JPH034638B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH034638B2 JPH034638B2 JP58179915A JP17991583A JPH034638B2 JP H034638 B2 JPH034638 B2 JP H034638B2 JP 58179915 A JP58179915 A JP 58179915A JP 17991583 A JP17991583 A JP 17991583A JP H034638 B2 JPH034638 B2 JP H034638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- golden
- coating according
- electrodeposition
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/44—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes for electrophoretic applications
- C09D5/4488—Cathodic paints
- C09D5/4492—Cathodic paints containing special additives, e.g. grinding agents
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
本発明は光沢を有する金属性物品の表面に、耐
侯性にすぐれた金色塗膜を形成させる方法に関す
る。 光沢を有する金属性物品、例えばアルミニウ
ム、鉄、銅、ステンレスなどで製した物品、もし
くはそれら物品表面上に、ニツケル・クロームな
どのめつきを施した物品、さらには、金属粉末な
どの混入せしめることによつて導電性を付与し、
その表面に金属めつきを施こした物品など、いず
れも、各種機械機器・電子機器・民生用電気器具
等に広く利用せられている。 そのような金属性物品の表面は、冷たすぎる金
属光沢であるので、その光沢を緩和する目的、な
いしは、もとの金属光沢とは各種の色彩を付与す
る目的、もしくは、それら物品の表面を酸化や硫
化から保護する目的、ないしはそれら各目的の複
合された目的をもつて、表面塗装が施こされる。 例えば特開昭57−115466号公報の提案によれ
ば、白色系金属表面に染料を含有した電着塗料を
電着塗装している。しかし、この場合には、染料
の特性に基いて、紫外線による色落ちが劇しいの
で、戸外で使用する物品、例えば自動車のボデ
イ、眼鏡フレームなどに適用することはなし難
い。 本発明は、このような難点を解決するよう為さ
れたものであつて、有機顔料を含有せしめた電着
塗料によつて、前述したような光沢を有する金属
性物品を金色に電着塗装することを特徴とするも
のである。 従来のめつき技術、アルマイト染色で有彩色の
光沢を出すことは可能であるが、黄銅、金による
金色、黒ニツケル、黒クロムによる黒色、スズ合
金めつきによる薄墨色以外の有彩色のめつきは現
在の技術では得られない。またアルマイト染料で
は有彩色染色が可能であるが、鏡面光沢は得られ
ない。したがつて金色皮膜を得るには、金めつき
または黄銅めつきなどのめつきによる方法しかな
かつた。 しかし、通常の金めつきは高価であるうえに、
摩耗性が高く厚みも薄く、ピンホールが多く下地
めつきの腐食が起きて見かけ上の耐食性が良くな
い。 本発明者らは金属光沢を有する被塗物に透明な
着色塗膜を施すと被塗物のもつ光沢(反射)が利
用されてあたかも金属が彩色されたような外観を
呈することを応用し、金色と極めて類似した分光
反射曲線を示す黄色に着色した塗膜を、金と類似
の反射率を示す金属光沢を有する金属性物品に施
こすことにより、金色めつきと類似した外観を有
する金色電着塗膜が得られることを見い出し、本
発明を完成した。 ここに金属性物品というのは、既述したように
金属を素材とした物品のみならず、めつき可能な
程度に導電性を付与した合成樹脂製の物品などを
包含するの意味である。具体的には、鉄、銅、ス
テンレスなどあるいはニツケル、クロム、ロジウ
ムまたは黄銅などでめつきを施した光沢を有する
金属性物品をいう。 本発明に使用する有機顔料としては、耐光性に
すぐれたもの、なかんずく不溶性アゾ系、フタロ
シアニン系、金属錯塩型系、キナクリドン系、ジ
オキサジン系、縮合アゾ系、建染染料系、イソイ
ンドリノン系などのいずれの顔料であつたも差支
えなく、黄色を呈するものを選択、組み合わせる
とよい。溶性アゾ系顔料は、耐光性がよくないの
で除外される。 このような有機顔料を電着塗料に含有せしめる
には、その一定量を秤取して、塗料中に添加撹拌
するだけで足りる。通常塗料1に対し、添加す
る量は、本発明者らの実験結果に基けば0.1〜10
g程度である。 本発明において、同じ顔料のうちでも無機顔料
が排除され、有機顔料が採択される理由は、無機
顔料では、色の鮮明度および透明性において有機
顔料に劣り、被塗物である金属性物品の表面光択
が全く喪失してしまい、底には金属表面が存在
し、それが緩和された状態に透けて看取されると
いうような、近代的な好みに沿わないこと、およ
び同じ程度の着色を目安として、塗料中に添加含
有せしめるならば、無機顔料は有機顔料の数倍も
の添加量を必要とし、電着塗料としての性能を害
し易いという理由による。 何故ならば、電着塗膜中のビヒクルと顔料との
割合は、その膜被が薄くなるほど、顔料割合は少
い方がよい。顔料が多くなると、ビヒクルの結合
が弱まり、耐水性、耐溶剤性等が低下するからで
ある。 なお、有機顔料は上記の通り無機顔料に比して
着色性が高いが、その価格が高いので、無機顔料
を配合することによつて使用量の節減を図ること
を考えられる。とくに白色顔料として知られるル
チル型酸化チタンを併用すると、耐光性の良いパ
ステルカラーを出すことが可能である。 本発明に使用する電着塗料は、アニオン型なら
びにカチオン型何れであつても差支えない。既述
した通り、有機顔料は着色性が高く電着塗料への
添加量は至つて少いので、その添加量によつて電
着塗装条件に殊更な変更は生じない。塗料がアニ
オン型の場合は被塗物たる金属性物品は陽極に、
塗料がカチオン型の場合には被塗物は陰極にし、
常法通り20〜100V、電流密度0.1〜2A、で直流通
電されれば足る。直流に代え交流通電も可能であ
るが、その場合には、条件次第で種々斑状模様が
現われる。 電着操作が完了したら、むろん常法通り、いわ
ゆる焼付処理に付して塗膜を硬化せしめる。 上述の通り、本発明方法の塗装は電着塗装手段
を採用しているので、スプレー塗装、浸漬塗装な
いしはハケ塗り塗装などに比して著しく均一な厚
みの塗膜が得られ、物品の表面にヘヤラインのよ
うな微細な凹凸がある場合にも、もとの形状の再
現性にすぐれ、むろん物品形状が複雑であつて
も、そのつきまわり性は良好である。 以下実施例および比較例を挙げる。 用いた被塗装物品の素材は、次記のとおりであ
る。 30×75mmで厚さ1mmの黄銅板 用いた顔料の種類表示は、一般名とし、( )
内にカラーインデツクスナンバー(C、I、No.)
を併記した。 塗膜形成後の耐侯性試験はJIS.K5400、6−17
に規定する促進耐侯性試験法によつた。 実施例 1 ニツケルメツキ5μm、さらにロジウムめつき
0.1μmを施した上記の黄銅板を陰極とし、有機顔
料としてパーマネントレツドFGR(C.I.12370)
0.2g/、およびハンザ・イエロ−G(C.
I.11680)0.3g/を添加含有せしめた固形物15
%の水分散性カチオン型アクリル塗料を電解浴と
した。電着条件は50V3分、焼付条件は190℃20分
である。その結果金色の塗膜が得られ、金めつき
との区別がつかない塗膜が形成された。 比較例1 実施例1と異なる点は、実施例1で用いたカチ
オン型アクリル塗料に市販の黄色染料、BASF社
製、商品名:キノリン・イエロー・エキストラ
Quinoline Yellow extra0.3g/を添加したも
のをスプレー塗装した点である。形成された塗膜
の外観は実施例1と同様であつた。 上記実施例および比較例の成品につき、前記耐
侯性試験を行つた結果を第1表に示す。
侯性にすぐれた金色塗膜を形成させる方法に関す
る。 光沢を有する金属性物品、例えばアルミニウ
ム、鉄、銅、ステンレスなどで製した物品、もし
くはそれら物品表面上に、ニツケル・クロームな
どのめつきを施した物品、さらには、金属粉末な
どの混入せしめることによつて導電性を付与し、
その表面に金属めつきを施こした物品など、いず
れも、各種機械機器・電子機器・民生用電気器具
等に広く利用せられている。 そのような金属性物品の表面は、冷たすぎる金
属光沢であるので、その光沢を緩和する目的、な
いしは、もとの金属光沢とは各種の色彩を付与す
る目的、もしくは、それら物品の表面を酸化や硫
化から保護する目的、ないしはそれら各目的の複
合された目的をもつて、表面塗装が施こされる。 例えば特開昭57−115466号公報の提案によれ
ば、白色系金属表面に染料を含有した電着塗料を
電着塗装している。しかし、この場合には、染料
の特性に基いて、紫外線による色落ちが劇しいの
で、戸外で使用する物品、例えば自動車のボデ
イ、眼鏡フレームなどに適用することはなし難
い。 本発明は、このような難点を解決するよう為さ
れたものであつて、有機顔料を含有せしめた電着
塗料によつて、前述したような光沢を有する金属
性物品を金色に電着塗装することを特徴とするも
のである。 従来のめつき技術、アルマイト染色で有彩色の
光沢を出すことは可能であるが、黄銅、金による
金色、黒ニツケル、黒クロムによる黒色、スズ合
金めつきによる薄墨色以外の有彩色のめつきは現
在の技術では得られない。またアルマイト染料で
は有彩色染色が可能であるが、鏡面光沢は得られ
ない。したがつて金色皮膜を得るには、金めつき
または黄銅めつきなどのめつきによる方法しかな
かつた。 しかし、通常の金めつきは高価であるうえに、
摩耗性が高く厚みも薄く、ピンホールが多く下地
めつきの腐食が起きて見かけ上の耐食性が良くな
い。 本発明者らは金属光沢を有する被塗物に透明な
着色塗膜を施すと被塗物のもつ光沢(反射)が利
用されてあたかも金属が彩色されたような外観を
呈することを応用し、金色と極めて類似した分光
反射曲線を示す黄色に着色した塗膜を、金と類似
の反射率を示す金属光沢を有する金属性物品に施
こすことにより、金色めつきと類似した外観を有
する金色電着塗膜が得られることを見い出し、本
発明を完成した。 ここに金属性物品というのは、既述したように
金属を素材とした物品のみならず、めつき可能な
程度に導電性を付与した合成樹脂製の物品などを
包含するの意味である。具体的には、鉄、銅、ス
テンレスなどあるいはニツケル、クロム、ロジウ
ムまたは黄銅などでめつきを施した光沢を有する
金属性物品をいう。 本発明に使用する有機顔料としては、耐光性に
すぐれたもの、なかんずく不溶性アゾ系、フタロ
シアニン系、金属錯塩型系、キナクリドン系、ジ
オキサジン系、縮合アゾ系、建染染料系、イソイ
ンドリノン系などのいずれの顔料であつたも差支
えなく、黄色を呈するものを選択、組み合わせる
とよい。溶性アゾ系顔料は、耐光性がよくないの
で除外される。 このような有機顔料を電着塗料に含有せしめる
には、その一定量を秤取して、塗料中に添加撹拌
するだけで足りる。通常塗料1に対し、添加す
る量は、本発明者らの実験結果に基けば0.1〜10
g程度である。 本発明において、同じ顔料のうちでも無機顔料
が排除され、有機顔料が採択される理由は、無機
顔料では、色の鮮明度および透明性において有機
顔料に劣り、被塗物である金属性物品の表面光択
が全く喪失してしまい、底には金属表面が存在
し、それが緩和された状態に透けて看取されると
いうような、近代的な好みに沿わないこと、およ
び同じ程度の着色を目安として、塗料中に添加含
有せしめるならば、無機顔料は有機顔料の数倍も
の添加量を必要とし、電着塗料としての性能を害
し易いという理由による。 何故ならば、電着塗膜中のビヒクルと顔料との
割合は、その膜被が薄くなるほど、顔料割合は少
い方がよい。顔料が多くなると、ビヒクルの結合
が弱まり、耐水性、耐溶剤性等が低下するからで
ある。 なお、有機顔料は上記の通り無機顔料に比して
着色性が高いが、その価格が高いので、無機顔料
を配合することによつて使用量の節減を図ること
を考えられる。とくに白色顔料として知られるル
チル型酸化チタンを併用すると、耐光性の良いパ
ステルカラーを出すことが可能である。 本発明に使用する電着塗料は、アニオン型なら
びにカチオン型何れであつても差支えない。既述
した通り、有機顔料は着色性が高く電着塗料への
添加量は至つて少いので、その添加量によつて電
着塗装条件に殊更な変更は生じない。塗料がアニ
オン型の場合は被塗物たる金属性物品は陽極に、
塗料がカチオン型の場合には被塗物は陰極にし、
常法通り20〜100V、電流密度0.1〜2A、で直流通
電されれば足る。直流に代え交流通電も可能であ
るが、その場合には、条件次第で種々斑状模様が
現われる。 電着操作が完了したら、むろん常法通り、いわ
ゆる焼付処理に付して塗膜を硬化せしめる。 上述の通り、本発明方法の塗装は電着塗装手段
を採用しているので、スプレー塗装、浸漬塗装な
いしはハケ塗り塗装などに比して著しく均一な厚
みの塗膜が得られ、物品の表面にヘヤラインのよ
うな微細な凹凸がある場合にも、もとの形状の再
現性にすぐれ、むろん物品形状が複雑であつて
も、そのつきまわり性は良好である。 以下実施例および比較例を挙げる。 用いた被塗装物品の素材は、次記のとおりであ
る。 30×75mmで厚さ1mmの黄銅板 用いた顔料の種類表示は、一般名とし、( )
内にカラーインデツクスナンバー(C、I、No.)
を併記した。 塗膜形成後の耐侯性試験はJIS.K5400、6−17
に規定する促進耐侯性試験法によつた。 実施例 1 ニツケルメツキ5μm、さらにロジウムめつき
0.1μmを施した上記の黄銅板を陰極とし、有機顔
料としてパーマネントレツドFGR(C.I.12370)
0.2g/、およびハンザ・イエロ−G(C.
I.11680)0.3g/を添加含有せしめた固形物15
%の水分散性カチオン型アクリル塗料を電解浴と
した。電着条件は50V3分、焼付条件は190℃20分
である。その結果金色の塗膜が得られ、金めつき
との区別がつかない塗膜が形成された。 比較例1 実施例1と異なる点は、実施例1で用いたカチ
オン型アクリル塗料に市販の黄色染料、BASF社
製、商品名:キノリン・イエロー・エキストラ
Quinoline Yellow extra0.3g/を添加したも
のをスプレー塗装した点である。形成された塗膜
の外観は実施例1と同様であつた。 上記実施例および比較例の成品につき、前記耐
侯性試験を行つた結果を第1表に示す。
【表】
第1図は、各種めつき皮膜の分光反射率曲線を
示すグラフである。金めつき以外は、特段の反射
波長域(吸収波長域)を有しない無彩色めつきで
あることが理解される。あえて述べるならクロム
めつきは400〜500nmに反射波長域を有し、青味
を感じさせる。 金めつきのみが特徴的な吸収特性曲線を示し、
500〜700nmの波長を反射しており、第2図より
黄〜赤の色調を持つている有彩色めつきであるこ
とがわかる。この結果を第2表に示す。
示すグラフである。金めつき以外は、特段の反射
波長域(吸収波長域)を有しない無彩色めつきで
あることが理解される。あえて述べるならクロム
めつきは400〜500nmに反射波長域を有し、青味
を感じさせる。 金めつきのみが特徴的な吸収特性曲線を示し、
500〜700nmの波長を反射しており、第2図より
黄〜赤の色調を持つている有彩色めつきであるこ
とがわかる。この結果を第2表に示す。
【表】
また反射率は金めつきにおいて、80%程度を示
し、Agめつき→Niめつき→研磨Al生地→Crめつ
きとなるにつれ低くなつている。これは同時に金
属の明るさを示す。したがつて金めつきは非常に
明るい黄色であると言える。これらの下地無彩色
のめつき(金属)に黄色顔料を加えた電着塗料を
施した状態の本件に従う分光反射率曲線を第3図
のグラフに示す。 いずれも金めつきと同じ曲線となり、有彩色と
なつたことがわかる。反射率に差はあるものの、
いずれも金属光沢を維持しているため、金色とな
つた。 視感的には、反射率の影響が大きいため、Ag
めつき下地が金めつきに最も近く、研磨Al生地
→Niめつきと黒つぽく感じるが、金色として充
分実用化されている。 クロムめつきを下地にすると第1図のカーブか
らわかるように青味が加わり、反射率が最も低い
ため、色調がより黒つぽくなるため実用化されて
いない。 本件金色電着塗膜の特性は、第3表の三属性表
示(JIS)およびマンセル表色系表示でも金めつ
きにかなり近いことがわかる。指標L*が下地金
属の明るさと、本件特徴である隠蔽性を押えた顔
料を用いることにより高くなつているのである。
し、Agめつき→Niめつき→研磨Al生地→Crめつ
きとなるにつれ低くなつている。これは同時に金
属の明るさを示す。したがつて金めつきは非常に
明るい黄色であると言える。これらの下地無彩色
のめつき(金属)に黄色顔料を加えた電着塗料を
施した状態の本件に従う分光反射率曲線を第3図
のグラフに示す。 いずれも金めつきと同じ曲線となり、有彩色と
なつたことがわかる。反射率に差はあるものの、
いずれも金属光沢を維持しているため、金色とな
つた。 視感的には、反射率の影響が大きいため、Ag
めつき下地が金めつきに最も近く、研磨Al生地
→Niめつきと黒つぽく感じるが、金色として充
分実用化されている。 クロムめつきを下地にすると第1図のカーブか
らわかるように青味が加わり、反射率が最も低い
ため、色調がより黒つぽくなるため実用化されて
いない。 本件金色電着塗膜の特性は、第3表の三属性表
示(JIS)およびマンセル表色系表示でも金めつ
きにかなり近いことがわかる。指標L*が下地金
属の明るさと、本件特徴である隠蔽性を押えた顔
料を用いることにより高くなつているのである。
【表】
ここで上記第2表の記号、L*、a*、b*は
JISZ8729の規格に基づき、明度、赤→←青の色相
の変化、黄←→緑の色相の変化をそれぞれ表す。 上記からも金属光沢の維持が最も重要なポイン
トであることがわかるが、光沢度を引例によく見
られるアルミ陽極酸化(アルマイト)被膜と、本
件で利用しようとする光沢アルミ板および電着塗
装にて光沢金色塗膜を行つたものを比較したのが
第4表である。
JISZ8729の規格に基づき、明度、赤→←青の色相
の変化、黄←→緑の色相の変化をそれぞれ表す。 上記からも金属光沢の維持が最も重要なポイン
トであることがわかるが、光沢度を引例によく見
られるアルミ陽極酸化(アルマイト)被膜と、本
件で利用しようとする光沢アルミ板および電着塗
装にて光沢金色塗膜を行つたものを比較したのが
第4表である。
【表】
ここで上記第4表の記号「ED」は電着塗装を
示し、測定方法はJISZ8741の規格に従つた。 電着塗装により幾分低下はするがアルマイトと
比べると、かなり高い光沢度を示す。この数値は
目視上、研磨材とほとんど変わらないことが確認
された。なお、数値の低下は塗膜を貼ることによ
り生じるもので、電着に限らず、アルミ板上へ透
明ガラスをのせても低下が起る。 本発明により得られた金色塗膜は安価で、耐食
性がよく、かつ膜厚も容易に調節できる。また、
耐雰囲気汚染に対しても遮蔽効果が高く、車の排
ガスや化粧品、風呂場の湿気に対しても用いるこ
とができ、曇りや腐食がなく、維持管理が簡単で
耐久性にも優れている。
示し、測定方法はJISZ8741の規格に従つた。 電着塗装により幾分低下はするがアルマイトと
比べると、かなり高い光沢度を示す。この数値は
目視上、研磨材とほとんど変わらないことが確認
された。なお、数値の低下は塗膜を貼ることによ
り生じるもので、電着に限らず、アルミ板上へ透
明ガラスをのせても低下が起る。 本発明により得られた金色塗膜は安価で、耐食
性がよく、かつ膜厚も容易に調節できる。また、
耐雰囲気汚染に対しても遮蔽効果が高く、車の排
ガスや化粧品、風呂場の湿気に対しても用いるこ
とができ、曇りや腐食がなく、維持管理が簡単で
耐久性にも優れている。
第1図、第2図および第3図は本発明の一実施
例の金色電着塗膜方法の特徴を説明するグラフで
ある。
例の金色電着塗膜方法の特徴を説明するグラフで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄、銅、黄銅、ステンレス、アルミニウムな
どの金属材料、または導電化処理を施した非導電
体を素材とし、ニツケルめつき、クロムめつき、
ロジウムめつきまたはパラジウムめつきなどの無
彩色のめつきを施した光沢を有する金属性物品
を、塗料1に対して不溶性アゾ系、フタロシア
ニン系、金属錯塩型系、キナクリドン系、ジオキ
サジン系、縮合アゾ系、建染染料系、イソインド
リノン系顔料のいずれか0.1〜10g程度を黄色を
呈するように混合し含有せしめた電着塗料によつ
て電着塗装することを特徴とする金色電着塗膜の
形成方法。 2 顔料が不溶性アゾ系顔料である特許請求の範
囲第1項記載の金色電着塗膜の形成方法。 3 光沢を有する金属性物品がめつきを施した物
品である特許請求の範囲第1項記載の金色電着塗
膜の形成方法。 4 光沢のある金属性物品が、ニツケルめつきお
よび/またはロジウムめつきまたはパラジウムめ
つきなどの無彩色のめつきを施した物品である特
許請求の範囲第1項記載の金色電着塗膜の形成方
法。 5 塗料が水分散性アクリル塗料である特許請求
の範囲第1項記載の金色電着塗膜の形成方法。 6 塗料が水分散性カチオン型アクリル塗料であ
る特許請求の範囲第1項記載の金色電着塗膜の形
成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17991583A JPS6070200A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 着色電着塗膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17991583A JPS6070200A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 着色電着塗膜の形成方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1473587A Division JPS63157899A (ja) | 1987-01-24 | 1987-01-24 | 着色電着塗膜の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070200A JPS6070200A (ja) | 1985-04-20 |
| JPH034638B2 true JPH034638B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=16074137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17991583A Granted JPS6070200A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 着色電着塗膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070200A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01319686A (ja) * | 1988-06-21 | 1989-12-25 | Yamamoto Tokin Kogyosho:Kk | めっき工程に電着塗装を組み入れためっき法 |
| US5185074A (en) * | 1988-08-15 | 1993-02-09 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Process for producing color filter |
| ATE110096T1 (de) * | 1989-01-31 | 1994-09-15 | Basf Corp | Hydrofobe farbstoffe enthaltende, kathodisch abscheidbare elektrotauchlackierungen. |
| JPH02263633A (ja) * | 1989-04-04 | 1990-10-26 | Nippon Steel Corp | プレス加工性及びスポット溶接性に優れた高耐食性着色薄膜塗装鋼板 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4910925A (ja) * | 1972-05-30 | 1974-01-30 | ||
| JPS5614288A (en) * | 1979-07-16 | 1981-02-12 | Nippon Electric Co | Display device |
| JPS57123999A (en) * | 1981-01-21 | 1982-08-02 | Nippon Steel Corp | Steel plate for drawn and ironed can |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP17991583A patent/JPS6070200A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070200A (ja) | 1985-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9512537B2 (en) | Interference coloring of thick, porous, oxide films | |
| US20180073159A1 (en) | Interference colored titanium with protective oxide film | |
| US6800190B1 (en) | Method to obtain a variety of surface colors by electroplating zinc nickel and nickel alloy oxides | |
| KR100695530B1 (ko) | 알루미늄 표면의 다중칼라 형성방법 | |
| EP0352003A2 (en) | Two-tone paint film | |
| JPH034638B2 (ja) | ||
| AU732036B2 (en) | Articles having a colored metallic coating and process for their manufacture | |
| CN113825640A (zh) | 镀敷钢板 | |
| US4115212A (en) | Electrolytic coloring process for non anodized aluminum and its alloys | |
| JPS63157899A (ja) | 着色電着塗膜の形成方法 | |
| GB2053972A (en) | Electrolytic colouring of anodized aluminium | |
| JP2002212788A (ja) | グレー系色複合皮膜を有するアルミニウム材及びアルミニウム合金材並びにその製造方法 | |
| JP2938781B2 (ja) | アルミニウム材およびアルミニウム合金材の青系グレー色複合皮膜形成方法 | |
| JPS5827998A (ja) | 金属製品の着色方法 | |
| KR950003369B1 (ko) | 착색 전착도막의 형성방법 | |
| KR100239506B1 (ko) | 스테인리스강 제품의 산화발색방법 | |
| JPH0813196A (ja) | 複合電着塗装皮膜を有するアルミニウム材及びその製造方法 | |
| JPS647160B2 (ja) | ||
| US6420053B1 (en) | Articles having a colored metallic coating with special properties | |
| JP2895537B2 (ja) | 電着塗装方法および電着塗装物 | |
| JPH0216391B2 (ja) | ||
| JPH09268398A (ja) | ステンレス鋼の着色方法と、ステンレス鋼線状体からなる着色形成品 | |
| JPS5852478A (ja) | 文具用外装部品の製法 | |
| JP3249439B2 (ja) | 金属製成形品への塗装方法 | |
| JPS63318905A (ja) | 化粧品容器 |