JPH0348195Y2 - - Google Patents

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JPH0348195Y2
JPH0348195Y2 JP1650387U JP1650387U JPH0348195Y2 JP H0348195 Y2 JPH0348195 Y2 JP H0348195Y2 JP 1650387 U JP1650387 U JP 1650387U JP 1650387 U JP1650387 U JP 1650387U JP H0348195 Y2 JPH0348195 Y2 JP H0348195Y2
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tuyere
ceramic
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cylindrical body
temperature
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JP1650387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、竪型還元炉の粉体吹込用羽口に係
り、特に粉体吹込に対する耐摩耗性のすぐれた送
風羽口に関する。
〔従来の技術〕
竪型還元炉例えば高炉の粉体吹込用羽口を第9
図により説明する。高炉鉄皮2にはれんが4が内
張りされており、れんが4には羽口冷却函6を介
して送風羽口8が設けられている。送風羽口8は
環状管10から送風羽口接続管12およびブロー
パイプ14を介して送風される。また、粉体吹込
みは粉体輸送配管15を経てブローパイプ14を
斜めに貫通して設けられた粉体吹込用ランス16
によつて行われる。
粉体の吹込はブローパイプ14で行われるので
摩耗性のある例えば鉄鉱石粉等を吹込む場合は、
従来第10図に示す如く粉体吹込用ランス16か
ら噴射された粉体18によつて送風羽口8の内面
に摩耗部20を生じ、送風羽口8の寿命を著しく
短縮していた。
上記の摩耗が進行し送風羽口8の冷却水路部2
2まで摩耗がおよぶと、冷却水が炉内に入り高炉
操業に著しく悪影響を与えるばかりでなく水蒸気
爆発の危険がある。
これらの摩耗防止のため送風羽口8の内面に耐
火物を被覆したものとして、実開昭52−66703お
よび実開昭52−97903が開示されている。しかし、
これらの耐火物を被覆した羽口では十分な耐摩耗
性が期待できず、更に熱影響による亀裂や剥離、
脱落を生じる欠点がある。
また、特開昭53−35608の如く内面にアルミナ
やジルコニアを溶射して被覆層を形成したもの
や、特開昭56−3608の如くCu合金の上にアルミ
ナを被覆した羽口が提案されているが、この場合
においても吹込まれる粉体の激しい衝突を受け、
短期間で摩耗したり亀裂を生じ、ついに剥離する
という問題点がある。
更に、実開昭61−111951では羽口先端内面にセ
ラミツクを直接鋳込んだ羽口が提案されている
が、この羽口の製造にあたつては、複雑な形状の
羽口の鋳型にセラミツクを固定して鋳込む必要が
ある。しかし、SiC等のセラミツクを固定して銅
を鋳込む際の予熱温度が低過ぎると、銅の融点は
1080℃以上であるため熱衝撃によりセラミツクが
強度を低下したり亀裂を生じることがある。ま
た、セラミツクの固定方法が困難であり、セラミ
ツクの片寄りあるいは引け巣等の鋳物不良を生
じ、従つて耐摩耗性の向上にセラミツクの特性を
十分に活かすことができない欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記従来技術の問題点を解決
し、粉体による摩耗を防止できる竪型還元炉の粉
体吹込用羽口を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案の要旨とするところは次の如くである。
すなわち、竪型還元炉の炉内に粉体を吹込むセラ
ミツクを埋設した粉体吹込用羽口において、粒塊
状、板状もしくは棒状の前記セラミツクをあらか
じめ鋳込んだ筒体を前記羽口の先端の内面に密着
固定したことを特徴とする竪型還元炉の粉体吹込
用羽口である。
本考案の詳細を図示の実施例により説明する。
すなわち、第1図に示す如く羽口本体23の先端
内面にはあらかじめセラミツク24を鋳込んだ筒
体26が密着固定され、筒体26の後方は不定形
耐火物28でライニングされている。
筒体26は第2図A,Bおよび第2図AのC部
分を拡大した第3図に示される如く、上辺8mm、
底辺10mm、高さ5mmの内径120mmの半円形状のセ
ラミツク24に母材金属30を鋳込んだものであ
る。セラミツク24は熱衝撃に弱いため、注湯す
る際に500℃以上望ましくは800℃以上に予熱後、
母材金属30を注湯すると、第3図に示す如くセ
ラミツク24の底辺部の1mmのギヤツプより母材
金属30はセラミツク24の間隙に侵入し頂部に
おいて3mmに広がつているため、セラミツク24
が母材金属30に強固に固定された筒体26が形
成される。筒体26の形状はセラミツク24を内
蔵した単一の円筒状であるため健全な鋳物とな
る。
セラミツク24の形状は粒塊状、板状あるいは
棒状等が使用されるが、種々の実施態様を第4図
〜第7図に示した。第4図は球状、第5図はそろ
ばん玉形状、第6図は切頭円錐形状、第7図はつ
づみ形状のセラミツク24を母材金属30で一体
として鋳込んでものである。
セラミツク24の材質としては母材金属30と
の接着性に問題がなく、かつ鋳込み時において急
激な温度変化が与えられても組織脆化もしくは亀
裂が起こり難く、耐熱衝撃性にすぐれたものが好
適である。更に羽口として実際に使用された場合
に粉体の吹込による機械的衝撃あるいは摩耗に対
しても機械強度が大きく、すぐれた抵抗性を有す
る材質が望ましい。
従つてこれらの条件を満たす材質としては、高
硬度、高強度、高熱伝導などの特性を有する構造
用セラミツク、すなわち窒化珪素(Si3N4)、炭
化珪素(SiC)および硼化ジルコニウム(ZrB2
などが挙げられる。これらの材料の耐熱衝撃性お
よび抗折強度の関係を第8図に示した。耐熱衝撃
性はそれぞれの焼結体から棒状小試片を切り出
し、所定温度に保持後速かに水中に投入すること
により強制的に熱衝撃を与え、更にこれらの試片
について抗折強度を測定して強度劣化が生じる温
度を熱衝撃温度差(△T)として求めたものであ
る。
第8図から熱衝撃によつて組織脆化が起こり始
める温度差としてSi3N4,SiC,ZrB2はそれぞれ
600℃,400℃,300℃以下と判断され、Si3N4
もつとも耐熱衝撃性のすぐれた材質といえる。従
つてセラミツクを母材金属に鋳込む場合にも
Si3N4は亀裂等が発生し難く、本発明の目的とす
る健全な鋳物の作製が可能である。また、セラミ
ツクの耐摩耗性については材質固有の硬度に加え
て焼結に起因する結合強度の影響が大きく、その
意味では抗折強度の大きい材質程、すぐれた傾向
にある。従つてSi3N4は耐摩耗性の面でも好まし
い材質でありセラミツクの鋳込み効果が期待でき
る。
上記の如く、あらかじめセラミツク24を母材
金属30で鋳込んだ健全な鋳物である筒体26を
羽口本体23にランスの先端位置に応じて取り付
け、焼ばめあるいはろう付けによつて密着固定す
る必要がある。その理由は筒体26が送風熱によ
り昇温するのを防ぐため、羽口本体23に昇温防
止用の冷却水を利用する必要があり、筒体26か
ら羽口本体23への熱移動を容易にするためであ
る。
筒体26の羽口本体23への焼ばめは次の作業
手順で行う。
(イ) 羽口本体23の内面を筒体26の外面と同一
テーパーに加工する。
(ロ) 羽口本体23の全体を加熱昇温する。
(ハ) 昇温後の羽口本体23に常温の筒体26を挿
入する。羽口本体23の内面と筒体26の外面
は同一テーパーであるのでテーパー全面で接触
し、冷却した時点で焼ばめは完了し密着固定す
る。焼ばめのための羽口本体23の内面加工
は、羽口本体23の昇温温度との関係で算出さ
れるが、400℃の昇温では羽口本体23の加工
を径で筒体26の外面より1mm小さくすればよ
い。
次にろう付けの場合は次の作業手順による。
(イ) 羽口本体23の内面を筒体26の外面と同一
テーパーに加工する。
(ロ) 筒体26の外面に置きろう用の溝を加工す
る。
(ハ) 筒体26の溝にろう材を置き、筒体26を羽
口本体23にセツトする。
(ニ) セツトした羽口本体23を不活性あるいは還
元性雰囲気でろう材の融点以上に昇温する。
上記の如き作業手順により筒体26を羽口本体
23に焼ばめあるいはろう付けによつて密着固定
できる。
〔実施例〕 第2図A,Bおよび第3図に示す如く、長辺:
10mm、短辺:8mmの断面が台形状の半円形のセラ
ミツク24を円筒状の中子外周に片側18本、両側
36本を円環状に固定し、これらを羽口の内径に相
当する鋳片内にセツトし、セラミツクと鋳型を
800℃以上に加熱器で予熱し、1150℃の溶銅を注
湯してセラミツク24を銅の母材金属30で鋳込
んだ筒体26を作製した。
この筒体26を前記の方法で、第1図に示す如
く羽口本体23に先端から225mmの位置まで焼ば
めにより密着固定し、筒体26の後部は不定形耐
火物28を筒体26の内面と同一面にライニング
した。
本考案のセラミツクをあらかじめ筒体に鋳込み
羽口本体に密着固定した粉体吹込用羽口を実際に
使用したところ、第9図に示した従来の羽口に対
して2倍の長寿命を得ることができた。
〔考案の効果〕
本考案は上記実施例からも明らかな如く、セラ
ミツクをあらかじめ鋳込んだ筒体を羽口本体に密
着固定することにより次の効果をあげることがで
きた。
(イ) あらかじめ筒体に鋳込まれ健全な鋳物である
筒体に埋設されたセラミツクは熱衝撃や機械的
衝撃に強いので剥離、脱落がなく、その耐摩耗
性が有効に作用し、吹込粉体による摩耗を防止
し送風羽口の寿命を延長し安定した高炉操業が
できた。
(ロ) 摩耗を懸念する必要がなく、粉体吹込用ラン
スを適正位置に設置できるので粉体吹込効果を
向上することができた。
(ハ) 筒体に鋳込まれたセラミツクがすぐれた断熱
効果を有するので送風羽口の冷却水による熱風
の温度降下を防止し省エネルギー効果をあげる
ことができた。
(ニ) セラミツクを鋳込んだ筒体を羽口本体に焼ば
め、ろう付けで密着固定しているので、長時間
使用により筒体が損耗した場合は、筒体のみを
取替え羽口本体は再使用できるのでコストを低
減できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の羽口を示す断面図、第2図
A,Bは本考案の筒体を示しAは断面図、Bは正
面図、第3図は第2図AのC部の拡大断面図、第
4図〜第7図はいずれも本考案のセラミツクの鋳
込み態様を示す断面図、第8図はセラミツクの熱
衝撃温度差と抗折強度との関係を示す線図、第9
図は粉体吹込用羽口の全体を示す断面図、第10
図は従来の羽口の摩耗状況を示す断面図である。 23……羽口本体、24……セラミツク、26
……筒体、28……不定形耐火物、30……母材
金属。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 竪型還元炉の炉内に粉体を吹込むセラミツクを
    埋設した粉体吹込用羽口において、粒塊状、板状
    もしくは棒状の前記セラミツクをあらかじめ鋳込
    んだ筒体を前記羽口の先端の内面に密着固定した
    ことを特徴とする竪型還元炉の粉体吹込用羽口。
JP1650387U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0348195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1650387U JPH0348195Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JP1650387U JPH0348195Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63127962U JPS63127962U (ja) 1988-08-22
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