JPH0348528Y2 - - Google Patents

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JPH0348528Y2
JPH0348528Y2 JP17233684U JP17233684U JPH0348528Y2 JP H0348528 Y2 JPH0348528 Y2 JP H0348528Y2 JP 17233684 U JP17233684 U JP 17233684U JP 17233684 U JP17233684 U JP 17233684U JP H0348528 Y2 JPH0348528 Y2 JP H0348528Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電気抵抗探傷法にもとづく測定原理に
より探傷測定する探傷測定装置の改良に係り、更
に詳しくは細管シール溶接部の亀裂を探傷測定す
る探傷測定装置に関する。
〈従来の技術〉 金属内に生じた亀裂を非破壊的に測定する方法
として電気抵抗損傷法が知られている。この電気
抵抗損傷法の原理は、損傷測定金属面に二対の探
傷プローブを接触させ、一対の探傷プローブ間に
電流を流したときに他の一対の探傷プローブには
亀裂の深さに比例した電圧が発生する。したがつ
て、この電圧値と健全部分(すなわち亀裂のない
部分)との電圧比を、あらかじめ既知の亀裂深さ
について求めた電圧の較正曲線と比べることによ
つて、その探傷部分の亀裂深さを求めることがで
きるとの考に基づくものである。
第7図は、このような原理に基づいて構成され
た従来例の探傷測定装置100を示すものであ
り、にぎり棒1の下端部分に、二対の探傷プロー
ブ2,2,3,3を収納したプローブ固定ブロツ
ク4を装着したものである。また、探傷プローブ
2,2,3,3の上端には電気リード線5を接続
したうえ、これらの電気リード線5は、にぎり棒
1の中空穴1aを通して、コネクタ6からにぎり
棒1外の電力測定器30に接続され、探傷プロー
ブ2,2,3,3に生ずる電圧値を検出する構成
になつている。このような第7図に示す探傷測定
装置100は一般に、単純な平板(金属板)に発
生した亀裂大を測定の対象としている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、最近になり、火力、原子力プラントの
熱交換器等の細管シール溶接部の欠陥調査や、複
雑な形状の金属の構造物の亀裂深さを非破壊的に
測定することの要求がなされるようになつてき
た。このため、単純な平板内探傷を測定対象とす
る従来の探傷測定装置では対応し切れなくなつて
きた。
本考案は従来の探傷測定装置におけるこのよう
な難点を解決するためになされたものであつて、
複雑な形状の細管シール溶接部の亀裂の深さを正
確かつ容易に測定できる探傷測定装置を提供しよ
うとするものである。
〈問題点を解決するための技術手段〉 上記目的を達成するための本考案は、にぎり棒
先端に、探傷細管内挿入筒壁部と筒壁部側方に突
設したフランジ部を有する探傷プローブ収納ブロ
ツクを2個、互いに向い合せかつ相互に開脚およ
び閉脚自在に取り付けると共に、探傷プローブ収
納ブロツクのフランジ部下端面には探傷細管シー
ル取付面への係止手段を、またフランジ部と筒壁
部の接続面、フランジ部、筒壁部上下面にそれぞ
れ、探傷プローブ収納ブロツク内からブロツク外
表面に向けてプローブ先端を弾性的に突出および
退出自在に配設し、各探傷プローブ後端部にそれ
ぞれ電気リード線を接続し、これら電気リード線
はにぎり棒の中空部を介して電気出力測定器に接
続したことを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案の探傷測定装置は、以上のように構成さ
れ、 ○イ にぎり棒先端に、探傷プローブ収納ブロツ
クを2個、互いに向い合せて、しかも弾力的に
相互に開脚および閉脚自在に取り付けているか
ら、探傷プローブ収納ブロツクの探傷細管内挿
入筒壁部を探傷細管内に容易に挿入させること
ができる。
○ロ また、探傷プローブ収納ブロツクのフラン
ジ部下端面には、探傷細管シール取付面への係
止手段が設けられているから、探傷プローブ収
納ブロツクを探傷細管シール取付面に固定し、
細管の探傷部を正確に測定することができる。
○ハ さらに探傷プローブ収納ブロツクのフラン
ジ部と筒壁部の接続面、フランジ部および筒壁
部の上下面にそれぞれ、探傷プローブが探傷プ
ローブ収納ブロツク内からブロツク外表面に向
けてプローブ先端を弾性的に突出および退出自
在に配設しているから、探傷細管のシール取付
面、細管のシール接続円弧面および細管内壁面
の探傷部を正確に測定することができる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図は一実施例の探傷測定値10
0aを示し、第1図は要部断面図、第2図は第1
図のA視図、第3図は第1図のB視図である。
これらの図において、探傷測定装置100a
は、にぎり棒1と、にぎり棒1の先端に取り付け
たコ字状板バネ7と、板バネ7の両脚にそれぞれ
止ネジ9で向い合せに、同形の探傷プローブ収納
ブロツク10a,10bが取り付けられている。
にぎり棒1の軸心部分は、中空の連通穴1aが
設けられており、にぎり棒1の下端面には板バネ
7が六角ナツト8で固設され、頂部には電気リー
ド線5と電力測定器30とを接続するコネクタ6
が設けられている。
また、探傷プローブ収納ブロツク10a,10
bは、にぎり棒方向に伸延する筒壁部11a,1
1bを有し、筒壁部11a,11bの中間腹部に
は互いに相反する横方向に突出した半月状のフラ
ンジ部12a,12bが設けられ、筒壁部11
a,11bの下方先端には連通穴13a,13b
が設けられ、穴13a,13bはそれぞれボール
穴14a,14bを有し、コイルバネ15により
ボール16a,16bを介し、探傷プローブ収納
ボツクス10a,10bを互いに外方に開脚する
ように圧力を加えると共に、外圧により内側へ閉
脚できる構造になつており、フランジ部12a,
12bの下端面にはマグネツト24a,24bが
設けられ探傷細管の取付面に係止できる構成にな
つている。
さらに、探傷プローブ収納ボツクス10a,1
0bの筒壁部11a,11b上部には傾斜穴17
が内側から外側面に向けて開口されており、フラ
ンジ部12a,12bに配設した探傷プローブ1
8a,18b頭部に接続する電気リード線5をボ
ツクス内側面に導入するようになつている。ま
た、フランジ部12a,12bと筒壁部11a,
11bの接合円弧面には探傷プローブ20a,2
0bの先端がブロツク外側面に突出するように傾
斜した角度で探傷プローブ収納ボツクスに配設さ
れ、筒壁部11a,11bの下方先端には上下に
それぞれ探傷プローブ21a,22a,21b,
22bが先端をブロツク外側面に横方向に突出す
るようにしてボツクスに配設されている。
さらに、上記各探傷プローブ18a,20a,
21a,22a,18b,20b,21b,22
bの頭部にも電気リード線5が接続されており、
これらの各電気リード線5はにぎり棒1の連通穴
1a内を通り、コネクタ6に接続された後、コネ
クタ6を介して外部リード線5aを介して電力測
定器30に接続し、探傷プローブ18a,20
a,21a,22aおよび18b,20b,21
b,22b先端に検出した電力を測定できる構成
になつている。また、これら探傷プローブ18
a,20a,21a,22aおよび18b,20
b,21b,22bの頭部にはバネ針金23が取
り付けられ、これら探傷プローブをそれぞれブロ
ツク外側面へ弾性的に突出、退出する構造になつ
ている。
本実施例の探傷測定装置によつて第4図乃至第
6図に示す構造の細管25を取付面26へ溶接し
て取付けた細管シール溶接部について探傷測定す
るには、探傷測定装置100a先端の板バネ7を
内方へ圧しながら、探傷プローブ収納ブロツク先
端の筒壁11a,11b先端を細管25内へ圧入
すると、探傷プローブ21a,22aおよび21
b,22b先端が細管内壁に接触するように、コ
イルバネ15の圧力によつてプローブ収納ブロツ
ク10a,10bを外方へ開脚する。この状態よ
りも、さらに細管内へ挿入すると、フランジ部と
筒壁の接合円弧面が細管シール溶接部に接触する
と共に、フランジ部下端面のマグネツト24aお
よび24bが細管取付面26に固定され、探傷プ
ローブ18a,20aおよび18b,20bはそ
れぞれ細管取付面26および細管シール溶接円弧
面に接触するので、探傷プローブ18a,20
a,21a,22aおよび18b,20b,21
b,22bに検出された発生電力は電力測定器3
0で読み取ることができる。
本考案の探傷測定装置においては、上記実施例
に示す探傷プローブ収納ブロツク10a,10b
を板バネ7の両脚に固設する代りに、にぎり棒1
の先端に伸縮バネを挟んで両方の収納ブロツク1
0a,10bの筒壁部頂部をねじり込み方式によ
り支持し、当該伸縮バネの弾力により収納ブロツ
クを開脚および閉脚する構造にしてもよい。
また、探傷プローブ収納ブロツクのフランジ部
12a,12b下面に配設する係止手段であるマ
グネツト24a,24bの代りに真空吸着盤など
の係止手段を設けてもよい。
さらに、探傷プローブ収納ブロツクに配設する
探傷プローブは、特に細管25と取付面26のシ
ール溶接部の円弧面に沿つて適当な距離をおいて
複数個配設すれば、シール溶接部分における探傷
を正確に測定することができる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、本考案にかか
る探傷測定装置は、 探傷細管の穴径の大小に関係なく、探傷プロ
ーブ収納ブロツク間距離が開脚および閉脚され
るので、予備プローブを使用することなく、細
管の探傷測定を行うことができる。
探傷プローブの測定位置が一定のため、測定
値にバラツキが少ない。
円弧面に対しても一度に数個所正確な探傷測
定を行うことができるなどの利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の探傷測定装置の概略構成を示
す要部断面図、第2図は第1図のA視図、第3図
は第1図のB視図、第4図aは実施例の探傷測定
装置の使用状態を示す要部断面図、第4図bは第
4図aのC視図、第5図は第4図aのX視図、第
6図は第4図aのY−Y矢視断面図、第7図は従
来の探傷測定装置の概略構成を示す要部断面図で
ある。 図面中、1……にぎり棒、1a……中空穴部、
5……電気リード線、5a……外部リード線、6
……コネクタ、7……板バネ、10a,10b…
…探傷プローブ収納ブロツク、11a,11b…
…探傷プローブ収納ブロツクの筒壁部、12a,
12b……探傷プローブ収納ブロツクのフランジ
部、14a,14b……ボール受、15……バ
ネ、16a,16b……ボール、{18a,18
b,20a,20b,21a,21b,22a,
22b}……探傷プローブ、24a,24b……
マグネツト、25……細管、26細管取付面、3
0……電力測定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. にぎり棒先端に、探傷細管内挿入筒壁部と筒壁
    部側方に突設したフランジ部を有する探傷プロー
    ブ収納ブロツクを2個、互いに向い合せかつ弾力
    的に相互に開脚および閉脚自在に取り付けると共
    に、探傷プローブ収納ブロツクのフランジ部下端
    面には探傷細管シール溶接取付面への係止手段
    を、またフランジ部と筒壁部の接続円弧面、フラ
    ンジ部、筒壁部上下面にそれぞれ、探傷プローブ
    収納ブロツク内からブロツク外表面に向けてプロ
    ーブ先端を弾性的に突出および退出自在に配設
    し、各探傷プローブ後端部にそれぞれ電気リード
    線を接続し、これら電気リード線はにぎり棒の中
    空部を介して電気出力測定器に接続したことを特
    徴とする探傷測定装置。
JP17233684U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0348528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17233684U JPH0348528Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JP17233684U JPH0348528Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JPS6187353U JPS6187353U (ja) 1986-06-07
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JP17233684U Expired JPH0348528Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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