JPH0347471A - 内燃機関の点火制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火制御装置

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JPH0347471A
JPH0347471A JP17803889A JP17803889A JPH0347471A JP H0347471 A JPH0347471 A JP H0347471A JP 17803889 A JP17803889 A JP 17803889A JP 17803889 A JP17803889 A JP 17803889A JP H0347471 A JPH0347471 A JP H0347471A
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JP
Japan
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ignition
crank angle
cylinder pressure
angular
period
Prior art date
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JP17803889A
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English (en)
Inventor
Shinpei Nakaniwa
伸平 中庭
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は内燃機関の点火制御装置に関し、詳し7くは、
クランク軸の角度位置検出に基づいて点火時期が電子制
御される点火制御装置に関する。
〈従来の技術〉 クランク軸の角度位置検出に基づいて点火時期を制御す
る電子式点火制御装置では、例えば機関回転速度や機関
負荷等に基づいて細分化した運転領域毎に予め二連点火
時期(点火進角値)を記憶したマツプをマイクロコンピ
ュータのメモリに設定しておき、検出された運転条件に
対応する点火時期を前記マツプから検索して求め、こ1
の検索した点火時期に応じて点火を制御するよう構成さ
れたものがある(特開昭60−184967号公報等参
照)。
マツプから検索して求めた点火時期で点火をさせるに当
たっては、4気筒の場合、点火タイミングに応じたクラ
ンク軸180°毎の基準角度位置(例えばBTDC70
’)毎と、所定の単位角度(1゜又は2°)毎にそれぞ
れ検出パルス信号を出力するクランク角センサを設け、
検出された基準角度位置から点火時期までのクランク角
を演算する一方、所定ドエル角度(通電角)に基づいて
イグニッションコイルへの通電を開始する角度位置を逆
算して決定し、基準角度位置からの単位角度検出信号を
カウントすることによって、イグニッションコイルへの
通電を開始する一方、点火時期が検出された時点で通電
を遮断することによって高電圧を発生させて点火栓に配
電するようにしている。
尚、点火栓に対する高電圧の配電は、ディストリビュー
タによって行う一般的な配電システムと、イグニッショ
ンコイル及びパワトランジスタを各気筒毎に備えて各気
筒別に高電圧を発生させる電子配電システムとがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 このように、点火時期を電子制御する点火制;J」1装
置では、クランク角センサの検出信号に基づいて点火す
べき点火時期を検出しているため、’4!l<’となる
クランク角センサの検出角度が実際値に対してずれると
、所望の点火時期で点火が行われなくなるという問題が
発生する。
即ち、例えばクランク角センサはディストリビュータに
内蔵され、ディストリビュータシャツ)・に固定したシ
グナルプレートの周縁に設けた検出箇所を磁気や光など
を利用して検出してクランク角を検出するが、例えば機
関振動によってディストリビュータの取付はボルト・ナ
ツトaが緩んでディストリビュータシャフトのクランク
軸に対する取付は角度がずれたり、調整ミスによって所
定の角度関係でクランク軸に対してディストリビュータ
シャフトが取付けられないと、クランク角センサによっ
て検出される基準角度が実際値に対してずれて、この誤
った基準角度位置に基づいて検出される点火時期が所望
の点火時期に一致しなくなってしまうものである。
ここで、クランク角センサの検出誤差によって点火時期
がより進角側にずれると、第13図に示すように、高負
荷時のノック発生や焼き付きが発生したり、低負荷で失
火が発生したりし、また、点火が遅角側にずれると、第
13図に示すように、サージトルクの増大や排気温度上
昇によって触媒装置や酸素センサ等の排気系部品の焼損
・劣化を招くという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、クラン
ク角センサによる検出角度位置の実際値に対するずれを
検出し、このずれに基づいて点火時期を補正することで
、前記ずれに対応して所望の点火時期で点火させること
ができる点火制御装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため、本発明では、第1図に示すように、機関クラ
ンク軸の基準角度位置及び単位角度位置毎に検出信号を
出力するクランク角検出手段と、機関運転条件に応じた
点火時期をクランク角検出手段から出力される検出信号
に基づいて判別して点火信号を点火装置に出力する点火
制御手段と、機関の筒内圧力を検出する筒内圧力検出手
段と、少なくともこの筒内圧力検出手段が設けられた気
筒への燃料供給が停止された運転状態において、筒内圧
力検出手段で筒内圧力の最大値が検出されたときの角度
位置を圧縮上死点相当としてクランク角検出手段からの
検出信号に基づいて検出する筒内圧力ピーク位置検出手
段と、この筒内圧ピーク位置検出手段で検出された圧縮
上死点相当の角度位置と、クランク角検出手段から出力
される検出信号に基づいて検出される圧縮上死点に相当
する角度位置との角度偏差を演算する角度偏差演算手段
と、この角度偏差演算手段で演算された角度偏差に基づ
き点火時期を補正して点火制御手段による点火制御を行
わせる点火時期補正手段と、を含んで内燃機関の点火制
御装置を構成するようにした。
また、第2図に示すように、機関クランク軸の基準角度
位置及び単位角度位置毎に検出信号を出力するクランク
角検出手段と、機関運転条件に応じた点火時期を前記ク
ランク角検出手段から出力される検出信号に基づいて判
別して点火信号を点火装置に出力する点火制御手段と、
クランク角検出手段により単位角度位置毎に出力される
検出信号の周期を計測する周期計測手段と、少なくとも
1気筒への燃料供給が停止されている運転状態において
、この燃料供給が停止されている気筒に関わって前記周
期がピーク値となる角度位置を前記周期計測手段及びク
ランク検出手段の検出に基づいて検出する周期ピーク位
置検出手段と、この周期ピーク位置検出手段で検出され
た周期のピーク値となる角度位置と、前記周期がピーク
値となる予測角度位置を前記クランク角検出手段で検出
した結果との角度偏差を演算する角度偏差演算手段と、
この角度偏差演算手段で演算された角度偏差に基づき点
火時期を補正して点火制御手段による点火制御を行わせ
る点火時期補正手段と、を含んで内燃機関の点火制御装
置を構成するようにしても良い。
また、第1図及び第2図点線示のように、筒内圧力ピー
ク位置検出手段又は周期ピーク位置検出手段によるピー
ク値発生時の角度位置検出を燃料供給の停止が開始され
てから所定期間禁止する角度位置検出禁止手段を設ける
ことが好ましい。
更に、筒内圧力ピーク位置検出手段又は周期ピーク位置
検出手段によって判別された角度位置を平均化処理し、
この平均化処理した角度位置に基づいて前記角度偏差演
算手段による角度偏差の演算を行わせる角度位置平均処
理手段を設けることが好ましい。
〈作用〉 かかる構成によると、燃料供給が停止されていて機関が
ポンプ作用のみを行っているときに、筒内圧力検出手段
によって検出される筒内圧力の最大は圧縮上死点で発生
する。(尚、燃料供給中は燃焼圧によって圧縮上死点よ
りも遅れる。)従って、筒内圧力ピーク位置検出手段に
より筒内圧力が最大となる圧縮上死点相当の角度位置を
検出し、この角度位置と、クランク角検出手段で検出さ
れる圧縮上死点との角度偏差を角度偏差演算手段で演算
する。前記角度偏差は、クランク角検出手段の検出誤差
に相当するから、点火時期補正手段により前記角度偏差
に基づいて点火時期を補正すれば、点火基準を正規位置
に補正したことになって所望の点火時期で点火が行われ
る。
また、燃料供給が停止されると、上記のように機関はポ
ンプ作用のみを行って回転し、燃料供給が停止された気
筒では筒内圧力が圧縮上死点で最大となるため、燃料供
給が停止されている気筒に関L2ては予め定まった角度
位置でピストンスピードがピーク値となるはずである。
このため、燃j:l供綺を停止させた気筒に対応するピ
ストンスピードを周期計測手段により計測される単位角
度信号の周期として捉えることで、周期ピーク位置検出
手段で前記予め定まった角度位置を検出することができ
、この周期に基づいて検出した角度位置とクランク角検
出手段からの検出信号に基づいて検出した角度位置との
角度偏差が、クランク角検出手段の検出誤差となって、
前述の場合上同様にして点火時期の補正を行わせること
ができる。
また、燃料供給を停止しても、吸気通路内壁に付着した
液状燃料が遅れて筒内に供給されるなどするため、燃#
1の供給停止直後の所定期間においては、角度位置検出
禁止手段により検出誤差のサンプリングを禁止して、真
の機関がポンプ作用のみを行っているときにのみ、検出
誤差のサンプリングが行われるようにした。
更に、筒内圧力や単位角度信号の周期のピーク発生に基
づいて検出した所定角度位置にばらつきがあると、点火
時期の補正角度がばらついて点火安定性をtRねるため
、ピーク発生に基づいて検出した所定角度を角度位置平
均処理手段により平均化処理し、ばらつきを吸収するよ
うにした。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例のシステム構成を示す第3図において、機関1
には、エアクリーナ2から吸気ダクト3゜スロットル弁
4及び吸気マニホールド5を介して空気が吸入される。
吸気マニホールド5のブランチ部には、各気筒毎に燃料
噴射弁6が設けられている。前記燃料噴射弁6は、ソレ
ノイドに通電されて開弁じ通電停止されて閉弁する電磁
式燃料噴射弁であって、i3tMするコントロール二二
ッ[2からの駆動パルス信号により通電されて開弁し、
図示しない燃ネFJポンプから圧送されてプレッシャレ
ギュレータにより所定の圧力に調整された燃料を噴射供
給する。
機関lの各燃焼室には、点火栓7が設けられていて、こ
れにより火花点火して混合気を着火燃焼させる。そして
、機関lからは、排気マニホールド8.排気ダクト9.
三元触媒IO及びマフラー11を介して排気が排出され
る。
コントロールユニット12は、CPU、ROMRAM、
A/D1tQ2W及び入出力インクフェイスを含んで構
成されるマイクロコンピヱータを(至)え、各種のセン
サからの入力信号を受け、該入力信号に基づいて燃料噴
射量を演算処理して、燃t′1噴射弁6の作動を制御す
ると共に、点火時期ADV (点火進角値)を設定制御
して点火栓7による点火時期を制御する。
前記各種のセンサとしては、吸気ダクト3中に熱線式あ
るいはフラップ式等のエアフローメータ13が設けられ
ていて、吸入空気流IQに応じた電圧信号を出力する。
また、機関1のクランク軸(又はカムシャフト)に付設
させてクランク角検出手段としてのクランク角センサ1
4が設けられていて、4気筒の場合、クランク角180
°毎(本実施例ではBTDC70゜毎)の基準角度信号
REFと、クランク角l°毎の単位角度信号PO8とを
出力する。
更に、機関1のウォータジャケットの冷却水温度Twを
検出する水温センサ15が設けられている。
排気マニホールド8の集合部には、排気中の酸素濃度を
検出することによって機関吸入混合気の空燃比を検出す
る酸素センサ16が設けられている。
また、前記点火栓7の座金として形成された筒内圧力検
出手段としての筒内圧力士ンサ17が各点大検7に介装
されており、圧電素子によって各気筒の筒内圧力Pを検
出するようになっている。尚、前記筒内圧力センサ17
は、実開昭62−1469、−41号公報等に開示され
る公知のものである。スロットル弁4には、該スロット
ル弁4のアイドル位置を検出するアイドルスイッチ18
が付設されている。
ここで、コントロールユニット12に内蔵されたマイク
ロコンピュータのCPUは、第5図〜第10図にフロー
チャートとして示すROM上のプログラムに従って演算
処理を行うことにより、クランク角センサ14の角度検
出位置の誤差を診断しつつ、この誤差に基づいて点火時
期ADVを補正して点火制御を行う。
従って、本実施例において、筒内圧力ピーク位置検出手
段、角度偏差演算手段9点火時期補正手段1点火制御手
段、角度位置検出禁止手段、角度位置平均処理手段2周
期計測手段1周期ピーク位置検出手段としての機能は、
第5図〜第10図のフローチャートに示されるようにソ
フトウェア的に備えられている。
ここで、本実施例における点火装置を第4図に従って詳
細に説明すると、コントロールユニット12は、前記第
5図〜第10図のフローチャートに示すプログラムに従
って、イグニッションコイル20の一次電流のON・O
FF時期を各気筒別に設定し、この設定に基づいて各気
筒毎に設けられたパワトランジスタTRのON・OFF
を制御し、イグニッションコイル20の一次電流をON
からOFFさせたときに点火栓7により点火火花を飛ば
させる。従って、本実施例における点火装置は、パワト
ランジスタTR,イグニッションコイル20゜点火栓7
により構成される。
尚、上記のように各気筒別にパワトランジスタTR,イ
グニッションコイル20を備える構成ではなく、1組の
パワトランジスタTR,イグニッションコイル20で高
電圧の発生時期が制御されるようにして、各点火栓7に
対してはデイストピユータで配電する構成であっても良
い、この場合、クランク角センサ14をデイストピユー
タに内蔵させても良い。
第5図のフローチャートに示すプログラムは、単位角度
信号PO3が2回入力される毎に1回実行されることに
より、クランク角2°毎に実行されるようにしたプログ
ラムであり、クランク軸が2°回転するのに要する時間
(周期)をサンプリングする。
まず、ステップl(図中ではslとしである。
以下同様)では、サンプリングした周期の順番管理を行
うためのカウンタであるcntを1アツプさせる。尚、
前記cntは、後述するように基準角度信号REFが出
力されたときにゼロリセットされるようになっているた
め、基準角度信号REFからのサンプリング数を示す。
次のステップ2では、本プログラムの前回実行時から今
回実行時までの時間に相当するクランク角2°周期をT
にセットする。
そして、次のステップ3では、最新の周期がセットされ
たTをcntで順番管理されるT(cnt〕にセットす
る。これにより、周期Tが基準角度信号REFからの順
に従って記録されるようになっている。
また、第6図のフローチャートに示すプログラムは、同
様にクランク角2°毎に実行されるものであるが、ここ
では筒内圧力センサ17によって検出される筒内圧力P
を順次サンプリングするようになっており(ステップ1
1)、周期T(cnt)と同様に、cntで順番管理さ
れるP(cnt:1にその都度のデータがセットされる
ようにしである(ステップ12.13)。
一方、第7図のフローチャートに示すプログラムは10
ams毎に実行され、燃料噴射弁6による燃料噴射量T
iを設定するものであり、ここで、各気筒への燃料供給
停止制御が行われる。
まず、ステップ21では、エアフローメータ13で検出
される吸入空気流量Q、クランク角センサ14から出力
される基準角度信号REFの周期又は−定時間内におけ
る単位角度信号PO3の入力数をカウントすることによ
って算出される機関回転速度N等を入力する。
次のステップ22では、吸入空気流ff1Qと機関回転
速度Nとに基づいて基本燃料噴射量Tp(←KXQ/N
;には定数)を演算する。
ステップ23ではアイドルスイッチ18のON・OFF
を判別し、アイドルスイッチ18がONであってスロッ
トル弁4がアイドル位置にあるときには次のステップ2
4で機関回転速度Nが所定速度(例えば1600rpm
)を越えているか否かを判別する。
スロットル弁4がアイドル位置で回転速度Nが高いとき
には減速運転状態であり、減速性を向上させるためと燃
費向上とを目的として燃料噴射弁6による燃料供給を停
止させる。
このため、ステップ24で機関回転速度Nが所定速度を
越えていると判別されたときには、ステップ25へ進ん
で基本燃料噴射量Tpにゼロをセットし、燃料噴射弁6
によって燃料が噴射供給されないようにする。
一方、ステップ23又はステップ24で判別される燃料
供給停止条件が揃わないときには、ステップ29へ進ん
で、1であるときに燃料供給停止中であることを示すフ
ラグFCにゼロをセットして通常通りの燃料供給制御を
行わせる。
また、ステップ25で基本燃料噴射量Tpにゼロをセッ
トすると、次のステップ26では、前記フラグFCの判
別を行う。今回が燃料供給停止制御の初回であるときに
は、ここでフラグFCはゼロであると判別されてステッ
プ27へ進む。
ステップ27では、燃料供給停止を開始してから所定期
間を計測するためのタイマTmrに所定値(例えば30
0)をセットし、次のステップ28では、前記フラグF
Cに1をセットする。従って、次回も燃料供給を停止す
る条件が成立している場合には、ステップ26からステ
ップ27.28をジャンプしてステップ30へ進むこと
になる。
ステップ30では、以下の式に従って基本燃料噴射量T
pに対して運転条件に応じた種々の補正を施して最終的
な燃料噴射量Tiを演算する。
Ti’−2TpXCOEFXLMD+Tsここで、C0
EFは水温センサ15によって検出される冷却水温度T
wを主として設定される各種補正係数、L M Dは酸
素センサ16によって検出される期間吸入混合気の空燃
比を目標空燃比(理論空燃比)に近づけるように基本燃
料噴射量Tpを補正するフィードバック補正係数、Ts
はバッテリ電圧の変化による燃料噴射弁6の開弁遅れ時
間の変化を補正するための電圧補正骨である。
次のステップ31では、前述のように燃料供給停止を開
始させたときに所定値がセットされたタイマTmrがゼ
ロであるか否かを判別する。
ここで、タイマT■rがゼロでないときには、ステップ
32へ進んでタイマTmrを1ダウンさせる。
従って、前記タイマTllIrは、燃料供給が停止され
てから所定時間経過してからゼロになり、前記タイマT
a+rがゼロでないときには燃料供給を停止してから所
定時間が経過していないことになる。
第8図のフローチャートに示すプログラムは、クランク
角センサ14から基準角度信号REF (BTDC70
”)が出力される毎に実行されるものであり、まず、ス
テップ41では前述のようにクランク角2°毎に周期T
及び筒内圧力Pをサンプリングする際に、サンプリング
した順番を管理するためのカウンタentに1をセット
し、基準角度信号REFが入力されたときから周期T及
び筒内圧力Pが新たにサンプリングされるようにする。
次のステップ42では、前回の基準角度信号REFから
今回までにサンプリングされた周期T及び筒内圧力Pを
古いデータの順から比較するためのカウンタiに初期値
1をセットする一方、後に周期Tの最小値MIN及び筒
内圧力Pの最大値MAXをサンプリングするため、MI
Nに最大値をセットすると共にMAXにゼロをセットす
る。
次のステップ43では、後述するように周期T及び筒内
圧力Pを順番にMIN、MAXと比較する毎にエアツブ
される前記カウンタiと最大サンプル数である90 (
180°/2°)とを比較して、カウンタiが90以下
であるときには、ステップ44へ進む。
ステップ44では、カウンタiに相当する順番の周期T
 (i〕と最小値MINとを比較して、周期T (i)
の方が最小値MINよりも小さいときには、ステップ4
5へ進んで今回の周期T (i)を最小値にセットし、
次のステップ46では最小値MINがサンプリングされ
た時期を判別するために最小値MINがセットされたと
きのカウンタiをmにセットして次のステップ47へ進
む。
一方、ステップ44で周期T(i)が最小値MINより
も大きいと判別されたときには、最小値MINの更新設
定及び最小値MINをサンプリングしたときの時期を示
すmのセットを行わずにステップ47ヘジヤンプする。
ステップ47では、カウンタi4tアップし、今回の周
期T (i)の次にサンプリングされた周期(i+1)
が次回に最小値MINと比較されるようにする。
このようにして、カウンタiが90になるまで前回の基
準角度信号REFから順番にサンプリングされた周期T
を古い順に最小値MINと比較して最近の基準角度信号
REF間で周期T(機関回転速度)が最も短く(速く)
なった時期(角度位置)を判別するものである。
また、同様にして筒内圧力Pが最大になった時期を判別
すべく、ステップ44で筒内圧力P (i)と最大値M
AXとを比較し、今回の筒内圧力P〔i〕が最大値MA
Xよりも大きいときには、ステップ45へ進んで最大値
MAXに今回の筒内圧力P(i)をセットすると共に、
次のステップ46で今回のカウンタi@nにセットして
、nによって筒内圧力Pが最大となった時期が判別でき
るようにする。
基準角度信号REF間における周期Tの最小値MINと
筒内圧力Pの最大値MAXがサンプリングされてステッ
プ43でカウンタiが90を越えたことが判別されると
、ステップ48へ進んで第7図のフローチャートに従っ
て減速時の燃料供給停止制御が行われているときに1が
セットされるフラグFCの判別を行う。
ここで、フラグFCが1であると判別されて燃料供給が
停止されている状態であると判別されたときには、次の
ステップ49でタイマTrsrがゼロであるか否かを判
別する。前記タイマTn+rは、燃料供給の停止が開始
されたときに所定値がセットされ、その後微小時間毎に
所定値ずつ減少設定されるものであるから、ステップ4
9でタイマTarがゼロであると判別されたときには、
燃料供給の停止が開始されてから所定時間以上経過した
状態である。燃料供給を停止した直後においては、燃料
供給時に吸気通路壁面に付着していた液状燃料(壁流)
がシリンダ内に吸入されて燃焼して、この燃焼圧に周期
Tや筒内圧力Pが影響されることがあるため、本実施例
では、前記タイマTl1lrである燃料供給停止状態に
おいてのみクランク角センサ14の検出誤差の検出を行
う。
ステップ49でタイマTarがゼロであると判別される
と、ステップ50へ進んでクランク角センサ14の検出
誤差ΔEを以下の式に従って演算する。
ΔE1m −80,ΔE+n −35 上記mは、基準角度信号REF間で周期Tが最も短くな
った時期であり、周期Tが2°毎にサンプリングされる
ことから基準角度信号REFから2°×mの角度位置で
燃料供給停止状態において周期Tが最も短くなったこと
になる。燃料供給が停止されると、機関1はポンプ作用
のみを行うようになって、4気筒の場合第11図に示す
ように、ピストンスピードは筒内圧力Pが最も高くなる
圧縮上死点で最も遅くなりATDC90°の位置で最も
速くなる(6気筒機関ではATDC60’で、8気筒機
関ではATDC45°で最も速くなる)ことが分かって
いるので、ピストンスピードに対応する前記周期Tは、
ATDC90°で最も短くなるはずである。
本実施例では、基準角度信号REFがBTDC70°で
出力されることになっているから、基準角度信号REF
から160°の位置がATDC90’に相当し、2” 
Xmが160@であれば、クランク角センサ14で検出
されるATDC90”と周期Tに基づいて検出されたA
TDC90’とが一致し、クランク角センサ14に検出
誤差がないことになるが、2” Xm= 160’  
(2°×80)でないときにはその偏差がクランク角セ
ンサ14の検出誤差ΔEに相当するものと見做すことが
できる。
また、上記nは筒内圧力Pが最大となった時期を示すも
のであり、燃料供給停止時には、第11図に示すように
圧縮上死点で筒内圧力Pが最大となることが分かってい
るので、基準角度信号REF(BTDC70’ )から
70° (2’X35)の位置で筒内圧力Pは最大とな
るはずである。このため、2°×n=2°×35であれ
ば、クランク角センサ14によって検出される圧縮」二
死点と筒内圧力Pのピークに基づいて検出される圧縮上
死点とが一致したことになり、クランク角センサ14の
検出誤差はないが、2’ Xn≠2°×35であるとき
には、その偏差がクランク角センサ14の検出誤差ΔE
となる。
ステップ50で上記のようにしてクランク角センサ14
の検出誤差ΔEを演算すると、次のステップ51では下
式に従って前記検出誤差ΔEの加重平均演算を行う。
このようにして検出誤差ΔEを加重平均するのは、周期
Tや筒内圧力Pに基づく所定クランク角位置の検出にバ
ラツキが発生することがあり、このバラツキによって検
出誤差ΔEが大きく変動することを回避するためである
。従って、上記m。
nを加重平均して平均化処理してからΔEの演算を行わ
せるようにしても良い。
次のステップ52では、点火時期ADV (点火進角(
iりから前記平均化処理した検出誤差ΔEavを減算し
て補正する。前記点火時期ADVは、例えば基本燃料噴
射量TPと機関回転速度Nとによって複数に区分される
運転領域毎に予め設定されたものであり、圧縮上列点前
何度の位置で点火すべきかを示す値である。これに対し
、前記ΔEavは、その値がプラスであるときには、ク
ランク角センサ14による検出がΔEavだけ遅れてい
る状態を示すため、前記点火時期ADVで点火を行わせ
るためには、第12図に示すように、点火時期ADVか
ら検出誤差ΔEaνを減算した角度位置で点火を行わせ
れば、真の圧縮上死点前からADVだけ前のクランク角
位置で点火を行わせることができる。
次のステップ53では、イグニッションコイル20に対
して電流供給を開始する時期IGNonを下式に従って
演算する。
I G N0114−70’ −dwl −A D V
前記通電開始時期IGNonは、基準角度信号REFか
ら何度の位置であるかによって管理され、また、点火時
期ADVは圧縮上死点TDCからの進角で表されるため
、第12図に示すように70゜ADVが点火させるクラ
ンク角位置であり、点火栓7に高電圧を供給するにはイ
グニッションコイル20に対して所定の通電角dwff
iが必要であるから70°−ADV−dwEのクランク
角位置でイグニッションコイル20への通電を開始し、
通電角dwffiだけ回転したときに通電を遮断すれば
、点火栓7によって前記点火時期ADVで点火を行わせ
ることができる。
ステップ54では、イグニッションコイル20への通電
を制御する第9図のフローチャートに示すプログラムを
実行させるためのカウンタをゼロリセットすると共に、
前記ステップ53で求めた通電開始時期IGNon及び
通電角dwlを前記カウンタにおける目標値としてセッ
トする。
前記カウンタは、第10図のフローチャートに示すプロ
グラムに従いクランク角センサ14から単位角度信号P
O3が出力されるクランク角1°毎に1アツプされるも
のであり、通電開始時期と通電遮断時期とがそれぞれカ
ウンタの値によって判別できるようになっている。
従って、カウンタが通電開始時期又は通電遮断時期相当
の値になると、第9図のフローチャートに示すプログラ
ムが実行され、まず、ステップ61では今回の本プログ
ラム実行がカウンタが通電開始時期に相当する値になっ
たことによる実行であるかを判別し、通電開始時期に相
当するときにはステップ62へ進んでパワトランジスタ
TRによってイグニッションコイル20の一次電流をO
Nさせ、次のステップ63では前記カウンタをゼロリセ
ットする。
即ち、基準角度信号REF出力時にゼロリセットされた
カウンタは、1°毎にカウントアツプされその値が通電
開始時期IGNon相当になると、本プログラムが実行
されて、通電が開始されるものであり、ここで再度ゼロ
リセットされたカウンタは、今度は通電を遮断するまで
のクランク角を検出することになる。
そして、通電角dwl相当だけカウンタがカウントアツ
プされると、再び本プログラムが実行され、今度はステ
ップ61からステップ64へ進んで、イブニラシランコ
イル20の一次電流をパワトランジスタTRによってO
FFさせることにより二次側に高電圧を発生させて点火
栓7による火花点火を行わせる。
尚、クランク角センサ14の検出誤差ΔEに基づ(点火
時期ADVの補正は、ステップ52.53に示した例の
他、第8図中に点線で示したステップ58における演算
式に従って通電開始時期IGNonを演算することによ
っても行える。
I G Non= (70°+ΔEav) −thsl
−ADV即ち、点火時期ADVは、クランク角センサ1
4が正常であるときと同じマツプ値を用い、その代わり
に基準角度信号REFから圧縮上死点までのクランク角
をΔEavに基づいて補正するようにしたものであり、
これによってもクランク角センサ14による検出誤差Δ
Eを補正して、所望の角度位置で点火を行わせることが
できる。
このように燃料供給が停止されている運転状態における
微小角度回転の周期T又は筒内圧力Pのピーク発生時に
基づいてクランク角センサ14の検出誤差が診断され、
この検出誤差に基づいて点火時期ADVが補正されるの
で、たとえクランク角センサ14の検出位置がずれてい
ても、所望の点火時期ADVで点火を行わせることがで
き、クランク角センサ14に検出誤差があっても点火時
期がずれて運転性を悪化させることを防止できる。
尚、本実施例では、周期Tと筒内圧力Pとをそれぞれに
検出してクランク角センサ14の検出誤差を求めるよう
にしたが、周期Tと筒内圧力Pとの少なくとも一方を検
出すれば良いことは明らかであるか、精度の点からは筒
内圧力Pを検出する方がより望ましい。
また、本実施例によれば、クランク角センサ14により
検出される角度位置のずれが診断されるので、例えば燃
料噴射の開始又は終了時期をクランク角センサ14の検
出結果に基づいて可変制御する場合に応用すれば、燃料
噴射の制御時期を精度良く管理することができるように
なる。
また、本実施例では機関減速運転時における燃料供給停
止制御時に周期T及び筒内圧力Pのピーク発生時期を求
めるようにしたが、燃料供給が停止されていてかつ機関
が回転する状態であれば良いので、例えば、燃費向上の
ためにアイドル運転時に特定気筒への燃料供給を停止さ
せるシステムを備えたものや、自動変速機による変速作
動中に燃料供給が停止されるものなど運転中に燃料供給
が停止される機会のあるシステムであれば適用できる。
(発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、クランク角の検
出位置がずれていても、この検出誤差が燃料供給停止時
における単位角度検出信号の周期又は筒内圧力のピーク
発生時期に基づいて検出され、検出した検出誤差に基づ
いて点火時期が補正されるので、点火制御の基準となる
クランク角位置の検出誤差によって所望の点火時期で点
火されなくなることを防止でき、点火時期制御のずれに
よる運転性能の悪化を回避できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の構成を示すブロッ
ク図、第3図は本発明の一実施例を示すシステム概略図
、第4図は同上実施例における点火装置の構成を示す回
路図、第5図〜第1θ図はそれぞれ同上実施例における
制御内容を示すフローチャート、第11図は燃料供給停
止状態における筒内圧力及びピストンスピードの特性を
示すタイムチャート、第12図は同上実施例における点
火時期補正の特性を説明するためのタイムチャート、第
13図は点火時期のずれによる運転性への影響を示す線
図である。 1・・・機関  7・・・点火栓112・・・コントロ
ールユニッ ト 14・・・クランク角センサ 17・・・筒内 圧力センサ 20・・・イグニッションコイル TR・・・パワトランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機関クランク軸の基準角度位置及び単位角度位置
    毎に検出信号を出力するクランク角検出手段と、 機関運転条件に応じた点火時期を前記クランク角検出手
    段から出力される検出信号に基づいて判別して点火信号
    を点火装置に出力する点火制御手段と、 機関の筒内圧力を検出する筒内圧力検出手段と、少なく
    とも該筒内圧力検出手段が設けられた気筒への燃料供給
    が停止された運転状態において、前記筒内圧力検出手段
    で筒内圧力の最大値が検出されたときの角度位置を圧縮
    上死点相当として前記クランク角検出手段からの検出信
    号に基づいて検出する筒内圧力ピーク位置検出手段と、 該筒内圧ピーク位置検出手段で検出された圧縮上死点相
    当の角度位置と、クランク角検出手段から出力される検
    出信号に基づいて検出される圧縮上死点に相当する角度
    位置との角度偏差を演算する角度偏差演算手段と、 該角度偏差演算手段で演算された角度偏差に基づき前記
    点火時期を補正して前記点火制御手段による点火制御を
    行わせる点火時期補正手段と、を含んで構成したことを
    特徴とする内燃機関の点火制御装置。
  2. (2)機関クランク軸の基準角度位置及び単位角度位置
    毎に検出信号を出力するクランク角検出手段と、 機関運転条件に応じた点火時期を前記クランク角検出手
    段から出力される検出信号に基づいて判別して点火信号
    を点火装置に出力する点火制御手段と、 前記クランク角検出手段により単位角度位置毎に出力さ
    れる検出信号の周期を計測する周期計測手段と、 少なくとも1気筒への燃料供給が停止されている運転状
    態において、該燃料供給が停止されている気筒に関わっ
    て前記周期がピーク値となる角度位置を前記周期計測手
    段及びクランク検出手段の検出に基づいて検出する周期
    ピーク位置検出手段と、 該周期ピーク位置検出手段で検出された周期のピーク値
    となる角度位置と、前記周期がピーク値となる予測角度
    位置を前記クランク角検出手段で検出した結果との角度
    偏差を演算する角度偏差演算手段と、 該角度偏差演算手段で演算された角度偏差に基づき前記
    点火時期を補正して前記点火制御手段による点火制御を
    行わせる点火時期補正手段と、を含んで構成したことを
    特徴とする内燃機関の点火制御装置。
  3. (3)前記筒内圧力ピーク位置検出手段又は周期ピーク
    位置検出手段によるピーク値発生時の角度位置検出を燃
    料供給の停止が開始されてから所定期間禁止する角度位
    置検出禁止手段を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2のいずれかに記載の内燃機関の点火制御装置。
  4. (4)前記筒内圧力ピーク位置検出手段又は周期ピーク
    位置検出手段によって判別された角度位置を平均化処理
    し、該平均化処理した角度位置に基づいて前記角度偏差
    演算手段による角度偏差の演算を行わせる角度位置平均
    処理手段を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3
    のいずれかに記載の内燃機関の点火制御装置。
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