JPH0342876B2 - - Google Patents

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JPH0342876B2
JPH0342876B2 JP61058134A JP5813486A JPH0342876B2 JP H0342876 B2 JPH0342876 B2 JP H0342876B2 JP 61058134 A JP61058134 A JP 61058134A JP 5813486 A JP5813486 A JP 5813486A JP H0342876 B2 JPH0342876 B2 JP H0342876B2
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polydextrose
dietary fiber
oligosaccharide
foods
food
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、便通改善作用を有する流動性食品に
関するものである。 従来の技術 近年、食品中に含まれている繊維質−食物繊
維、ダイエタリーフアイバーなどと呼ばれる−の
食生活における役割が重視されるようになつてき
た。食物繊維摂取の生理学的意義に関してはすで
に多くの研究があり、たとえばBurkitは、アフ
リカ原住民の食生活を研究した結果、食物繊維を
多く含む食事を摂取している彼らは低繊維質食品
を摂取している欧米人よりも虫垂炎、憩室疾患、
心臓血管病、大腸ガンの発生率が低いことを報告
している。また海老原らは、食物繊維として小麦
フスマを用いた実験の結果、食物繊維は食物の体
内滞留時間を短くし、糞便の量およびその含水量
を増すことを確認している。 これらの研究成果は特に便秘症の解消および予
防の観点から関心を持たれており、近年、フスマ
や胚芽など食物繊維の豊富な素材を食べ易いよう
に加工したり既存の食品に混入したりすることが
行われるようになつた。また食物繊維を他の生理
学的に有用な物質と併用してその作用を増強する
試みもなされており、たとえば特開昭59−173062
号公報には、食物繊維とビフイズス因子(具体的
にはラクチユロース)とからなる排便促進性保健
食品が提案されている。但し、食物繊維は概して
水中に安定に懸濁させることが難しいから、従来
のこの種食品は固形のものに限られ、流動性の食
品や飲料に排便促進を目的として食物繊維を含有
させることは行われていなかつた。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような従来の食物繊維含
有食品は、食物繊維を含むことによつて味やテク
スチヤーが悪くなり易く、そこで嗜好性を重視す
ると、充分な食物繊維を含有させることができな
いという問題点があつた。また、流動性のものを
作り得ないことが提供可能な食物繊維含有食品の
種類を少なくし、消費者の多様な嗜好に合致させ
ることを難しくしていた。 さらに、顕著な便通改善効果を期待するならば
多くの場合かなりの量の食物繊維を摂取しなけれ
ばならないが、それは下痢、鼓腸、腹部膨満感、
腹痛などの副作用をともなう場合があるから、食
物繊維を一度に大量に摂取することは決して好ま
しいことではない。 そこで本発明は、従来の食物繊維含有食品より
も味およびテクスチヤーにすぐれて摂取し易く、
しかも小量で顕著な便通改善効果が得られる新規
な流動性食品を提供しようとするものである。 問題点を解決するための手段 本発明が提供する流動性食品は、便通改善のた
めの主素材としてポリデキストロースおよび難消
化性かつ易発酵性のオリゴ糖を含有することを特
徴とするものである。 ここで「流動性食品」とは、常態において流動
性である食品のほか、常態においては必ずしも流
動性でないが撹拌または(および)加温により流
動性に転ずる潜在的に流動性の食品(たとえばプ
リン、ゼリー、アイスクリームなどのようなも
の)を包含し、「食品」は飲料を包含する。 またポリデキストロースとは、可食性ポリカル
ボン酸(たとえばクエン酸)を触媒兼架橋剤にし
てグルコースまたはマルトースを溶融状態で重合
させて得られる分子量約1500〜18000の水溶性多
糖類である(上記の糖のほかに、粘土を下げ色や
味をよくするためにソルビトールなどのポリオー
ルを一緒に反応させたものもある。その製法の詳
細は米国特許第3766165号明細書に記載されてい
る)。その糖鎖は高度に枝分れしていて消化され
難く、食品としてのカロリーは1g当り約1カロ
リー程度であるから、従来、低カロリーの糖質食
品素材として利用されているものである。本発明
者らが確認したところによれば、ポリデキストロ
ースは、本発明の流動性食品のいま一つの成分で
ある難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖と違つて、
腸内細菌によつても資化され難い。なおこの物質
は、本邦ではフアイザー株式会社より「ポリデキ
ストロース」の商品名で市販されている。 一方、難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖とは、
ヒトの消化管で分泌される消化酵素によつてはほ
とんど消化されないが腸内細菌によつて容易に資
化されるもの(具体的には、新鮮なヒト糞便の4
倍希釈液と混合し37℃の嫌気状態に保つたとき2
時間以内に90%以上が消失するような発酵性のも
の)である。但し、一般に“オリゴ糖”というと
きは2糖類を含むが、2糖類の多くは易消化性で
あり、また易消化性とはいえない2糖類もポリデ
キストロースとの併用効果が顕著でないので、消
化性の良否にかかわらず、2糖類は本発明におけ
る“オリゴ糖”から排除される。 本発明におけるオリゴ糖として特に好ましいの
は、整腸作用を有するビフイドバクテリウム菌が
資化し得るものである。その具体例としては、特
開昭59−179064号公報に記載されているラフイノ
ース系のもの、特公昭58−20266号公報に記載さ
れているガラクトース系のもの、特公昭59−
53834号公報に記載されているフルクトオリゴ糖、
特開昭58−212780号公報に記載されているコンニ
ヤクマンナンの分解物、特開昭57−18982号公報
に記載されているレバン(β−2、6−フルクタ
ン)、特開昭58−99497号公報に記載されているガ
ラクトース系のもの、特開昭59−11190号公報に
記載されているキチン部分加水分解物、特公昭59
−53835号公報に記載されているラクトシユーク
ロース、などがある。 ポリデキストロースと難消化性かつ易発酵性の
オリゴ糖との配合比率は、1:10〜20:1程度が
適当である。 本発明の流動性食品には、ポリデキストロース
および難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖のほかに
も、他の難消化性水溶性(もしくは水中分散性)
多糖類、調味料、香料、その他任意の飲食素材
を、本発明の目的達成の妨げとならない範囲で含
有させることができる。特に、整腸作用を有する
乳酸菌やビフイドバクテリウム菌の生菌またはこ
れを含有する発酵乳は、本発明の流動性食品の摂
取効果をよりすぐれたものとするので、本発明の
流動性食品の副素材として好ましいものである。 作 用 本発明の流動性食品においてはポリデキストロ
ースもオリゴ糖も便通改善作用をする。その機構
は定かでないが、腸内における発酵性の相違に基
づく異なる作用があるものと思われ、これら2成
分の併用が、それらの単独使用よりも好ましい結
果をもたらす。そして両成分とも完全に水溶性で
あることにより、固形物沈澱のおそれがなくテク
スチヤーもよい流動性食品を構成することを可能
にしている。 実施例 以下実験例および実施例を示して本発明を説明
する。なお各例において用いたポリデキストロー
スは、フアイザー株式会社の製品である。 実施例 便秘中または便秘ぎみと訴える健康な成人男子
1名および女子9名に対して次の条件でポリデキ
ストロースおよびラフイノース系オリゴ糖を、そ
れぞれ単独投与または同時並行投与して、便通に
及ぼす影響を調べた。なおラフイノース系オリゴ
糖は、大豆より特開昭59−179064号公報記載の方
法により製造されたものである。 投与量 試験区1:ポリデキストロース 10g/日 試験区2:ラフイノース系オリゴ糖 3g/日 試験区3:ポリデキストロース 5g/日+ ラフイノース系オリゴ糖 3g/日 投与期間 各試験区2週間。但し先行した試験の影響を避
けるため試験区相互の間に1週間の非投与期間を
設け、また試験の順序は投与対象者ごとに無作為
に異ならせた。 投与結果の調査方法 対象者にアンケート用紙を配布し、投与前、投
与中および投与後の毎日、以下の項目につき回答
を求めた。 1 排便の有無 2 排便の難易 3 便の量(「多い」、「普通」、「少ない」のいず
れであつたか) 4 便の性状(「硬い」、「普通」、「柔い」、「下痢

のいずれであつたか) 5 排便後の感覚(排便後スツキリしたか否か) 調査結果の集計方法 調査結果を次の方式でスコア化した。 1 排便回数:試験期間(14日)当りの排便回数 2 容易度:試験期間中容易に排便した回数/排
便回数 3 便量:便の量が「多い」、「普通」、「少ない」
に対し、それぞれ3点、2点、1点を与え、試
験期間中の合計点で表わした。 4 硬さ:「硬い」、「普通」、「柔い」、「下痢」に
対し、それぞれ1点、2点、3点、4点を与
え、試験期間中の総計を排便回数で除した商で
表わした。 5 スツキリ度:試験期間中排便後の感覚がスツ
キリした回数/排便回数 上記試験の成績を表1および表2にまとめて示
した。 表1は、試験区ごとに便通改善効果を判定した
結果を示し、○印は、調査した5項目中4項目以
上のスコアが投与前に比較して高くなつたことを
示す。 また表2は、各調査項目について投与開始前と
各試験区を「対応のあるt検定」で検定した結果
有意にスコアが増加したと認められた項目を示
す。
【表】 表2試験区 スコアが有意に増加した項目 1 なし 2 排便回数、便量 3 排便回数、便量、容易度、硬さ 通常、“便秘が解消した”とは、排便回数が増
加し、便量が増え、しかも便が柔らかくなつて容
易に排便でき、排便後の感覚もスツキリするよう
になつたことを意味すると思われ、上記調査項目
のうち1項目の改善のみで便秘が解消したと判断
することはできない。すなわち、 一つの調査項目についてみた場合、全対象者
を通じスコアが有意に増加すること; 全対象者を通じできるだけ多くの調査項目に
スコアの有意な増加がみられること; 対象者を個々にみたとき、ほとんどの調査項
目でスコアが増加すること; が、便秘解消と判定するための要件と思われる。
かかる観点から上記試験結果を検討すると、便秘
解消効果はポリデキストロース単独投与では認め
られず、オリゴ糖単独投与で僅かに認められ、ポ
リデキストロースとオリゴ糖との併用で強く認め
られると判定された。 実施例 1 ポリデキストロース500gおよび前記実験例で
用いたのと同じラフイノース系オリゴ糖300gを
透明リンゴ果汁10に加え、100℃で30分間加熱
して殺菌した。得られた果汁飲料は、透明で舌ざ
わりに異常感なく、風味も良好なものであつた。 実施例 2 市販のビフイドバクテリウム菌含有発酵乳・ミ
ルミル(株式会社ヤクルト本社)100重量部にポ
リデキストロース5重量部およびガラクトース系
オリゴ糖(特公昭58−20266号公報記載の方法に
従い乳糖から製造されたもの)3重量部を無菌的
に添加混合した。得られた飲料は、風味および舌
ざわりの点で、原料発酵乳と比べてもそん色のな
いものであつた。 実施例 3 ポリデキストロース400g、前記実験例で用い
たのと同じラフイノーズ系オリゴ糖240g、クエ
ン酸24g、シヨ糖670gに水を加えて10とし、
100℃で30分間加熱して殺菌した。これに、あら
かじめ調製しておいた発酵乳(ラクトバチルス・
カゼイを10%脱脂粉乳培地で培養したもの;生菌
数1×109/ml)1を加えて混合し、乳酸菌飲
料を得た。得られた飲料は、風味、舌ざわりとも
良好なものであつた。 実施例 4 生クリーム(45%処方) 1000g 牛 乳 450 ポリデキストロース 75 55%フラクトオリゴ糖シロツプ※ 118 砂 糖 100 卵 黄 200 香 料 数滴 ※明治製菓株式会社製品、Bx73 5 上記配合のアイスクリームを常法により製造し
た。製品は舌ざわりの点で通常のアイスクリーム
とまつたく異なるところのないものであつた。 実施例 5 インスタントコーヒー粉末 25g ポリデキストロース 100 50%ガラクトース系オリゴ糖シロツプ※ 172 砂 糖 75 水 1000 ゼラチン 25 ※特開昭58−20266号公報記載の方法によるも
の Bx70 上記配合のコーヒーゼリーを常法により製造し
た。製品はテクスチヤーにおいて通常のコーヒー
ゼリーとまつたく異なるところのないものであつ
た。 発明の効果 本発明の流動生食品は、水溶性のポリデキスト
ロースおよびオリゴ糖によつて便通改善の目的を
達成したものであるから、従来の、固形食物繊維
を含有させた保健食品に比べて味とテクスチヤー
にすぐれている。しかも性状安定な流動性のもの
であるから、従来の食物繊維含有食品では不可能
ないし困難であつたような、飲料、発酵乳、ゼリ
ー、アイスクリームなどきわめて多様な食品の形
をとることができ、消費者の多様な嗜好に合致さ
せることが容易である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリデキストロースおよび難消化性かつ易発
    酵性のオリゴ糖を含有することを特徴とする流動
    性食品。 2 難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖がラフイノ
    ース系のものである特許請求の範囲第1項記載の
    流動性食品。 3 難消化性かつ易発酵性のオリゴ糖が乳糖由来
    のガラクトース系のものである特許請求の範囲第
    1項記載の流動性食品。 4 流動性食品が飲料である特許請求の範囲第1
    項記載の流動性食品。
JP61058134A 1986-03-18 1986-03-18 流動性食品 Granted JPS62220169A (ja)

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JP61058134A JPS62220169A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 流動性食品

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JP61058134A JPS62220169A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 流動性食品
US07/096,483 US4859488A (en) 1987-09-15 1987-09-15 Liquid food for curing constipation: polydextrose and oligosaccharide
CA000546865A CA1324529C (en) 1987-09-15 1987-09-15 Liquid food comprising polydextrose and oligosaccharides
EP87308205A EP0307523B1 (en) 1987-09-15 1987-09-16 Liquid food

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JPS62220169A JPS62220169A (ja) 1987-09-28
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JPS62220169A (ja) 1987-09-28

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