JPH0347525Y2 - - Google Patents
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- JPH0347525Y2 JPH0347525Y2 JP5061085U JP5061085U JPH0347525Y2 JP H0347525 Y2 JPH0347525 Y2 JP H0347525Y2 JP 5061085 U JP5061085 U JP 5061085U JP 5061085 U JP5061085 U JP 5061085U JP H0347525 Y2 JPH0347525 Y2 JP H0347525Y2
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、足裏の凹凸に合わせて成形でき、又
通気性とクツシヨン性を兼備した合成樹脂発泡材
料を使用した靴敷を製造するためのキツトに関す
る。上記靴敷とは一般の短靴、長靴、運動靴、ジ
ヨギングシユーズ、陸上競技用シユーズ等吾人の
使用する一際の靴の中敷用の靴敷はもちろん、後
述する歩行矯正靴、履物の中敷として用いられる
矯正用副当をも含む。
通気性とクツシヨン性を兼備した合成樹脂発泡材
料を使用した靴敷を製造するためのキツトに関す
る。上記靴敷とは一般の短靴、長靴、運動靴、ジ
ヨギングシユーズ、陸上競技用シユーズ等吾人の
使用する一際の靴の中敷用の靴敷はもちろん、後
述する歩行矯正靴、履物の中敷として用いられる
矯正用副当をも含む。
(従来の技術)
従来靴敷の構造としては種々の形状、構造のも
のが出廻つているが、そのいづれもが、千差万別
の足裏の凹凸に如何にしてより密着的であるか、
風合(足裏との肌触り)を如何に快適なものとす
るか、どこ迄軽く出来るか等にその開発の視点が
向けられてきた。特にスポーツシユーズは一秒一
刻を競うため、スポーツ科学的な解析を含めて上
記視点には更に厳しいフアクターが導入される。
これを要するに快適にして疲れを感じない或いは
疾走や跳躍の生体機能を最大に発揮し得る良好な
靴敷とは上記のように足裏への高度の密着性、風
合の良さ、軽さが重要な条件となる。一方偏つた
走行癖、例えば生来のガニまた、交通事故によつ
て修復された補修脚のために後遺的に発生する跛
こう的歩行癖、等を回復するため(所謂リハビリ
テーシヨン)には第10図のように靴底S′に対し
患者の足fの裏をフラツトに当接させる機能修復
から始めねばならないが、この際歪んだ足地性
(足裏を履物に非均等的に当てる性質)を補正す
るためには足fの裏を靴底S′との間に副当9を必
要とする。この副当9は靴敷の一部を構成するこ
とは云う迄もないが、それ故に患者の足裏のその
部分の凹凸に高度にフイツトし得ることが苦痛を
伴なわないリハビリのためにこれまた要求されて
いる。
のが出廻つているが、そのいづれもが、千差万別
の足裏の凹凸に如何にしてより密着的であるか、
風合(足裏との肌触り)を如何に快適なものとす
るか、どこ迄軽く出来るか等にその開発の視点が
向けられてきた。特にスポーツシユーズは一秒一
刻を競うため、スポーツ科学的な解析を含めて上
記視点には更に厳しいフアクターが導入される。
これを要するに快適にして疲れを感じない或いは
疾走や跳躍の生体機能を最大に発揮し得る良好な
靴敷とは上記のように足裏への高度の密着性、風
合の良さ、軽さが重要な条件となる。一方偏つた
走行癖、例えば生来のガニまた、交通事故によつ
て修復された補修脚のために後遺的に発生する跛
こう的歩行癖、等を回復するため(所謂リハビリ
テーシヨン)には第10図のように靴底S′に対し
患者の足fの裏をフラツトに当接させる機能修復
から始めねばならないが、この際歪んだ足地性
(足裏を履物に非均等的に当てる性質)を補正す
るためには足fの裏を靴底S′との間に副当9を必
要とする。この副当9は靴敷の一部を構成するこ
とは云う迄もないが、それ故に患者の足裏のその
部分の凹凸に高度にフイツトし得ることが苦痛を
伴なわないリハビリのためにこれまた要求されて
いる。
(考案が解決しようとする問題点)
従来より靴敷は、前記必要条件を満たすべく
種々研究開発されているとは云え、使用者一人一
人の足裏を測つてから特注製産されるもではな
く、種々の形状を分類化して得られる集約的基準
に沿つて量産されたものである。このため人によ
つてはなお十分に寄り沿わない不足感を抱くこと
がまゝあり、又靴敷の厚みや形状にも手を加えた
い希望も潜在的に有していた。一方、修復用副当
について云えば、医師の指導と監督の下で、業者
がコルク材を用いて寸法、厚み、角度等に厳しい
要求を荷せられ、このため最適なものを得るため
に多くの試行錯誤を重ねて、期間の長さ、コスト
の高さを余儀なくされる所である。
種々研究開発されているとは云え、使用者一人一
人の足裏を測つてから特注製産されるもではな
く、種々の形状を分類化して得られる集約的基準
に沿つて量産されたものである。このため人によ
つてはなお十分に寄り沿わない不足感を抱くこと
がまゝあり、又靴敷の厚みや形状にも手を加えた
い希望も潜在的に有していた。一方、修復用副当
について云えば、医師の指導と監督の下で、業者
がコルク材を用いて寸法、厚み、角度等に厳しい
要求を荷せられ、このため最適なものを得るため
に多くの試行錯誤を重ねて、期間の長さ、コスト
の高さを余儀なくされる所である。
本考案は上記を考慮の結果生み出されたもの
で、使用者自からの手造りによつて足裏への高度
の密着性があり、しかも通気性、クツシヨン性、
強度的にも優れ、風合もよく軽量で、寸法、形
状、厚み等の調整が自在な靴敷を短時間内で各個
人において低い技倆によつても製作できるように
し、更には足裏の形状、凹凸を分類化し集約的基
準に沿つて量産化する上でも使用可能な靴敷製造
キツトを提供することを目的とする。
で、使用者自からの手造りによつて足裏への高度
の密着性があり、しかも通気性、クツシヨン性、
強度的にも優れ、風合もよく軽量で、寸法、形
状、厚み等の調整が自在な靴敷を短時間内で各個
人において低い技倆によつても製作できるように
し、更には足裏の形状、凹凸を分類化し集約的基
準に沿つて量産化する上でも使用可能な靴敷製造
キツトを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
以下に添付の図面にもとづき本考案を説明する
と、本案は第1図のように、合成樹脂発泡材料と
の剥離性、液密性及び可撓性を有し、表面が足裏
全面を受容し得る面積を有した扁平な型取袋体1
と、この袋体1内に収容され硬化剤を含む合成樹
脂発泡材料をその厚み内部に含浸担持して発泡を
許容する繊維質シート製の発泡体担持体2とより
成る靴敷製造キツトである。
と、本案は第1図のように、合成樹脂発泡材料と
の剥離性、液密性及び可撓性を有し、表面が足裏
全面を受容し得る面積を有した扁平な型取袋体1
と、この袋体1内に収容され硬化剤を含む合成樹
脂発泡材料をその厚み内部に含浸担持して発泡を
許容する繊維質シート製の発泡体担持体2とより
成る靴敷製造キツトである。
上記において、型取袋体1としては長ソツクス
形状のポリエチレンシートを開口部11を残して
外周縁を熱溶着して製作したものが好適である。
この型取袋体1の表面は足fの裏面を受容する面
積を備えていることは踏圧によつて内部に注入さ
れた発泡材料に足裏に忠実な賦型を与える上で必
要である。その場合使用者の足載せ位置の手引と
なるように袋体1の表面に例えば大、中、小3種
類の足形12…を予じめ印刷しておくと便利であ
る。発泡体担持体2は、硬化剤42を含む発泡材
料41が発泡硬化した発泡体4が柔軟弾性に富ん
で所謂“腰”に不足するので“腰”を付与する意
味と、発泡体4が足の重圧によつて緻密な薄いも
のになるのを防ぎ通気性とクツシヨン性を確保す
る或る厚みをもつた嵩のある(発泡倍率が大き
い)発泡体たらしめ且つ収縮を或る程度阻止する
意味とから用いられるもので、オレフイン系繊維
の不織布(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の
如く微細な繊維間隙が多在してそれ自体通気性に
富んだものが望ましく用いられるが、この他木綿
のような天然繊維、天然繊維と合成繊維の不織布
(但し、吸水性の強い綿繊維の場合は硬化剤とし
ての水を多量吸収するから硬化剤の配合量を多く
する必要がある)、不織布のみならず織布であつ
てもよく、要は繊維質シートであれば広く使用出
来る。発泡体担持体2のみではなお強度が不足す
る或いは足裏の接触感が柔らかすぎると感じる場
合のために、担持体2の下側に別の扁平な補強芯
体3を積層状態に接合して用いることも出来る
(第2図)。この芯体3としては通常市販されてい
る扁平な多数の通気孔31…を厚み方向に貫設し
たゴム発泡体(ポリエチレンゴム発泡体)やポリ
エチレン製の格子板よりなる底敷その他材料は問
われることなく広い範囲から用いられ得る。
形状のポリエチレンシートを開口部11を残して
外周縁を熱溶着して製作したものが好適である。
この型取袋体1の表面は足fの裏面を受容する面
積を備えていることは踏圧によつて内部に注入さ
れた発泡材料に足裏に忠実な賦型を与える上で必
要である。その場合使用者の足載せ位置の手引と
なるように袋体1の表面に例えば大、中、小3種
類の足形12…を予じめ印刷しておくと便利であ
る。発泡体担持体2は、硬化剤42を含む発泡材
料41が発泡硬化した発泡体4が柔軟弾性に富ん
で所謂“腰”に不足するので“腰”を付与する意
味と、発泡体4が足の重圧によつて緻密な薄いも
のになるのを防ぎ通気性とクツシヨン性を確保す
る或る厚みをもつた嵩のある(発泡倍率が大き
い)発泡体たらしめ且つ収縮を或る程度阻止する
意味とから用いられるもので、オレフイン系繊維
の不織布(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の
如く微細な繊維間隙が多在してそれ自体通気性に
富んだものが望ましく用いられるが、この他木綿
のような天然繊維、天然繊維と合成繊維の不織布
(但し、吸水性の強い綿繊維の場合は硬化剤とし
ての水を多量吸収するから硬化剤の配合量を多く
する必要がある)、不織布のみならず織布であつ
てもよく、要は繊維質シートであれば広く使用出
来る。発泡体担持体2のみではなお強度が不足す
る或いは足裏の接触感が柔らかすぎると感じる場
合のために、担持体2の下側に別の扁平な補強芯
体3を積層状態に接合して用いることも出来る
(第2図)。この芯体3としては通常市販されてい
る扁平な多数の通気孔31…を厚み方向に貫設し
たゴム発泡体(ポリエチレンゴム発泡体)やポリ
エチレン製の格子板よりなる底敷その他材料は問
われることなく広い範囲から用いられ得る。
以上の型取袋体1及び発泡体担持体2とから成
る靴敷製造キツトを使用して靴敷8を作る上で利
用され得る合成樹脂発泡材料41として最も望ま
しいものは、親水性ポリウレタン樹脂発泡材料の
プレポリマー〔一例として東邦化学工業(株)製の商
品名“OH−GROUT”品番OH−1A.OH−8B
等〕であり、これに組合わされる硬化剤42とし
ては水である。上記発泡材料41と水42とを約
半々の割合で混ぜ合わせると、3分程度で発泡硬
化が完了しこの間若干の発熱(25〜40℃)を伴な
う程度で各個人において靴敷をつくる場合でも足
裏への火傷の危険はない。この他の合成樹脂発泡
材料41としては2液型の通常のポリウレタン樹
脂発泡材料と硬化剤42としての架橋剤との組み
合わせ、2液型シリコン樹脂発泡材料〔信越化学
(株)製RTVゴム〕41とその硬化剤42としての
架橋剤との組み合わせがある。
る靴敷製造キツトを使用して靴敷8を作る上で利
用され得る合成樹脂発泡材料41として最も望ま
しいものは、親水性ポリウレタン樹脂発泡材料の
プレポリマー〔一例として東邦化学工業(株)製の商
品名“OH−GROUT”品番OH−1A.OH−8B
等〕であり、これに組合わされる硬化剤42とし
ては水である。上記発泡材料41と水42とを約
半々の割合で混ぜ合わせると、3分程度で発泡硬
化が完了しこの間若干の発熱(25〜40℃)を伴な
う程度で各個人において靴敷をつくる場合でも足
裏への火傷の危険はない。この他の合成樹脂発泡
材料41としては2液型の通常のポリウレタン樹
脂発泡材料と硬化剤42としての架橋剤との組み
合わせ、2液型シリコン樹脂発泡材料〔信越化学
(株)製RTVゴム〕41とその硬化剤42としての
架橋剤との組み合わせがある。
(作用)
本考案のキツトのうち型取袋体1の中に発泡体
担持体2を必要によつては補強芯体3を担持体2
の下側に接合して差し込んで発泡準備を整える
が、これは予じめキツトを組む前に実施していて
もよい。容器A,Bより合成発泡材料41及び硬
化剤42を所定の配合量宛混ぜ合わせるについて
はいづれかの容器AもしくはBの内容積を収納物
内収納容積より大きくとつて材料41と硬化剤4
2とを一個の容器内(第1図では容器B内)で混
合し棒Cで撹拌し得るようにしておくものとす
る。両者が混合されたら直ちに袋体1の開口部1
1を開けて袋内部に注入の后(第3図)、掌もし
くは指で発泡材料41を袋体1の全面に行きわた
るよう展延しつつ素速く靴Sの内部か或いは既述
のトレー内部に入れ袋体1上に足を載せて発泡材
料41に体重による足裏の賦型を与える(第9
図)。親水性ポリウレタン発泡材料に硬化剤とし
ての水を約半量宛混合したものは発泡開始から硬
化完了迄に約3〜5分間所要するだけで、しかも
発熱温度が25〜40℃で済む。上記の賦型によつて
粘度の低い発泡初期にある発泡材料41は発泡体
担持体2の繊維間隙を経て厚み内部に含浸担持さ
れて発泡を続行し一方少なくとも足裏に面接する
表面はその可塑領域にある間忠実な足裏の凹凸に
対応した凸凹4a…を形成して最終硬化に至る。
硬化の完了した発泡体4を袋体1より抜き出して
足裏の輪郭に沿つて鋏その他で裁断して靴敷8と
する(第5図)。上記に於て発泡・賦型を靴内で
行なえば靴敷8の底面が靴底の凹凸面に一致して
便利であるが靴底がフラツトに近い靴の場合は靴
内で行なう代りに平底のトレーT内や床その他の
平坦な支台上で行なつてもよいことはもちろんで
ある。型取袋体1としては開口部11を残して外
周縁を熱溶着した略長ソツクス形状の扁平なポリ
エチレン袋が好適であり、又1方に開口部14を
有し3方が融着された市販のポリエチレン袋〔第
3図a〕、4方が熱溶着され表面に長手方向に沿
うスリツト15を有し、このスリツト15から発
泡体担持体2を内部に差し入れたり発泡材料を
こゝより注入するようにしたもの〔第5図〕或い
は3方が熱融着され表面内側が上下二重片16,
17とされて片16,17を左右に拡げることに
よつて袋内部が開口され、この開口より担持体
2、発泡材料41及び硬化剤42を入れられるも
の〔第8図b〕のいづれかが望ましく用いられ
る。この型取袋体1の表面は足fの裏面を受容す
る面積を備えていることが踏圧によつて発泡材料
41〔含硬化剤42〕に足裏に忠実な賦型を与え
る上で必要である。その場合使用者の足載せ位置
の手引となるように袋体2の表面に例えば大、
中、小3種類の足形12を与じめ印刷しておくと
便利である〔第1図及び第8図c〕。この他サイ
ズ、凹凸に応じて数種類に分類化された足型f′を
使用した量産を考慮して第9図のような型取りト
レーT即ち、足型を受容する凹所tを備えた合成
樹脂製のブリスターパツクの半割型のものを使用
すると、発泡賦型作業がやり易くなり、量産に好
適である。ベルトコンベア上にて流れ作業によつ
て量産するのに好適なトレーTを用いる場合を第
9図によつて説明すると、トレーTの足型凹所t
内に、発泡体担持体2と補強芯体3を接合したも
のを収納し硬化剤42を含む発泡材料41を注入
し展延した型取袋体1を素早やくトレーT上に納
置して、その上から凹所tに沿つて足型f′を押し
込めば凹所tによつて足型f′が案内されるため賦
型・発泡作業が頗る簡単になる。靴内で賦型した
り、トレーTの底に靴内の凹凸を形成しておくこ
とにより得られた靴敷8は第6図、第7図のよう
に表面に足裏の凹凸に忠実に対応する凸凹4a…
を発泡体4の表面に少なくとも備えるのみではな
く発泡体4全体も厚み方向に関し上記凸凹42…
に対応した凸凹形状に賦型される。一方平底のト
レー上にのせて発泡させた場合は芯体3より上側
のみが凸凹形状に賦型されるが、靴内で底敷とし
て用いると通常の底靴と同様、その柔軟性によて
下面も靴底に見合つた凹凸形状となる。発泡体担
持体2はいづれの場合もその全厚み範囲に亘つて
発泡体4内に埋設されて比較的発泡倍率の大きい
且つ通気性及びクツシヨン性に富んだ一体的な発
泡体構造を形成する。これらによつて足裏に対し
て密着的且つ風合いがよくて軽いい靴敷8が得ら
れるのである。更に、特に第9図のトレーを用い
て量産すする形式においては、昨今の土踏まずの
形成の不充分な学童の矯正用の凸部を土踏まずの
位置に賦型することが可能となる。足裏との肌ざ
わりを良くするため適宜ビロード布8′を上部に
貼合わせることもできる。更に、硬化剤42中に
着色剤や芳香剤を加えておくと靴敷に風流な変化
を与えることが出来る。防臭殺菌機能を与えたい
場合は防臭剤や殺菌剤を用いたり、或いは担持体
2内部に活性炭粉粒(不図示)を混在させておけ
ば良く、これらは適宜採択出来る所である。な
お、発泡によつて生ずるガスは袋体1の開口部よ
り自然に大気中に放逐される。
担持体2を必要によつては補強芯体3を担持体2
の下側に接合して差し込んで発泡準備を整える
が、これは予じめキツトを組む前に実施していて
もよい。容器A,Bより合成発泡材料41及び硬
化剤42を所定の配合量宛混ぜ合わせるについて
はいづれかの容器AもしくはBの内容積を収納物
内収納容積より大きくとつて材料41と硬化剤4
2とを一個の容器内(第1図では容器B内)で混
合し棒Cで撹拌し得るようにしておくものとす
る。両者が混合されたら直ちに袋体1の開口部1
1を開けて袋内部に注入の后(第3図)、掌もし
くは指で発泡材料41を袋体1の全面に行きわた
るよう展延しつつ素速く靴Sの内部か或いは既述
のトレー内部に入れ袋体1上に足を載せて発泡材
料41に体重による足裏の賦型を与える(第9
図)。親水性ポリウレタン発泡材料に硬化剤とし
ての水を約半量宛混合したものは発泡開始から硬
化完了迄に約3〜5分間所要するだけで、しかも
発熱温度が25〜40℃で済む。上記の賦型によつて
粘度の低い発泡初期にある発泡材料41は発泡体
担持体2の繊維間隙を経て厚み内部に含浸担持さ
れて発泡を続行し一方少なくとも足裏に面接する
表面はその可塑領域にある間忠実な足裏の凹凸に
対応した凸凹4a…を形成して最終硬化に至る。
硬化の完了した発泡体4を袋体1より抜き出して
足裏の輪郭に沿つて鋏その他で裁断して靴敷8と
する(第5図)。上記に於て発泡・賦型を靴内で
行なえば靴敷8の底面が靴底の凹凸面に一致して
便利であるが靴底がフラツトに近い靴の場合は靴
内で行なう代りに平底のトレーT内や床その他の
平坦な支台上で行なつてもよいことはもちろんで
ある。型取袋体1としては開口部11を残して外
周縁を熱溶着した略長ソツクス形状の扁平なポリ
エチレン袋が好適であり、又1方に開口部14を
有し3方が融着された市販のポリエチレン袋〔第
3図a〕、4方が熱溶着され表面に長手方向に沿
うスリツト15を有し、このスリツト15から発
泡体担持体2を内部に差し入れたり発泡材料を
こゝより注入するようにしたもの〔第5図〕或い
は3方が熱融着され表面内側が上下二重片16,
17とされて片16,17を左右に拡げることに
よつて袋内部が開口され、この開口より担持体
2、発泡材料41及び硬化剤42を入れられるも
の〔第8図b〕のいづれかが望ましく用いられ
る。この型取袋体1の表面は足fの裏面を受容す
る面積を備えていることが踏圧によつて発泡材料
41〔含硬化剤42〕に足裏に忠実な賦型を与え
る上で必要である。その場合使用者の足載せ位置
の手引となるように袋体2の表面に例えば大、
中、小3種類の足形12を与じめ印刷しておくと
便利である〔第1図及び第8図c〕。この他サイ
ズ、凹凸に応じて数種類に分類化された足型f′を
使用した量産を考慮して第9図のような型取りト
レーT即ち、足型を受容する凹所tを備えた合成
樹脂製のブリスターパツクの半割型のものを使用
すると、発泡賦型作業がやり易くなり、量産に好
適である。ベルトコンベア上にて流れ作業によつ
て量産するのに好適なトレーTを用いる場合を第
9図によつて説明すると、トレーTの足型凹所t
内に、発泡体担持体2と補強芯体3を接合したも
のを収納し硬化剤42を含む発泡材料41を注入
し展延した型取袋体1を素早やくトレーT上に納
置して、その上から凹所tに沿つて足型f′を押し
込めば凹所tによつて足型f′が案内されるため賦
型・発泡作業が頗る簡単になる。靴内で賦型した
り、トレーTの底に靴内の凹凸を形成しておくこ
とにより得られた靴敷8は第6図、第7図のよう
に表面に足裏の凹凸に忠実に対応する凸凹4a…
を発泡体4の表面に少なくとも備えるのみではな
く発泡体4全体も厚み方向に関し上記凸凹42…
に対応した凸凹形状に賦型される。一方平底のト
レー上にのせて発泡させた場合は芯体3より上側
のみが凸凹形状に賦型されるが、靴内で底敷とし
て用いると通常の底靴と同様、その柔軟性によて
下面も靴底に見合つた凹凸形状となる。発泡体担
持体2はいづれの場合もその全厚み範囲に亘つて
発泡体4内に埋設されて比較的発泡倍率の大きい
且つ通気性及びクツシヨン性に富んだ一体的な発
泡体構造を形成する。これらによつて足裏に対し
て密着的且つ風合いがよくて軽いい靴敷8が得ら
れるのである。更に、特に第9図のトレーを用い
て量産すする形式においては、昨今の土踏まずの
形成の不充分な学童の矯正用の凸部を土踏まずの
位置に賦型することが可能となる。足裏との肌ざ
わりを良くするため適宜ビロード布8′を上部に
貼合わせることもできる。更に、硬化剤42中に
着色剤や芳香剤を加えておくと靴敷に風流な変化
を与えることが出来る。防臭殺菌機能を与えたい
場合は防臭剤や殺菌剤を用いたり、或いは担持体
2内部に活性炭粉粒(不図示)を混在させておけ
ば良く、これらは適宜採択出来る所である。な
お、発泡によつて生ずるガスは袋体1の開口部よ
り自然に大気中に放逐される。
次に修復用副当9について云えば上記のように
足裏全面に関して発泡材料41を適用するのでは
なく矯正すべき足裏の一部分のみについて上記要
領にて発泡材料注入・発泡硬化を実施すればよい
ので、こゝでは重複を避けるため使用説明を省略
する。なお、矯正のための副当とは例えば後遺的
な跛行癖についてはその副当を靴底S′に仕込むこ
とにより患者の足裏を靴底S′に対してフラツトに
当接させる矯正を行なうものを指し(第9図)、
このような副当9は医師の指導と監督の下でその
形状、寸法が与えられるものである。
足裏全面に関して発泡材料41を適用するのでは
なく矯正すべき足裏の一部分のみについて上記要
領にて発泡材料注入・発泡硬化を実施すればよい
ので、こゝでは重複を避けるため使用説明を省略
する。なお、矯正のための副当とは例えば後遺的
な跛行癖についてはその副当を靴底S′に仕込むこ
とにより患者の足裏を靴底S′に対してフラツトに
当接させる矯正を行なうものを指し(第9図)、
このような副当9は医師の指導と監督の下でその
形状、寸法が与えられるものである。
(実施例)
〈第1実施例〉
靴敷の簡易製造用キツトを使用して靴8内で個
人的なオリジナル靴敷8を作つたもので、次の様
な材料及び経過の下で作られた。
人的なオリジナル靴敷8を作つたもので、次の様
な材料及び経過の下で作られた。
a 合成樹脂発泡材料…親水性ポリウレタン樹脂
発泡材料〔東邦化学工業(株)製の商品名“OH−
GROUT”品番OH−1A〕(25cc) b 硬化剤…水(20cc) (a,bの配合比は5:4) c 型取袋体…開口部を残して外周縁を熱溶着し
た扁平な略長ソツクス形状のポリエチレン袋 d 発泡体担持体…太さ10D(デニール)のポリ
プロピレン繊維よりなる厚み4mmの不織布 e 補強芯体…厚み0.5mmのポリエチレン製格子
状多孔板 f 注入より発泡完了に至る時間と発熱温度…2
分、温度35℃ g 得られた靴敷…形状は成人男子の25cmサイズ
で重さ20g、厚み(但し、凸凹部を除外した平
均厚み)2mm 〈第2実施例〉 第1実施例の型取袋体1に、発泡体担持体2と
補強芯体3の接合したもの及び発泡材料と硬化剤
の混合したものを入れ、案内トレーT上に納置
し、各種サイズ、形状毎に集約化された鋳物製の
足型f′を使用し、量産化によつて靴敷8を作つた
ものである。従つて、合成樹脂発泡材料、硬化
剤、発泡体担持体、補強芯体については、第1実
施例のものと同じものを使用している。
発泡材料〔東邦化学工業(株)製の商品名“OH−
GROUT”品番OH−1A〕(25cc) b 硬化剤…水(20cc) (a,bの配合比は5:4) c 型取袋体…開口部を残して外周縁を熱溶着し
た扁平な略長ソツクス形状のポリエチレン袋 d 発泡体担持体…太さ10D(デニール)のポリ
プロピレン繊維よりなる厚み4mmの不織布 e 補強芯体…厚み0.5mmのポリエチレン製格子
状多孔板 f 注入より発泡完了に至る時間と発熱温度…2
分、温度35℃ g 得られた靴敷…形状は成人男子の25cmサイズ
で重さ20g、厚み(但し、凸凹部を除外した平
均厚み)2mm 〈第2実施例〉 第1実施例の型取袋体1に、発泡体担持体2と
補強芯体3の接合したもの及び発泡材料と硬化剤
の混合したものを入れ、案内トレーT上に納置
し、各種サイズ、形状毎に集約化された鋳物製の
足型f′を使用し、量産化によつて靴敷8を作つた
ものである。従つて、合成樹脂発泡材料、硬化
剤、発泡体担持体、補強芯体については、第1実
施例のものと同じものを使用している。
(考案の効果)
本考案の靴敷製造キツトは、靴敷製作上不可欠
な型取袋体と発泡体担持体がユニツトとして組込
まれているため、使用者自からの手造りの趣味を
生かした、又土踏まずの形成を促進するために該
当部の厚みを厚くしたり、魚の目の部分を凹ませ
て当らなくしたオリジナルな靴敷を作る上で簡便
に使用でき、更には足裏のサイズや形状を類形化
し集約化して足型を使用して低コストな靴敷を量
産化する上でも利用でき、足裏への高度の密着性
があり、通気性やクツシヨン性に優れ又風合もよ
く軽量で適度の強度を有ししかも寸法、形状、厚
み等の調整が自在な上に短時間で低い技倆によつ
てでも靴敷作りが出来る利益をもたらし、一般靴
の靴敷はもとより、スポーツシユーズ或いは矯正
用の副当にも広く適用できる有効性を備えたもの
である。
な型取袋体と発泡体担持体がユニツトとして組込
まれているため、使用者自からの手造りの趣味を
生かした、又土踏まずの形成を促進するために該
当部の厚みを厚くしたり、魚の目の部分を凹ませ
て当らなくしたオリジナルな靴敷を作る上で簡便
に使用でき、更には足裏のサイズや形状を類形化
し集約化して足型を使用して低コストな靴敷を量
産化する上でも利用でき、足裏への高度の密着性
があり、通気性やクツシヨン性に優れ又風合もよ
く軽量で適度の強度を有ししかも寸法、形状、厚
み等の調整が自在な上に短時間で低い技倆によつ
てでも靴敷作りが出来る利益をもたらし、一般靴
の靴敷はもとより、スポーツシユーズ或いは矯正
用の副当にも広く適用できる有効性を備えたもの
である。
第1図は本考案の靴敷製造キツトを示す斜視
図、第2図は同発泡体担持体と補強芯体との概略
斜視図、第3図は使用状態を発泡材料の型取袋体
内に注入している部分を採つた斜視図、第4図は
この型取袋体を靴内に納置して足で踏みつけてい
る状態を示す斜視図、第5図は発泡を完了した靴
敷を型取袋体より抜き出している状態を示す斜視
図、第6図は補強芯体を含まず発泡体担持体のみ
を用いた本考案靴敷の縦断面図、第7図は補強芯
体を併用した場合の第6図同様図、第8図aは型
取袋体の別の実施例を示す斜視図及び縦断面図、
第8図bは更に別の実施例の型取袋体の第8図a
同様、第8図cは更にもう一つの別の実施例を示
す型取袋体のみの斜視図、第9図は型取トレーを
用いた場合の賦型・発泡状態を示す斜視図、第1
0図は本考案によつて得られる歩行矯正用副当の
説明図の靴のかかと側から見た背面図である。 符号の説明、1……型取袋体、1a,1b……
同左右袋体、11……同開口部、12……同印刷
された足型、2……発泡体担持体、3……補強芯
体。
図、第2図は同発泡体担持体と補強芯体との概略
斜視図、第3図は使用状態を発泡材料の型取袋体
内に注入している部分を採つた斜視図、第4図は
この型取袋体を靴内に納置して足で踏みつけてい
る状態を示す斜視図、第5図は発泡を完了した靴
敷を型取袋体より抜き出している状態を示す斜視
図、第6図は補強芯体を含まず発泡体担持体のみ
を用いた本考案靴敷の縦断面図、第7図は補強芯
体を併用した場合の第6図同様図、第8図aは型
取袋体の別の実施例を示す斜視図及び縦断面図、
第8図bは更に別の実施例の型取袋体の第8図a
同様、第8図cは更にもう一つの別の実施例を示
す型取袋体のみの斜視図、第9図は型取トレーを
用いた場合の賦型・発泡状態を示す斜視図、第1
0図は本考案によつて得られる歩行矯正用副当の
説明図の靴のかかと側から見た背面図である。 符号の説明、1……型取袋体、1a,1b……
同左右袋体、11……同開口部、12……同印刷
された足型、2……発泡体担持体、3……補強芯
体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂発泡材料との剥離性、液密性及び可
撓性を有し、表面が足裏全面を受容し得る面積
を有した扁平な型取袋体1と、この袋体1内に
収容され硬化剤を含む合成樹脂発泡材料をその
厚み内部に含浸担持して発泡を許容する繊維質
シート製の発泡体担持体2とより成る靴敷製造
キツト。 2 上記型取袋体1が、開口部11を残して外周
縁において熱溶着された略長ソツクス形状の透
明な合成樹脂製シートから成り、表面に複数の
寸法の足形12…を印刷した左右1対の袋体1
a,1bより成る実用新案登録請求の範囲第1
項記載のキツト。 3 上記発泡体担持体2が足形を成し、その下に
同形状の扁平な補強芯体3を外周部のスポツト
熱溶着によつて接合した実用新案登録請求の範
囲第1項記載のキツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5061085U JPH0347525Y2 (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5061085U JPH0347525Y2 (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61165609U JPS61165609U (ja) | 1986-10-14 |
| JPH0347525Y2 true JPH0347525Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=30568906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5061085U Expired JPH0347525Y2 (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347525Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-04 JP JP5061085U patent/JPH0347525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61165609U (ja) | 1986-10-14 |
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