JPH0342370B2 - - Google Patents

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JPH0342370B2
JPH0342370B2 JP17203485A JP17203485A JPH0342370B2 JP H0342370 B2 JPH0342370 B2 JP H0342370B2 JP 17203485 A JP17203485 A JP 17203485A JP 17203485 A JP17203485 A JP 17203485A JP H0342370 B2 JPH0342370 B2 JP H0342370B2
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pile
floating body
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fender
fitted
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は船舶を接岸する場合に船体や係船構
造物を破損しないようにする杭式の防舷装置の改
良に関し、特に貝類の付着による機能低下を防止
するようにしたものである。
〔従来の技術〕
大がかりな岸壁を設置せずして船舶を係船する
場合や老朽化した桟橋や矢板岸壁あるいは杭式ド
ルフイン等の係船施設としての機能を回復する場
合に、杭を打設し、この杭に、外周に防舷材が取
付けられ環状とされた浮体を回転自在かつ上下動
自在に嵌合するようにした杭式防舷装置を設置す
ることがあり、(特公昭49−25717号公報)、簡便
で工期も短く、安価であり、既存設備の撤去や補
修を不要とするという特長を備えていることが知
られている。
このような杭式防舷装置では、接岸の際の圧縮
力を防舷材で吸収し、剪断力を浮体を杭の外周で
回転させることで逃げるようにするとともに、浮
体により潮位や河川の水量等で水位が変化しても
これに追従して常に防舷材が所定の位置となるよ
うにして船体の所定の場所に当たるようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このような杭式防舷装置を長期にわ
たつて使用していると、水面付近や水中部分の杭
外面に貝類等がしだいに付着し、防舷材が取付け
られた浮体が水位の変化に応じて上下動すること
や回転することを阻止することとなり、杭式防舷
装置として機能が著しく低下してしまう。
このため杭式防舷装置や船舶の損傷の原因とな
る恐れがあり、潜水夫等により貝類を除去清掃し
なければならない。
この発明はかかる従来技術に鑑みてなされたも
ので、杭に貝類等が付着するのを防止し、長期間
にわたつて使用しても機能低下を招くことのない
杭式防舷装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するためのこの発明の杭式防舷
装置の第1の手段は、外側面に防舷材が取付けら
れた中空の浮体を杭に回転自在かつ水位の変動に
ともない上下動自在に嵌合する一方、この浮体の
下端部に該浮体が移動する部分の杭外面を覆う伸
縮可能な外套を取付けたことを特徴とし、また、
この発明の杭式防舷装置の第2の手段は、外側面
に防舷材が取付けられた中空の浮体を杭に回転自
在かつ水位の変動にともない上下動自在に嵌合す
る一方、この浮体の下端部に杭に嵌合され浮体の
移動により杭外面を清掃するブラシを取付けたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
この発明の第1の手段では、防舷材が取付けら
れ杭に回転自在かつ上下動自在に嵌合される浮体
の下端部に、浮体が水位の変動にともなつて上下
動する範囲の杭外面を覆う伸縮可能な外套の上端
部を取付け、下端部を杭に取付けるようにし、こ
の外套により貝類等の付着を防止して機能低下を
防止する。
また、この発明の第2の手段では、防舷材が取
付けられ杭に回転自在かつ上下動自在に嵌合され
る浮体の下端部に、杭に嵌合されるブラシを取付
けるようにし、浮体の回転や上下動で杭外面をこ
すつて貝類を除去・清掃し、浮体の円滑な動きを
確保して機能低下を防止する。
〔実施例〕
以下この発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図および第2図はこの発明の杭式防舷装置
の一実施例にかかる半截断面図および平面図であ
る。
船舶を係船すべき所定の海上等に打設された鋼
管やコンクリートパイル等からなる杭10に金属
や合成樹脂等の剛体で作られた中空環状の浮体1
1が回転自在かつ海面の変化に応じて上下動自在
に嵌合してある。
この浮体11は、上部には、その内部に補強用
のリブ11aが上下3段に設けられており、また
円周方向に複数に分割され、外側部のフランジを
介してボルト11bで一体に連結されている。な
お、浮体11を一体構造としても良い。
また、この浮体11の内周面には、回転および
上下動を円滑にするため環状または分割された樹
脂板11eが取付けてある。
さらに、この浮体11の補強用のリブ11aで
補強された上部外周には、断面形状が略V字形と
されたゴム製等の防舷材12がボルトで取付けて
ある。尚、本実施例では、浮体11として剛体で
作られた中空環状のものを示したが、ゴム・合成
樹脂等の弾性体(空気入、スポンジ入りを含む)
からなるものでもよい。
一方、浮体11の下端部には、浮体11が上下
動する範囲の杭10部分を覆う蛇腹状の伸縮可能
な外套13の上端部が連結してある。
また、杭10の浮体11の移動下限位置に対応
してブラケツト14が溶接され、このブラケツト
14に外周部がコ字状に成形された環状のガイド
フランジ15が取付けてある。外套13の下端部
は形状を保持するため設けられた金属製等の枠材
13aで弾性材13bが覆われ、この部分がガイ
ドフランジ15の押え板15aで挟むように押え
られて回転できるとともに、略水密となるように
ガイドフランジ15に取付けてある。尚、外套1
3の下端部は、金属製等の枠材13aを使用する
ものに限るものではなく、環状の板体を内部に埋
設または抱え込んだもの等、他の形状、構造であ
つてもよい。
また、浮体11の上端部にも杭10を覆うよう
下端部の外套13、ブラケツト14およびガイド
フランジ15と同一構造のものを上下逆にした状
態で設けてある。上記の如く、外套13の上端ま
たは下端は杭10に回転自在に取付けられている
ことが望ましいが、条件によつては杭に直結した
ものでもよい。
杭10の頂部には、小型船舶等のロープ等をか
けて係船するため、杭10の内周に回動自在に嵌
合される筒体16aと、杭10の上端面に当たる
円板16bと、係止柱16cとでなるボラード1
6が設けてあり、筒体16aの外周面に取付けた
環状ないしは分割された樹脂製のスライド板16
dで円滑な回動を確保する一方、ブラケツト14
との間に連結したチエーン17で抜け落ちを防止
している。
かように構成した杭式防舷装置では、潮位が最
も高い場合に第1図に示すような浮体11が上端
に位置した状態となり、防舷材12が水面から所
定の高さに浮び、船舶の所定の位置に当たる状態
となる。
そして、接岸の際の圧縮力は防舷材12の材質
および形状変形で吸収し、剪断力は浮体11ごと
防舷材12が杭10のまわりを回転することで逃
がされる。
一方、杭10の浮体11の上下動する部分は、
海面下となるため貝類等が付着する可能性がある
が、外套13で覆つてあるので、貝類の付着が完
全に防止されるとともに、下端部が回動できるの
で浮体11の回転の支障もない。
次に、第3図および第4図により、この発明の
他の実施例について説明する。
この実施例は、上記第1の実施例の防舷材の構
造を変えることで一層浮体との摩擦を減らし、損
傷を防止するものであり、上記と同一部分につい
ては同一番号を記し説明は省略する。
杭10に回転自在かつ上下動自在に嵌合される
浮体11に取付けられた防舷材12の外周面に、
断面コ字形状で円周方向複数(図示例では4個)
に分割されピンで連結したプロテクタ18が取付
けてあり、それぞれのプロテクタ18のコ字状部
分に上下に多数の支持軸が設けられ、各支持軸に
上下4段のローラ19が連結部分を除くほぼ全周
にわたつて取付けてある。
したがつて、接岸の際、船体が杭式防舷装置に
こすられることがあつても船体と防舷材12との
間に多数のローラ19が位置するため摩擦係数が
極めて小さく船体に大きな損傷を与えることが防
止されるとともに、防舷材12に加わる剪断力を
スムーズに逃すことができる。
また、貝類の付着は浮体11の下端部に外套1
3が取付けてあり、潮位の変化で浮体11が上下
動する範囲の杭10の外表面をほぼ水密に覆つて
あるので、完全に防止でき、浮体11の円滑な回
転および上下動を保持して機能低下を防止する。
次に、第5図により、この発明のさらに他の実
施例について説明する。
この実施例は貝類等の付着を防止するため外套
に替え、ブラシ20を取付けるようにしたもので
あり、浮体11等の上部構造は上記各実施例のい
ずれであつても良い。
杭10に回転自在かつ上下動自在に嵌合される
浮体11には、その外周にゴム等で作られた防舷
材12が取付けられており、接岸の際の衝撃を吸
収できるようになつている。
この浮体11の下端部に、杭10の外表面と所
定の間隔をあけて対向するブラシ取付面21aが
形成されたブラシ取付台21が円周方向に等分割
されてボルトで固定してある。このブラシ取付台
21のブラシ取付台21aには、杭10と当接し
て表面をこすることのできる長さのゴム等で作ら
れたブラシ20が焼付け等で取付けてある。
したがつて、浮体11が潮位の変化に対応して
回転や上下動すると、浮体11に取付けたブラシ
20も一体となつて回転や上下動し、杭10の外
表面をこすることとなり、貝類の付着を防止する
とともに、たとえ付着してもこれを自動的にかき
落すことができ、しかも何んら動力や複雑な機構
も必要としない。
なお、上記各実施例では、浮体11の防舷材が
取付けられる外面を円弧面とした場合で説明した
が、浮体の外形は円形に限らず、多角形状でも良
いが、できるだけ円形に近い方が接岸にともなう
剪断力を逃しやすい。
また、防舷材の形状や材質も図示例のものに限
定するものでなく、浮体の外側面に取付けて接岸
の際の衝撃等を吸収できれば良く、浮体との接触
面積の増大をはかるため支承板等を取付けたもの
であつても良い。
さらに、この杭式防舷装置は1台だけ設置して
用いる場合に限らず多数台設置して用いても良
く、例えば、老朽化した岸壁等に沿うよう設置し
て使用すれば良い。
〔発明の効果〕
以上実施例とともに具体的に説明したように、
この発明によれば、杭に回転および上下動可能な
浮体を嵌合し、この浮体の外側面に取付けた防舷
材により接岸の際の船体や杭式防舷装置の損傷を
防止するとともに、外套やブラシで杭に貝類等が
付着するのを防止して長期間の使用による機能低
下を防止できる。
すなわち、浮体の下端部に、浮体の移動範囲の
杭表面を覆うよう外套を取付けるようにして、こ
の外套で貝類等の付着が防止でき、また、浮体の
下端部にブラシを取付け、浮体の移動と一体にブ
ラシを動かして貝類等の付着が防止できる。
また、これら貝類等の付着防止のため必要な構
造は簡単であり、安価に作ることができるととも
に、既存の杭式防舷装置への適用も容易であり、
特にブラシを設ける場合には、浮体側だけの改造
で良く一層簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の杭式防舷装置
の一実施例にかかる半截断面図および平面図、第
3図および第4図はこの発明の他の実施例の半截
断面図および平面図、第5図はこの発明のさらに
他の実施例の縦断面図である。 10……杭、11……浮体、12……防舷材、
13……外套、14……ブラケツト、15……ガ
イドフランジ、16……ボラード、17……チエ
ーン、18……プロテクタ、19……ローラ、2
0……ブラシ、21……ブラシ取付台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側面に防舷材が取付けられた中空の浮体を
    杭に回転自在かつ水位の変動にともない上下動自
    在に嵌合する一方、この浮体の下端部に該浮体が
    移動する部分の杭外面の覆う伸縮可能な外套を取
    付けたことを特徴とする杭式防舷装置。 2 外側面に防舷材が取付けられた中空の浮体を
    杭に回転自在かつ水位の変動にともない上下動自
    在に嵌合する一方、この浮体の下端部に杭に嵌合
    され浮体の移動により杭外面を清掃するブラシを
    取付けたことを特徴とする杭式防舷装置。
JP17203485A 1985-08-05 1985-08-05 杭式防舷装置 Granted JPS6233916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17203485A JPS6233916A (ja) 1985-08-05 1985-08-05 杭式防舷装置

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JP17203485A JPS6233916A (ja) 1985-08-05 1985-08-05 杭式防舷装置

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Publication Number Publication Date
JPS6233916A JPS6233916A (ja) 1987-02-13
JPH0342370B2 true JPH0342370B2 (ja) 1991-06-27

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ID=15934300

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JP17203485A Granted JPS6233916A (ja) 1985-08-05 1985-08-05 杭式防舷装置

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KR102404088B1 (ko) * 2021-01-07 2022-06-02 (주)화승코퍼레이션 스플릿 타입의 도넛 펜더 및 이를 이용한 도넛 펜더의 시공 방법

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JPS6233916A (ja) 1987-02-13

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