JPH0346908Y2 - - Google Patents

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JPH0346908Y2
JPH0346908Y2 JP1983051699U JP5169983U JPH0346908Y2 JP H0346908 Y2 JPH0346908 Y2 JP H0346908Y2 JP 1983051699 U JP1983051699 U JP 1983051699U JP 5169983 U JP5169983 U JP 5169983U JP H0346908 Y2 JPH0346908 Y2 JP H0346908Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は印刷ユニツトの最終胴周面に付着した
スプレー粉を確実に除去し得るようにした枚葉輪
転印刷機の胴周面清掃装置に関する。
〔従来技術〕
従来からこの種の枚葉輪転印刷機は通常第1図
に示す如く構成され、枚葉紙への印刷を行なつて
いる。すなわち、1は周面に刷版が装着された版
胴、2は版胴1に圧接され前記刷版に形成された
画像がインキと湿し水とで転写されるゴム胴で、
このゴム胴2には紙くわえ爪装置4を備えた倍径
の圧胴3が対接され、さらに圧胴3の前後には同
じく紙くわえ爪装置7,8をそれぞれ備え該圧胴
3を同径の渡し胴5,6が対接されている。9は
図示しない給紙装置によつて1枚ずつ送り出され
る紙(枚葉紙)で、この紙9は渡し胴5の紙くわ
え爪装置7から圧胴3の紙くわえ爪装置4に咥え
替えられて圧胴3に受け渡され、該圧胴3とゴム
胴2間を通過する間にゴム胴2の画像が転写され
印刷される。そして、ゴム胴2を通過した紙9は
紙くわえ爪装置4,8によつて咥え替えられるこ
とにより圧胴3から次の渡し胴6へと移送され次
段の印刷ユニツトへと供給される。
ところで、輪転印刷機で印刷された紙9の印刷
面は、インキの乾きが遅いために爾後の工程にお
いて汚損し易くまた枚葉紙の場合には排紙積載時
に裏移りが発生するので、これを防止するために
通常紙が排紙装置に到着するごとにスプレパウダ
を間欠的に散布することが行なわれている。しか
しながら、スプレパウダを散布するとその一部が
機械各部に付着するという問題があつた。この付
着箇所としては排紙装置に近い最終印刷ユニツト
の圧胴が最も著しく、そのまま放置しておくと紙
くわえ爪装置の爪の回動部が円滑に回動しなくな
つたり、スプレー粉が湿気を含んで固化し、同爪
装置のスプリングをたわまなくさせたりあるいは
また爪の軸受部に侵入してカジリを起こすなど
種々の故障原因となり、紙くわえ爪装置が正常に
作動しなくなる。
そこで、従来は定期的に紙くわえ爪装置を清掃
しているが、この清掃は紙くわえ爪装置が1つの
胴に対して十数個も取付けられているため、それ
ぞれ個々に清掃しなければならず、そのため作業
が面倒で長時間を要するという不具合があつた。
〔考案の概要〕
本考案は上述したような点に鑑みてなされたも
ので、印刷ユニツトの最終胴下側に、先端が最終
胴に接触するブラシと下端がベツドの上面に当接
する板体を設けるという、きわめて簡単な構成に
より胴周面紙くわえ爪装置等に付着したスプレー
粉を除去するとともに、スプレー粉が印刷ユニツ
ト側に侵入するのを阻止し、紙くわえ爪装置の安
定した動作を得るようにした枚葉輪転印刷機の胴
周面清掃装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第2図は本考案に係る胴周面清掃装置を備えた
4色刷枚葉輪転印刷機の一実施例を示す概略側面
図である。同図において、印刷機20は、紙積台
21上に積層された紙22を一枚づつ吸引して差
板23上へ送り出す給紙装置24と、差板23上
からスイング装置26で搬送されて供給された紙
22に順次4色の印刷を施す印刷ユニツト27
と、印刷後、排紙チエーン28で搬送された紙2
2を紙積台29上に積層する排紙装置30とを備
えている。そして、各印刷ユニツト27は、上半
部が小幅で下半部が広幅の凸字状に形成された左
右一対のフレーム31を備えており、隣接するフ
レーム31は広幅部で接合されている。フレーム
31の全長にわたる側方ならびに隣接するフレー
ム31の小幅部間には、作業者が歩行し各部の操
作、調整等を行なうためのステツプ32が架設さ
れている。
そして、各印刷ユニツト27の左右のフレーム
31には、印刷用の版を装着する版胴33と、版
面の画像が転写されるゴム胴34と、ゴム胴34
と対接してこの間を通過する紙22への印刷時に
印圧を加える倍径の圧胴35とが軸支されてお
り、隣接する圧胴35間には、紙渡し胴36が配
設されている。また、版胴33の上方には、図示
を省略しているがこれに対接するインキ着ローラ
と、フレーム31上部のインキ壷ローラと、これ
ら両ローラ間に配設された振りローラを始めとす
る多数のローラ群(図示せず)を備え、版胴33
上の版面へインキを供給するインキ装置並びに版
胴33に湿し水を供給する給水装置が設けられて
いる。そして、版胴33、ゴム胴34、圧胴35
からなる印刷胴群やインキ装置のインキ量等を操
作、調整したりする操作部は、印刷胴群に対する
排紙側に、隣接する印刷ユニツト27間の通路に
面し集中して配設されている。
給紙装置24の紙積台21上に積層された紙2
2は、サツカ装置(図示せず)で1枚ずつ吸引さ
れて差板23上へ送り出されたのち、スイング装
置26で1色目の圧胴35の紙くわえ爪装置(後
述する)の爪に咥え替えられ、このあと渡し胴3
6、圧胴35とで交互に爪の咥え替えを行ないな
がら搬送される間にゴム胴34との間で4色の印
刷が施され、しかる後最終段圧胴35より排紙胴
55に咥え替えられて排紙チエーン28の排紙爪
に受け渡され排紙装置30の紙積台29上に落下
積載される。なお、この時パウダスプレー装置A
によつて紙22にスプレー粉が散布されることに
より裏移り防止処理が施される。
第3図は前記紙くわえ爪装置の一実施例を示す
開放時の側面図で、56は圧胴35の周面に設け
られた扇形切欠凹部で、この凹部56内に紙くわ
え爪装置37が配設されている。前記紙くわえ爪
装置37は爪軸38を有し、この爪軸38には支
持部片39が嵌合され、割り締め部39aにおい
てボルト40により割り締めされている。一方、
この割り締め部39aとは反対側には圧胴35の
爪台41付近にまで延在する延設部39bが設け
られ、この延設部39bの爪軸38に近い部位に
は枢軸42によつてくわえ爪43が回動自在に軸
支されている。そして、支持部片39の先端、す
なわち爪台41に近接した部位には、後述する調
節ねじ45の先端が当接するストツパ39cが形
成されている。前記枢軸42は止めねじ46によ
りくわえ爪43側に固定されている。前記爪台4
1は前記扇形切欠凹部56の壁面56aにボルト
47によつて固定されている。そして、仮想線で
示す紙22はこの爪台41の上面41aとくわえ
爪43の先端爪先部下面43aとの間に把持され
る。なお、図においては紙くわえ爪装置37が排
紙胴55との紙咥え替え動作を終了して最下位置
に位置した状態を示し、この時くわえ爪43は爪
台41から離間している。
前記支持部片39に設けられた突起39dに螺
入されたばね受ねじ49とくわえ爪43の凹部5
0との間には圧縮コイルばね51が介装されてお
り、これによつてくわえ爪43に時計方向の回動
力を付与している。この回動力はくわえ爪43の
先端部を爪台41に押圧する押圧力となる。さら
に、くわえ爪43の先端部近傍には圧胴35の
略々軸心を指向する方向のねじ孔53が設けられ
ている。このねじ孔53には前記調節ねじ45が
螺入され、またねじ孔53の下端開口部は前記ス
トツパ39cの端面に対向している。そして、こ
の調節ねじ45を締付け方向に回転すると、くわ
え爪43は圧縮コイルばね51に抗して反時計方
向に回動され、爪の把持力が調整される。なお、
紙くわえ爪装置37は図示しないカム装置によつ
て回動されることにより、圧胴35の1回転で、
くわえ爪43を1回開閉動作させ、紙22を渡し
胴36より受け取り、排紙胴55へと受け渡す。
第2図、第4図〜第6図において、印刷ユニツ
ト27の下方には分割形成された2つのベツド6
0,61が前後に配設されており、これらのうち
前方側、すなわち排紙装置30寄りのベツド61
には本考案の要旨をなす胴周面清掃装置65が配
設されている。この胴周面清掃装置65は最終段
印刷ユニツト27の圧胴35の下部に配設される
もので、第5図および第6図に詳細に示すように
圧胴35の軸方向に延在して両端が前記ベツド6
1の両側壁内側面にねじ止め固定されるバー66
と、このバー66の上端ほぼ全長に亘つて配設さ
れた上向きのブラシ67と、前記バー66の下端
にヒンジ68を介して回動自在に連結された板体
69とで構成されている。そして、前記ブラシ6
7の上端は前記圧胴35およびベアラ70の周面
に接触し、前記板体69の下端はベツド61の上
面に当接している。なお、圧胴35の側面とフレ
ーム31(第4,5図参照)との間は従来通り開
放されている。
このような構成からなる胴周面清掃装置65に
おいて、印刷時に圧胴35が回動されると、その
周面および紙くわえ爪装置37はブラシ67によ
つて清掃され、これらに付着したパウダスプレー
装置33によるスプレー粉が除去される。この場
合、紙くわえ爪装置37は排紙胴55へ紙22を
渡すためにくわえ爪43を開いた後そのまま開い
た状態で圧胴35と一体に第3図反時計方向へ回
転する。そして、紙くわえ爪装置37が最下部に
さしかかつたときにブラシ67の先にくわえ爪4
3が当り、その表面に付着しているスプレー粉が
かき落される。紙くわえ爪装置37がブラシ67
を通過するタイミング以外は圧胴35のシリンダ
表面およびベアラ70表面にブラシ67が接触し
ているので、これら表面に付着したスプレー粉も
かき落される。
また、最終段の圧胴35とベツド61の上面と
の間の空間を胴周面清掃装置65によつて閉塞
し、スプレー粉の通過を阻止しているので、これ
より上流側の圧胴35、渡し胴36等がスプレー
粉によつて汚されることはない。
なお、胴側面とフレーム31との間は従前通り
開放されているので、この部分からスプレー粉が
上流側に侵入するが、ここからの侵入量はスプレ
ーを印刷紙面の部分に対してだけ吹きつけている
ので、極めて少なく、上流側の各種胴を汚す虞れ
はない。
なお、上記実施例は最終印刷ユニツトの圧胴3
5に胴周面清掃装置65を配設したが、これに限
らず最終圧胴からさらに2本の渡し胴を経て排紙
胴へ紙を運ぶ方式を採用した印刷機においては排
紙胴直近の胴に対して清掃装置を配置するように
すればよい。
また、ブラシ67を圧胴35のシリンダおよび
ベアラ70の周面にのみ当てたが圧胴軸部にも当
てたりあるいは軸部に対してはブラシの代りにエ
アーカーテンを形成し、スプレー粉を遮断するよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る枚葉輪転印刷機
の胴周面清掃装置は、印刷ユニツトの最終胴下部
位置にブラシを配置してその先端を胴周面に接触
させるように構成したので、最終胴および該胴に
組込まれている紙くわえ爪装置に付着したスプレ
ー粉をブラシでかき落して清掃することができる
ため、作業者が定期的に清掃する必要がなく、印
刷機の保守を容易にする。また紙くわえ爪装置に
付着したスプレー粉をかき落すことができるた
め、紙くわえ爪装置の動作が安定かつ確実である
ばかりか、前記ブラシを保持してるバーに下端が
ベツドの上面に当接する板体を設けることによ
り、前記ブラシとともに最終胴の下側をほゞ遮蔽
する構造としたから、スプレー粉の印刷ユニツト
側への侵入を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の枚葉輪転印刷機の要部構成図、
第2図は本考案に係る胴周面清掃装置を備えた枚
葉輪転印刷機の一実施例を示す概要側面図、第3
図は紙くわえ爪装置の側面図、第4図a,bはベ
ツドの要部斜視図および断面図、第5図は胴周面
清掃装置の要部拡大正面図、第6図は同装置の側
面図である。 27……印刷ユニツト、35……圧胴、60,
61……ベツド、65……胴周面清掃装置、66
……バー、67……ブラシ、69……板体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷ユニツトの最終胴下部位置にブラシを上向
    きに配設し、その先端を前記最終胴周面に接触さ
    せるとともに、このブラシを保持するバーに下端
    がベツドの上面に当接する板体を設け、最終胴の
    下側をほゞ遮蔽したことを特徴とする枚葉輪転印
    刷機の胴周面清掃装置。
JP5169983U 1983-04-07 1983-04-07 枚葉輪転印刷機の胴周面清掃装置 Granted JPS59157824U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5169983U JPS59157824U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 枚葉輪転印刷機の胴周面清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5169983U JPS59157824U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 枚葉輪転印刷機の胴周面清掃装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157824U JPS59157824U (ja) 1984-10-23
JPH0346908Y2 true JPH0346908Y2 (ja) 1991-10-04

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ID=30182097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5169983U Granted JPS59157824U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 枚葉輪転印刷機の胴周面清掃装置

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JP (1) JPS59157824U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5027905U (ja) * 1973-07-11 1975-03-31
JPH03511U (ja) * 1989-05-26 1991-01-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157824U (ja) 1984-10-23

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