JPH0348406B2 - - Google Patents
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- JPH0348406B2 JPH0348406B2 JP60110613A JP11061385A JPH0348406B2 JP H0348406 B2 JPH0348406 B2 JP H0348406B2 JP 60110613 A JP60110613 A JP 60110613A JP 11061385 A JP11061385 A JP 11061385A JP H0348406 B2 JPH0348406 B2 JP H0348406B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid particles
- combustion chamber
- fluidized bed
- return
- bed reactor
- Prior art date
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- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Description
本発明は、その上部より流出するガスから固体
粒子が分離され、分離された固体粒子がその下部
に戻される循環式流動層反応器及びその運転を制
御する方法に関する。また、本発明は、上記の方
法を実施するための装置にも関する。 最適な燃焼のために燃焼室の温度を制御するこ
とは、種々の発熱量を持つ種々の燃料を同じ燃焼
室で燃焼させる場合に特に重要である。最適な硫
黄吸収を行なうには、温度は800−950℃の範囲に
なければならない。燃料の発熱量またはボイラー
の熱負荷が大きく変動する場合には、既知の諸方
法を用いて温度を制御するのは問題が多い。 本発明の目的は、流動層反応器の燃焼温度が、
反応器の熱負荷または燃料の発熱量の変化にかか
わらず、所定の温度に維持されるように制御する
ことを可能にすることである。 既知の諸方法においては、温度は −過剰空気の量を変える −煙道ガスを反応器に再循環させる −燃焼室における懸濁濃度を変える −層をそれぞれ別の機能区画に分割する −層材料の一部を別の熱交換器で冷却する ことにより制御される。 過剰空気の量を増やすことにより燃焼温度を下
げると、煙道ガス損失および送風機の所要動力が
大きくなるため、反応器の効率が低下する。 英国特許出願第2030689号の場合のように、煙
道ガスを反応器に再循環させて流動層反応器の燃
焼温度を制御御すると、ガス流量の増大によりボ
イラーの全所要動力が大きくなり、また設備およ
び運転費用が大きくなる。 懸濁濃度の変化はボイラの冷却面への熱伝達に
影響を与え、したがつて燃焼室の温度にも影響を
与える。米国特許第4165717号に示されるように、
一次および二次空気の量およびその比率を変える
ことにより、懸濁濃度を変えることができる。し
かしながら、一次および二次空気の比率の変化は
温度以外の他のプロセス変数にも影響を与えるた
め、その調整範囲は限られている。 米国特許第4111158号に示されるような、層材
料を別の熱交換器で冷却することによる燃焼温度
の制御は、複雑なプロセスであり、制御は困難で
ある。この温度制御方法は、当該循環層反応器の
他に、冷却面を有する別の流動層が必要となるた
め、別途の設備および運転費用を要する。 米国特許第4240377号によれば、格子上の層材
料の一部が上方に吹き上げられ、熱交換器を通過
して冷却され、層に戻されるという、流動層反応
器の温度を制御する方法が知られる。この方法も
別途の設備および運転費用を要する。 層の一部を不活化することによる燃焼温度の制
御は困難であることがわかつた。というのは、米
国特許第3970011号に示されるように、たとえば
層の伝熱面の侵食(erosion)および層材料の燃
焼を生ずるからである。 本発明による方法は、少なくとも一部が冷却さ
れている戻り管群を通して固体粒子を反応器に戻
すことにより固体粒子を冷却し、該戻り管群を通
過する固体粒子の量を制御することにより所望の
冷却効果を達成することを特徴とする。 冷却されている戻り管の一部が閉塞していると
固体粒子はより高温で燃焼室に戻り、他のプロセ
ス変数が変わらなければ燃焼室の温度は上昇す
る。 より多くの冷却されている戻り層が貫通してい
ると固体粒子はより低温で燃焼室に戻り、燃焼室
の温度は下降する。 本発明の利点はたとえば、 −本発明の使用には特別な空間も特別な設備およ
び運転費用も要しない。 −工事が簡単で信頼性が高い。 −運転の制御が単純である。 −調整範囲が広い。 などである。 以下、本発明の図面を用いてより詳しく説明す
る。 第1図および第2図に示されるボイラーには、
パイプを互いに熔接して作られた4つの壁で囲ま
れた燃焼室5が含まれる。この壁の製作方法はそ
れ自体よく知られている。このパイプ群はボイラ
ーの伝熱面を形成し、ボイラーの循環系に接続し
ているが、その様子は図には詳細に記載されてい
ない。 燃料入口管6は燃焼室の下部に位置している。
また、そこには一次空気入口管7および二次空気
入口管8がある。 水平サイクロンセパレーター9が燃焼室の上に
ある。このサイクロンセパレーターは燃焼室の前
面壁1および背面壁3ならびに背面壁3に平行な
パイプ壁10により形成される。前面壁1および
壁10は互の方向に向かつて湾曲し結合してセパ
レーターの円筒状の上部11を形成する。燃焼室
の背面壁3はまず前面壁に向かつて湾曲し、燃焼
室の天井12を形成し、その後、前面壁の円筒状
部分に平行に走り、前面壁と背面壁とでセパレー
ターのガス流入路13の内壁14および外壁15
を形成する。 燃焼室の背面壁3とそれに平行して走る壁10
は、セパレーターと燃焼室下部とをつなぐ戻り管
群16の伝熱面として機能する2つの壁を形成す
る。戻り管群は仕切り壁17により互いに仕切ら
れ、並列に機能する複数のユニツトとなる。ガス
排出口19はセパレーターの側面壁18に設けら
れる。燃焼室から流出する固体粒子含有の煙道ガ
スは、セパレーターの旋回室20に接線方向につ
ながつたガス入口ダクト13を通つて同室に導か
れる。 旋回室の外壁上に濃縮された固体粒子は、ガス
の流れにより壁3と壁10の間に形成された通路
を通つて旋回室から追い出され、戻り管群16を
通つて燃焼室へ戻される。浄化されたガスは旋回
室の側壁上の開口部19を通つて出て行く。 戻り管の下端部にはU字形の流動化室22が形
成され、そこには管23を通じて流動化空気が供
給され得る。流動化室に空気が供給されないとき
は流動化室はロツク機構として働き、その戻り管
は満たされ、反応器に戻るべき固体粒子は他の戻
り管を通過する。戻り管を通過する固体粒子の流
れを、室22に供給される空気の量をバルブ24
を用いて変化させることにより、制御することも
できる。このようにして、異なる戻り管の中を異
なる流量で固体粒子が流れるようにすることがで
きる。一部の戻り管を閉塞しておくと、反応器を
循環する固体粒子の一部がその戻り管内に貯えら
れる。戻り管内に貯えられた固体粒子は流動化室
への空気流入量を調整することにより、制御され
た方法で戻され得る。このようにして、燃焼室内
の固体粒子の懸濁濃度を変えることが可能であ
り、かくして燃焼室の伝熱面に対する熱伝達を変
えることが可能である。 固体粒子はそれ自身の重さおよび戻り管内を下
方に向かつて流れるガス流による輸送によつて流
れるのであるから、戻り管を開通状態に保つため
には極く少量の空気が必要となるだけである。 第3図および第4図に示される代りの態様にお
いては、チエツクプレート(フラツプ弁)122
がセパレーター109内の個々の戻り管の上端部
に設けられ、それにより戻り管内を通過する固体
粒子の量を制御することが可能であり、また完全
に閉塞することも可能である。戻り管の下端から
は固体粒子が自由に反応器に流れこむ。さもなけ
れば、反応器の構造は第1図および第2図に相応
する。 第5図および第6図に示される流動層反応器に
は燃焼室201が含まれ、その上部202はガス
排出路204を有するサイクロンセパレーター2
03につながつている。セパレーターと反応器の
間には平行に接続された2本の戻り管205,2
06が設けられ、それらの上部は漏斗状のサイク
ロン下部に接続し、またそれらの下部は燃焼室の
下部208につながら管209に接続している。
チエツクプレート(フラツプ弁)210はセパレ
ータの下部と戻り管の上部の間に設けられる。 戻り管205はレンガ張りであり、戻り管20
6はそれ自体よく知られた方法で燃焼室の伝熱面
216につながる伝熱面215をその内部に備え
ている。反応器を出た煙道ガスから分離された固
体粒子は、チエツクプレート210の位置により
セパレーターから戻り管205もしくは206ま
たはその両方へと導かれる。管205と206を
通過する量の比率はチエツクプレート210の位
置を変えることにより調整され得る。固体粒子の
うち戻り管206を通過する部分は、戻り管の熱
交換装置を流れる冷却材(水)と間接的に熱交換
を行い、冷却される。反応器に戻された冷却済固
体粒子は燃焼プロセスの温度を下げる。 実施例 1 有効発熱量が28MJ/Kgである石炭を、第1図
および第2図にしたがつて蒸気ボイラーにて、
65MWの定格出力および温度880℃で燃焼した。
燃焼室の185m2の伝熱面と6つの平行な戻り管の
120m2の伝熱面を通して、40MWの熱が回収され
た。約20MWの蒸気出力すなわち30%負荷におい
て、3本の戻り管を閉塞することにより、定格出
力時と同じ燃焼温度が達成された。 実施例 2 同じボイラーにて、泥炭を燃焼した。泥炭の有
効発熱量は8MJ/Kgであり、ボイラーの定格蒸気
出力は65MWである。燃焼温度を約870℃に調整
するため、4本の戻り管を閉塞して戻り管の冷却
効果を落とした。すべての固体粒子は2番目と5
番目の戻り管を通過して反応器に戻された。この
ようにして反応器および戻り管にて30MWの熱が
回収された。 実施例 3 第5図および第6図にしたがつた流動層反応器
内の主な燃料は木材廃棄物および石炭であり、そ
れらの水分含有率および発熱量は次の通りであ
る。
粒子が分離され、分離された固体粒子がその下部
に戻される循環式流動層反応器及びその運転を制
御する方法に関する。また、本発明は、上記の方
法を実施するための装置にも関する。 最適な燃焼のために燃焼室の温度を制御するこ
とは、種々の発熱量を持つ種々の燃料を同じ燃焼
室で燃焼させる場合に特に重要である。最適な硫
黄吸収を行なうには、温度は800−950℃の範囲に
なければならない。燃料の発熱量またはボイラー
の熱負荷が大きく変動する場合には、既知の諸方
法を用いて温度を制御するのは問題が多い。 本発明の目的は、流動層反応器の燃焼温度が、
反応器の熱負荷または燃料の発熱量の変化にかか
わらず、所定の温度に維持されるように制御する
ことを可能にすることである。 既知の諸方法においては、温度は −過剰空気の量を変える −煙道ガスを反応器に再循環させる −燃焼室における懸濁濃度を変える −層をそれぞれ別の機能区画に分割する −層材料の一部を別の熱交換器で冷却する ことにより制御される。 過剰空気の量を増やすことにより燃焼温度を下
げると、煙道ガス損失および送風機の所要動力が
大きくなるため、反応器の効率が低下する。 英国特許出願第2030689号の場合のように、煙
道ガスを反応器に再循環させて流動層反応器の燃
焼温度を制御御すると、ガス流量の増大によりボ
イラーの全所要動力が大きくなり、また設備およ
び運転費用が大きくなる。 懸濁濃度の変化はボイラの冷却面への熱伝達に
影響を与え、したがつて燃焼室の温度にも影響を
与える。米国特許第4165717号に示されるように、
一次および二次空気の量およびその比率を変える
ことにより、懸濁濃度を変えることができる。し
かしながら、一次および二次空気の比率の変化は
温度以外の他のプロセス変数にも影響を与えるた
め、その調整範囲は限られている。 米国特許第4111158号に示されるような、層材
料を別の熱交換器で冷却することによる燃焼温度
の制御は、複雑なプロセスであり、制御は困難で
ある。この温度制御方法は、当該循環層反応器の
他に、冷却面を有する別の流動層が必要となるた
め、別途の設備および運転費用を要する。 米国特許第4240377号によれば、格子上の層材
料の一部が上方に吹き上げられ、熱交換器を通過
して冷却され、層に戻されるという、流動層反応
器の温度を制御する方法が知られる。この方法も
別途の設備および運転費用を要する。 層の一部を不活化することによる燃焼温度の制
御は困難であることがわかつた。というのは、米
国特許第3970011号に示されるように、たとえば
層の伝熱面の侵食(erosion)および層材料の燃
焼を生ずるからである。 本発明による方法は、少なくとも一部が冷却さ
れている戻り管群を通して固体粒子を反応器に戻
すことにより固体粒子を冷却し、該戻り管群を通
過する固体粒子の量を制御することにより所望の
冷却効果を達成することを特徴とする。 冷却されている戻り管の一部が閉塞していると
固体粒子はより高温で燃焼室に戻り、他のプロセ
ス変数が変わらなければ燃焼室の温度は上昇す
る。 より多くの冷却されている戻り層が貫通してい
ると固体粒子はより低温で燃焼室に戻り、燃焼室
の温度は下降する。 本発明の利点はたとえば、 −本発明の使用には特別な空間も特別な設備およ
び運転費用も要しない。 −工事が簡単で信頼性が高い。 −運転の制御が単純である。 −調整範囲が広い。 などである。 以下、本発明の図面を用いてより詳しく説明す
る。 第1図および第2図に示されるボイラーには、
パイプを互いに熔接して作られた4つの壁で囲ま
れた燃焼室5が含まれる。この壁の製作方法はそ
れ自体よく知られている。このパイプ群はボイラ
ーの伝熱面を形成し、ボイラーの循環系に接続し
ているが、その様子は図には詳細に記載されてい
ない。 燃料入口管6は燃焼室の下部に位置している。
また、そこには一次空気入口管7および二次空気
入口管8がある。 水平サイクロンセパレーター9が燃焼室の上に
ある。このサイクロンセパレーターは燃焼室の前
面壁1および背面壁3ならびに背面壁3に平行な
パイプ壁10により形成される。前面壁1および
壁10は互の方向に向かつて湾曲し結合してセパ
レーターの円筒状の上部11を形成する。燃焼室
の背面壁3はまず前面壁に向かつて湾曲し、燃焼
室の天井12を形成し、その後、前面壁の円筒状
部分に平行に走り、前面壁と背面壁とでセパレー
ターのガス流入路13の内壁14および外壁15
を形成する。 燃焼室の背面壁3とそれに平行して走る壁10
は、セパレーターと燃焼室下部とをつなぐ戻り管
群16の伝熱面として機能する2つの壁を形成す
る。戻り管群は仕切り壁17により互いに仕切ら
れ、並列に機能する複数のユニツトとなる。ガス
排出口19はセパレーターの側面壁18に設けら
れる。燃焼室から流出する固体粒子含有の煙道ガ
スは、セパレーターの旋回室20に接線方向につ
ながつたガス入口ダクト13を通つて同室に導か
れる。 旋回室の外壁上に濃縮された固体粒子は、ガス
の流れにより壁3と壁10の間に形成された通路
を通つて旋回室から追い出され、戻り管群16を
通つて燃焼室へ戻される。浄化されたガスは旋回
室の側壁上の開口部19を通つて出て行く。 戻り管の下端部にはU字形の流動化室22が形
成され、そこには管23を通じて流動化空気が供
給され得る。流動化室に空気が供給されないとき
は流動化室はロツク機構として働き、その戻り管
は満たされ、反応器に戻るべき固体粒子は他の戻
り管を通過する。戻り管を通過する固体粒子の流
れを、室22に供給される空気の量をバルブ24
を用いて変化させることにより、制御することも
できる。このようにして、異なる戻り管の中を異
なる流量で固体粒子が流れるようにすることがで
きる。一部の戻り管を閉塞しておくと、反応器を
循環する固体粒子の一部がその戻り管内に貯えら
れる。戻り管内に貯えられた固体粒子は流動化室
への空気流入量を調整することにより、制御され
た方法で戻され得る。このようにして、燃焼室内
の固体粒子の懸濁濃度を変えることが可能であ
り、かくして燃焼室の伝熱面に対する熱伝達を変
えることが可能である。 固体粒子はそれ自身の重さおよび戻り管内を下
方に向かつて流れるガス流による輸送によつて流
れるのであるから、戻り管を開通状態に保つため
には極く少量の空気が必要となるだけである。 第3図および第4図に示される代りの態様にお
いては、チエツクプレート(フラツプ弁)122
がセパレーター109内の個々の戻り管の上端部
に設けられ、それにより戻り管内を通過する固体
粒子の量を制御することが可能であり、また完全
に閉塞することも可能である。戻り管の下端から
は固体粒子が自由に反応器に流れこむ。さもなけ
れば、反応器の構造は第1図および第2図に相応
する。 第5図および第6図に示される流動層反応器に
は燃焼室201が含まれ、その上部202はガス
排出路204を有するサイクロンセパレーター2
03につながつている。セパレーターと反応器の
間には平行に接続された2本の戻り管205,2
06が設けられ、それらの上部は漏斗状のサイク
ロン下部に接続し、またそれらの下部は燃焼室の
下部208につながら管209に接続している。
チエツクプレート(フラツプ弁)210はセパレ
ータの下部と戻り管の上部の間に設けられる。 戻り管205はレンガ張りであり、戻り管20
6はそれ自体よく知られた方法で燃焼室の伝熱面
216につながる伝熱面215をその内部に備え
ている。反応器を出た煙道ガスから分離された固
体粒子は、チエツクプレート210の位置により
セパレーターから戻り管205もしくは206ま
たはその両方へと導かれる。管205と206を
通過する量の比率はチエツクプレート210の位
置を変えることにより調整され得る。固体粒子の
うち戻り管206を通過する部分は、戻り管の熱
交換装置を流れる冷却材(水)と間接的に熱交換
を行い、冷却される。反応器に戻された冷却済固
体粒子は燃焼プロセスの温度を下げる。 実施例 1 有効発熱量が28MJ/Kgである石炭を、第1図
および第2図にしたがつて蒸気ボイラーにて、
65MWの定格出力および温度880℃で燃焼した。
燃焼室の185m2の伝熱面と6つの平行な戻り管の
120m2の伝熱面を通して、40MWの熱が回収され
た。約20MWの蒸気出力すなわち30%負荷におい
て、3本の戻り管を閉塞することにより、定格出
力時と同じ燃焼温度が達成された。 実施例 2 同じボイラーにて、泥炭を燃焼した。泥炭の有
効発熱量は8MJ/Kgであり、ボイラーの定格蒸気
出力は65MWである。燃焼温度を約870℃に調整
するため、4本の戻り管を閉塞して戻り管の冷却
効果を落とした。すべての固体粒子は2番目と5
番目の戻り管を通過して反応器に戻された。この
ようにして反応器および戻り管にて30MWの熱が
回収された。 実施例 3 第5図および第6図にしたがつた流動層反応器
内の主な燃料は木材廃棄物および石炭であり、そ
れらの水分含有率および発熱量は次の通りであ
る。
【表】
燃焼は温度880℃および過剰空気率約23%にて
行なわれた。膜壁が反応器の伝熱面(約100m2)
として機能した。 木材廃棄物を燃焼させている間は、上記伝熱面
による伝熱量は12MWであつた。循環する固体粒
子はレンガ張りサイクロンで分離され、分離され
た固体粒子は戻り管205を通つて温度約880℃
で燃焼室に戻された。反応器の後段にある図示さ
れない対流部を含む反応器の全正味出力は
29MWtであつた。 同じ全正味出力29MWt、同じ過剰空気約23%
および同じガス温度(サイクロン通過後)880℃
で反応器にて石炭を燃焼したところ、反応器の伝
熱面による伝熱量は13.5MWであつた。これは石
炭燃焼時にはより良好な伝熱が行なわれたためで
ある。分離された層材料は約30m2の伝熱面をもつ
冷却されている管206を通つて反応器に戻され
た。このとき、約4MWtすなわち反応器の
29MWtの全正味出力の約14%が戻り管の冷却面
に伝達された。石炭はより良好な発熱量を持つに
もかかわらず、前記方法により、全正味出力
29MWtにおいて、木材廃棄物燃焼時と同じ燃焼
温度および過剰空気量に反応器を調整することが
できた。 従来公知の技術を用いる場合には、空気を約80
%過剰とすることにより反応器の燃焼温度を約
880℃に調整することができるが、効率は約3.3%
低下する。さらに、高圧空気を反応器に送りこむ
ことによる所要動力の増大も考えられる。これに
より、効率はさらに約0.7%低下し、結局、反応
器の効率の低下は合計で4%になる。 燃焼温度を880℃に調整する他の方法としては、
前述したように、煙道ガスを燃焼室に再循環させ
る方法がある。煙道ガスを再循環させると、煙道
ガス再循環用の送風機が所要動力を増加させるた
め、反応器の効率は約0.6%低下する。このこと
に加えて、例えば煙道ガス送風機、煙道ガス管、
機器類などの特別な設備が必要となる。これは設
備費用の増大を招く。 実施例 4 上記実施例と同様な循環層反応器を、戻り管の
伝熱面積を約70m2に変更して用いた。石炭燃焼中
のこの伝熱熱面による伝熱量は9.4MWであつた。
反応器の伝熱面による伝熱量は15MWであり、反
応器の後段の対流部で回収された出力は16.6MW
であるから、反応器全体の正味出力は29MWtか
ら41MWtすなわち40%増加した。本発明の最大
の利点は石炭燃焼時の出力の増加である。 本発明は以上の実施例に示された態様に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に明示された
技術的思想の範囲内において変更または応用され
る場合をも含む。たとえば、複数の戻り管が個々
に異なる大きさであつたり、固体粒子の量を制御
する手段が一部の戻り管にだけ設けられていても
よいことは明らかである。
行なわれた。膜壁が反応器の伝熱面(約100m2)
として機能した。 木材廃棄物を燃焼させている間は、上記伝熱面
による伝熱量は12MWであつた。循環する固体粒
子はレンガ張りサイクロンで分離され、分離され
た固体粒子は戻り管205を通つて温度約880℃
で燃焼室に戻された。反応器の後段にある図示さ
れない対流部を含む反応器の全正味出力は
29MWtであつた。 同じ全正味出力29MWt、同じ過剰空気約23%
および同じガス温度(サイクロン通過後)880℃
で反応器にて石炭を燃焼したところ、反応器の伝
熱面による伝熱量は13.5MWであつた。これは石
炭燃焼時にはより良好な伝熱が行なわれたためで
ある。分離された層材料は約30m2の伝熱面をもつ
冷却されている管206を通つて反応器に戻され
た。このとき、約4MWtすなわち反応器の
29MWtの全正味出力の約14%が戻り管の冷却面
に伝達された。石炭はより良好な発熱量を持つに
もかかわらず、前記方法により、全正味出力
29MWtにおいて、木材廃棄物燃焼時と同じ燃焼
温度および過剰空気量に反応器を調整することが
できた。 従来公知の技術を用いる場合には、空気を約80
%過剰とすることにより反応器の燃焼温度を約
880℃に調整することができるが、効率は約3.3%
低下する。さらに、高圧空気を反応器に送りこむ
ことによる所要動力の増大も考えられる。これに
より、効率はさらに約0.7%低下し、結局、反応
器の効率の低下は合計で4%になる。 燃焼温度を880℃に調整する他の方法としては、
前述したように、煙道ガスを燃焼室に再循環させ
る方法がある。煙道ガスを再循環させると、煙道
ガス再循環用の送風機が所要動力を増加させるた
め、反応器の効率は約0.6%低下する。このこと
に加えて、例えば煙道ガス送風機、煙道ガス管、
機器類などの特別な設備が必要となる。これは設
備費用の増大を招く。 実施例 4 上記実施例と同様な循環層反応器を、戻り管の
伝熱面積を約70m2に変更して用いた。石炭燃焼中
のこの伝熱熱面による伝熱量は9.4MWであつた。
反応器の伝熱面による伝熱量は15MWであり、反
応器の後段の対流部で回収された出力は16.6MW
であるから、反応器全体の正味出力は29MWtか
ら41MWtすなわち40%増加した。本発明の最大
の利点は石炭燃焼時の出力の増加である。 本発明は以上の実施例に示された態様に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に明示された
技術的思想の範囲内において変更または応用され
る場合をも含む。たとえば、複数の戻り管が個々
に異なる大きさであつたり、固体粒子の量を制御
する手段が一部の戻り管にだけ設けられていても
よいことは明らかである。
第1図は本発明の一態様の垂直断面図であり、
第2図は第1図のA−A切断面であり、第3図は
本発明の別の態様であり、第4図は第3図のB−
B切断面であり、第5図は本発明のさらに別の態
様であり、第6図は第5図のC−C切断面であ
る。
第2図は第1図のA−A切断面であり、第3図は
本発明の別の態様であり、第4図は第3図のB−
B切断面であり、第5図は本発明のさらに別の態
様であり、第6図は第5図のC−C切断面であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 燃焼室、燃焼室の上部に接続している、燃焼
室から流出したガスから固体粒子を分離するため
の粒子分離器、及び粒子分離器からの固体粒子を
燃焼室の下部へ戻すための複数の垂直の戻り管群
とを有する循環式流動層反応器において、戻り管
群の少なくとも1本はその管中を流れる固体粒子
を冷却するための伝熱面を有しており、他の少な
くとも一本には耐火性ライニングが施してあり、
且つ伝熱面を有しておらず、戻り管群の少なくと
も一部はその中を流れる固体粒子の量を制御する
ために該管の所定箇所を開閉する手段を有してい
ることを特徴とする循環式流動層反応器。 2 固体粒子の量を制御する手段が戻り管の上端
部に設けられている特許請求の範囲第1項記載の
循環式流動層反応器。 3 固体粒子の量を制御する手段がチエツクプレ
ートを有している特許請求の範囲第2項記載の循
環式流動層反応器。 4 固体粒子の量を制御する手段が戻り管の下端
部に設けられている特許請求の範囲第1項記載の
循環式流動層反応器。 5 固体粒子の量を制御する手段が空気供給手段
を備えた流動化室を含む特許請求の範囲第4項記
載の循環式流動層反応器。 6 燃焼室の上部から流出し、燃焼室の下部へ戻
るガスから粒子分離器で固体粒子を連続的に分離
する燃焼室を有する循環式流動層反応器の運転を
制御する方法において、粒子分離器中でガスから
分離した固体粒子を少なくとも2本の垂直の戻り
管群を通して下方への流れとして燃焼室の下部へ
戻し、戻し管を通して燃焼室の下部へ戻す固体粒
子を、戻り管群の少なくとも一本中で冷却し、戻
り管群の他の少なくとも一本中では冷却せずに戻
し、前記冷却戻り管及び非冷却戻り管中を流れる
固体粒子の量を制御することにより流動層反応器
系の所望の冷却効果を達成し、ここで前記戻り管
群中を流れる固体粒子の量の制御を、戻り管の所
定の箇所を開閉すること、又は戻り管群中に所定
量の空気を供給することにより行うことを特徴と
する循環式流動層反応器の運転を制御する方法。 7 固体粒子を選択的に戻り管群を通過させて戻
すことにより所望の冷却効果を達成する特許請求
の範囲第6項記載の循環式流動層反応器の運転を
制御する方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI842098A FI842098L (fi) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | Cirkulerande virvelbaeddsreaktor samt foerfarande foer reglering av dess funktion. |
| FI842098 | 1984-05-25 | ||
| FI851296 | 1985-04-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149913A JPS6149913A (ja) | 1986-03-12 |
| JPH0348406B2 true JPH0348406B2 (ja) | 1991-07-24 |
Family
ID=8519137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60110613A Granted JPS6149913A (ja) | 1984-05-25 | 1985-05-24 | 循環式流動層反応器及びその運転を制御する方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6149913A (ja) |
| FI (1) | FI842098L (ja) |
| GB (1) | GB8511772D0 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5069171A (en) * | 1990-06-12 | 1991-12-03 | Foster Wheeler Agency Corporation | Fluidized bed combustion system and method having an integral recycle heat exchanger with a transverse outlet chamber |
| JP2703127B2 (ja) * | 1991-05-14 | 1998-01-26 | 日立造船株式会社 | 流動床式燃焼装置 |
| FI20010676A0 (fi) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | Einco Oy | CSC-reaktori |
| FI124100B (fi) | 2011-01-24 | 2014-03-14 | Endev Oy | Menetelmä kiertomassareaktorin toiminnan parantamiseksi ja menetelmän toteuttava kiertomassareaktori |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS6311447Y2 (ja) * | 1981-04-18 | 1988-04-04 | ||
| GB2111403B (en) * | 1981-12-15 | 1986-09-03 | William Benedict Johnson | Fluidized bed combustion apparatus and method of carrying out fluidized bed combustion |
-
1984
- 1984-05-25 FI FI842098A patent/FI842098L/fi not_active Application Discontinuation
-
1985
- 1985-05-09 GB GB858511772A patent/GB8511772D0/en active Pending
- 1985-05-24 JP JP60110613A patent/JPS6149913A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149913A (ja) | 1986-03-12 |
| FI842098A7 (fi) | 1985-11-26 |
| GB8511772D0 (en) | 1985-06-19 |
| FI842098L (fi) | 1985-11-26 |
| FI842098A0 (fi) | 1984-05-25 |
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