JPH0342361B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342361B2 JPH0342361B2 JP59173104A JP17310484A JPH0342361B2 JP H0342361 B2 JPH0342361 B2 JP H0342361B2 JP 59173104 A JP59173104 A JP 59173104A JP 17310484 A JP17310484 A JP 17310484A JP H0342361 B2 JPH0342361 B2 JP H0342361B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion joint
- joint structure
- bearing
- bars
- bodies
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01D—CONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
- E01D19/00—Structural or constructional details of bridges
- E01D19/06—Arrangement, construction or bridging of expansion joints
- E01D19/062—Joints having intermediate beams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Blinds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、橋またはその類似物の伸縮継手構造
に関し、特に、橋の道路を横切つて延びる複数本
の平行な棒と、これらの棒を横切つて配される横
はりとが、鉛直方向の予荷重と低い摺動摩擦力を
受けて互いに摺動可能に支承された伸縮継手構造
に関するものである。
に関し、特に、橋の道路を横切つて延びる複数本
の平行な棒と、これらの棒を横切つて配される横
はりとが、鉛直方向の予荷重と低い摺動摩擦力を
受けて互いに摺動可能に支承された伸縮継手構造
に関するものである。
[従来の技術]
以下、橋またはその類似物に用いられる従来の
伸縮継手構造について説明する。本発明の先行技
術として、伸縮継手構造の1つの形態が、ドイツ
特許第2746490号に提案されている。
伸縮継手構造について説明する。本発明の先行技
術として、伸縮継手構造の1つの形態が、ドイツ
特許第2746490号に提案されている。
このドイツ特許の伸縮継手構造は、第8図に示
すようになつている。この従来の伸縮継手構造
は、第8図を参照して、横はり31が、複数本平
行に配された棒32のそれぞれの下面に固定され
たU字状フレーム33の開口34を貫通して、水
平方向に摺動自在に配設されている。開口34の
上縁に位置する棒32の下面には、上部軸受平板
35が固定され、開口34の下縁に位置するU字
状フレーム33上には、下部軸受平板36が固定
されている。上部軸受平板35と横はり31の上
面、および下部軸受構造36と横はり31の下面
との間には、それぞれ支承本体37,38が配さ
れている。支承本体37,38は、いずれも円盤
状であり、それぞれ、上部軸受平板35、下部軸
受平板36に形成された盲孔に、回動可能に嵌合
されている。横はり31と対向する支承本体3
7,38の端面には、横はり31と略等しい幅の
溝39,40が形成され、この溝39,40に、
横はり31が摺動可能に嵌合されている。
すようになつている。この従来の伸縮継手構造
は、第8図を参照して、横はり31が、複数本平
行に配された棒32のそれぞれの下面に固定され
たU字状フレーム33の開口34を貫通して、水
平方向に摺動自在に配設されている。開口34の
上縁に位置する棒32の下面には、上部軸受平板
35が固定され、開口34の下縁に位置するU字
状フレーム33上には、下部軸受平板36が固定
されている。上部軸受平板35と横はり31の上
面、および下部軸受構造36と横はり31の下面
との間には、それぞれ支承本体37,38が配さ
れている。支承本体37,38は、いずれも円盤
状であり、それぞれ、上部軸受平板35、下部軸
受平板36に形成された盲孔に、回動可能に嵌合
されている。横はり31と対向する支承本体3
7,38の端面には、横はり31と略等しい幅の
溝39,40が形成され、この溝39,40に、
横はり31が摺動可能に嵌合されている。
支承本体37,38には、それぞれ溝39,4
0の側壁を形成して対向する一対の突起41,4
2を有し、これらの突起41,42が横はり31
の摺運動に対する案内として機能する。また、こ
れらの突起41,42は、同時に、棒32から横
はり31に水平方向の力を伝える働きをする。
0の側壁を形成して対向する一対の突起41,4
2を有し、これらの突起41,42が横はり31
の摺運動に対する案内として機能する。また、こ
れらの突起41,42は、同時に、棒32から横
はり31に水平方向の力を伝える働きをする。
[発明が解決しようとする課題]
棒から横はりに水平方向の力を伝えるこのシス
テムは、従来の伸縮継手構造の多くの重大な欠点
の原因となつていた。横はり31は棒32に対し
て傾斜して配置されるので、横はり31に対して
水平方向の力が伝えられ、その力は横はり31の
長手方向の成分とそれに垂直な水平方向の成分の
2つから成立つている。もし横はり31に働く長
手方向の力の成分が、その反対方向に働く摩擦力
よりも大きくなる場合、長手方向の力によつて横
はり31に対する支承本体37,38の変位が生
じる。値方、長手方向に垂直な水平方向の力が、
横はり31の側壁に対し、溝39,40の側壁3
9a,40aを形成する突起41,42によつて
伝えられる。突起41,42は、支承本体37,
38が円筒状であるため、その横断面が円の一
部、すなわち、円弧とその円の直径よりも短い弦
とで囲まれる形状をしている。したがつて、横は
り31に対し水平方向の力を伝えるのに、溝3
9,40の側壁39a,40aの面積だけが利用
できるに過ぎない。力の効果的な伝達のために
は、突起41,42が十分な厚さの壁を有する必
要があるが、そのような厚さは突起41,42の
中間部分でのみ得られるに過ぎない(第9図の厚
さt)。その結果、水平方向の力の伝達のために、
支承本体37,38の突起41,42が非常に大
きな荷重を受け、そのために支承本体37,38
の急速な摩耗の原因となり得る。
テムは、従来の伸縮継手構造の多くの重大な欠点
の原因となつていた。横はり31は棒32に対し
て傾斜して配置されるので、横はり31に対して
水平方向の力が伝えられ、その力は横はり31の
長手方向の成分とそれに垂直な水平方向の成分の
2つから成立つている。もし横はり31に働く長
手方向の力の成分が、その反対方向に働く摩擦力
よりも大きくなる場合、長手方向の力によつて横
はり31に対する支承本体37,38の変位が生
じる。値方、長手方向に垂直な水平方向の力が、
横はり31の側壁に対し、溝39,40の側壁3
9a,40aを形成する突起41,42によつて
伝えられる。突起41,42は、支承本体37,
38が円筒状であるため、その横断面が円の一
部、すなわち、円弧とその円の直径よりも短い弦
とで囲まれる形状をしている。したがつて、横は
り31に対し水平方向の力を伝えるのに、溝3
9,40の側壁39a,40aの面積だけが利用
できるに過ぎない。力の効果的な伝達のために
は、突起41,42が十分な厚さの壁を有する必
要があるが、そのような厚さは突起41,42の
中間部分でのみ得られるに過ぎない(第9図の厚
さt)。その結果、水平方向の力の伝達のために、
支承本体37,38の突起41,42が非常に大
きな荷重を受け、そのために支承本体37,38
の急速な摩耗の原因となり得る。
棒32に作用する車輌からの制動力または加速
力、あるいは支承本体37,38の軸線方向から
偏心した位置に作用する車輌の鉛直荷重によつ
て、支承本体37,38の軸線を鉛直方向から傾
斜させる方向に働く傾斜モーメントが生じ、この
傾斜モーメントは、支承本体37,38から棒3
2を引上げようとする。このような不都合な現象
を避けるため、上記従来の伸縮継手構造において
は、相当大きな鉛直予荷重を作用させることによ
つて傾斜モーメントを吸収し、支承本体37,3
8を横はり31と適切な係合状態に保つている。
しかしながら、この大きな予荷重のために、支承
本体37,38と横はり31との間に大きな摩擦
力が生じる。そのために、車輌から棒32に作用
する制動力による過負荷を抑制する方向に作用す
る、支承本体37,38と横はり31との間のス
リツプ・クラツチ効果が、その制動力が非常に大
きいときのみにしか生じないという問題があつ
た。もし、長い時間が経過して支承本体37,3
8が摩耗し、横はりとの係合の緩みによつて予荷
重の効果が減少すれば、傾斜モーメントが生じる
とき、棒32と支承本体37,38との係合が外
れて、棒32が突然支承本体37,38から離れ
るという危険がある。こうなると、支承本体3
7,38は短い時間で使えなくなつてしまう。
力、あるいは支承本体37,38の軸線方向から
偏心した位置に作用する車輌の鉛直荷重によつ
て、支承本体37,38の軸線を鉛直方向から傾
斜させる方向に働く傾斜モーメントが生じ、この
傾斜モーメントは、支承本体37,38から棒3
2を引上げようとする。このような不都合な現象
を避けるため、上記従来の伸縮継手構造において
は、相当大きな鉛直予荷重を作用させることによ
つて傾斜モーメントを吸収し、支承本体37,3
8を横はり31と適切な係合状態に保つている。
しかしながら、この大きな予荷重のために、支承
本体37,38と横はり31との間に大きな摩擦
力が生じる。そのために、車輌から棒32に作用
する制動力による過負荷を抑制する方向に作用す
る、支承本体37,38と横はり31との間のス
リツプ・クラツチ効果が、その制動力が非常に大
きいときのみにしか生じないという問題があつ
た。もし、長い時間が経過して支承本体37,3
8が摩耗し、横はりとの係合の緩みによつて予荷
重の効果が減少すれば、傾斜モーメントが生じる
とき、棒32と支承本体37,38との係合が外
れて、棒32が突然支承本体37,38から離れ
るという危険がある。こうなると、支承本体3
7,38は短い時間で使えなくなつてしまう。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、棒と横は
りが係合されて形成された伸縮継手構造におい
て、棒32を横断して配された横はり31に作用
する棒32からの力およびモーメントが、支承本
体37,38において、大きな予荷重を作用させ
なくても適度に伝達され、そのために、摩耗によ
る係合の緩みが生ずることなく、かつ設計者が、
棒32と横はり31との間の摺動継手手段の係合
状態の調整を行なうためにのみ、予荷重のレベル
を選択できるようにすることのできる伸縮継手構
造を提供することを目的とする。
りが係合されて形成された伸縮継手構造におい
て、棒32を横断して配された横はり31に作用
する棒32からの力およびモーメントが、支承本
体37,38において、大きな予荷重を作用させ
なくても適度に伝達され、そのために、摩耗によ
る係合の緩みが生ずることなく、かつ設計者が、
棒32と横はり31との間の摺動継手手段の係合
状態の調整を行なうためにのみ、予荷重のレベル
を選択できるようにすることのできる伸縮継手構
造を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の伸縮継手構造は、複数本平行に配され
た棒と、これらの棒を横断して配された横はり
と、横はりと棒との間に位置する複数の支承手段
とを備えている。棒の下部には、棒を横切る方向
に貫通する開口が設けられ、横はりは、棒に対し
てある角度を成して、開口を貫通して配されてい
る。支承手段は、開口の上縁と横はりの上面との
間、および開口の下縁と横はりの下面との間に配
された、平行六面体をなす弾性体からなる一対の
支承本体と、これらの支承本体の各々と開口との
間に設けられた一対の円筒状の部材とを有してい
る。横はりの上面と下面には、その長手方向に延
びた溝が形成され、一対の支承本体の各々の横は
りに対向する部分は、溝に係合するとともに、溝
に案内されて摺動する。一対の円筒状の部材は、
それぞれ開口に固定されるとともに、一対の支承
本体の各々に設けられた円筒状凹部に回動可能に
嵌合されている。
た棒と、これらの棒を横断して配された横はり
と、横はりと棒との間に位置する複数の支承手段
とを備えている。棒の下部には、棒を横切る方向
に貫通する開口が設けられ、横はりは、棒に対し
てある角度を成して、開口を貫通して配されてい
る。支承手段は、開口の上縁と横はりの上面との
間、および開口の下縁と横はりの下面との間に配
された、平行六面体をなす弾性体からなる一対の
支承本体と、これらの支承本体の各々と開口との
間に設けられた一対の円筒状の部材とを有してい
る。横はりの上面と下面には、その長手方向に延
びた溝が形成され、一対の支承本体の各々の横は
りに対向する部分は、溝に係合するとともに、溝
に案内されて摺動する。一対の円筒状の部材は、
それぞれ開口に固定されるとともに、一対の支承
本体の各々に設けられた円筒状凹部に回動可能に
嵌合されている。
弾性を有する支承本体に働く鉛直方向の予荷重
は、棒に作用する車輌からの制動力がある最大の
値を越えると、棒に働く力がそれ以上増えないよ
うに選ばれるのが好ましい。なぜならば、棒は、
支承本体の鉛直予荷重に依存する摩擦力に抗し
て、横はりの上で移動するものであり、極度に大
きな制動力が作用したときに、それに比例して摩
擦力が大きくなつて棒の移動が止められると、衝
撃のために伸縮継手が破壊する恐れがあるからで
ある。
は、棒に作用する車輌からの制動力がある最大の
値を越えると、棒に働く力がそれ以上増えないよ
うに選ばれるのが好ましい。なぜならば、棒は、
支承本体の鉛直予荷重に依存する摩擦力に抗し
て、横はりの上で移動するものであり、極度に大
きな制動力が作用したときに、それに比例して摩
擦力が大きくなつて棒の移動が止められると、衝
撃のために伸縮継手が破壊する恐れがあるからで
ある。
支承本体は弾性材料で構成されるのが好まし
く、かつ、耐摩耗耐摩擦材料の板が、横はり側の
摺動表面と支承本体の摺動表面に設けられるのが
好ましい。この板は、耐摩耗性の材料である鋼板
であるのが好ましい。
く、かつ、耐摩耗耐摩擦材料の板が、横はり側の
摺動表面と支承本体の摺動表面に設けられるのが
好ましい。この板は、耐摩耗性の材料である鋼板
であるのが好ましい。
支承本体の耐摩擦材料層と半体の表面の板が丸
い盲孔を有し、棒に溶接される板に設けられる丸
い円盤状の案内ピンが、その盲孔に嵌合される構
造であれば、さらに有用な効果を得ることができ
る。
い盲孔を有し、棒に溶接される板に設けられる丸
い円盤状の案内ピンが、その盲孔に嵌合される構
造であれば、さらに有用な効果を得ることができ
る。
この発明の伸縮継手構造は、さらに好ましく
は、支承本体が相互に近付く方向の限界まで移動
したとき、なおも棒の間に間隙があり、しかも、
この時点で各横はりの支承本体が、その端面が相
互に接触するような長さを有する。これによつ
て、通行する人や車輌が棒の上を移動するとき
に、棒が相互に叩き合うことによつて雑音が生じ
ることが確実に防止される。隣接する棒の間の最
小の間隙は、5mm程度であることが好ましい。
は、支承本体が相互に近付く方向の限界まで移動
したとき、なおも棒の間に間隙があり、しかも、
この時点で各横はりの支承本体が、その端面が相
互に接触するような長さを有する。これによつ
て、通行する人や車輌が棒の上を移動するとき
に、棒が相互に叩き合うことによつて雑音が生じ
ることが確実に防止される。隣接する棒の間の最
小の間隙は、5mm程度であることが好ましい。
横はりのすべてが、摺動支承および回転支承に
よりすべての棒と接合されるのは最もよい。
よりすべての棒と接合されるのは最もよい。
横はりの移動動作の可能な範囲は、横はりや継
手の端縁を越えて摺動することがないように、継
手の端縁に設けられたストツプによつて制限され
るのが好ましい。この場合には、横はりの端部を
支承するために、継手の端縁近傍においても、さ
らに摺動支承および回転支承を有することができ
る。
手の端縁を越えて摺動することがないように、継
手の端縁に設けられたストツプによつて制限され
るのが好ましい。この場合には、横はりの端部を
支承するために、継手の端縁近傍においても、さ
らに摺動支承および回転支承を有することができ
る。
この発明の形態としては、棒に対しかつ相互に
傾斜して配された少なくとも3個の横はりが設け
られ、このような横はりの各々は、その隣の横は
りに対し反対方向に傾斜しているのが好ましい。
傾斜して配された少なくとも3個の横はりが設け
られ、このような横はりの各々は、その隣の横は
りに対し反対方向に傾斜しているのが好ましい。
[作 用]
本発明によれば、横はりの側に支承本体案内用
の溝を設け、支承本体を平行六面体とすることに
より、上記従来の伸縮継手構造に比べて、棒から
横はりに対して作用する水平方向の力の伝達に寄
与する面積、すなわち支承本体の側壁と溝の側壁
との摺動面の面積を、大きく確保することができ
る。
の溝を設け、支承本体を平行六面体とすることに
より、上記従来の伸縮継手構造に比べて、棒から
横はりに対して作用する水平方向の力の伝達に寄
与する面積、すなわち支承本体の側壁と溝の側壁
との摺動面の面積を、大きく確保することができ
る。
その理由は、次のように説明される。まず、従
来例では、支承本体と溝との摺動長さが支承本体
直径よりも必ず短くなるが、本発明の場合には、
支承本体が平行六面体であるために、摺動方向の
長さを必要に応じて横幅よりも長く延ばすことが
できる。したがつて、溝の深さを共通とし、従来
例の支承本体の直径と本発明の支承本体の横幅と
を同一として比較した場合、従来例に比べて本発
明の場合の方が、支承本体と溝との摺動部の長さ
を長くすることができ、その結果摺動面の面積も
大きくなる。そのため、この摺動面に作用する単
位面積当りの力が減少し、摩擦力が緩和されて、
短期間での摩耗が防止される。
来例では、支承本体と溝との摺動長さが支承本体
直径よりも必ず短くなるが、本発明の場合には、
支承本体が平行六面体であるために、摺動方向の
長さを必要に応じて横幅よりも長く延ばすことが
できる。したがつて、溝の深さを共通とし、従来
例の支承本体の直径と本発明の支承本体の横幅と
を同一として比較した場合、従来例に比べて本発
明の場合の方が、支承本体と溝との摺動部の長さ
を長くすることができ、その結果摺動面の面積も
大きくなる。そのため、この摺動面に作用する単
位面積当りの力が減少し、摩擦力が緩和されて、
短期間での摩耗が防止される。
また、支承本体と横はりとの相互に摺動する側
壁の面積が比較的大きいことにより、組立てた状
態での支承本体と横はりとの係合が、より堅固な
ものとなる。このような堅固な支承が横はりの上
下に一対設けられているため、棒に作用する車輌
の制動力や加速力、あるいは鉛直方向の偏心荷重
による、横はりの中心軸周りの傾斜モーメントに
よる傾斜も抑制される。したがつて、支承本体と
横はりとが適切な係合を保持するために必要な鉛
直方向の予荷重が、僅かであることになる。予荷
重が僅かしか必要がないということは、支承本体
と横はりとの間に生ずる摩擦力も小さいことを意
味する。そのため、支承本体に対して横はりの長
手方向に作用する力が低いレベルのときでも、支
承本体の横はりとの摺動運動が可能であり、スリ
ツプ・クラツチ効果も得られる。したがつて、支
承本体の摩耗が減少する結果、修理と保管の作業
が最小限ですみ、寿命が著しく長くなる。さら
に、支承本体自体には溝を形成していないため、
その製造工程も極めて簡単化される。
壁の面積が比較的大きいことにより、組立てた状
態での支承本体と横はりとの係合が、より堅固な
ものとなる。このような堅固な支承が横はりの上
下に一対設けられているため、棒に作用する車輌
の制動力や加速力、あるいは鉛直方向の偏心荷重
による、横はりの中心軸周りの傾斜モーメントに
よる傾斜も抑制される。したがつて、支承本体と
横はりとが適切な係合を保持するために必要な鉛
直方向の予荷重が、僅かであることになる。予荷
重が僅かしか必要がないということは、支承本体
と横はりとの間に生ずる摩擦力も小さいことを意
味する。そのため、支承本体に対して横はりの長
手方向に作用する力が低いレベルのときでも、支
承本体の横はりとの摺動運動が可能であり、スリ
ツプ・クラツチ効果も得られる。したがつて、支
承本体の摩耗が減少する結果、修理と保管の作業
が最小限ですみ、寿命が著しく長くなる。さら
に、支承本体自体には溝を形成していないため、
その製造工程も極めて簡単化される。
また、支承本体の案内溝を横はりの側に形成す
ることにより、横はりの幅が従来技術に比べて大
きくなる。そのため、棒に作用する車輌の制動力
や加速力などによる横はりの中心軸周りの傾斜モ
ーメントに対し、より剛性の高い構造となる。し
たがつて、相当大きな傾斜モーメントが作用した
としても、傾斜が生じにくく、支承本体と横はり
との係合状態に与える影響が少ない。
ることにより、横はりの幅が従来技術に比べて大
きくなる。そのため、棒に作用する車輌の制動力
や加速力などによる横はりの中心軸周りの傾斜モ
ーメントに対し、より剛性の高い構造となる。し
たがつて、相当大きな傾斜モーメントが作用した
としても、傾斜が生じにくく、支承本体と横はり
との係合状態に与える影響が少ない。
さらに、従来例においては、支承本体の突起は
高い剛性を要するため、弾性変形することが許さ
れないが、本発明の場合には、支承本体が平行六
面体であるため、多少の弾性を持たせても、支承
本体としての剛性に与える影響は小さいものであ
る。したがつて、支承本体に適度な弾性を持させ
ることにより、棒に対して車輌の大きな制動力な
どが突発的に発生したとしても、弾性によつて吸
収し、支承本体と横はりとの係合部に大きな衝撃
が作用することも抑制される。
高い剛性を要するため、弾性変形することが許さ
れないが、本発明の場合には、支承本体が平行六
面体であるため、多少の弾性を持たせても、支承
本体としての剛性に与える影響は小さいものであ
る。したがつて、支承本体に適度な弾性を持させ
ることにより、棒に対して車輌の大きな制動力な
どが突発的に発生したとしても、弾性によつて吸
収し、支承本体と横はりとの係合部に大きな衝撃
が作用することも抑制される。
[実施例]
以下本発明の一実施例について、図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図においては、図面の紙面に平行な面で端
から端に断面された横はり1が示されており、こ
の横はり1には2個の棒2および3が支持されて
いる。その継手の左右両側の端縁には継手端縁構
造4が存在し、それらはそれぞれ端縁の棒5およ
び6を含む。横はり1の2個の端部は、各々がそ
れぞれ端縁構造4の中空7に収納される。
から端に断面された横はり1が示されており、こ
の横はり1には2個の棒2および3が支持されて
いる。その継手の左右両側の端縁には継手端縁構
造4が存在し、それらはそれぞれ端縁の棒5およ
び6を含む。横はり1の2個の端部は、各々がそ
れぞれ端縁構造4の中空7に収納される。
棒2,3同志の間隙には、その各々にゴム状ま
たはゴムの薄片からなる封止本体8が存在し、そ
れによつて棒が一体に押出されることが可能とな
る。
たはゴムの薄片からなる封止本体8が存在し、そ
れによつて棒が一体に押出されることが可能とな
る。
本実施例では、棒2,3の下面にU字状フレー
ム18がその上方脚部を固定されて取付けられて
おり、これにより開口9が形成されている。各々
の開口9には、横はり1の1本が貫通して配され
ている。棒2,3は横はり1の上の摺動回転支承
により支持されて、この摺動回転支承は、各々上
方の支承本体10と下方の支承本体11からなつ
ている。支承本体10,11は、通常のブロツク
状または平行六面体の形をしている。横はり1の
左右両端部には、横はり1の左右両方向へのシフ
ト動作を制限するためのストツプ11aが設けら
れている。このストツプ11aは、長方形の金属
平板の片面の、下側約半分が、横はり1の左右両
端部に溶接されたものであり、これによつて横は
り1が継手から抜出ることを防止している。すな
わち、ストツプ11aは、継手の伸縮動作におい
て、横はり1の溝24の側壁が支承本体10,1
1から受ける摩擦力によつて不規則な移動をし、
抜出ようとすると、ストツプ11aの上側半分
が、継手端縁構造4に含まれる左右両端縁の棒
5,6の下部に固定された支承本体10の側面に
当接し、横はり1の移動を規制する。
ム18がその上方脚部を固定されて取付けられて
おり、これにより開口9が形成されている。各々
の開口9には、横はり1の1本が貫通して配され
ている。棒2,3は横はり1の上の摺動回転支承
により支持されて、この摺動回転支承は、各々上
方の支承本体10と下方の支承本体11からなつ
ている。支承本体10,11は、通常のブロツク
状または平行六面体の形をしている。横はり1の
左右両端部には、横はり1の左右両方向へのシフ
ト動作を制限するためのストツプ11aが設けら
れている。このストツプ11aは、長方形の金属
平板の片面の、下側約半分が、横はり1の左右両
端部に溶接されたものであり、これによつて横は
り1が継手から抜出ることを防止している。すな
わち、ストツプ11aは、継手の伸縮動作におい
て、横はり1の溝24の側壁が支承本体10,1
1から受ける摩擦力によつて不規則な移動をし、
抜出ようとすると、ストツプ11aの上側半分
が、継手端縁構造4に含まれる左右両端縁の棒
5,6の下部に固定された支承本体10の側面に
当接し、横はり1の移動を規制する。
支承本体10,11のより詳細は、第2図およ
び第3図に示されている。第2図および第3図の
摺動および回転支承は、棒17の下側に設けられ
る前記U字状フレーム18に取付けられる。ここ
で棒17は、第1図の棒にまたは棒3に対応す
る。U字状フレーム18の脚部は、溶接によつて
棒17の下面に固定される。棒17の下面には、
案内ピン19を有する板16が溶接される。案内
ピン19は、摺動表面22に対向する支承本体1
0の表面23の上面に接合された鋼板21に設け
られる、丸い盲孔20に嵌合される。
び第3図に示されている。第2図および第3図の
摺動および回転支承は、棒17の下側に設けられ
る前記U字状フレーム18に取付けられる。ここ
で棒17は、第1図の棒にまたは棒3に対応す
る。U字状フレーム18の脚部は、溶接によつて
棒17の下面に固定される。棒17の下面には、
案内ピン19を有する板16が溶接される。案内
ピン19は、摺動表面22に対向する支承本体1
0の表面23の上面に接合された鋼板21に設け
られる、丸い盲孔20に嵌合される。
なお、鋼板21は、支承本体10,11との接
合時において、その側面を支承本体10,11を
形成するゴムなどの弾性体が覆つた状態で硬化し
ているため、第1図、第2図では現われない。た
だし、第1図において支承本体10,11は、断
面を示さずに、その外形を表している。
合時において、その側面を支承本体10,11を
形成するゴムなどの弾性体が覆つた状態で硬化し
ているため、第1図、第2図では現われない。た
だし、第1図において支承本体10,11は、断
面を示さずに、その外形を表している。
下方の支承本体11は、U字状フレーム18に
固定され、板16がU字状フレーム18に溶接さ
れる。この板16は案内ピン19を有し、それが
鋼板21の丸い盲孔20に嵌合する。
固定され、板16がU字状フレーム18に溶接さ
れる。この板16は案内ピン19を有し、それが
鋼板21の丸い盲孔20に嵌合する。
支承本体10,11は、横はり1の上側の面お
よび下側の面に形成される溝24にはまり込む状
態で配置される。これらの溝24では、支承本体
10,11が側壁25の内壁面により案内され、
これらの側壁25は、棒17から横はり1へ水平
方向の力を伝達する働きをする。
よび下側の面に形成される溝24にはまり込む状
態で配置される。これらの溝24では、支承本体
10,11が側壁25の内壁面により案内され、
これらの側壁25は、棒17から横はり1へ水平
方向の力を伝達する働きをする。
第3図および第4図は、伸縮継手が最も縮んだ
状態の橋絡装置を示す。この状態で、別の棒17
の支承本体10,11が、それぞれの端面26が
相互に対向して配置される。そのとき、各棒17
と隣の棒17の間に、約5mmの大きさを有する最
小の間隙27が存在する。このような最小の間隙
を確保することにより、水平の作用を受けると
き、棒17が互いに衝突して叩合うことが防止さ
れる。このような設計をせずに、伸縮継手が最も
縮んだ状態で相互に隣接する棒が接触するように
なつていれば、棒17相互の衝突による叩合いに
よつて、不都合な雑音が生じる。
状態の橋絡装置を示す。この状態で、別の棒17
の支承本体10,11が、それぞれの端面26が
相互に対向して配置される。そのとき、各棒17
と隣の棒17の間に、約5mmの大きさを有する最
小の間隙27が存在する。このような最小の間隙
を確保することにより、水平の作用を受けると
き、棒17が互いに衝突して叩合うことが防止さ
れる。このような設計をせずに、伸縮継手が最も
縮んだ状態で相互に隣接する棒が接触するように
なつていれば、棒17相互の衝突による叩合いに
よつて、不都合な雑音が生じる。
第5図ないし第7図は、本発明の伸縮継手構造
における横はりおよび棒の配置のみについて図解
した、それぞれ異なる状態を示す平面図である。
棒lは、全部で4個あり、これらの4個の横はり
Qおよびqの上に配置される。横はりは、棒に対
し交互の方向に傾斜される。すなわち、各横はり
Q(またはq)がその隣の横はりq(またはQ)と
反対方向に傾斜しており、2つの横はりが右に傾
斜し、他の2つの横はりが左に傾斜する。横はり
Q,qの各々は、摺動支承Gにより棒の各々と結
合される。摺動支承の回動点は棒に対して固定さ
れるので、継手の間隙の幅の広さの変化が、棒l
に対する横はり1の回転および並進によつて必ず
生じ、それらの棒lは常に交互に平行である。第
6図には、橋絡装置が示されており、この状態で
の横はりが棒に対してなす角度は、約45゜である。
他方、第7図は、隣合う棒間の間隙が最大の状態
であつて、その間隙が約80mmに等しいときの、各
部分の配置を示し、棒相互間の距離はより大き
く、かつ一本の棒とその隣の棒のなす角度はより
小さい。
における横はりおよび棒の配置のみについて図解
した、それぞれ異なる状態を示す平面図である。
棒lは、全部で4個あり、これらの4個の横はり
Qおよびqの上に配置される。横はりは、棒に対
し交互の方向に傾斜される。すなわち、各横はり
Q(またはq)がその隣の横はりq(またはQ)と
反対方向に傾斜しており、2つの横はりが右に傾
斜し、他の2つの横はりが左に傾斜する。横はり
Q,qの各々は、摺動支承Gにより棒の各々と結
合される。摺動支承の回動点は棒に対して固定さ
れるので、継手の間隙の幅の広さの変化が、棒l
に対する横はり1の回転および並進によつて必ず
生じ、それらの棒lは常に交互に平行である。第
6図には、橋絡装置が示されており、この状態で
の横はりが棒に対してなす角度は、約45゜である。
他方、第7図は、隣合う棒間の間隙が最大の状態
であつて、その間隙が約80mmに等しいときの、各
部分の配置を示し、棒相互間の距離はより大き
く、かつ一本の棒とその隣の棒のなす角度はより
小さい。
第5図には支承本体が相互に寄添つて当接し
た、隣接する棒間の間隙が最小の大きさのときの
状態を示している。一方の横はりQとその隣の横
はりqの間に形成される角度は、第6図の中間の
間隙の状態にある横はり同志がなす角度よりも大
きい。摺動および回転が可能に支承された結果と
して、継手の間隔がどの大きさにある場合には、
必ず隣接する棒の間に均等な間隔が存在する。こ
の点において、1本の棒とその隣の棒の間の間隔
および移動中の棒間の間隙と、固定状態の棒間の
間隙は等しい大きさのものであるが、棒を移動さ
せる手段には遊びがあるために、若干の不規則性
を生じるものである。
た、隣接する棒間の間隙が最小の大きさのときの
状態を示している。一方の横はりQとその隣の横
はりqの間に形成される角度は、第6図の中間の
間隙の状態にある横はり同志がなす角度よりも大
きい。摺動および回転が可能に支承された結果と
して、継手の間隔がどの大きさにある場合には、
必ず隣接する棒の間に均等な間隔が存在する。こ
の点において、1本の棒とその隣の棒の間の間隔
および移動中の棒間の間隙と、固定状態の棒間の
間隙は等しい大きさのものであるが、棒を移動さ
せる手段には遊びがあるために、若干の不規則性
を生じるものである。
なお上記実施例において、U字状フレーム18
を棒2および棒3の下面に取付けて開口9を形成
する代わりに、棒2あるいは棒3とU字状フレー
ム18とを組合わせた大きさの一体の棒に、開口
9に相当する開口を形成して、これに横はり1を
貫通させるようにすることもできる。
を棒2および棒3の下面に取付けて開口9を形成
する代わりに、棒2あるいは棒3とU字状フレー
ム18とを組合わせた大きさの一体の棒に、開口
9に相当する開口を形成して、これに横はり1を
貫通させるようにすることもできる。
次に、上記実施例の伸縮継手構造特有の作用効
果を、従来技術として示したドイツ特許第
2746490号に記載の従来のものとの比較において、
第10図ないし第13図を参照しながら説明す
る。第10図は、従来例の伸縮継手構造の支承本
体37,38の中心軸を含みかつ横はり31の長
手方向に垂直な鉛直断面を示し、第11図は、そ
のA−A線断面図を示している。また第12図
は、上記実施例の伸縮継手構造の、横はり1の長
手方向に垂直でかつ支承本体10,11を含む鉛
直断面を示し、第13図はそのB−B線断面図を
示している。
果を、従来技術として示したドイツ特許第
2746490号に記載の従来のものとの比較において、
第10図ないし第13図を参照しながら説明す
る。第10図は、従来例の伸縮継手構造の支承本
体37,38の中心軸を含みかつ横はり31の長
手方向に垂直な鉛直断面を示し、第11図は、そ
のA−A線断面図を示している。また第12図
は、上記実施例の伸縮継手構造の、横はり1の長
手方向に垂直でかつ支承本体10,11を含む鉛
直断面を示し、第13図はそのB−B線断面図を
示している。
従来例の支承本体37,38の直径Dと、実施
例の支承本体10,11の幅Wとを同一として両
者を比較すると、次のように分析される。第11
図と第13図の対比から分かるように、従来例に
おける突起41と横はり31との摺動部の長さl
は、支承本体37の直径Dよりも小さいが、実施
例の支承本体10と横はり1の溝24との摺動部
の長さLは、必要に応じて幅Wよりも大きくする
ことができる。したがつて、溝深さを同一にした
場合、水平方向の荷重を伝達する摺動部側壁の面
積を、従来例に比べて実施例の方がかなり大きく
することができる。その結果、摺動部が受ける単
位面積当りの水平方向の力は、実施例の方が従来
例に比べて相対的に小さくなり、摺動摩擦も減少
する。また、支承本体10,11と横はり31と
の係合状態もより確実なものとなり、より小さな
鉛直予荷重で安定な係合が保持される。予荷重が
少なくてすむということは、摩擦力がさらに減少
して摩耗が減少することにつながる。
例の支承本体10,11の幅Wとを同一として両
者を比較すると、次のように分析される。第11
図と第13図の対比から分かるように、従来例に
おける突起41と横はり31との摺動部の長さl
は、支承本体37の直径Dよりも小さいが、実施
例の支承本体10と横はり1の溝24との摺動部
の長さLは、必要に応じて幅Wよりも大きくする
ことができる。したがつて、溝深さを同一にした
場合、水平方向の荷重を伝達する摺動部側壁の面
積を、従来例に比べて実施例の方がかなり大きく
することができる。その結果、摺動部が受ける単
位面積当りの水平方向の力は、実施例の方が従来
例に比べて相対的に小さくなり、摺動摩擦も減少
する。また、支承本体10,11と横はり31と
の係合状態もより確実なものとなり、より小さな
鉛直予荷重で安定な係合が保持される。予荷重が
少なくてすむということは、摩擦力がさらに減少
して摩耗が減少することにつながる。
また、従来例においては、横はり31が支承本
体37,38の溝39,40の幅と同じ幅を有す
る比較的薄い板からなるため、車輌からの制動力
や加速力などに起因する、第10図に示す矢印M
方向の傾斜モーメントに対する剛性が小さく、傾
斜モーメントによる変形が生じやすい。それに対
し、実施例の横はり1は、それ自身が溝24を有
しているためその幅を大きく確保することがで
き、第12図に示す矢印M方向の傾斜モーメント
に対し、剛性が大きくなる。よつて、傾斜モーメ
ントによる変形も小さい。したがつて、実施例の
方が従来例に比べて、棒に大きな力が作用した場
合の支承本体を横はりの係合に対する影響を小さ
く押さえることができる。このことは、予荷重を
小さくできることにもつながる。
体37,38の溝39,40の幅と同じ幅を有す
る比較的薄い板からなるため、車輌からの制動力
や加速力などに起因する、第10図に示す矢印M
方向の傾斜モーメントに対する剛性が小さく、傾
斜モーメントによる変形が生じやすい。それに対
し、実施例の横はり1は、それ自身が溝24を有
しているためその幅を大きく確保することがで
き、第12図に示す矢印M方向の傾斜モーメント
に対し、剛性が大きくなる。よつて、傾斜モーメ
ントによる変形も小さい。したがつて、実施例の
方が従来例に比べて、棒に大きな力が作用した場
合の支承本体を横はりの係合に対する影響を小さ
く押さえることができる。このことは、予荷重を
小さくできることにもつながる。
さらに、従来例における支承本体37,38の
突起41,42は、その壁厚さの平均が小さいた
めに、十分な剛性を必要とし、弾性を持たせるこ
とは許されない。しかし、実施例の支承本体1
0,11は十分な厚さを有するため、多少の弾性
を持たせても支承としての剛性が大きく影響しな
い。よつて、支承本体10,11の材料として適
当な弾性を有するものを用いることにより、急激
な水平荷重を受けた場合にも衝撃が吸収され、安
定した係合を保持することができる。
突起41,42は、その壁厚さの平均が小さいた
めに、十分な剛性を必要とし、弾性を持たせるこ
とは許されない。しかし、実施例の支承本体1
0,11は十分な厚さを有するため、多少の弾性
を持たせても支承としての剛性が大きく影響しな
い。よつて、支承本体10,11の材料として適
当な弾性を有するものを用いることにより、急激
な水平荷重を受けた場合にも衝撃が吸収され、安
定した係合を保持することができる。
第1図は、この発明の一実施例における伸縮継
手構造を、横はり1の軸方向に平行な鉛直面で切
断し、かつ一部切断を省略して示した縦断面図で
あり、断面の面は継手を横切り、かつ端から端に
横はりの1つを縦断する。第2図は、同実施例に
おける伸縮継手構造の支承手段近傍を示す斜視図
である。第3図は、同実施例の伸縮継手構造が最
も縮んだ状態の詳細を示す縦断面図である。第4
図は、第3図と同様の状態における橋絡装置を図
解して示す平面図である。第5図ないし第7図
は、同実施例の伸縮継手構造の長さが最小、中間
および最大のそれぞれの状態にある場合の、伸縮
継手構造の橋絡装置を図解して示す平面図であ
る。第8図は、従来の伸縮継手構造の一例を示す
一部破断斜視図、第9図は、その支承本体37
(38)を拡大して示す斜視図である。第10図
は、第8図に示した従来の伸縮継手構造の、支承
本体37,38の中心軸を含みかつ横はり31の
長手方向に垂直な鉛直断面で切断した断面図、第
11図は、第10図のA−A線断面図である。第
12図は、本発明の一実施例の伸縮継手構造の、
横はり1の長手方向に垂直でかつ支承本体10,
11の断面を含む鉛直断面で切断した断面図であ
り、第13図は、第12図のB−B線断面図であ
る。 図において、1は横はり、2,3は棒、4は継
手の端縁構造、5および6は端縁の棒、7は空
洞、9は開口、10,11は支承本体、11aは
ストツプ、16は板、17は棒、18はU字状フ
レーム、19は案内ピン、20は盲孔、21は鋼
板、22は摺動面、23は面、24は溝、25は
側壁、27は最小の間〓である。
手構造を、横はり1の軸方向に平行な鉛直面で切
断し、かつ一部切断を省略して示した縦断面図で
あり、断面の面は継手を横切り、かつ端から端に
横はりの1つを縦断する。第2図は、同実施例に
おける伸縮継手構造の支承手段近傍を示す斜視図
である。第3図は、同実施例の伸縮継手構造が最
も縮んだ状態の詳細を示す縦断面図である。第4
図は、第3図と同様の状態における橋絡装置を図
解して示す平面図である。第5図ないし第7図
は、同実施例の伸縮継手構造の長さが最小、中間
および最大のそれぞれの状態にある場合の、伸縮
継手構造の橋絡装置を図解して示す平面図であ
る。第8図は、従来の伸縮継手構造の一例を示す
一部破断斜視図、第9図は、その支承本体37
(38)を拡大して示す斜視図である。第10図
は、第8図に示した従来の伸縮継手構造の、支承
本体37,38の中心軸を含みかつ横はり31の
長手方向に垂直な鉛直断面で切断した断面図、第
11図は、第10図のA−A線断面図である。第
12図は、本発明の一実施例の伸縮継手構造の、
横はり1の長手方向に垂直でかつ支承本体10,
11の断面を含む鉛直断面で切断した断面図であ
り、第13図は、第12図のB−B線断面図であ
る。 図において、1は横はり、2,3は棒、4は継
手の端縁構造、5および6は端縁の棒、7は空
洞、9は開口、10,11は支承本体、11aは
ストツプ、16は板、17は棒、18はU字状フ
レーム、19は案内ピン、20は盲孔、21は鋼
板、22は摺動面、23は面、24は溝、25は
側壁、27は最小の間〓である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数本平行に配された棒と、 前記棒を横断して配された横はりと、 前記横はりと前記棒との間に位置する複数の支
承手段と を備え、 前記棒の下部には、前記棒を横切る方向に貫通
する開口が設けられ、 前記横はりは、前記棒に対してある角度を成し
て、前記開口を貫通して配され、 前記支承手段は、前記開口の上縁と前記横はり
の上面との間、および前記開口の下縁と前記横は
りの下面との間に配された、平行六面体をなす弾
性体からなる一対の支承本体と、これらの支承本
体の各々と前記開口との間に設けられた一対の円
筒状の部材とを有し、 前記横はりの上面と下面には、その長手方向に
延びた溝が形成され、 前記一対の支承本体の各々の前記横はりに対向
する部分は、前記溝に係合するとともに、前記溝
に案内されて摺動し、 前記一対の円筒状の部材は、それぞれ前記開口
に固定されるとともに、前記一対の支承本体の
各々に設けられた円筒状凹部に回動可能に嵌合さ
れた、 伸縮継手構造。 2 前記支承本体は、鉛直方向の予荷重が作用し
た状態で、前記溝の所定位置に摺動可能に配置さ
れている、特許請求の範囲第1項記載の伸縮継手
構造。 3 前記支承本体の各々は、その1つの面に摺動
走行面を有し、かつそれと反対側に第2の面を有
する弾性体からなり、前記摺動走行面および前記
第2の面は、それぞれ耐摩耗耐摩擦材料の板で覆
われる、特許請求の範囲第1項記載の伸縮継手構
造。 4 前記板は、耐摩擦被覆を施した表面を有する
鋼板である、特許請求の範囲第3項記載の伸縮継
手構造。 5 前記第2の面は、丸い盲孔を有し、前記第2
の面に連接する前記棒には前記板が溶接されてお
り、この板に設けられたピンが前記盲孔に嵌合し
ている、特許請求の範囲第3項記載の伸縮継手構
造。 6 前記各支承本体の長さは、前記伸縮継手がそ
の最小幅のとき、前記支承本体の端面が相互に接
触し、かつ棒がなおも相互にわずかな間隙を隔て
るように選ばれる、特許請求の範囲第1項記載の
伸縮継手構造。 7 前記わずかな間隙が5mmの幅である、特許請
求の範囲第6項記載の伸縮継手構造。 8 前記横はりのすべてが、摺動支承および回転
支承により、前記棒に結合される、特許請求の範
囲第1項記載の伸縮継手構造。 9 前記横はりには、前記横はりのシフト動作を
制限するため、継手端縁構造物にその端部で当接
するストツプが形成される、特許請求の範囲第1
項記載の伸縮継手構造。 10 継手端縁構造物が、別の摺動支承および回
転支承に嵌合し、前記横はりの端部を支持する、
特許請求の範囲第1項記載の伸縮継手構造。 11 少なくとも3個の前記横はりが、前記横は
りの各々が交互に連続してその次の前記横はりと
半体方向に斜めとなるように、前記横はり相互に
対してかつ前記棒に対して斜めに配置される、特
許請求の範囲第1項記載の伸縮継手構造。 12 前記各棒は、その下側に、前記横はりに対
する前記開口を規定する枠を備えた、特許請求の
範囲第1項記載の伸縮継手構造。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP84106619A EP0163759B1 (de) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | Überbrückungsvorrichtung für Dehnungsfugen in Brücken oder dergleichen |
| DE84106619.4 | 1984-06-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60261808A JPS60261808A (ja) | 1985-12-25 |
| JPH0342361B2 true JPH0342361B2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=8191979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59173104A Granted JPS60261808A (ja) | 1984-06-08 | 1984-08-20 | 伸縮継手構造 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4674912A (ja) |
| EP (1) | EP0163759B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60261808A (ja) |
| AT (1) | ATE37574T1 (ja) |
| CA (1) | CA1216454A (ja) |
| DE (1) | DE3474325D1 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4819471A (en) * | 1986-10-31 | 1989-04-11 | Westinghouse Electric Corp. | Pilger die for tubing production |
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