JPH03500271A - インキ記録ヘツドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法及び装置 - Google Patents
インキ記録ヘツドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法及び装置Info
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- JPH03500271A JPH03500271A JP63507541A JP50754188A JPH03500271A JP H03500271 A JPH03500271 A JP H03500271A JP 63507541 A JP63507541 A JP 63507541A JP 50754188 A JP50754188 A JP 50754188A JP H03500271 A JPH03500271 A JP H03500271A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ンキ ヘッドの ノズルか゛の
インキ の の酢 。
本発明は、請求項1記載の上位概念に記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルから
のインキ滴の押出しの監視方法と、この方法を実施する装置に関する。
インキ記録装置による記号又はグラフィックパターンの表現は、個々のインキ滴
が、制御された方法でインキ記録ヘッドの吐出ノズルから押出されることに基づ
いている。このような装置はドロップオンデマンド(Drop−on−Dema
nd) (D OD )式装置と呼称される。
このようにして、記録担体とインキ記録ヘッドとの間の相対運動に起因して記号
又はグラフィックパターンは多数の単一点の形状でラスター状に記録担体の上に
形成される。従っていわゆるマトリクス表現又はマトリクス印字方法と呼称され
る。この方法で形成された記録の品質いわゆる文字品質(Schriftqua
litaet)は実質的に、文字を形成する滴の数に依存している。このように
して、例えば多数の列に配置されている多数の吐出開口部又はノズルを有するイ
ンキ記録ヘッドが開発された。これにより、記録担体の上に個々に付着された滴
を、これらの滴が重畳し、垂直方向と水平方向との双方に光学的に連続して見え
る線を形成するよいては各吐出ノズルに、例えば電気的に制御可能な圧電素子の
形式の固有の駆動素子が対応して設けられている。この駆動素子は、インキチャ
ネル及びインキ供給路と共働して支障なく作動するために、整合した動作特性を
有しなければならない。これらの単一システムのそれぞれが約4kHzの?W繰
返し周波数で動作し。
インキ記録装置が数年の間にわたりほぼ常時使用され、吐出ノズルが、100μ
mより小さい直径を有することも考慮すると、完全な作動能力に対する監視の重
要性が分かる。特に外部の影響、例えば塵埃、微細な紙屑、乾燥したインキ又は
ガス又は空気等がインキチャネルの中にはいり込むだけで吐出ノズルの故障が発
生し、ひいては文字品質の劣化が起こる。従って、このような障害を作動中に早
めに検出して、早めにこれに対処することが重大な関心事である。
一般に、記録ヘッドの正しい動作は使用者自身により特別の印字パターンの目視
検査を用いて検査される。
これは簡単ではなく、約60μmのオーダにある比較的小さい滴直径に起因して
非常に困難な観察を必要とし、このために屡々ルーペが必要である。特に、互い
に間隔を隔てて位置する2つの吐出ノズルが故障すると、肉眼では無理である。
総括的に見てこのような検査は満足のいくものではない。
このような形態の作動障害をインキ滴センサにより検出することは既に公知であ
る(西独特許出願公開第3310365号公報)9この場合、インキ滴のための
捕捉電極が設けられ、インキ滴は、捕捉1を極へ向かっての運動中に帯電される
。帯電されたインキ滴が捕捉電極に命中すると電気信号が形成され、この電気信
号は、障害のための測定及び伝達信号として評価することができる。
この公知の方法は、インキ滴を帯電するために(300Vまでの)比祿的高い電
圧を印加しなければなラナい特別の電極を必要とする。この結果、付加的な製作
コストがかかるだけでなく、電圧が高いために、電圧が印加されている部分に対
する防護手段を設けることも必要となる。
本発明の課題は、多数の吐出ノズルを有するインキ記録ヘッドの動作を、インキ
滴の命中を検出することにより、印字パターンの目視検査なしに検出することを
可能にし、付加的防護手段なしにそして僅かな回路技術的コストで測定結果を確
実かつ一義的に評価することを可能にし、比較的簡単な構成手段しか必要でなそ
の際に特にセンサプレートの製作、インキ滴センサの組立て及びインキ記録ヘッ
ドの中への組込みが改善され、しかもそれだけでなく製作工程におけるテスト及
び検査装置として、例えば保証装置としての使用が有利に改善される。
二の課題は、請求項】記載の特徴部分に記載の手段により解決される。他の実施
例はその他の請求項に記載されている。
第1図は本発明を説明するための原理図、第2図及び第3図はそれぞれインキ滴
センサとして設けられているくし形電極の1つの実施例を示す平面図又は断面図
、第4図はくし形電極の第2の実施例を示す平面図、第5図、第6図及び第7図
はそれぞれ評価回路の例を示す回路図又はブロック回路図、第8図はセンサブレ
ートの実施例を示す平面図及び断面図、第9図及び第10図はそれぞれセンサ装
置の実際に使用される実施例の平面図と断面図である。
実施例
第1図において、右側には公知のインキ記録ヘッド1が示され、インキ記録ヘッ
ド1はこの例においては、9つの吐出ノズル3を有するノズルプレート2.9つ
のインキチャネル5を有するヘッド部材4、及びこれらに対応して配置されてい
る駆動素子6、及びインキ供給部7から成る。インキ供給部7はインキ供給管8
を介して、図示されていないインキ貯蔵容器と連結されている。駆動素子6を個
別に制御することにより、対応して配置されているノズル3から個々のインキ滴
9が押出される。第1図の断面図に示されているノズル3は、図平面に垂直な多
数の列で多重に配置することもできる。従って、4つのこのような列は、32の
ノズルを有する1つの記録ヘッドを形成することもでき、その際に個々の列のノ
ズルは互いにずらして配置することができる。本発明のインキ滴センサは記録ヘ
ッド1に対して間隔10をおいて配置されている、このインキ滴センサは主に、
外部に導出されている2つの電極端子13及び14を有する、くし形電極として
形成されているセンサブレート12、及びこれらの背後又は下に配置されている
以降において吸込みブロック17と呼称され液体の受領および排出に用いられる
層から成る。くし形電極は少なくともインキ滴の命中点の領域において、インキ
滴の命中領域において互いに平行に走行する多数の導体路18.19を有する。
インキ滴の命中により供給される液体を排出する装置は、非導電性有孔材料から
成る。この装置は1つの層又は有利には多くの部分層から形成されていることも
ある。1!極端子13及び14は評価回路20と接続され、この評価回路20は
後述のように、くし形電極12に対する1つ又は複数のインキ滴の命中に依存し
て、対応する信号即ちセンサ信号S Mを送出する。
本発明の方法及びこの方法を実施する有利な装置の動作を次に、第2図及び第3
図を参照しながら説明する。第2図はインキ滴センサのくし形電極12の1つの
実施例を示す平面図であり、第3図は同実施例の断面図である。この例において
、くし形電極は2つのくし部分121及び122により形成され、導体路18及
び19を有するくし部分121及び122はここでは、非導電性多孔層から成る
吸込みブロック17の上に取付けられている。これらのくし部分121及び12
2のそれぞれには電気的に外部から電極端子13及び14を介して接続すること
ができる。
第3図は詳細な断面構造を示す。吸込みブロック17は例えば、吸込み能力を有
する材料から成りそれぞれSl及びS2の厚さを有する2つの部分層15及び1
6から成る。最上の部分層には、上側が金層のつけられている絶縁シート21の
形の絶縁層が被着され、次いで絶縁シート21はくし形電極のピッチTに相応し
て形成され、導体路18及び19が設けられる。これにより、第2図及び第3図
に示されている構造が形成される。導体路18及び19を有するくし部分121
.122は高さLを有する。導体路18及び19はそれぞれ幅Aを有し互いに間
隔Bをおいて走行する。
これによりピッチT=A+Bが決まる。インキ滴センサが直径りのただ1つのイ
ンキ滴を検出した場合には、隣接する導体路18と19との間の電気抵抗橋絡と
ひいてはくし部分121と122との間の電気抵抗橋絡を形成するためにT≦D
でなければならない、第3図の例から、インキ滴9が、インキ滴センサの表面に
命中した時にこの条件を満足し、従って隣接する導体路の間の抵抗が著しく低下
し、電極端子13及び14においてこの抵抗の低下は評価回路により評価するこ
とができ、る。インキ液9の命中の後にインキ液はまず、上部の多孔部分層15
により吸込まれ、下方に向かって搬送され、最終的に第2の部分層16の中に侵
入する。非導電性多孔部分層15及び16は、毛細管現象を有する一種の吸込み
ポンプとして作用する9二の吸込みポンプの効率は多孔度の選択ヌび/又は部分
層の数又は厚さSl、S2の選択により特定の用途に対して調整可能である。第
3図に示されている実施例に対しては次の寸法が特に有利であることが分かった
。
A=B=40μm
H(金電極)=16μm
L=50μm
S 2= 1.50111
2、つの層15及び16の多孔度P1及びP2は異なる2個々の層の多孔度が、
くし形電極からの間隔の増加と共に増加すると有利である(P、2>PI、1.
これにより、液体搬送が有利には上部の部分層15がら下部の部分層16に行な
われることが保証される。これは、くし形電極の近傍の空間から急速にインキが
排出されることと、従って、短い時間間隔で到来する単−滴を確実に検出するこ
とが可能であることとの利点を有する。異なる多孔度を有する個々の部分層15
及び16の材料として有利には、上部の部分層15のためにはデユラン フィル
タガラスが、下部の部分層16のだめにはいわゆるミリボア(Mi 1lipo
re)フィルタベーパが適している。この場合、上部の多孔性部分層15の細孔
寸法は0.01と0.02との間にあることもあり、下部の多孔性部分層16の
細孔寸法は0.005と0.01mmとの間にあることもある。前述のくし形構
造は有利には公知の薄膜技術又は厚膜技術により製造可能である。
このようなくし形構造に、前もって与えられている導電度を有するインキ液が命
中すると、2つのくし部分の間の導体路の電気抵抗は飛躍的に変化する。2つの
層の内部へ液体を毛細管現象により吸込むことによりインキ液を除去することに
より、電気的に互いに接続されていないくし部分121と122の間で測定可能
な抵抗は時間的に再び増加し、従って、部分層15及び16の多孔度PI、P2
とインキの特性とに依存する吸込み時間の経過後に新たな、例えば記録ヘッドの
別の1つのノズルから押出されたインキ液を同様な方法で検出することができる
。前述の寸法値により、約20m5の間隔での個々のインキ液の命中を検出する
ことができる。
ピッチTとインキ液の直径りとの間に関係T≦Dが成立する前述の装置により、
ただ1つの滴の命中でも確実に測定可能である。1つの単−滴の直径りより大き
いピッチTを設定する(T≦D)ことは本発明の範囲内にある。これにより、記
録ヘッドの1つのノズルから短い時間間隔で順次に吐出される多くの単−滴の命
中を確実に検出することが可能である。即ち、くし形電極に対して個々のインキ
液がある時間内に命中すると、新たに命中する各滴により、2つの隣接する導体
路の間の液体量は、この液体量がこれらの2つの導体路の間に電気接続を形成す
るまで増加する。このようにして、例えば3番目に到来した滴により初めて顕著
に飛躍的な抵抗変化が発止されることが可能である。
この場合に、インキ液体の毛細管現象により吸込みを作用する個々の層の多孔度
を対応して調整することも本発明の技術の範囲内にある。従って実際の上でこれ
は、ピッチがT)Dであり、吸込みブロックが多くの部分層から成る場合に、こ
この部分層の多孔度が、第3図に関連して説明したように上から下へ向かって増
加するように選択されることを意味する。
第2の実施例において、くし形電極装置の構造は、バイファイラに配置されてい
る導体路として形成され、これによりくし構造の導体路を制御可能に例えば個々
の測定休止期間の間に互いに接続することができる利点が得られる。これに関す
る1つの例は第4図に示されている。
第4図において、2つのくし部分123及び124の導体路181及び191は
ミアンダ状に吸込みブロック17の上に装着されている。この構造と導体路18
1及び191の形状は、第3図に関連して説明したように構成される。前と同様
に導体路はインキ液の命中点の領域において互いに平行に走行する。前述の実施
形態と異なり、ここに記載の実施例により、外部に案内される電極端子13及び
14の他に電極端子の第2の対23及び24が設けられており、電極端子23及
び24を介して導体路181と191とを電気的に互いに接続することができる
。測定動作の持続時間にわたり、即ちインキ液の命中が検出される期間にわたり
電極端子23と24は互いに接続されない。この場合に、インキ液の命中を検出
する動作が、第2図及び第3図に基づき説明したように行われる。即ち、インキ
液が検出されないと、測定休止期間に作動される図示されていないスイッチを介
して電極端子23と24を互いに接続することができる。これにより、図示され
ていない、電極端子13及び14に接続可能な電源を用いて測定休止期間に導体
路181及び191を加熱するために用いひいてはインキ液を蒸発するために用
いることが可能である。これにより、吸込みブロックの毛細管現象の他に蒸発に
よる液体除去が加わる利点が得られる。
くし形電極の導体路の経路の途中における突然の抵抗の低下を伴うインキ液の命
中を評価するために、インキ液の命中毎にセンサ信号SMを送出する回路装置が
設けられている。このための実施例を第5図は示している。図中示されている回
路は実質的に、固定抵抗30と変化する測定抵抗31とから成る。変化する測定
抵抗31は、くし形電極の導体路18と19との間(第2図)又は導体路181
と191との間(第4図)のその都度に実際の抵抗値を表す、即ち図示の回路は
この個所においてくし形電極の電極端子13及び14と接続されている。分圧器
の抵抗30と31との間のタップは比較器32の入力側と接続されている。この
接続は、分圧器回路3o、31のタップ点において調整される電圧値Umがぞの
都度の瞬時値として抵抗39を介して直接に比較器32の一方の入力側に、積分
素子35.36を介して平均値IJmmとして他方の入力側に供給される。別の
抵抗34は、比較器32の動つの入力側におけるバイアス電圧を発生するために
用いられる。比較器32に後置接続されている双安定マルチバイブレータ回路3
7は比較器32の出力信号から、図示されていない後続のプリンタ制御装置のた
めのセンサ信号SMを形成する。双安定マルチバイブレータ37の動作は次のよ
うである。プリンタ制御装置により記録ヘッドの中でインキ滴が押出されてイン
キ滴がくし形電極の上に命中すると、突然に抵抗が低下する。このようにして測
定抵抗31は小さくなり、従って短時間にわたり瞬時値Umは時間的平均値1J
mmより一小さくなる。第5図の例において、比較器32の出力側で1からOへ
の短時間にわたるレベル変化が発生する。この移行は双安定マルチバイブレータ
回路37で一時記憶され、プリンタ制御装置により更に処理される。滴を検出し
た後に双安定マルチバイブレータ37はそのリセット入力側を介してリセット信
号Rによりリセットされ、このようにしてセンサは、記録ヘッドの別の1つのノ
ズルからの次のインキ滴が命中するのを検出し評価するために作動される。
プリンタ制御装置による滴の押出しの指示と、センサ信号の発生との間の時間を
監視することにより、個々のノズルの動作能力を検査することが可能である。
プリンタの構成、滴の飛翔時間、インキの組成等の前もって与えられているパラ
メータに依存して調整可能である特定の時間の経過後に跳躍的な抵抗変化が発生
しない場合にはプリンタ制御装置は、指示されたノズルが動作しないことを検出
する。
前述の回路装置は直流で動作する、即ち分圧器回路は正の電圧源とアースとの間
に接続されている。特定のインキ液を用いた場合にこのような接続構成はインキ
の分解を惹起することがあり、そのおそれは特に、インキ滴を評価するために短
時間の間隔で順次に到来する多くの抵抗低下が必要な場合に強い。測定可能な抵
抗低下を実現するために、インキ液にこの場合にはt≧100m5にわたり電流
を流す必要があるが、これは電解変化を惹起することがある。このようにして色
素が溶剤から分離することがあり、これによりインキ液は固化し、このようにし
て毛細管現象による吸込みはもはや不可能になる。
本発明の1つの実施例においてはこの問題は、インキ滴センサを交流により作動
することにより解決される。これに関する実施例は第6図に示されている。
第6図に示されている評価回路も分圧器を有し、この分圧器は固定抵抗30と、
導体路の間の実際の抵抗値を示す抵抗3】とから成る。しかしこの場合に分圧器
回路30.31は交流電圧発生器38に接続されている。これに加え1分圧器回
路30.31の分圧点と比較器32との間に復調器33が接続されており、復調
器33は、第7図に示されている回路構成においてはいわゆるピーク整流器とし
て動作する。従ってその出力側からは、分圧点における電圧の瞬時のピーク値に
相当する電圧値が取出される。
この電圧値は比較器32の一方の入力側に抵抗39を介して直接に、他方の入力
側に積分素子35.36を介して時間的平均値として供給される。比較器32に
おける比較、双安定マルチバイブレータ回路37の切換制御、及び図示されてい
ないプリンタ制御装置におけるセンサ信号SMの送出は、第5図に基づいて説明
したように行われる。
第6図の評価回路の1つの実施例としての詳細な回路構成が第7図に示されてい
る。
センサプレートの本発明による構成の1つの実施例を第8図に基づいて説明する
。この例には、第2図に示されている例に従った導体路の配置が基礎となってい
る。センサプレート25を製作するために、非導電性担体板26に金属膜が設け
られる。有利にはこれは、厚さ0.1ないし0.8mmのガラス板に蒸着によっ
てTi、Cuから成る下地金属化層が形成され行われる。
次いでこの板の両側表面にホトラック膜が被着される。次いで片側表面に感光技
術的に、後にセンサプレート25の上に所望される、導体路18.19を有する
くし形電極構造のパターンが形成され、このパターンに10ないし20μmのニ
ッケルめっきが施される。
後続の感光技術的工程で噴射窓28の領域の両側表面が露光され、この領域にお
ける下地金属化層を腐食した後にガラスが腐食されて除去され、このようにして
導体路18.19は、ガラスの無い噴射窓28の領域に張りわたる。付加的にこ
の腐食工程においていわゆる接触接続窓27が腐食されて開けられる。
センサプレート25はこれらの手段により非常に有利に製作することができ、簡
単な方法で吸込みブロックと接合し接触接続することができる。詳細は第9図及
び第10図に関連して説明する。
第9図(平面図)及び第10図(断面図)に示されている実施例はただ4つの異
なる部材から成る、即ちケーシング29と、吸込みブロック17と、センサプレ
ート25と、両側に配置されている接触接続ばね42とからである。非導電性合
成樹脂製噴射部として形成されているケーシング29はこれらの部材の収容のた
めに用いられ、ケーシング29、このケーシング29に対応して配置されている
係止ラグ4oを用いてプリンタシャーシ41の中に固定される。例えば吸込みセ
ラミック、フィルタガラス又は発泡材等の非導電性開放多孔性材料から成る吸込
みブロック17の表面特性には、インキ記録ヘッド1に向いている側に対して特
定の要求がなされるのみである。この面の平面度は、平面的なセンサプレート2
5がこの面に良好に装着することを保証するために、多孔性吸込みブロック17
の細孔寸法のオーダになければならない。第8図に基づいて説明したようにセン
サプレート25はくし部分121.122.導体路18,19、噴射窓28、及
び2つの接触接続窓27を有する。
吸込みブロック17に対して、導体路18.19が設けられている側が吸込みブ
ロック17に対向しているセンサプレート25を機械的に対応して配置すること
は、両側に配置されている多機能接触接続ばね42により行われる。本装置の組
立ての際に、ケーシング29の中に吸込みブロック17を取付け、次いで吸込み
ブロック17の上にセンサプレート25を装着した後にこれらの金属製の接触接
続ばね42は、ケーシング29の対応する導入開口部43の中に押込まれる。
接触接続ばね42は係止ラグ44を有し、係止ラグ44は、ケーシング29の中
へ導入する際に確実に切欠部45に係止される。これにより、接触接続ばね42
の端部に形成されている3つのラグ状ばね46がセンサプレート25の上に弾性
力を介して装着されることが保証される。本例においては、外部のそれぞれ2つ
のラグ状ばね46がセンサプレート25の担体上を押圧し・吸込みブロック17
の上にセンサプレート25が間隙なしに装着することを保証する。それぞれ中間
のラグ状ばね46は接触接続窓27の領域の中に位置し、その際に直接にくし形
電極構造18.19の上を押圧し、このようにして電気接触接続を形成する。接
触ばね42のそれぞれ他端は電極端子13又はJ4を形成する。規格のソケット
に対するフラット形プラグ47として形成されている端子を介して、くし形電極
構造から、図示されていない電気評価回路への電気接続が形成される。
前述のように、導体路18.19に噴射されたインキは毛細管現象により吸込み
ブロック】7の中に吸込まれる。吸込みブロック17の吸込み能力はその吸込み
体積とその材料と、インキと噴射テストの頻度とに依存する。吸込み体積を高め
るためと、吸込みの時間を短縮するために、本装置のケーシングの中に付加的な
インキ排出用開口部48を設け、吸込みブロック】7より高い多孔度の吸込み材
料で充填することができる。
くし形電極の導体路の経路の途中で突然の抵抗低下を伴う、インキ滴の命中の評
価は、1つ又は複数のインキ滴の命中毎にセンサ信号S Mを送出する回路装置
(第1図においては20)で行われる。
噴射窓28の高さはインキ記録ヘッドの外部ノズルの垂直間隔に整合されている
。噴射窓28の幅は、インキ記録ヘッドのノズル排出領域の水平延在度に整合さ
れている。ノズル装置が1列の場合には細い噴射窓28でよく、複数列の場合に
は対応して広い噴射窓28が必要となる。場所的に分離されているノズル列を噴
射窓28に対して時間的に順次に配向することも可能である。これはより有利で
ある、何故ならば細い噴射窓28は本装置の構造を細くすることを可能にし、ひ
いてはプリンタシャーシの全幅を小さくすることを可能にするからである。
本発明により構成された装置を用いる場合に、この装置を実際のプリンタ領域の
外側、例えば左側又は右側の行端部に設けると有利である。滴の押出しを監視す
るために、又は滴の命中を検出するために記録ヘッドは、この記録ヘッドが前述
のインキ滴センサに対して一定の間隔で対向する位置に動かされる。記録ヘッド
が例えば休止状態又は各記録又は印刷開始の前にこの位置をとり、そして作動開
始の前に監視動作が行われるようにすることが可能でありかつ有利である。その
際に1つ又は複数の吐出ノズルの故障が検出されると、多くの公知のインキ記録
ヘッドにおいて設けられている手動又は自動で実行可能である。プリンタの持上
げにより適時に、洗浄効果を有する短時間の噴射を行うことができる。
これまでは本発明を、主に滴の押出しを監視するためにプリンタ内に設ける面に
関して説明してきた。しかし、個々のインキ滴の飛翔速度を測定かつ調整するた
めに本発明による装置を用いることも本発明の技術の範囲内にある。吐出ノズル
とインキ滴センサの表面の間の間隔は既知であるので、押出し時点及び命中時点
を検出するだけでよく、これは例えばプリンタ制御装置で多大の電子的コストを
かけずに可能である。この方法は何よりも、多数の吐出ノズルを有するインキ記
録ヘッドの製作の場合に著しい利点をもっている、何故ならばこの場合には、個
々の電子構成部品及びセラミック部品(例えば圧電素子)の公差を完全に回避す
ることは不可能であるので、制御回路、駆動素子、インキチャネル及び吐出ノズ
ルから成る各システムを調整しなければならないからである。
前述のインキ滴検出装置は、プリンタの中で容易に取付は又は交換が可能である
コンパクトな構成を特徴とする。更にこの装置は全自動取付けの可能性を提供し
、好適なコストの技術で製作可能な4つの異なる構成部品を必要とするだけであ
る。
本装置は、多ノズル型記録ヘッドで動作するインキビームプリンタに非常に有利
に用いることができるだけでなく、経済的な品質保証にも適する、何故ならば本
装置は多ノズル型記録ヘッドの製作及び長期試験の際に有利に用いることができ
るからである。
記号リスト
ド・・インキ記録ヘッド
2・・・ノズルプレート
3・・・吐出ノズル
4・・・ヘッド部材
5・・・インキチャネル
6・・・駆動素子
7・・・インキ供給部
8・・・インキ供給管
9・・・インキ滴
10・・・間隔
12.25・・・センサプレート
13.14,23,24・・・電極端子15.16・・・部分層
17−・・吸込みブロック
18.19,181,191・・・導体路20・・・評価回路
121.122,123,124・・・くし部分21・・・絶縁シート
26・・・担体板
27・・・接触接続窓
28・・・噴射窓
29・・・ケーシング
3o・・・固定抵抗
31・・・測定抵抗
32・・・比較器
33・・・復調器
34.39・・・抵抗
35.36・・・積分素子
37・・・双安定マルチバイブレータ回路38・・・交流電圧発生器
40・・・係止ラグ
41・・・プリンタシャーシ
42・・・接触接続素子、接触接続ばね43・・・導入開口部
44・・・係止ラグ
45・・・切欠部
46・・・ラグ状ばね
47・・・フラット形プラグ
48・・・排出開口部
A・・・導体路の幅
B・・・導体路の間隔
D・・・インキ滴の直径
L・・・くし部分及び導体路の高さ
Pl、P2・・・部分層の多孔度
R・・・リセット入力側
FIG 2
FIG4
FIG 5
FIG 7
FIG 8
FIG 9
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.インキ滴の命中を評価するインキ滴センサによる、インキ記録ヘッドの吐出 ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法において、 所定のピッチ(T)で配置されくし形に形成されている導体路(18,19;1 81,191)を有しインキ記録ヘッド(1)の吐出ノズル(3)の前に位置す るセンサプレート(12,25)の上に少なくとも1つのインキ滴が命中するこ とにより発生する、少なくとも2つの隣接する導体路の間の抵抗の変化を評価回 路(20)で検出し評価し、監視又は測定期間の間に供給されたインキ液をセン サプレート(12,25)により毛細管現象を利用して排出することを特徴とす るインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法。 2.インキ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法を実施す る装置において、間隔(10)で吐出ノズル(3)の前に配置されているセンサ プレート(12,25)における、吐出開口部(3)に向いている方の表面をく し形電極として形成し、このくし形電極における、くし構造を形成する導体路( 18,19;181,191)が、導体路(18,19;181,191)の幅 (A)及び間隔(B)を決めるピッチ(T)を有し、次いでセンサプレート(1 2,25)に、少なくとも1つの非導電性多孔性層により形成されている液体排 出用吸込みブロック(17)を設け、センサプレート(12,25)の導体路( 18,19;181,191)と電気接続されている評価回路(20)が、セン サプレート(12,25)のくし形電極の表面に少なくとも1つの滴が命中する 際に発生する、少なくとも2つの隣接する導体路(18,19;181,191 )の間の抵抗変化を評価し、センサ信号(SM)を送出することを特徴とするイ ンキ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの請求項1記載の監視方法 を実施する装置。 3.くし形電極が2つのくし部分(121,122)から成り、各くし部分(1 21,122)が、評価回路(20)に接続されている電極端子(13,14) を有し、 一方のくし部分(121)の導体路(18)と他方のくし部分(122)の導体 路(19)とが舌状に滴の命中領域の中に交錯して延在し、そこでピッチ(T) を有するくし構造を形成することを特徴とする請求項2記載のインキ記録ヘッド の吐出ノズルからのインキ溝の押出しの監視方法を実施する装置。 4.バイファイラに配置されミアンダ状に走行し、インキ滴の命中領域の中でピ ッチ(T)を有するくし構造を形成している導体路(181,191)によりく し形電極を形成し、 バイファイラの導体路(181,191)のそれぞれ2つの端子(13,14) に評価回路(20)を接続し、他方の2つの端子(23,24)を互いに接続し ないことを特徴とする請求項2記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのイン キ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 5.バイファイラの導体路(181,191)のそれぞれ2つの端子(13,1 4)に評価回路(20)の測定休止期間の間に電源を接続し、この場合に他方の 2つの端子(23,24)を互いに接続することを特徴とする請求項4記載のイ ンキ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置 。 6.個々のインキ滴の命中を監視するためにくし構造のピッチ(T)を、1つの 個別のインキ滴の直径(D)より小さくか又はこれに等しくする(T≦D)こと を特徴とする請求項2ないし4のうちのいずれか1項に記載のインキ記録ヘッド の吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 7.それぞれ1つの吐出ノズル(3)から順次に押出された多くの単一インキ滴 の命中を監視するためにくし形構造のピッチ(T)を1つの個別のインキ滴の直 径より大きくする(T>D)ことを特徴とする請求項2ないし4のうちのいずれ か1項に記載のインキ記録ヘツドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方 法を実施する装置。 8.吸込みブロック(17)が、吸込み能力を有する非導電性材料から成ること を特徴とする請求項2記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押 出しの監視方法を実施する装置。 9.吸込みブロック(17)が、吸込み能力を有し異なる多孔度を有し同一又は 異なる厚さを有する非導電性材料から成る少なくとも2つの部分層(15,16 )から成り、 個々の層(15,16)の多孔度がくし形電極からの間隔の増加と共に増加する (P2>P1)ことを特徴とする請求項7記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズル からのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 10.導体路(18,19;181,191)とくし部分(121,122)と を電極として吸込みブロック(17;15,16)の上に装着されピッチ(T) に相応して形成されている絶縁シート(21)の上に形成することを特徴とする 請求項3ないし7のうちのいずれか1項に記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズル からのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 11.センサプレート(12,25)の導体路(18,19)とくし部分(12 1,122)とを担体板(26)の上に形成し、その際にくし部分(121,1 22)の上にそれぞれ少なくとも1つの接触接続窓(27)と、インキ溝の命中 領域の中に噴射窓(28)とを設け、 吸込みブロック(17)を収容するケーシング(29)と、吸込みブロック(1 7)を被覆するセンサプレート(12,25)とを設け、センサプレート(12 ,25)を吸込みブロック(17)と機械的に確実に接続し、かつ接触接続窓( 27)を介してセンサプレート(12,25)と電気接触する固定素子(42) を設けることを特徴とする請求項3ないし7のうちのいずれか1項に記載のイン キ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 12.ケーシング(29)が、側面に配置されているばね状の係止ラグ(40) を有し、この係止ラグ(40)によりケーシング(29)を着脱可能にプリンタ シャーシ(41)に固定することを特徴とする請求項11記載のインキ記録ヘッ ドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 13.ケーシング(29)をプリンタ領域の外に有利にはプリンタ領域の左側又 は右側の行端部領域においてプリンタシャーシ(41)に固定することを特徴と する請求項12記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの 監視方法を実施する装置。 14.ケーシング(29)の中に、付加的なインキ吐出用収容領域(48)を吸 込みブロック(17)の下に設けることを特徴とする請求項11記載のインキ記 録ヘッドの吐出ノズルからのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 15.固定素子(42)が、ケーシング(29)の両側に配置されている接触接 続ばねであり、これらの接触接続ばねの係止ラグ(44)は、ケーシング(29 )の中に接触接続ばね(42)を導入する際にケーシング(29)の切欠部(4 5)の中に係止し、これらの接触接続ばねのばね状ラグ(46)は圧力下におい てセンサプレート(12,25)の表面を把持し、その際にケーシング(29) の各側に少なくとも1つの接触接続ばねが接触接続窓(27)の領域の中に位置 することを特徴とする請求項11記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのイ ンキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 16.接触接続ばね(42)における、外部に案内される部分を差込み端子とし て構成することを特徴とする請求項15記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルか らのインキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 17.評価回路(20)が、固定抵抗(30)と導体路(18,19;181, 191)の端子(13,14)の間の抵抗(31)とから成り直流電圧源(+U )に接続されている分圧器回路と、分圧器回路の分圧点に接続されている比較器 (32)と、比較器(32)の出力側を介して制御可能な双安定マルチバイブレ ータ回路(37)とを含み、分圧器回路(30,31)の分圧点に発生する電圧 値(Um)を一方では直接に比較器(32)の一方の入力側に接続し、他方では 積分素子(35,36)を介して時間的平均値(Umm)として比較器(32) の他方の入力側に接続し、 比較器(32)の出力側を介して端子(13,14)の間の抵抗変化に依存して 双安定マルチバイブレータ(37)を切換制御して双安定マルチバイブレータ( 37)がセンサ信号(SM)を送出するようにし、 センサ信号(SM)の評価後に双安定マルチバイブレータ(37)を再びリセッ トすることを特徴とする請求項1記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのイ ンキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。 18.評価回路(20)が、固定抵抗(30)と導体路(18,19;181, 191)の端子(13,14)の間の抵抗(31)とから成り交流電圧発生器( 38)に接続されている分圧器回路と、分圧器回路(30,31)の分圧点に接 続されている復調回路(33)とを含み、 復調回路(33)の出力側を一方では直接に比較器(32)の一方の入力側に接 続し他方では積分素子(35,36)を介して比較器(32)の他方の入力側に 接続し、 比較器(32)の出力側を介して端子(13,14)の間の抵抗変化に依存して 双安定マルチバイブレータ(37)を切換制御して双安定マルチバイブレータ( 37)がセンサ信号(SM)を送出するようにし、 センサ信号(SM)の評価後に双安定マルチバイブレータ(37)を再びリセッ トすることを特徴とする請求項1記載のインキ記録ヘッドの吐出ノズルからのイ ンキ滴の押出しの監視方法を実施する装置。
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