JPH0346312A - 固体電解コンデンサの電解質層の形成方法 - Google Patents
固体電解コンデンサの電解質層の形成方法Info
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- JPH0346312A JPH0346312A JP1182932A JP18293289A JPH0346312A JP H0346312 A JPH0346312 A JP H0346312A JP 1182932 A JP1182932 A JP 1182932A JP 18293289 A JP18293289 A JP 18293289A JP H0346312 A JPH0346312 A JP H0346312A
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- nitrate solution
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- manganese nitrate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は固体電解コンデンサの電解質層の形成方法に関
するものである。
するものである。
従来の技術
従来は固体電解コンデンサの電解質層を形成する場合、
次のような方法により行っていた。
次のような方法により行っていた。
すなわち、第1の方法は、電極体を粘度の低い低濃度の
硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当な温度で熱
分解を行うという操作を数回繰り返して内部に二酸化マ
ンガンを満たし、その後、引き続いて比重1.75以上
の高濃度の硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当
な温度で熱分解を行う操作を数回繰り返して表面に二酸
化マンガン電解質層を形成していた。
硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当な温度で熱
分解を行うという操作を数回繰り返して内部に二酸化マ
ンガンを満たし、その後、引き続いて比重1.75以上
の高濃度の硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当
な温度で熱分解を行う操作を数回繰り返して表面に二酸
化マンガン電解質層を形成していた。
また、第2の方法は、電極体を比重の低い低濃度の硝酸
マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当な温度で熱分解
を行うという操作を数回繰り返して内部に二酸化マンガ
ンを満たし、その後、硝酸マンガン溶液に二酸化マンガ
ン粉末を分散させたスラリー液に浸漬して付着させ、適
当な温度で熱分解を行う操作を数回繰り返して表面に二
酸化マンガン電解質層を形成していた。
マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当な温度で熱分解
を行うという操作を数回繰り返して内部に二酸化マンガ
ンを満たし、その後、硝酸マンガン溶液に二酸化マンガ
ン粉末を分散させたスラリー液に浸漬して付着させ、適
当な温度で熱分解を行う操作を数回繰り返して表面に二
酸化マンガン電解質層を形成していた。
そしてまた、第3の方法は、特開昭63−265417
号公報に示されているように、電極体を比重の低い低濃
度の硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当な温度
で熱分解を行うという操作を3回繰り返した後、適当な
濃度の硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、その後、
表面の硝酸マンガン溶液をガーゼまたは綿布で拭き取る
か、または50℃で5〜10分乾燥して半乾き状態とし
、そしてそれらに二酸化マンガン粉末をふりかけた後に
熱分解を行うことにより、表面に二酸化マンガン電解質
層を形成していた。
号公報に示されているように、電極体を比重の低い低濃
度の硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、適当な温度
で熱分解を行うという操作を3回繰り返した後、適当な
濃度の硝酸マンガン溶液に浸漬して含浸させ、その後、
表面の硝酸マンガン溶液をガーゼまたは綿布で拭き取る
か、または50℃で5〜10分乾燥して半乾き状態とし
、そしてそれらに二酸化マンガン粉末をふりかけた後に
熱分解を行うことにより、表面に二酸化マンガン電解質
層を形成していた。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、これらの方法では次のような欠点があっ
た。第1の方法においては、必要で、かつ充分な厚さの
二酸化マンガン電解質層を形成するためには、硝酸マン
ガン溶液の含浸工程と熱分解工程の繰り返し回数が多く
なってコスト高になるとともに、表面に均一な二酸化マ
ンガン電解質層が得られにくいという欠点があった。ま
た必要で、かつ充分な厚さの二酸化マンガン電解質層を
少ない熱分解回数で形成するためには、比重1.75以
上の高濃度の硝酸マンガン溶液を使わなければならない
が、この比重の高い高濃度の硝酸マンガン溶液は、吸湿
性が高く、したがって濃度の調整と管理が非常に難しい
という欠点があった。 また、第2の方法においては、
硝酸マンガン溶液の含浸工程と熱分解工程の繰り返し回
数を減らせるという特徴があるが、スラリー溶液中の二
酸化マンガン粉末を常に均一に分散させておくことが難
しいこと、スラリー溶液の組成の調整と管理が難しいこ
と、浸漬により表面に均一なスラリー層として付着させ
ることが難しいとと等により、不均一な二酸化マンガン
電解質層になるという欠点があった。
た。第1の方法においては、必要で、かつ充分な厚さの
二酸化マンガン電解質層を形成するためには、硝酸マン
ガン溶液の含浸工程と熱分解工程の繰り返し回数が多く
なってコスト高になるとともに、表面に均一な二酸化マ
ンガン電解質層が得られにくいという欠点があった。ま
た必要で、かつ充分な厚さの二酸化マンガン電解質層を
少ない熱分解回数で形成するためには、比重1.75以
上の高濃度の硝酸マンガン溶液を使わなければならない
が、この比重の高い高濃度の硝酸マンガン溶液は、吸湿
性が高く、したがって濃度の調整と管理が非常に難しい
という欠点があった。 また、第2の方法においては、
硝酸マンガン溶液の含浸工程と熱分解工程の繰り返し回
数を減らせるという特徴があるが、スラリー溶液中の二
酸化マンガン粉末を常に均一に分散させておくことが難
しいこと、スラリー溶液の組成の調整と管理が難しいこ
と、浸漬により表面に均一なスラリー層として付着させ
ることが難しいとと等により、不均一な二酸化マンガン
電解質層になるという欠点があった。
そしてまた、第3の方法においては、ふりかかった場所
から優先的に二酸化マンガン粉末に硝酸マンガン水溶液
が吸い取られ、そして毛細管現象により二酸化マンガン
粉末の表面に硝酸マンガン水溶液が滲み込んでさらにそ
の上に続いてふりかかってくる二酸化マンガン粉末が付
着するため、−蓄量後にふりかかった場所は硝酸マンガ
ン水溶液が不足するために二酸化マンガン[の付着量が
少なくなり、そのため、電極体の全表面に均一な厚さの
層を形成することは難しく、特にたくさんの電極体を同
時に処理する場合は、すべての電極体に同時に二酸化マ
ンガン粉末をふりかけて一定の厚さに均一に付着させる
ことは難しいという欠点があった。また、この場合、付
着力が弱いためにふりかけた二酸化マンガン粉末が工程
の振動等でばらばらと落下し、さらに不均一になるとい
う欠点があった。そしてまた、前処理として50℃で乾
燥しても上記した欠点は充分に解消されないものであっ
た。
から優先的に二酸化マンガン粉末に硝酸マンガン水溶液
が吸い取られ、そして毛細管現象により二酸化マンガン
粉末の表面に硝酸マンガン水溶液が滲み込んでさらにそ
の上に続いてふりかかってくる二酸化マンガン粉末が付
着するため、−蓄量後にふりかかった場所は硝酸マンガ
ン水溶液が不足するために二酸化マンガン[の付着量が
少なくなり、そのため、電極体の全表面に均一な厚さの
層を形成することは難しく、特にたくさんの電極体を同
時に処理する場合は、すべての電極体に同時に二酸化マ
ンガン粉末をふりかけて一定の厚さに均一に付着させる
ことは難しいという欠点があった。また、この場合、付
着力が弱いためにふりかけた二酸化マンガン粉末が工程
の振動等でばらばらと落下し、さらに不均一になるとい
う欠点があった。そしてまた、前処理として50℃で乾
燥しても上記した欠点は充分に解消されないものであっ
た。
本発明は上記従来の欠点を解消することができる固体電
解コンデンサの電解質層の形成方法を提供することを目
的とするものである。
解コンデンサの電解質層の形成方法を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために、本発明の固体電解コンデン
サの電解質層の形成方法は、弁作用金属からなる陽極導
出線を具備する多孔質体の表面に誘電体性酸化皮膜を形
成した電極体に硝酸マンガン溶液を含浸させるとともに
、その表面に付着させた後、これを120℃〜180℃
で加熱して前記硝酸マンガン溶液の一部に熱分解反応を
起こさせて半固体状の粘凋な物質を生成し、その後、こ
の生成により生じた表面の突起部を吹き落とし、続いて
電解質粉末槽に浸漬して粘凋な物質の表面に粉末状の電
解質を付着させ、次いで硝酸マンガン溶液の熱分解を行
うようにしたものである。
サの電解質層の形成方法は、弁作用金属からなる陽極導
出線を具備する多孔質体の表面に誘電体性酸化皮膜を形
成した電極体に硝酸マンガン溶液を含浸させるとともに
、その表面に付着させた後、これを120℃〜180℃
で加熱して前記硝酸マンガン溶液の一部に熱分解反応を
起こさせて半固体状の粘凋な物質を生成し、その後、こ
の生成により生じた表面の突起部を吹き落とし、続いて
電解質粉末槽に浸漬して粘凋な物質の表面に粉末状の電
解質を付着させ、次いで硝酸マンガン溶液の熱分解を行
うようにしたものである。
作用
上記した固体電解コンデンサの電解質層の形成方法によ
れば、電極体の表面に半固体状の粘凋な物質を生成し、
その後、この生成により生じた表面の突起部を吹き落と
すようにしているため、電極体の表面は平滑で、かつ粘
凋な表面となり、これにより、電極体の表面に、一定の
厚さの均一な粉末状の電解質を容易に、かつ強固に付着
させることが可能となる。すなわち、電極体の表面を粘
凋な物質にしているため、粉末状の電解質を付着させで
もそれが毛細管現象により表面に滲んでくることはなく
、粘凋な物質の表面だけに付着させることができる。こ
れにより、一定の厚さの均一な粉末状の電解質層を形成
することができる。しかも、ふりかけたり、吹き付けた
りする必要もなく、単に電解質粉末槽に浸漬するだけで
均一な付着が可能となる。
れば、電極体の表面に半固体状の粘凋な物質を生成し、
その後、この生成により生じた表面の突起部を吹き落と
すようにしているため、電極体の表面は平滑で、かつ粘
凋な表面となり、これにより、電極体の表面に、一定の
厚さの均一な粉末状の電解質を容易に、かつ強固に付着
させることが可能となる。すなわち、電極体の表面を粘
凋な物質にしているため、粉末状の電解質を付着させで
もそれが毛細管現象により表面に滲んでくることはなく
、粘凋な物質の表面だけに付着させることができる。こ
れにより、一定の厚さの均一な粉末状の電解質層を形成
することができる。しかも、ふりかけたり、吹き付けた
りする必要もなく、単に電解質粉末槽に浸漬するだけで
均一な付着が可能となる。
また粉末状の電解質の付着は粘凋な物質への付着である
ため、強固な付着をさせることができる。そしてこれを
熱分解することにより、厚さが一定で、かつ均一な電解
質層を容易に形成することができるものである。
ため、強固な付着をさせることができる。そしてこれを
熱分解することにより、厚さが一定で、かつ均一な電解
質層を容易に形成することができるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図は本発明の一実施例における固体電解コンデ
ンサの電極体の表面に粘凋な物質を生成させた状態のモ
デル図を示し、また第2図は同固体電解コンデンサの電
極体に電解質となる二酸化マンガン粉末を付着させた状
態のモデル図を示したものである。
る。第1図は本発明の一実施例における固体電解コンデ
ンサの電極体の表面に粘凋な物質を生成させた状態のモ
デル図を示し、また第2図は同固体電解コンデンサの電
極体に電解質となる二酸化マンガン粉末を付着させた状
態のモデル図を示したものである。
まず、弁作用金属であるタンタル金属からなる陽極導出
線1を具備する縦4.QmLIX横3.0mX長さ1.
4mmのタンタル多孔質体を陽極導出線1の部分でステ
ンレス板2に接続した後、この表面に一般的な陽極酸化
方法により115Vの電圧を印加して誘電体性酸化皮膜
3を形成して電極体4を構成した。そしてこの電極体4
を一般的な方法で比重1.20の硝酸マンガン溶液に浸
漬して含浸させて表面にも充分液を添加した後に250
℃で5分間の熱分解を行う工程を2回繰り返した。
線1を具備する縦4.QmLIX横3.0mX長さ1.
4mmのタンタル多孔質体を陽極導出線1の部分でステ
ンレス板2に接続した後、この表面に一般的な陽極酸化
方法により115Vの電圧を印加して誘電体性酸化皮膜
3を形成して電極体4を構成した。そしてこの電極体4
を一般的な方法で比重1.20の硝酸マンガン溶液に浸
漬して含浸させて表面にも充分液を添加した後に250
℃で5分間の熱分解を行う工程を2回繰り返した。
続いてこの電極体4を比重1.60の硝酸マンガン溶液
に浸漬して引き上げた後、150℃の雰囲気中で10分
間加熱してそれに含まれる水の除去と硝酸マンガン溶液
の一部に熱分解反応を起こさせて半固体状の粘凋な物質
5を生成させた。
に浸漬して引き上げた後、150℃の雰囲気中で10分
間加熱してそれに含まれる水の除去と硝酸マンガン溶液
の一部に熱分解反応を起こさせて半固体状の粘凋な物質
5を生成させた。
この場合、生成した半固体状の粘凋な物質5の表面には
生成条件により突起部5aができるもので、この突起部
5aが存在すると、粉末状の電解質層も不均一に形成さ
れるため、本発明の一実施例においては、前記突起部5
aをエアーで吹き落とし、半固体状の粘凋な物質5の表
面を平滑にした。
生成条件により突起部5aができるもので、この突起部
5aが存在すると、粉末状の電解質層も不均一に形成さ
れるため、本発明の一実施例においては、前記突起部5
aをエアーで吹き落とし、半固体状の粘凋な物質5の表
面を平滑にした。
また前記半固体状の粘凋な物質5は吸湿性が強いため、
150℃の雰囲気より取り出して大気にさらすと、数秒
から数十秒で空気中の水分を吸収して低粘凋化して二酸
化マンガン粉末との付着性の良い状態となるため、半固
体状の粘凋な物質5を生成した後、室温にて10秒間以
上放置するのが望ましい。
150℃の雰囲気より取り出して大気にさらすと、数秒
から数十秒で空気中の水分を吸収して低粘凋化して二酸
化マンガン粉末との付着性の良い状態となるため、半固
体状の粘凋な物質5を生成した後、室温にて10秒間以
上放置するのが望ましい。
さらに前記半固体状の粘術な物質5は加熱する雰囲気温
度が100℃以下では得られず、また180℃を超える
と完全に分解して固体状になってしまうため、100℃
〜180℃の範囲内で行うことができるが、120℃〜
180℃の範囲が最も望ましい。
度が100℃以下では得られず、また180℃を超える
と完全に分解して固体状になってしまうため、100℃
〜180℃の範囲内で行うことができるが、120℃〜
180℃の範囲が最も望ましい。
その後、この半固体状の粘凋な物質5を生成させた電極
体4を、粒子径30〜80μmのγ−二酸化マンガン粉
末を満たした電解質粉末槽に電極体4の全体が埋まるよ
うに浸漬し、その後、陽極導出線1および電極体4の表
面にへばりついてぃる余分の二酸化マンガン粉末粒子を
、振動を加えることにより払い落として、表面に第2図
に示すような二酸化マンガン粉末粒子層6を形成した。
体4を、粒子径30〜80μmのγ−二酸化マンガン粉
末を満たした電解質粉末槽に電極体4の全体が埋まるよ
うに浸漬し、その後、陽極導出線1および電極体4の表
面にへばりついてぃる余分の二酸化マンガン粉末粒子を
、振動を加えることにより払い落として、表面に第2図
に示すような二酸化マンガン粉末粒子層6を形成した。
上記した形成方法によれば、付着力が強固であるため、
少々の振動を与えても、半固体状の粘凋な物質5に付着
している部分の二酸化マンガン粉末は落下することはな
い。また、二酸化マンガン粉末は充分に脱水され、かつ
流動性の良いものが好ましい。これは、陽極導出線1お
よび電極体4の表面に付着した二酸化マンガン粉末の上
にさらにへばりついてくる余分の二酸化マンガン粉末粒
子のへばりつきを防止するためであり、さらに充分に脱
水されているものは半固体状の粘凋な物質5への付着が
容易になるからである。また二酸化マンガン粉末の粒子
径は40μm〜50μm程度の粒子の揃ったものが好ま
しい。これは−粒子でコンデンサの耐電圧を確保するの
に必要な二酸化マンガン粉末粒子層6の厚さを確保でき
る粒子径が望ましいからである。
少々の振動を与えても、半固体状の粘凋な物質5に付着
している部分の二酸化マンガン粉末は落下することはな
い。また、二酸化マンガン粉末は充分に脱水され、かつ
流動性の良いものが好ましい。これは、陽極導出線1お
よび電極体4の表面に付着した二酸化マンガン粉末の上
にさらにへばりついてくる余分の二酸化マンガン粉末粒
子のへばりつきを防止するためであり、さらに充分に脱
水されているものは半固体状の粘凋な物質5への付着が
容易になるからである。また二酸化マンガン粉末の粒子
径は40μm〜50μm程度の粒子の揃ったものが好ま
しい。これは−粒子でコンデンサの耐電圧を確保するの
に必要な二酸化マンガン粉末粒子層6の厚さを確保でき
る粒子径が望ましいからである。
また二酸化マンガン粉末の粒子径が10μmより小さい
と、粒子間の空隙が小さいため、熱分解の際の沸騰現象
時に発生する水蒸気や窒素酸化物のガス等により押し上
げられやすくなり、そして付着した均一な二酸化マンガ
ン粉末粒子層6が破壊されるため、平均粒子径は10μ
m以上が望ましい。この場合、粒子径があまり大きくな
ると、粒子が重くなって均一な吸着が難しくなるため、
100μm以下が望ましいことを実験的に確認した。
と、粒子間の空隙が小さいため、熱分解の際の沸騰現象
時に発生する水蒸気や窒素酸化物のガス等により押し上
げられやすくなり、そして付着した均一な二酸化マンガ
ン粉末粒子層6が破壊されるため、平均粒子径は10μ
m以上が望ましい。この場合、粒子径があまり大きくな
ると、粒子が重くなって均一な吸着が難しくなるため、
100μm以下が望ましいことを実験的に確認した。
逆に、100μm以上の重い大きな粒子径のものを強固
に付着させようとする場合には、粘凋な物質への付着が
不可欠となる。
に付着させようとする場合には、粘凋な物質への付着が
不可欠となる。
半固体状の粘凋な物質5に付着させる粉末状の電解質と
しては、一実施例で示した二酸化マンガン粉末の他に、
水酸化マンガン粉末、二酸化鉛等の粒子を用いても同様
の効果を奏するものである。
しては、一実施例で示した二酸化マンガン粉末の他に、
水酸化マンガン粉末、二酸化鉛等の粒子を用いても同様
の効果を奏するものである。
二酸化マンガン粉末粒子層6を形成した後、引き続いて
250℃の電気炉で5分間の熱分解を行った。その後、
さらに引き続いて、比重1.40の硝酸マンガン溶液に
浸漬して250℃で5分間の熱分解を行う工程を2回繰
り返して電解質層となる二酸化マンガン粉末粒子層6を
形成した。
250℃の電気炉で5分間の熱分解を行った。その後、
さらに引き続いて、比重1.40の硝酸マンガン溶液に
浸漬して250℃で5分間の熱分解を行う工程を2回繰
り返して電解質層となる二酸化マンガン粉末粒子層6を
形成した。
続いてこの二酸化マンガン粉末粒子層6の上にカーボン
層、銀塗料層を順次積層形成し、そして陽極導出線1に
は陽極端子を、銀塗料層には陰極端子をそれぞれ接続し
、さらに樹脂外装を施して35V6.8μFの固体電解
コンデンサを完成さ。
層、銀塗料層を順次積層形成し、そして陽極導出線1に
は陽極端子を、銀塗料層には陰極端子をそれぞれ接続し
、さらに樹脂外装を施して35V6.8μFの固体電解
コンデンサを完成さ。
せた。
第1表は工程不良率と耐電圧の測定結果を示したもので
ある。
ある。
第2表は高温負荷試験での短絡故障と耐湿性試験での故
障の数の結果を示したもの(r/nr=故障の数 n:
試験の数)である。
障の数の結果を示したもの(r/nr=故障の数 n:
試験の数)である。
第2表
上記第1表、第2表からも明らかなように、本発明の方
法によれば、歩留まりの向上が図れるとともに、高温負
荷試験での短絡故障率、耐湿性試験での故障率を改善す
ることができ、これにより、耐電圧のバラツキが小さく
なる等、従来の方法では得られない品質の向上が図れた
。
法によれば、歩留まりの向上が図れるとともに、高温負
荷試験での短絡故障率、耐湿性試験での故障率を改善す
ることができ、これにより、耐電圧のバラツキが小さく
なる等、従来の方法では得られない品質の向上が図れた
。
発明の効果
上記実施例の説明から明らかなように本発明の固体電解
コンデンサの電解質層の形成方法によれば、次のような
すぐれた効果を有するものである。
コンデンサの電解質層の形成方法によれば、次のような
すぐれた効果を有するものである。
(1) 電極体の表面に一定の厚さの均一な粉末状の
電解質層を極めて容易に形成することができるため、工
程のトラブルが大幅に解消されて生産性の向上が図れる
。
電解質層を極めて容易に形成することができるため、工
程のトラブルが大幅に解消されて生産性の向上が図れる
。
(2) 少ない熱分解回数で必要な厚さの電解質層を
形成することができるため、工程を短縮化することがで
きる。
形成することができるため、工程を短縮化することがで
きる。
(3) これまでより濃度の低い(比重の小さい)硝
酸マンガン溶酸を使って必要な厚さの電解質層を形成す
ることができるため、溶液の濃度管理が非常に容易にな
る。
酸マンガン溶酸を使って必要な厚さの電解質層を形成す
ることができるため、溶液の濃度管理が非常に容易にな
る。
(4) 電極体の表面に一定の厚さの均一な粉末状の
電解質層を形成することができるため、歩留まりの向上
が図れるとともに、高温負荷試験での短絡故障率、耐湿
性試験での故障率を改善することができ、これにより、
耐電圧のバラツキが小さくなる等、コンデンサの大幅な
品質の向上が図れる。
電解質層を形成することができるため、歩留まりの向上
が図れるとともに、高温負荷試験での短絡故障率、耐湿
性試験での故障率を改善することができ、これにより、
耐電圧のバラツキが小さくなる等、コンデンサの大幅な
品質の向上が図れる。
第1図は本発明の一実施例における固体電解コンデンサ
の電極体の表面に粘凋な物質を生成させた状態のモデル
図、第2図は同固体電解コンデンサの電極体に電解質と
なる二酸化マンガン粉末を付着させた状態のモデル図で
ある。 1・・・・・・陽極導出線、3・・・・・・誘電体性酸
化皮膜、4・・・・・・電極体、5・・・・・・半固体
状の粘凋な物質、5a・・・・・・突起部、6・・・・
・・二酸化マンガン粉末粒子層(電解質層)。
の電極体の表面に粘凋な物質を生成させた状態のモデル
図、第2図は同固体電解コンデンサの電極体に電解質と
なる二酸化マンガン粉末を付着させた状態のモデル図で
ある。 1・・・・・・陽極導出線、3・・・・・・誘電体性酸
化皮膜、4・・・・・・電極体、5・・・・・・半固体
状の粘凋な物質、5a・・・・・・突起部、6・・・・
・・二酸化マンガン粉末粒子層(電解質層)。
Claims (5)
- (1)弁作用金属からなる陽極導出線を具備する多孔質
体の表面に誘電体性酸化皮膜を形成した電極体に硝酸マ
ンガン溶液を含浸させるとともに、その表面に付着させ
た後、これを120℃〜180℃で加熱して前記硝酸マ
ンガン溶液の一部に熱分解反応を起こさせて半固体状の
粘凋な物質を生成し、その後、この生成により生じた表
面の突起部を吹き落とし、続いて電解質粉末槽に浸漬し
て粘凋な物質の表面に粉末状の電解質を付着させ、次い
で硝酸マンガン溶液の熱分解を行うことを特徴とする固
体電解コンデンサの電解質層の形成方法。 - (2)弁作用金属からなる陽極導出線を具備する多孔質
体の表面に誘電体性酸化皮膜を形成した電極体に硝酸マ
ンガン溶液を含浸させるとともに、その表面に付着させ
た後、これを120℃〜180℃で加熱して前記硝酸マ
ンガン溶液の一部に熱分解反応を起こさせて半固体状の
粘凋な物質を生成し、その後、この生成により生じた表
面の突起部を吹き落とし、続いて室温にて10秒間以上
吸湿させて低粘凋化し、さらにその後、電解質粉末槽に
浸漬して粘凋な物質の表面に粉末状の電解質を付着させ
、次いで硝酸マンガン溶液の熱分解を行うことを特徴と
する固体電解コンデンサの電解質層の形成方法。 - (3)粉末状の電解質が二酸化マンガン粉末である請求
項1または2記載の固体電解コンデンサの電解質層の形
成方法。 - (4)粉末状の電解質が水酸化マンガン粉末である請求
項1または2記載の固体電解コンデンサの電解質層の形
成方法。 - (5)粉末状の電解質が二酸化鉛粉末である請求項1ま
たは2記載の固体電解コンデンサの電解質層の形成方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182932A JPH0346312A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 固体電解コンデンサの電解質層の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1182932A JPH0346312A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 固体電解コンデンサの電解質層の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0346312A true JPH0346312A (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=16126896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1182932A Pending JPH0346312A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 固体電解コンデンサの電解質層の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0346312A (ja) |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1182932A patent/JPH0346312A/ja active Pending
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