JPH0347432Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0347432Y2 JPH0347432Y2 JP2772687U JP2772687U JPH0347432Y2 JP H0347432 Y2 JPH0347432 Y2 JP H0347432Y2 JP 2772687 U JP2772687 U JP 2772687U JP 2772687 U JP2772687 U JP 2772687U JP H0347432 Y2 JPH0347432 Y2 JP H0347432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- rotating shaft
- magnetic poles
- main
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 58
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 24
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 7
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は機関用始動装置に係り、特に、電動機
の回転軸の軸方向変位を活用して機関を始動する
に適した始動装置に関する。
の回転軸の軸方向変位を活用して機関を始動する
に適した始動装置に関する。
従来、この種の機関用始動装置においては、例
えば、実公昭56−4850号公報に示されているよう
に、電動機の電機子を、同電動機の固定子に設け
た各磁極に対し軸方向に予め所定長さだけ変位さ
せておき、機関の始動に際しては、各磁極からそ
の各界磁巻線への通電により発生する磁力に応
じ、電機子をその回転軸と共に回転させつつ各磁
極内に吸引変位させて、同回転軸に連動するピニ
オンを機関のリングギアに噛合させるようにした
ものがある。
えば、実公昭56−4850号公報に示されているよう
に、電動機の電機子を、同電動機の固定子に設け
た各磁極に対し軸方向に予め所定長さだけ変位さ
せておき、機関の始動に際しては、各磁極からそ
の各界磁巻線への通電により発生する磁力に応
じ、電機子をその回転軸と共に回転させつつ各磁
極内に吸引変位させて、同回転軸に連動するピニ
オンを機関のリングギアに噛合させるようにした
ものがある。
しかしながら、このような構成においては、電
機子が各磁極内に吸引されても、この吸引過程に
おいては、電機子と各磁極との間の軸方向への位
置ずれのために各磁極からの磁力が電機子に対し
適確には作用し得ず、その結果、電動機の始動ト
ルクが円滑には発生しないという不具合が生じ
る。
機子が各磁極内に吸引されても、この吸引過程に
おいては、電機子と各磁極との間の軸方向への位
置ずれのために各磁極からの磁力が電機子に対し
適確には作用し得ず、その結果、電動機の始動ト
ルクが円滑には発生しないという不具合が生じ
る。
これに対しては、例えば、実公昭56−42436号
公報に示されているように、電機子を予め各磁極
内に位置せしめるとともに、電磁石装置を電動機
の外部に付設して、電磁石装置からの吸引力の発
生時に電機子を軸方向に変位させるとともに、こ
れに伴う電磁石装置のスイツチの閉成により各界
磁巻線に通電し各磁極から磁力を発生させて電機
子を回転させるようにすることも考えられるが、
電磁石装置が始動装置のコンパクト化及び低コス
ト化を妨げるという不具合がある。
公報に示されているように、電機子を予め各磁極
内に位置せしめるとともに、電磁石装置を電動機
の外部に付設して、電磁石装置からの吸引力の発
生時に電機子を軸方向に変位させるとともに、こ
れに伴う電磁石装置のスイツチの閉成により各界
磁巻線に通電し各磁極から磁力を発生させて電機
子を回転させるようにすることも考えられるが、
電磁石装置が始動装置のコンパクト化及び低コス
ト化を妨げるという不具合がある。
そこで、本考案は、上述のような各不具合を一
挙に解決すべく、電動機の電機子の軸方向変位に
伴う整流子の軸方向変位を有効に活用して、低コ
ストにてコンパクトな機関用始動装置を提供しよ
うとするものである。
挙に解決すべく、電動機の電機子の軸方向変位に
伴う整流子の軸方向変位を有効に活用して、低コ
ストにてコンパクトな機関用始動装置を提供しよ
うとするものである。
かかる問題の解決にあたり、本考案の構成は、
筒状のヨークの内周面にその周方向に配設した複
数の主磁極、これら各主磁極にそれぞれ巻回され
て通電を受けたとき同各主磁極から磁力を発生さ
せる複数の主界磁巻線、前記各主磁極の軸方向一
端に隣接して前記ヨークの内周面にそれぞれ配設
した複数の補助磁極、及びこれら各補助磁極にそ
れぞれ巻回されて通電を受けたとき同各補助磁極
から磁力を発生させる複数の補助界磁巻線を有す
る固定子と、前記固定子内にて前記ヨークと同軸
的に回転可能にかつ軸方向へ変位可能に軸支した
回転軸、前記各補助磁極からの磁力の消滅下にて
バネ手段の弾撥作用を受け前記各主磁極間に位置
して前記回転軸を原位置に維持し、前記各補助磁
極間にその各磁力の発生に応じ吸引されて前記バ
ネ手段に抗し前記回転軸を一軸方向に変位させ、
かつ電機子巻線への通電下にて前記各主磁極及び
各補助磁極からの磁力に応じ前記回転軸と共に回
転するように同回転軸に嵌着した電機子、並びに
前記回転軸に同軸的に設けられて前記電機子巻線
に接続した環状の整流子部、この整流子部の前記
回転軸の一軸方向側に同回転軸に同軸的に設けた
環状の絶縁部、及びこの絶縁部と前記整流子部と
の間に同軸的に介装した環状の抵抗部からなる整
流子と、前記固定子内に組付けられて電源と前記
各主界磁巻線との間に接続される各ブラシを、前
記回転軸の原位置にて前記絶縁部に接触させて前
記電機子巻線及び各主界磁巻線への通電を遮断
し、同回転軸の一軸方向への変化に応じ前記絶縁
部から遮断して前記抵抗部及び整流子部に順次接
触させて前記電機子巻線及び各主界磁巻線への通
電を許容し、かつ同回転軸の原位置への復帰に応
じ前記整流子部から遮断して前記抵抗部及び絶縁
部に順次接触させる一対のブラシ機構とからなる
電動機を備えて、前記回転軸に連動するピニオン
を、前記回転軸の一軸方向への変位及び回転に応
じ機関のリングギヤに噛合させ、かつこの噛合を
前記回転軸の原位置への復帰により解除するよう
にしたことにある。
筒状のヨークの内周面にその周方向に配設した複
数の主磁極、これら各主磁極にそれぞれ巻回され
て通電を受けたとき同各主磁極から磁力を発生さ
せる複数の主界磁巻線、前記各主磁極の軸方向一
端に隣接して前記ヨークの内周面にそれぞれ配設
した複数の補助磁極、及びこれら各補助磁極にそ
れぞれ巻回されて通電を受けたとき同各補助磁極
から磁力を発生させる複数の補助界磁巻線を有す
る固定子と、前記固定子内にて前記ヨークと同軸
的に回転可能にかつ軸方向へ変位可能に軸支した
回転軸、前記各補助磁極からの磁力の消滅下にて
バネ手段の弾撥作用を受け前記各主磁極間に位置
して前記回転軸を原位置に維持し、前記各補助磁
極間にその各磁力の発生に応じ吸引されて前記バ
ネ手段に抗し前記回転軸を一軸方向に変位させ、
かつ電機子巻線への通電下にて前記各主磁極及び
各補助磁極からの磁力に応じ前記回転軸と共に回
転するように同回転軸に嵌着した電機子、並びに
前記回転軸に同軸的に設けられて前記電機子巻線
に接続した環状の整流子部、この整流子部の前記
回転軸の一軸方向側に同回転軸に同軸的に設けた
環状の絶縁部、及びこの絶縁部と前記整流子部と
の間に同軸的に介装した環状の抵抗部からなる整
流子と、前記固定子内に組付けられて電源と前記
各主界磁巻線との間に接続される各ブラシを、前
記回転軸の原位置にて前記絶縁部に接触させて前
記電機子巻線及び各主界磁巻線への通電を遮断
し、同回転軸の一軸方向への変化に応じ前記絶縁
部から遮断して前記抵抗部及び整流子部に順次接
触させて前記電機子巻線及び各主界磁巻線への通
電を許容し、かつ同回転軸の原位置への復帰に応
じ前記整流子部から遮断して前記抵抗部及び絶縁
部に順次接触させる一対のブラシ機構とからなる
電動機を備えて、前記回転軸に連動するピニオン
を、前記回転軸の一軸方向への変位及び回転に応
じ機関のリングギヤに噛合させ、かつこの噛合を
前記回転軸の原位置への復帰により解除するよう
にしたことにある。
このように本考案を構成したことにより、機関
を始動させるにあたり、前記各補助界磁巻線への
通電により前記各補助磁極から磁力を発生させれ
ば、前記電機子が前記回転軸と共に前記バネ手段
に抗し前記一軸方向に変位し、前記整流子がその
抵抗部及び整流子部を順次前記各ブラシに接触さ
せて前記電機子巻線を介し前記各主界磁巻線に通
電し、前記各主磁極が磁力を発生する。従つて、
前記電機子が前記回転軸と共に前記各補助磁極か
らの磁力を受けて前記一軸方向へ変位しつつ前記
各主磁極及び各補助磁極からの磁力に応じ前記電
機子巻線への通電下にて回転し、前記ピニオンが
前記リングギアに噛合する。
を始動させるにあたり、前記各補助界磁巻線への
通電により前記各補助磁極から磁力を発生させれ
ば、前記電機子が前記回転軸と共に前記バネ手段
に抗し前記一軸方向に変位し、前記整流子がその
抵抗部及び整流子部を順次前記各ブラシに接触さ
せて前記電機子巻線を介し前記各主界磁巻線に通
電し、前記各主磁極が磁力を発生する。従つて、
前記電機子が前記回転軸と共に前記各補助磁極か
らの磁力を受けて前記一軸方向へ変位しつつ前記
各主磁極及び各補助磁極からの磁力に応じ前記電
機子巻線への通電下にて回転し、前記ピニオンが
前記リングギアに噛合する。
このような噛合により前記機関が始動した後、
各補助界磁巻線への通電を遮断すれば、前記各補
助磁極からの磁力が消滅し、前記電機子及び回転
軸が前記バネ手段の作用を受けて原位置に復帰
し、前記整流子がその整流子部を前記各ブラシか
ら解離させて同各ブラシを前記抵抗部を介し前記
絶縁部に接触させ、前記各主磁極からの磁力が前
記各主界磁巻線の通電遮断により消滅する。
各補助界磁巻線への通電を遮断すれば、前記各補
助磁極からの磁力が消滅し、前記電機子及び回転
軸が前記バネ手段の作用を受けて原位置に復帰
し、前記整流子がその整流子部を前記各ブラシか
ら解離させて同各ブラシを前記抵抗部を介し前記
絶縁部に接触させ、前記各主磁極からの磁力が前
記各主界磁巻線の通電遮断により消滅する。
しかして、上記のような作用が、前記整流子の
前記各ブラシとの選択的接触を活用して、前記各
補助界磁巻線を巻回してなる前記各補助磁極の採
用によつて達成されるので、この種の始動装置を
コンパクトかつ低コストにて提供し得る。かかる
場合、前記電機子全体がその軸方向変位中におい
て前記各主磁極及び各補助磁極内に維持されるの
で、これら主磁極及び補助磁極の各磁力が前記電
機子に常に有効に作用することとなり、その結
果、前記電動機の始動トルクが十分に確保されて
前記ピニオンと前記リングギヤとの噛合を円滑に
なし得る。また、前記整流子の整流子部の前記絶
縁部からの解離後における前記各ブラシとの接
触、及び前記整流子の絶縁部の前記整流子部から
の解離後における前記各ブラシとの接触が前記抵
抗部を介在させて行なわれるので、前記整流子の
整流子部への通電容量変化が、同整流子部が前記
絶縁部の前記各ブラシからの解離後、直接、同各
ブラシに接触したり、前記整流子の絶縁部が前記
整流子部の前記各ブラシからの解離後、直接、同
各ブラシに接触する場合に生じる前記整流子部の
通電容量変化に比べて前記抵抗部の抵抗値分だけ
小さくなつて、スパークの発生が大きく抑制さ
れ、その結果、前記整流子及び各ブラシの耐久性
を効果的に向上させ得る。
前記各ブラシとの選択的接触を活用して、前記各
補助界磁巻線を巻回してなる前記各補助磁極の採
用によつて達成されるので、この種の始動装置を
コンパクトかつ低コストにて提供し得る。かかる
場合、前記電機子全体がその軸方向変位中におい
て前記各主磁極及び各補助磁極内に維持されるの
で、これら主磁極及び補助磁極の各磁力が前記電
機子に常に有効に作用することとなり、その結
果、前記電動機の始動トルクが十分に確保されて
前記ピニオンと前記リングギヤとの噛合を円滑に
なし得る。また、前記整流子の整流子部の前記絶
縁部からの解離後における前記各ブラシとの接
触、及び前記整流子の絶縁部の前記整流子部から
の解離後における前記各ブラシとの接触が前記抵
抗部を介在させて行なわれるので、前記整流子の
整流子部への通電容量変化が、同整流子部が前記
絶縁部の前記各ブラシからの解離後、直接、同各
ブラシに接触したり、前記整流子の絶縁部が前記
整流子部の前記各ブラシからの解離後、直接、同
各ブラシに接触する場合に生じる前記整流子部の
通電容量変化に比べて前記抵抗部の抵抗値分だけ
小さくなつて、スパークの発生が大きく抑制さ
れ、その結果、前記整流子及び各ブラシの耐久性
を効果的に向上させ得る。
以下、本考案の一実施例を図面により説明する
と、第1図は、機関用始動装置に本考案が適用さ
れた一例を示している。始動装置は直流電動機M
を備えており、この直流電動機Mは固定子10内
に回転子20及び両ブラシ機構30A,30Bを
組付けて構成されている。固定子10は、筒状の
ヨーク11を有しており、このヨーク11の両端
開口部にはエンドブラケツト12及びエンドハウ
ジング13がそれぞれ嵌装されている。ヨーク1
1の内周面には、その周方向に沿い一対の主磁極
14,14が間隔を付与して配設されており、こ
れら各主磁極14,14には、各主界磁巻線1
5,15がそれぞれ巻回されている。また、ヨー
ク11の内周面には、その周方向に沿い一対の補
助磁極16,16が各主磁極14,14の第1図
にて図示右側に隣接して配設されており、これら
各補助磁極16,16には、各補助界磁巻線1
7,17が各主界磁巻線15,15と同一方向に
それぞれ巻回されている。
と、第1図は、機関用始動装置に本考案が適用さ
れた一例を示している。始動装置は直流電動機M
を備えており、この直流電動機Mは固定子10内
に回転子20及び両ブラシ機構30A,30Bを
組付けて構成されている。固定子10は、筒状の
ヨーク11を有しており、このヨーク11の両端
開口部にはエンドブラケツト12及びエンドハウ
ジング13がそれぞれ嵌装されている。ヨーク1
1の内周面には、その周方向に沿い一対の主磁極
14,14が間隔を付与して配設されており、こ
れら各主磁極14,14には、各主界磁巻線1
5,15がそれぞれ巻回されている。また、ヨー
ク11の内周面には、その周方向に沿い一対の補
助磁極16,16が各主磁極14,14の第1図
にて図示右側に隣接して配設されており、これら
各補助磁極16,16には、各補助界磁巻線1
7,17が各主界磁巻線15,15と同一方向に
それぞれ巻回されている。
回転子20は、回転軸21を有しており、この
回転軸21はヨーク11と同軸的に位置するよう
にエンドブラケツト12及びエンドハウジング1
3のブラケツト部に各ベアリング12a,13a
により回転自在にかつ軸方向に変位可能に軸支さ
れている。回転軸21の中間部位には、電機子巻
線22aを巻回した電機子22が嵌着軸支されて
おり、この電機子22の外周面22bと各主磁極
14の内周面14a及び各補助磁極16の内周面
16aとの間には所定の空隙が付与されるように
なつている。
回転軸21はヨーク11と同軸的に位置するよう
にエンドブラケツト12及びエンドハウジング1
3のブラケツト部に各ベアリング12a,13a
により回転自在にかつ軸方向に変位可能に軸支さ
れている。回転軸21の中間部位には、電機子巻
線22aを巻回した電機子22が嵌着軸支されて
おり、この電機子22の外周面22bと各主磁極
14の内周面14a及び各補助磁極16の内周面
16aとの間には所定の空隙が付与されるように
なつている。
また、回転軸21には、円筒状の整流子23が
電機子22の第1図にて図示左側において同軸的
に嵌着されており、この整流子23は、第1図〜
第3図に示すごとく、略円筒状の絶縁部材23A
と、この絶縁部材23Aの外周縁部内にその周方
向に間隔を付与して環状に設けた銅材料からなる
複数の整流子片23B〜23Bとを備えている。
かかる場合、各整流子片23Bの第1図及び第2
図にて図示左側半分部分の外周面部23bは絶縁
部材23Aの外周面と同一面内にあつて外方に露
呈しており、一方、各整流子片23Bの第1図及
び第2図にて図示右側半分部分に相当する切欠部
分は、第1図〜第3図に示すごとく、絶縁部材2
3Aの右側外周縁部23a内に埋設されている。
また、整流子23は、黒鉛、又はニッケル或いは
鉄を主成分とする金属抵抗材料等の抵抗材料から
なる複数の抵抗片23C〜23Cを備えており、
これら各抵抗片23C〜23Cは、各整流子片2
3Bの左側半分部分の軸方向内端に接触して絶縁
部材23Aの右側外周縁部23a内に設けられて
いる。かかる場合、各抵抗片23Cの外周面23
cは各整流子片23Bの外周面部23bと同様に
外方に露呈している。また、各抵抗片23Cと各
整流子片23Bの外周面部23bとの間の接続は
半田付け、溶接等によりなされている。なお、整
流子23の形成にあたつては、適宜な金型を利用
して、絶縁性液状合成樹脂材料内に各整流子片2
3B及び各抵抗片23Cを第1図〜第3図に示す
ごとく配設して一体的に凝固成形する。
電機子22の第1図にて図示左側において同軸的
に嵌着されており、この整流子23は、第1図〜
第3図に示すごとく、略円筒状の絶縁部材23A
と、この絶縁部材23Aの外周縁部内にその周方
向に間隔を付与して環状に設けた銅材料からなる
複数の整流子片23B〜23Bとを備えている。
かかる場合、各整流子片23Bの第1図及び第2
図にて図示左側半分部分の外周面部23bは絶縁
部材23Aの外周面と同一面内にあつて外方に露
呈しており、一方、各整流子片23Bの第1図及
び第2図にて図示右側半分部分に相当する切欠部
分は、第1図〜第3図に示すごとく、絶縁部材2
3Aの右側外周縁部23a内に埋設されている。
また、整流子23は、黒鉛、又はニッケル或いは
鉄を主成分とする金属抵抗材料等の抵抗材料から
なる複数の抵抗片23C〜23Cを備えており、
これら各抵抗片23C〜23Cは、各整流子片2
3Bの左側半分部分の軸方向内端に接触して絶縁
部材23Aの右側外周縁部23a内に設けられて
いる。かかる場合、各抵抗片23Cの外周面23
cは各整流子片23Bの外周面部23bと同様に
外方に露呈している。また、各抵抗片23Cと各
整流子片23Bの外周面部23bとの間の接続は
半田付け、溶接等によりなされている。なお、整
流子23の形成にあたつては、適宜な金型を利用
して、絶縁性液状合成樹脂材料内に各整流子片2
3B及び各抵抗片23Cを第1図〜第3図に示す
ごとく配設して一体的に凝固成形する。
両ブラシ機構30A,30Bはエンドブラケツ
ト12の内周面開口端部から整流子23の軸心に
向けて互いに対向して延出してなるもので、これ
ら各ブラシ機構30A,30Bのブラシ31a,
31bは、その各先端にて、各バネ32a,32
bの作用のもとに整流子23の外周面にそれぞれ
接触している。エンドハウジング13内には、第
1図に示すごとく、連結機構40が組付けられて
いる。この連結機構40は、レバー41を備えて
おり、このレバー41は、その基端部41aにて
エンドハウジング13の底壁の一部に回転軸21
の軸方向に揺動可能に枢支され、その中間部位4
1bにて回転軸21の外端に係合し上方へ延出し
ている。レバー41の中間部位41bとエンドハ
ウジング13の側壁の一部との間にはコイルスプ
リング42が介装されており、このコイルスプリ
ング42は、各ブラシ31a,31bの先端部を
整流子23の右側外周縁部23aの表面に接触さ
せるとともに電機子22の外周面22bを各主磁
極14の内周面14a間の空間内に位置させるよ
うにレバー41の中間部位41bを介し回転軸2
1を第1図にて図示左方へ付勢する。なお、第1
図にて符号41dは摺動玉を示す。
ト12の内周面開口端部から整流子23の軸心に
向けて互いに対向して延出してなるもので、これ
ら各ブラシ機構30A,30Bのブラシ31a,
31bは、その各先端にて、各バネ32a,32
bの作用のもとに整流子23の外周面にそれぞれ
接触している。エンドハウジング13内には、第
1図に示すごとく、連結機構40が組付けられて
いる。この連結機構40は、レバー41を備えて
おり、このレバー41は、その基端部41aにて
エンドハウジング13の底壁の一部に回転軸21
の軸方向に揺動可能に枢支され、その中間部位4
1bにて回転軸21の外端に係合し上方へ延出し
ている。レバー41の中間部位41bとエンドハ
ウジング13の側壁の一部との間にはコイルスプ
リング42が介装されており、このコイルスプリ
ング42は、各ブラシ31a,31bの先端部を
整流子23の右側外周縁部23aの表面に接触さ
せるとともに電機子22の外周面22bを各主磁
極14の内周面14a間の空間内に位置させるよ
うにレバー41の中間部位41bを介し回転軸2
1を第1図にて図示左方へ付勢する。なお、第1
図にて符号41dは摺動玉を示す。
回転軸43は、回転軸21の外端部の上方にて
同回転軸21に平行に両メタルベアリング43
a,43bによりエンドハウジング13の各受承
部に回転自在に軸支されており、この回転軸43
には、減速ギヤ44が、回転軸21の外端部に形
成したギヤ部21aに噛合するように軸支されて
いる。ワンウエイクラツチ45は、減速ギア44
に隣接して回転軸43に軸支されているので、こ
のワンウエイクラツチ45のアウタメンバ45a
と減速ギヤ44との間に形成される空所にはレバ
ー41の上端部41cが延入している。しかし
て、ワンウエイクラツチ45においては、回転軸
43の回転下にてアウタメンバ45aがレバー4
1の上端部41cにより第1図にて図示右方へ押
動されると、インナメンバ45bが各ローラ45
cを介してアウタメンバ45aと係合しこれに連
動して右動しつつ回転する。ピニオン46は、ワ
ンウエイクラツチ45のインナメンバ45bのボ
ス部に軸支されているもので、このピニオン46
はインナメンバ45bの右動及び回動に応じて右
動及び回転しつつ機関のリングギヤRに噛合す
る。
同回転軸21に平行に両メタルベアリング43
a,43bによりエンドハウジング13の各受承
部に回転自在に軸支されており、この回転軸43
には、減速ギヤ44が、回転軸21の外端部に形
成したギヤ部21aに噛合するように軸支されて
いる。ワンウエイクラツチ45は、減速ギア44
に隣接して回転軸43に軸支されているので、こ
のワンウエイクラツチ45のアウタメンバ45a
と減速ギヤ44との間に形成される空所にはレバ
ー41の上端部41cが延入している。しかし
て、ワンウエイクラツチ45においては、回転軸
43の回転下にてアウタメンバ45aがレバー4
1の上端部41cにより第1図にて図示右方へ押
動されると、インナメンバ45bが各ローラ45
cを介してアウタメンバ45aと係合しこれに連
動して右動しつつ回転する。ピニオン46は、ワ
ンウエイクラツチ45のインナメンバ45bのボ
ス部に軸支されているもので、このピニオン46
はインナメンバ45bの右動及び回動に応じて右
動及び回転しつつ機関のリングギヤRに噛合す
る。
次に、直流電動機Mの電気回路構成について説
明すると、第4図に示すごとく、各補助界磁巻線
17はその一端にて接地されており、これら各補
助界磁巻線17の他端はスタータスイツチSWを
介しバツテリBの正側端子に接続されている。し
かして、各補助界磁巻線17はスタータスイツチ
SWの開成によりバツテリBから給電を受けて励
磁され各補助磁極16から磁力を発生させる。こ
のことは、電機子22が各補助磁極16内にその
各磁力により吸引されてコイルスプリング42に
抗し回転軸21と共に右動し整流子23の各抵抗
片23Cの外周面23c及び外周面部23bを各
ブラシ31a,31bに順次接触させることを意
味する。
明すると、第4図に示すごとく、各補助界磁巻線
17はその一端にて接地されており、これら各補
助界磁巻線17の他端はスタータスイツチSWを
介しバツテリBの正側端子に接続されている。し
かして、各補助界磁巻線17はスタータスイツチ
SWの開成によりバツテリBから給電を受けて励
磁され各補助磁極16から磁力を発生させる。こ
のことは、電機子22が各補助磁極16内にその
各磁力により吸引されてコイルスプリング42に
抗し回転軸21と共に右動し整流子23の各抵抗
片23Cの外周面23c及び外周面部23bを各
ブラシ31a,31bに順次接触させることを意
味する。
また、ブラシ31aはバツテリBの正側端子に
接続されており、一方、ブラシ31bは各主界磁
巻線15を介し接地されている。しかして、各主
界磁巻線15は、両ブラシ31a,31bの整流
子23の外周面部23b或いは各抵抗片23Cの
外周面23cとの接触時にバツテリBから給電を
受けて励磁され各主磁極14から磁力を各補助磁
極16からの磁力と同一方向に発生させる。この
ことは、電機子巻線22aへの通電下にて電機子
22が各主磁極14及び補助磁極16からの磁力
を相乗的に受けて回転することを意味する。
接続されており、一方、ブラシ31bは各主界磁
巻線15を介し接地されている。しかして、各主
界磁巻線15は、両ブラシ31a,31bの整流
子23の外周面部23b或いは各抵抗片23Cの
外周面23cとの接触時にバツテリBから給電を
受けて励磁され各主磁極14から磁力を各補助磁
極16からの磁力と同一方向に発生させる。この
ことは、電機子巻線22aへの通電下にて電機子
22が各主磁極14及び補助磁極16からの磁力
を相乗的に受けて回転することを意味する。
このように構成した本実施例において、前記機
関の始動にあたり、スタータスイツチSWを閉成
すれば、各補助界磁巻線17がバツテリBからの
給電により励磁され、各補助磁極16が磁力を発
生し電機子22を吸引する。すると、電機子22
がかかる吸引に応じ回転軸21と共にコイルスプ
リング42に抗しレバー41を右方へ揺動させつ
つ、右動し、整流子23が同一方向へ移動して各
抵抗片23Cの外周面23cを各ブラシ31a,
31bの先端部に接触させ、各主界磁巻線15が
バツテリBからブラシ31a、整流子23の各抵
抗片23C、左側外周面部23b及びブラシ31
bを通し給電を受けて励磁され各主磁極14から
磁力を各補助磁極16からの磁力の方向と同一方
向に発生させる。このとき、電機子巻線22aも
整流子23の各抵抗片23C及び整流子片23B
を介しバツテリBから給電される。従つて、電機
子22が電機子巻線22aへの通電下にて各主磁
極14からの磁力及び各補助磁極16からの磁力
を受けて回転軸21と共に回転しつつ右動し、減
速ギヤ44が回転軸21のギヤ部21aの回転に
応じて原位置にて回転し始める。
関の始動にあたり、スタータスイツチSWを閉成
すれば、各補助界磁巻線17がバツテリBからの
給電により励磁され、各補助磁極16が磁力を発
生し電機子22を吸引する。すると、電機子22
がかかる吸引に応じ回転軸21と共にコイルスプ
リング42に抗しレバー41を右方へ揺動させつ
つ、右動し、整流子23が同一方向へ移動して各
抵抗片23Cの外周面23cを各ブラシ31a,
31bの先端部に接触させ、各主界磁巻線15が
バツテリBからブラシ31a、整流子23の各抵
抗片23C、左側外周面部23b及びブラシ31
bを通し給電を受けて励磁され各主磁極14から
磁力を各補助磁極16からの磁力の方向と同一方
向に発生させる。このとき、電機子巻線22aも
整流子23の各抵抗片23C及び整流子片23B
を介しバツテリBから給電される。従つて、電機
子22が電機子巻線22aへの通電下にて各主磁
極14からの磁力及び各補助磁極16からの磁力
を受けて回転軸21と共に回転しつつ右動し、減
速ギヤ44が回転軸21のギヤ部21aの回転に
応じて原位置にて回転し始める。
然る後、整流子23の左側外周面部23bが各
ブラシ31a,31bの先端部に接触すると、各
主界磁巻線15がバツテリBから整流子23の左
側外周面部23b及びブラシ31bを通し給電を
受けて励磁され各主磁極14から磁力を上述と同
方向に発生させる。このとき、電機子巻線22a
も各整流子片23Bを介しバツテリBから給電さ
れる。従つて、上述のような減速ギヤ44の回転
下にて、ワンウエイクラツチ45がレバー41の
押動に伴うアウタメンバ45aのインナメンバ4
5bとの係合によりピニオン46を右動しつつ回
転させリングギヤRに噛合させる。かかる場合、
電機子22の外周面22b全体がその軸方向移動
中において各主磁極14の内周面14a及び各補
助磁極16の内周面16a間に維持されるので、
これら主磁極14及び補助磁極16の各磁力が電
機子22の外周面22bに常に有効に相乗的に作
用することとなり、その結果、直流電動機Mの始
動トルクが十分に確保されてピニオン46のリン
グギヤRとの噛合を円滑になし得る。
ブラシ31a,31bの先端部に接触すると、各
主界磁巻線15がバツテリBから整流子23の左
側外周面部23b及びブラシ31bを通し給電を
受けて励磁され各主磁極14から磁力を上述と同
方向に発生させる。このとき、電機子巻線22a
も各整流子片23Bを介しバツテリBから給電さ
れる。従つて、上述のような減速ギヤ44の回転
下にて、ワンウエイクラツチ45がレバー41の
押動に伴うアウタメンバ45aのインナメンバ4
5bとの係合によりピニオン46を右動しつつ回
転させリングギヤRに噛合させる。かかる場合、
電機子22の外周面22b全体がその軸方向移動
中において各主磁極14の内周面14a及び各補
助磁極16の内周面16a間に維持されるので、
これら主磁極14及び補助磁極16の各磁力が電
機子22の外周面22bに常に有効に相乗的に作
用することとなり、その結果、直流電動機Mの始
動トルクが十分に確保されてピニオン46のリン
グギヤRとの噛合を円滑になし得る。
また、上述のような各ブラシ31a,31bの
整流子23の左側外周面部23bとの接触に先行
して、各ブラシ31a,31bを各抵抗片23C
の外周面23cに接触させるようにしたので、各
ブラシ31a,31bが整流子23の右側外周縁
部23aから左側外周面部23bに直接接触する
場合に各整流子片23Bに流入する電流の変化量
に比べて、各ブラシ31a,31bが整流子23
の右側外周縁部23aから各抵抗片23Cの外周
面23cを介し左側外周面部23bに接触する場
合に各整流子片23Bに流入する電流の変化量の
方が、各抵抗片23Cの抵抗値分だけ緩和されて
少なくなるため、各ブラシ31a,31bの左側
外周面部23bとの接触時に生じるスパークを効
果的に抑制することができ、その結果、各ブラシ
31a,31b及び整流子23の各寿命及び耐久
性を向上させ得る。
整流子23の左側外周面部23bとの接触に先行
して、各ブラシ31a,31bを各抵抗片23C
の外周面23cに接触させるようにしたので、各
ブラシ31a,31bが整流子23の右側外周縁
部23aから左側外周面部23bに直接接触する
場合に各整流子片23Bに流入する電流の変化量
に比べて、各ブラシ31a,31bが整流子23
の右側外周縁部23aから各抵抗片23Cの外周
面23cを介し左側外周面部23bに接触する場
合に各整流子片23Bに流入する電流の変化量の
方が、各抵抗片23Cの抵抗値分だけ緩和されて
少なくなるため、各ブラシ31a,31bの左側
外周面部23bとの接触時に生じるスパークを効
果的に抑制することができ、その結果、各ブラシ
31a,31b及び整流子23の各寿命及び耐久
性を向上させ得る。
このような噛合により前記機関が始動した後、
スタータスイツチSWを開成すれば、各補助磁極
16からの磁力が各補助界磁巻線17の消磁によ
り消滅し、電機子22及び回転軸21がコイルス
プリング42の付勢力に応じ左動し、整流子23
が同一方向へ移動し各ブラシ31a,31bの先
端を外周面部23bから解離して各抵抗片23C
の外周面23cを介して右側外周縁部23bに接
触させ、各主磁極14からの磁力が各主界磁巻線
15の消磁により消滅する。かかる場合、各ブラ
シ31a,31bを、整流子23の左側外周面部
23bから解離後、各抵抗片23Cの外周面23
cとの接触を介して右側外周面部23aに接触さ
せるので、上述と実質的に同様に、各抵抗片23
Cの抵抗値に基き各ブラシ31a,31bの左側
外周面部23bからの解離時に生じるスパークを
効果的に抑制し得る。
スタータスイツチSWを開成すれば、各補助磁極
16からの磁力が各補助界磁巻線17の消磁によ
り消滅し、電機子22及び回転軸21がコイルス
プリング42の付勢力に応じ左動し、整流子23
が同一方向へ移動し各ブラシ31a,31bの先
端を外周面部23bから解離して各抵抗片23C
の外周面23cを介して右側外周縁部23bに接
触させ、各主磁極14からの磁力が各主界磁巻線
15の消磁により消滅する。かかる場合、各ブラ
シ31a,31bを、整流子23の左側外周面部
23bから解離後、各抵抗片23Cの外周面23
cとの接触を介して右側外周面部23aに接触さ
せるので、上述と実質的に同様に、各抵抗片23
Cの抵抗値に基き各ブラシ31a,31bの左側
外周面部23bからの解離時に生じるスパークを
効果的に抑制し得る。
以上説明したように、補助巻線17を巻回して
なる各補助磁極16をヨーク11の内周面に各主
磁極14に隣接して設け、かつ整流子23の外周
面部23bと右側外周縁部23aとの各ブラシ3
1a,31bの選択的接触、即ち整流子23の各
ブラシ31a,31bとのスイツチ作用を各抵抗
片23Cを介してもたらすことにより従来と同様
の機関の始動機能を実現するので、この種の始動
装置をスパーク等から保護して耐久性を向上させ
つつその外形寸法を小さくし得るとともに同装置
の低コスト化を達成し得る。
なる各補助磁極16をヨーク11の内周面に各主
磁極14に隣接して設け、かつ整流子23の外周
面部23bと右側外周縁部23aとの各ブラシ3
1a,31bの選択的接触、即ち整流子23の各
ブラシ31a,31bとのスイツチ作用を各抵抗
片23Cを介してもたらすことにより従来と同様
の機関の始動機能を実現するので、この種の始動
装置をスパーク等から保護して耐久性を向上させ
つつその外形寸法を小さくし得るとともに同装置
の低コスト化を達成し得る。
なお、前記実施例においては、整流子23を、
各整流子片23B、各抵抗片23C及び絶縁部材
23Aの一体成形により形成するようにしたが、
これに限らず、絶縁部材23Aの右側外周縁部2
3aをセラミツク等の絶縁性リングでもつて別体
にて構成するように実施してもよい。
各整流子片23B、各抵抗片23C及び絶縁部材
23Aの一体成形により形成するようにしたが、
これに限らず、絶縁部材23Aの右側外周縁部2
3aをセラミツク等の絶縁性リングでもつて別体
にて構成するように実施してもよい。
また、前記実施例においては、各抵抗片23C
を抵抗材料により形成したが、これに代えて、各
抵抗片23Cをニツケル合金等の熱抵抗材料によ
り形成してもよい。
を抵抗材料により形成したが、これに代えて、各
抵抗片23Cをニツケル合金等の熱抵抗材料によ
り形成してもよい。
第5図は、本考案の他の実施例を示しており、
この実施例においては、前記実施例における整流
子23及び各ブラシ機構30A,30Bに代え
て、整流子50及び各ブラシ機構60,70を採
用したことにその構成上の特徴がある。整流子5
0は、整流子23から各抵抗片23Cを省略した
残余の構成と同様の構成となつている。また、各
ブラシ機構60,70は共に同一の構成を有して
おり、ブラシ機構60は、前記実施例におけるブ
ラシ機構30Aにおいて、ブラシ31aの第5図
にて図示左端面に、同ブラシ31aよりも高抵抗
値を有する黒鉛等のブラシ片61を導電性接着剤
で貼着した点を除き、ブラシ機構30Aと同様の
構成をもつ。一方、ブラシ機構70は、前記実施
例におけるブラシ機構30Bにおいて、ブラシ3
1bの第5図にて図示左端面に、同ブラシ31b
よりも高抵抗値を有する黒鉛等のブラシ片71を
導電性接着剤で貼着した点を除き、ブラシ機構3
0Bと同様の構成をもつ。その他の構成は前記実
施例と同様である。
この実施例においては、前記実施例における整流
子23及び各ブラシ機構30A,30Bに代え
て、整流子50及び各ブラシ機構60,70を採
用したことにその構成上の特徴がある。整流子5
0は、整流子23から各抵抗片23Cを省略した
残余の構成と同様の構成となつている。また、各
ブラシ機構60,70は共に同一の構成を有して
おり、ブラシ機構60は、前記実施例におけるブ
ラシ機構30Aにおいて、ブラシ31aの第5図
にて図示左端面に、同ブラシ31aよりも高抵抗
値を有する黒鉛等のブラシ片61を導電性接着剤
で貼着した点を除き、ブラシ機構30Aと同様の
構成をもつ。一方、ブラシ機構70は、前記実施
例におけるブラシ機構30Bにおいて、ブラシ3
1bの第5図にて図示左端面に、同ブラシ31b
よりも高抵抗値を有する黒鉛等のブラシ片71を
導電性接着剤で貼着した点を除き、ブラシ機構3
0Bと同様の構成をもつ。その他の構成は前記実
施例と同様である。
このように構成した本実施例において、前記実
施例と同様に電機子22及び回転軸21が右動す
ると、整流子50が同一方向へ移動した左側外周
面部23bを各ブラシ片61,71に接触させ
る。すると、各主界磁巻線15がバツテリBから
ブラシ31a、ブラシ片61、整流子50の左側
外周面部23b、ブラシ片71及びブラシ31b
を通し給電を受けて励磁され各主磁極14から磁
力を前記実施例と同様に発生させる。このとき、
電機子巻線22aも各ブラシ片61,71及び整
流子片23Bを介しバツテリBから給電される。
このため、減速ギヤ44が前記実施例と同様に回
転し始める。
施例と同様に電機子22及び回転軸21が右動す
ると、整流子50が同一方向へ移動した左側外周
面部23bを各ブラシ片61,71に接触させ
る。すると、各主界磁巻線15がバツテリBから
ブラシ31a、ブラシ片61、整流子50の左側
外周面部23b、ブラシ片71及びブラシ31b
を通し給電を受けて励磁され各主磁極14から磁
力を前記実施例と同様に発生させる。このとき、
電機子巻線22aも各ブラシ片61,71及び整
流子片23Bを介しバツテリBから給電される。
このため、減速ギヤ44が前記実施例と同様に回
転し始める。
然る後、整流子50の左側外周面部23bが各ブ
ラシ31a,31bの先端部に接触すると、各主
界磁巻線15がバツテリBから整流子50の左側
外周面部23b及びブラシ31bを通し給電を受
けて励磁され各主磁極14から上述と同様に磁力
を発生させる。このため、前記実施例と同様の作
用効果を達成しつつピニオン46をリングギヤR
に円滑に噛合させ得る。かかる場合、上述のよう
な各ブラシ31a,31bの整流子50の左側外
周面部23bとの接触に先行して、各ブラシ31
a,31bを各ブラシ片61,71に接触させる
ようにしたので、各ブラシ31a,31bが整流
子50の右側外周縁部23aから左側外周面部2
3bに直接接触する場合に各整流子片23Bに流
入する電流の変化量に比べて、各ブラシ31a,
31bが整流子50の右側外周縁部23aから各
ブラシ片61,71を介し左側外周面部23bに
接触する場合に各整流子片23Bに流入する電流
の変化量の方が、各ブラシ片61,71の抵抗値
分だけ緩和されて少なくなるため、各ブラシ31
a,31bの左側外周面部23bとの接触時に生
じるスパークを効果的に抑制することができ、そ
の結果、各ブラシ31a,31b及び整流子50
の各寿命及び耐久性を向上させ得る。
ラシ31a,31bの先端部に接触すると、各主
界磁巻線15がバツテリBから整流子50の左側
外周面部23b及びブラシ31bを通し給電を受
けて励磁され各主磁極14から上述と同様に磁力
を発生させる。このため、前記実施例と同様の作
用効果を達成しつつピニオン46をリングギヤR
に円滑に噛合させ得る。かかる場合、上述のよう
な各ブラシ31a,31bの整流子50の左側外
周面部23bとの接触に先行して、各ブラシ31
a,31bを各ブラシ片61,71に接触させる
ようにしたので、各ブラシ31a,31bが整流
子50の右側外周縁部23aから左側外周面部2
3bに直接接触する場合に各整流子片23Bに流
入する電流の変化量に比べて、各ブラシ31a,
31bが整流子50の右側外周縁部23aから各
ブラシ片61,71を介し左側外周面部23bに
接触する場合に各整流子片23Bに流入する電流
の変化量の方が、各ブラシ片61,71の抵抗値
分だけ緩和されて少なくなるため、各ブラシ31
a,31bの左側外周面部23bとの接触時に生
じるスパークを効果的に抑制することができ、そ
の結果、各ブラシ31a,31b及び整流子50
の各寿命及び耐久性を向上させ得る。
このような噛合により前記機関が始動した後、
スタータスイツチSWを開成すれば、各補助磁極
16からの磁力が各補助界磁巻線17の消磁によ
り消滅し、電機子22及び回転軸21がコイルス
プリング42の付勢力に応じ左動し、整流子23
が同一方向へ移動し、各ブラシ31a,31bの
先端を外周面部23bから解離して各ブラシ片6
1,71を介し右側外周縁部23bに接触させ、
各主磁極14からの磁力が各主界磁巻線15の通
電遮断により消滅する。かかる場合、各ブラシ3
1a,31bを、整流子50の左側外周面部23
bから解離後、各ブラシ片61,71との接触を
介して右側外周面部23aに接触させるので、上
述と実質的に同様に、各ブラシ片61,71の抵
抗値に基き各ブラシ31a,31bの左側外周面
部23bからの解離時に生じるスパークを抑制し
得る。
スタータスイツチSWを開成すれば、各補助磁極
16からの磁力が各補助界磁巻線17の消磁によ
り消滅し、電機子22及び回転軸21がコイルス
プリング42の付勢力に応じ左動し、整流子23
が同一方向へ移動し、各ブラシ31a,31bの
先端を外周面部23bから解離して各ブラシ片6
1,71を介し右側外周縁部23bに接触させ、
各主磁極14からの磁力が各主界磁巻線15の通
電遮断により消滅する。かかる場合、各ブラシ3
1a,31bを、整流子50の左側外周面部23
bから解離後、各ブラシ片61,71との接触を
介して右側外周面部23aに接触させるので、上
述と実質的に同様に、各ブラシ片61,71の抵
抗値に基き各ブラシ31a,31bの左側外周面
部23bからの解離時に生じるスパークを抑制し
得る。
以上説明したように、補助巻線17を巻回して
なる各補助磁極16をヨーク11の内周面に各主
磁極14に隣接して設け、かつ整流子50の外周
面部23bと右側外周縁部23aとの各ブラシ3
1a,31bの選択的接触、即ち整流子50の各
ブラシ31a,31bとのスイツチ作用を各ブラ
シ片61,71を介してもたらすことにより従来
と同様の機関の始動機能を実現するので、この種
の始動装置をスパーク等から保護して耐久性を向
上させつつその外形寸法を小さくし得るとともに
同装置の低コスト化を達成し得る。
なる各補助磁極16をヨーク11の内周面に各主
磁極14に隣接して設け、かつ整流子50の外周
面部23bと右側外周縁部23aとの各ブラシ3
1a,31bの選択的接触、即ち整流子50の各
ブラシ31a,31bとのスイツチ作用を各ブラ
シ片61,71を介してもたらすことにより従来
と同様の機関の始動機能を実現するので、この種
の始動装置をスパーク等から保護して耐久性を向
上させつつその外形寸法を小さくし得るとともに
同装置の低コスト化を達成し得る。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図における整流子の断面図、第3図は第
1図にてA−A線に沿う断面図、第4図は、前記
実施例における電気回路接続図、及び第5図は本
考案の実施例を示す断面図である。 符号の説明、B……バツテリ、M……直流電動
機、R……リングギヤ、10……固定子、11…
…ヨーク、14……主磁極、15……主界磁巻
線、16……補助磁極、17……補助界磁巻線、
20……回転子、21……回転軸、22……電機
子、22a……電機子巻線、23,50……整流
子、23a……絶縁部材の右側外周縁部、23b
……整流子片の外周面部、23C……抵抗片、3
0A,30B,60,70……ブラシ機構、31
a,31b……ブラシ、46……ピニオン、6
1,71……ブラシ片。
図は第1図における整流子の断面図、第3図は第
1図にてA−A線に沿う断面図、第4図は、前記
実施例における電気回路接続図、及び第5図は本
考案の実施例を示す断面図である。 符号の説明、B……バツテリ、M……直流電動
機、R……リングギヤ、10……固定子、11…
…ヨーク、14……主磁極、15……主界磁巻
線、16……補助磁極、17……補助界磁巻線、
20……回転子、21……回転軸、22……電機
子、22a……電機子巻線、23,50……整流
子、23a……絶縁部材の右側外周縁部、23b
……整流子片の外周面部、23C……抵抗片、3
0A,30B,60,70……ブラシ機構、31
a,31b……ブラシ、46……ピニオン、6
1,71……ブラシ片。
Claims (1)
- 筒状のヨークの内周面にその周方向に配設した
複数の主磁極、これら各主磁極にそれぞれ巻回さ
れて通電を受けたとき同各主磁極から磁力を発生
させる複数の主界磁巻線、前記各主磁極の軸方向
一端に隣接して前記ヨークの内周面にそれぞれ配
設した複数の補助磁極、及びこれら各補助磁極に
それぞれ巻回されて通電を受けたとき同各補助磁
極から磁力を発生させる複数の補助界磁巻線を有
する固定子と、前記固定子内にて前記ヨークと同
軸的に回転可能にかつ軸方向へ変位可能に軸支し
た回転軸、前記各補助磁極からの磁力の消滅下に
てバネ手段の弾撥作用を受け前記各主磁極間に位
置して前記回転軸を原位置に維持し、前記各補助
磁極間にその各磁力の発生に応じ吸引されて前記
バネ手段に抗し前記回転軸を一軸方向に変位さ
せ、かつ電機子巻線への通電下にて前記各主磁極
及び各補助磁極からの磁力に応じ前記回転軸と共
に回転するように同回転軸に嵌着した電機子、並
びに前記回転軸に同軸的に設けられて前記電機子
巻線に接続した環状の整流子部、この整流子部の
前記回転軸の一軸方向側に同回転軸に同軸的に設
けた環状の絶縁部、及びこの絶縁部と前記整流子
部との間に同軸的に介装した環状の抵抗部からな
る整流子と、前記固定子内に組付けられて電源と
前記各主界磁巻線との間に接続される各ブラシ
を、前記回転軸の原位置にて前記絶縁部に接触さ
せて前記電機子巻線及び各主界磁巻線への通電を
遮断し、同回転軸の一軸方向への変化に応じ前記
絶縁部から遮断して前記抵抗部及び整流子部に順
次接触させて前記電機子巻線及び各主界磁巻線へ
の通電を許容し、かつ同回転軸の原位置への復帰
に応じ前記整流子部から遮断して前記抵抗部及び
絶縁部に順次接触させる一対のブラシ機構とから
なる電動機を備えて、前記回転軸に連動するピニ
オンを、前記回転軸の一軸方向への変位及び回転
に応じ機関のリングギヤに噛合させ、かつこの噛
合を前記回転軸の原位置への復帰により解除する
ようにした機関用始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2772687U JPH0347432Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2772687U JPH0347432Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63137561U JPS63137561U (ja) | 1988-09-09 |
| JPH0347432Y2 true JPH0347432Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=30830029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2772687U Expired JPH0347432Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347432Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP2772687U patent/JPH0347432Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63137561U (ja) | 1988-09-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100407759B1 (ko) | 보조 릴레이를 갖는 시동 모터 마그네틱 스위치 | |
| US6863041B2 (en) | Engine starter | |
| JPH0433537A (ja) | スタータ | |
| JPS58201568A (ja) | 始動電動機の起動方法 | |
| KR910001693B1 (ko) | 엔진용 시동기 | |
| JP3796788B2 (ja) | スタータ用マグネットスイッチ | |
| KR100624209B1 (ko) | 스타터용 마그네틱 스위치 | |
| JPH0347432Y2 (ja) | ||
| US5196727A (en) | Coaxial engine starter | |
| JP4239376B2 (ja) | スタータ | |
| GB1589254A (en) | Electric inertia-type starter device for a heat engine | |
| JP4022844B2 (ja) | 回転電機 | |
| US7267021B2 (en) | Starter having rear end cover | |
| JP4063208B2 (ja) | 補助回転式スタータ | |
| EP0385726B1 (en) | Coaxial engine starter | |
| JP2003244900A (ja) | 回転電機 | |
| JP3655202B2 (ja) | 直流モータ | |
| JP2539809B2 (ja) | エンジン用スタ−タ | |
| JP2010154704A (ja) | 電動モータ及びエンジン始動装置 | |
| JPS5947260U (ja) | 始動電動機 | |
| JPH0130618Y2 (ja) | ||
| JPH0112365Y2 (ja) | ||
| JPS636462Y2 (ja) | ||
| JPH022061Y2 (ja) | ||
| JPS6172873A (ja) | スタ−タ用マグネツトスイツチ |