JPH034926Y2 - - Google Patents
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- JPH034926Y2 JPH034926Y2 JP1981093487U JP9348781U JPH034926Y2 JP H034926 Y2 JPH034926 Y2 JP H034926Y2 JP 1981093487 U JP1981093487 U JP 1981093487U JP 9348781 U JP9348781 U JP 9348781U JP H034926 Y2 JPH034926 Y2 JP H034926Y2
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- Japan
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- moisture
- nylon ribbon
- pin
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、空調装置や冷凍室等に設けられ、そ
の湿度変化に対応して信号を生じる湿度検出器に
関する。
の湿度変化に対応して信号を生じる湿度検出器に
関する。
(従来の技術)
一般に、この種の湿度検出器の感湿素子とし
て、ナイロンリボンが広く用いられるようになつ
ている。このナイロンリボンは、従来の毛髪等に
よるものに比べて経時的な耐久性が大幅に優れて
いるが、単位当りの伸縮量が非常に小さいことは
同じである。すなわち、ナイロンリボンの相対湿
度に対する伸縮量を、相対湿度(R.H)20〜80%
領域についてみると、相対湿度(R.H)1%の変
化に対し、その伸び率は良くて0.05〜0.07%であ
る。したがつて、ナイロンリボンの長さをLとす
ると相対湿度(R.H)の1%の変化に対するナイ
ロンリボンの伸びはL×0.05〜0.07%(mm)でし
かない。このため、この伸縮量により信号発生用
のスイツチを動作させるためには、ナイロンリボ
ンの長さLを大きくしなければならず、その結
果、湿度検出器を小型化することができない。
て、ナイロンリボンが広く用いられるようになつ
ている。このナイロンリボンは、従来の毛髪等に
よるものに比べて経時的な耐久性が大幅に優れて
いるが、単位当りの伸縮量が非常に小さいことは
同じである。すなわち、ナイロンリボンの相対湿
度に対する伸縮量を、相対湿度(R.H)20〜80%
領域についてみると、相対湿度(R.H)1%の変
化に対し、その伸び率は良くて0.05〜0.07%であ
る。したがつて、ナイロンリボンの長さをLとす
ると相対湿度(R.H)の1%の変化に対するナイ
ロンリボンの伸びはL×0.05〜0.07%(mm)でし
かない。このため、この伸縮量により信号発生用
のスイツチを動作させるためには、ナイロンリボ
ンの長さLを大きくしなければならず、その結
果、湿度検出器を小型化することができない。
また、従来、この種の湿度検出器では、感湿素
子を直線状に掛け渡すもののほかに、V字状に掛
け渡すものもある。このようにV字状に掛け渡す
と、直線状に掛け渡す場合に比べ、動作力が2倍
になるためスイツチ操作の確実性が増大する。し
かし、変位量は感湿素子の全長の1/2になる。す
なわち、V字状の各辺の長さに対応した伸縮量が
変位量になる。このため、所定の変位量を得るた
めには、V字状の各辺の長さを大きくしなければ
ならず、やはり湿度検出器を小型化することがむ
ずかしい。
子を直線状に掛け渡すもののほかに、V字状に掛
け渡すものもある。このようにV字状に掛け渡す
と、直線状に掛け渡す場合に比べ、動作力が2倍
になるためスイツチ操作の確実性が増大する。し
かし、変位量は感湿素子の全長の1/2になる。す
なわち、V字状の各辺の長さに対応した伸縮量が
変位量になる。このため、所定の変位量を得るた
めには、V字状の各辺の長さを大きくしなければ
ならず、やはり湿度検出器を小型化することがむ
ずかしい。
このようなことから、本考案者等は、先に、実
公昭62−5639号公報に示される湿度検出器を提案
した。この先に提案した湿度検出器は、感湿ナイ
ロンリボンをループ状を成すと共に全長にわたつ
て二重に形成し、その一端はケースの固定ピンに
掛けると共に他端は連結ピンに掛け、かつ中間部
は上記固定ピン及び連結ピンから距離を保つてケ
ースに設けられた少なくとも1個のローラピンの
外周を囲つて折り返し、また、略L形を成す可動
レバーの短辺部に上記感湿ナイロンリボンの他端
の連結ピンを取付けると共に、可動レバーの長辺
部先端にスイツチ操作体を取付け、このスイツチ
操作体の移動に伴つてオン・オフ動作するスイツ
チを設けたものである。
公昭62−5639号公報に示される湿度検出器を提案
した。この先に提案した湿度検出器は、感湿ナイ
ロンリボンをループ状を成すと共に全長にわたつ
て二重に形成し、その一端はケースの固定ピンに
掛けると共に他端は連結ピンに掛け、かつ中間部
は上記固定ピン及び連結ピンから距離を保つてケ
ースに設けられた少なくとも1個のローラピンの
外周を囲つて折り返し、また、略L形を成す可動
レバーの短辺部に上記感湿ナイロンリボンの他端
の連結ピンを取付けると共に、可動レバーの長辺
部先端にスイツチ操作体を取付け、このスイツチ
操作体の移動に伴つてオン・オフ動作するスイツ
チを設けたものである。
そして、感湿ナイロンリボンの伸縮により可動
レバーを作動し、この可動レバーの先端のスイツ
チ操作体を変位させ、この変位によりスイツチを
オン・オフ動作させて湿度変化に対応した電気信
号を出力するものであるが、感湿ナイロンリボン
をループ状を成して二重とすることにより、全体
の長さ及び幅を縮小できて小型化を可能としたも
のである。
レバーを作動し、この可動レバーの先端のスイツ
チ操作体を変位させ、この変位によりスイツチを
オン・オフ動作させて湿度変化に対応した電気信
号を出力するものであるが、感湿ナイロンリボン
をループ状を成して二重とすることにより、全体
の長さ及び幅を縮小できて小型化を可能としたも
のである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、上記先の湿度検出器では、設定湿度
の調整、すなわち、スイツチの動作点の調整を行
なう調整機構を可動レバーに設けている。すなわ
ち、可動レバーの長辺部の途中に支持片を設け、
この支持片に可動レバーの長辺部に先端を当接し
た調整ねじを螺合し、スイツチの動作点の調整を
行なう場合は、可動レバーの弾性力を利用して、
調整ねじにより可動レバーを彎曲させ、スイツチ
に対するスイツチ操作体の位置を変化させること
によつて行なつている。
の調整、すなわち、スイツチの動作点の調整を行
なう調整機構を可動レバーに設けている。すなわ
ち、可動レバーの長辺部の途中に支持片を設け、
この支持片に可動レバーの長辺部に先端を当接し
た調整ねじを螺合し、スイツチの動作点の調整を
行なう場合は、可動レバーの弾性力を利用して、
調整ねじにより可動レバーを彎曲させ、スイツチ
に対するスイツチ操作体の位置を変化させること
によつて行なつている。
しかし、このような構成によると、動作点の微
調整は可能であるが、可動レバーを彎曲させて調
整するものであるため、相対湿度(R.H)30〜90
%という広い範囲での設定湿度の調整及び感湿ナ
イロンリボンの長さのばらつき等に対する調整に
は不向である。例えば、可動レバーを一度大きく
曲げると、可動レバーが永久変形することによ
り、再調整が不能となることがある。さらに、可
動レバーはケースに対して回動自在に軸着してあ
るため、調整ねじを進退して可動レバーを彎曲さ
せるときに可動レバーを回動させる力が加わり、
正確な調整が難しいという問題もある。
調整は可能であるが、可動レバーを彎曲させて調
整するものであるため、相対湿度(R.H)30〜90
%という広い範囲での設定湿度の調整及び感湿ナ
イロンリボンの長さのばらつき等に対する調整に
は不向である。例えば、可動レバーを一度大きく
曲げると、可動レバーが永久変形することによ
り、再調整が不能となることがある。さらに、可
動レバーはケースに対して回動自在に軸着してあ
るため、調整ねじを進退して可動レバーを彎曲さ
せるときに可動レバーを回動させる力が加わり、
正確な調整が難しいという問題もある。
本考案の目的は、感湿感度を向上し、全体の小
型化を計ると共に、設定湿度の大幅な変更に対し
て対応でき、広い湿度範囲の調整を容易かつ正確
に行なえ、さらに、組立を容易にする湿度検出器
を提供することにある。
型化を計ると共に、設定湿度の大幅な変更に対し
て対応でき、広い湿度範囲の調整を容易かつ正確
に行なえ、さらに、組立を容易にする湿度検出器
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の湿度検出器は、ループ状を成して全長
にわたつて二重に形成され、その一端は調整ピン
13に掛けられると共に他端は連結ピン19に掛
けられ、かつ中間部は上記調整ピン13及び連結
ピン19から距離を保つてケース11に設けられ
た少なくとも1個のローラピン15の外周を囲つ
て折り返された感湿ナイロンリボン12と、この
感湿ナイロンリボン12の一端の調整ピン13に
対して設けられた調整機構14と、略L形を成し
その短辺部17Aには上記感湿ナイロンリボン1
2の他端の連結ピン19が取付けられると共に長
辺部17B先端にはスイツチ操作体21を取付け
た可動レバー17と、上記スイツチ操作体21の
移動に伴つてオン・オフ動作するスイツチ24と
を備え、上記調整機構14は、上記ケース11の
一端部11Aに調整ねじ14Aを回転自在に貫通
し、この調整ねじ14Aの先端に上記調整ピン1
3を保持した保持体13Aを螺合し、上記ケース
11の一端部11Aと保持体13Aとの間に反発
ばね14Bを介装し、上記調整ピン13を上記感
湿ナイロンリボン12の長さ方向に沿つて変位可
能に支持したものである。
にわたつて二重に形成され、その一端は調整ピン
13に掛けられると共に他端は連結ピン19に掛
けられ、かつ中間部は上記調整ピン13及び連結
ピン19から距離を保つてケース11に設けられ
た少なくとも1個のローラピン15の外周を囲つ
て折り返された感湿ナイロンリボン12と、この
感湿ナイロンリボン12の一端の調整ピン13に
対して設けられた調整機構14と、略L形を成し
その短辺部17Aには上記感湿ナイロンリボン1
2の他端の連結ピン19が取付けられると共に長
辺部17B先端にはスイツチ操作体21を取付け
た可動レバー17と、上記スイツチ操作体21の
移動に伴つてオン・オフ動作するスイツチ24と
を備え、上記調整機構14は、上記ケース11の
一端部11Aに調整ねじ14Aを回転自在に貫通
し、この調整ねじ14Aの先端に上記調整ピン1
3を保持した保持体13Aを螺合し、上記ケース
11の一端部11Aと保持体13Aとの間に反発
ばね14Bを介装し、上記調整ピン13を上記感
湿ナイロンリボン12の長さ方向に沿つて変位可
能に支持したものである。
(作用)
本考案では、感湿ナイロンリボン12の伸縮に
より可動レバー17を作動し、この可動レバー1
7の先端のスイツチ操作体21を変位させ、この
変位によりスイツチ24をオン・オフ動作させて
湿度変化に対応した電気信号を出力するものであ
るが、感湿ナイロンリボン12は無端のループ状
を成して全体的に二重になつているため、全長が
2倍となり、特性上従来の一重のものに比較して
同一寸法において2倍の力が得られる。
より可動レバー17を作動し、この可動レバー1
7の先端のスイツチ操作体21を変位させ、この
変位によりスイツチ24をオン・オフ動作させて
湿度変化に対応した電気信号を出力するものであ
るが、感湿ナイロンリボン12は無端のループ状
を成して全体的に二重になつているため、全長が
2倍となり、特性上従来の一重のものに比較して
同一寸法において2倍の力が得られる。
また、設定湿度を調整する場合、調整機構14
の調整ねじ14Aを回動し、保持体13Aと共に
感湿ナイロンリボン12の一端に調整ピン13を
感湿ナイロンリボン12の長さ方向に沿つて変位
させることにより、設定湿度の大幅な変更に対し
て対応できる。この際、感湿ナイロンリボン12
の一端の調整ピン13による位置変換を感湿ナイ
ロンリボン12の長さ方向とし、ケース11の一
端部11Aと保持体13Aとの間に反発ばね14
Bを介装しているため、保持体13Aは調整ねじ
14Aのバツクラツシユの影響を受けることなく
変位可能となり、かつ、ケース11に対する位置
も正確に確保される。
の調整ねじ14Aを回動し、保持体13Aと共に
感湿ナイロンリボン12の一端に調整ピン13を
感湿ナイロンリボン12の長さ方向に沿つて変位
させることにより、設定湿度の大幅な変更に対し
て対応できる。この際、感湿ナイロンリボン12
の一端の調整ピン13による位置変換を感湿ナイ
ロンリボン12の長さ方向とし、ケース11の一
端部11Aと保持体13Aとの間に反発ばね14
Bを介装しているため、保持体13Aは調整ねじ
14Aのバツクラツシユの影響を受けることなく
変位可能となり、かつ、ケース11に対する位置
も正確に確保される。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
図において、11はケースで、このケース11
の内部にループ状を成して全長にわたつて二重に
形成された感湿ナイロンリボン12がV字状に掛
け渡されている。すなわち、この感湿ナイロンリ
ボン12の一端は調整ピン13に掛けられている
と共に、他端は連結ピン19に掛けられ、かつ、
中間部は上記調整ピン13および連結ピン19か
ら距離を保つてケース11に設けられたローラピ
ン15の外周に掛けられ、その外周を囲つてV字
状に折り返されている。
の内部にループ状を成して全長にわたつて二重に
形成された感湿ナイロンリボン12がV字状に掛
け渡されている。すなわち、この感湿ナイロンリ
ボン12の一端は調整ピン13に掛けられている
と共に、他端は連結ピン19に掛けられ、かつ、
中間部は上記調整ピン13および連結ピン19か
ら距離を保つてケース11に設けられたローラピ
ン15の外周に掛けられ、その外周を囲つてV字
状に折り返されている。
14は調整機構で、この調整機構14は、上記
ケース11の一端部11Aに調整ねじ14Aが回
転自在に貫通され、この調整ねじ14Aの先端に
上記調整ピン13を保持した保持体13Aが螺合
され、さらに、上記ケース11の一端部11Aと
保持体13Aとの間に反発ばね14Bが介装さ
れ、上記調整ピン13を感湿ナイロンリボン12
の長さ方向(図示横方向)に沿つて変位可能に支
持している。
ケース11の一端部11Aに調整ねじ14Aが回
転自在に貫通され、この調整ねじ14Aの先端に
上記調整ピン13を保持した保持体13Aが螺合
され、さらに、上記ケース11の一端部11Aと
保持体13Aとの間に反発ばね14Bが介装さ
れ、上記調整ピン13を感湿ナイロンリボン12
の長さ方向(図示横方向)に沿つて変位可能に支
持している。
17は略L形を成す可動レバーで、この可動レ
バー17は、L形の折曲部が上記ケース11に支
持ピン18により回動自在に枢支されており、そ
の短辺部17Aの先端には上記感湿ナイロンリボ
ン12の他端の連結ピン19が取付けられ、ま
た、長辺部17Bの先端にはスイツチ操作体、例
えばマグネツト21が取付けられている。
バー17は、L形の折曲部が上記ケース11に支
持ピン18により回動自在に枢支されており、そ
の短辺部17Aの先端には上記感湿ナイロンリボ
ン12の他端の連結ピン19が取付けられ、ま
た、長辺部17Bの先端にはスイツチ操作体、例
えばマグネツト21が取付けられている。
24は信号発生用のスイツチで、例えばリード
スイツチを用いる。このリードスイツチ24は、
上記ケース11内に設けられたスイツチケース2
3に設けられ、上記マグネツト21の図示上下方
向の移動に伴つてオン・オフ動作する。そして、
この動作信号は、スイツチケース23の底部を貫
通してリードスイツチ24の両端に接続された一
対の端子25により外部に導出される。
スイツチを用いる。このリードスイツチ24は、
上記ケース11内に設けられたスイツチケース2
3に設けられ、上記マグネツト21の図示上下方
向の移動に伴つてオン・オフ動作する。そして、
この動作信号は、スイツチケース23の底部を貫
通してリードスイツチ24の両端に接続された一
対の端子25により外部に導出される。
27,28はバランス用のスプリングで、この
一方のスプリング27は可動レバー17の枢支部
近くとケース11との間に張設され、可動レバー
17に対し図示時計方向の作用力を与え、また、
他方のスプリング28は可動レバー17の先端近
くとケース11との間に張設され、図示反時計方
向の作用力を与え、可動レバー17の先端の振れ
止めを兼ねている。そして、これらスプリング2
7,28は上記感湿ナイロンリボン12に対し常
時一定の張力を与えると共に、感湿ナイロンリボ
ン12によるマグネツト21の操作力を低減させ
ている。
一方のスプリング27は可動レバー17の枢支部
近くとケース11との間に張設され、可動レバー
17に対し図示時計方向の作用力を与え、また、
他方のスプリング28は可動レバー17の先端近
くとケース11との間に張設され、図示反時計方
向の作用力を与え、可動レバー17の先端の振れ
止めを兼ねている。そして、これらスプリング2
7,28は上記感湿ナイロンリボン12に対し常
時一定の張力を与えると共に、感湿ナイロンリボ
ン12によるマグネツト21の操作力を低減させ
ている。
上記のように、リードスイツチ24を用い、そ
れを開閉動作させる場合、理論的にはマグネツト
21の変位量を満足すればよい。すなわち、実際
上リードスイツチ24を開閉させるための動作量
は最少のものでも0.8〜1mmであるので、今感湿
ナイロンリボン12の長さを100mmとすると、相
対湿度(R.H)1%当りの伸縮量は、前記伸び率
から最大100×0.07/100=0.07mmである。したが
つて、開閉湿度差、すなわち、デイフアレンシヤ
ル(通常1〜2%)を考慮すると、可動レバー1
7の拡大比は10倍は必要になる。
れを開閉動作させる場合、理論的にはマグネツト
21の変位量を満足すればよい。すなわち、実際
上リードスイツチ24を開閉させるための動作量
は最少のものでも0.8〜1mmであるので、今感湿
ナイロンリボン12の長さを100mmとすると、相
対湿度(R.H)1%当りの伸縮量は、前記伸び率
から最大100×0.07/100=0.07mmである。したが
つて、開閉湿度差、すなわち、デイフアレンシヤ
ル(通常1〜2%)を考慮すると、可動レバー1
7の拡大比は10倍は必要になる。
ここで、可動レバー17の拡大比を10倍とし、
感湿ナイロンリボン12の伸縮量を0.07mmとすれ
ば、マグネツト21の先端の動きは、0.07×10=
0.7mmとなり、また、デイフアレンシヤルは1÷
0.7=1.4%となる。
感湿ナイロンリボン12の伸縮量を0.07mmとすれ
ば、マグネツト21の先端の動きは、0.07×10=
0.7mmとなり、また、デイフアレンシヤルは1÷
0.7=1.4%となる。
上記バランス用のスプリング27,28は、可
動レバー17の自重及び上記変位量を得るための
拡大比を考慮し、感湿ナイロンリボン12に対
し、動作を安定させるある一定の張力を与えるよ
う、バランス設定する。もちろん、これらの力関
係は、感湿ナイロンリボン12の収縮力を12F、
スプリング27,28の張力を27F,28Fとした
場合、次式、(12F>27F−28F)を満足しなけれ
ばならない。
動レバー17の自重及び上記変位量を得るための
拡大比を考慮し、感湿ナイロンリボン12に対
し、動作を安定させるある一定の張力を与えるよ
う、バランス設定する。もちろん、これらの力関
係は、感湿ナイロンリボン12の収縮力を12F、
スプリング27,28の張力を27F,28Fとした
場合、次式、(12F>27F−28F)を満足しなけれ
ばならない。
次に、作動を説明する。今、図の状態は、ある
湿度、例えば相対湿度(R.H)60%の雰囲気であ
つて、リードスイツチ24がオン状態にあるもの
とする。この状態で周囲雰囲気湿度が上昇する
と、感湿ナイロンリボン12は吸湿して伸びるの
で、可動レバー17はスプリング27の力により
支持ピン18を中心に図示時計方向に回動する。
このため、可動レバー17の先端のマグネツト2
1は図の上方に動き、リードスイツチ24はオフ
状態になる。次に、雰囲気湿度が低下すると、感
湿ナイロンリボン12は収縮する。このため、可
動レバー17は感湿ナイロンリボン12の収縮力
により、スプリング27に抗して図示反時計方向
に回動し、マグネツト21を図示下方に動かす。
このためリードスイツチ24は再びオン状態にな
る。
湿度、例えば相対湿度(R.H)60%の雰囲気であ
つて、リードスイツチ24がオン状態にあるもの
とする。この状態で周囲雰囲気湿度が上昇する
と、感湿ナイロンリボン12は吸湿して伸びるの
で、可動レバー17はスプリング27の力により
支持ピン18を中心に図示時計方向に回動する。
このため、可動レバー17の先端のマグネツト2
1は図の上方に動き、リードスイツチ24はオフ
状態になる。次に、雰囲気湿度が低下すると、感
湿ナイロンリボン12は収縮する。このため、可
動レバー17は感湿ナイロンリボン12の収縮力
により、スプリング27に抗して図示反時計方向
に回動し、マグネツト21を図示下方に動かす。
このためリードスイツチ24は再びオン状態にな
る。
ここで、感湿ナイロンリボン12の中間部を、
位置固定されたローラピン15によつてV字状に
折り返しているので、長さ方向の寸法、すなわ
ち、連結ピン19からローラピン15までの寸法
を、感湿ナイロンリボン12を直線状に掛け渡し
たものや、V字状に掛け渡していても、V字状の
折り返し部を可動にして大きな操作力を得るよう
にしたものに比べ、ほぼ1/2にすることができる。
また、折り返し部を増し、W字状に折り返せば、
長さ方向の寸法を1/4にすることもできる。
位置固定されたローラピン15によつてV字状に
折り返しているので、長さ方向の寸法、すなわ
ち、連結ピン19からローラピン15までの寸法
を、感湿ナイロンリボン12を直線状に掛け渡し
たものや、V字状に掛け渡していても、V字状の
折り返し部を可動にして大きな操作力を得るよう
にしたものに比べ、ほぼ1/2にすることができる。
また、折り返し部を増し、W字状に折り返せば、
長さ方向の寸法を1/4にすることもできる。
次に、相対湿度(R.H)40%にセツトする場合
を説明する。相対湿度(R.H)40%は相対湿度
(R.H)60%より湿度が低いため感湿ナイロンリ
ボン12は収縮する。したがつて、前述の設定の
ままでは、ナイロンリボン12の収縮により、可
動レバー17は反時計方向に回動され、マグネツ
ト21はより下方に位置してしまう。そのため、
相対湿度(R.H)40%に対し、所定の湿度変化が
生じてもリードスイツチ24はオン・オフ動作し
ない。これを補うため、調整機構14の調整ピン
13を回転して保持体13Aと共に調整ピン13
を図示左方に変位させ、マグネツト21を所定高
さに位置させる。このため、リードスイツチ24
は、相対湿度(R.H)40%に対し前述した60%の
場合と同じ湿度変化でオン・オフ動作する。
を説明する。相対湿度(R.H)40%は相対湿度
(R.H)60%より湿度が低いため感湿ナイロンリ
ボン12は収縮する。したがつて、前述の設定の
ままでは、ナイロンリボン12の収縮により、可
動レバー17は反時計方向に回動され、マグネツ
ト21はより下方に位置してしまう。そのため、
相対湿度(R.H)40%に対し、所定の湿度変化が
生じてもリードスイツチ24はオン・オフ動作し
ない。これを補うため、調整機構14の調整ピン
13を回転して保持体13Aと共に調整ピン13
を図示左方に変位させ、マグネツト21を所定高
さに位置させる。このため、リードスイツチ24
は、相対湿度(R.H)40%に対し前述した60%の
場合と同じ湿度変化でオン・オフ動作する。
次に、相対湿度(R.H)90%にセツトする場合
を説明する。この場合、前述した相対湿度(R.
H)60%にセツトしたままだと、相対湿度(R.
H)90%では、マグネツト21は図示上方に位置
してしまうので、調整機構14の調整ピン13を
回転して保持体13Aと共に調整ピン13を図示
右方に移動させ、マグネツト21を図示所定の高
さに位置決めする。このように設定すれば、相対
湿度(R.H)90%に対し、前述した場合とほぼ同
じ湿度変化でオン・オフ動作する。
を説明する。この場合、前述した相対湿度(R.
H)60%にセツトしたままだと、相対湿度(R.
H)90%では、マグネツト21は図示上方に位置
してしまうので、調整機構14の調整ピン13を
回転して保持体13Aと共に調整ピン13を図示
右方に移動させ、マグネツト21を図示所定の高
さに位置決めする。このように設定すれば、相対
湿度(R.H)90%に対し、前述した場合とほぼ同
じ湿度変化でオン・オフ動作する。
上記のように、感湿ナイロンリボン12の伸縮
によりスイツチ24をオン・オフ動作させて湿度
変化に対応した電気信号を出力するが、この作動
において、感湿ナイロンリボン12は無端のルー
プ状を成して全体的に二重になつているため、全
長が2倍となり、特性上従来の一重のものに比較
して同一寸法において2倍の力が得られる。
によりスイツチ24をオン・オフ動作させて湿度
変化に対応した電気信号を出力するが、この作動
において、感湿ナイロンリボン12は無端のルー
プ状を成して全体的に二重になつているため、全
長が2倍となり、特性上従来の一重のものに比較
して同一寸法において2倍の力が得られる。
そして、設定湿度を調整する場合、調整機構1
4の調整ねじ14Aを回動し、保持体13Aと共
に感湿ナイロンリボン12の一端の調整ピン13
を感湿ナイロンリボン12の長さ方向に沿つて変
位させることにより、設定湿度の大幅な変更に対
して対応できる。この際、感湿ナイロンリボン1
2の一端の調整ピン13による位置変換を感湿ナ
イロンリボン12の長さ方向とし、ケース11の
一端部11Aと保持体13Aとの間に反発ばね1
4Bを介装しているため、保持体13Aは調整ね
じ14Aのバツクラツシユの影響を受けることな
く変位可能となり、かつ、ケース11に対する位
置も正確に確保される。
4の調整ねじ14Aを回動し、保持体13Aと共
に感湿ナイロンリボン12の一端の調整ピン13
を感湿ナイロンリボン12の長さ方向に沿つて変
位させることにより、設定湿度の大幅な変更に対
して対応できる。この際、感湿ナイロンリボン1
2の一端の調整ピン13による位置変換を感湿ナ
イロンリボン12の長さ方向とし、ケース11の
一端部11Aと保持体13Aとの間に反発ばね1
4Bを介装しているため、保持体13Aは調整ね
じ14Aのバツクラツシユの影響を受けることな
く変位可能となり、かつ、ケース11に対する位
置も正確に確保される。
また、感湿ナイロンリボン12は無端のループ
状を成して二重となつているので、この感湿ナイ
ロンリボン12をセツトする場合、一端内に調整
ピン13を挿入すると共に、他端内に連結ピン1
9を挿入することによつて両端をピン掛けし、か
つ、中間部をローラピン15の外周に掛けること
によつて調整機構14と連結しつつ簡単に装着す
ることができる。
状を成して二重となつているので、この感湿ナイ
ロンリボン12をセツトする場合、一端内に調整
ピン13を挿入すると共に、他端内に連結ピン1
9を挿入することによつて両端をピン掛けし、か
つ、中間部をローラピン15の外周に掛けること
によつて調整機構14と連結しつつ簡単に装着す
ることができる。
本考案によれば、感湿ナイロンリボンは無端の
ループ状を成して全体的に二重になつているた
め、全長が2倍となり、特性上従来の一重のもの
に比較して同一寸法において2倍の力が得られ、
全体の長さ及び幅を縮小できて小型化を行なうこ
とができる。
ループ状を成して全体的に二重になつているた
め、全長が2倍となり、特性上従来の一重のもの
に比較して同一寸法において2倍の力が得られ、
全体の長さ及び幅を縮小できて小型化を行なうこ
とができる。
また、設定湿度を調整する場合、調整機構の調
整ねじを回動し、保持体と共に感湿ナイロンリボ
ンの一端の調整ピンを感湿ナイロンリボンの長さ
方向に沿つて変位させることにより、設定湿度の
大幅な変更に対して対応でき、広い湿度範囲の調
整を容易に行なうことができ、この際、感湿ナイ
ロンリボンの一端の調整ピンによる位置変換を感
湿ナイロンリボンの長さ方向とし、ケースの一端
部と保持体との間に反発ばねを介装しているた
め、保持体は調整ぬじのバツクラツシユの影響を
受けることなく変位可能となり、かつ、ケースに
対する位置も正確に確保され、正確に精度良く調
整することができる。
整ねじを回動し、保持体と共に感湿ナイロンリボ
ンの一端の調整ピンを感湿ナイロンリボンの長さ
方向に沿つて変位させることにより、設定湿度の
大幅な変更に対して対応でき、広い湿度範囲の調
整を容易に行なうことができ、この際、感湿ナイ
ロンリボンの一端の調整ピンによる位置変換を感
湿ナイロンリボンの長さ方向とし、ケースの一端
部と保持体との間に反発ばねを介装しているた
め、保持体は調整ぬじのバツクラツシユの影響を
受けることなく変位可能となり、かつ、ケースに
対する位置も正確に確保され、正確に精度良く調
整することができる。
また、感湿ナイロンリボンは無端のループ状を
成して二重となつているので、この感湿ナイロン
リボンをセツトする場合、一端内に調整ピンを挿
入すると共に、他端内に連結ピンを挿入すること
によつて両端をピン掛けし、かつ、中間部をロー
ラピンの外周に掛けることによつて調整機構と連
結しつつ簡単に装着することができ、組立を容易
に行なうことができる。
成して二重となつているので、この感湿ナイロン
リボンをセツトする場合、一端内に調整ピンを挿
入すると共に、他端内に連結ピンを挿入すること
によつて両端をピン掛けし、かつ、中間部をロー
ラピンの外周に掛けることによつて調整機構と連
結しつつ簡単に装着することができ、組立を容易
に行なうことができる。
図は本考案による湿度検出器の一実施例を示す
断面図である。 11……ケース、11A……ケースの一端部、
12……感湿ナイロンリボン、13……調整ピ
ン、13A……保持体、14……調整機構、14
A……調整ねじ、14B……反発ねじ、15……
ローラピン、17……可動レバー、17A……短
辺部、17B……長辺部、19……連結ピン、2
1……スイツチ操作体、24……スイツチ。
断面図である。 11……ケース、11A……ケースの一端部、
12……感湿ナイロンリボン、13……調整ピ
ン、13A……保持体、14……調整機構、14
A……調整ねじ、14B……反発ねじ、15……
ローラピン、17……可動レバー、17A……短
辺部、17B……長辺部、19……連結ピン、2
1……スイツチ操作体、24……スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ループ状を成して全長にわたつて二重に形成さ
れ、その一端は調整ピンに掛けられると共に他端
は連結ピンに掛けられ、かつ中間部は上記調整ピ
ン及び連結ピンから距離を保つてケースに設けら
れた少なくとも1個のローラピンの外周を囲つて
折り返された感湿ナイロンリボンと、 この感湿ナイロンリボンの一端の調整ピンに対
して設けられた調整機構と、 略L形を成しその短辺部には上記感湿ナイロン
リボンの他端の連結ピンが取付けられると共に長
辺部先端にはスイツチ操作体を取付けた可動レバ
ーと、 上記スイツチ操作体の移動に伴つてオン・オフ
動作するスイツチと、 を備え、 上記調整機構は、上記ケースの一端部に調整ね
じを回転自在に貫通し、この調整ねじの先端に上
記調整ピンを保持した保持体を螺合し、上記ケー
スの一端部と保持体との間に反発ばねを介装し、
上記調整ピンを上記感湿ナイロンリボンの長さ方
向に沿つて変位可能に支持した ことを特徴とする湿度検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981093487U JPH034926Y2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981093487U JPH034926Y2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57205053U JPS57205053U (ja) | 1982-12-27 |
| JPH034926Y2 true JPH034926Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=29888453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981093487U Expired JPH034926Y2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034926Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1022359A (en) * | 1973-11-23 | 1977-12-13 | Johnson Service Company | Low friction humidistat |
| JPS5313007U (ja) * | 1976-07-15 | 1978-02-03 | ||
| JPS5810275Y2 (ja) * | 1979-05-28 | 1983-02-24 | 株式会社日立製作所 | 湿度調節器 |
| JPH0519953Y2 (ja) * | 1985-06-26 | 1993-05-25 |
-
1981
- 1981-06-24 JP JP1981093487U patent/JPH034926Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57205053U (ja) | 1982-12-27 |
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