JPH0341412B2 - - Google Patents

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JPH0341412B2
JPH0341412B2 JP57208396A JP20839682A JPH0341412B2 JP H0341412 B2 JPH0341412 B2 JP H0341412B2 JP 57208396 A JP57208396 A JP 57208396A JP 20839682 A JP20839682 A JP 20839682A JP H0341412 B2 JPH0341412 B2 JP H0341412B2
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cobalt
ferrite
powder
solution
aqueous solution
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は高密度記録用磁性粉の製造方法に関
し、更に詳しくは、六方晶フエライト粉末をCo
イオン含有溶液で処理する、磁気特性が優れた高
密度記録用磁性粉の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
磁気記録媒体として、通常はγ−Fe2O3などの
針状粉末が用いられているが、近年、高密度記録
法として垂直磁化記録が考案された。この記録媒
体としては六方晶フエライト粉が利用されるが、
垂直磁化記録において更に記録密度を上げるに
は、該フエライト粉末の飽和磁化が高いことが要
求される。それは、磁性粉末の飽和磁化(Ms)
が大きい程、磁気記録媒体の再生出力が増大する
からである。
従来の六方晶フエライト粉末の製造方法として
は、例えば、Ba−フエライトの場合 (a) Baイオン、Feイオン及び必要に応じてCo,
Ti,In,Zn,Mn,Ni,Ge,Nb等のイオンを
含むPH8以上の水溶液を、オートクレーブ中に
て100〜300℃で加熱する方法(水熱合成法)、
及び (b) 上記のイオンをPH8以上の状態で沈殿せし
め、生成した該沈殿物を900℃以上の温度で焼
成する方法(共沈法) が知られている。
しかしながら、これらの方法で得られる六方晶
フエライト粉末の飽和磁化は、フエライトの飽和
磁化の理論値と比較して、10%以上も小さいた
め、その改善が望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の磁性粉と同等の保持力を維持
しつつ、飽和磁化の値を理論値に近い値にまで高
め得る。高密度記録用磁性粉の製造方法を提供す
ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の高密度記録用磁性粉の製造方法は、次
式: AO・n(Fe1−mMm)2O3 (式中、AはBa,Sr及びCaから選ばれる1種
以上の元素を表わし;MはCo,Ti,In,Zn,
Mn,Ni,Ge及びNbから選ばれる1種以上の元
素を表わし;mは0〜0.2の数を表わし;nは5.4
〜6.0の数を表わす) で示される六方晶フエライト粉末を、Coイオン
含有溶液に接触させて、該粉末表面にCoを吸着
せしめることを特徴とする。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明に用いる六方晶フエライト粉末原料は、
常法、即ち、水熱合成法又は共沈法により供給さ
れる。
原料の種類としては、Ba,Sr又はCa−フエラ
イトがあるが、Ba−フエライトを用いることが、
本発明効果を奏する上で好ましい。
本発明では、フエライト粉末をCoイオン含有
溶液と接触させる。
Coイオン含有溶液中に溶解されるCo化合物と
しては、溶解性のCo塩であればいかなるもので
あつてもよいが、例えば、酢酸コバルト、塩化ア
ルミニウムコバルト、臭化コバルト、水酸化炭酸
コバルト、塩化コバルト、水酸化コバルト、クエ
ン酸コバルト、ギ酸コバルト、ナフテン酸コバル
ト、ヨウ化コバルト、シユウ酸コバルト、酒石酸
コバルト、オレイン酸コバルト、パルミチン酸コ
バルト、ステアリン酸コバルト、オクテン酸コバ
ルト、硝酸コバルト及びこれらの水和物があげら
れる。これらを2種以上混合してもよい。また、
上記Co化合物の溶媒としては、通常、水が用い
られるが、メタノール、エタノール等のアルコー
ル類のように、Co化合物からCoイオンを解離し
得る溶媒であれば、いかなるものも使用可能であ
る。
Co化合物は、溶液中にCoイオンとして、通常、
0.05〜0.2mol/、好ましくは0.01〜0.05mol/
の範囲で溶解される。
フエライト粉末とCoイオン含有溶液との接触
方法としては、通常、該粉末をCoイオン含有溶
液に混合し、得られた溶液を攪拌する方法が採用
される。また混合溶液を振盪して接触させてもよ
い。しかし、これらの処理に限らず、例えば、漬
浸静置、スプレードライ、充填通水などの方法で
あつてもよい。攪拌又は振盪する場合、処理温度
は、通常、0〜50℃であり、処理時間は数分程度
でよい。コバルト表面処理後は、通常、混合液を
ろ過後、ろ取物を乾燥することにより目的物が得
られる。
以上のように、本発明は、水熱合成法又は共沈
法等で製造された六方晶フエライト粉末をCoイ
オン含有溶液中に分散してコバルト表面処理する
ことにより、フエライト粉末表面に過剰に存在す
るBa等のイオンを除去し、該表面にCoを吸着さ
せて、フエライトの磁気特性、特に飽和磁化を改
善するものである。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、従来方法と同程度の保持
力を維持しつつ、飽和磁化の改善された高密度記
録用磁性粉を提供することができる。また、粒度
分布のバラツキがない好適な粒子径を有する粉末
を製造することが可能である。
〔発明の実施例〕
実施例 1 2.0MFeCl3水溶液1000ml、1.0MBaCl2水溶液
210ml、1.0MCoCl2水溶液154mlおよび1.0MTiCl4
水溶液154mlを混合した後、液温を20℃以下に冷
却した。次いでこの混合溶液を10MNaOH水溶
液1000ml中に添加して得た褐色沈澱を含むPH13以
上の溶液をオートクレーブ中にて200℃で1時間
加熱し、Ba−フエライトの粒子を沈澱として得
た(水熱合成法)。かくして得た沈澱粒子につい
て水洗、乾燥処理を順次実施してから、ロータリ
ーキルン式焼成炉中900℃で45分間焼成してBaO
(Fe,Co,Ti)2O3のBa−フエライト結晶粒子を
得た。
上記Ba−フエライト結晶粒子200gについて、
CcCl2・6H2O重量濃度0〜5%の水溶液1000ml
を用いて、10分間攪拌処理を行なつた。その後ろ
過・乾燥して得られたBa−フエライトの飽和磁
化についてU.S.M測定器にて測定したところ、第
1図に示した結果が得られた。また保磁力につい
ても測定し、その結果を第1図に併記した。尚、
0.5%溶液で処理した結晶粒子は板状比も10以上
で粒度分布が狭かつた。尚、濃度0のところは、
比較例として見ることができる。
実施例 2 2.0MFeCl2水溶液1000ml、1.0MBaCl3水溶液
210ml、1.0MCoCl2水溶液154mlおよび1.0MTiCl4
水溶液154mlを混合した後、液温を20℃以下に冷
却した。次いでこの混合溶液を10MNaOH水溶
液400ml及び1.0MNa2CO3水溶液400mlの混合溶液
中に添加して得た褐色沈澱を含むPH8以上の溶液
を攪拌しFe,Ba,Co,Tiの水酸化物または炭酸
塩の沈澱として得た。かくして得た沈澱粒子につ
いて水洗、乾燥処理を順次施してから流通層焼成
炉中920℃で2時間焼成してBa−フエライト結晶
粒子を得た(共沈法)。
上記Ba−フエライト結晶粒子200gについて、
実施例1と同様にCoCl2・6H2O重量濃度0〜5
%の水溶液1000mlを用いて、10分間攪拌処理を行
なつた。その後ろ過・乾燥して得られたBa−フ
エライト各粉末の飽和磁化及び保磁力について測
定したところ、第2図に示した結果が得られた。
尚、濃度0のところは、比較例として見ることが
できる。
上記実施例から明らかである様に、Co化合物
の溶液で処理することにより、磁気特性、特に飽
和磁化が改善されたBa−フエライト結晶粒子を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水熱合成法で得られたBa−フエライ
トを本発明方法で処理したときのコバルト化合物
の濃度とBa−フエライトの飽和磁化値A及び保
磁力Bとの関係曲線を示した図、第2図は、共沈
法で得られたBa−フエライトを本発明方法で処
理したときのコバルト化合物の濃度とBa−フエ
ライトの飽和磁化値A及び保磁力Bとの関係曲線
を示した図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: AO・n(Fe1−mMm)2O3 (式中、AはBa,Sr及びCaから選ばれる1種
    以上の元素を表わし;MはCo,Ti,In,Zn,
    Mn,Ni,Ge及びNbから選ばれる1種以上の元
    素を表わし;mは0〜0.2の数を表わし;nは5.4
    〜6.0の数を表わす) で示される六方晶フエライト粉末を、Coイオン
    含有溶液に接触させて、該粉末表面にCoを吸着
    せしめることを特徴とする高密度記録用磁性粉の
    製造方法。
JP57208396A 1982-11-30 1982-11-30 高密度記録用磁性粉の製造方法 Granted JPS59102823A (ja)

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JP57208396A JPS59102823A (ja) 1982-11-30 1982-11-30 高密度記録用磁性粉の製造方法

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JP57208396A JPS59102823A (ja) 1982-11-30 1982-11-30 高密度記録用磁性粉の製造方法

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JPS59102823A JPS59102823A (ja) 1984-06-14
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JPS62139124A (ja) * 1985-12-12 1987-06-22 Toda Kogyo Corp 磁気記録用板状Baフエライト微粒子粉末及びその製造法
DE10244040C1 (de) * 2002-09-21 2003-12-18 Schott Glas Material zum Bilden von Flächen, die von Glasschmelzen berührt werden und Verwendung
JP5316522B2 (ja) * 2010-11-30 2013-10-16 戸田工業株式会社 磁性粒子粉末

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JPS59102823A (ja) 1984-06-14

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