JPH0347236Y2 - - Google Patents

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JPH0347236Y2
JPH0347236Y2 JP3740084U JP3740084U JPH0347236Y2 JP H0347236 Y2 JPH0347236 Y2 JP H0347236Y2 JP 3740084 U JP3740084 U JP 3740084U JP 3740084 U JP3740084 U JP 3740084U JP H0347236 Y2 JPH0347236 Y2 JP H0347236Y2
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base piece
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magnetic
piece
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はホールICを用いた磁気近接スイツチ
に関するものである。
〔背景技術〕
第6図は従来のホールICを用いた磁気近接ス
イツチの概略構成を示す斜視図である。同図にお
いて、1はホールICであり、ホール素子を用い
て磁界を検出し、内蔵の増幅回路とスイツチング
回路を介して磁気検出出力を生じるようになつて
いる。かかるホールIC1は、プラスチツク成形
品よりなる非磁性体のボデイ2内に収納されてい
る。3は磁性体よりなる集磁板であり、周囲の磁
束を集束してホールIC1に与えるようになつて
いる。集磁板3は第7図に示すように中央部に下
方に向かつて突出する凹段部3aを有しており、
この凹段部3aがホールIC1の検出部に接する
ように配置されている。4はホールIC1につな
がるリード線であり、ボデイ2の端部に設けられ
た開口部2aを介して外部に引き出されている。
ボデイ2の内部にはエポキシ樹脂等の注形樹脂が
モールドされている。6は取付穴であり、ボデイ
2を他の構造物に固定する際に使用されるもので
ある。また7は位置決め用の凸部であつて、取付
穴6によつてボデイ2を他の構造物に取り付けた
ときに、ボデイ2と該構造物との位置決めを行な
うものである。
第8図乃至第10図は第6図従来例における磁
気近接スイツチの特性を示す図である。第8図の
特性図で、第9図a,bに示すようにホールIC
1の上方にて磁石8をx−x′方向に沿つて移動さ
せた場合における磁気近接スイツチの動作特性を
示す図である。また第10図の特性図は、第11
図a,bに示すようにホールIC1の上方にて磁
石8をy−y′方向に沿つて移動させた場合におけ
る磁気近接スイツチの動作特性を示す図である。
第8図および第10図において、a1,b1は磁気近
接スイツチが検出動作を行なう点の軌跡を表わす
曲線であり、またa2,b2は磁気近接スイツチが復
帰動作を行なう点の軌跡を表わす曲線である。上
記各図において、a1,a2は第7図に示すような従
来の集磁板3を使用した場合の特性であり、また
b1,b2は上述のような集磁板3を使用しない場合
の特性である。第8図の特性図と第10図の特性
図とを比較検討すれば明らかなように、集磁板3
の腕部3bが設けられているx−x′方向について
は、集磁板3を設けることにより検出距離(z軸
方向の検出動作範囲)が長くなり、指向性も尖鋭
化されて改善されている。しかしながら、集磁板
3の腕部3bが設けられていないy−y′方向につ
いては、集磁板3を設けると、検出距離について
は良くなるが、指向性については第8図の場合の
ように尖鋭にはならず改善が見られないという欠
点があつた。
第12図a乃至cは上述の集磁板3の動作を示
す図である。従来の集磁板3の形状は第12図
a,bに示すように、x−x′方向で、磁石8の有
無を検出する場合には検出距離が長く、指向性が
良好となつて大変効果的である。すなわち、まず
検出体たる磁石8が第12図aに示す位置にある
ときには、磁石8からの磁束の大部分は経路A,
A′を通るものであり、ホールIC1の内部の検出
部(ホール素子)を貫通する磁束Bは非常に少な
く、ホールIC1に内蔵されたスイツチング回路
はオフ状態である。次に、検出体たる磁石8が第
12図aに示す状態から左方向に移動するに従
い、ホール素子を通過する磁束Bは増加し、ホー
ルIC1におけるスイツチング回路はオン状態と
なる。磁石8がさらに左方向に移動し、第12図
bに示す状態となつたときにホール素子を貫通す
る磁束は最大となる。このため検出動作点の軌跡
は第8図の曲線a1に示すように尖鋭な曲線状とな
る。ところが第12図cに示すように、y−y′方
向で磁石8の有無を検出する場合には、上述の第
10図の曲線a1に示すような特性となり、指向性
が悪くなつてしまう。これは検出体たる磁石8が
第12図cに示すような位置にあるときには、磁
石8からの磁束は、集磁板3の腕部3bがないた
めに、第12図aの場合よりも広がり、しかもホ
ール素子を貫通する磁束Bが多くなるからであ
る。以上の説明から明らかなように、従来の集磁
板3を用いた場合には、磁気近接スイツチのx−
x′方向についての検出特性は検出距離、指向性と
もに改善されるが、y−y′方向については、検出
距離は改善されても指向性は改善さなないという
問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述のような点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、従来のように
特定の一方向についてのみならず、他の方向につ
いても検出距離および指向性の双方を集磁板を設
けることによつて改善することができるようにし
た磁気近接スイツチを提供するにある。
〔考案の開示〕
以下本考案の構成を図示実施例について説明す
ると、第2図乃至第5図に示すように、強磁性体
板よりなり、略正方形状の基片部3cと、基片部
3cの略中心部に形成された凹段部3aと、基片
部3cの各辺部から略垂直に凹段部3aの突出方
向に向かつて延出された腕部3bとを有する集磁
板3と、集磁板3の凹段部3a突出側の面に、凹
段部3aに近接して配設され、凹段部3aの突出
方向と略平行な方向の磁束の有無を検出するホー
ルIC1とを有するものである。すなわち、本考
案の特徴とするところは、上記従来例の説明にお
けるx−x′方向についてのみならずy−y′方向に
ついても集磁板3の腕部3bを設けて、指向性の
改善やy−y′方向についても行ない得るように
し、かつ腕部3bが増えたことによる集磁効果の
向上によつてx−x′方向、y−y′方向ともに従来
例よりも検出距離を長くできるようにした点にあ
る。
第1図は本考案の一実施例に係る磁気近接スイ
ツチの概略構成を示す斜視図であり、第2図は上
記磁気近接スイツチにおいて用いる集磁板の外観
を示す斜視図である。また第3図a,bはそれぞ
れ第2図におけるA−A′線断面図およびB−
B′線断面図を示している。上記各図において、
第6図従来例と同一の機能を有する部品には同一
の符号を付してその説明は省略する。本実施例に
あつては、基片部3cの略中央部に、略正方形状
の凹段部3aをしぼり加工によつて形成してい
る。また本実施例にあつてはy−y′方向について
の腕部3bには、矩形状の切欠凹所9を設けてあ
り、ホールIC1のリード線4を第1図に示すよ
うに通過させ得るようになつている。第4図aは
本実施例において磁石8を第9図a,bに示すよ
うにx−x′方向に移動せしめた場合の磁気近接ス
イツチの検出動作特性を示す図であり、第4図b
は同じく本実施例において磁石8を第11図a,
bに示すようにy−y′方向に移動せしめた場合の
磁気近接スイツチの検出動作特性を示す図であ
る。ただし上記各図において、b1,b2は第8図お
よび第10図におけるb1,b2と同じく集磁板3を
設けない場合の検知動作点および復帰動作点の軌
跡をそれぞれ示しており、またc1,c2は本実施例
における集磁板3を設けた場合の検知動作点およ
び復帰動作点の軌跡をそれぞれ示している。上記
第4図a,bを見れば明らかなように、本実施例
にあつては、集磁板3を設けることによつてx−
x′方向のみならず、y−y′方向についても検出距
離が大きくなると共に、指向性が良好となるもの
である。
第5図aは本考案の他の実施例において用いる
集磁板3の外観を示す斜視図であり、同図bは上
記集磁板3の展開図である。上記各図に示すよう
に、本実施例における集磁板3は、凹段部3aを
しぼり加工によつてではなく、第5図bに示すよ
うな形状の強磁性体板を折り曲げ加工することに
よつて形成しているものである。すなわち、本実
施例にあつては、凹段部3aは、基片部3cより
も充分に小さい略正方形状の中央片10と、中央
片10の各辺から垂直に、かつ同一方向に向つて
延出される長方形状の連結片11とから成り、基
片部3cは各連結片11の延出端部からそれぞれ
中央片10と平行になるように放射状に延出され
る略台形状の基片素板12から成るものである。
本実施例においても、腕部3bが基片部3cの各
辺から延出されているので、検知動作特性は第4
図a,bに示すようになり、x−x′方向のみなら
ずy−y′方向についても検出距離が長くなり、指
向性も改善されるものである。なお、本実施例に
おいては前述の実施例における切欠凹所9に代え
てリード線4を引き出すためのリード線導出孔1
3を腕部3bに設けてある。このリード線導出孔
13は横長の方形状となつており、前述の切欠凹
所9よりは小さくなつている。したがつて本実施
例における集磁板3による集磁効果は前述の実施
例の場合よりも若干改善されるものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように構成されており、強磁性
体板よりなり、略正方形状の基片部と、基片部の
略中心部に形成された凹段部と、基片部の各辺か
ら略垂直に凹段部の突出方向に向かつて延出され
た腕部とを有する集磁板と、集磁板の凹段部突出
側の面に、凹段部に近接して配設され、凹段部の
突出方向と略平行な方向の磁束の有無を検出する
ホールICとを有するものであるから、従来例の
ように磁気近接スイツチの一方向についてのみな
らず、当該一方向とは垂直な他の方向について
も、磁石の有無を検出できる検出距離が長くな
り、しかも指向性についても尖鋭になるように改
善されるという効果がある。また腕部が増えたこ
とによる集磁効果の向上によつて従来例に比べる
と、全体として検出距離が長くなるという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る磁気近接スイ
ツチの斜視図、第2図は同上に用いる集磁板の斜
視図、第3図aは第2図のA−A′線断面図、第
3図bは第2図のB−B′線断面図、第4図a,
bは第1図の磁気近接スイツチの動作説明図、第
5図aは本考案の他の実施例に係る磁気近接スイ
ツチにおいて用いる集磁板の斜視図、第5図bは
同上の集磁板の展開図、第6図は従来例の磁気近
接スイツチの斜視図、第7図は同上に用いる集磁
板の斜視図、第8図は同上の磁気近接スイツチ動
作説明図、第9図a,bはそれぞれ同上の使用状
態における正面図および平面図、第10図は同上
の磁気近接スイツチの動作説明図、第11図a,
bはそれぞれ同上の使用状態における正面図およ
び平面図、第12図a,b,cはそれぞれ同上の
磁気近接スイツチの動作原理を示す動作説明図で
ある。 1はホールIC、3は集磁板、3aは凹段部、
3bは腕部、3cは基片部、10は中央片、11
は連結片、12は基片素板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 強磁性体板よりなり、略正方形状の基片部
    と、基片部の略中心部に形成された凹段部と、
    基片部の各辺から略垂直に凹段部の突出方向に
    向かつて延出された腕部とを有する集磁板と、
    集磁板の凹段部突出側の面に、凹段部に近接し
    て配設され、凹段部の突出方向と略平行な方向
    の磁束の有無を検出するホールICとを有して
    成る磁気近接スイツチ。 (2) 凹段部は、基片部をしぼり加工して形成して
    成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の磁気
    近接スイツチ。 (3) 凹段部は、基片部よりも充分に小さい略正方
    形状の中央片と、中央片の各辺から垂直に、か
    つ同一方向に向かつて延出される長方形状の連
    結片とから成り、基片部は各連結片の延出端部
    からそれぞれ中央片と平行になるように放射状
    に延出される略台形状の基片素板から成る実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の磁気近接スイ
    ツチ。
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