JPH0345088Y2 - - Google Patents

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JPH0345088Y2
JPH0345088Y2 JP6694384U JP6694384U JPH0345088Y2 JP H0345088 Y2 JPH0345088 Y2 JP H0345088Y2 JP 6694384 U JP6694384 U JP 6694384U JP 6694384 U JP6694384 U JP 6694384U JP H0345088 Y2 JPH0345088 Y2 JP H0345088Y2
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JP
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condenser
absorber
evaporator
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condensable gas
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は吸収ヒートポンプにおける不凝縮性ガ
ス排出装置に関する。これは、吸収器に滞留する
水素ガスを含む不凝縮性ガスや冷媒蒸気を導出
し、冷媒蒸気は吸収ヒートポンプの熱回収に再利
用すると共に、不凝縮性ガスは凝縮器の不凝縮性
ガスと一緒に外部に能率よく排出することを図る
分野で利用されるものである。
〔従来技術〕
蒸発器、吸収器、再生器および凝縮器などの真
空容器から構成されている吸収ヒートポンプにお
いては、例えば冷媒である水と吸収液である臭化
リチウム水溶液とが、液体または冷媒蒸気の状態
で循環することにより、吸収器で温水または蒸気
が得られるようになつている。このような吸収ヒ
ートポンプでは、蒸発器と吸収器の内部圧力はお
よそ500mmHg、再生器と凝縮器の内部圧力はおよ
そ40mmHgといつたような真空となつている。し
たがつて、溶接などによつて気密が図られている
が、それにも拘わらず僅かな空気が侵入したり、
鉄製の真空容器が冷媒および吸収液の水分により
酸化され酸化被膜が生成される。このとき発生す
る水素ガスや侵入した空気は不凝縮性ガスで、真
空容器内で滞留している。そのうち蒸発器の不凝
縮性ガスは冷媒の蒸気と共に吸収器に導入され、
吸収器の不凝縮性ガスと共に管群中に集まる。ま
た、再生器の不凝縮性ガスは前述と同様、冷媒蒸
気と共に凝縮器に導入され凝縮器の管群中に集ま
る。これらの不凝縮性ガスは吸収器の管群におけ
る熱回収能力を著しく低下させると共に、凝縮器
の管群における伝熱効果を著しく低下させる原因
となつている。したがつて、このような不凝縮性
ガスを外部に排出するために従来の吸収ヒートポ
ンプでは、吸収器の方が凝縮器より内部圧力が高
いことに着目して不凝縮性ガスを一旦全部凝縮器
に集積し、冷媒蒸気との混合物として抽気ポンプ
で排出している。しかし、吸収器から凝縮器に不
凝縮性ガスや冷媒蒸気を導出する際に、冷媒蒸気
の分圧が不凝縮性ガスの分圧より高いので、殆ど
不凝縮性ガスは導出されず、大部分冷媒蒸気で導
出される現象が生じている。多量の冷媒蒸気が凝
縮器に導入されると、この冷媒蒸気は凝縮器内で
冷却水に冷却され冷媒液となつてしまい、本来吸
収器で凝縮潜熱を発生し熱エネルギーとして回収
されるべき機能を果たさなくなる。すなわち、冷
媒蒸気は蒸発器で発生し、そのまま凝縮器に導入
されて冷媒液となるということを繰り返すだけ
で、熱回収されず熱損失になるという問題があ
る。加えて、吸収器における不凝縮性ガスの分圧
が、冷媒蒸気に比べ低いために取り出しが困難で
あるという問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は上述の問題を解消するためにされたも
ので、吸収器内の不凝縮性ガスや冷媒蒸気を導出
し、冷媒蒸気を熱エネルギーとして再利用すると
共に、不凝縮性ガスを容易に取り出すことのでき
る吸収ヒートポンプにおける不凝縮性ガス排出装
置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案の特徴とするところを第1図を参照して
説明すると、蒸発器9と再生器19とに廃熱を供
給し、凝縮器8に冷却水を通し、再生器19から
吸収器3に向かう濃度の高い吸収液と吸収器3か
ら再生器19に向かう濃度の低い吸収液とを熱交
換し、凝縮器8の冷媒液を移送ポンプ18で蒸発
器9に移送し、蒸発器9で発生した冷媒蒸気を吸
収器3に導入し、吸収器3で高温の熱を回収する
吸収ヒートポンプであつて、吸収器3内で滞留す
る水素ガスを含む不凝縮性ガスや冷媒蒸気を絞り
5を介して導入すると共に凝縮器8から蒸発器9
に向かう冷媒液の一部を流入して冷媒蒸気を凝縮
させる凝縮室6を設け、この凝縮室6で分離され
た不凝縮性ガスを凝縮器8に導入させる導入管路
12に絞り13を介在させ、凝縮室6を流過した
冷媒液を蒸発器9へ供給する供給管路11を設
け、凝縮室6で凝縮された冷媒液を凝縮器8に還
流する還流管路14を設けた吸収ヒートポンプに
おける不凝縮性ガス排出装置としたことである。
〔実施例〕
以下に本考案の吸収ヒートポンプをその実施例
を示す図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案の1実施例である不凝縮性ガス
排出装置1を含む吸収ヒートポンプ2の系統図で
ある。吸収器3には不凝縮性ガスや冷媒蒸気を導
出できる管群中に導出管路4の管端が設けられて
いる。導出管路4には絞り5が介在され、その先
端は凝縮室6に連結されている。この凝縮室6に
は、導入された不凝縮性ガスや冷媒蒸気を冷却す
るための冷媒液を流入する流入管路7が設けら
れ、その他端は移送ポンプ18により凝縮器8の
冷媒液を蒸発器9に移送する管路10の分岐点1
0Aに接続されている。一方、管路10の他の分
岐点10Bと凝縮室6内を流過した後の冷媒液の
出口とが供給管路11で連結されている。なお、
この供給管路11は直接蒸発器9に連結されてい
てもよい。凝縮室6の上部6Aには不凝縮性ガス
を凝縮器8に導入させるための導入管路12の一
端が連結され、その他端は不凝縮性ガスを減圧す
る絞り13を介して、凝縮器8の管群中に突出さ
れている。凝縮室6の底部6Bには凝縮室6内で
凝縮された冷媒液を凝縮器8に還流させる還流管
路14が設けられ、その他端は凝縮器8の液溜り
8a近傍に連結されている。凝縮器8の管群中に
は不凝縮性ガスや冷媒蒸気を導出する管路15の
管端が設けられている。この管路15には不凝縮
性ガスを排出する抽気ポンプ16が介在されてい
る。
このような構成によれば、次のように作動させ
ることができる。
吸収器3と蒸発器9内の圧力はほぼ500mmHg、
凝縮器8と再生器19内の圧力は40mmHgといつ
たような真空になつており、外部から侵入した空
気や内部で発生する水素ガスを含む不凝縮性ガス
は管群中に滞留している。これらの不凝縮性ガス
のうち、蒸発器9の不凝縮性ガスは管路20を介
して吸収器3へ、再生器19の不凝縮性ガスは管
路21を介して凝縮器8へそれぞれ冷媒蒸気と共
に導入される。そのうち吸収器3に導入された低
い分圧を有する不凝縮性ガスや高い分圧を有する
冷媒蒸気は導出管路4の絞り5で減圧され、多量
の冷媒蒸気のみが導出されるのを抑制しながら
徐々に凝縮室6に導入される。一方、凝縮器8か
ら蒸発器9へ向かう冷媒液の一部が、管路10の
分岐点10Aから流入管路7を介して凝縮室6に
流入される。この冷媒液により前述の不凝縮性ガ
スや冷媒蒸気は冷却され、それぞれの分圧は凝縮
室6内の低い圧力とほぼ等しくなる。この不凝縮
性ガスは導入管路12を介し絞り13で減圧され
ながらより低圧の凝縮器8に導入される。導入さ
れた不凝縮性ガスは、凝縮器8内に滞留する不凝
縮性ガスや冷媒蒸気と一緒に管路15を介して抽
気ポンプ16により外部に放出される。前述の凝
縮室6に導入された冷媒蒸気は冷媒液に冷却され
ると共に、その分圧は既に不凝縮性ガスのそれと
等しいか低くなつているので、導入管路12に排
出されることなく凝縮され冷媒液となる。その結
果、冷媒液は還流管路14を介して凝縮器8の液
溜り8aに還流される。液溜り8aの冷媒液は移
送ポンプ18により管路10を移送されて蒸発器
9の液溜り9aに流れ込む。このとき冷媒液の一
部は分岐点10Aで分流され凝縮室6で上述した
作動が行なわれる。凝縮室6を出た冷媒液は、供
給管路11を介して分岐点10Bで管路10を移
送されてきた残部の冷媒液と合流し蒸発器9の液
溜り9aに流れ込む。
なお、凝縮器8の管路15に介在された抽気ポ
ンプ16の上流に前述の凝縮室6と同様の別の図
示しない凝縮室を設ければ、一層凝縮器8から不
凝縮性ガスを能率よく排出することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳細に説明したように、吸収器に
滞留する不凝縮性ガスや冷媒蒸気を導出した後、
凝縮室で不凝縮性ガスと冷媒蒸気とを分離し、冷
媒蒸気は凝縮されて冷媒液となり熱エネルギーと
して再利用される一方、不凝縮性ガスは凝縮器か
ら排出されるようにしたので、従来技術のところ
で説明したように吸収器から導出された冷媒蒸気
をそのまま凝縮器で冷却することはなく有効に熱
回収できる。加えて、不凝縮性ガスを排出できる
ので、真空容器内の管群での熱伝達がよくなり外
部からの供給熱量を有効に利用できる。その結
果、吸収ヒートポンプの熱回収を高めることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の不凝縮性ガス排出装置を含む
吸収ヒートポンプの系統図である。 1……不凝縮性ガス排出装置、2……吸収ヒー
トポンプ、3……吸収器、5,13……絞り、6
……凝縮室、8……凝縮器、9……蒸発器、11
……供給管路、12……導入管路、14……還流
管路、18……移送ポンプ、19……再生器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蒸発器と再生器とに廃熱を供給し、凝縮器に冷
    却水を通し、再生器から吸収器に向かう濃度の高
    い吸収液と吸収器から再生器に向かう濃度の低い
    吸収液とを熱交換し、凝縮器の冷媒液を移送ポン
    プで蒸発器に移送し、蒸発器で発生した冷媒蒸気
    を吸収器に導入し、吸収器で高温の熱を回収する
    吸収ヒートポンプにおいて、 前記吸収器内で滞留する水素ガスを含む不凝縮
    性ガスや冷媒蒸気を絞りを介して導入すると共に
    前記凝縮器から蒸発器に向かう冷媒液の一部を流
    入して前記冷媒蒸気を凝縮させる凝縮室を設け、
    この凝縮室で分離された不凝縮性ガスを前記凝縮
    器に導入させる導入管路に絞りを介在させ、前記
    凝縮室を流過した冷媒液を前記蒸発器へ供給する
    供給管路を設け、前記凝縮室で凝縮された冷媒液
    を前記凝縮器に還流する還流管路を設けたことを
    特徴とする吸収ヒートポンプにおける不凝縮性ガ
    ス排出装置。
JP6694384U 1984-05-07 1984-05-07 吸収ヒ−トポンプにおける不凝縮性ガス排出装置 Granted JPS60178776U (ja)

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JP6694384U JPS60178776U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 吸収ヒ−トポンプにおける不凝縮性ガス排出装置

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JPS60178776U JPS60178776U (ja) 1985-11-27
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