JPH0341969Y2 - - Google Patents
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- JPH0341969Y2 JPH0341969Y2 JP1985034941U JP3494185U JPH0341969Y2 JP H0341969 Y2 JPH0341969 Y2 JP H0341969Y2 JP 1985034941 U JP1985034941 U JP 1985034941U JP 3494185 U JP3494185 U JP 3494185U JP H0341969 Y2 JPH0341969 Y2 JP H0341969Y2
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- JP
- Japan
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- vehicle
- hydraulic
- brake
- engine
- hydraulic pump
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、油圧式トラツククレーン等の油圧ポ
ンプを備えた産業用車両における補助ブレーキ装
置に関するものである。
ンプを備えた産業用車両における補助ブレーキ装
置に関するものである。
(従来技術)
一般に大型トラツク等の産業用車両において
は、走行時における制動性能の向上を図る目的か
ら、車輪に対する直接的な制動機能を備えた油圧
ブレーキ等の主ブレーキと、車両の慣性力を吸収
して上記主ブレーキによる制動性能を助勢する補
助ブレーキ(リターダ)とを併設している。
は、走行時における制動性能の向上を図る目的か
ら、車輪に対する直接的な制動機能を備えた油圧
ブレーキ等の主ブレーキと、車両の慣性力を吸収
して上記主ブレーキによる制動性能を助勢する補
助ブレーキ(リターダ)とを併設している。
この補助ブレーキとしては、例えばエンジンの
ポンピング作用を利用するエンジンブレーキとか
エンジンの排気抵抗を増大させてエンジンブレー
キ効果をより一層増長させるようにした排気ブレ
ーキとかが広く知られている。
ポンピング作用を利用するエンジンブレーキとか
エンジンの排気抵抗を増大させてエンジンブレー
キ効果をより一層増長させるようにした排気ブレ
ーキとかが広く知られている。
ところで、近年、産業用車両のエンジンにおい
ては、過給化によりエンジン排気量を増大させる
ことなくエンジン出力を高めるような傾向にあ
り、このため車両の積載量が同一であるとすると
(即ち、エンジン負荷が同一であると)、過給式エ
ンジンの場合には無過給式エンジンの場合よりも
より排気量の小さいエンジンを採用することが可
能となる。
ては、過給化によりエンジン排気量を増大させる
ことなくエンジン出力を高めるような傾向にあ
り、このため車両の積載量が同一であるとすると
(即ち、エンジン負荷が同一であると)、過給式エ
ンジンの場合には無過給式エンジンの場合よりも
より排気量の小さいエンジンを採用することが可
能となる。
ところが、このような過給化に伴うエンジンの
小排気量化はエンジンのポンピング力の低下即
ち、エンジンブレーキあるいは排気ブレーキの性
能低下を招くものであり、このため大型トラツク
等においては車両の安全走行を担保する意味から
エンジンブレーキあるいは排気ブレーキの性能低
下を補填し得るような補助ブレーキの装備が望ま
れていた。
小排気量化はエンジンのポンピング力の低下即
ち、エンジンブレーキあるいは排気ブレーキの性
能低下を招くものであり、このため大型トラツク
等においては車両の安全走行を担保する意味から
エンジンブレーキあるいは排気ブレーキの性能低
下を補填し得るような補助ブレーキの装備が望ま
れていた。
(考案の目的)
本考案は上記の如き要請に応えるべくなされた
ものであつて、特に油圧式トラツククレーンの如
く油圧アクチユエータの作動油を供給する油圧ポ
ンプを備え、且つこれを車両走行用のエンジンに
よつて駆動するようにした産業用車両において、
車両の走行時(即ち、油圧ポンプの運転が不要な
場合)における車両の制動操作時に必要に応じて
該油圧ポンプを車両の補助ブレーキとして機能さ
せることにより、格別のコストアツプを招くこと
なく且つ非制動操作時におけるエンジンの出力損
失を増大させることなく車両の制動性能の向上を
図ることを目的とするものである。
ものであつて、特に油圧式トラツククレーンの如
く油圧アクチユエータの作動油を供給する油圧ポ
ンプを備え、且つこれを車両走行用のエンジンに
よつて駆動するようにした産業用車両において、
車両の走行時(即ち、油圧ポンプの運転が不要な
場合)における車両の制動操作時に必要に応じて
該油圧ポンプを車両の補助ブレーキとして機能さ
せることにより、格別のコストアツプを招くこと
なく且つ非制動操作時におけるエンジンの出力損
失を増大させることなく車両の制動性能の向上を
図ることを目的とするものである。
(目的を達成するための手段)
本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、車両上に搭載されたクレーン装置等の油圧式
作業用機器の動力源として車両走行用のエンジン
によつて駆動される油圧ポンプを備え、該エンジ
ンと各油圧ポンプとをクラツチ装置によつて断続
することによつて該各油圧ポンプの作動を制御す
るようにした産業用車両において、車両走行状態
における制動操作時に必要に応じて上記クラツチ
装置を接続して上記各油圧ポンプを上記車両の慣
性力によつて駆動させることができるように構成
したものである。
て、車両上に搭載されたクレーン装置等の油圧式
作業用機器の動力源として車両走行用のエンジン
によつて駆動される油圧ポンプを備え、該エンジ
ンと各油圧ポンプとをクラツチ装置によつて断続
することによつて該各油圧ポンプの作動を制御す
るようにした産業用車両において、車両走行状態
における制動操作時に必要に応じて上記クラツチ
装置を接続して上記各油圧ポンプを上記車両の慣
性力によつて駆動させることができるように構成
したものである。
(作用)
本考案では上記の手段により、車両走行状態に
おいてブレーキペダルが踏み込まれた場合にこれ
に連動して遊休状態にある油圧ポンプをエンジン
側に接続させることにより、車両のもつ慣性力の
一部が上記油圧ポンプの駆動力として吸収され
(即ち、油圧ポンプが補助ブレーキとして機能
し)、車両の制動性能が、該油圧ポンプを補助ブ
レーキとして機能させない場合に比して向上せし
められることとなる。
おいてブレーキペダルが踏み込まれた場合にこれ
に連動して遊休状態にある油圧ポンプをエンジン
側に接続させることにより、車両のもつ慣性力の
一部が上記油圧ポンプの駆動力として吸収され
(即ち、油圧ポンプが補助ブレーキとして機能
し)、車両の制動性能が、該油圧ポンプを補助ブ
レーキとして機能させない場合に比して向上せし
められることとなる。
(実施例)
以下、第1図ないし第2図を参照して本考案の
好適な実施例を説明する。
好適な実施例を説明する。
(構成)
第1図には油圧式トラツククレーンの油圧回路
の要部が、また第2図にはその制御用電気回路が
それぞれ示されている。尚、このトラツククレー
ンの車両部分には、制動装置として油圧ブレーキ
等の主ブレーキと補助ブレーキとしての排気ブレ
ーキとが装備されている(図示省略)。
の要部が、また第2図にはその制御用電気回路が
それぞれ示されている。尚、このトラツククレー
ンの車両部分には、制動装置として油圧ブレーキ
等の主ブレーキと補助ブレーキとしての排気ブレ
ーキとが装備されている(図示省略)。
第1図の油圧回路図において、符号1はエンジ
ン、2,3,4はそれぞれクレーン装置(図示省
略)の各油圧アクチユエータ(図示省略)に作動
油を供給するための油圧ポンプであり、該各油圧
ポンプ2,3,4はクラツチ装置(電磁クラツ
チ)5を介して上記エンジン1に連結されてお
り、該エンジン1によつて駆動される。
ン、2,3,4はそれぞれクレーン装置(図示省
略)の各油圧アクチユエータ(図示省略)に作動
油を供給するための油圧ポンプであり、該各油圧
ポンプ2,3,4はクラツチ装置(電磁クラツ
チ)5を介して上記エンジン1に連結されてお
り、該エンジン1によつて駆動される。
この各油圧ポンプ2,3,4から吐出される圧
油は、それぞれ該各油圧ポンプ2,3,4に接続
された供給油路21,31,41を介してクレー
ン装置の主油圧回路に供給され、さらに該主油圧
回路から戻り油路11を介してオイルタンク10
側に還流される。
油は、それぞれ該各油圧ポンプ2,3,4に接続
された供給油路21,31,41を介してクレー
ン装置の主油圧回路に供給され、さらに該主油圧
回路から戻り油路11を介してオイルタンク10
側に還流される。
上記3本の供給油路21,31,41の通路途
中には、それぞれ該各供給油路21,31,41
を開閉制御する電磁切換弁22,32,42がそ
れぞれ介設されている。尚、この各電磁切換弁2
2,32,42は、それぞれソレノイドコイル2
3,33,43を備えている。
中には、それぞれ該各供給油路21,31,41
を開閉制御する電磁切換弁22,32,42がそ
れぞれ介設されている。尚、この各電磁切換弁2
2,32,42は、それぞれソレノイドコイル2
3,33,43を備えている。
さらに、上記各供給油路21,31,41の上
記各油圧ポンプ2,3,4と前記各電磁切換弁2
2,32,42との中間位置には、その通路途中
にそれぞれ逆止弁26,36,46を備えた分岐
油路25,35,45が接続されている。この各
分岐油路25,35,45は、各逆止弁26,3
6,46より下流位置で合流して上記オイルタン
ク10に接続されている。さらに、この各分岐油
路25,35,45の合流部と上記オイルタンク
10との間の油路中には、リリーフ弁7とオイル
クーラ8とが直列に接続されるとともに、該リリ
ーフ弁7には、手動式の流量制御弁6が並列に接
続されている。尚、この流量制御弁6は、可変絞
り機構を備えた第1位置6Aと通路閉止機構を備
えた第2位置6Bとをもつ2位置切換弁とされて
いる。また、この流量制御弁6の近傍位置には、
該流量制御弁6が第2位置に設定されたときこれ
を検出して表示ランプ(図示省略)を点灯させる
表示ランプ用スイツチ15が設けられている。
尚、第1図において符号9はオイルフイルターで
ある。
記各油圧ポンプ2,3,4と前記各電磁切換弁2
2,32,42との中間位置には、その通路途中
にそれぞれ逆止弁26,36,46を備えた分岐
油路25,35,45が接続されている。この各
分岐油路25,35,45は、各逆止弁26,3
6,46より下流位置で合流して上記オイルタン
ク10に接続されている。さらに、この各分岐油
路25,35,45の合流部と上記オイルタンク
10との間の油路中には、リリーフ弁7とオイル
クーラ8とが直列に接続されるとともに、該リリ
ーフ弁7には、手動式の流量制御弁6が並列に接
続されている。尚、この流量制御弁6は、可変絞
り機構を備えた第1位置6Aと通路閉止機構を備
えた第2位置6Bとをもつ2位置切換弁とされて
いる。また、この流量制御弁6の近傍位置には、
該流量制御弁6が第2位置に設定されたときこれ
を検出して表示ランプ(図示省略)を点灯させる
表示ランプ用スイツチ15が設けられている。
尚、第1図において符号9はオイルフイルターで
ある。
第2図の電気回路において、符号50はクレー
ン作業を行う場合即ち、クラツチ装置5を接続し
て油圧ポンプ2,3,4を駆動させる必要がある
場合に運転者により投入されるクラツチセレクト
スイツチであり、又符号60は排気ブレーキ(図
示省略)の作動必要時(即ち、運転者がブレーキ
ペダルを踏み込んだ時)に投入される排気ブレー
キスイツチである。このクラツチセレクトスイツ
チ50と排気ブレーキスイツチ60は、バツテリ
ー19に対して並列に接続され、さらにこのクラ
ツチセレクトスイツチ50と排気ブレーキスイツ
チ60に対しては、相互に逆方向に向けて配置さ
れた一対のダイオード17,18を介して上記ク
ラツチ装置5切換用のソレノイドコイル(クラツ
チ用ソレノイドコイル)51が直列に接続されて
いる。従つて、このクラツチ用ソレノイドコイル
51は、クラツチセレクトスイツチ50と排気ブ
レーキスイツチ60のいずれか一方が投入されれ
ば直ちに励磁して上記クラツチ装置5を接続し、
各油圧ポンプ2,3,4を駆動させる如く作用す
る。
ン作業を行う場合即ち、クラツチ装置5を接続し
て油圧ポンプ2,3,4を駆動させる必要がある
場合に運転者により投入されるクラツチセレクト
スイツチであり、又符号60は排気ブレーキ(図
示省略)の作動必要時(即ち、運転者がブレーキ
ペダルを踏み込んだ時)に投入される排気ブレー
キスイツチである。このクラツチセレクトスイツ
チ50と排気ブレーキスイツチ60は、バツテリ
ー19に対して並列に接続され、さらにこのクラ
ツチセレクトスイツチ50と排気ブレーキスイツ
チ60に対しては、相互に逆方向に向けて配置さ
れた一対のダイオード17,18を介して上記ク
ラツチ装置5切換用のソレノイドコイル(クラツ
チ用ソレノイドコイル)51が直列に接続されて
いる。従つて、このクラツチ用ソレノイドコイル
51は、クラツチセレクトスイツチ50と排気ブ
レーキスイツチ60のいずれか一方が投入されれ
ば直ちに励磁して上記クラツチ装置5を接続し、
各油圧ポンプ2,3,4を駆動させる如く作用す
る。
又、排気ブレーキスイツチ60と該排気ブレー
キスイツチ60側のダイオード17との中間位置
には、排気ブレーキ作動用のエアアクチユエータ
の作動(即ち、エンジン1の排気通路の開閉作
動)を制御する排気ブレーキ用ソレノイドコイル
61と、上記各電磁切換弁22,32,42(第
1図参照)の作動を制御する切換弁用ソレノイド
23,33,43がそれぞれ並列に接続されてい
る。従つて排気ブレーキスイツチ60が投入され
ることにより、排気ブレーキ用ソレノイドコイル
61が励磁されて排気ブレーキ作用が開始される
と同時に、各切換弁用ソレノイド23,33,4
3がそれぞれ励磁されて各供給油路21,31,
41(第1図参照)が閉塞される。
キスイツチ60側のダイオード17との中間位置
には、排気ブレーキ作動用のエアアクチユエータ
の作動(即ち、エンジン1の排気通路の開閉作
動)を制御する排気ブレーキ用ソレノイドコイル
61と、上記各電磁切換弁22,32,42(第
1図参照)の作動を制御する切換弁用ソレノイド
23,33,43がそれぞれ並列に接続されてい
る。従つて排気ブレーキスイツチ60が投入され
ることにより、排気ブレーキ用ソレノイドコイル
61が励磁されて排気ブレーキ作用が開始される
と同時に、各切換弁用ソレノイド23,33,4
3がそれぞれ励磁されて各供給油路21,31,
41(第1図参照)が閉塞される。
(作動並びにその作用)
続いて、このトラツククレーンの作動並びにそ
の作用を説明する。
の作用を説明する。
(a) クレーン作業時
クレーン作業時には、車両を停止させた状態に
おいて、先ず、流量制御弁6を手動にて第2位置
6Bに設定してリリーフ弁7の作動を有効ならし
めるとともに、クラツチセレクトスイツチ50を
投入してクラツチ用ソレノイドコイル51を励磁
させ、クラツチ装置5を接続して各油圧ポンプ
2,3,4を駆動させる。この状態においては、
排気ブレーキスイツチ60が開いているため、各
切換弁用ソレノイド23,33,43が非励磁と
され、各電磁切換弁22,32,42により各供
給油路21,31,41が開通されており、また
各分岐油路25,35,45はリリーフ弁7を介
してオイルタンク10側に接続されいる。従つ
て、各油圧ポンプ2,3,4から吐出される圧油
は、各供給油路21,31,41を介してクレー
ン装置の主油圧回路へ供給され各種油圧アクチユ
エータを作動させて所定の作業を行わしめる。
尚、このクレーン作業時には、表示ランプ用スイ
ツチ15が投入されており、表示ランプ(図示省
略)の点灯により作業者はクレーン作業可能状態
(即ち、各分岐油路25,35,45側への圧油
の流出が停止されている状態)であることを容易
に検認することができる。
おいて、先ず、流量制御弁6を手動にて第2位置
6Bに設定してリリーフ弁7の作動を有効ならし
めるとともに、クラツチセレクトスイツチ50を
投入してクラツチ用ソレノイドコイル51を励磁
させ、クラツチ装置5を接続して各油圧ポンプ
2,3,4を駆動させる。この状態においては、
排気ブレーキスイツチ60が開いているため、各
切換弁用ソレノイド23,33,43が非励磁と
され、各電磁切換弁22,32,42により各供
給油路21,31,41が開通されており、また
各分岐油路25,35,45はリリーフ弁7を介
してオイルタンク10側に接続されいる。従つ
て、各油圧ポンプ2,3,4から吐出される圧油
は、各供給油路21,31,41を介してクレー
ン装置の主油圧回路へ供給され各種油圧アクチユ
エータを作動させて所定の作業を行わしめる。
尚、このクレーン作業時には、表示ランプ用スイ
ツチ15が投入されており、表示ランプ(図示省
略)の点灯により作業者はクレーン作業可能状態
(即ち、各分岐油路25,35,45側への圧油
の流出が停止されている状態)であることを容易
に検認することができる。
(b) 車両走行時
車両走行時にはクラツチセレクトスイツチ50
が開保持されるため、クラツチ装置5は排気ブレ
ーキスイツチ60の投入時のみに接続される。ま
た、排気ブレーキスイツチ60の投入時には、排
気ブレーキ用ソレノイドコイル61と3個の切換
弁用ソレノイド23,33,43がともに励磁さ
れ、排気ブレーキエアアクチユエータ(図示省
略)が作動せしめられると同時に、各電磁切換弁
22,32,42によつて各供給油路21,3
1,41が閉じられる。さらに、作業者により流
量制御弁6が第1位置6Aに設定され、各分岐油
路25,35,45が開通せしめられている。
が開保持されるため、クラツチ装置5は排気ブレ
ーキスイツチ60の投入時のみに接続される。ま
た、排気ブレーキスイツチ60の投入時には、排
気ブレーキ用ソレノイドコイル61と3個の切換
弁用ソレノイド23,33,43がともに励磁さ
れ、排気ブレーキエアアクチユエータ(図示省
略)が作動せしめられると同時に、各電磁切換弁
22,32,42によつて各供給油路21,3
1,41が閉じられる。さらに、作業者により流
量制御弁6が第1位置6Aに設定され、各分岐油
路25,35,45が開通せしめられている。
従つて、車両走行中に運転者がブレーキペダル
を踏み込むと、油圧ブレーキ(主ブレーキ)が作
動すると同時に、排気ブレーキスイツチ60の投
入により排気ブレーキが作動する。また、この
際、排気ブレーキの作動と同時にクラツチ装置5
が接続されて各油圧ポンプ2,3,4が車両の慣
性力によつて駆動され、該各油圧ポンプ2,3,
4からの吐出油は、流量制御弁6を通つて絞られ
ながらオイルタンク10側に還流せしめられる。
この各油圧ポンプ2,3,4の駆動に費やされる
動力分だけ車両のもつ慣性力が減殺され、それだ
け主ブレーキに対する制動負荷が軽減せしめられ
る(即ち、各油圧ポンプ2,3,4が補助ブレー
キとして機能する)。
を踏み込むと、油圧ブレーキ(主ブレーキ)が作
動すると同時に、排気ブレーキスイツチ60の投
入により排気ブレーキが作動する。また、この
際、排気ブレーキの作動と同時にクラツチ装置5
が接続されて各油圧ポンプ2,3,4が車両の慣
性力によつて駆動され、該各油圧ポンプ2,3,
4からの吐出油は、流量制御弁6を通つて絞られ
ながらオイルタンク10側に還流せしめられる。
この各油圧ポンプ2,3,4の駆動に費やされる
動力分だけ車両のもつ慣性力が減殺され、それだ
け主ブレーキに対する制動負荷が軽減せしめられ
る(即ち、各油圧ポンプ2,3,4が補助ブレー
キとして機能する)。
従つて、このように油圧ポンプ2,3,4を補
助ブレーキとして機能させた場合には、車両に対
してこの各油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ
力と排気ブレーキ力との合算されたものが全補助
ブレーキ力として作用することから、車両に対す
る制動性能は、例えば従来のように排気ブレーキ
のみを補助ブレーキとして利用する場合に比し
て、該各油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ力
分け向上することとなる。即ち、前述の如くエン
ジンの過給化によつて排気ブレーキ能力が低下し
ても該低下分が油圧ポンプ2,3,4のブレーキ
作用により補填されるため、エンジンがその過給
化により小排気量化された場合でも車両の制動性
能は無過給エンジンの場合と同水準に維持され、
車両の安全走行が担保される。
助ブレーキとして機能させた場合には、車両に対
してこの各油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ
力と排気ブレーキ力との合算されたものが全補助
ブレーキ力として作用することから、車両に対す
る制動性能は、例えば従来のように排気ブレーキ
のみを補助ブレーキとして利用する場合に比し
て、該各油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ力
分け向上することとなる。即ち、前述の如くエン
ジンの過給化によつて排気ブレーキ能力が低下し
ても該低下分が油圧ポンプ2,3,4のブレーキ
作用により補填されるため、エンジンがその過給
化により小排気量化された場合でも車両の制動性
能は無過給エンジンの場合と同水準に維持され、
車両の安全走行が担保される。
尚、各油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ力
は、流量制御弁6の絞り調整を行うことにより無
段階に調整可能である。
は、流量制御弁6の絞り調整を行うことにより無
段階に調整可能である。
第3図には、本考案の他の実施例に係る補助ブ
レーキ装置を備えたトラツククレーンの電気回路
図が示されている。この電気回路図は、上記第2
図の電気回路図と基本構成はほぼ同じであるが、
ただ各ダイオード17,18とクラツチ用ソレノ
イドコイル51との間にセレクトスイツチ62を
設けたところが上記実施例のものと異なつてい
る。このように、セレクトスイツチ62を設ける
と、補助ブレーキ力を車両の走行状態に応じて運
転者が任意に選択することが可能となる。即ち、
上記実施例の場合(第2図に示す電気回路図の場
合)には、排気ブレーキの作動時には必ず該排気
ブレーキと連動して油圧ポンプ2,3,4による
ブレーキ力が作用する(即ち、補助ブレーキ力が
単一値に設定される)が、この第3図の電気回路
図の如くセレクトスイツチ62を設けた場合に
は、該セレクトスイツチ62の開、閉により排気
ブレーキと油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ
力とを同時にきかせたり、排気ブレーキのみをき
かせたりすることができる(即ち、補助ブレーキ
力が2段階に設定される)。従つて、道路状況等
の諸条件に応じて車両全体としてのブレーキ力を
2段階に設定可能であり、実際の走行状態に適応
した制御性能が得られ、車両の運転性がより向上
することとなる。
レーキ装置を備えたトラツククレーンの電気回路
図が示されている。この電気回路図は、上記第2
図の電気回路図と基本構成はほぼ同じであるが、
ただ各ダイオード17,18とクラツチ用ソレノ
イドコイル51との間にセレクトスイツチ62を
設けたところが上記実施例のものと異なつてい
る。このように、セレクトスイツチ62を設ける
と、補助ブレーキ力を車両の走行状態に応じて運
転者が任意に選択することが可能となる。即ち、
上記実施例の場合(第2図に示す電気回路図の場
合)には、排気ブレーキの作動時には必ず該排気
ブレーキと連動して油圧ポンプ2,3,4による
ブレーキ力が作用する(即ち、補助ブレーキ力が
単一値に設定される)が、この第3図の電気回路
図の如くセレクトスイツチ62を設けた場合に
は、該セレクトスイツチ62の開、閉により排気
ブレーキと油圧ポンプ2,3,4によるブレーキ
力とを同時にきかせたり、排気ブレーキのみをき
かせたりすることができる(即ち、補助ブレーキ
力が2段階に設定される)。従つて、道路状況等
の諸条件に応じて車両全体としてのブレーキ力を
2段階に設定可能であり、実際の走行状態に適応
した制御性能が得られ、車両の運転性がより向上
することとなる。
尚、上記実施例においては油圧式トラツククレ
ーンを例にとつて説明したが、本考案の補助ブレ
ーキ装置は、このような油圧式トラツククレーン
に適用されるものに限定されるものでなく、車両
の走行時に遊休状態とされる油圧ポンプを備えた
いづれの車両(例えば油圧式高所作業車等)にも
適用できることは勿論である。
ーンを例にとつて説明したが、本考案の補助ブレ
ーキ装置は、このような油圧式トラツククレーン
に適用されるものに限定されるものでなく、車両
の走行時に遊休状態とされる油圧ポンプを備えた
いづれの車両(例えば油圧式高所作業車等)にも
適用できることは勿論である。
(考案の効果)
本考案の油圧ポンプを備えた産業用車両におけ
る補助ブレーキ装置は、車両上に搭載されたクレ
ーン装置等の油圧式作業用機器の動力源として車
両走行用のエンジンによつて駆動される油圧ポン
プを備え、該エンジンと各油圧ポンプとをクラツ
チ装置によつて断続することによつて該各油圧ポ
ンプの作動を制御するようにした産業用車両にお
いて、車両走行状態における制動操作時に必要に
応じて上記クラツチ装置を接続して上記各油圧ポ
ンプを上記車両の慣性力によつて駆動させること
ができるように構成されていることを特徴とする
ものである。
る補助ブレーキ装置は、車両上に搭載されたクレ
ーン装置等の油圧式作業用機器の動力源として車
両走行用のエンジンによつて駆動される油圧ポン
プを備え、該エンジンと各油圧ポンプとをクラツ
チ装置によつて断続することによつて該各油圧ポ
ンプの作動を制御するようにした産業用車両にお
いて、車両走行状態における制動操作時に必要に
応じて上記クラツチ装置を接続して上記各油圧ポ
ンプを上記車両の慣性力によつて駆動させること
ができるように構成されていることを特徴とする
ものである。
従つて、本考案の油圧ポンプを備えた産業用車
両における補助ブレーキ装置によれば、 (1) 車両のもつ慣性力が油圧ポンプの駆動力とし
て吸収されるため(換言すれば、油圧ポンプが
補助ブレーキ装置として機能するため)、該油
圧ポンプを補助ブレーキ装置として機能させる
ことができない構造のものに比して車両の制御
性能が向上せしめられる、 (2) 車両走行時には遊休状態に保持される油圧ポ
ンプを補助ブレーキ装置として機能させるもの
であるため、コストアツプを招くことなく容易
に車両の制御性能の向上を図り得る、 (3) 油圧ポンプは、例え車両が走行状態にあつた
としても制動操作がされていない場合には駆動
されないことから、不必要に油圧ポンプを駆動
してエンジン出力を消耗するということがな
く、例えば車両の走行時には制動操作の有無に
かかわらず常時油圧ポンプを駆動させる構成と
する場合に比して、車両走行時におけるエンジ
ン出力の損失が少なく、より効率的な車両走行
が可能ならしめられる、 等の効果が得られる。
両における補助ブレーキ装置によれば、 (1) 車両のもつ慣性力が油圧ポンプの駆動力とし
て吸収されるため(換言すれば、油圧ポンプが
補助ブレーキ装置として機能するため)、該油
圧ポンプを補助ブレーキ装置として機能させる
ことができない構造のものに比して車両の制御
性能が向上せしめられる、 (2) 車両走行時には遊休状態に保持される油圧ポ
ンプを補助ブレーキ装置として機能させるもの
であるため、コストアツプを招くことなく容易
に車両の制御性能の向上を図り得る、 (3) 油圧ポンプは、例え車両が走行状態にあつた
としても制動操作がされていない場合には駆動
されないことから、不必要に油圧ポンプを駆動
してエンジン出力を消耗するということがな
く、例えば車両の走行時には制動操作の有無に
かかわらず常時油圧ポンプを駆動させる構成と
する場合に比して、車両走行時におけるエンジ
ン出力の損失が少なく、より効率的な車両走行
が可能ならしめられる、 等の効果が得られる。
第1図は本考案の実施例に係る補助ブレーキ装
置を備えた油圧式トラツククレーンの要部油圧回
路図、第2図は第1図に示したトラツククレーン
の補助ブレーキ装置の制御用電気回路図、第3図
は本考案の他の実施例に係る補助ブレーキ装置の
電気回路図である。 1……エンジン、2,3,4……油圧ポンプ、
5……クラツチ装置、6……流量制御弁、7……
リリーフ弁、21,31,41……供給油路、2
2,32,42……電磁切換弁、25,35,4
5……分岐油路、23,33,43,51,61
……ソレノイドコイル、50……クラツチセレク
トスイツチ、60……排気ブレーキスイツチ、6
2……セレクトスイツチ。
置を備えた油圧式トラツククレーンの要部油圧回
路図、第2図は第1図に示したトラツククレーン
の補助ブレーキ装置の制御用電気回路図、第3図
は本考案の他の実施例に係る補助ブレーキ装置の
電気回路図である。 1……エンジン、2,3,4……油圧ポンプ、
5……クラツチ装置、6……流量制御弁、7……
リリーフ弁、21,31,41……供給油路、2
2,32,42……電磁切換弁、25,35,4
5……分岐油路、23,33,43,51,61
……ソレノイドコイル、50……クラツチセレク
トスイツチ、60……排気ブレーキスイツチ、6
2……セレクトスイツチ。
Claims (1)
- 車両上に搭載されたクレーン装置等の油圧式作
業用機器の動力源として車両走行用のエンジン1
によつて駆動される油圧ポンプ2,3,4を備
え、該エンジン1と各油圧ポンプ2,3,4とを
クラツチ装置5によつて断続することで該各油圧
ポンプ2,3,4の作動を制御するようにした産
業用車両において、車両走行状態における制動操
作時に必要に応じて上記クラツチ装置5を接続し
て上記各油圧ポンプ2,3,4を上記車両の慣性
力によつて駆動させることができるように構成さ
れていることを特徴とする油圧ポンプを備えた産
業用車両における補助ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985034941U JPH0341969Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985034941U JPH0341969Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61151985U JPS61151985U (ja) | 1986-09-19 |
| JPH0341969Y2 true JPH0341969Y2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=30538777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985034941U Expired JPH0341969Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341969Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50118419A (ja) * | 1974-03-07 | 1975-09-17 |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP1985034941U patent/JPH0341969Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61151985U (ja) | 1986-09-19 |
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