JPH034126Y2 - - Google Patents

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JPH034126Y2
JPH034126Y2 JP11268983U JP11268983U JPH034126Y2 JP H034126 Y2 JPH034126 Y2 JP H034126Y2 JP 11268983 U JP11268983 U JP 11268983U JP 11268983 U JP11268983 U JP 11268983U JP H034126 Y2 JPH034126 Y2 JP H034126Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、過電流を検出して負荷に流れる電流
を制限する過電流制限回路に関する。
従来、負荷に流れる過電流を検出して電流を制
限することにより負荷を保護する電流制限回路と
しては、例えば第1,2,3,4図に示すような
ものがある。
第1図の電流制限回路は、負荷1への電源ライ
ンにスイツチング用のトランジスタ2を設け、ト
ランジスタ2のベース・コレクタ間に抵抗R1と
定電流ダイオードDcを接続し、トランジスタ2
のエミツタ・コレクタ間を流れる負荷電流が増加
すると、ベース電流の増加で抵抗R1の電圧が上
昇し、規定電圧に達したときにサイリスタ3がト
リガされてトランジスタ2のエミツタ・ベース間
をシヨートすることでトランジスタ2をカツトオ
フするようにしている。また、第2図は第1図の
サイリスタ3の代わりにPUT4を使用したもの
で、同様にベース電流の増加でPUT4のゲート
電位が低下し、アノード電位がゲート電位より規
定値以上高くなるとPUT4がオンしてトランジ
スタ5のベース・コレクタ間をシヨートし、トラ
ンジスタ5をカツトオフする。
しかしながら、このような第1,2図の回路で
は、サイリスタ3またはPUT4のトリガにより
負荷電流の遮断が行なわれると、電源供給を遮断
しない限り回路が復旧せず、ノイズ等による一次
的な過電流で作動した場合にもその都度電源供給
を遮断する復旧操作を行なわなければならないと
いう問題がある。
第2図は、トランジスタ6および抵抗R1,R
2,R3でなる電流検出回路により作動するリレ
ー7を備え、リレー7のリレー接点7aを電流制
限抵抗R4と並列に接続したもので、リレー接点
7aおよび抵抗R3を介して負荷1に流れる電流
による抵抗R3の電圧降下を抵抗R1,R2で分
圧してトランジスタ6のベースに供給し、負荷電
流の増加によるトランジスタ6のコレクタ電流が
リレー7の動作電流に達したとき、リレー7が働
いてリレー接点7aを開放し、電流制限抵抗R4
を介在させることで負荷1に流れる電流を制限す
る。
しかし、この第3図の回路においては、トラン
ジスタ6のベース・コレクタ間電圧が温度により
大幅に変化するため、リレーを動作させるトラン
ジスタ6のベース電流が変動して動作点が安定せ
ず、またリレー7を動作させることからトランジ
スタ6のベース電流をある値以上に選ばなければ
ならないために電流制限を行なうことのできる過
電流の範囲が制約され、更に、リレー7動作でリ
レー接点7aが開放されるまでには時間遅れがる
ため、この遅れ時間の間に負荷に最大電流が流
れ、電流制限の応答性が低いという問題がある。
第4図は、スイツチング用トランジスタ8と電
流検出用トランジスタ9を用いた従来の電流制限
回路であり、電流検出抵抗R5で定まるトランジ
スタ9のベース・エミツタ間電圧が規定値以上に
なるとトランジスタ9がオンし、トランジスタ8
のベース・エミツタ間をシヨートすることでトラ
ンジスタ8をカツトオフし、負荷1の電流を制限
する。
しかし、この回路においても、第3図の回路と
同様に、トランジスタ8,9のベース・エミツタ
間電圧が温度に応じて大幅に変化し、過電流を検
出して電流制限を行なうための動作点が安定せ
ず、またトランジスタ8,9の相互帰環動作によ
り電流制限が行なわれるため、電流制限がかかる
までのあいだに回路インピーダンスがリニアに変
化することとなり、負荷電流が電流制限を行なう
規定電流直前の値に達したような場合には、電流
制限を行なう回路インピーダンスに達する前の状
態でトランジスタ8,9がバランスし、中途半端
な電流制限の動作状態を起す恐れがあつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、電流制限の動作点の設定が簡単に
出来ると共に温度の影響を受けず、また、電流制
限がかかるまで回路インピーダンスの大幅な変化
を抑え、更に電流制限後に負荷電流が正常に戻れ
ば自動的に電流制限を解除できるようにした過電
流制限回路を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案は、負荷をブリ
ツジ抵抗として含むブリツジ回路を設け、過電流
によるブリツジバランスの変化を検出してスイツ
チング素子をオフし、このスイツチング素子に並
列接続した電流制限抵抗を介して負荷に流れる電
流を制限するようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第5図は本考案の一実施例を示した回路図であ
る。
まず、構成を説明すると、本考案の電流制限回
路は電流が入力される端子10,11を備えた一
次端子と、負荷1が接続される端子12,13を
備えた二次端子を有する4端子回路網として構成
され、一次端子の一方の端子10に電流制限抵抗
R10の一端を接続し、この電流制限抵抗R10
と並列にスイツチング素子として動作するトラン
ジスタ14のエミツタとコレクタ(電路電極)を
接続し、勿論、トランジスタ14は制御端子とし
てベース端子を備え、コレクタとベース間にバイ
アス抵抗R12を接続している。
電流制限抵抗R10の他端はトランジスタ14
のエミツタ側と共に、負荷1をブリツジ抵抗とし
て含み、第2抵抗R20、第3抵抗R30および
第4抵抗R40を備えたブリツジ回路における第
2抵抗R20と第3抵抗R30の接続点に接続さ
れる。二次端子側となる端子12,13に対して
は、まず一方の端子12はブリツジ回路の第3抵
抗R30に接続される。また、端子13はブリツ
ジ回路の一辺を形成する第2抵抗R20と第4抵
抗R40の直列回路に接続され、更に一次端子側
の端子11に接続される。
このように、抵抗R20,R30,R40およ
び負荷1で形成されるブリツジ回路のブリツジバ
ランスを検出するため、ブリツジの一辺となる第
3抵抗R30と負荷1との接続点、即ち端子12
と、ブリツジ回路の他の一辺となる第2抵抗R2
0と第4抵抗R40の接続点がフオトカプラ15
の発光ダイオードPDに接続され、発光ダイオー
ドPDは第2抵抗R20と第4抵抗R40の接続
点の電位V1が二次端子の一方の端子12、即ち
第3抵抗R30と負荷1と接続点の電位V2以上
となつたときに流れる電流により発光する。尚、
ブリツジ回路の接続点からフオトカプラ15の発
光ダイオードPDに接続された信号線にはダイオ
ードDが設けられ、発光ダイオードPDに対する
逆流を阻止している。
フオトカプラ15に設けたフオトトランジスタ
PTのコレクタはスイツチング素子として作動す
るトランジスタ14のベースに接続され、発光ダ
イオードPDの発光によるフオトトランジスタPT
のオンでトランジスタ14をオフするようにして
いる。
次に、第5図の実施例の動作を説明する。
まず、トランジスタ14および抵抗R30を介
して負荷1に流れる電流が電流制限を掛けるため
に設定した規定電流値以下となつている定常状態
においては、二次側端子の一方の端子12、即ち
ブリツジ回路の第3抵抗R30と負荷1との接続
点の電位V2が第2抵抗R20と第4抵抗R40
の接続点の電位V1に略等しいかV1より高い値に
あり、このためフオトカプラ15の発光ダイオー
ドPDに電流が流れないことからフオトトランジ
スタPTはオフとなつており、トランジスタ14
の導通により負荷1に対し負荷電流を供給してい
る。
次に、負荷電流が規定値を上回つたとすると、
端子12の電位V2が第2抵抗R20と第4抵抗
R40の接続点の電位V1より下がり、このため
フオトカプラ15の発光ダイオードPDに駆動電
流が流れて発光し、フオトトランジスタPTをオ
ンする。このフオトトランジスタPTのオンによ
りトランジスタ14のベースがゼロボルトに引き
込まれ、トランジスタ14がカツトオフされる。
このトランジスタ14のオフにより負荷1に対す
る電流はトランジスタ14に並列接続した電流制
限抵抗R10を介して流れ、電流制限抵抗R10
の抵抗値で定まる微少電流に制限をされ、過電流
から負荷1を保護する。
勿論、電流制限後に負荷1における過電流の原
因が解消して正常状態に戻ると端子12の電位
V2が上昇して発光ダイオードPDの発光が停止
し、フオトトランジスタPTのオフにより再びト
ランジスタ14がオンして正常な負荷電流を供給
する状態に戻る。
第6図は、本考案の他の実施例を示した回路図
であり、この実施例は第5図におけるフオトカプ
ラ15の代わりにオペアンプ16を使用したこと
を特徴とし、オペアンプ16のマイナス入力端子
にブリツジ回路における第2抵抗R20と第4抵
抗R40の接続点を入力接続し、また、プラス入
力端子に二次端子側の一方の端子12、即ち第3
抵抗R30と負荷1の接続点を入力接続し、オペ
アンプ16の出力をトランジスタ14のベースに
接続すると共に、オペアンプ16の入力側から出
力側への帰還接続による発振を防止するための発
振防止用コンデンサC1を接続している。
この第6図の実施例によれば、第5図のフオト
カプラ15においては発光ダイオードPDを発光
駆動するためにブリツジの接続点の電位V1に対
しブリツジ接続点の電位V2が所定値以上となつ
たときに電流制限を行なうようになるが、オペア
ンプ16を用いることによりマイナス入力端子に
対するブリツジ接続点の電位V1を他のブリツジ
接続点の電位V2が僅かに上回つたときにオペア
ンプ16の出力がHレベルに切換わり、トランジ
スタ14のカツトオフによる電流制限を行なうこ
とができ、オペアンプ16を使用することにより
ブリツジバランスの変化に対する検出精度が高め
られ、過電流に対する遮断動作の応答性を更に向
上することができる。
次に本考案の効果を説明すると、負荷をブリツ
ジ抵抗として含むブリツジ回路における過電流に
よるブリツジバランスの変化を検出して電流制限
抵抗を並列接続したスイツチング素子をオフする
ようにしたため、抵抗ブリツジ回路とブリツジバ
ランスを検出する回路手段を設けるだけで済むこ
とから回路構成があまり複雑にならず、遮断電流
値の設定はブリツジ回路におけるブリツジ抵抗の
値を適宜に決めることにより簡単に設定でき、ブ
リツジ回路で過電流を検出していることから温度
変化により遮断電流値が変動せず、また電流制限
はブリツジバランスの変動を検出してトランジス
タをカツトオフさせているため電流制限が掛かる
まで回路インピーダンスはほとんど変化せず、更
に電流制限後に負荷側における過電流の原因が解
消されれば、ブリツジバランスが元に戻ることに
より自動的に電流制限状態を解除して復旧させる
ことができ、この復旧のための電流値も遮断電流
値を与えるブリツジ抵抗に基づいて正確に設定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2,3及び4図は従来の過電流制限回路
を示した回路図、第5図は本考案の一実施例を示
した回路図、第6図は本考案の他の実施例を示し
た回路図である。 1:負荷、10,11:端子(一次端子)、1
2,13:端子(二次端子)、14:トランジス
タ(スイツチング素子)、15:フオトカプラ、
16:オペアンプ、R10:電流制限抵抗、R2
0:第2抵抗、R30:第3抵抗、R4:第4抵
抗、PD:発光ダイオード、PT:フオトトランジ
スタ、R12:バイアス抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源が入力接続される一次端子と負荷が接続さ
    れる二次端子を備えた4端子回路網を形成し、前
    記一次端子の一方に電流制限抵抗の一端を接続す
    ると共に該電流制限抵抗と並列に制御端子を有す
    るスイツチング素子の電路電極を接続し、前記電
    流制限抵抗の他端をブリツジ回路の一辺の第3抵
    抗を介して前記二次端子の一方へ接続すると共に
    ブリツジ回路の他の一辺の第2および第4抵抗の
    直列回路を介して前記二次端子の他方に接続し、
    更に前記一次端子と二次端子の他方を接続し、前
    記ブリツジ回路の第2抵抗と第4抵抗との接続点
    の電位が前記第3抵抗と負荷の接続点となる前記
    二次端子の一方の電位を上回つたときに前記スイ
    ツチング素子の制御端子に不導通バイアスを印加
    し、下回つたときに導通バイアスを印加する回路
    を設けたことを特徴とする過電流制限回路。
JP11268983U 1983-07-20 1983-07-20 過電流制限回路 Granted JPS6024140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11268983U JPS6024140U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 過電流制限回路

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JP11268983U JPS6024140U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 過電流制限回路

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Publication Number Publication Date
JPS6024140U JPS6024140U (ja) 1985-02-19
JPH034126Y2 true JPH034126Y2 (ja) 1991-02-01

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JP11268983U Granted JPS6024140U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 過電流制限回路

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