JPH0347367Y2 - - Google Patents

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JPH0347367Y2
JPH0347367Y2 JP732987U JP732987U JPH0347367Y2 JP H0347367 Y2 JPH0347367 Y2 JP H0347367Y2 JP 732987 U JP732987 U JP 732987U JP 732987 U JP732987 U JP 732987U JP H0347367 Y2 JPH0347367 Y2 JP H0347367Y2
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wheels
drive source
wheel
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center
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線の他、電柱間に懸架される共通
水平支線や電柱と地面間に設けられる地支線等の
ワイヤを走行路とし、ロープ等の受け渡しに使用
される自走機に関するものである。
〔従来の技術〕
架線工事等を行う際には、しばしば電柱間ある
いは地上と電柱上間で工事用の案内ロープや工事
の受け渡しを行うことがある。しかしながら、例
えば電柱間において上記のような工事用案内ロー
プ等を受け渡しする場合、これら電柱間に家具や
道路あるいは河川等があると、地上を介して作業
を行うことは極めて困難となる。また、地上と電
柱上間において工具等を遣り取りするにも、作業
者が一々梯子や電柱に設けられた足場ボルトを用
いて上がり下がりしていては作業性が悪くまた危
険度が高くなる恐れもある。
このため近時、既設の架空電線を利用して上記
のような工事用ロープは工具の受け渡しを行う、
電線用の自走機が使用されるようになつている。
この電線用自走機は、第7図に示すように電線
EWを走行路とする車輪101を装備し、この車
輪101をベルト102を介してモータ103で
駆動させるものであり、車輪101は電線EWを
抱え込むようなU字状の線路ガイド溝101aを
有していた。また、モータ103を収納する収納
室104と、車輪101を支持する車輪取付部1
05は一体的に構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、電線には途中に水抜き装置や電
線保護カバーが設けられている場合があり、この
ような場合、上記第9図のように電線EWを抱え
込むようにした車輪101を具備する自走機で
は、上記は電線保護カバー等を乗り越えることが
できないという問題があつた。また、電柱には風
圧荷重や電線の不平均張力によつて電柱に作用す
る曲げモーメントに耐えるために、地支線や共通
水平支線等が設けられており、こうした支線を走
行路として用いることができれば、上述の如き架
線工事を行うに際して更に便利となる。ところ
が、このような支線は途中に玉碍子等の径の大き
な碍子部を有するため、こうした支線を利用する
にも前記のような車輪101を具備する自走機で
は対応することができなかつた。
さらに、上記第9図に示すような従来の自走機
では、回転駆動源であるモータ103を装備する
収納室104と車輪101を支持する車輪取付部
105とが一体的に構成されているため、走行路
が傾斜していると車輪を複数個装備していても、
モータ103の重みによつて一部の車輪にのみ荷
重がかかり、駆動力が低下するという問題があつ
た。
本考案は上記のような事情に鑑みなされたもの
であつて、電線保護カバーを設けた架空電線や支
線に対応して使用することができ、且つ走行路が
傾斜している場合や電線保護カバー等の障害物を
乗り越える際にも複数の車輪から均一な駆動力を
得ることができるようにした振子型自走機を提供
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による振子型自走機は上記目的を達成す
るために、鼓型に形成されるとともに、胴周壁の
少なくともくびれ中心部の所定間隔を除く部分
に、中心側から端面側にわたつて摩耗抵抗の少な
いスリツプバーを複数本設けた車輪と、この車輪
を2以上枢支した車輪取付部と、前記車輪の回転
駆動源を装備した駆動源取付部と、この駆動源取
付部に固着され且つ前記車輪取付部に回動自在に
結合された連結腕と、前記回転駆動源の駆動力を
前記車輪に伝達する伝達機構とを具備することを
特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように構成された振子型自走機は、車輪
が全体として鼓型に型成されていることにより、
くびれ部分において電線カバー等の障害物が容易
に通過することができる。また、支線等の走行路
がくびれの中心から外れるようなことがあつても
車輪の胴外周に設けた摩擦抵抗の少ないスリツプ
バーに乗り上げることにより、最深部であるくぼ
み中央に戻り、車輪から脱落してしまわない。ま
た、車輪取付部が、この車輪取付部に回動自在に
結合された連結腕を介して、回転駆動源を装備し
た駆動源取付部に連結されていることにより、傾
斜した走行路を走行する場合や障害物を乗り越え
る際に、車輪取付部のみが傾斜して2以上の複数
の車輪が常に走行路に接することができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図において、1,1はウレタン
ゴム等の合成ゴム製の車輪であつて、これら車輪
1,1は走行路に設けられた碍子等の障害物がく
びれ部分に引掛ることなく通過できるように鼓型
に形成されている。また、これら車輪1,1は、
それぞれの車輪1a、1aを平行にし所定間隔を
置いて車輪取付部である取付フレーム2の枢支さ
れている。これら車輪1,1の胴周壁には、第4
図及び第5図に示すように、くびれ中心部の所定
間隔aを除く部分に金属や硬質の合成樹脂材等に
よりなる摩擦抵抗の小さいスリツプバー1b……
が中心部から端面側にわたつて複数本(本実施例
においては両側に各4本づつ)等間隔に埋設もし
くは貼設されている。前記くびれ中心部の所定間
隔aは、走行路となる支線あるいは架空電線が嵌
まり込む程度に設定することが望ましい。また、
各スリツプバー1bは、中心部から側面側へ向う
に従つて、車輪1の回転方向(矢符X方向)に傾
斜しており、スリツプバー1bをこのように傾斜
させておけば、支線等の走行路はスリツプバー1
bに乗り上げることによりスムーズに中心部に滑
り落とされる。但し、このようなスリツプバーの
傾斜は必ずしも施されていなくてもよく、スリツ
プバーの本数を増やすこと等によつて、側面から
見て車軸1aと平行なスリツプバーやあるいは上
記スリツプバー1bとは逆方向に傾斜させたスリ
ツプバーとしても差支えない。
前記取付フレーム2の車軸1,1下方には、第
1図に示すように空間部Sが形成されており、前
後面にはこの空間部Sと取付フレーム2外部とを
連通し且つ正面から見て前記空間部S及び車輪1
の下端辺が視覚できる走行路通過孔2aが開設さ
れている。この走行路通過孔2aが支線に設けら
れている碍子等、走行路に設けられた障害物が通
過するに十分な大きさに形成されているのはもち
ろんである。また、この走行路通過孔2aを形成
する取付フレーム2の下部は開閉体2bよりな
り、これら開閉体2bはそれぞれ一方の側面側に
設けたボルト2c,2cの螺合を緩めることによ
つて他方の側面側の蝶番2dを軸として開閉動作
できるようになつている。したがつて、これら開
閉体2bを第1図に一点鎖線で示すように開くこ
とによつて、前記空間部S内に走行路を挿入する
ことができるのである。
前記取付フレーム2の下方には連結腕4を介し
て駆動源取付部である部品収納箱3が連結されて
いる。この部品収納箱3には、電動機5の他、バ
ツテリー6、継電器7等が内装されており、全面
には停止用のリミツスイツチ8が、後面には駆動
開始用の押ボタンスイツチ9が、また側面には電
源スイツチ10が装備されている。即ち、電源ス
イツチ10を入力した後、押ボタンスイツチ9を
ONすると、継電器7が作動してバツテリー6と
電動機3を接続し、電動機6を動作を開始する。
そして、リミツトスイツチ8が押圧されると、前
記継電器7はバツテリー6と電動機3の接続を断
ち、電動機3の動作を停止するのである。
前記連結腕4は内部に空間部を有する箱体であ
つて、前記収納箱3に固着されるとともに前記取
付フレーム2には回動自在に結合されている。即
ち、取付フレーム2には、前記車輪1,1の上方
で且つこれら車輪1,1の前後方向中央部に、取
付フレーム2に対して回動自在で且つ両端開放の
円筒状揺動軸9が貫設されており、第3図に示す
ように前記連結腕4はこの揺動軸9の一端に固定
されている。したがつて、取付フレーム2は収納
箱3に対して傾斜可能な構成となつている。
次に、電動機5の回動駆動を前記車輪1,1に
伝達するため伝達機構10を第3図を用いて説明
する。この伝達機構10は以下のようにしてな
る。即ち、前記電動機5は減速ギアボツクス11
と結合され、この減速ギアボツクス11から前記
連結腕4内の空間中へ、電動機5の減速された回
転を伝える回転軸11aが挿入されている。一
方、前記揺動軸9内にはこの揺動軸9の内周面に
軸承される回転シヤフト12が貫設されており、
回転シヤフト12も前記回転軸11aと同様、連
結腕4内の空間中へ挿入されている。そして、前
記回転軸11a及び回転シヤフト12にはそれぞ
れプーリ13,14が取着されており、これらプ
ーリ13,14間にポリウレタン等によりなるタ
イミングベルト15が懸け渡されている。16,
17は前記回転シヤフト12の軸承部に設けられ
たベアリングである。前記取付フレーム2には前
記連結腕4結合面と反対側の側面に駆動伝達室2
eが形成されており、前記回転シヤフト12及び
前記車輪1,1の車輪1a,1aの一端側がこの
駆動伝達室2c内に延出している。そして、回転
シヤフト12にはプーリ18が、また車輪1a,
1aにはプーリ19,19がそれぞれ取着されて
おり、これらプーリ18及びプーリ19,19間
に第2図に示すようにタイミングベルト20が三
角形状に懸け渡されている。以上のような構成で
なる伝達機構10により、電動機5の回転駆動が
車輪1,1に伝達され、車輪1,1は同方向に回
転するのである。
尚、21は取付フレーム2の後面に設けられた
ロープを係合させるためのリング、22は当該振
子型自走機を持ち運びする際に用いる取手、また
23はバツテリー6の充電用ジヤツク、24はベ
ルトテンシヨナーである。
上記のように構成された振子型自走機は、第6
図に示すように例えば支線SWを走行路として車
輪1,1を回転させることにより使用するもの
で、車輪1,1は前記押しボタンスイツチ8を押
すことにより回転を始め、当該振子型自走機が目
的とする電柱等の位置に辿りついてリミツトスイ
ツチ8がその電柱等に当接することによつて電動
機5を停止して走行を終えるのである。そして、
走行中において支線SWが車輪1,1のくびれの
中心部からずれようとすると、支線SWは第7A
図に示すようにスリツプバー1bの上に乗り上げ
る。この時、スリツプバー1bが設けられていな
いと、支線SWは車輪1,1の回転に引張られて
側面側へ移動してしまうが、スリツプバー1bに
乗り上げることにより、第7B図に示すように、
スリツプバー1bに沿つてくびれ中央部へ向つて
滑り、ついには第7C図に示すようにくびれ中央
部のスリツプバー1b,……が設けられていない
所定間隔a部分に滑り落ちるのである。
また、地支線のように傾斜した走行路を走行す
る場合や、玉碍子等の障害物を乗り越える際に
は、第8図に示すように取付フレーム2が揺動軸
9を中心として傾動し、車輪1,1の一方が走行
路から浮き上がるようなことがない。したがつ
て、車輪1,1の駆動が確実に走行路に伝えられ
安定した駆動力を得ることができるのである。
尚、本考案が上記実施例に限定されないのはも
ちろんであつて、上述したように車輪に設けるス
リツプバーの取付方向を変更しうる他、車輪に対
する駆動力の伝達機構及び駆動の開始・停止等の
手段も種々に設計変更しうるものである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による
振子型自走機によれば碍子や電線保護カバー等の
障害物の存在があつても何等支障なく支線や電線
を走行路として用いることができ、しかも障害物
を通過させるようにしたことにより、走行路が車
輪の中心部からずれて車輪外へ脱落してしまうこ
とがない。したがつて、従来自走機の走行路とし
て使用することができなかつた支線や電線保護カ
バーの付いた電線を用いてロープや工具の遣り取
りを行いことができるようになり、作業の向上に
極めて多大な効果を奏しうるものである。
また、傾斜した走行路を走行する場合や障害物
を乗り越える際には、車輪取付部のみが傾動する
から、2以上の車輪が常に走行路に接しているこ
とができ、駆動力がロスなく走行路に伝えられる
走行速度を向上させて作業のスピードアツプを図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による振子型自走機の実施例を
示す正面図、第2図は同じく側面図、第3図は第
2図のA−A断面の拡大図、第4図は車輪の斜視
図、第5図は車輪の縦断面図、第6図は実施例の
使用状態説明図、第7A図乃至第7C図は走行路
と車輪の状態を示す説明図、第8図は傾斜した走
行路を走行する場合の説明図、第9図は従来の自
走機の正面図である。 1……車輪、1b……スリツプバー、2……取
付フレーム(車輪取付部)、3……収納箱(駆動
源取付部)、4……連結腕、5……電動機(回転
駆動源)、10……伝達機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鼓型に形成されるとともに、胴周壁に少なくと
    もくびれ中心部の所定間隔を除く部分に、中心側
    から端面側にわたつて摩耗抵抗の少ないスリツプ
    バーを複数本設けた車輪と、 この車輪を2以上枢支した車輪取付部と、 前記車輪の回転駆動源を装備した駆動源取付部
    と、 この駆動源取付部に固着され且つ前記車輪取付
    部に回動自在に結合された連結腕と、 前記回転駆動源の駆動力を前記車輪に伝達する
    伝達機構とを具備することを特徴とする振子型自
    走機。
JP732987U 1987-01-20 1987-01-20 Expired JPH0347367Y2 (ja)

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JPS63117210U JPS63117210U (ja) 1988-07-28
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WO2024262265A1 (ja) * 2023-06-21 2024-12-26 株式会社永木精機 自走式の架空電線用走行機
JP7814035B2 (ja) * 2023-06-21 2026-02-16 株式会社永木精機 自走式の架空電線用走行機
WO2026133622A1 (ja) * 2024-12-19 2026-06-25 株式会社永木精機 自走式の架空電線用走行機

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