JPH0347900A - 漆蝋の精製法 - Google Patents

漆蝋の精製法

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JPH0347900A
JPH0347900A JP1182428A JP18242889A JPH0347900A JP H0347900 A JPH0347900 A JP H0347900A JP 1182428 A JP1182428 A JP 1182428A JP 18242889 A JP18242889 A JP 18242889A JP H0347900 A JPH0347900 A JP H0347900A
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lacquer wax
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隆 佐藤
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/74Recovery of fats, fatty oils, fatty acids or other fatty substances, e.g. lanolin or waxes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蝋の精製法に係り、殊に漆蝋の精製法に係る。
(従来の技術及びその課題) 一般に、中華人民共和国が原産地とされている漆蝋(U
rushj wax、 Lacquer wax)はウ
ルシ科のウルシツキ(Rhus vernicifer
a DC)の種子における中果皮から得られる線分てあ
り、同じウルシ科のハゼツキ(Rhus 5ucced
anea L、)から得られる木蝋(Japan wa
x、 Haze wax)と共に、各種の用途に、例え
ばクレヨン、色鉛筆、ロウツク、石鹸、化粧品等に利用
されている。殊に、木蝋は各種の事情で量的に、又価格
面等の観点から安定確保が困難になりつつある現在にお
いて、漆蝋の需要は今後更に拡大することが予想されて
いる。
この漆蝋は国内生産量が低く、又価格的にも課題がある
ために、主として中華人民共和国から輸入されているが
、品質の観点から輸入の時期が著しく制限され、カビが
生え易いので保管に課題があり、又国内で更に精製処理
する場合にも歩留まりが低かったり、品質の劣化を生じ
易い点に課題がある。
そこで、中華人民共和国に赴き、現地における抽出精製
処理を調査した結果は下記の通りであった。
ウルシツキは周知のように雌雄異株であって、5−6月
頃に開花し、10月頃から結実し、果実は約1ケ月程度
で成熟するので、11月頃から収穫を初め3月頃までに
収穫を完了する。収穫された果実については破砕して種
子を採取し漆蝋の抽出に供される。抽出は各工場により
設備、工程等に若干の差異はあるが、基本的には水蒸気
による圧搾法を採用しており、次いで濾過し、水で濡ら
したホーロー製容器に分注して固化させ、次いで該容器
から取り出すことにより抽出製品としている。
この抽出製品は、上記の抽出に水蒸気が用いられている
ために水分を多量に含有していて乳化状態を呈しており
、又上記の濾過に際して梱包材料であるポリプロピレン
・クロス等を用いているために、濾過が完全ではなく多
量の夾雑物を含有していた。
上記の抽出製品は集積され、精製工場に送られるが、こ
の精製工場においては1000リツトル程度の鉄製角型
タンクに予め少量の水を入れておき、このタンク内に上
記の抽出製品である粗製漆蝋を約500kg投入し、薪
を燃料とするタンク下部からの直火で95−100℃に
昇温させて漆蝋を溶解させ、1時間程度靜置した後に、
水で濡らしたホーロー製の容器に3−4kg宛分注して
放置し、翌日に固化した漆蝋を容器から取出して分離し
た水分から離隔させ、下部に沈降した夾雑物を蝋塊から
削り取りにより除去して精製製品としていた。
このようにして得られたものが梱包され、輸出に供せら
れていた訳であるが、直火による局部加熱方式を採用し
ているために品質にバラツキのあることが予想され、又
水分や夾雑物が充分に分離除去されていないので、梱包
に問題を生じ且つカビの発生等衛生上の課題も生じ、保
管及び輸送が困難となって輸出時期が冬季に限られてい
たことが判明した。
尚、このような現地精製製品が我国に輸入された場合に
、これをその侭の状態で木蝋代替品として使用すること
は、水分含量が高いために(6%程度)且つ夾雑物を比
較的多量に含有しているなめに不可能であり、そこで次
のように再処理されていた。即ち、輸入された漆蝋を加
温融解させ、フィルタープレスを用いて濾過することに
より先ず夾雑物を除去し、次いで熱湯を添加し、又有機
酸を添加して乳化を助成すると共に混在する有機物の一
部を分解させ、線分と水分との分離を助成するために界
面活性剤を添加し、−夜装置した後に高速回転遠心分離
機にて処理することにより脱水させ、過酸化水素や塩素
系薬品を用いて脱色・脱臭処理するのである。この場合
の収率は8〇−90%であり、所要処理時間が長いため
に生産効率が低く、従ってコスト高となり、又高温状態
での処理時間が長いために劣化が生じて過酸化物価が平
均値で未処理の約6−10から処理後の約20迄上昇し
、従って用途によっては酸化防止処理を余儀なくされて
いた。更に、輸入される漆蝋塊の形状が一定でなく、気
温が上昇すると融解し易く、又既述のようにカビが発生
し易いので、仕込みや保管に難点があった。
尚、中華人民共和国に赴いた際に、現地の抽出製品及び
精製製品に関して幾種類かの漆蝋サンプルの供与を受け
て我国に持ち帰り、物性等を調べた結果並びにこれらを
上記の再処理に付し、この再処理品について物性等を調
べた結果は下記の表1に示される通りであった。
尚、現地抽出製品については、先ず水分を測定し、他の
分析の前処理として濾紙(No、1)を用いて濾過し、
次いで減圧下に水分を除去した。
民1 6− 未−1(続き) (発明の目的) 従って、本発明の基本的な目的は、成分組成が天然のも
のと変わりなく、天然品に含まれている夾雑物や、抽出
に際してもたらされた水分を充分に除去することが可能
な、漆蝋の精製法を提供することにある。
本発明の付随的な、但し重要な目的は簡素な装置乃至器
具を用いて実施することができ、従って産地国において
も実施可能な、漆蝋の精製法を提供することにある。
(課題を解決し、目的を達成する手段及び作用)本発明
は、中華人民共和国における抽出や精製の現況を種々検
討し、現地から持ち帰った各種の漆蝋サンプルについて
解析し、漆蝋の精製に関する従来からの経験等を加味し
、現地における装置、器具等の入手性を考慮して抽出処
理における変更は断念し、所謂「現地抽出製品」から出
発して簡素な装置乃至器具により且つ界面活性剤等の格
別な処理剤を使用することなしに実施し得ることを念頭
において検討した結果完成するに至・つなものである。
即ち、本発明によれば、上記の課題は、粗製漆蝋を加熱
溶解させ、該溶融漆蝋に熱湯を添加して攪拌し、次いで
酸及び電解質を添加して攪拌し、静置した後に分離した
水分及び夾雑物を除去し、残留する溶融状態の蝋を濾過
することを特徴とする、漆蝋の精製法により解決される
と共に、上記の目的が達成されるのである。
この本発明方法を実施する場合に、加熱温度は製品の物
性に悪影響を与えない範囲内において、でき得る限り高
温に、例えば95−105℃に設定して溶融蝋の粘度を
低下させるのが好ましい。
加熱溶解は、攪拌機及びジャケット付きの加熱釜に粗製
漆蝋を投入し、該加熱釜のジャケットに水蒸気を導入す
ることによりなされる。上記の加熱釜としては、原料蝋
の仕込み量が1000kgに設定される場合に、容量は
2000リットル程度で充分であり、その素材としては
後の工程で酸が添加される関係上グラスライニングを施
したものであることが好ましいが、入手が困難であれば
ステンレススチール材(例えばr SUS 304J 
)のものであっても差し支えない。この加熱釜の内部を
加熱一 するためのボイラーとしては電熱面積が5−10m’で
あって、使用圧力が3−5 kg/cyr’程度の小型
還流型式のもので充分であり、又加熱釜内の溶融蝋を攪
拌する攪拌機としては1.5−2.2KW程度のリング
コーン付き攪拌機で充分である。
熱湯は乳化を一旦生じさせると共にて粗製漆蝋を洗浄す
るために添加されるものであり、温度は90−95℃程
度で、量としては、原料91000kg当り200−3
00リットル程度である。この洗浄処理は上記の攪拌機
により30−50rpmで攪拌しながら行われ、所要時
間は10−20分間程度である。次いで、酸が添加され
るが、これは水溶液を酸性化して、乳化を助成すると共
に、有機性夾雑物の分解を行わしめるためである。この
酸としては有機酸、例えば修酸が好ましく、その所要量
は仕込み蝋原料の0.1−1.0重量%程度(原料蝋1
000 kg当り5−1.0kg>である。次いで、電
解質が添加されるが、この電解質は水溶液の比重を高め
て線分との比重差を大きくすると共に、電離により乳化
粒子界面に電位変化をもた0 らして、その後における線分と水分との分離所要時間を
短縮するためのものである。この電解質としては、入手
性や価格の観点から塩化ナトリウムが好ましい。この塩
化ナトリウムは結晶の形態の侭で添加することも、或は
又熱湯に溶解させて添加することもできる。塩化ナトリ
ウム添加後の攪拌は、攪拌機の回転数を高めに、例えば
60−90rpmに設定し、溶融蝋の品温も高めに、例
えば既述の95−105°Cに設定することにより粘度
を低下させて30−60分間程度行われる。
次いで、攪拌は停止され、静置され、これによって線分
と水分との分離が行われる。この分離のための所要時間
は、原料としての抽出漆蝋における乳化状態により若干
異なるが、1−2時間程度であり、従来我国で再処理し
ていた際の分離所要時間である1夜と比較して著しく短
縮化される。溶融蝋の透明度により分離の程度は判断し
得るので、分離が充分に行われたことを確認した後に、
分離した水を水相に移行した夾雑物と共に抜き取る。
残留する溶融漆蝋については50−80メツシユのステ
ンレススチール製の網体により濾過し、次いで成形容器
等に分注して放置することにより固化させることができ
る6尚、濾過した溶融漆蝋を一旦50−80℃程度まで
冷却させ、耐熱紙製の、例えばツェアテナー(「標章」
日本マタイ株式会社)製の袋体を段ボール箱内にセット
しておき、この袋体に上記の予冷溶融漆蝋を一定量宛分
注して放置すれば、翌日には固化するので包装が可能と
なり、輸送及び保管が容易となる。
上記のように、本発明方法により精製された漆蝋は夾雑
物が皆無に近く、水分含量も0.01χ程度で極めて高
品位のものであり、密閉包装し得るので保管時にカビが
発生することはない。
(実施例) 試験的に輸入された中華人民共和固装の抽出漆蝋製品の
内で1000kgを、攪拌機及びジャケット付きの加熱
釜(グラスライニングの施されたもの)に仕込み、ボイ
ラーからの水蒸気を上記のジャケット内に導いて加熱釜
を加熱することにより原料漆蝋塊を完全に溶融させると
共に、その品温を90−100℃の範囲内に設定保持し
た。次いで、90−95℃の熱湯を300リツトル添加
し、50rpmで20分間攪拌して漆蝋を洗浄した。
次に、修酸8kg及び塩化ナトリウム50kgを加熱釜
内に投入し且つボイラーの調整により品温を若干高めて
(95−110℃)、80rpmで50分間攪拌した。
攪拌の停止後90分間程度で溶融蝋はほぼ透明状態とな
ったので、水分等との分離が完了したものと判断し、水
抜きを行った。排出水をチエツクした処、比較的多量の
夾雑物が含まれていた。
残留する溶融漆蝋を加熱釜から抜き出し、80メツシユ
のステンレススチール製の網体を通して濾過し、60℃
程度迄冷却させ、予め用意されており且つ段ボール箱内
にセットされた耐熱紙であるツェアテナー(標章)製の
袋体に20kg宛分注し、−夜装置しな。
翌日チエツクした処、漆蝋は完全に固化していたので、
直ちに包装することができ、出品として3 発送可能となった。
尚、このようにして得られた精製漆蝋と原料である粗製
漆蝋とを分析した結果は下記の表2に示される通りであ
った。
民ユ (発明の効果) 水蒸気を用い圧搾法により抽出される漆蝋は乳化状態を
呈し、水分の分離除去が困難とされてきた。即ち、高温
条件下で長時間処理すれば、水分の分離は可能であって
も、漆蝋の主成分が−塩基4− 酸及び二塩基酸のグリセリドであるために、熱劣化が生
して過酸化物価に著しい上昇がもたらされるのである。
これを防止するためには、例えば処理を不活性ガス雰囲
気下で実施する等の方策が必要となるが、このような手
段を講じればコスト高となり、木蝋代替品としての漆蝋
の最大のメリットが失われてしまう。
ところが、本発明方法によれば、有機酸例えば修酸と電
解質例えば塩化ナトリウムとを用いるだけで、且つ変質
をもたらさない温度領域で処理することにより、粗製漆
蝋に含有されている水分や夾雑物をほぼ完全に分離除去
することができ、この処理のための所要時間も著しく短
縮化されるのみならず、処理の実施に際して格別の機器
を必要としない。
尚、本発明方法により処理された精製漆蝋は水分や夾雑
物を殆ど有していないので完全な密閉包装が可能であり
、カビも発生せず、従って輸送や5−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粗製漆蝋を加熱溶解させ、該溶融漆蝋に熱湯を添
    加して攪拌し、次いで酸及び電解質を添加して攪拌し、
    静置した後に分離した水分及び夾雑物を除去し、残留す
    る溶融状態の蝋を濾過することを特徴とする、漆蝋の精
    製法。
  2. (2)酸が有機酸であることを特徴とする、請求項(1
    )に記載の漆蝋の精製法。
  3. (3)電解質が塩化ナトリウムであることを特徴とする
    、請求項(1)又は(2)に記載の漆蝋の精製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105695103A (zh) * 2016-03-17 2016-06-22 广西大海阳光药业有限公司 一种从滤泥中提取精制蔗蜡的方法
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