジ
ヤーとを連結することが行われている。使用時に
はプランジヤーを作動させることによりカートリ
ツジを圧潰しまたは内側に陥入させることにより
内部に封入された薬剤を放出または投与するよう
になつている。
この形式の注射器の例としてはアメリカ特許出
願第684020号(1976年出願)に開示されたものが
ある。この出願の注射器はカートリツジが胴部材
の放出端側の端壁を構成しており、この端壁の外
側を非可撓性の第1の壁がまた内側を可撓性の第
2の壁が形成している。第1の壁は注射器の放出
端側に凸のドーム状であり、第2の壁はこの第1
の壁の内面に沿つて湾曲できるようになつてい
る。
願第684020号(1976年出願)に開示されたものが
ある。この出願の注射器はカートリツジが胴部材
の放出端側の端壁を構成しており、この端壁の外
側を非可撓性の第1の壁がまた内側を可撓性の第
2の壁が形成している。第1の壁は注射器の放出
端側に凸のドーム状であり、第2の壁はこの第1
の壁の内面に沿つて湾曲できるようになつてい
る。
このカートリツジのドーム形状は胴部材内部に
画定された円筒状空房の半径と実質的に同じ曲率
半径を有している。
画定された円筒状空房の半径と実質的に同じ曲率
半径を有している。
カートリツジが空の状態のときには可撓性の第
2の壁が第1の壁の内面に沿つて陥入湾曲してい
る。カートリツジに液体を充填するときにはプラ
ンジヤーを手動により操作端方向に引上げる。す
るとプランジヤーと第2の壁との間が負圧とな
り、これにより可撓性の第2の壁がプランジヤー
とともに引上げられて血液や薬剤のなどの液体が
カートリツジ内に吸入される。
2の壁が第1の壁の内面に沿つて陥入湾曲してい
る。カートリツジに液体を充填するときにはプラ
ンジヤーを手動により操作端方向に引上げる。す
るとプランジヤーと第2の壁との間が負圧とな
り、これにより可撓性の第2の壁がプランジヤー
とともに引上げられて血液や薬剤のなどの液体が
カートリツジ内に吸入される。
しかしこの負圧がかなり大きいのでカートリツ
ジを充分に充填するにはプランジヤーの行程末期
にかなり大きな力を加える必要がある。このため
実際にはカートリツジを充分に充填させることが
難しい。
ジを充分に充填するにはプランジヤーの行程末期
にかなり大きな力を加える必要がある。このため
実際にはカートリツジを充分に充填させることが
難しい。
さらにプランジヤーの移動中は継続して力を加
えておく必要があり、力を少しでも緩めるとプラ
ンジヤーがいわゆるスプリングバツク現象を起し
て、カートリツジ内に一旦吸入した液体が押出さ
れてしまうことがある。
えておく必要があり、力を少しでも緩めるとプラ
ンジヤーがいわゆるスプリングバツク現象を起し
て、カートリツジ内に一旦吸入した液体が押出さ
れてしまうことがある。
これらが原因となつて例えば薬剤を投与する場
合には薬剤の投与量が規定を下回ることになる。
また血液採取の場合には血管中に血液の逆流が起
きるという危険もある。
合には薬剤の投与量が規定を下回ることになる。
また血液採取の場合には血管中に血液の逆流が起
きるという危険もある。
また前記のようなスプリングバツク現象がある
ために、注射器を用いて薬剤を人体に注入する際
には安全のために細心の注意が必要となる。すな
わち薬剤注入時には注射針を血管に対して正しく
位置付ける必要がある。この確認には通常「吸出
し」という作業が行われ、まず注射針を刺す前に
カートリツジから少量の薬剤を放出しておき、注
射針を刺した後で軽くプランジヤーを引く。これ
により血液がカートリツジ中に流入したら注射針
が血管を正しく刺した訳であり、そうでない場合
には血管以外の組織に刺さつているのである。前
記の先願の注射器にあつては負圧状態が発生する
ので、カートリツジに予め薬剤を充填させた場合
でも薬剤投与の際に上記のような「吸出し作業」
を正しく行うのは難しい。
ために、注射器を用いて薬剤を人体に注入する際
には安全のために細心の注意が必要となる。すな
わち薬剤注入時には注射針を血管に対して正しく
位置付ける必要がある。この確認には通常「吸出
し」という作業が行われ、まず注射針を刺す前に
カートリツジから少量の薬剤を放出しておき、注
射針を刺した後で軽くプランジヤーを引く。これ
により血液がカートリツジ中に流入したら注射針
が血管を正しく刺した訳であり、そうでない場合
には血管以外の組織に刺さつているのである。前
記の先願の注射器にあつては負圧状態が発生する
ので、カートリツジに予め薬剤を充填させた場合
でも薬剤投与の際に上記のような「吸出し作業」
を正しく行うのは難しい。
さらに前記先願の注射器の場合にはプランジヤ
ーの凸形端面が中実構造でしかも非可撓性であ
る。このために該凸端面の彎曲とカートリツジの
凹形内面との間に少しでも差異があると、プラン
ジヤーが完全に放出端側に移動した状態でもカー
トリツジは完全に圧潰されないので、カートリツ
ジを完全に空にすることが難しい。このため薬剤
の投与量を正確にはできないという大きな欠点が
ある。
ーの凸形端面が中実構造でしかも非可撓性であ
る。このために該凸端面の彎曲とカートリツジの
凹形内面との間に少しでも差異があると、プラン
ジヤーが完全に放出端側に移動した状態でもカー
トリツジは完全に圧潰されないので、カートリツ
ジを完全に空にすることが難しい。このため薬剤
の投与量を正確にはできないという大きな欠点が
ある。
(発明の要旨)
この発明の目的は薬剤注入時の投与量精度の向
上とプランジヤー引上げ時の負圧状態発生の防止
を目的とする。
上とプランジヤー引上げ時の負圧状態発生の防止
を目的とする。
このためこの発明にあつては胴部材に取付けた
プランジヤーヘツドを可撓性材料から構成し、か
つ中空構造としてプランジヤーの軸の放出端側端
部を離間囲繞するようにしたものである。
プランジヤーヘツドを可撓性材料から構成し、か
つ中空構造としてプランジヤーの軸の放出端側端
部を離間囲繞するようにしたものである。
(実施態様)
以下の記載において「放出端」とは注射器に液
体(薬液や体液など)が出入する側の端部をい
い、「操作端」とは使用者が手により注射器を操
作する側の端部をいい、両者は注射器の長手方向
反対側に位置している。
体(薬液や体液など)が出入する側の端部をい
い、「操作端」とは使用者が手により注射器を操
作する側の端部をいい、両者は注射器の長手方向
反対側に位置している。
第1図に示すようにこの発明の注射器は放出端
を具えた胴部材10とこの胴部材10の放出端側
に取外し可能に取付けられたカートリツジ29
と、胴部材10に摺動可能に組み合わされたプラ
ンジヤー11とから構成されている。この胴部材
10は金属または合成樹脂の一体成型により形成
されるものであるが、透明なプラスチツク樹脂か
ら形成するのが望ましい。
を具えた胴部材10とこの胴部材10の放出端側
に取外し可能に取付けられたカートリツジ29
と、胴部材10に摺動可能に組み合わされたプラ
ンジヤー11とから構成されている。この胴部材
10は金属または合成樹脂の一体成型により形成
されるものであるが、透明なプラスチツク樹脂か
ら形成するのが望ましい。
胴部材10内には放出端側のソケツト13に向
つて広がつている筒状空房12が形成されてお
り、ソケツト13はソケツト部14によりその周
囲を画定されている。
つて広がつている筒状空房12が形成されてお
り、ソケツト13はソケツト部14によりその周
囲を画定されている。
第3図に示すようにソケツト部14の内側には
周方向に等分に離間配置されて3個の内側に突出
したリブ15がそれぞれ30°以上の中心角に互つ
て形成されている。隔離部15には内側に向う肩
部16が形成されており、この肩部167からソ
ケツト部14の放出端側端部に向つて円錐状の案
内面17が形成されている。
周方向に等分に離間配置されて3個の内側に突出
したリブ15がそれぞれ30°以上の中心角に互つ
て形成されている。隔離部15には内側に向う肩
部16が形成されており、この肩部167からソ
ケツト部14の放出端側端部に向つて円錐状の案
内面17が形成されている。
胴部材10の操作端側外面には環状凹部18が
形成されており、これを介して使用者が注射器を
操作する。
形成されており、これを介して使用者が注射器を
操作する。
第7図に示すように胴部材10内部には空房1
2の操作端側端面20と胴部材10の操作端側端
面21との間、すなわち環状凹部18に相当する
部分を貫通して透孔19が形成されている。この
透孔19は操作端側において継目23を介して拡
張部22に連なつている。拡張部22の内壁24
にはフランジ26を介してプラグ25が係合収容
されている。このプラグ25の内径は透孔19と
ほぼ同じであり、両者間には環状孔27が設けら
れている。またプラグ25外面には円錐状断面の
隆起部28が形成されている。
2の操作端側端面20と胴部材10の操作端側端
面21との間、すなわち環状凹部18に相当する
部分を貫通して透孔19が形成されている。この
透孔19は操作端側において継目23を介して拡
張部22に連なつている。拡張部22の内壁24
にはフランジ26を介してプラグ25が係合収容
されている。このプラグ25の内径は透孔19と
ほぼ同じであり、両者間には環状孔27が設けら
れている。またプラグ25外面には円錐状断面の
隆起部28が形成されている。
胴部材10の放出端側端部には取外し可能にカ
ートリツジ29が取付けられて胴部材10の放出
端の端壁を構成している。このカートリツジ29
は端壁の外側を形成する非可撓性でドーム状の第
1の壁30を有している。この第1の壁30は偏
心位置で突出する円錐状のノズル31を具えてお
り、これにより皮下注射用などの注射針32を支
持している。なおこの第1の壁30はポリエステ
ルなどの透明プラスチツクを用いて射出成型によ
り形成するのが望ましい。
ートリツジ29が取付けられて胴部材10の放出
端の端壁を構成している。このカートリツジ29
は端壁の外側を形成する非可撓性でドーム状の第
1の壁30を有している。この第1の壁30は偏
心位置で突出する円錐状のノズル31を具えてお
り、これにより皮下注射用などの注射針32を支
持している。なおこの第1の壁30はポリエステ
ルなどの透明プラスチツクを用いて射出成型によ
り形成するのが望ましい。
カートリツジ29は円環状のフランジ33によ
り胴部材10に取付けられているもので、このフ
ランジ33には傾斜溝34が形成されている。こ
の傾斜溝の図中下側にはV字形の刻み目が形成さ
れており、フランジの一方の側面上にはノズル3
1と同じ側に突出した円錐状の枠が没入してい
る。
り胴部材10に取付けられているもので、このフ
ランジ33には傾斜溝34が形成されている。こ
の傾斜溝の図中下側にはV字形の刻み目が形成さ
れており、フランジの一方の側面上にはノズル3
1と同じ側に突出した円錐状の枠が没入してい
る。
カートリツジ29はさらに放出端の端壁の内側
を形成する可撓性の第2の壁35を有している。
この第2の壁35は接着、溶接または超音波溶接
などにより上記のフランジ3の他方の側に連結さ
れている。この第2の壁35も透明なプラスチツ
クなどから形成するのが望ましい。またナイロン
またはポリエステル製の外側シートとポリプロピ
レン製の内側シートとを接合した積層構造でこの
第2の壁35を形成してもよい。
を形成する可撓性の第2の壁35を有している。
この第2の壁35は接着、溶接または超音波溶接
などにより上記のフランジ3の他方の側に連結さ
れている。この第2の壁35も透明なプラスチツ
クなどから形成するのが望ましい。またナイロン
またはポリエステル製の外側シートとポリプロピ
レン製の内側シートとを接合した積層構造でこの
第2の壁35を形成してもよい。
第1,8,9図に示すようにカートリツジ29
が空のときには、第2の壁35は第1の壁30に
沿つてドーム状を呈している。第9図に示すよう
にカートリツジ29を胴部材10から取外すとき
には第2の壁35はこの状態になつている。
が空のときには、第2の壁35は第1の壁30に
沿つてドーム状を呈している。第9図に示すよう
にカートリツジ29を胴部材10から取外すとき
には第2の壁35はこの状態になつている。
カートリツジ29はソケツト部14にフランジ
33を押付けた状態で胴部材10に支持されてい
る。このような状態とするにはフランジ33にソ
ケツト部14を当てながら胴部材10を長手方向
に滑らせる。するとリブ15に抗しながら滑る際
にフランジ33がその可撓性により曲るようにな
る。リブ15の上を通り過ぎるとフランジ33は
弾性回復により曲りから戻り、その周縁部がリブ
15に形成された肩部16の内面と係合する。こ
のようにしてカートリツジ29と胴部材10とは
組合わされるのである。
33を押付けた状態で胴部材10に支持されてい
る。このような状態とするにはフランジ33にソ
ケツト部14を当てながら胴部材10を長手方向
に滑らせる。するとリブ15に抗しながら滑る際
にフランジ33がその可撓性により曲るようにな
る。リブ15の上を通り過ぎるとフランジ33は
弾性回復により曲りから戻り、その周縁部がリブ
15に形成された肩部16の内面と係合する。こ
のようにしてカートリツジ29と胴部材10とは
組合わされるのである。
第2図に示すように充填状態のときカートリツ
ジ29は球状となる。この状態においてカートリ
ツジ29の内径は筒状空房12の内径よりも大き
くなつている。すなわち空房12はその放出端側
端部において球状に広がる拡張部36を有してお
り、充填状態のときこの拡張部36が第2図に示
すようにカートリツジ29に密着してその一部を
支持している。
ジ29は球状となる。この状態においてカートリ
ツジ29の内径は筒状空房12の内径よりも大き
くなつている。すなわち空房12はその放出端側
端部において球状に広がる拡張部36を有してお
り、充填状態のときこの拡張部36が第2図に示
すようにカートリツジ29に密着してその一部を
支持している。
また胴部材10とソケツト部14との間には溝
37が形成されていて、これには角 のある横断
面形状のガスケツト38が収容されてフランジ3
3と胴部材10との間をシールしている。すなわ
ち空または充填状態にあるカートリツジ29を支
持する胴部材10の空房12は放出端側において
ガスケツト38によりシールされているのであ
る。
37が形成されていて、これには角 のある横断
面形状のガスケツト38が収容されてフランジ3
3と胴部材10との間をシールしている。すなわ
ち空または充填状態にあるカートリツジ29を支
持する胴部材10の空房12は放出端側において
ガスケツト38によりシールされているのであ
る。
第7図に示すように、プランジヤー11は長手
方向に向けて延在する軸39を有しており、この
軸39は透孔19および環状孔27内に摺動可能
に収容されている。また軸39とこれらの孔19
と27との間には隙間19′,27′が残されてお
り、これらを介して空房12は外気と連通してい
る。
方向に向けて延在する軸39を有しており、この
軸39は透孔19および環状孔27内に摺動可能
に収容されている。また軸39とこれらの孔19
と27との間には隙間19′,27′が残されてお
り、これらを介して空房12は外気と連通してい
る。
さらに軸39の操作端側端部にはネジ40が刻
設されており、これがフランジ41を具えたソケ
ツト42と螺合している。またソケツト42に放
出端側端部には末広りの端面43が形成されてお
り、この端面43の大きさおよび角度は胴部材1
0の隆起部28のそれらと同じてある。したがつ
て手動により軸39が胴部材10内に押込まれる
と、端面43が隆起部28と係合してそこでソケ
ツト42が止まるようになつている。
設されており、これがフランジ41を具えたソケ
ツト42と螺合している。またソケツト42に放
出端側端部には末広りの端面43が形成されてお
り、この端面43の大きさおよび角度は胴部材1
0の隆起部28のそれらと同じてある。したがつ
て手動により軸39が胴部材10内に押込まれる
と、端面43が隆起部28と係合してそこでソケ
ツト42が止まるようになつている。
第1図に示すように軸39の放出端側端部には
可撓性のゴムやプラスチツクなどからなる中空状
のプランジヤーヘツド44が取付けられている。
このプランジヤーヘツド44は第4,5図に示す
ような構造のもので、筒状の側壁49とその放出
端側端部を閉塞する端壁46とから構成されてい
る。
可撓性のゴムやプラスチツクなどからなる中空状
のプランジヤーヘツド44が取付けられている。
このプランジヤーヘツド44は第4,5図に示す
ような構造のもので、筒状の側壁49とその放出
端側端部を閉塞する端壁46とから構成されてい
る。
端壁46は中央に凹面48を有した中央端壁4
7とこれを囲む凸面状の環状端壁45とからなつ
ている。側壁49は環状端壁45に向つて若干収
れんする傾斜を有している。ここで端壁45と4
7および側壁49は厚さが均一である。プランジ
ヤーヘツド44の操作端側端部付近には内フラン
ジ50が形成されており、これにより画定される
中央開口51の操作端側には皿孔52が形成され
ている。
7とこれを囲む凸面状の環状端壁45とからなつ
ている。側壁49は環状端壁45に向つて若干収
れんする傾斜を有している。ここで端壁45と4
7および側壁49は厚さが均一である。プランジ
ヤーヘツド44の操作端側端部付近には内フラン
ジ50が形成されており、これにより画定される
中央開口51の操作端側には皿孔52が形成され
ている。
側壁49の操作端側端部に形成された外広がり
のフレア部53により端部開口54が画定されて
おり、フレア部53の内面は端部開口54から中
央開口50に向けて収れんするほぼ円錐状になつ
ている。
のフレア部53により端部開口54が画定されて
おり、フレア部53の内面は端部開口54から中
央開口50に向けて収れんするほぼ円錐状になつ
ている。
第2図に明らかなように軸39の放出端側端部
には放出端側から順に第1〜第3のフランジ56
〜58が形成されている。第1のフランジ56と
第3のフランジ58とはほぼ同径であり、第2フ
ランジ57はこれらより若干小径である、第1と
第3のフランジ56,57間にはプランジヤーヘ
ツド44との係合のための環状溝55が形成され
ている。
には放出端側から順に第1〜第3のフランジ56
〜58が形成されている。第1のフランジ56と
第3のフランジ58とはほぼ同径であり、第2フ
ランジ57はこれらより若干小径である、第1と
第3のフランジ56,57間にはプランジヤーヘ
ツド44との係合のための環状溝55が形成され
ている。
すなわち軸39とプランジヤーヘツド44との
係合状態において、プランジヤーヘツド44の内
フランジ50は軸39の環状溝55内にまた軸3
9の第3のフランジ58はプランジヤーヘツド4
4のフレア部53内にそれぞれ収容されている。
軸39の放出端側端部は凸端面59を有してお
り、かつプランジヤーヘツド44の側壁49によ
り離間囲繞されている。軸39のこの凸端面59
はプランジヤーヘツド44の中央端壁47とほぼ
同径であつて、しかも中央端壁47に離間対面し
ている。
係合状態において、プランジヤーヘツド44の内
フランジ50は軸39の環状溝55内にまた軸3
9の第3のフランジ58はプランジヤーヘツド4
4のフレア部53内にそれぞれ収容されている。
軸39の放出端側端部は凸端面59を有してお
り、かつプランジヤーヘツド44の側壁49によ
り離間囲繞されている。軸39のこの凸端面59
はプランジヤーヘツド44の中央端壁47とほぼ
同径であつて、しかも中央端壁47に離間対面し
ている。
すなわち軸39とプランジヤーヘツド44とを
係合させた状態において、軸39の第1フランジ
56により放出端側の部分はプランジヤーヘツド
44により離間囲繞されている。
係合させた状態において、軸39の第1フランジ
56により放出端側の部分はプランジヤーヘツド
44により離間囲繞されている。
プランジヤー11の軸39が長手方向に摺動す
るとき、これに一体に係合する可撓性のプランジ
ヤーヘツド44のフレア部53は胴部材10の空
房12の周壁に弾性的に密着しながら移動し、後
述するように弁の働きをするのである。
るとき、これに一体に係合する可撓性のプランジ
ヤーヘツド44のフレア部53は胴部材10の空
房12の周壁に弾性的に密着しながら移動し、後
述するように弁の働きをするのである。
第1図に示すようにカートリツジ29が空の状
態においては、プランジヤー11が胴部材10内
に一杯に押込まれており、その第2の壁35(可
撓性)は第1の壁30(非可撓性)の内面に沿つ
た形状をとり、プランジヤーヘツド44の環状端
壁45は第2の壁35に接触した状態となつてい
る。このときプランジヤーヘツド44の中央端壁
47はカートリツジ29の第2の壁35から離間
している。
態においては、プランジヤー11が胴部材10内
に一杯に押込まれており、その第2の壁35(可
撓性)は第1の壁30(非可撓性)の内面に沿つ
た形状をとり、プランジヤーヘツド44の環状端
壁45は第2の壁35に接触した状態となつてい
る。このときプランジヤーヘツド44の中央端壁
47はカートリツジ29の第2の壁35から離間
している。
第2図に示すようにカートリツジ29が充填さ
れた状態においては、その第2の壁35は液体を
収容して球状となり、このときプランジヤーヘツ
ド44の中央端壁47は第2の壁35と密着して
いる。なお軸39の凸端面59の曲率半径はこの
状態にあるカートリツジ29の第2の壁35のそ
れとほぼ等しく設計されている。
れた状態においては、その第2の壁35は液体を
収容して球状となり、このときプランジヤーヘツ
ド44の中央端壁47は第2の壁35と密着して
いる。なお軸39の凸端面59の曲率半径はこの
状態にあるカートリツジ29の第2の壁35のそ
れとほぼ等しく設計されている。
次に上記のような構成のこの発明の注射器の各
作用について説明する。
作用について説明する。
まず第1図に示すようにカートリツジ29が殺
菌済みで空の状態にあるとき、上記したようにプ
ランジヤーヘツド44はその環状端壁45をカー
トリツジ29の第2の壁35に密着させている。
もし密着していない場合には手動によりプランジ
ヤー11を胴部材10内に押込んで密着状態とす
る。この間において胴部材10の放出端側端部は
プランジヤーヘツド44により閉塞されてはいる
が、プランジヤーヘツド44より放出端側に存在
する空気はプランジヤーヘツド44のフレア部5
3がその圧力により弾性変形するので、それによ
り形成される隙間を通つて空房内に逃げる。なお
この空房12は前記のように隙間19′,37′を
介して外気と連通している。これで注射器は液体
を充填できる状態となる。
菌済みで空の状態にあるとき、上記したようにプ
ランジヤーヘツド44はその環状端壁45をカー
トリツジ29の第2の壁35に密着させている。
もし密着していない場合には手動によりプランジ
ヤー11を胴部材10内に押込んで密着状態とす
る。この間において胴部材10の放出端側端部は
プランジヤーヘツド44により閉塞されてはいる
が、プランジヤーヘツド44より放出端側に存在
する空気はプランジヤーヘツド44のフレア部5
3がその圧力により弾性変形するので、それによ
り形成される隙間を通つて空房内に逃げる。なお
この空房12は前記のように隙間19′,37′を
介して外気と連通している。これで注射器は液体
を充填できる状態となる。
さて注射器に液体を充填する場合の作用を説明
する。この際には上記のような密着状態で注射針
32を薬剤投与の場合には薬剤が入つた容器また
は血液採取の場合には血管中に入れる。ついて手
動によりプランジヤー11を引上げるすなわち胴
部材10に対して操作端側に引上げると、プラン
ジヤーヘツド44のフレア部53は胴部材10の
周壁に密着状態を保ちながら操作端側に向けて摺
動する。このときプランジヤーヘツド44より操
作端側側に存在する空気は前記のよに隙間19′
と37′とを介して外気中に逃げてゆくから、プ
ランジヤーヘツド44の摺動が妨げられることは
ない。
する。この際には上記のような密着状態で注射針
32を薬剤投与の場合には薬剤が入つた容器また
は血液採取の場合には血管中に入れる。ついて手
動によりプランジヤー11を引上げるすなわち胴
部材10に対して操作端側に引上げると、プラン
ジヤーヘツド44のフレア部53は胴部材10の
周壁に密着状態を保ちながら操作端側に向けて摺
動する。このときプランジヤーヘツド44より操
作端側側に存在する空気は前記のよに隙間19′
と37′とを介して外気中に逃げてゆくから、プ
ランジヤーヘツド44の摺動が妨げられることは
ない。
しかしこの結果空房12のうちプランジヤーヘ
ツド44とカートリツジ29との間の空間部分に
は負圧が生じることになる。これによる漏れを防
ぐ目的でカートリツジ29と胴部材10のソケツ
ト部14との間に前記のガスケツト38が設けて
ある。しかもこの間プランジヤーヘツド44のフ
レア部53が胴部材10の周壁と密着状態を保つ
ているのでこの空間部分に外気が入り込むことは
ない。さらに上記のような負圧発生の故にカート
リツジ29の第2の壁35は第12の状態から第2
図の状態へとゆつくりと移行し、これに伴いカー
トリツジ29内には液体が徐々に満ちてきて、や
がて第2図に示すような充填状態となる。
ツド44とカートリツジ29との間の空間部分に
は負圧が生じることになる。これによる漏れを防
ぐ目的でカートリツジ29と胴部材10のソケツ
ト部14との間に前記のガスケツト38が設けて
ある。しかもこの間プランジヤーヘツド44のフ
レア部53が胴部材10の周壁と密着状態を保つ
ているのでこの空間部分に外気が入り込むことは
ない。さらに上記のような負圧発生の故にカート
リツジ29の第2の壁35は第12の状態から第2
図の状態へとゆつくりと移行し、これに伴いカー
トリツジ29内には液体が徐々に満ちてきて、や
がて第2図に示すような充填状態となる。
この充填に際して第1図に示す空の状態でプラ
ンジヤーヘツド44がその可撓性の故にカートリ
ツジ29の第2の壁35に対して完全な密着状態
にあり、この密着状態から第2図に示す充填状態
に至るので、薬剤の充填量が設定通り(すなわち
カートリツジ29の容量)の正確なものとなる。
またプランジヤーヘツド44がプランジヤー11
の軸39の放出端側端部を離間囲繞しているの
で、この間のプランジヤーヘツド44の挙動が該
端部により制約されることもないのである。
ンジヤーヘツド44がその可撓性の故にカートリ
ツジ29の第2の壁35に対して完全な密着状態
にあり、この密着状態から第2図に示す充填状態
に至るので、薬剤の充填量が設定通り(すなわち
カートリツジ29の容量)の正確なものとなる。
またプランジヤーヘツド44がプランジヤー11
の軸39の放出端側端部を離間囲繞しているの
で、この間のプランジヤーヘツド44の挙動が該
端部により制約されることもないのである。
ところでこの発明の目的を達成するためには、
胴部材10の内径dとカートリツジ29の内径D
とを、カートリツジ29の充填(第2図)および
(第1図)状態に対応するプランジヤー11の位
置間の行程容量が実質的にカートリツジ29の容
量と同一になるように、設定する必要がある(第
6図参照)。
胴部材10の内径dとカートリツジ29の内径D
とを、カートリツジ29の充填(第2図)および
(第1図)状態に対応するプランジヤー11の位
置間の行程容量が実質的にカートリツジ29の容
量と同一になるように、設定する必要がある(第
6図参照)。
ここで第1図の空の状態から第2図の充填状態
に至るまでのプランジヤー11の行程量をLとす
ると、行程容量は次のような式で与えられる。
に至るまでのプランジヤー11の行程量をLとす
ると、行程容量は次のような式で与えられる。
(d2−π)L/4 ……(1)
またカートリツジ29の容量は次の式で与えら
れる。
れる。
(D3−π)/6 ……(2)
これらの式から次の関係が得られる。
d2πD/4=D3π/6 ……(3)
d=D(2/3)1 2 ……(4)
d=〜0.82D ……(5)
したがつて胴部材10の内径dはカートリツジ
29の内径Dの約82%に設定する必要がある。
29の内径Dの約82%に設定する必要がある。
次に注射器から液体を放出する場合、すなわち
薬剤を投与するか採取した血液を試験管などに移
す場合の作用について説明する。これには胴部材
10に対してプランジヤー11を放出端側に向け
て押してやればよい。これによりプランジヤーヘ
ツド44はカートリツジ29を押圧しながら放出
端側に向けて移動する。また注射器32はこの間
血管または試験管などに入つている。第2図の完
全充填状態から軸39が放出端側に向けて移動す
ると、プランジヤーヘツド44の中央端壁47は
カートリツジ29の可撓性の第2の壁35を押圧
する。この結果第2の壁35は第1の壁30の内
面に向けて第7図に示すように押つぶされてゆ
く。
薬剤を投与するか採取した血液を試験管などに移
す場合の作用について説明する。これには胴部材
10に対してプランジヤー11を放出端側に向け
て押してやればよい。これによりプランジヤーヘ
ツド44はカートリツジ29を押圧しながら放出
端側に向けて移動する。また注射器32はこの間
血管または試験管などに入つている。第2図の完
全充填状態から軸39が放出端側に向けて移動す
ると、プランジヤーヘツド44の中央端壁47は
カートリツジ29の可撓性の第2の壁35を押圧
する。この結果第2の壁35は第1の壁30の内
面に向けて第7図に示すように押つぶされてゆ
く。
この間プランジヤーヘツド44のフレア部53
を介してプランジヤーヘツド44の放出端側から
操作端側へと空気が逃げてゆけるのでプランジヤ
ーヘツド44の放出端側が過圧状態となることは
ない。このフレア部5の弁作用はこの発明の重要
な特徴のひとつである。
を介してプランジヤーヘツド44の放出端側から
操作端側へと空気が逃げてゆけるのでプランジヤ
ーヘツド44の放出端側が過圧状態となることは
ない。このフレア部5の弁作用はこの発明の重要
な特徴のひとつである。
なぜならもし過圧状態になつていると、例えば
カートリツジ29の第2の壁35に孔などがある
場合には、この圧縮空気がカートリツジ29を介
して患者の血管に入り込むという重大な致死的事
故につながるからである。また圧縮空気の圧力に
よりカートリツジ29が胴部材10のソケツト部
14から外れてしまう危険もある。さらにカート
リツジ29になんらかの欠陥があつて液体が胴部
材10の空房12内に漏れたりすると、胴部材1
0および/またはプランジヤー11により液体が
汚染される。このような汚染された液体がプラン
ジヤーヘツド44の端部開口54を経て操作端側
に出てしまうと、その際の液体抵抗が注射針32
のそれよりも小さいので、注射針32を介しての
薬剤投与が不可能となることもある。
カートリツジ29の第2の壁35に孔などがある
場合には、この圧縮空気がカートリツジ29を介
して患者の血管に入り込むという重大な致死的事
故につながるからである。また圧縮空気の圧力に
よりカートリツジ29が胴部材10のソケツト部
14から外れてしまう危険もある。さらにカート
リツジ29になんらかの欠陥があつて液体が胴部
材10の空房12内に漏れたりすると、胴部材1
0および/またはプランジヤー11により液体が
汚染される。このような汚染された液体がプラン
ジヤーヘツド44の端部開口54を経て操作端側
に出てしまうと、その際の液体抵抗が注射針32
のそれよりも小さいので、注射針32を介しての
薬剤投与が不可能となることもある。
第7図に示す段階では軸39の凸端面59はプ
ランジヤーヘツド44の中央端壁47から離間し
ており、中央端壁47ととカートリツジ29との
間にはまだ若干の液体が残つている。
ランジヤーヘツド44の中央端壁47から離間し
ており、中央端壁47ととカートリツジ29との
間にはまだ若干の液体が残つている。
そこで軸39をさらに放出端側に移動させる
と、プランジヤーヘツド44の側壁49が弾性変
形して外側に向けて膨らみフランジ33が隣接し
た部分においてカートリツジ29の第2の壁35
と圧接する。また軸39の凸端面59がプランジ
ヤーヘツド44の中央端壁47に当接し、第8図
に示すように中央端壁47が第2の壁35に沿つ
て弾性変形する。この変形によりプランジヤーヘ
ツド44はカートリツジ29の第2の壁35と完
全に密着し、第2の壁35も弾性変形して第1の
壁30の内面に沿つて密着する。この結果カート
リツジ29内の液体は完全に放出される。このよ
うにプランジヤーヘツド44とカートリツジ29
の第2の壁35の可撓性の故に薬剤の投与量が設
定通り(すなわちカートリツジ29の容積)の正
確なものとなる。
と、プランジヤーヘツド44の側壁49が弾性変
形して外側に向けて膨らみフランジ33が隣接し
た部分においてカートリツジ29の第2の壁35
と圧接する。また軸39の凸端面59がプランジ
ヤーヘツド44の中央端壁47に当接し、第8図
に示すように中央端壁47が第2の壁35に沿つ
て弾性変形する。この変形によりプランジヤーヘ
ツド44はカートリツジ29の第2の壁35と完
全に密着し、第2の壁35も弾性変形して第1の
壁30の内面に沿つて密着する。この結果カート
リツジ29内の液体は完全に放出される。このよ
うにプランジヤーヘツド44とカートリツジ29
の第2の壁35の可撓性の故に薬剤の投与量が設
定通り(すなわちカートリツジ29の容積)の正
確なものとなる。
第5図に示すようにこの例にあつてはプランジ
ヤーヘツド44の環状端壁45に4本以上の高さ
が0.1mm程度のリブ46′が実質的に放射状に突出
形成されている。第7および第8図に示す放出の
途中段階においてこれらのリブ46′はカートリ
ツジ29の第2の壁35にプランジヤーヘツド4
4の環状端壁45が完全に密着するのを防止する
働きをするもので、これにより形成される壁3
5,45間の隙間を経てフランジ33付近の液体
がノズル31の方に流れるのである。
ヤーヘツド44の環状端壁45に4本以上の高さ
が0.1mm程度のリブ46′が実質的に放射状に突出
形成されている。第7および第8図に示す放出の
途中段階においてこれらのリブ46′はカートリ
ツジ29の第2の壁35にプランジヤーヘツド4
4の環状端壁45が完全に密着するのを防止する
働きをするもので、これにより形成される壁3
5,45間の隙間を経てフランジ33付近の液体
がノズル31の方に流れるのである。
カートリツジ29内の液体が完全に放出される
と空になつたカートリツジ29はプランジヤー1
1に押されて第9図に示すように胴部材10から
切り離される。すなわち軸39の凸端面59を介
して力を加えることによりカートリツジ29が押
されて変形し、その結果フランジ33の直径が僅
かながら小さくなり、胴部材10のリブ15から
外れるのである。
と空になつたカートリツジ29はプランジヤー1
1に押されて第9図に示すように胴部材10から
切り離される。すなわち軸39の凸端面59を介
して力を加えることによりカートリツジ29が押
されて変形し、その結果フランジ33の直径が僅
かながら小さくなり、胴部材10のリブ15から
外れるのである。
このようにしてカートリツジ29や注射針32
に手を触れることなしにこれらを胴部材10から
切り離してやれるので、手が汚染されることなし
に注射器の一部を廃棄することができる。
に手を触れることなしにこれらを胴部材10から
切り離してやれるので、手が汚染されることなし
に注射器の一部を廃棄することができる。
ここでプランジヤーヘツド44の材料の硬さ特
にその厚さは、胴部材10からカートリツジ29
を切り離すのに必要な力以下の大きさの力でカー
トリツジ29をつぶして内部の液体を完全に放出
させべく変形するように、選択する。また液体の
投与が完了する前にカートリツジ29が放出され
るようにしてもよい。
にその厚さは、胴部材10からカートリツジ29
を切り離すのに必要な力以下の大きさの力でカー
トリツジ29をつぶして内部の液体を完全に放出
させべく変形するように、選択する。また液体の
投与が完了する前にカートリツジ29が放出され
るようにしてもよい。
具体例を挙げると第5図に示すプランジヤーヘ
ツド44の構造において、内フランジ50から放
出端側端部までの軸方向長aを9.5mm、フレア部
53の放出端側端部における外径bを13.8mm、ま
た壁45と47と49の厚さを全て1.2mmとし、
プランジヤーヘツド44の材料を60°のシヨア硬
度のニトリルゴムとする。
ツド44の構造において、内フランジ50から放
出端側端部までの軸方向長aを9.5mm、フレア部
53の放出端側端部における外径bを13.8mm、ま
た壁45と47と49の厚さを全て1.2mmとし、
プランジヤーヘツド44の材料を60°のシヨア硬
度のニトリルゴムとする。
またカートリツジ29には予め液体を充填して
おくようにしてもよい。この場合には例えばノズ
ル31の放出端側端部を適宜シールしておいて、
カートリツジ29を胴部材10に取付けた後でこ
のシールを除いてから注射針を取付ける。この場
合には第2図に示す状態から作業が始まることは
勿論である。
おくようにしてもよい。この場合には例えばノズ
ル31の放出端側端部を適宜シールしておいて、
カートリツジ29を胴部材10に取付けた後でこ
のシールを除いてから注射針を取付ける。この場
合には第2図に示す状態から作業が始まることは
勿論である。
さらに種々の大きさのカートリツジ29を用意
しておいて、これらを同じまたは異る大きさの胴
部材10と組合せて用いてもよい。またプランジ
ヤーヘツド44を注射器に使用するカートリツジ
29に合つた大きさのものに適宜代えるようにし
てもよい。
しておいて、これらを同じまたは異る大きさの胴
部材10と組合せて用いてもよい。またプランジ
ヤーヘツド44を注射器に使用するカートリツジ
29に合つた大きさのものに適宜代えるようにし
てもよい。
第1図はこの発明の注射器をカートリツジが空
の状態で示す断面側面図、 第2図は同じく充填状態で示す断面側面図、 第3図は注射器を放出端側端部からみた端面
図、 第4図はプランジヤーヘツドを示す斜視図、 第5図は同じくその断面側面図、 第6図は各部の寸法関係を示す説明図、 第7,8図は薬剤放出行程を示す断面側面図で
ある。
の状態で示す断面側面図、 第2図は同じく充填状態で示す断面側面図、 第3図は注射器を放出端側端部からみた端面
図、 第4図はプランジヤーヘツドを示す斜視図、 第5図は同じくその断面側面図、 第6図は各部の寸法関係を示す説明図、 第7,8図は薬剤放出行程を示す断面側面図で
ある。
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|---|---|---|---|
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| JP (1) | JPH0341188B2 (ja) |
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| BE (1) | BE888264A (ja) |
| CH (1) | CH654484A5 (ja) |
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| GB (1) | GB2083755B (ja) |
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