JPH03500154A - 減速制御機構付電子空気圧式ブレーキシステム - Google Patents

減速制御機構付電子空気圧式ブレーキシステム

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JPH03500154A
JPH03500154A JP63507267A JP50726788A JPH03500154A JP H03500154 A JPH03500154 A JP H03500154A JP 63507267 A JP63507267 A JP 63507267A JP 50726788 A JP50726788 A JP 50726788A JP H03500154 A JPH03500154 A JP H03500154A
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シングルトン ウィリアム アンドリュー
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アライド シグナル インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両操縦者が与えた所定の入力に対してほぼ一定の減速が得られるよ うに制動効果が制御される流体圧式ブレーキシステムに関する。
〔従来の技術〕
大型トラックや大型バスのような現在ある大型車両には、通常、圧縮空気により 付勢されるエアブレーキシステムが備えられている。これらのシステムは操縦者 が二重ブレーキバルブ作動用のペダルを付勢することによって制御される。二重 ブレーキバルブはブレーキを付勢するリレーバルブに圧力信号を送るものである 。
すなわち、この形式のシステムは圧力制御型であり、ペダルの踏み込みに応答し て所定の圧力レベルが車両のブレーキ機構に伝えられる。しかしながら、この形 式の車両は広範囲に変化する負荷を受ける。当然のことながら、所定の圧力レベ ルが車両のブレーキ機構に伝わり停車する場合、高負荷を受けている車両は軽負 荷または無負荷の車両に(らべて停止に要する距離は長くなる。従って、車両操 縦者は、所定の減速を達成するためには、車両に積まれた負荷に応じてペダルを 付勢する量を加減することによって、種々の負荷に対応しなければならない。
未経験の操縦者にとっては、広範囲に変わる負荷の下で所望の程度の減速を得る ことは困難である。経験豊富な操縦者でさえ、ときには所望の減速を得ることは 困難である。このため、ブレーキの応答性を負荷とは無関係にすることが望まし い。この点、本発明に係るシステムによれば、操縦者はフートペダルにより車両 の減速を効果的に制御することができる。
本発明が提供する車両減速制御システムは、車両の全車輪の回転速度を検出し、 最高速度の車輪を選出し、最高速度の車輪に基づくデータから車両の減速の割合 を計算し、操縦者が望む減速のレベルと実際の車両の減速の程度との間の差の関 数として減速を制御する。所望の減速と実際の減速との間の許容できる差は減速 の割合が小さい場合には小さく、所望の減速の割合が大きくなるのに比例して大 きくなる。このため、減速の割合が小さい場合には良好な制御が可能であるが、 減速の割合が大きくなると過剰制御が問題となる。
当然のことながら、様々な状況が起こり得る。例えば、車両が低速走行している 場合、車両が停止しようとしているときに全車輪がロックされている場合、ブレ ーキを作動させたまま傾斜を下っている場合、ブレーキを作動させたままなおも 加速している場合等である。これらの場合においては、減速制御は不可能である 。
これらのような状況においては、制御は圧力制御に逆戻りする。
本発明に係るシステムでは、上記のような状況において、減速と圧力制御とは円 滑に相互に移行する。
米国出願第37,497号(1987年4月13日出願)は基本的な電子ブレー キシステムを開示している。このシステムにおいては、空気圧式制御の代わりに 電子制御が用いられている。本発明は、減速制御機構を付加することによって、 前記出願が開示する電子空気圧式システムによる制御を向上させるものである。
このため、本明細書において、以下に記述する本発明のシステムの作動の詳細に 関しては前記出願を参照する部分もある。すなわち、前記出願に既に記述されて いる部分に関しては、本明細書では詳述しない。
本発明の上記及び他の特徴は図面を参照して行う以下の記述より明らかになる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に係る流体圧式ブレーキシステムを備えたトラクター・トレイ ラ一連結車の底面を示す概略図、第2図は、本発明において使用する各種制御機 構相互間の関係を示す概略図、第3図及び第4図は、本発明に係るブレーキシス テムを備えた車両に使用される補助的制御機構のブロックシステム図、第5図乃 至第11図は第2図に示した主要制御機構のブロックシステム図である。
〔実施例〕
第1図には典型的なトラクター・トレイラ一連結車lOの底面を示す。連結車1 0は、牽引車であるトラクター12と被牽引車であるトレイラ−14とからなる 。トラクター12は前方車軸16を備えており、前方車軸16には前方車輪18 が回転自在に取り付けられている。前方車輪18は流体圧式ブレーキ20により 制御される。タンデム型後方車軸24には後方車輪22が取り付けられており、 後方車輪22はブレーキ26により制御される。
トレイラ−14にはタンデム型車軸28が設けられており、車軸28は車輪30 を支持している。車輪30はトレイラーブレーキ32により制御される。ブレー キ20.26.32は一般的に使用されるもので、ブレーキ付勢機構(図示せず )により付勢される。ブレーキ付勢機構はブレーキ圧に応答してブレーキを作動 させる。ブレーキ26.32用の付勢機構はタンデム型の付勢機構であり、該付 勢機構はバネ式ブレーキ付勢手段を含む。このバネ式ブレーキ付勢手段は、保持 圧力が作用していない場合には、バネによる付勢力をブレーキに与えるものであ る。トラクター12とトレイラ−14の双方にはリザーバ(図示せず)が設けら れており、トラクター12のエンジンにより作動されるコンプレッサ(図示せず )によって圧縮空気が注入される。車輪18.22.30の各々には車輪速度セ ンサ31が設けられており、速度センサ31は車輪の回転速度の関数として変化 する車輪速度信号を発生する。
第2図には、ブレーキ20.26.32を電子的に制御するブレーキ制御機構3 4が示されている。ブレーキ制御機構34は、トラクター12の前方車軸16用 の前方補助制御手段36、トラクター12の後方車軸24用の後方補助制御手段 38、及びトレイラ−14の車軸28用のトレイラー用補助制御手段40を備え ている。補助制御手段36.38はそれぞれ二重ボート型RAM44.46を介 して主要制御手段42と接続している。トレイラー用補助制御手段40は直列リ ンク41を介して主要制御手段42と接続している。直列リンク41はカップリ ング43を介してトラクター12とトレイラ−14との間に延びている。制御手 段36と制御手段38とは二重ボート型RAM50を介して相互に接続している 。制御手段36.38.40.42はいずれも以下に述べる如くプログラムされ たマイクロプロセッサを有している。
前方補助制御手段36は、前方車軸16のブレーキに対する所望のブレーキ圧力 を示す信号を出力ライン52上に送り出す。この信号は車軸制御手段54に送ら れる。車軸制御手段54は電気付勢式バルブと該電気付勢式バルブを制御する適 当な電子制御手段とを備えている。電気付勢式バルブは、当業者には周知のもの であり、出力ライン52に送り出された信号をブレーキ20内のブレーキ圧力レ ベルに変換するものである。同様に、後方補助制御手段38は同様の信号を出力 ライン56.58に送り出すようになっており、これらの信号は車軸制御手段6 0.62によってブレーキ圧力レベルに同様に変換される。車軸制御手段60, 62は車軸制御手段54と同様のものであり、トラクター12の後方車軸242 のブレーキを制御する。トレイラー用補助制御手段40もまた信号を発生する。
この信号は出力ライン64.66を通ってそれぞれ対応するトレイラー車軸制御 手段68.70に送られる。トレイラー車軸制御手段68.70は車軸制御手段 54.60.62と同様のものであり、トレイラー14の車軸28に搭載された ブレーキ32の流体圧レベルを制御する。速度センサ31から送り出された信号 はそれぞれ対応する車軸制御手段を通って補助制御手段36.38.40のいず れか一つに送られる。
ブレーキ圧力指令信号は入力ライン72.74を通って前方補助制御手段36へ 、また入力ライン76.78を通って後方補助制御手段38へ送られる。入力ラ イン72.76に送り出される信号は、ペダル80の動きに応答する別体のトラ ンスデユーサが発生させる。ペダル80は米国特許第4.528.590号に示 されたものと同じものでも良いが、運動反応型の第二のトランスデユーサを備え るように改良したものが好ましい。図面(第2図)上においては、わかりやすく するために二つのペダル80が示されているが、実際にはペダル80は一個のみ であり、この−個のペダル80が二つの異なるトランスデユーサを備えている。
この二つのトランスデユーサにより、入力ライン72.76を通って送られるそ れぞれ独立した信号が発せられる。ペダル80は操縦席の床面に取り付けられて おり、通常のブレーキペダルと同様に操縦者の足により作動される。
入力ライン74.78に送り出される信号は手動付勢器82内部にある別体のト ランスデユーサから発せられる。なお、第2図においては手動付勢器82は二つ 図示されているが、実際には単−のものが操縦席に取り(=Jけられており、ま た操縦席内にはハンドルとしてレバー84が操縦者の手の届く位置に取り付けら れている。手動付勢器82は別体のトランスデユーサを備えており、このトラン スデユーサはレバー84の回転角度を電気信号に変換する。手動付勢器82内の 各トランスデユーサの出力は入力ライン74.78を経て制御手段36.38に それぞれ送られる。操縦者がこのレバー84を作動させることにより、トラクタ ー12のブレーキとは独立にトレイラ−14のブレーキが制御される。
従って、連結車10の全てのブレーキはペダル80を付勢することにより付勢す ることができ、あるいはレバー84を作動させることによりトレイラー14のブ レーキのみを付勢することができる。入力ライン72.74に送り出された信号 はそれぞれ出力ライン86.88を経て二重ポート型RAM44.50に送られ る。
同様に、入力ライン76.78上の信号は出力ライン90.92を通って二重ポ ート型RAM46.50に送られる。このようにして、ペダル80及び手動付勢 器82の双方にあるトランスデユーサからの信号(合計四つの信号)はそれぞれ 制御手段36.38.42にとって使用可能なものになる。
第3図及び第4図には、各補助制御手段に送られたデータを各補助制御手段が処 理する手順が示されている。第3図及び第4図に示すフローチャートはマトリッ クス表記法が用いられている。
AUX (1,2)という語は前述の補助制御手段36.38のいずれか一方を 表す。対応する可変値の値は同じ値として記述される。例えば、可変値FOOT  (1,2)は操縦者が足で制御する第一トランスデユーサまたは第ニドランス デューサのいずれか一方からの入力を表す。WSC(K)、WSAV (K)の 語は、対応する補助制御手段により制御される各車輪から送られてくる車輪速度 入力を表す。
第3図には、各補助制御手段に送られて来るデータを各補助制御手段が処理する 手順が示されている。操縦者が手および足で制御する信号を補助制御手段が処理 する手順は前記の米国出願に詳述されているので、ここでは補助制御手段の作動 に関しては詳述しない。第3図において、ブロック94において、プログラムが 開始すると、ブロック96において、操縦者がペダル80を用いて足で制御する 入力(FOOTI、2)の値が読み取られる。車輪速度センサ31が発した信号 は補助制御手段によって一連のパルスに変換される。そのパルスの周波数が車輪 速度を表す。これらのパルスは通常の車輪速度センサにより発せられる。ここで 用いる通常の車輪速度センサは電磁石ピックアップからなり、電磁石ピックアッ プは回転可能に車輪に取り付けられている歯付きトーンホイールに隣接して配置 されている。この形式の速度センサの作動の様子は周知であるので、ここではこ れ以上述べない。しかしながら、速度センサが単位時間ごとに発生する信号は可 変WSC(K)により識別され、パルスが発生する間の平均時間は可変WSAV  (K)により表される。可変値(K)は特定の車輪を表す数字である。車輪速 度信号は、車輪を支持している車軸を制御する車軸制御手段のうち対応する車軸 制御手段を通って対応する補助制御手段に送られる。次いで、ブロック98にお いて、この信号が示すデータが読み取られる。
第3図に示すプログラムは、次いでWSCおよびWSAVの値を識別して最大値 を捜し出し、ブロック100において、最も速く回転している車輪を見つけ出す 。WSC値、すなわちパルス数の最大値は可変MWSCとして同定され、最速の 車輪のパルス間の平均時間は可変MWSAVとして同定される。このデータは、 第4図に示すサブルーチンを用いて、予備的な減速の割合を計算するために用い られる(ブロック102)。サブルーチンについては以下に述べる。
操縦者の足による入力値、車輪速度データおよび計算した予備的な減速の割合は 主要制御手段に送られる(ブロック104)。
次いで、前記の米国出願に示されているように、ブロック106において、操縦 者の足による予備的な制御量の要求値が計算される。足による制御量の要求値を 計算する手順は前記米国出願のそれと同一であるので、これ以上は述べない。次 いで、ブロック108において、主要制御手段から送られてきた要求量が読み取 られる。要求量は以下のようにして計算される。補助制御手段は、ブロック15 ♂にお〜゛・て読み取っIこ要求圧力とブロック1ももにおいて計算した要求値 とから選択を行う(ブロック11O)。この選択は過誤分析を含むものであるが 、これについては前記米国出願により詳細に述べられている。主要あるいは補助 的な要求値からの選択を行う手順は本発明において重要なものではなく、前記米 国出願に詳しく述べられているので、ここではこれ以上は述べない。次いで、要 求ブレーキ圧力はブロック12において車軸制御手段に送られ、これによって、 要求圧力に応答してブレーキ付勢手段内のブレーキ圧力が生じる。次いで、ブロ ック114において、プログラムは終了する。トラクターI2に搭載された補助 制御手段36.38が第3図に示すプログラムを実行している間、トレイラー用 補助制御手段40は前記米国出願に示されているのとほぼ同様な方法で作動する 。唯一の相違点は、トレイラー用補助制御手段40は、第4図に示す手順により 、減速の割合を計算する(ブロック102)点である。
第4図に示す予備的減速用のサブルーチンは、ブロック116において開始した 後、量DT (1)を計算する。量DT (1)は任意に選択した車輪の最後の 0.01秒における平均速度である。
この量は定数Kを用いて表される。定数には、車輪の回転半径およびトーンホイ ールの歯の数の関数として特定の車両について計算されるものである。なお、ト ーンホイールは車輪とともに回転し得る速度センサの一部をなすものである。量 DT (1)は定数Kを最速の車輪の最後の0.01秒間に発生するパルス(M WSAV)間の平均時間で除した値である。これらの値はブロック120におい て記憶マトリックス122に縦続接続され、DT (N)の25個の値がマトリ ックス122に貯えられるまで続く。従って、マトリックス122に貯えられた 値は0.01秒間の周期における車輪速度を表し、25個の全部の値は0.25 秒間に対する車輪速度を表すことになる。マトリックス122が一杯になると、 ブロック124において、古い値から順に新しいDT (N)値に置き換えられ る。ブロック126においては、回帰直線方程式を用いて最後の0.25秒間に 対してマトリ長りス122に貯えられた値から車両の推定減速値が計算される。
これによって、時間に対してプロットされたマトリックス122内の速度の値の 最小正方形フィツトが得られる。このようにして、時間に対する速度のプロット が得ることができる。車両の減速値は回帰直線方程式により得た直線の傾斜を計 算することによりめられる。次いで、プログラムはリターンする(ブロック12 8)。前述したように、補助制御手段は、対応する補助制御手段により制御され る最速車輪に基づいて得られたこの予備的な減速値を主要制御手段に送る。
第5図は主要制御手段42の作動の手順が示されている。プログラムが開始する と(ブロック130)、まず操縦者の足による入力の値(以下1足入力値」とい う)が補助制御手段から読み取られる(ブロックl32)。車輪の最高速度デー タと予備的減速値CDECEL (K))が補助制御手段から読み取られる。主 要制御手段により読み取られる車輪速度データの値は、各補助制御手段により制 御される最速の車輪に対するものである。各補助制御手段から送られてきたDE C’、EL(K)の値は対応する制御手段により制御される最速の車輪にのみ基 づいているので、各補助制御手段から送られるDECEL (K)の値は様々な 値をとる。
次いで、ブロック136において、車輪速度のデータ値は識別され、最大値が見 つけられる。従って、ブロック136において、マイクロプロセッサは各補助制 御手段が主要制御手段に送った値の識別を行うので、可変のM X D T値は 最速の車輪が発生するパルス間の平均時間を表すことになる。同様に、xwsc 値はいずれかの車輪により計数されたパルス数の最大値を表す。
ブロック132において足入力値から読み取られたデータは、ブロック138に おいて足による制御量の要求値を計算するために用いられる。この計算の仕方に ついては前記米国出願に詳しく述べられており、また本発明において重要な部分 ではないので、ここでは詳しくは述べない。足による制御量の要求値XFOOT はペダル80の最大移動量に対する百分率で表される。例えば、XFOOTは、 ペダル80が全く踏み込まれていない場合には、Ops iの圧力レベルを表し 、ペダル80が一杯に踏み込まれた場合には120psfの圧力レベルを表す。
ペダル80が半分だけ踏み込まれた場合には、XFOOTは60psiの圧力レ ベルを表す。すなわち、XFOOTの値はペダル80が踏み込まれた度合いに対 する圧ノコレベルを表す。
ブロック140に示すように、ペダル80が踏み込まれた度合いを表すXFOO Tの値は車両の必要な減速値を計算するためにも用いられる。車両の最大減速値 は周知の計算方法を用いて理論的に、あるいは車両から得られる経験的なデータ に基づいて得ることができる。ペダル80が踏み込まれていない場合には要求減 速値RDECELはOとみなされ、ペダル80が一杯に踏み込まれている場合に は要求減速値RDECELは最大減速値とみなされる。0と最大値との間の中間 値は比例配分して計算される。例えば、ペダル80が半分だけ踏み込まれている 場合には、RDECELは最大減速値の半分とみなされる。
ブロック142に示すように、車両の減速値VDECELは第6図に示すサブル ーチンを用いて計算される。計算された減速値VDECELは、次いで、過程1 44において、補助制御手段により計算された減速値と第11図に示すサブルー チンを用いて比較される。過程146に示すように、実際の減速値と要求減速値 との間の差は第6図に示すサブルーチンを用いて計算される。次いで、ブロック 148において、減速制御を行うか、あるいは減速システムを圧力制御に戻すか の選択がなされる。後に第7図を参照して説明するが、減速制御を用いることが できず、減速システムは自動的に圧力制御に戻る場合がある。次いで、ブロック 150において制御要求量が計算される。減速制御が用いられる場合には第8図 に示すサブルーチンが、また、圧力制御が用いられる場合には第1O図に示すサ ブルーチンが要求ブレーキ圧を計算するためにそれぞれ用いられる。要求ブレー キ圧が計算されると、ブロック152に示すように、計算値は補助制御手段36 .38.40に送られる。要求ブレーキ圧は前記米国出願に述べられているよう に補助制御手段において処理され、ブレーキが付勢される。
この後、プログラムは終了する(ブロック154)。
第6図には車両の減速の手順が示されている。この計算は、第4図を参照して述 べた、補助制御手段が計算する車両の予備的な減速値の計算と同様である。第6 図を参照すると、サブルーチンはブロック156において開始した後、ブロック 158において、0.01秒間に対して計算された最速の車輪の速度を表す量D T(1)を計算し、次いで量DTの連続した25個の計算値が計算される(ブロ ック160)。上述したように、各車両に対して定数Kが計算される。第4図を 参照して述べたように、DT (N)の25個の値は記憶マトリックス162に 縦続接続される。この場合、既にマトリックス162に25個の値が貯えられて いるときに′は、ブロック164において、最も古い値が最も新しい値と置き換 えられる。ブロック166に示すように、マトリックス162内の25個の値か ら、第4図を参照して以前に説明したような回帰直線方程式を用いて、量VDE CELの計算を行い、最小正方形フィツトをめる。回帰直線の計算は、時間に対 してプロットされた速度の値(DT (n) 〕に適合する直線の勾配に帰する 。この直線の勾配をめることにより、速度を時間で除した値、すなわち加速度が められる。ブロック168に示すように、量DCL2は量VDECELの計算と 同様な手順で計算される。唯一の相違点はDCL2の計算はマトリックス162 内に縦続接続された最後の10個の値のみを用いる点である。従って、量VDE CELと量DCL2の唯一の相違点は、一方が0.25秒間にわたって計算され たものであるのに対して、他方は0,01秒間に蓄積されたデータを用いて計算 されたものであるという点である。
ブロック170に示すように、減速値の誤差が計算される。ここで言う誤差とは 、実際の車両の減速値と、ペダル80の付勢の程度として計算した操縦者の要求 減速値との差である。量DCLERをVDECELと要求減速値RDECELと の差として計算する。量DCLER2をDCL2と要求減速値RDECELとの 差として計算する。従って、ともに減速値の差であるDCLERとDCLER2 との唯一の相違は、DCLERは25個のデータから計算した減速値であるのに 対して、DCLER2は最後の10個のデータから計算した減速値である点であ る。後に第8図を参照して説明するように、これらの量は二つともに用いられ、 また減速スパイク、すなわち減速時の不意の変化を検知するために必要な値であ る。なお、減速スパイクは減速制御を行う際には無視される。
上述したように、車両のブレーキ制御を要求減速値に基づいて行うか、あるいは 要求圧力レベルに基づいて行うかを選択する必要がある。これも上述したように 、車両操縦者がペダル80を踏み込んだ度合いを表す量XFOOTは要求圧力レ ベルにも、要求減速レベルにも変換することができる。要求減速値は操縦者が補 整しなければならない要因として車両の大部分を考慮する必要がなくなるので、 通常は、要求減速値に基づいて車両を制御することが望ましい。減速制御が用い られている場合には、車両にかかる負荷に関わらず、ペダル80を一定量だけ踏 み込むと一定の減速が得られる。第5図のブロック148において述べたように 、圧力制御か減速制御かの選択は第7図に示すサブルーチンにより行われる。サ ブルーチンはブロック174においてスタートし、ブロック176においてFL AGIは0と置かれる。ブロック178において、最も古いデータDT (1) は5.9フィート/秒、すなわち約4マイル/時間の速度より小さいか否かが識 別される。
DT(1)が5.9フィート/秒より小さければ、ブロック180においてプロ グラムは圧力制御に転換する。圧力制御サブルーチンは第10図に示されている 。低速時における車輪速度センサのデータは信頼性が低いので、低速時において は車両を確実に停止させるためには圧力制御への転換が必要である。DT (1 )において計算した車両速度が5.9フィート/秒よりも大きい場合には、量x wsc、すなわち最速の車輪から送られたカウント数量xwscが1より小さい 場合には、最速の車輪からはカウントは送られていないことを示しく例えば、車 両が止まろうとしている場合に全車輪がロックされていることを示す)、ブロッ ク180において圧力制御への転換がなされる。
次いで、量DT (1)およびDT (10)が識別され、最後の0.10秒間 において車両が加速しているか、減速しているかが検知される。当然のことなが ら5、ブレーキが付勢されると、通常は車両が減速することが予想される。しか しながら、例えば、車両がブレーキを軽くかけながら急坂を下っているような場 合には、車両は減速もしないし、加速もしない。車両がブレーキをかけながら加 速すると、減速制御は不可能となり、サブルーチンはブロック186に分岐する 。ブロック186において、FLAGIおよびFLAG2がセットされる。次い で、ブロック188において、量XFOOTが識別され、車両操縦者がブレーキ 圧を要求し続けているか否かが判別される。車両操縦者が圧力レベル0を要求し ている場合には、プログラムはブロック190においてセットサービス圧力サブ ルーチン(第9図)に移行する。要求サービス圧力が0でない場合には、ブロッ ク192に示すように、XPSI値はXFOOT値に定数を乗じてめられる。ブ ロック192において、サブルーチンはブロック190に示すセットサービス圧 力サブルーチンに移行する。
ブロック184に示すように、車両が減速すると、プログラムがブロック194 において第8図に示す減速制御サブルーチンに移行する前に、ブロック193に おいて複数の定数がセットされる。RQ値はXFOOT値の2%に等置される。
RQ値は低限度の許容差であって、車両操縦者が要求する圧力の2%に等置され る。第8図に示した減速制御サブルーチンは、減速誤差による変化がXFOOT 値の2%以下である場合には、圧力レベルには何の変化も生じないことを前提と している。ブロック193に示すように、FLAGIおよびFLAG2がセット され、XPS I Gが定数と等置される。XPSI値は操縦者の足による制御 要求値XFOOTに定数を乗じた値に等置される。ブロック194において減速 制御に変換した後、プログラムはブロック196においてリターンする。プログ ラムは、ブロック180において圧力制御に変換した場合、あるいはブロック1 90においてセットサービスサブルーチンが使用された場合の後にもリターンす る。
第8図は減速制御が行われる手順を示す。第7図に示したサブルーチンは第7図 のブロック194において第8図に示すサブルーチンに移行する。第8図のサブ ルーチンはブロック198においてスタートする。VDECEL値の絶対値が対 象となり、VDECEL値の絶対値が0. 1フィート/秒よりも小さいか否か がELは第6図に示したサブルーチンにおいて計算された0、25秒間における 車両の減速値である。この値が0、lフィート7秒よりも小さければ、プログラ ムはブロック202のテストに即座に移行するが、VDECELの絶対値が0.  1フィート/秒よりも大きければ、プログラムはブロック204に移行し、X PSIG値をXFOOT値に等置する。ここで、XFOOTは操縦者がペダル8 0を踏み込んだ度合いの関数である入力を要求減速値RDECELで除した値で ある。次いで、プログラムはブロック202に戻り、減速誤差値DCLERの絶 対値が低限度許容差RQよりも小さいか否かが判定される。ここで、減速誤差値 DCLERは第6図のブロック170において計算されたものであり、計算され た車両の減速値と操縦者が要求する減速値との差を表す値である。低限度許容差 RQは第7図のブロック192においてXFOOT値の0.02倍に等置した値 である。DCLER値が許容差2%の範囲内であれば、車両は既に許容差の範囲 内において減速しているので、車両のブレーキの圧力レベルには何の変化も必要 としない。従って、サブルーチンはブロック204においてリターンする。しか しながら、DCLER値が許容差よりも大きい場合には、プログラムは、ブロッ ク206において、DCLER2の絶対値が許容差RQよりも大きいか否かを判 定する。前述したように、DCLER2値はDCLER値と同じ手順でめられる 。唯一の相違はDCLER値値は0.1秒間にわたって計算された車両減速値を 用いてめられるが、減速値誤差DCLERは0.25秒全体にわたって計算され た車両減速値を用いてめられる。DCLER2値が許容差よりも小さい場合には 、サブルーチンはブロック204においてリターンする。DCLER2の絶対値 が許容差よりも大きい場合には、プログラムは、ブロック208において、圧力 の最後の変化が生じたときにセットされた時間間隔が0. 1秒よりも大きいか 、あるいは小さいかを判定する。その時間間隔が0.1秒よりも大きい場合には 、プログラムはブロック210に移行し、要求減速値と実際の減速値との差に基 づいて圧力の調整を行う。しかしながら、ブレーキ圧の変化が最後の0. 1秒 以内に生じた場合には、プログラムはブロック212において、減速値誤差DC LER2が低限度許容差RQを5倍した値よりも小さいか否か判定し、これによ って減速要求値の大きな変化が最後の0. 1秒間に起こり、それに対する対応 が必要であることを示す。そのような大きな変化が起きた場合には、プログラム はブロック210に移行し、起きない場合にはブロック204に示すようにプロ グラムはリターンする。
決定ブロック210は減速誤差がOより大きいか、あるいは小さいかを判定し、 ブレーキ圧を増加すべきか、あるいは減少すべきかを示す。DCLER値が負で ある場合、車両操縦者は現在の車両の減速値よりも大きい減速値を要求し、ブレ ーキ圧を上昇させなければならない。そのため、プログラムはブロック213に 移行し、)IIGHFLAGか、あるいはり、OW F’LAGかを判定する。
判定結果がLOWである場合には、プログラムの最後のサイクルにおいて上昇し た圧力の状況が示される。ブレーキ圧の最後の減少以降において0.02秒以上 の時間が経過していない限りは、それ以上のブレーキ圧の上昇は望ましくない。
0.02秒以上の時間が経過しているか否かはブロック214において判定され る。ブレーキ圧の最後の減少以降の経過時間が0.02秒以下である場合は、ブ レーキ圧の変化は生じることはなく、プログラムはブロック214に示すように リターンする。ブレーキ圧の最後の減少以降の経過時間が0.02秒以上である 場合は、あるいはプログラムの最後のサイクルの間においてブレーキ圧が減少し た場合は、ブロック216においてDCLER2値がDCLER値よりも大きい か否かが判定される。
D CL E RZ値がDCLER値よりも大きい場合には、減速スパイクが起 こり得るが、それは無視すべきものである。なお、ここで、DCLER値値は短 期の時間にわたって計算された車両減速値に基づく減速誤差であり、DCLER 値は長期の時間にわたって計算された車両減速値に基づく減速誤差である。従っ て、この状況下では圧ノj変化は起こらず、プログラムはブロック216に示す ようにリターンする。しかしながら、ブロック216における判定がNOである 場合には、プログラムはブロック218に移行し、圧力変化が生じさせられる。
訂正要因ZXPSIは。XPSIG(ブロック204においてセットされた値) に減速誤差DCLERの(−1)倍を乗じた値に等置される。XPSIG値は、 ブロック204において、0. 1より大きい車両減速値にセットされ、かつ要 求サービス圧力XFOOTを要求減速値RDECELで除した値に等しいように 設定されているので、zxpsl値はサービス要求値XFOOTに減速誤差DC LERを乗じ、要求減速値RDECELで除した値に等しい。要求サービス圧力 XPSIはOLD Psiから訂正要因zxpsrを減じた値に等置される。こ こで、OLD Psiはプログラム中のすぐ前のサイクルにおいて計算されたX PSIの値である。そして、タイマーがリセットされ、スタートする。HIGH あるいはLOWFLAGはLOWに等置される。次いで、ブロック220に示す ように、プログラムは第9図に示すセットサービス圧力サブルーチンに移行する 。そして、プログラムはブロック220に示すようにリターンする。
ブロック210において判定した減速誤差DCLERが正である場合には、車両 は要求減速値よりも速い値で減速している状況を示す。従って、ブレーキ圧は減 少させることが必要である。ブロック222において、HIGHまたはLOW  FLAGの識別が行われ、ブレーキ圧力はプログラムの最後のサイクルにおいて 増加したか、あるいは減少したかが判定される。ブレーキ圧が減少した場合には 、ブロック224において判定するように0.05秒以上の時間が経過していな い限りは、ブレーキ圧のさらなる減少は望ましくない。経過時間が0.05秒以 下である場合には、ブロック224に示すようにプログラムはリターンするが、 それ以外の場合には、プログラムはブロック226に移行する。ブロック226 においては、ZXPSIおよびXPS Iはブロック218において計算された のと同様な方法で計算される。タイマーがリセットされた後、スタートする。H IGHあるいはLOWFLAGはHIGHに等置される。次いで、プログラムは ブロック228において、XPSIがXFOOTよりも小さいか否かを判定する 。XPSIがXFOOTよりも小さければ、ブロック230において、XPSI はXFOOTに等置され、次いで、プログラムはブロック234に示すように、 セットサービス圧力サブルーチンに移行する。
第7図及び第8図において計算した要求サービス圧力XPS 1はOより小さい か、あるいは120より大きいので、要求圧力の最小値及び最大値に関しては、 要求サービス圧力xpsrが0より小さければXPSIは0に等置され、要求サ ービス圧力XPSIが120より大きければXPSIは120に等置されるよう にすることが望ましい。このため、第9図を参照すると、セットサービス圧力サ ブルーチンはブロック236においてスタートし、ブロック238において可変 値であるXPSIが0より小さいか否かを判定する。XPSIが0より小さけれ ば、可変値XPS 1はブロック240において0に等置される。XPSIが0 より大きければ、可変値XPSIはブロック242において120より大きいか 否かが判定される。可変値XPS lが120より大きければ、ブロック244 において、XPSIは120に等置され、可変値XPSIが120より小さけれ ば、サブルーチンはブロック246に移行し、可変値0LDPSIはXPSIに 等置される。
このように、このサイクルで計算されたXPSIの値はメモリーに蓄積され、プ ログラムの次のサイクルにおいて、XPSIO値を計算するために用いられる。
次いで、ブロック248において、セットサービス要求値はXPSIに等置され 、ブロック250に示すようにプログラムはリターンする。セットサービス要求 値は、当然に、第5図のブロック152に示す補助制御手段に送られ、第3図の ブロック108に示すように補助制御手段により読み取られる。次いで、サービ ス要求値は補助制御手段内において誤差の有無を判定された後、車軸制御手段に 送られてブレーキ圧をセットする際に用いられる。
第7図を参照して述べたように、ある状況下では、ブレーキ圧の減速制御を優先 させることなく、第7図のブロック180に示すように圧力制御に転換させるこ とが必要となる場合もある。圧力制御用サブルーチンは第10図に示されている 。このサブルーチンはブロック252においてスタートする。ブロック254に 、示すように、タイマーTSET2、TSET3は停止された後、リセットされ てOとなる。ブロック256において、FLAGIが判定される。第7図に示す ように、FLAGIは、減速制御に転換するとの決定がなされたときに、ブロッ ク192において1に等置される。すなわち、FLAGIがOであるということ は、プログラムは既に圧力制御されていたこと示す。従って、サービス要求値X PS Iは、ブロック258において、XFOOT値の1、 2倍に等置され、 次いで、0LDPSI値は、ブロック260において、XPSIに等置される。
−述したように、0LDSPIの値はプログラムの現在のサイクルにおけるXP SIの値であり、メモリーに蓄積され、次のサイクルにおけるブレーキ圧力を計 算する際に使用される。FLAGIがOでない場合には、それは制御が減速制御 から圧力制御に移行している間であることを示す。サービス要求値XPSIは減 速制御の間に計算されたXPSI値とは実質的に異なっているかもしれないので 、制御が減速制御と圧力制御との間を移行する際にブレーキ圧の移行を円滑にす るため、移行円滑化ファクタを計算することが必要である。このため、ブロック 262において、FLAG2はlと等しいか否かが判定される。FLAG2が1 と等しくない場合には、前のサイクルにおいて円滑化ファクタが計算されていな いことを示しており、このため、ブロック264において、XPSI値をXFO OT値で除した値として円滑化ファクタXXAが計算される。次いで、ブロック 266において、FLAG2は1に等置され、この結果、プログラムが圧力制御 に留まっている限りにおいては、プログラムのその先のサイクルにおいて円滑化 ファクタが再び計算され直すことはない。次いで、プログラム268において、 XPSI値はXFOOT値に円滑化ファクタXXAを乗じた値に等置される。そ の後、プログラムはブロック260に移行し、ブロック260において0LDS P1は、上述したように、XPS 1に等置される。次いで、サービス要求値は ブロック270においてXPSIに等置され、その後、プログラムはブロック2 72においてリターンする。このように、サービス要求値XPSIは補助制御手 段に送られ、次いで、車軸制御手段に送られてブレーキ圧力室内のブレーキ圧力 レベルを設定する。
第11図を参照する。車両の予備的減速値は、対応する補助側御手段により制御 される最速の車輪の速度に基づいて、各補助制御手段により計算されるものであ ることは以前に述べた。主要制御手段は最速の車輪に基づいて車両の減速値を計 算するので、その減速値は補助制御手段により計算された値とは異なることがあ り得る。しかしながら、ある状況下においては、主要制御手段が計算した車両減 速値と補助制御手段が計算した車両減速値との不一致は不適当な状況を示してい ることがある。第11図を参照すると、サブルーチンはブロック274において スタートする。次いで、ブロック276において、各補助制御手段から送られて きたDECEL (K)の値は識別されて、各補助制御手段により計算されたD ECEL (K)の値の中で最大値を見つける。DECEL(K)の最大値はE STDCLに装置される。ESTDCLの値はブロック278においてlより大 きいか否か判定され、ESTDCL値カ月より小さければ、ブロック280に示 すように、何の対応もなされない。しかしながら、ESTDCL値が1より大き い場合には、それは加速を表し、主要制御手段により計算された車両の減速値V DECELは、ブロック282において、1より大きいか否かが判定される。D ECEL値も1より大きい場合には、ブロック284に示すように、何の対応も なされない。
その理由は、主要制御手段により計算された車両減速値および補助制御手段によ り計算された車両減速値の最大値に基づく車両減速値とはともに1より大きいか らである。しかしながら、車両減速値が1より大きくない場合には、ブロック2 86において、不適当FLAGがセットされる。これは、最速の車輪を制御して いる補助制御手段により計算された車両減速値はlより大きいが、主要制御手段 により計算された車両減速値は1より小さいことを示すものである。これは一時 的な状態であることもあるが、主要制御手段により計算された車両減速値は最速 の車輪に基づいてめられているという事実とは適合しない。さらに、これは最速 の車輪を制御する補助制御手段により計算された値であるから、ESTDCL値 とほぼ一致すべきものである。次いで、プログラムはブロック288においてリ ターンする。MFAI L=1の結果として何の対応もとられないが、車両を動 かすときのためにFLAGはメモリーに蓄積される。
FIG、3 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 2.3.12国 平成 年 月 日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US 871031 ? ?3、特許出願人 名 称 アライド シグナル インコーホレーテッド4、代理人 6、添付書類の目録 (1)補正書の翻訳文 1 通 +1) 請求の範囲を別紙の通りに訂正する。
(2)明細書第1頁末行の後に次節を追加する。
「 ブレーキ機構を採用している先行技術として、車輪速度信号を用いて車輪減 速値を計算し、かつ車輪の減速が車輪のスキッドに至らないように制御するもの が知られている。一般的に、これらの機構は車両の減速を制御することができな い。
当然のことながら、ここで言う車両の減速とは車輪の減速とは異なるものである 。ブレーキ機構を採用している先行技術として代表的なものが米国特許第3.4 73.850号に開示されている。同米国特許が開示する流体圧式ブレーキ機構 は、車輪と、その車輪を制御するブレーキとを備える車両用のもので、該機構は 、車輪の回転速度の関数として変化する車輪速度信号を発生する車輪速度検知手 段と、操縦者に応答して出力信号を発生する操縦者応答手段とを備えている。」 (3) 明細書第2頁第9行の後に次節を追加する。
「このため、本発明に係る流体圧式ブレーキ機構は、前記車輪速度信号に応答し て、計算された前記車両の減速値を表す前記車輪速度信号の関数として車両減速 信号を発する手段と、前記出力信号に応答して、操縦者が要求する要求減速値を 表す減速要求信号を発する手段と、前記車両減速信号と前記減速要求信号との差 の関数として公差信号を発する手段と、前記公差信号の関数として前記ブレーキ に連通するブレーキ圧力を制御するブレーキ圧力制御手段とを備えていることを 特徴とする。」 (4) 明細書第2頁第18行の“米国出願第37,497号(1987年4月 13日出願)”を「米国特許第749,850号Jに訂正する。
〔請求の範囲〕
(1)車輪(18,22,30)と、該車輪(18,22,30)を制御するブ レーキとを備える車両(12,14)に用いる流体圧式ブレーキ機構であって、 車輪(18,22,30)の回転速度の関数として変化する車輪速度信号を発す る車輪速度検知手段と、操縦者に応答して出力信号を発する操縦者応答手段(8 0,82)と、を備える流体圧式ブレーキ機構において、 前記車輪速度信号に応答して、計算された前記車両(12,14)の減速値を表 す前記車輪速度信号の関数として車両減速信号を発する手段(142)と、 前記出力信号に応答して、操縦者が要求する要求減速値を表す減速要求信号を発 する手段(138)と、前記車両減速信号と前記減速要求信号との差の関数とし て公差信号を発する手段(146)と、 前記公差信号の関数として前記ブレーキに連通ずるブレーキ圧力を制御するブレ ーキ圧力制御手段(54,60,62,150)とからなる流体圧式ブレーキ機 構。
(2) 前記操縦者応答手段<80.82)は解放位置と操作位置との間におい て移動可能であり、前記出力信号は前記解放位置と前記操作位置との間において 前記操縦者応答手段(80,82)の関数として変化するものであることを特徴 とする請求項(1)記載の流体圧式ブレーキ機構。
(3)前記出力信号の関数として圧力要求信号を発する手段(13B)をさらに 備え、 前記ブレーキ圧力制御手段(54,60,62,150)は、車両の所定の状況 に応答して前記圧力要求信号を前記公差信号の関数とじて戦の訛俸比式フレー干 恢燐。
(4)前記出力信号に応答して、圧力要求信号を発する手段(138)をさらに 備え、 前記ブレーキ圧力制御手段C54,60,62,150)は、車両の所定のその 信号を識別し最速の車輪を表す信号を選定された速度信号として取り出し、この 選定された速度信号の関数として前記車両減速信号を発する手段(136)とを 備えていることを特徴とする請求項(1)記載の流体圧式ブレーキ機構。
(9) 前記車両減速信号発生手段(142)は、前記選定された速度信号に応 答して、比較的短い時間にわたって前記選定された信号により表された車輪速度 の値を表す一連のデータを発生する手段(160,164)と、連続するデータ のアレイを記憶する手段(162)とを備え、前記車両減速信号発生手段(14 2)は前記データの関数として前記車両減速信号を発生することを特徴とする請 求項(8)記載の流体圧式ブレーキ機構。
0ω 前記車両減速信号発生手段(142)は、前記データの大きな値に基づく 第一車両減速信号と前記データの小さい値に基づく第二車両減速信号とを発生す る手段(166、168)を備えていることを特徴とする請求項(9)記載の流 体圧式ブレーキ機構。
OD 前記減速要求信号の所定の割合に基づいて許容信号を発生する手段(19 2)と、 前記減速要求信号と前記車両減速信号との差を表す信号を発生する手段(170 )と、 前記差が前記許容差より大きい場合には前記圧力要求信号を変化させる手段(2 02)とを備えることを特徴とする請求項(1)記載の流体圧式ブレーキ機構。
■ 前記ブレーキ圧力制御手段(150)はタイミング手段(208,214゜ 224)を備えており、このタイミング手段は、前記公差信号の先の変化におけ る所定の時期内に生じた公差信号の値の変化に起する請求項(111記載の流体 圧式ブレーキ機構。
(Is) 前記ブレーキ圧力制御手段(150)は、直前の制御サイクルにおい てブレーキ圧力が上昇したか、あるいは下降したかによって応答し、最後のサイ クルにおいて先の変化の所定の時間内にブレーキ圧力が変化した方向と反対の方 向への変化を防ぐ手段(213,222)を備えていることを特徴とする請求項 (12)記載の流体圧式ブレーキ機構。
(14)前記ブレーキ圧力制御手段(150)は、前記第一減速信号より大きい 前記第二減速信号に応答してブレーキ圧力の変化を防ぐ手段(216)を備えて いることを特徴とする請求項00)記載の流体圧式ブレーキ機構。
(Is) 前記制御手段(150)は前記公差信号に基づく制御と前記圧力信号 のみに基づく制御との間の転換を円滑にする手段(264,268)を備えてい ることを特徴とする請求項(4)記載の流体圧式ブレーキ機構。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輪と、該車輪を制御するブレーキとを備える車両に用いる流体圧式ブレ ーキ機構において、 車輪の回転速度の関数として変化する車輪速度信号を発する車輪速度検知手段と 、 前記車輪速度信号に応答して、計算された前記車両の減速値を表す前記車輪速度 信号の関数として車両減速信号を発する手段と、 操縦者に応答して出力信号を発する操縦者応答手段と、前記出力信号に応答して 、操縦者が要求する要求減速値を表す減速要求信号を発する手段と、 前記車両減速信号と前記減速要求信号との差の関数として公差信号を発する手段 と、 前記公差信号の関数として前記ブレーキに連通するブレーキ圧力を制御するブレ ーキ圧力制御手段とからなる流体圧式ブレーキ機構。
  2. (2)前記操縦者応答手段は解放位置と操作位置との間において移動可能であり 、前記出力信号は前記解放位置と前記操作位置との間において前記操縦者応答手 段の関数として変化するものであることを特徴とする請求項(1)記載の流体圧 式ブレーキ機構。
  3. (3)前記出力信号の関数として圧力要求信号を発する手段をさらに備え、 前記ブレーキ圧力制御手段は、車両の所定の状況に応答して前記圧力要求信号を 前記公差信号の関数として修正する手段を備えていることを特徴とする請求項( 1)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  4. (4)前記出力信号に応答して、圧力要求信号を発する手段をさらに備え、 前記ブレーキ圧力制御手段は、車両の所定の状況に応答して前記圧力要求信号の 関数としてのみ前記ブレーキヘのブレーキ圧力の連通を制御し、前記公差信号は 無視する手段を備えていることを特徴とする請求項(1)記載の流体圧式ブレー キ機構。
  5. (5)前記車両の所定の状況に応答する手段は、車両速度が所定の速度以下に落 ちる時期を検知する第一状況応答手段と、 車両速度が所定の速度以下に落ちたときに前記ブレーキ圧力の制御を要求減速レ ベルから要求ブレーキ圧力レベルに切り換える切換手段とを備えていることを特 徴とする請求項(4)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  6. (6)前記車両の所定の状況に応答する手段は、ブレーキが作動している間にお ける車両の加速に応答して、その加速が起こったときに、前記ブレーキ圧力制御 を要求減速レベルから要求ブレーキ圧力レベルに切り換える第二検知手段を備え ていることを特徴とする請求項(4)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  7. (7)前記車両の所定の状況に応答する手段は、前記車輪速度信号が発せられな いことに応答して、前記ブレーキ圧力制御を前記圧力要求信号の関数としてのみ 変換することを特徴とする請求項(4)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  8. (8)前記車輪速度検知手段は、 前記車輪のうちの一つ以上の車輪の速度に基づいて信号を発する手段と、 その信号を識別し最速の車輪を表す信号を選定された速度信号として取り出し、 この選定された速度信号の関数として前記車両減速信号を発する手段とを備えて いることを特徴とする請求項(1)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  9. (9)前記車両減速信号発生手段は、 前記選定された速度信号に応答して、比較的短い時間にわたって前記選定された 信号により表された車輪速度の値を表す一連のデータを発生する手段と、 連続するデータのアレイを記憶する手段とを備え、前記車両減速信号発生手段は 前記データの関数として前記車両減速信号を発生することを特徴とする請求項( 8)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  10. (10)前記車両減速信号発生手段は、前記データの大きな値に基づく第一車両 減速信号と前記データの小さい値に基づく第二車両減速信号とを発生する手段を 備えていることを特徴とする請求項(9)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  11. (11)前記減速要求信号の所定の割合に基づいて許容信号を発生する手段と、 前記減速要求信号と前記車両減速信号との差を表す信号を発生する手段と、 前記差が前記許容差より大きい場合には前記圧力要求信号を変化させる手段とを 備えることを特徴とする請求項(1)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  12. (12)前記ブレーキ圧力制御手段はタイミング手段を備えており、このタイミ ング手段は、前記公差信号の先の変化における所定の時期内に生じた公差信号の 値の変化に起因するブレーキ圧力の変化を禁止するものであることを特徴とする 請求項(11)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  13. (13)前記ブレーキ圧力制御手段は直前の制御サイクルにおいてブレーキ圧力 が上昇したか、あるいは下降したかに応答し、最後のサイクルにおいて先の変化 の所定の時間内にブレーキ圧力が変化した方向と反対の方向への変化を防ぐもの であることを特徴とする請求項(12)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  14. (14)前記ブレーキ圧力制御手段は前記第一減速信号より大きい前記第二減速 信号に応答してブレーキ圧力の変化を防ぐものであることを特徴とする請求項( 10)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  15. (15)前記制御手段は前記公差信号に基づく制御と前記圧力信号のみに基づく 制御との間の転換を円滑にする手段を備えていることを特徴とする請求項(4) 記載の流体圧式ブレーキ機構。
  16. (16)車輪と、該車輪を制御するブレーキとを備える車両に用いる流体圧式ブ レーキ機構において、 車輪の回転速度の関数として変化する車輪速度信号を発する車輪速度検知手段と 、 前記車輪速度信号に応答して、計算された前記車両の減速値を表す前記車輪速度 信号の関数として車両減速信号を発する手段と、 操縦者に応答して出力信号を発する操縦者応答手段と、前記出力信号に応答して 、圧力要求信号を発生する圧力要求信号発生手段と、 前記出力信号に応答して、操縦者が要求する要求減速値を表す減速要求信号を発 する手段と、 前記車両減速信号と前記減速要求信号との差の関数として公差信号を発する手段 と、 前記圧力要求信号または前記公差信号のいずれか一方の関数として前記ブレーキ に連通するブレーキ圧力を制御するブレーキ圧力制御手段とからなり、 前記制御手段はモード転換手段を備え、該モード転換手段は車両の所定の状況に 応答して、前記公差信号の関数である信号により前記ブレーキが制御される第一 モードから、前記圧力要求信号の関数のみにより前記ブレーキが制御される第二 モードへ転換するものである流体圧式ブレーキ機構。
  17. (17)前記モード転換手段は、前記車輪速度信号に応答して、前記車輪速度セ ンサの値が所定の値以下になったときに前記第二モードに転換することを特徴と する制御(16)記載の流体圧式ブレーキ機構。
  18. (18)前記車軸速度検知手段は、各車輪を表す速度信号を識別し最速の車輪を 選択する手段を備えており、この最速の車輪を表す信号が前記車輪速度信号とな り、前記車両減速信号発生手段はこの車輪速度信号に応答して前記車両減速信号 を発生することを特徴とする請求項(17)記載の流体圧式ブレーキ機構。
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