JPH0350010B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350010B2 JPH0350010B2 JP59018031A JP1803184A JPH0350010B2 JP H0350010 B2 JPH0350010 B2 JP H0350010B2 JP 59018031 A JP59018031 A JP 59018031A JP 1803184 A JP1803184 A JP 1803184A JP H0350010 B2 JPH0350010 B2 JP H0350010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- layer
- adhesive layer
- reflective
- light
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、金銀糸等の如く光彩を放つ光反射
撚糸に関するものである。
撚糸に関するものである。
従来この種糸としては、実公昭58−52300号公
報に記載のものが知られている。これは、透明な
合成樹脂フイルムの片面に回析格子フイルムの片
面に回析格子フイルムの微細小片で少なくとも長
さと幅を有した面状のグリツター小片を透明な接
着剤を用いて形成し、さらにその表面に透明な合
成樹脂フイルムを形成したシートを細幅に裁断し
たものである。この糸によれば、両面に各グリツ
ター小片によるダイヤモンド状の特異な光彩を備
えた在来に見ない優雅で斬新な風合の糸となると
のことであるが、光彩の源は回析格子フイルムの
グリツター小片のみであるため、反射特性の点に
おいて未だ十分なものとは言えなかつた。又、別
の従来例としては、実公昭58−42461号公報に記
載のものが知られている。これは、その片面又は
両面に鱗片状アルミニウムペーストを塗布したポ
リエステル樹脂フイルムを含有する原料フイルム
を裁断して成るものである。この従来例も、光彩
の源となるのは鱗片状アルミニウムペーストのみ
であるため、光の反射特性の点において未だ不十
分なものであつた。
報に記載のものが知られている。これは、透明な
合成樹脂フイルムの片面に回析格子フイルムの片
面に回析格子フイルムの微細小片で少なくとも長
さと幅を有した面状のグリツター小片を透明な接
着剤を用いて形成し、さらにその表面に透明な合
成樹脂フイルムを形成したシートを細幅に裁断し
たものである。この糸によれば、両面に各グリツ
ター小片によるダイヤモンド状の特異な光彩を備
えた在来に見ない優雅で斬新な風合の糸となると
のことであるが、光彩の源は回析格子フイルムの
グリツター小片のみであるため、反射特性の点に
おいて未だ十分なものとは言えなかつた。又、別
の従来例としては、実公昭58−42461号公報に記
載のものが知られている。これは、その片面又は
両面に鱗片状アルミニウムペーストを塗布したポ
リエステル樹脂フイルムを含有する原料フイルム
を裁断して成るものである。この従来例も、光彩
の源となるのは鱗片状アルミニウムペーストのみ
であるため、光の反射特性の点において未だ不十
分なものであつた。
さらに他の従来例としては、実公昭41−10206
号公報に記載のものが知られている。これは、線
状連続物(糸等)の外周面を金属色又は他色の反
射光沢を有するものとし、この糸等の外周面に透
明膜を形成し、透明膜にシリコーン透明はつ水膜
で被覆されたガラスビーズを埋設したものであ
る。はつ水膜、ガラスビーズ及び透明膜は光を透
過し、糸等の外周面(反射光沢面)でこの光を反
射して透明膜、はつ水膜、ガラスビーズ、はつ水
膜の順で反射光がでるようになつているものであ
る。このはつ水膜は光を反射させるものではな
い。本願発明の鍍金層はガラスビーズ(透明小
球)に入射した光を再帰反射させるための反射材
であり、はつ水膜と鍍金層とは機能、効果の面で
全く異なるものである。この従来例において本願
発明の鍍金層に該当するのは糸等の反射光沢を備
えた外周面であり、鍍金層に比べてはるかに反射
性の劣るものである。即ち、糸等の外周面(反射
光沢面)はガラスビーズに対してその球面形状に
沿つた形状ではなく、ガラスビーズの曲面とは正
反対の曲面であり、入射光を拡散させ、再帰反射
しないものである。また、この従来例のものは糸
等の周面に加工を施すものであり、製造困難であ
り、製造できたとしても製造効率が悪く、撚糸と
した場合に可撓性の面で不十分なものである。
号公報に記載のものが知られている。これは、線
状連続物(糸等)の外周面を金属色又は他色の反
射光沢を有するものとし、この糸等の外周面に透
明膜を形成し、透明膜にシリコーン透明はつ水膜
で被覆されたガラスビーズを埋設したものであ
る。はつ水膜、ガラスビーズ及び透明膜は光を透
過し、糸等の外周面(反射光沢面)でこの光を反
射して透明膜、はつ水膜、ガラスビーズ、はつ水
膜の順で反射光がでるようになつているものであ
る。このはつ水膜は光を反射させるものではな
い。本願発明の鍍金層はガラスビーズ(透明小
球)に入射した光を再帰反射させるための反射材
であり、はつ水膜と鍍金層とは機能、効果の面で
全く異なるものである。この従来例において本願
発明の鍍金層に該当するのは糸等の反射光沢を備
えた外周面であり、鍍金層に比べてはるかに反射
性の劣るものである。即ち、糸等の外周面(反射
光沢面)はガラスビーズに対してその球面形状に
沿つた形状ではなく、ガラスビーズの曲面とは正
反対の曲面であり、入射光を拡散させ、再帰反射
しないものである。また、この従来例のものは糸
等の周面に加工を施すものであり、製造困難であ
り、製造できたとしても製造効率が悪く、撚糸と
した場合に可撓性の面で不十分なものである。
この発明は、上記事情に鑑みて発明されたもの
であり、従来のない光反射特性を備え、製造効率
に優れるとともに強度面及び可撓性の面でも優れ
た光反射撚糸を提供することを目的とするもので
ある。
であり、従来のない光反射特性を備え、製造効率
に優れるとともに強度面及び可撓性の面でも優れ
た光反射撚糸を提供することを目的とするもので
ある。
上記目的を達成するため、第1の発明は、基材
上に透明な接着剤層を形成し、この接着剤に少く
とも屈折率1.9以上を有する透明小球をその直径
の少くとも3分の1以上を埋没させて固着し、こ
の透明小球の埋没された部分に真空蒸着等の手段
により反射性の高い物質を鍍金して透明小球の表
面から入射する光を再帰反射させる鍍金層を形成
し、前記基材、接着剤層、透明小球、鍍金層から
なるシートを細幅に裁断し、この裁断した線条を
1本又は2本以上としたナイロン等のフイラメン
トとを撚つたものである。
上に透明な接着剤層を形成し、この接着剤に少く
とも屈折率1.9以上を有する透明小球をその直径
の少くとも3分の1以上を埋没させて固着し、こ
の透明小球の埋没された部分に真空蒸着等の手段
により反射性の高い物質を鍍金して透明小球の表
面から入射する光を再帰反射させる鍍金層を形成
し、前記基材、接着剤層、透明小球、鍍金層から
なるシートを細幅に裁断し、この裁断した線条を
1本又は2本以上としたナイロン等のフイラメン
トとを撚つたものである。
第2の発明は、基材上に透明で偏平な塩基性炭
酸鉛等の真珠光沢顔料小板から成る反射材が混在
された透明な接着剤層を形成し、この接着剤層に
少なくとも屈折率1.9以上を有する透明小球をそ
の直径の少なくとも3分の1以上を埋没させて固
着し、この透明小球の埋没部分のまわりを取囲む
ように前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性とし
て多層に配列し多層多重反射層を形成し、前記基
材、接着剤層、透明小球、多層多重反射層からな
るシートを細幅に裁断し、裁断した線条を1本又
は2本以上とナイロン等のフイラメントとを撚つ
したものである。
酸鉛等の真珠光沢顔料小板から成る反射材が混在
された透明な接着剤層を形成し、この接着剤層に
少なくとも屈折率1.9以上を有する透明小球をそ
の直径の少なくとも3分の1以上を埋没させて固
着し、この透明小球の埋没部分のまわりを取囲む
ように前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性とし
て多層に配列し多層多重反射層を形成し、前記基
材、接着剤層、透明小球、多層多重反射層からな
るシートを細幅に裁断し、裁断した線条を1本又
は2本以上とナイロン等のフイラメントとを撚つ
したものである。
以下にこの発明の好適な実施例を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は第1の発明に係る撚糸を構成する線条
の断面図であり、基材1上に透明な接着剤層2を
形成し、この接着剤層2に少くとも屈折率1.9以
上を有する透明小球3をその直径の少くとも3分
の1以上を埋没させて固着してある。この透明小
球3の埋設された部分に真空蒸着等の手段により
反射性の高い物質を鍍金して鍍金層4を形成して
ある。この第1図に示す構造の線条は、シート上
に形成したものを細幅に裁断したものである。前
記基材1としては、ポリエステルや各種合成繊維
或いは綿や絹等の使用も可能である。前記透明な
接着剤層2としては、次のような組成のものが使
用される。
の断面図であり、基材1上に透明な接着剤層2を
形成し、この接着剤層2に少くとも屈折率1.9以
上を有する透明小球3をその直径の少くとも3分
の1以上を埋没させて固着してある。この透明小
球3の埋設された部分に真空蒸着等の手段により
反射性の高い物質を鍍金して鍍金層4を形成して
ある。この第1図に示す構造の線条は、シート上
に形成したものを細幅に裁断したものである。前
記基材1としては、ポリエステルや各種合成繊維
或いは綿や絹等の使用も可能である。前記透明な
接着剤層2としては、次のような組成のものが使
用される。
ウレタン樹脂 …100部
2液性ウレタン樹脂 …30部
硬化剤 …15部
塩化ビニル・酢酸ビニルの共重合体樹脂 …50部
溶 剤 …50部
前記鍍金層4は、アルミニウムの真空蒸着を透
明小球3に施しておく等の手段が好ましい。透明
小球3としては、30乃至80ミクロン程度の球形を
有するものが使用される。
明小球3に施しておく等の手段が好ましい。透明
小球3としては、30乃至80ミクロン程度の球形を
有するものが使用される。
第2図に示す第1の発明の他の実施例は、基材
1の透明な接着剤層2との間にアルミニウムを基
材1上面に真空蒸着する等して形成した反射層5
を設けたものである。この第2図に示す線条の製
造はまず少くとも二層構造の担体シート6の片面
を熱溶融性を有するポリエチレンフイルム等のプ
ラスチツク層6aとしたものを準備し、このプラ
スチツク層6aを加熱して該層に透明小球3を付
着させる(第3図参照)。この透明小球3の付着
方法は、第4図に示すように、巻き取られた担体
シート6を引出しロール7で引出してきて、槽8
内に無数の透明小球3を貯留し、この槽8内に入
り込む恰好で120℃ないし200℃に加熱された熱ロ
ール9を配置し、前記引出しロール7から引出さ
れてきた担体シート6はこの熱ロール9を通過
し、その槽8内でプラスチツク層6aに透明小球
3が付着される。この透明小球3が付着した担体
シート6は、巻取ロール10により巻き取られ
る。熱ロール9に担体シート6を張架させる場
合、熱溶融性を有するプラスチツク層6aを外側
とし、他の層6bをロール側に接触させる。そし
て、この熱ロール9が120℃乃至200℃に加熱され
ているため、プラスチツク層6aが溶融し、粘着
性が付与され、この粘着性により槽8内の透明小
球がプラスチツク層6aに付着することとなる。
前記巻取ロール10に至る途中に於て一対の押圧
ロール11,11の間を通過させることにより、
プラスチツク層6aに付着した透明小球をこのプ
ラスチツク層6a内に埋没させるようにすること
が望ましい。透明小球3のプラスチツク層6a内
への埋没具合は、その球径の約3分の1程度であ
ることが好ましい。このようにして製造された透
明小球3を備えた担体シート6に対して、第5図
に示すように、露出する透明小球3の部分に真空
蒸着法によりアルミニウム等の金属蒸着を施す。
この蒸着等の手段により形成された鍍金層4の上
に接着剤を200g/m2程度塗布し、温度120℃の条
件下で10分間加熱乾燥させた後、これを巻き取
り、約24時間放置し自然硬化させる。このように
製造されたシートを第1シート20とする(第6
図参照)。この第1シート20とは別に、厚み25
ミクロン程度のポリエステルフイルムから成る基
材1の片面に真空蒸着法によつてアルミニウム等
の金属蒸着を施し反射層5形成しておく。このシ
ートを第2シート30とする。そして、先の第1
シート20の上面に、 ポリエステル系接着剤 …100部 イソシアネート系架橋剤 …3部 溶 剤 …10部 によつて調整された塗料を80g/m2程度塗布し、
100℃10分間乾燥した後、第8図に示すように、
加熱加圧ロール12にて第2シート30の反射層
の面と張り合わせる。この張り合わせられたシー
トを48時間程度放置し自然硬化させた後、第1シ
ート20の担体シート6を剥離させ、透明小球3
を接着剤層4に埋没させると共に、この透明小球
4の埋没部分に鍍金層4を形成させる。担体シー
ト6を剥離させた後に残つたものは、基材1、接
着剤層2、透明小球3、鍍金層4、反射層5とか
ら成るシートであり、このシートを細幅に裁断す
ることにより第2図に示す線条が出来あがる。裁
断幅は1インチ間において80本から120本程度の
線条を製造できるように微細に裁断することが好
ましい。そして、裁断された線条は透明小球を外
側にしてコーンに巻き取つておく。さらにこの線
条を、通常の金銀糸製造方法により、ナイロン、
人絹、ポリエステル等のフイラメントと抱き合せ
た丸撚、羽衣撚、襷撚、千代田撚等の撚糸方法で
撚糸とする。前記担体シート6を構成する一方の
層6bは、厚み75ミクロン程度のポリエステルフ
イルムを使用したが、プラスチツク層6aとの接
着面が平滑な他のプラスチツク材料であつても良
く、同様にこの面が平滑な紙であつても良い。こ
のように表面平滑なプラスチツク材や紙等から成
る層6bの表面に熱溶融性を有するプラスチツク
層6aを積層一体化した少なくとも二層構造の担
体シート6を用い、この担体シート6のプラスチ
ツク層6aに透明小球3を仮に接着させておくこ
とは、透明小球3のツラが層6bの平滑な表面に
当接して平滑化し、従つて担体シート6を剥離し
て透明小球3を接着剤層2転移させた後に透明小
球3の露出する上端はきちんと高さのそろつた状
態となることが可能である。又、透明小球3の必
要な部分に鍍金層4を形成するのに極めて便利で
ある。
1の透明な接着剤層2との間にアルミニウムを基
材1上面に真空蒸着する等して形成した反射層5
を設けたものである。この第2図に示す線条の製
造はまず少くとも二層構造の担体シート6の片面
を熱溶融性を有するポリエチレンフイルム等のプ
ラスチツク層6aとしたものを準備し、このプラ
スチツク層6aを加熱して該層に透明小球3を付
着させる(第3図参照)。この透明小球3の付着
方法は、第4図に示すように、巻き取られた担体
シート6を引出しロール7で引出してきて、槽8
内に無数の透明小球3を貯留し、この槽8内に入
り込む恰好で120℃ないし200℃に加熱された熱ロ
ール9を配置し、前記引出しロール7から引出さ
れてきた担体シート6はこの熱ロール9を通過
し、その槽8内でプラスチツク層6aに透明小球
3が付着される。この透明小球3が付着した担体
シート6は、巻取ロール10により巻き取られ
る。熱ロール9に担体シート6を張架させる場
合、熱溶融性を有するプラスチツク層6aを外側
とし、他の層6bをロール側に接触させる。そし
て、この熱ロール9が120℃乃至200℃に加熱され
ているため、プラスチツク層6aが溶融し、粘着
性が付与され、この粘着性により槽8内の透明小
球がプラスチツク層6aに付着することとなる。
前記巻取ロール10に至る途中に於て一対の押圧
ロール11,11の間を通過させることにより、
プラスチツク層6aに付着した透明小球をこのプ
ラスチツク層6a内に埋没させるようにすること
が望ましい。透明小球3のプラスチツク層6a内
への埋没具合は、その球径の約3分の1程度であ
ることが好ましい。このようにして製造された透
明小球3を備えた担体シート6に対して、第5図
に示すように、露出する透明小球3の部分に真空
蒸着法によりアルミニウム等の金属蒸着を施す。
この蒸着等の手段により形成された鍍金層4の上
に接着剤を200g/m2程度塗布し、温度120℃の条
件下で10分間加熱乾燥させた後、これを巻き取
り、約24時間放置し自然硬化させる。このように
製造されたシートを第1シート20とする(第6
図参照)。この第1シート20とは別に、厚み25
ミクロン程度のポリエステルフイルムから成る基
材1の片面に真空蒸着法によつてアルミニウム等
の金属蒸着を施し反射層5形成しておく。このシ
ートを第2シート30とする。そして、先の第1
シート20の上面に、 ポリエステル系接着剤 …100部 イソシアネート系架橋剤 …3部 溶 剤 …10部 によつて調整された塗料を80g/m2程度塗布し、
100℃10分間乾燥した後、第8図に示すように、
加熱加圧ロール12にて第2シート30の反射層
の面と張り合わせる。この張り合わせられたシー
トを48時間程度放置し自然硬化させた後、第1シ
ート20の担体シート6を剥離させ、透明小球3
を接着剤層4に埋没させると共に、この透明小球
4の埋没部分に鍍金層4を形成させる。担体シー
ト6を剥離させた後に残つたものは、基材1、接
着剤層2、透明小球3、鍍金層4、反射層5とか
ら成るシートであり、このシートを細幅に裁断す
ることにより第2図に示す線条が出来あがる。裁
断幅は1インチ間において80本から120本程度の
線条を製造できるように微細に裁断することが好
ましい。そして、裁断された線条は透明小球を外
側にしてコーンに巻き取つておく。さらにこの線
条を、通常の金銀糸製造方法により、ナイロン、
人絹、ポリエステル等のフイラメントと抱き合せ
た丸撚、羽衣撚、襷撚、千代田撚等の撚糸方法で
撚糸とする。前記担体シート6を構成する一方の
層6bは、厚み75ミクロン程度のポリエステルフ
イルムを使用したが、プラスチツク層6aとの接
着面が平滑な他のプラスチツク材料であつても良
く、同様にこの面が平滑な紙であつても良い。こ
のように表面平滑なプラスチツク材や紙等から成
る層6bの表面に熱溶融性を有するプラスチツク
層6aを積層一体化した少なくとも二層構造の担
体シート6を用い、この担体シート6のプラスチ
ツク層6aに透明小球3を仮に接着させておくこ
とは、透明小球3のツラが層6bの平滑な表面に
当接して平滑化し、従つて担体シート6を剥離し
て透明小球3を接着剤層2転移させた後に透明小
球3の露出する上端はきちんと高さのそろつた状
態となることが可能である。又、透明小球3の必
要な部分に鍍金層4を形成するのに極めて便利で
ある。
前記鍍金層4及び反射層5には所望の色を着色
することも可能である。鍍金層4及び反射層5を
夫々アルミニウムの真空蒸着で形成した場合に
は、銀色に輝く撚糸となる。又このアルミニウム
に着色することも現在の技術においては可能であ
り、銀色の他に金色やその他の色を着色し所望の
色を有する撚糸とすることも可能である。
することも可能である。鍍金層4及び反射層5を
夫々アルミニウムの真空蒸着で形成した場合に
は、銀色に輝く撚糸となる。又このアルミニウム
に着色することも現在の技術においては可能であ
り、銀色の他に金色やその他の色を着色し所望の
色を有する撚糸とすることも可能である。
第10図は第2の発明に係る光反射撚糸の線条
の断面図である。この線条は、基材1上に透明で
偏平な塩基性炭酸鉛等の真珠光沢顔料小板から成
る反射材13が混在された透明な接着剤層2を形
成し、この接着剤層2に少くとも屈折率1.9以上
を有する透明小球3をその直径の少くとも3分の
1以上埋没させて固着してある。前記反射材13
が透明小球3の埋没部分の回りを取り囲むように
かつ多層に配列し多層多重反射層14を形成す
る。そして、前記基材1、接着剤層2、透明小球
3、多層多重反射層14から成るシートを細幅に
裁断したものが第10図に示す光反射撚糸の線条
となる。前記基材1としてはポリエチレン等の合
成繊維が使用可能である。この第10図に示す線
条の製造は、まず第3図に示すと同様に担体シー
ト6のプラスチツク層6aに透明小球3を付着さ
せ、これに透明小球3を被覆するように接着剤を
塗布する。この接着剤は次のような組成のものが
好ましい。
の断面図である。この線条は、基材1上に透明で
偏平な塩基性炭酸鉛等の真珠光沢顔料小板から成
る反射材13が混在された透明な接着剤層2を形
成し、この接着剤層2に少くとも屈折率1.9以上
を有する透明小球3をその直径の少くとも3分の
1以上埋没させて固着してある。前記反射材13
が透明小球3の埋没部分の回りを取り囲むように
かつ多層に配列し多層多重反射層14を形成す
る。そして、前記基材1、接着剤層2、透明小球
3、多層多重反射層14から成るシートを細幅に
裁断したものが第10図に示す光反射撚糸の線条
となる。前記基材1としてはポリエチレン等の合
成繊維が使用可能である。この第10図に示す線
条の製造は、まず第3図に示すと同様に担体シー
ト6のプラスチツク層6aに透明小球3を付着さ
せ、これに透明小球3を被覆するように接着剤を
塗布する。この接着剤は次のような組成のものが
好ましい。
ウレタン樹脂 …23.5重量部
塩化ビニル・酢酸ビニルの共重合体樹脂
…20重量部 メチルエチルケトン …106.5重量部 エポキシ樹脂 …0.75重量部 ジメチルフオルムアミド …75重量部 真珠光沢顔料小板 …100重量部 真珠光沢顔料小板(反射材13)としては塩基
性炭酸鉛等が用いられ、大きさが8ないし25ミク
ロン程度であり、厚みが40ないし200ミリミクロ
ン程度のものが接着剤に混在される。この真珠光
沢顔料小板を混在した接着剤を前記透明小球3を
被覆するように塗布する。この真珠光沢顔料小板
を混在させた接着剤の塗布厚みは、略150ミクロ
ン程度の湿潤厚みである。前記組成中メチルエチ
ルケトン及びメチルフオルムアミドは溶剤であ
り、これら溶剤が揮発する間に真珠光沢顔料小板
の特性として透明小球のまわりを取囲むが如く多
層に配列することとなる。このように真珠光沢顔
料小板が透明小球3の埋没部分のまわりを取囲む
ように、かつ多層に配列されると、透明小球3に
屈折通過して入射した光線は、真珠光沢顔料小板
に当つて一部は反射され、残りは透過して次の真
珠光沢顔料小板に当たり同様に一部は反射し残り
は透過する。各層の真珠光沢顔料小板で反射され
た光は再び透明小球3を屈折通過して再帰反射す
ることとなる。この真珠光沢顔料小板の光に対す
る特性…一部を反射し一部を透過する性質…によ
り光の多重多層反射作用を実施することとなる。
真珠光沢顔料小板が透明小球3の埋没部分のまわ
りを取囲みかつ多層に配列するのは、接着剤を塗
布する時に刷毛塗り又はナイフコーテイング等の
操作力の作用により塗面と刷毛等のずれ運動等に
よつて平行な粘性流動が生じこの粘性流動によつ
て接着剤中の真珠光沢顔料小板は平行に配列しよ
うとするが、透明小球3が存在するために接着剤
に透明小球3に沿つた粘性流動が生じ、これによ
つて真珠光沢顔料小板の平行な配列が乱され、透
明小球3球面に沿つた配列となる。前述の再帰反
射作用について詳述すると、透明小球3の埋没部
分のまわりに沿つて真珠光沢顔料小板が配列され
ると、光L1が透明小球3に入射して屈折し、真
珠光沢顔料小板に当つて多層多重反射され、再び
透明小球3で屈折され光L2として光源方向へ反
射してゆく(第11図参照)。すわわち、光源方
向に再び帰る再帰反射が行われる。透明小球3を
埋没させない状態においては真珠光沢顔料小板は
平行に配列され、それに当つた光Lは第12図a
に示すように多重反射され、強い反射と真珠光沢
が生ずるものであるが、真珠光沢顔料小板の代り
に金属粉末を混在したものであると、第12図b
に示すように光Lは散乱してしまう。このことは
真珠光沢顔料小板の性質として古くから知られて
いた事実である。また、真珠光沢顔料小板は、第
12図aにも示されるように、隠蔽力が極めて小
さく光Lは数層の真珠光沢顔料小板を透過しつつ
反射を繰返していくものである。この隠蔽力が極
めて小さいという性質は、金属粉末が黒みを帯び
るため美麗な色彩に調色することは困難であるの
に対し、真珠顔料は黒みを与えることなく自由な
調色が出来るということを保証しているものであ
る。このようにして担体シート6に透明小球3を
付着させ、この透明小球3を真珠光沢顔料小板か
ら成る反射材13混在させた接着剤で被覆したも
のに対し、第8図に示すと同様な基材1を加圧接
着させる。次いで、担体シート6を剥離させれば
第10図に示す如き構造のシートが得られる。こ
のシートを細幅に裁断し、この裁断した線条を1
本又は2本以上とナイロン等のフイラメントとを
撚れば光反射撚糸を得ることができるものであ
る。
…20重量部 メチルエチルケトン …106.5重量部 エポキシ樹脂 …0.75重量部 ジメチルフオルムアミド …75重量部 真珠光沢顔料小板 …100重量部 真珠光沢顔料小板(反射材13)としては塩基
性炭酸鉛等が用いられ、大きさが8ないし25ミク
ロン程度であり、厚みが40ないし200ミリミクロ
ン程度のものが接着剤に混在される。この真珠光
沢顔料小板を混在した接着剤を前記透明小球3を
被覆するように塗布する。この真珠光沢顔料小板
を混在させた接着剤の塗布厚みは、略150ミクロ
ン程度の湿潤厚みである。前記組成中メチルエチ
ルケトン及びメチルフオルムアミドは溶剤であ
り、これら溶剤が揮発する間に真珠光沢顔料小板
の特性として透明小球のまわりを取囲むが如く多
層に配列することとなる。このように真珠光沢顔
料小板が透明小球3の埋没部分のまわりを取囲む
ように、かつ多層に配列されると、透明小球3に
屈折通過して入射した光線は、真珠光沢顔料小板
に当つて一部は反射され、残りは透過して次の真
珠光沢顔料小板に当たり同様に一部は反射し残り
は透過する。各層の真珠光沢顔料小板で反射され
た光は再び透明小球3を屈折通過して再帰反射す
ることとなる。この真珠光沢顔料小板の光に対す
る特性…一部を反射し一部を透過する性質…によ
り光の多重多層反射作用を実施することとなる。
真珠光沢顔料小板が透明小球3の埋没部分のまわ
りを取囲みかつ多層に配列するのは、接着剤を塗
布する時に刷毛塗り又はナイフコーテイング等の
操作力の作用により塗面と刷毛等のずれ運動等に
よつて平行な粘性流動が生じこの粘性流動によつ
て接着剤中の真珠光沢顔料小板は平行に配列しよ
うとするが、透明小球3が存在するために接着剤
に透明小球3に沿つた粘性流動が生じ、これによ
つて真珠光沢顔料小板の平行な配列が乱され、透
明小球3球面に沿つた配列となる。前述の再帰反
射作用について詳述すると、透明小球3の埋没部
分のまわりに沿つて真珠光沢顔料小板が配列され
ると、光L1が透明小球3に入射して屈折し、真
珠光沢顔料小板に当つて多層多重反射され、再び
透明小球3で屈折され光L2として光源方向へ反
射してゆく(第11図参照)。すわわち、光源方
向に再び帰る再帰反射が行われる。透明小球3を
埋没させない状態においては真珠光沢顔料小板は
平行に配列され、それに当つた光Lは第12図a
に示すように多重反射され、強い反射と真珠光沢
が生ずるものであるが、真珠光沢顔料小板の代り
に金属粉末を混在したものであると、第12図b
に示すように光Lは散乱してしまう。このことは
真珠光沢顔料小板の性質として古くから知られて
いた事実である。また、真珠光沢顔料小板は、第
12図aにも示されるように、隠蔽力が極めて小
さく光Lは数層の真珠光沢顔料小板を透過しつつ
反射を繰返していくものである。この隠蔽力が極
めて小さいという性質は、金属粉末が黒みを帯び
るため美麗な色彩に調色することは困難であるの
に対し、真珠顔料は黒みを与えることなく自由な
調色が出来るということを保証しているものであ
る。このようにして担体シート6に透明小球3を
付着させ、この透明小球3を真珠光沢顔料小板か
ら成る反射材13混在させた接着剤で被覆したも
のに対し、第8図に示すと同様な基材1を加圧接
着させる。次いで、担体シート6を剥離させれば
第10図に示す如き構造のシートが得られる。こ
のシートを細幅に裁断し、この裁断した線条を1
本又は2本以上とナイロン等のフイラメントとを
撚れば光反射撚糸を得ることができるものであ
る。
前記基材1の上面にアルミニウムを真空蒸着す
る等して反射層5を形成しても良いことは勿論で
ある。またこの反射層5に所望の色を着色するこ
とも可能である。さらに、前記真珠光沢顔料小板
から成る反射材13を混在させた接着剤層2に所
望の色彩の染料を混入させておいても良い。
る等して反射層5を形成しても良いことは勿論で
ある。またこの反射層5に所望の色を着色するこ
とも可能である。さらに、前記真珠光沢顔料小板
から成る反射材13を混在させた接着剤層2に所
望の色彩の染料を混入させておいても良い。
第2の発明の光反射撚糸の線条の製造方法とし
ては、担体シート6を用いずに、基材1上に真珠
光沢顔料小板を混在させた接着剤層2を形成し、
この接着剤層2の接着剤が乾燥する前に、すなわ
ちこの接着剤層2がいまだ湿潤している間に、こ
の層2上に透明小球3を落下させることにより、
透明小球3を埋没させかつ真珠光沢顔料小板を埋
没された部分のまわりを取囲みかつ多層に配列さ
せ多重多層反射層14を形成することも出来る。
ては、担体シート6を用いずに、基材1上に真珠
光沢顔料小板を混在させた接着剤層2を形成し、
この接着剤層2の接着剤が乾燥する前に、すなわ
ちこの接着剤層2がいまだ湿潤している間に、こ
の層2上に透明小球3を落下させることにより、
透明小球3を埋没させかつ真珠光沢顔料小板を埋
没された部分のまわりを取囲みかつ多層に配列さ
せ多重多層反射層14を形成することも出来る。
以上説明したように、この発明によれば、基材
上に透明な接着剤層を形成し、この接着剤層に少
くとも屈折率1.9以上を有する透明小球をその直
径の少くとも3分の1以上を埋没させて固着し、
この透明小球の埋没された部分に真空蒸着等の手
段により反射性の高い物質を鍍金して透明小球を
表面から入射する光を再帰反射させる鍍金層を形
成し、前記基材、接着剤層、透明小球、鍍金層か
ら成るシートを細幅に裁断し、この裁断した線条
を1本又は2本以上とナイロン等のフイラメント
とを撚つたものであるから、透明小球に入射した
光は、鍍金層に当り反射して再び透明小球を通つ
て光源方向へ戻る。従つて、従来の光彩を放つい
かなる撚糸よりもその光の反射性能は高く、この
撚糸を帯地その他の衣類の用いれば、従来にない
斬新な衣類とすることができる。また、片面に透
明小球を有する線条とナイロン等のフイラメント
とを撚るために撚糸の全周面に亘つて反射面が存
在し、しかも透明小球がフイラメントとからみ合
い、強度面及び可撓性の面でも優れた撚糸を得る
ことができる。
上に透明な接着剤層を形成し、この接着剤層に少
くとも屈折率1.9以上を有する透明小球をその直
径の少くとも3分の1以上を埋没させて固着し、
この透明小球の埋没された部分に真空蒸着等の手
段により反射性の高い物質を鍍金して透明小球を
表面から入射する光を再帰反射させる鍍金層を形
成し、前記基材、接着剤層、透明小球、鍍金層か
ら成るシートを細幅に裁断し、この裁断した線条
を1本又は2本以上とナイロン等のフイラメント
とを撚つたものであるから、透明小球に入射した
光は、鍍金層に当り反射して再び透明小球を通つ
て光源方向へ戻る。従つて、従来の光彩を放つい
かなる撚糸よりもその光の反射性能は高く、この
撚糸を帯地その他の衣類の用いれば、従来にない
斬新な衣類とすることができる。また、片面に透
明小球を有する線条とナイロン等のフイラメント
とを撚るために撚糸の全周面に亘つて反射面が存
在し、しかも透明小球がフイラメントとからみ合
い、強度面及び可撓性の面でも優れた撚糸を得る
ことができる。
前記基材と透明な接着剤層との間にアルミニウ
ムを基材上面に真空蒸着する等して形成した反射
層を設けたものにおいては、透明小球に入射しな
かつた光線も接着剤層を通過しこの反射層に当た
つて再び接着剤層を通り反射することとなるの
で、鍍金層及び反射層の存在により一層反射効率
が良くなるものである。
ムを基材上面に真空蒸着する等して形成した反射
層を設けたものにおいては、透明小球に入射しな
かつた光線も接着剤層を通過しこの反射層に当た
つて再び接着剤層を通り反射することとなるの
で、鍍金層及び反射層の存在により一層反射効率
が良くなるものである。
少くとも二層構造の担体シートの片面を熱溶融
性を有するポリエチレンフイルム等のプラスチツ
ク層とし、このプラスチツク層を加熱して該層に
透明小球が付着されたものの小球露出面に鍍金層
が形成され、鍍金層で囲まれた透明小球を透明な
接着剤層で被覆し、担体シートと接着剤層とを剥
離して接着剤層に透明小球を埋没させるとともに
埋没部分に鍍金層を形成したものにおいては、接
着剤層から露出する透明小球の上端の高さが揃
い、鍍金層の形成も容易かつ確実なものとなる。
さらに、鍍金層や反射層に所望の色を着色するこ
とができるので、従来の金糸や銀糸その他の着色
系に比べて輝度の高い撚糸を安価かつ大量に製造
することも可能である。
性を有するポリエチレンフイルム等のプラスチツ
ク層とし、このプラスチツク層を加熱して該層に
透明小球が付着されたものの小球露出面に鍍金層
が形成され、鍍金層で囲まれた透明小球を透明な
接着剤層で被覆し、担体シートと接着剤層とを剥
離して接着剤層に透明小球を埋没させるとともに
埋没部分に鍍金層を形成したものにおいては、接
着剤層から露出する透明小球の上端の高さが揃
い、鍍金層の形成も容易かつ確実なものとなる。
さらに、鍍金層や反射層に所望の色を着色するこ
とができるので、従来の金糸や銀糸その他の着色
系に比べて輝度の高い撚糸を安価かつ大量に製造
することも可能である。
第2の発明によれば、基材上に透明で偏平な塩
基性炭酸鉛等の真珠光沢顔料小板から成る反射材
が混在された透明な接着剤層を形成しこの接着剤
層に少くとも屈折率1.9以上を有する透明小球を
その直径の少くとも3分の1以上を埋没させて固
着し、この透明小球の埋没部分のまわりを取囲む
ように前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性とし
て多層に配列し多層多重反射層を形成し、前記基
材、接着剤層、透明小球、多層多重反射層から成
るシートを細幅に裁断し、この裁断した線条を1
本又は2本以上とナイロン等のフイラメントとを
撚つたので、次のごとき顕著な効果を奏する。す
なわち、多層多重反射層の存在により、透明小球
に入射した光は屈折して真珠光沢顔料小板に次々
に当たり、それぞれの真珠光沢顔料小板の個所で
一部が反射し、反射された光は再び透明小球を通
り光源方向へ帰ることとなるので、極めて反射特
性の優れたものとなる。真珠光沢顔料小板は隠蔽
力が極めて小さいので金属粉末のように黒みを帯
びることなく美麗な色彩に調色することができ
る。
基性炭酸鉛等の真珠光沢顔料小板から成る反射材
が混在された透明な接着剤層を形成しこの接着剤
層に少くとも屈折率1.9以上を有する透明小球を
その直径の少くとも3分の1以上を埋没させて固
着し、この透明小球の埋没部分のまわりを取囲む
ように前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性とし
て多層に配列し多層多重反射層を形成し、前記基
材、接着剤層、透明小球、多層多重反射層から成
るシートを細幅に裁断し、この裁断した線条を1
本又は2本以上とナイロン等のフイラメントとを
撚つたので、次のごとき顕著な効果を奏する。す
なわち、多層多重反射層の存在により、透明小球
に入射した光は屈折して真珠光沢顔料小板に次々
に当たり、それぞれの真珠光沢顔料小板の個所で
一部が反射し、反射された光は再び透明小球を通
り光源方向へ帰ることとなるので、極めて反射特
性の優れたものとなる。真珠光沢顔料小板は隠蔽
力が極めて小さいので金属粉末のように黒みを帯
びることなく美麗な色彩に調色することができ
る。
基材と透明な接着剤層との間にアルミニウムを
基材上面に真空蒸着する等して形成した反射層を
設けたものにあつては、前記多層多重反射層とこ
の反射層とが相俟つてより一層の反射特性を示
す。少くとも二層構造の担体シートの片面を熱溶
融性を有するポリエチレンフイルム等のプラスチ
ツク層とし、このプラスチツク層を加熱して該層
に透明小球が付着されたものの露出する透明小球
群を反射材混在の接着剤層で被覆し、担体シート
と接着剤層とを剥離させて接着剤層に透明小球を
埋没させたものにおいては、接着剤層から露出す
る透明小球の高さが揃えられる。また、反射層を
所望の色に着色することもできるので所望の色彩
を施した撚糸が安価に大量に製造できる。
基材上面に真空蒸着する等して形成した反射層を
設けたものにあつては、前記多層多重反射層とこ
の反射層とが相俟つてより一層の反射特性を示
す。少くとも二層構造の担体シートの片面を熱溶
融性を有するポリエチレンフイルム等のプラスチ
ツク層とし、このプラスチツク層を加熱して該層
に透明小球が付着されたものの露出する透明小球
群を反射材混在の接着剤層で被覆し、担体シート
と接着剤層とを剥離させて接着剤層に透明小球を
埋没させたものにおいては、接着剤層から露出す
る透明小球の高さが揃えられる。また、反射層を
所望の色に着色することもできるので所望の色彩
を施した撚糸が安価に大量に製造できる。
第1図はこの発明の第1発明に係る光反射撚糸
の線条の断面図、第2図は第1発明の他の実施例
を示す断面図、第3図ないし第9図は第2図に示
す線条の製造方法を説明する図であり、第3図は
担体シートに透明小球を付着させた状態の断面
図、第4図は担体シートに透明小球を付着させる
手段の一例を示す概略図、第5図は透明小球に鍍
金層を形成した状態を示す断面図、第6図は鍍金
層の形成された透明小球上に接着剤層を形成した
断面図、第7図は基材上に反射層を形成した断面
図、第8図は第6図に示す第1シートと第7図に
示す第2シートを張り合わせる工程を説明する
図、第9図は第8図のA−A線断面図、第10図
は第2の発明に係る光反射撚糸の線条の断面図、
第11図は多層多重反射層の光反射作用の説明
図、第12図aは真珠光沢顔料小板の反射特性の
説明図、第12図bは金属粉末の光反射特性の説
明図である。 1……基材、2……接着剤層、3……透明小
球、4……鍍金層、13……反射材、14……多
層多重反射層。
の線条の断面図、第2図は第1発明の他の実施例
を示す断面図、第3図ないし第9図は第2図に示
す線条の製造方法を説明する図であり、第3図は
担体シートに透明小球を付着させた状態の断面
図、第4図は担体シートに透明小球を付着させる
手段の一例を示す概略図、第5図は透明小球に鍍
金層を形成した状態を示す断面図、第6図は鍍金
層の形成された透明小球上に接着剤層を形成した
断面図、第7図は基材上に反射層を形成した断面
図、第8図は第6図に示す第1シートと第7図に
示す第2シートを張り合わせる工程を説明する
図、第9図は第8図のA−A線断面図、第10図
は第2の発明に係る光反射撚糸の線条の断面図、
第11図は多層多重反射層の光反射作用の説明
図、第12図aは真珠光沢顔料小板の反射特性の
説明図、第12図bは金属粉末の光反射特性の説
明図である。 1……基材、2……接着剤層、3……透明小
球、4……鍍金層、13……反射材、14……多
層多重反射層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基材上に透明な接着剤層を形成し、 この接着剤層に少なくとも屈折率1.9以上を有
する透明小球をその直径の少なくとも3分の1以
上を埋没させて固着し、 この透明小球の埋没された部分に真空蒸着等の
手段により反射性の高い物質を鍍金して透明小球
の表面から入射する光を再帰反射させる鍍金層を
形成し、 前記基材、接着剤層、透明小球、鍍金層から成
るシートを細幅に裁断し、 この裁断した線条を1本又は2本以上とナイロ
ン等のフイラメントとを撚つた光反射撚糸。 2 前記基材と透明な接着剤層との間にアルミニ
ウムを基材上面に真空蒸着する等して形成した反
射層を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の光反射撚糸。 3 少なくとも二層構造の担体シートの片面を熱
溶融性を有するポリエチレンフイルム等のプラス
チツク層とし、このプラスチツク層を加熱して該
層に透明小球が付着されたものの小球露出面に鍍
金層が形成され、鍍金層で囲まれた透明小球を透
明な接着剤層で被覆し担体シートと接着剤層とを
剥離して接着剤層に透明小球を埋没させるととも
に埋没部分に鍍金層を形成したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の光反
射撚糸。 4 前記鍍金層を所望の色に着色したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
れか1項に記載の光反射撚糸。 5 前記反射層を所望の色に着色したことを特徴
とする特許請求の範囲第2項又は第3項に記載の
光反射撚糸。 6 基材上に透明で偏平な塩基性炭酸鉛等の真珠
光沢顔料小板から成る反射材が混在された透明な
接着剤層を形成し、 この接着剤層に少なくとも屈折率1.9以上を有
する透明小球をその直径の少なくとも3分の1以
上を埋設させて固着し、 この透明小球の埋没部分のまわりを取囲むよう
に前記反射材が真珠光沢顔料小板の特性として多
層に配列し多層多重反射層を形成し、 前記基材、接着剤層、透明小球、多層多重反射
層から成るシートを細幅に裁断し、 この裁断した線条を1本又は2本以上とナイロ
ン等のフイラメントとを撚つた光反射撚糸。 7 前記基材と透明な接着剤層との間にアルミニ
ウムを基材上面に真空蒸着する等して形成した反
射層を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
6項に記載の光反射撚糸。 8 少なくとも二層構造の担体シートの片面を熱
溶融性を有するポリエチレンフイルム等のプラス
チツク層とし、このプラスチツク層を加熱して該
層に透明小球が付着されたものの露出する透明小
球群を反射材混在の接着剤層で被覆し、担体シー
トと接着剤層とを剥離させて接着剤層に透明小球
を埋没させたことを特徴とする特許請求の範囲第
6項又は第7項に記載の光反射撚糸。 9 前記反射層を所望の色に着色したことを特徴
とする特許請求の範囲第7項又は第8項に記載の
光反射撚糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1803184A JPS60162822A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 光反射糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1803184A JPS60162822A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 光反射糸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162822A JPS60162822A (ja) | 1985-08-24 |
| JPH0350010B2 true JPH0350010B2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=11960294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1803184A Granted JPS60162822A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 光反射糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162822A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233845A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-13 | レフライト株式会社 | 光反射生地 |
| JPS62180081U (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-16 | ||
| JPH0650550Y2 (ja) * | 1987-07-22 | 1994-12-21 | ユニチカスパ−クライト株式会社 | 再帰反射性繊維 |
| JP6383514B2 (ja) * | 2014-11-26 | 2018-08-29 | 金糸工芸株式会社 | 再起反射糸の製造方法 |
-
1984
- 1984-02-02 JP JP1803184A patent/JPS60162822A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162822A (ja) | 1985-08-24 |
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| JPH0254922B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |