JPH0341966B2 - - Google Patents

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JPH0341966B2
JPH0341966B2 JP60133724A JP13372485A JPH0341966B2 JP H0341966 B2 JPH0341966 B2 JP H0341966B2 JP 60133724 A JP60133724 A JP 60133724A JP 13372485 A JP13372485 A JP 13372485A JP H0341966 B2 JPH0341966 B2 JP H0341966B2
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coil
adjustment
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magnetic field
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は核磁気共鳴コンピユータ断層像撮影装
置(以下NMR−CTと呼ぶ)用の均一磁場コイ
ル、ことに超電導マグネツトに適した均一磁場コ
イルに関する。
〔従来技術とその問題点〕
NMR−CT用均一磁場コイルにおいては、被
検体である人体を収納する均一磁場空間における
密束密度(磁場の強さ)が高く、かつ磁場の強さ
が高度に均一であるとともに、強磁性周囲物体に
より磁場の均一性が乱されることを防ぐために漏
れ磁束を極力少なくすることが求められる。
第9図は本発明者等によつて既に提案された均
一磁場コイルのコイル導体の配置を示す説明図で
あり、円筒状の均一磁場コイルを軸方向に見た状
態を示したものである。図において、円筒状の均
一磁場空間7を包囲する半径R1なる円周上には、
例えば11ないし16で示す複数のコイル導体か
らなる内側主導体列10A,10B,10C,1
0Dが設けられており、内側主導体列それぞれ
は、中心(軸)を通る対称面X1−X2を中心角θ
=0としてθが0〜90°の範囲内で、周方向のア
ンペアターン密度I1(コイル導体の数と電流の積
を周長または中心角で割つた値)がθの余弦に比
例するよう周方向に不均等に分布して配されてい
る。また20A,20B,20C,20Dは半径
R2なる円周上に配された外側主導体列であり、
例えば外側主導体列20Aの周方向のアンペアタ
ーン密度I2が内側主導体列のそれに対して半径比
(R2/R1)の2乗に反比例して減少するごとく
(I2=I1/(R2/R12)コイル導体21,22,
23,24等が周方向に分布して配されており、
上式の関係を保持して対応する内外コイル導体を
渡り線19A,19Bによつて内外コイル導体の
電流の向きが図中に記号で示すように互いに逆向
きになるよう導電接続することにより均一磁場コ
イルが形成されることにより、円筒状の均一磁場
空間7の内部に対称面X1,X2に垂直な方向の均
一磁場6が発生するうに構成されている。
第10図は第9図のように構成された均一磁場
コイルの磁束分布図であり、内側主導体列10の
内側に均一磁場6が形成されるとともに、内側主
導体列10の外側の磁束6Aほ外側主導体列20
の内側の空間8内を環流し、外側導体列20の外
部空間に漏れ出る漏れ磁束を阻止することができ
る。
第11図は第10図を側方から見た磁束分布図
であり、半径R1およびR2にる円周上に配された
内側および外側主導体列10および20からなる
均一磁場コイル1に包囲された円筒状の均一磁場
空間7の軸方向中央部には均一磁場6が形成され
るが、軸方向端部においては磁束線100が外側
に膨らみ、第12図の特性線図に示すように磁場
の強さが低下するために、この磁場の強さの変化
が軸方向中央部の均一磁場6に影響を与え、均一
磁場6の磁場の強さの均一性を阻害するという欠
点がある。また内側およ外側主導体列10および
20の長さを増すことにより均一磁場6の均一性
をある程度改善することができるが、このような
対策を施すことにより均一磁場コイル1が大形か
つ高重量化するばかりか、超電導マグネツトに適
用しようとする場合にはクライオスタツトが大形
化するとともに、外部からの熱伝導損失が増加す
るという欠点があり、その改善が求められてい
る。
〔発明の目的〕
本発明は前述の状況に鑑みてなされたもので、
軸方向寸法を過大にすることなく高度の均一磁場
が得られる調整コイル付均一磁場コイルを提供す
ることを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は、円筒状の均一磁場空間を包囲する主
コイルの両端部にそれぞれ軸方向の長さの短かい
内側およい外側調整導体列からなる調整コイル部
を、少くとも内側および外側いずれか一方の調整
導体列の半径が主導体列のそれとは異なる円周上
に位置するよう構成したことにより、主コイルに
より発生した磁束の主コイル両端部における密度
を低下を、調整コイル部で発生した磁束によつて
補償することにより、軸方向中央部における均一
磁場の均一性を高度に保持するようにしたもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す原理的説明図で
ある。図において、10は円筒状の均一磁場空間
7を包囲する半径R1なる円周上に配された内側
主導体列、20は半径R2なる円周上に配された
外側主導体列であり、内側および外側主導体列1
0および20が渡り線19によつて互いに電流の
向きが逆向きになるよう導電接続されることによ
り主コイル2が形成されていることは第9図およ
び第11図について既に説明した均一磁場コイル
と同様である。3は調整コイル部であり、主コイ
ル2の端部の内側および外側主導体列10および
20に包囲された部分に配されており、半径r1
よびr2なる円周上にそれぞれ配された内側および
外側調整導体列30および40を渡り線39によ
り電流の向きが互いに逆向きななるように導電接
続することにより、主コイル2とは別体の調整コ
イル部3が形成されている。
第2図は第1図で示される実施例における各コ
イル導体列の周方向の分布(アンペアターン密
度)の説明図であり、均一磁場6の方向に垂直な
軸O−Zを通る平面O−X1を対称面(θ=O)
としてθがOから90°の範囲のみを示したもので
ある。また、図においては、主コイル2および調
整コイル部3に等しい電流が流れている場合を想
定することにより、アンペアターン密度の周方向
の分布をコイル導体の分布に置きかえて相対位置
を丸印で示すとともに、流れる電流の向きを丸印
内にクロス、ドツツ記号で示したもである。図に
おいて、半径R1なる円周上には、主コイル導体、
例えば11ないし16からなる内側主導体列10
Aが周方向のアンペアターン密度いいかえればコ
イル導体が中心角θに余弦に比例するように周方
向に分布して配されている。また半径R2なる円
周上には外側主導体列20Aが、半径r1、r2なる
円周上には内側および外側調整導体列30A,4
0Aがそれぞれ分布して配されているが、これら
の導体列の個々のコイル導体が対称面に対してな
す角度Φと、導体列10Aのコイル導体11ない
し16が対称面に対してなす角度θとの間に次式
の条件が成立つようコイル導体の周方向の位置を
決めることにより、導体列20A,30A,40
A等の周方向のアンペアターン密度を導体列10
Aのそれに対して半径比(r/R1)の2乗に反
比例して減少するごとく形成することができる。
sinΦ=(r/R1)sinθ ……(1) ただし上式において、rおよびΦはr1,r2,R2
等R1とは異なる円周上に配された導体列の半径
およびコイル導体が対称面に対してなす中心角を
代表して示したものである。
したがつて、上述のように構成されたコイル導
体列においては、半径rの増大に反比例して周方
向のアンペアターン密度あるいはコイル導体数が
減少する。そこで、上式を満足する位置にあるコ
イル導体を上式を満足するように湾曲した渡り線
19,39等により電流の向きが図にクロス、ド
ツト印で示す逆向きになるよう導電接続するとと
もに、コイル導体15,16等対応する外側導体
が無いものは、図の縦軸に対して対応する位置に
あるコイル導体と導電接続することにより、主コ
イル2および調整コイル部3が形成される。
第3図は前述の実施例におけるO−Z軸上にお
ける磁場の強さの特性線図であり、曲線102は
主コイル2による磁場の強さを、曲線103は調
整コイル部3による磁場の強さを、曲線101は
両者が加算された総合磁場の強さをそれぞれ示し
ている。図から明らかなように、主コイル2の両
端部に調整コイル部3を設け、両コイルによつて
発生した磁場の強さが加算されるよう構成したこ
とにより、主コイル両端部における磁場の強さの
低下が補償され、主コイルの軸方向長を増すこと
なく、曲線101で示すように均一磁場(曲線の
フラツト部分)の軸方向への広がりの大きい調整
コイル付均一磁場コイルを得ることができる。
第4図および第5図は本発明の異なる実施例を
示す説明図であり、第4図はコイル1ターン分を
立体的に、第5図は平面図的に示したものであ
る。図において、17は半径R1なる円周上に配
された内側主コイル導体、27は半径R2なる円
周上に配された外側主コイル導体、47は外側主
コイル導体27よりさらに大きな半径r3なる内周
上に配された外側調整コイル導体であり、図に矢
印で示すように主コイル導体17,27および外
側調整コイル導体47な直列に電流iを流すこと
により、半径R2なる円周上の破線で示す位置2
7Aに電流が互いに逆向きに流れる内側調整コイ
ル導体および外側主コイル導体があると同様な機
能を持たせるよう構成したものである。
調整コイル付均一磁場コイルを上述のように主
コイルと調整コイル部とが一体化されかつ位置2
7Aにあるべきコイル導体を省略した構造とする
ことにより、調整コイル付均一磁場コイルの構造
を簡素化することができるとともに、第3図で示
される調整磁場103のピーク値を低く、軸方向
の広がりを大きくすることができるので、主コイ
ル磁場102の特性を勘案して総合磁場101の
磁場の均一性を制御することができる。
第6図は本発明の更に異なる実施例を示す説明
図であり、半径R1およびR2なる円周上に配され
た内側および外側主コイル導体18および28の
うち、内側主コイル導体18を短かめに形成する
とともに、半径R1より小さい半径r4なる円周上に
調整コイル導体48を設けるよう構成した点が前
述の実施例と異なつており、主コイルおよび調整
コイル部が一体化されたことにより構造を簡素化
できるとともに、第3図における調整磁場103
のピーク値を高く、軸方向の広がりを狭くするこ
とができるので、主コイル両端部において磁場の
補償を狭い軸方向範囲で集中して行うことがで
き、したがつて第4図、第5図とは異なつた磁場
の強さの補償特性を得ることができる。
第7図は、本発明の他の実施例を示す説明図で
あり、半径R1およびR2なる円周上に配された内
側および主外側コイル導体19および29のう
ち、外側主コイル導体29の両端部を延長して、
径方向に傾斜した外側調整コイル導体49を設
け、内側主コイル導体19の両端部が調整コイル
と重なるよう構成した点が前述の実施例と異なつ
ており、このように構成することにより構造をよ
り一層簡素化できるとともに、コイル導体49の
傾斜を選択することにより均一磁場の均一性の調
整をより細かく行うことができる。
第8図は本発明の更に他の実施例を示す説明図
であり、第5図で示される実施例において半径r3
なる円周上に配された外側調整コイル導体47の
軸方向位置を軸方向中央部側に幾分寄せて設けた
点が前述の各実施例と異なつており、距離lを均
一磁場の均一性が最もよくなる位置に選ぶことに
より、磁場の均一性の調整をより細かく行うこと
ができる。
なお、第5図ないし第8図で示される実施例は
それぞれ単独で用いてもよいが、必要に応じて複
数の実施例を組み合わせることにより、円筒状の
均一磁場空間7の軸方向の中央部に形成される均
一磁場6の磁場の強さの均一性をより高度化でき
ることはいうまでもないことである。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように、円筒状の均一磁場空間
を包囲する異なる半径の円周上に配された内側お
よび外側主導体列からなる主コイルの両端部に調
整コイル部を設け、周方向のアンペアターン密度
が対称面に対してなす中心角の余弦に比例するご
とく周方向に分布して配された内側主導体列を基
準にして、他の導体列のアンペアターン密度が半
径比の2乗に反比例するごとく形成するととも
に、主コイルおよび調整コイルそれぞれの発生磁
束が加算されるよう相互に導電接続するよう構成
した。その結果、主コイルのみからなる従来構造
において軸方向両端部の磁場の強さが低下すると
いう問題点を、コイルの軸方向長さを長大化する
ことなく調整コイル部の発生磁束によつて補償す
ることができ、したがつて小形かつ磁場の強度が
高度に均一な補償コイル付均一磁場コイルを経済
的に有利に提供することができる。また、アンペ
アターン密度を半径比の2乗に反比例して減少さ
せたことにより外側導体列に磁場シールドの機能
を持たせることが可能となり、コア形の磁気シー
ルドを用いることなく漏れ磁界を阻止できるとと
もに磁気飽和する部分を含まないので、磁場の強
さの高い超電導均一磁場マグネツトへの適用性に
富み、一体化された調整コイル付均一磁場コイル
を一つのクライオスタツトに収納することによ
り、磁場の強さが高く均一で据着面積が小さく、
かつ漏れ磁束の少ないNMR−CT用均一磁場マ
グネツトを提供することに貢献できる。さらに、
主コイルおよび調整コイルの一部分を省略するよ
う構成することにより、コイルの構造を簡素化で
きる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す原理的説明図、
第2図は第1図におけるコイル導体の周方向の分
布を示す説明図、第3図は上記実施例における軸
方向の磁場の強さの特性線図、第4図および第5
図は異なる実施例を示す説明図、第6図は更に異
なる実施例を示す説明図、第7図は他の実施例を
示す説明図、第8図は更に他の実施例を示す説明
図、第9図は既に提案済みの均一磁場コイルの説
明図、第10図は第9図の均一磁場コイルにおけ
る磁束分布図、第11図は第10図を側方から見
た軸方向の磁束分布図、第12図は第11図の軸
上における磁場の強さの特性線図である。 2……主コイル、3……調整コイル、6……均
一磁場、7……均一磁場空間、10,10A,1
0B,10C,10D……内側(主)導体列、1
1〜19……内側(主)コイル導体、19,39
……渡り線、20,20A,20B,20C,2
0D……外側(主)コイル導体列、21〜24,
27〜29……外側(主)コイル導体、30A…
…内側調整導体列、40A……外側調整導体列、
47,48,49……調整コイル導体、X1−X2
……対称面、R1,R2,r1,r2,r3……半径、θ,
Φ……中心角。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状の均一磁場空間を二重に包囲する二つ
    の円筒上にそれぞれ軸に沿う方向に配された複数
    のコイル導体を周方向に分布して配してなる内側
    および外側主導体列を電流の向きが互いに逆向き
    になるよう導電接続した主コイルからなり、内側
    主導体列の周方向のアンペアターン密度が軸を通
    る対称面に対してなす中心角と余弦に比例するご
    とくコイル導体が周方向に分布して配されるとと
    もに、外側主導体列のアンペアターン密度が半径
    比の2乗に反比例して減少するよう形成されたも
    のにおいて、軸方向長さが前記主コイル導体より
    短かい調整コイル導体をアンペアターン密度が前
    記主コイルと同様な関係を保持するごとく主コイ
    ルの両端部にそれぞれ軸方向に重なりを有するよ
    う周方向に分布して配された調整導体列をその発
    生磁束が主コイルのそれに加算されるように導電
    接続されてなる調整コイル部を備えたことを特徴
    とする調整コイル付均一磁場コイル。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    調整コイルが内側および外側調整導体列からな
    り、二つの調整導体列が内側および外側主導体列
    の間のそれぞれ異なる円周上に配され、主コイル
    とは別体の調整コイル部を形成したことを特徴と
    する調整コイル付均一磁場コイル。 3 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    調整コイル部および主コイルが巻回間で相互に直
    列接続されて一体化されたことを特徴とする調整
    コイル付均一磁場コイル。 4 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    調整コイル部の調整導体列が内側主導体列の内側
    あるいは外側主導体の外側のいずれか一方の円周
    上に配された一つの調整導体列からなり、前記両
    コイルのコイル導体が巻回間で相互に直列接続さ
    れたことを特徴とする調整コイル付均一磁場コイ
    ル。
JP60133724A 1985-06-19 1985-06-19 調整コイル付均一磁場コイル Granted JPS61292302A (ja)

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