JPH03500004A - アシル‐ペプチド ヒドロラーゼならびにその製造法および用途 - Google Patents

アシル‐ペプチド ヒドロラーゼならびにその製造法および用途

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JPH03500004A JP63507504A JP50750488A JPH03500004A JP H03500004 A JPH03500004 A JP H03500004A JP 63507504 A JP63507504 A JP 63507504A JP 50750488 A JP50750488 A JP 50750488A JP H03500004 A JPH03500004 A JP H03500004A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アシル−ペプチドヒドロラーゼならびにその製造法および用途発明の背景 発明の分野 本発明は組換えD N A法によるアシル−ペプチドヒドロラーゼの製造に関す る。また、この酵素を用いてアシル化ペプチドまたはタンパク質の加水分解を、 および誘導体化Na−アセチルアミノ酸供与体と遊離のα−NH1基を有する受 容タンパク質の間の反応を触媒することにも関する。
技術的背景の簡単な説明 タバコモザイクウィルス コートタンパク質のアミノ末端にアセチル基が発見さ れて以来、多数のN“−アセチル化タンパク質が動物、植物、゛およびそれらの ウィルスにおいて、さらに細菌および菌類においても発見された。従って、N” −アセチル化は生物における代表的なタンパク質修飾の1つと考えられている。
さらに、一部の真核細胞では、細胞内可溶性タンパク質の80%以上がN#−ア セチル化されていることが示唆されていた[Brovn、 J、 L、 + J 、 Biol、 CheIll、 254 :1447−1449(1979ル 。
タンパク質のN′−アセチル化の生物学的な意義については今なお未解決の問題 である[Tsunasawa et al、、Method Enzysol、  106 : 165l65−170(19を参照コ。この翻訳後修飾は細胞内 タンパク質をタンパク質加水分解から保護するもので市ると提案されていた。し かし、このことはすべてのタンパク質には当てはまらない。枯菌からのアクチン の場合、タンパク質がN“−アセチル化されるとタンパク質加水分解は遅くなる 。対照的に、ネコのヘモグロビンはN#−アセチル化とは関係なく同じ速度で分 解される[Tsunasawa et al、、 1984コ。
最近のDNA配列決定の結果から、N#−アセチル化される分泌タンパク質の構 造遺伝子においては、アセチル化されるアミノ末端残基のコドンは付加的なアミ ノ酸のコドンが挿入されることなく、直接、開始コドンが前に存在していること がわかった[Tsunasava etal、 、 1984]。N“−アセチ ル化と生物学的膜を通過する分泌タンパク質の運搬の間の関係を理解するための 努力はわずかしか行われていない。N“−アセチル化の機能を完全に理解するた めには、タンパク質およびペプチド中のN ’−アセチル化アミノ酸を微量分析 尺度で同定することが重要となろう。このためには、Na−アセチル基またはN “−アセチルアミノ酸の除去が効率的に行われなければならない。
アシル−ペプチド ヒドロラーゼ(API)はN″〜アシル化ペジペプチド水分 解に成功裏に用いられていた。動物の肝臓から精製されたそのような酵素の1つ は、Na−アセチル化されたタンパク質由来のやや短いペプチドからNa−アセ チルアミノ酸を放出させることができる[Tsunasata et sl、  + 1984]。基質特異性はアミノ末端残基に対して広い。APRは、ブロッ クされたペプチドからN’−末端のアセチルアミノ酸あるいはホルミル化アミノ 酸を切断する[Jones etal、 、 BBRC126: 933(19 85)]。この酵素は多種多様のペプチドの加水分解を触媒し、それを行う際に ある種の基質に対しては異なる最適pHを示す。また、この酵素は生合成中のポ リペプチド鎖のプロセッシングにおいて重要な役割を演じることもある。アセチ ル化された基の存在は多くのタンパク質で検出されないが、これはほとんどの場 合、第1アミノ酸とともに形成期ポリペプチド鎖のブロック基が生合成中のどこ かで除去されるためである。APHは、ラット肝臓から[Tsunasava  et al、、 J、BiocheIll、 77 : 89−102(197 5)コ、ウシ肝臓から[Gade et al、 、 Bioehim、 Bi ophys、 Acta 662 : 86−93(1981)コ、ブタ肝臓か ら[Tsunasawa et al、、 J、Biochem、 93 :  1217−1220(1983)コ、ラット脳から[Marks et al、 、 J、 Neuroche+n、 41 : 201−208(1983)] 、およびヒト赤血球から[Jones et al、、 Biochem、 a nd Biophys、Res。
Comm、 12B : 933−940(1985)]、精製されている。
本発明は、第1図のアミノ酸配列からなるアシル−ペプチドヒドロラーゼ(AP R)タンパク質に関する。また、本発明は、組換えDNA法によるAPHの製造 、およびペプチドまたはタンパク質のアミノ−アシル化または加水分解において APRを利用することに関する。
本発明のAPRをコードしている組換えD N A分子を用いて多数のあらゆる 宿主を形質転換し、APHの新規な供給源およびその無制限の供給を得ることが できる。本発明の目的は、無制限の供給が可能な実質的に純粋なAP)(の新規 供給源を提供することである。
さらに、本発明は、N#−アシル化タンパク質の加水分解、またはN“−アセチ ルアミノ酸供与体と遊離のα−NH,Iを有する受容タンパク質の間の反応を触 媒させるためにこの酵素の利用することをも包含するものである。
従って、本発明の別の目的はAPHを用いることによって、N−アシル化タンパ ク質を加水分解する方法、および遊離のα−N Hを基を有する受容体とN’− アセチルアミノ酸供与体からあらゆるポリペプチドまたはタンパク質をアミノ− アシル化する方法を提供するこ第1図はAPHのアミノ酸配列を示すものである 。下線部分および斜線部分は、APHのトリプシンおよび臭化シアンフラグメン トのエドマン分解法、およびクローンAPH36、l cDNAのジデオキシ鎖 終止配列決定法によって決定した領域である。星印はグリコジル化の可能性のあ る部位を示す。斜線部分はセリンとヒスチジンの両方を含む活性部位を示す。
第2図は、縮重プローブYS17.2およびYS20.1の配列を得たAPIペ プチドを示すものである。
第3図は、APHをコードしている遺伝子を同定および単離するために、プロー ブでcDNAライブ、ラリ−をスクリーニ・ングする際の工程図を示すものであ る。
第4図は、API36.1クローンのファージD N A挿入体のDNA配列を 示すものであり、ラット肝臓クローンAPH36,1由来の付加的な3°非翻訳 化配列を加え、ラット血清アルブミン配列を除くものである。
第1図および第4図において、アミノ酸は次の1文字のアルファベットで示され ている:A=アラニン、B=アスパラギン酸またはアスパラギン、C=システィ ン、D=アスパラギン酸、E=グルタミン酸、F=フェニルアラニン、G=ニブ リシンH=ヒスチジン、1=インロイシン、K=リジン、L=ロイシン、M=メ チオニン、N=アスパラギン、P=ニブロリンQ=グルタミン、R=アルギニン 、S=セリン、T=トレオニン、■=バリン、W=ニトリブトファンY=チロシ ン、Z=グルタミンまたはグルタミン酸。
用語の意味する範囲を示し、明細書および請求の範囲の理解を助けるために以下 に定義を挙げる。
れは転写と翻訳の組合せである。
プラスミド:特定の抗生物質に対する耐性を伝達する遺伝子を含有している生物 の主染色体の一部ではない環状の2本鎖DNA分子。
プラスミドが単細胞生物中に入れられると、プラスミドDNAのために生物の性 質が変化、即ち形質転換される。例えば、テトラサイクリン耐性の遺伝子(T  et”)を担持しているプラスミドは、それまでテトラサイクリンに感受性であ った細胞を耐性の細胞に形質転換する。プラスミドによって形質転換された細胞 は「形質転換体Jとド、ファージDNAまたはその他のDNA配列。クローニン グ媒体は、そのDNAの必須の生物学的機能を失うことなくDNA配列を決定可 能な方法で切断することができる1または少数のエンドヌクレアーゼ認識部位を 特徴とし、形質転換された細胞を同定する際に用いるのに適したマーカーを含ん でいることもある。マーカーは、例えばテトラサイクリン耐性またはアンピシリ ン耐性である。クローニング媒体はベクターと呼ばれることが多い。
組換えDNA分子またはハイブリッドDNA :生細胞の外で末端−末端結合さ れた異なるゲノム由来のD N Aセグメントで構成される分子であり、ある種 の宿主細胞に感染する能力を有し、その中で維持される分子。
それによって隣接遺伝子(群)の転写をコントロールすることができるDNA配 列。
プロモーター: RNAポリメラーゼが結合し、隣接遺伝子(群)の転写を開始 させるD N A配列。
アシル−ペプチドヒドロラーゼ(、APH):この用語は、インビボまたはイン ビトロの系においてあらゆるタンパク質またはペプチドからN’−末端アシル化 アミノ酸を放出させる活性を有する、あらゆる種由来のアシル−ペプチドヒドロ ラーゼ(群)を含むことを意味する。また、本発明においては、アシル−ペプチ ドヒドロラーゼなる用語は、ペプチドまたはタンパク質のNa−末端部分からN ”−アセチル化アミノ酸を切断する、天然のアシル−ペプチドヒドロラーゼのあ らゆる類似体、同族体、突然変異体または誘導体を含むように用いる。また、こ の用語は、タンパク質またはペプチドのN−末端からアシル化アミノ酸を切断す る活性を保持している天然アシル−ペプチドヒドロラーゼの部分フラグメントな どの、天然のアミノ酸数よりも少ないアミノ酸を有するフラグメントをも含むこ とを意味する。さらに、この用語は、天然のアシル−ペプチドヒドロラーゼまた はその類似体の配列を1またはそれ以上の周辺のアミノ酸とともに含有し、そし てアシル−ペプチドヒドロラーゼ活性を示すあらゆる産物を含むように用いる。
また、アシル−ペプチドヒドロラーゼなる用語は、アシル−アミノ酸放出因子、 アシル−アミノ酸放出酵素、アシルーアミノベブチドヒド屯ラーゼおよびアセチ ルアミノアシル−p−ニトロアニリダーゼなどの同義体をも包含する。
実質的に純粋な形態二本明細書で用いる「実質的に純粋」または「実質的に純化 された」なる用語は、天然の状態でこの因子に通常伴われるあらゆる化合物を実 質的に含まないタンパク質を説明するものである。さらに、この用語は、当分野 で通常の技術を有する者が用いるlまたはそれ以上の純度または均質性の性質か ら均質である因子を記述するものである。例えば、実質的に純粋な因子は、分子 量、クロマトグラフィー法およびそのような他のパラメーターに対して標準実験 偏差内の一定かつ再現性ある性質を示すであろう。
しかし、この用語はこの因子と他の化合物との人工あるいは合成の混合物を除外 することを意味するものではない。また、この用語は、この因子の生物学的活性 を妨げず、かつ例えば不完全な精製のゆえに存在することもある少量の不純物の 存在を排除することを意味するものではない。
創りすμ秒羞 本発明は、第1図に示したアミノ酸配列を有する酵素、この酵素をコードしてい る遺伝子配列、この遺伝子配列を含有している媒体、これによって形質転換した 宿主、形質転換宿主発現による酵素の製造、およびペプチドまたはタンパク質の アミノ−アシル化または加水分解におけるこの酵素の利用を包含するものである 。
ゲル濾過で測定するとラット肝臓APHの分子量は290.000−320.0 00である。サブユニットあたりに1つの活性セリンを有する4つの同じサブユ ニットが存在するようである。APRのN1−末端はアシル化されている。AP )Iは、セリン、ヒスチジンおよびカルボキシル基が関与する電荷リレー系を有 するセリンプロテアーゼのようである。活性部位の周辺は、ヒスチジンの存在に より他のトリプシン族のプロテアーゼとは異なっている。APHは基質に対して 広い特異性を示すが、Ac−Ala−1A c−3er−1およびAc−Met −含有のペプチド(最も普通のN−末端残基)を他のアシル化ジペプチドよりも 一層効率的に切断する。APHは、A c−T rp−1Ac−Asp−1A  c−G 1u−1A c−A rg−1A c−P he−1およびAc−Pr o−含有のペプチドに対しては活性を有していないか、または極めて低い活性し か有していない。
アシル−ペプチドヒドロラーゼ(APH)は、タンパク質がアセチル−CoAか らアセチル基を受け取る反応を触媒するN’−アセチルトランスフェラーゼとは 区別されるべきである[Tsunasawa et al、、Methods  in Enbryology 106 : 165−170(1984)コ。ま た、アシル−ペプチド ヒドロラーゼは、α−N−アシルアミノ酸ヒドロラーゼ jGade etal、、Biochim、 et Biophys、Acta  662 : 86−93(1981)]としても知られているアミノアシラー ゼC5zajani、Acta Biochim、 et Biophys、A cad。
Sci、 Hung、15 : 223−228(1980)]とも区別される べきである。
APHはいくつかの供給源から単離および精製されているが、APHの配列は決 定されていなかった。本発明はこの配列を開示するものである(第1図)。
APRをコードしているDNA配列は種々の供給源から得ることができる。例え ば、ノーザン・プロ。2ト法[A15ine et al、、MethodEn zymol、 68 : 220−242(1979)]、およびラベルしたオ リゴヌクレオチドプローブを用いて、APHを産生じているあらゆる種の組織か らAPHをコードしているmRNAを単離することができる。次いで、このmR NAを当業者には既知の方法によってcDNAに変換することができる。プロー ブはAPRペプチドの既知のアミノ酸配列に基づいて合成することができる。
別法では、縮重DNAプローブを用いてAPIを産生じている種のDNAライブ ラリーをスクリーニングし、それによってAPIをコードしているDNA配列を 含有しているクローンを単離することができる。このDNAライブラリーは、1 またはそれ以上の制限エンドヌクレアーゼを用いるゲノムDNAのフラグメント 化、それに続くベクターへの導入、およびそれを用いることによる宿主細胞の形 質転換によって得られ、次いで宿主細胞を培養およびスクリーニングする。
DNAプローブは検出可能な一団によってラベルすることができる。そのような 検出可能な一団は、検出しうる物理的または化学的性質を有するあらゆる物質で あってよい。そのような物質は免疫検定法の分野で広く開発されており1、通常 、そのような方法でを用なほとんどすべてのラベルを本発明に適用することがで きる。特に有用なものは、酵素的に活性な群、例えば酵素[CI in、 Ch ew、μ: 1243(1976)を参照]、酵素基質[英国特許明細書1.5 48.741を参照コ、補酵素[米国特許N o、 4.230.797および 4.238.565を参照]および酵素阻害物質口米国特許No、 4.134 .792を参照コなど:蛍光物質[CI in、 Chew。
25 : 353(1979)を参照]:発色物質;ルミネッセンス物質、例え ば化学ルミネッセンス物質および生物ルミネッセンス物質[CI in、 Ch ew。
25 : 512(1979)を参照]:特異的に結合しうる配位子;近接の相 互作用する対:ならびに放射性同位体、例えばsH,@SS、@tp、ttJお よびI4Cなどである。このようなラベルおよびラベルする対は、それら自身の 物理的な性質(例えば、蛍光物質、発色物質および放射性同位体)またはそれら の反応もしくは結合の性質(例えば、酵素、基質、補酵素および阻害物質)に基 づいて検出される。例えば、補助因子ラベルされたプローブは、酵素(ラベルは この酵素のための補助因子である)と酵素のための基質を加えることによって検 出することができる。例えば、基質に作用して測定可能な物理的性質を有する産 物を生成する酵素を用いることができる。後者の例には、β−ガラクトシダーゼ 、アルカリホスファターゼおよびペルオキシダーゼが含まれるがこれらに限定は されない。
連結(ライゲート)のための平滑末端化または付着末端化、適切な末端を得るた めの制限酵素消化、適当なところでの付着末端の充填、望ましくない結合を避け るためのアルカリホスファターゼ処理、および適当なりガーゼによる連結を包含 する常法に従い、ベクターDAPHを発現させるためには、適当な宿主要素によ って認識される転写および翻訳シグナルが必要である。真核宿主は、インビトc で培養することができる哺乳動物細胞、特に白血球、とりわけ骨髄腫細胞または 他の形質転虜されたかもしくは腫瘍性のリンパ球、例えばEBV形質転換された 細胞であってよい。別法によれば、非哺乳動物細胞も用いることができ、細菌、 菌類、例えば酵母、糸状菌などを用いることができる。
APR製造のための可能性ある宿主は、インビトロの組織培養で、または動物中 インビボで増殖させた哺乳動物細胞である。哺乳動物細胞は、正しい折り畳みあ るいは正しい部位のグリコジル化を含むAPH分子に対する翻訳後修飾を付与す ることができる。宿主として有用な哺乳動物細胞には、BEROもしくはCHO −Klなどの線維芽細胞起源の細胞、またはハイブリドーマS P 210−A G 14もしくは骨髄腫P3x63Sghなどのリンパ様細胞起源の細胞、およ びそれらの誘導体が含まれる。通常、APH構築物は、宿主細胞によって認識さ れる複製系を有するベクターの一部であろう。
好ましい態様では、APHをコードしている遺伝子を担持しているプラスミドに よって原核細胞を形質転換する。特に重要な細菌性宿主には、大腸菌(E、co li)K 12株294(ATCC31446)、大腸菌X1776(ATCC 31537)、大腸菌W3110(F−1λ−、プロトトロピー性:ATCC2 7325)、およびその他の腸内細菌科の細菌、例えばSalmonella  typhimuriumあるいはSerratiamarcescens、およ び種々のPseudomona種が含まれる。このような条件下ではAPHはグ リコジル化されないであろう。原核性宿主は、発現プラスミド中のレプリコンお よびコントロール配列に適合するものでなければならない。APHをコードして いるcDNAを含有するプラスミドを保持している原核性宿主は、1987年8 月21日にアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシラン[American  Type Cu1ture Col Iection、 Rockville 、 MIL L:SAコに寄託され、受託番号ATCC67504を得ている。
通常、宿主細胞に適合しうる種から導かれるレプリコンおよびコントロール配列 を含有しているそのようなベクターは、宿主との関係で用いられる。このベクタ ーは、通常、レプリコン部位ならびに形質転換細胞において表現型選択を与える ことができる特定の遺伝子を担持している。また、APRをコードしているDN Aの発現を、他の調節配列(形質転換されていない状態の生物にとってホモロー ガスであってよい)の支配下に置くこともできる。例えば、ラクトース依存性の 大腸菌染色体DNAは、酵素β−ガラクトシダーゼを同化してラクトース利用を 仲介するラクトースまたはlacオペロンを含有している。lacコントロール 要素は、大腸菌に感染性であるバクテリオファージλplac5から得ることが できる。lacプロモーター−オペレーター系はI PTGによって誘導するこ とができる。
他のプロモーター/オペレーター系またはその一部も同様に用いることができる 。例えば、コリシンE1、ガラクトース、アルカリホスファターゼ、トリプトフ ァン、キシロース、taxなどを用いることができる。
哺乳動物宿主のために、いくつかの可能性あるベクター系を発現用に利用するこ とができる。ある群のベクターは、ウシ乳頭楯ウィルス、ポリオーマウィルス、 アデノウィルス、または5B40ウイルスなどの動物ウィルスから得られる、自 律的に複製する染色体外プラスミドを与えるDNA要素を利用している。第2の 群のベクターは、所望の遺伝子配列の宿主染色体への組込みに依存している。
導入DNAを染色体中に安定に組込んでいる細胞は、発現ベクターを含有してい る宿主細胞の選択を可能にするマーカーをも導入することによって選択すること ができる。このマーカーは、栄養要求変異宿主にプロトトロピーを、生物致死剤 (例えば、抗生物質、または銅などの重金属)耐性を付与するものであってよい 。選択マーカー遺伝子は発現させようとするDNA配列に直接結合させてもよい し、また同時形質転換によって同−細胞中に導入してもよい。また、別の要素が mRNAの合成を最適にするために必要となることもある。これらの要素には、 スプライスシグナル、ならびに転写プロモーター、エンハンサ−1および終止シ グナルが含まれる。このような要素を導入したc D N A発現ベクターには 、Okayama、 H,+ Mo1. Cel。
Biol、 3 : 280(1983)が記載しているベクターなどが含まれ る。
宿主の性質に依存して多種多様の転写および翻訳調節配列を用いることができる 。この転写および翻訳シグナルは、調節シグナルが発現レベルの高い特定の遺伝 子に結合しているアゾ/ウィルス、ウシ乳頭腫ウィルス、サルウィルスなどのウ ィルス供給源から得ることができる。別の方法によれば、アクチン、コラーゲン 、ミオシンなどの哺乳動物発現産物由来のプロモーターを用いることができる。
また、抑制または活性化を与える転写開始シグナルを選択して遺伝子の発現を調 節することもできる。重要なのは、温度感受性であって温度が変わると発現を抑 制するかまたは開始させることができる調節シグナル、または化学的な調節(例 えば、中間代謝物)を受ける調節シグナルである。
構築物を含有しているDNA配列またはベクターが発現用に調製されたなら、こ のDNA構築物を適当な宿主に導入することができる。プロトプラスト融合法、 リン酸カルシウム沈澱法、電気穿孔法あるいはその他の通常の方法など、種々の 方法を用いることができる。融合の後、細胞を培地中で増殖させ、適当な活性に ついてスクリーニングする。遺伝子(群)が発現されるとAPHが産生される結 果になる。
APH産生のための宿主細胞は、永久細胞、主に骨髄腫あるいはリンパ腫細胞で あってよい。これらの細胞を、培養フラスコ中の適切な栄養培地で増殖させるか 、または相乗的宿主(例えば、マウスまたはラット)もしくは免疫欠損宿主もし くは宿主部位(例えば、ヌードマウスまたはハムスター嚢)に注射することがで きる。
本発明のAPRは、例えば抽出、沈澱、クロマトグラフィー、アフィニティーク ロマトグラフィー、電気泳動などの通常の方法に従って単離および精製すること ができる。
里養 製造および精製されたAPHを例えば医薬製造の分野で用いて、N−アシル化さ れたペプチドを加水分解するか、あるいはペプチドのN’−末端をアミノアシル 化することができる。前者は水溶液中で行われ、無反応性のタンパク質をエドマ ン配列決定に対して感受性にする。後者は無水に近い環境下で行われ、治療に用 いるタンパク質の分解を減少させるのに有用である。有機合成のための2相系で 酵素を使用することについては、A、 K11binovの記載r L!neo nvent 1onender編、1973)を参照。
無水に近い環境はAPIの基質特異性を変え、ペプチドのアミノアシル化が起こ るであろう。有機溶媒中での酵素の基質特異性は、水中での特異性とは根本的に 異なっていることがあり、時には逆であることもある[Zaks et al、  、 J、 Am、 Chew、 Soc、旦8 : 2767−2768(1 91116)を参照コ。水と混和するかまたは混和しない溶媒中、トリプシンお よびα−キモトリプシンによってペプチドを合成することができカビのリパーゼ が、多数のほぼ無水の溶媒中で触媒として強力に作用することがわかった。有機 媒体中でのリパーゼの活性は、リパーゼを回収した水溶液のpHに依存している 。有機溶媒中での最大のリパーゼ活性は、水中での酵素活性のpH最適条件に一 致する[Zakset al、 、 Proc、 Nat’ 1. Acad、  Sci、 USA 82 : 3192−3196(1985)を参照コ。
さらに、酵母から得られるカルボキシペプチダーゼYなどのセリンカルボキシペ プチダーゼが、アミノ酸エステルまたはアミドまたは他の基質とアミノ酸または 他のアミン成分との反応によってペプチドを合成することができることが示され た(米国特許N o、 4.339.534)。
APHなどの酵素は、いくつかの基本的な規則に従うという条件のもと、有機溶 媒中で触媒として強力に機能することができる。これらの規則には次のものが含 まれる=(1)溶媒の適切な選択(酵素分子から必須の水層を取り除くものでな いときには疎水性の溶媒が最も良い) ; (2)酵素活性にとって最適pHの 水溶液から回収された酵素の使用;および(3)有機溶媒中での酵素粉末の微細 な分散および激しい撹拌による拡散の制限の排除[Zaks et al−+  1986を参照]。
APR触媒の縮合反応の反応物質は、受容ポリペプチド、例えば遊離のN“−末 端基を有するタンパク質、および基質、例えばアシル化されたアミノ酸のベンジ ルアルコール誘導体である。基質の濃度はアミノ−アシル化反応を起こさせるに 十分なものであることが必要である。選択される溶媒は、酵素を囲んでいる必須 の水分子の層を除去しない疎水性の溶媒である。溶媒に入れる前のAPRは、酵 素活性にとって最適のpHの水溶液から回収される。溶媒中の微細なAPI粉末 の分散、および激しい撹拌を行って拡散が制限されることを抑制する[Zaks  et al、、J、Am、Chem、Soc、 108: 2767−276 8(1986)コ。さらに、有機の条件は、酵素が有機媒体に不溶性であること からAPHの抽出を容易にするであろう[Zaks et al、 、 Pro c、 Nat’ 1゜APRはその微細な水和粉末形態で懸濁させてもよいし、 また担体上に固定してもよい。−価アルコールなどの不活化試薬に対する酵素の 安定性は固定化によって高められることが多い。トリプシンおよびα−キモトリ プシンは、不溶性のアルミナーホスホコラミノコンプレックス上に固定化される と、水混和性のm個アルコールを含む有機溶媒に対して顕著な耐性を示すことが わかった[Pugniereet al、 、 1986]。APHを当業者に は既知の方法によってビーズおよびその他の担体に固定化し、次いでこれをバッ チで、またはカラムで用いることができる。
ここまで本発明を一般的に説明したが、本発明は以下の具体的な実施例を参照す ることによってさらによく理解されるであろう。これらの実施例は説明のために だけ本明細書中に挙げたものであって、特に記載がなければ本発明はこれらに限 定されるものではない。
実施例 実施例I APHの抽出および精製 應扶科: DEAEセファロースCL−68%FPLCカラム(モノQHR51 5、およびモノ5HR515)、セファクリル5−so。
スーパーファイン、オクチル−セファロース、およびポリバッファー74はP  harmaciaから、スフェロゲルCAA−HICカラム(0゜46xlOc x)はB eclvanから、ヒドロキシルアパタイト(バイオゲルHT)はB  1o−Radから、グリセロールはBRLから、リアクチゲル6XはP 1e rceから、そしてアミノ酸(A e−L −A la)はS igmaから入 手した。他のすべての化学物質は試薬級またはそれ以上であっ酵素の精製:DE AEセルロースおよびセファロース6Bの代わりにDEAEセファロースCL− 6BおよびセファクリルS−300をそれぞれ用いたことを除き、Tsunas awa et al、 、 J、 Biochem、 (Tokyo)77 :  89−102(1975)ノ記載のようにしr300yの5ット肝1m(雄、 CD株)からAPRを精製した。力・ラムの大きさおよび勾配も変えた。ヒドロ キシルアパタイト クロマトグラフィーに対しては、出発の勾配は20s+ll リン酸緩衝液ではなく5mMリン酸緩衝液であり、10%のグリセロールを勾配 に用いた。4119の精製酵素を得た。DEAEセファロースCL−5Bクロマ トグラフイーの間に全活性の増加が観察された。セファクリルS−300からの タンパク質の均質性を確認するために追加のクロマトグラフィーを行った:即ち 、(i)pH5〜8の種々の緩衝液を用いるモノQおよびモノSによるPhar macia FPLCシステムでのイオン交換クロマトグラフィー:0)オクチ ル−セファロースおよびスフェロゲルCAA−HICによる疎水性相互作用クロ マトグラフィー;(i)ポリバッファー74を用いるモノPによるクロマトフオ ーカシング:および(m)リアクチゲル6X(Pierce)およびアセチル− L−アラニンから調製したAc−L −A la−セファロースを用いるアフィ ニティークロマトグラフィーである。いずれの場合にも、なお一層の分離あるい は活性の増加は観察されなかった。
工程 活性 タンパク質 比活性 収率 精製度(単位) (i9) (単位/ 119)(%)1 本モジトド 194 44200 G、00439 100  1.00212000xg上清 194 3940G 0.00492 10 0 1.124熱処理 139 2520 0.(15526511,55DE AE−セフTO−ス 20g 29.3 7.10 108 16306 ヒF o4ジルアパタイト 148 5゜90 25.1 76 571110実施例 2 APIのトリプシンおよび臭化シアンフラグメントのアミノ酸配列決定およ びプローブの作成本実施例の方法は第3図の左側に示されているものである。
原材料:APHは実施例1のようにして精製した。純度はLaemmli。
Nature 227 : 680−685(1970)の方法によりSDSポ リアクリルアミドゲル電気泳動によって確認した。
臭化シアン、グアニジン−HCQ、2−メルカプトエタノール、上りフルオロ酢 酸(TFA)はP 1erceから、アセトニトリル(HPLCグレードUV遮 断188 nm)はJ−T−Bakerから入手した。N−トシル−PheCh *Cgで処理したトリプシンはWorthingtonから購入した。B ra dformタンパク質検定試薬および電気泳動試薬はB 1o−Radから入手 した。ただし、分子量マーカーおよびトリスはSigmaから購入した。Z w i ttergent 3−14はCalbiochemから、[14C]ヨー ド酢酸(9,8+lIC1/mモル)はNew England Nuclea rから入手した。
他のすべての試薬は、入手可能な市販品のなかで最高純度のものを用いた。
ジスルフィド結合の還元およびヨード酢酸によるアルキル化7Mグア=シフHC (!/2mM EDTAを含有する0、5M )リス−HCl2(pH8,5) 中でAPH(3nモル)を変性し、アルゴン下、室温で12時間または37°C で3時間、8〜10mM2−メルカプトエタノールを用いて還元した。この混合 物(0,19mのにi’ l A Cコヨード酢酸[30μQの0,5晃 トリ ス−HCQ(pH8,5)/7聞グアニジンHCl2/2mM’EDTA中に2 .6μモル]を加え、この反応を暗所中、37°Cで1時間行った。次いで、2 −メルカプトエタノールを最終濃度Q、2M1mなるまで加えた。このタンパク 質を、4容量のアセトン/メタノール(3:1、v/v)による沈澱またはO, LMの酢酸に対する透析によって脱塩し、5avantコンセントレータ−/エ バポレーターで凍結乾燥した。
カルボキシメチル化したタンパク質を70%ギ酸(0,1〜0.2112)に溶 解し、これにCNBr溶液(70%ギ酸中100o/xの(10〜15μe)を 加えた。この混合物を室温で24時間インキュベートし、水で希釈した後に真空 乾燥した。このCN B r切断したペプチドフラグメントを逆相HPLC(R PLC)で精製するか、またはトリプシン消化によってさらにフラグメント化し た。
トリプシンによる消化 0.2%Z wittergnt 3−14を含有する()、2M炭酸水素アン モニウム(0,2112)にCNBrペプチドを溶解し、N−)シル−PheC H,。
CQで処理したトリプシン(50pモル)を用いて37℃で20時間消化した。
この消化物を真空乾燥し、RPLC精製用に0.1%TFA中の6Mグアニジン HCi2に溶解した。
逆相HPLCによるペプチドフラグメントの精製CNBrフラグメントについて は04カラム(Vydaclo、 46 x 25cm、300人の孔を有する 10ミクロンの粒子)、またトリプシンフラグメントについてはPhenylカ ラム(Vydac、 O−46x20 ”5300人の孔を有する5ミクロンの 粒子)を用い、Beckman HP LCシステム344によるRPLCによ ってペプチドを精製した。
粗製のペプチド混合物を、0.1%TFAで平衡化したカラムにかけ、0.1% TFA中の0〜80%アセトニトリルの直線勾配液を用い、1 w(1/分の流 速で160分で溶離した。溶出液は214nImと280nmの両成敗でモニタ ーした。それぞれのピークを集め、必要なら、乾燥して6MグアニジンHCe− 0,1%T F A(0,:)+Q’)に再溶解した後に同じカラムを用いてイ ンクラティックRPLCによりさらに精製した。それぞれの分画のペプチドを分 離するためのアセトニトリルの最適濃度は最初のHPLCの溶出ノくターンから めた[Wong et al、 、 Proc、 Fiat’ 1. Acad 、 Sci、 USA 82 : 7711−7715(198T)の式 ] アミノ酸分析 アシル−ペプチドヒドロラーゼを0.1M酢酸に対して徹底的に透析し、凍結乾 燥し、そして0.1%フェノールを含有する5NHCQ中、48時間および24 時間、110℃で加水分解した。アミノ酸組成をBeckman 6300アミ ノ酸分析機によって測定した[111rs。
ペプチドの配列決定 Applied Biosystems 470Aタンパク質配列決定機および Al)I)liedBiosystems 120A Pth分析機を用いてペ プチド配列の分析を行った[[1esick et al、、J、Biol、C hem、 256: 7900−7997(1981)を参照コ。
プローブの作成 2種類のオリゴヌクレオチドプローブYS20.1およびYS17.2を2種類 のペプチドのアミノ酸配列から作成した(第2図を参照〉。これらのプローブは 、シリカを基剤とする固相法[Matteucciet al、 、 J、 A m、 Chew、 Soc、 103 : 31’85−3191(1981) Eおよびプロトン活性化ヌクレオシドホスホルアミダイト法rBeaucage  et al、、Tetrahedron Lett、 22 : 1859− 1962(1981)Uを用い1.Applied Biosystems 3 g0ADNA合成機によって合成した。精製したオリ゛ゴヌクレオチドをPAG Eによって粗製の合成混合物から単離し、[−”P]ATPで9xlo’の比活 性ニラヘルした。YS17.2およびYS20゜1は128−倍の縮重オリゴヌ クレオチドのプールである。このYS17.2およびYS20.1プールは長さ がそれぞれ17および20ヌクレオチドであった。2つのプローブは12ヌクレ オチドが重なっており、これらのプローブを連続して用いてD N Aライブラ リーをスクリーニングすると25ヌクレオチド片のAPHをコードしているD  N Aが効率的にスクリーニングされる。
衷旌f’AI3 cDNAライブラリーの作成およびスクリーニングならびにA PRをコードしているcDNAの配列決定本実施例の方法は第3図の右側と下の 部分に示されているものである。
ラットの肝臓を液体N、中で急速冷凍し、グアニジンインチオシアネート中で解 凍し、RNAをC5(J!を用いる遠心によって精製しプローブpACT−1へ のハイブリダイゼーションによって無傷であることが示された[Spiegel man et al、j、Biol、chem、 258 : 10083−1 00890983)]。
Gubler et al、、Gene 25 : 263−269(1983 )が修飾を加えたOkayamaet al。、Mo1.Ce11.Biol、  2: 161l61−170(19の方法によって10μiFのポリ(A)’ RNAからcDNAを合成した。このcDNAの末端をT4 DNAポリメラー ゼで平滑にし、内部のEcoR1部位をメチル化した後、このcDNAをEco RIリンカ−に連結した。次いで、このc D N Aを過剰のEcoRIで消 化し、セファロースCL−4Bのクロマトグラフィーにかけた。500bp以上 のcDNAを集め、トリスホウ酸緩衝液中、0.8%アガロースゲルでさらに分 画した。
lkb以上で移動するc D N AをNA−45紙(Schleicher  & 5chuell)を用いて集めた。20μQ中、大きさの選択を行ったcD NA(100μ9)に脱ホスホリル化したgtl IEYoung et al 、、Proc、Nat’1.Acad、Sl」謀奪堕: 1194−1198( 1983)を参照]DNA(10μg)を連結し、インビトロでパッケージング を行った[Maniatis et al、、Mo1ecular Cloni ng : A Laboratory Manual、 (1982)(Col d Spring Harbor Laboratories、 Co1d S pring Harbor、 NY)を参照コ。大腸菌(E、coli)株Y1 088を組換えファージで感染させ、ライブラリーをスクリーニング用に培養し た。
始めに450,000のクローンを培養し、YS20.1を用いてスクリーニン グした。450.000のうち27の複製するポジティブなプラークが観察され た。これら27のうち12を単離し、精製し、次いでYS17.2を用いて再ス クリーニングした。12のうちの1つのプラークだけが真のポジティブであるこ とが観察された。
このクローンをAPH5,2と命名した。APH5,2中のcDNA挿入体が正 しくAPRをコードしていることを確認するため、オリゴハイブリダイゼーショ ン部位の領域をジデオキシヌクレオチド鎖終止法ISanger et al、  、 J、 Mo1. Biol、 94 : 441−448(1975)を 参照]によって配列決定した。この配列を翻訳させると、オリゴヌクレオチドプ ローブの設計に用いたペプチド配列と同一のペプチド配列が産生された。
クローンAP85.2中のcDNA挿入体は制限酵素分析によって〜1.3kb であることがわかった。APH遺伝子の長さの概算値を得るため、「染色体歩行 j法を用いてもつと大きいプローブを得、次いでこれを用いてノーザンプロット 上のAPHをコードしている1RNAをハイブリダイズさせた。APH5,2の 部分制限地図に基づいて660bPのKpn−XmnIフラグメントを選択した 。放射ラベルしたプローブをニック−トランスレーションによって作成し、これ を用いて、ノーサンプロット法に従って調製したラット組織mRNAをスクリー ニングした[Alwine et al、 、 (1979)]。660bpの プローブは、大きさが〜2.9kbの1個のmRNAとハイブリダイズした。
クローンAP85.2の1.3kbのフラグメントは2.9kbのmRNAに比 べてかなり短いので、660bpのフラグメントを用いてラット肝臓cDNAラ イブラリーを再スクリーニングした。培養した110万のクローンのなかで、1 5の複製するポジティブなプラークが観察された。これらクローンのうちの13 を単離し、ファージDNAを単離した。最も長い鎖は2.5kbのcDNA挿入 体を含有しており、これをAPH36,1と命名した。
ファージDNA APH36,1を精製し、配列決定した。この配列決定法は、 cDNAの特異的配列領域にハイブリダイズさせたオリゴヌクレオチド配列決定 プライマー、またはエキソヌクレアーゼ■によって生成させた欠失突然変異体、 M13へのAPH36,1c D N A 挿入体のエンドヌクレアーゼフラグ メントのサブクローニングを包含する。
APH36,1cDNAの5°末端の翻訳された配列、即ち最初の40アミノ酸 は、ラット血清アルブミンのアミノ酸配列と同一であることがわかった。従って 、APH36,1は2.5kbのAPHをコードしているcDNAだけを含有し ているスクランブル・クローンであった。
第1図は、ラット血清アルブミン配列を含まないAPH36,1cDNA翻訳配 列翻訳室ものである。下線を引いた配列および斜線で示した配列はAPHのトリ プシンおよび臭化シアンフラグメントの配列決定によって得た配列である。活性 部位は斜線領域で示し、それぞれの星印は可能性あるグリコシド修飾の部位を示 す。
それぞれのAPHサブユニットは分子量go、oooまたはおよそ700〜75 5のアミノ酸残基を有するので、またクローンAP836.1のAPHコード化 配列配列184塩基対(即ち、728アミノ酸)であることがわかったので、別 の「染色体歩行」がAPIをコードしている遺伝子の5′末端を見つけるために 必要であった。
この末端に、平均の挿入体の大きさ1.1kbおよび6.8xlO’の独立クロ ーンを含むC1onetechから市販のλ−gtllラット肝臓cDNAライ ブラリー(HRLlooI)を、クローンAPI36.1の先端5’APR暗号 配列由来のBan2−Pstlフラグメントから作成した放射ラベルプローブで スクリーニングした。延長した5°配列を含有しているクローンを単離し、その ファージDNAを精製した。ファージDNAの配列決定はジデオキシ鎖終止法に よって行う[Sanger et al6.1975]。翻訳配列の最端の3° 末端は停止コドンの配置によって同定した[星印で示した]。
アシル−ペプチドヒドロラーゼの暗号配列の失われた5°末端の配列は、アシル −ペプチドヒドロラーゼmRNAのプライマー延長分析によって決定する。AP H36−1の暗号領域の5°−最末端に相補的な合成オリゴヌクレオチドを用い てcDNA鎖の合成をプライムする。この反応の鋳型は、前もって行うハイブリ ッド選択によってアシル−ペプチドヒドロラーゼのメツセージを豊富化した全細 胞性ポリA’RNAまたはmRNAである。このように合成したcDN以上の記 載は特に好ましい態様に関するものであるが、本発明がこれらに限定されないこ とは理解されよう。当業者なら、開示した態様に種々の修飾を加えることもあろ うが、このような修飾は本発明の範囲内に含まれる。
微生物 (寄託機関の名称) アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(寄託機関の住所) 12301 パークローン・ドライブ ロックビル、メリーランド20852、アメリカ合衆国(寄託臼) (受は入れ 番号) 1987年8月21日 67504 (追加の表示) 大腸菌DKI中の、部分ラット肝臓アシルペプチドヒドロラーゼcDNAを含む pBR322、pAPH36,11VLLSEPQEAA 60? FAVEQVLQEE HFDARFiVALM GGSHGGFLS CHLIGQYPETY 5ACIAR?JPVIご==:二:ニコ FIG、1 F I G、 3 Tcvcc’rccrcAcTcAcccccAc cAccc cccAcc  ccvcv^ccccc CC(TTACCCCCCAG@CC CACTCTCCAAA CCCOCCGCGACCT(i(TCACCACA  CAC;T(T(CTrCA CCCA(CAT CAA`G C TCTC(TTC(2CAACCCC(icAcccAcAcTcTCACGA CACCAAAAA CACTrCTrG CA(: CT@CTO FIG、 4C CCTCTCCACTCACTCAATCCCCACACC^CTAACAAC T^TO’口’ATCATAATAAACCAACAC^cAc c 国際調査報告 PC?10588102841 1PCI Cl2N 9780: Cl2hl 151001 C07Ff 1 5/12; Cl2P 21106υJ+! 435/69. 435/lフ2 .3. 435/320; 536/26

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1図に示すアミノ酸配列からなる実質的に純粋な形態のアシル−ペプチド ヒドロラーゼ(APH)。
  2. 2.天然のグリコシル化を伴わないアシル−ペプチドヒドロラーゼ。
  3. 3.アシル−ペプチドヒドロラーゼをコードしている遺伝子配列を含有する組換 えDNA分子。
  4. 4.遺伝子配列が哺乳動物APHをコードしている請求項3記載の組換えDNA 分子。
  5. 5.哺乳動物がラットである請求項4記載の組換えDNA分子。
  6. 6.遺伝子配列がcDNAの形態にある請求項3または4記載の組換えDNA分 子。
  7. 7.分子がベクターである請求項3〜5のいずれかに記載の組換えDNA分子。
  8. 8.ベクターがプラスミドである請求項7記載の組換えDNA分子。
  9. 9.請求項3〜5のいずれかに記載の組換えDNA分子で形質転換された宿主。
  10. 10.細菌である請求項9記載の宿主。
  11. 11.酵母である請求項9記載の宿主。
  12. 12.哺乳動物細胞である請求項9記載の宿主。
  13. 13.(a)請求項3〜5のいずれかに記載のDNA分子を得;(b)該DNA 分子をベクター中に挿入し;(c)該ベクターで宿主系を形質転換し;(d)該 宿主中で組換えDNA分子のAPHのDNA配列を発現させ;そして (e)該発現によって生成したAPHを回収すること;を特徴とするアシル−ペ プチドヒドロラーゼの製造方法。
  14. 14.請求項13記載の方法によって製造したAPH。
  15. 15.アシル化されたポリペプチドを請求項1または2記載のAPHと接触させ ることを特徴とする、該アシル化されたポリペプチドのN−末端アシルアミノ酸 を加水分解する方法。
  16. 16.請求項1または2記載のAPHの存在下で誘導体化N■−アセチルアミノ 酸供与体と遊離のα−NH2を有する受容体とを接触させることを特徴とする、 該供与体と該受容体の間の反応を触媒する方法。
  17. 17.触媒反応を無水に近い媒体中で行う請求項16記載の方法。
  18. 18.固定化された形態にある請求項1、2、または14のいずれかに記載の酵 素。
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