JPH034369Y2 - - Google Patents

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JPH034369Y2
JPH034369Y2 JP1986095565U JP9556586U JPH034369Y2 JP H034369 Y2 JPH034369 Y2 JP H034369Y2 JP 1986095565 U JP1986095565 U JP 1986095565U JP 9556586 U JP9556586 U JP 9556586U JP H034369 Y2 JPH034369 Y2 JP H034369Y2
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cyclone
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duct
inlet
gas
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガス中の粒子(以下ダストと略)を遠
心分離するサイクロンに関するものであり、詳し
くは集塵効率の高いサイクロンに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
サイクロンは、ダストを含むガスを内部で旋回
させ、遠心力を利用して該ダストをガスから分離
捕集するものである。
第9図ないし第13図は従来のサイクロンの構
成を示す図であり、第9図は正面図、第10図は
左側面図、第11図は平面図、第12図は第11
図XII−XII線に沿う断面図、第13図は第11図の
−線に沿う断面図である。
符号1はサイクロン本体であつて、ダストの排
出口2を下端に有し、この下端排出口2に向つて
次第に縮径する本体下部3と、略円筒形状の本体
上部4、これら下部3及び上部4を接続し、前記
下部3よりも若干傾斜が緩い本体中間部5を有
し、前記上部4の上面部分は上蓋6にて覆われ、
該上蓋6の中心部分(本体下部3と同心位置)に
ガス排出管7が接続されている。符号8はガス排
出管7の下端に連設されている内筒、9は排出口
2に接続されているダスト排出管である。
本体上部は、第9図ないし第13図の従来例で
は第11図に示す如く外側に螺旋状に張り出す形
状となつており、最も張り出した部分がガス導入
口10とされ、ガス導入用のダクト11が接続さ
れている。
このガス導入用のダクト11は方形断面形状の
ものであり、ガス導入口10は台形形状となつて
いる。そしてこのダクト11と導入口10との接
続部においては、ダクト11は第12図及び第1
3図に示すように三角形の傾斜プレート11aが
設けられて次第に断面積が大きくなる形状となつ
ている。
このような構成のサイクロンにおいて、ダクト
11からサイクロン内部に導入されたガスは旋回
流となり、遠心力を受けたダストがガスから分離
され、排出口2、排出管9を経てサイクロン外部
に排出され、一方ダスト成分が分離されたガスは
内筒8の下端開口より旋回しながらその内部に流
れ込み、ガス排出管7を経てサイクロン上部より
抜出される。
しかして、このようなサイクロンにおいて集塵
効率を向上させることは、捕集されずにサイクロ
ンから排出されるダスト量が減少することにな
り、それだけガスの見かけ比重が小さくなり、フ
アンの負荷も小さくなる。更に、この未集塵ダス
トを電気集塵機などで捕集する場合、該集塵機で
捕集されるダストの輸送に要するコストも低減さ
れる。従つてサイクロンには高い集塵効率が求め
られるのが通常である。
第9図ないし第13図に示す従来のサイクロン
では、それなりの集塵効率は得らるものの、更に
高い集塵効率が求められる場合には、第14図に
示す如くガス導入口10よりもガス旋回下流側へ
ガイドプレート12を設け、ガス流路を絞ること
が行なわれている。また、同図に示すように、ガ
ス排出管7をガス導入口10から離れる方向に偏
心配置させることも行なわれている。
このようにガイドプレート12を設けると、サ
イクロン内部における旋回流の流速が大きくな
り、遠心力が強くなつて集塵効率が向上する。ま
た、ガス排出管7を偏心配置させると、導入口1
0からサイクロン内部に導入されたガスが直接に
ガス排出管7に抜ける短絡流れが減少され、これ
に伴う短絡的なダスト流出量が減少し、集塵効率
が向上する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ガイドプレートを設ける場合に
は、サイクロンに流入するガス流と、旋回流との
合流部で生ずる圧力損失が著しく大きくなり、集
塵効率を少し上げようとするだけでサイクロンの
圧力損失は急激に増大する。
このようなことから、圧力損失をそれほど増大
させることなく集塵効率を向上させ得るサイクロ
ンの提供が期待されている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案のサイク
ロンは、ダクトを方形断面形状であり略水平な床
面を有するものとし、かつこのダクトとサイクロ
ン本体のガス導入口の開口面を略放射方向に延在
した方形開口とする。この導入口は、サイクロン
本体の緩く傾斜した本体中間部よりも上方に位置
される。このガス導入口部分では、ダクト底面に
傾斜をつけることなく該水平な床面を保持したま
まダクトを直に接続し、ダクトとサイクロン本体
との接続部の下面を略放射方向に延在し垂直に切
立つた壁面とする。更に、本考案では、ガス排出
管をダクト接続部から離れる側に偏心して配置さ
せる。
〔作 用〕
本考案のサイクロンにおいては、第9図ないし
第13図に示す従来例のようにダクトの導入口部
分への接続部(導入口の下縁側の部分)が傾斜し
ておらず、従つてサイクロンのガス導入口部分に
おけるガス流入速度を落とすことなくサイクロン
1内に流入させることができる。これにより、サ
イクロン内部における旋回流流速が強くなり、ダ
ストに対しより大きな遠心力が作用するようにな
り、集塵効率を向上させることができる。
また、本考案では、ガス排出管を偏心配置させ
たので、短絡流れによつてサイクロン外へ排出さ
れるダスト量が減少され、集塵効率が向上され
る。
〔実施例〕 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を説明
するものであり、第1図は正面図、第2図は左側
面図、第3図は平面図、第4図及び第5図はそれ
ぞれ第3図の−線及び−線に沿う断面図
である。
この実施例に係るサイクロンにおいては、ガス
導入用のダクト11は方形断面形状であり、かつ
その床面はサイクロン本体1のガス導入口10に
至るまで水平な床面となつている。このガス導入
口10の開口面は、サイクロン本体1の軸心に対
して図示の如く略放射方向に延在している。この
ガス導入口10は、図示の如く、本体中間部5よ
りも上方に位置している。そして、このガス導入
口10とダクト11との接続部の下面側はガス導
入口10と同じく略放射方向に延在し、垂直に切
立つた壁面10aとなつている。また、ガス排出
管7はこのガス導入口10から遠ざかる方向に偏
心して配置されている。
なおその他の構成は第9図ないし第13図の従
来例と同様であるので、同一部材に同一符号を付
してその説明を省略する。
このように構成された実施例に係るサイクロン
においては、ダクト11の断面積が従来例の如く
ガス導入口に向つて次第に大きくなるものと異な
り、サイクロン入口部分におけるガス流速が減少
することなくサイクロン本体1内に流入する。従
つてサイクロン1内における旋回流流速が増大
し、ダストに対しより大きな遠心力を作用させて
集塵効率を向上させることが可能となる。
また、ガス排出管7及び内筒8がそれぞれ偏心
配置されており、導入口10から内筒8へ向う短
絡流れが減少し、この短絡流れにのつてサイクロ
ン1外へ排出されるダスト量が減少され、集塵効
率が向上するようになる。なお、後述するよう
に、このガス排出管7を偏心配置することにより
圧力損失が若干増大するものの、上記集塵効率の
向上はこの圧力損失の増大を充分に補うものであ
る。
また、第1図ないし第5図のサイクロンにおい
て、本体上部4と本体下部3とを接続する本体中
間部5は、従来例同様傾斜しているが、これはサ
イクロン1内部の旋回流にのつたダストが重力に
よつて素早く下方のダスト排出管6に沈降するの
を促進する作用を有する。これにより、サイクロ
ン1の上部4から直接にガス排出管7に抜ける短
絡流れにのつてサイクロン1から排出されるダス
ト量が減少し、集塵効率が向上するようになる。
また、この傾斜した中間部5を設けることによ
り、サイクロン1内部における旋回流が下方に導
かれるようになり、サイクロン1内部に発生する
旋回流の旋回数を低減させ、旋回流によつて生ず
る圧力損失が抑えられる。なお、ガスとダストと
は、旋回流にのつたダストに働く遠心力によつて
分離されるため、このように旋回数が減少される
と遠心力が弱められ、それだけ集塵効率が低下す
る恐れがあるが、上記の如き短絡流にのるダスト
を減少させる効果が上回り、全体としては集塵効
率を維持するかもしくは増大させて、しかもサイ
クロン1の圧力損失を小さくすることが可能とな
る。
第6図ないし第8図は本考案の異なる実施例に
係るサイクロンの構成を示すものであり、第6図
は正面図、第7図は左側面図、第8図は平面図で
ある。この第6図ないし第8図の実施例は、本体
上部4が部分的にサイクロン本体1外に張り出す
ように構成したものであり、この本体上部4の形
状を変更したほかは第1図ないし第5図の実施例
と同一構成となつており、同一部材に同一符号を
付してその説明を省略する。この第6図ないし第
8図に示す実施例においても、第1図ないし第5
図に示す実施例と同様に圧力損失をそれほど増大
させることなく集塵効率を著しく向上することが
可能である。
第15図は本考案例に係るサイクロンと従来例
に係るサイクロンとの集塵効率及びサイクロン圧
力損失の測定結果を示すグラフである。この本考
案例は第1図ないし第5図に示す実施例に係るも
のであり、第1の従来例とは第9図ないし第13
図に示した従来例であり、第2の従来例は第14
図に示したサイクロンである。
この第15図からも明らかな通り、本考案例の
サイクロンによれば、第1の従来例と比べ圧力損
失をそれほど増大させることなく著しく高い集塵
効率が得られることが認められる。これに対し、
第2の従来例では、集塵効率は高められるもの
の、圧力損失も相当に増大している。
〔考案の効果〕 以上の実施例からも明らかな通り、本考案によ
れば圧力損失をそれほど増大させることなく著し
く高い集塵効率を有するサイクロンが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るサイクロンの
正面図、第2図は同左側面図、第3図は同平面
図、第4図は第3図−線に沿う断面図、第5
図は第3図−線に沿う断面図、第6図は本考
案の異なる実施例に係るサイクロンの正面図、第
7図は同左側面図、第8図は同平面図である。第
9図は従来例のサイクロンを示す平面図、第10
図は同左側面図、第11図は同平面図、第12図
は第11図XII−XII線に沿う断面図、第13図は第
11図−線に沿う断面図、第14図は異
なる従来例を示す平面図である。第15図はサイ
クロンの集塵効率の測定結果を示すグラフであ
る。 1……サイクロン本体、2……ダストの排出
口、3……本体下部、4……本体上部、7……ガ
ス排出管、10……ガス導入口、11……ダク
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下部が下端排出口に向つて次第に縮径し、上部
    が略円筒形であるサイクロン本体と、該サイクロ
    ン本体の上面を覆う上蓋と、該上蓋の略中心部に
    接続されたガス排出管と、前記サイクロン本体の
    上部側壁に接線方向に接続されたガス導入用のダ
    クトとを有するサイクロンにおいて、 前記略円筒形の上部と下端に向つて縮径する下
    部との間に、該下部よりも傾斜が緩い本体中間部
    が設けられており、 前記ダクトは略水平な床面を有する方形断面形
    状であり、 該ダクトが接続されたサイクロン本体の導入口
    は、開口面がサイクロン本体の略放射方向に延在
    した方形開口であり、 該導入口は前記本体中間部よりも上方に位置し
    ており、 該導入口の下縁側の部分は、略放射方向に延在
    し、垂直に切り立つた壁面をなしており、 かつ前記ガス排出管は、該ダクト接続部から離
    れる側に偏心配置されていることを特徴とするサ
    イクロン。
JP1986095565U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH034369Y2 (ja)

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JP1986095565U JPH034369Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JPS631650U JPS631650U (ja) 1988-01-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6071366U (ja) * 1983-10-21 1985-05-20 石川島播磨重工業株式会社 粉体の分離装置

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